JPH04102202U - 包装袋開口用の吸引パツド - Google Patents

包装袋開口用の吸引パツド

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JPH04102202U
JPH04102202U JP1264891U JP1264891U JPH04102202U JP H04102202 U JPH04102202 U JP H04102202U JP 1264891 U JP1264891 U JP 1264891U JP 1264891 U JP1264891 U JP 1264891U JP H04102202 U JPH04102202 U JP H04102202U
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JP
Japan
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pad
suction
long grooves
bag
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP1264891U
Other languages
English (en)
Inventor
修 荒木
Original Assignee
株式会社アテツクス
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 包装袋開口用の吸引パッドにおいて、包装袋
の大きさや種類を選ぶことなく確実に精度良く吸引でき
るようにする。 【構成】 互いに接離動作する動作体1の先端に対向状
に取り付ける各吸引パッド4a・4bの袋当接面3に、
長溝5を、高さを同じにして水平状に夫々形成する。そ
してこの長溝5に、動作体1の吸気孔1aと連通する吸
引孔2を夫々開口する。又一方のパッド4aの隣り合う
長溝5同士の間に、他方のパッド4bの長溝5を対向さ
せる。そして他方のパッド4bの長溝5の長さbを、一
方のパッド4aの隣り合う長溝5同士の間の距離aと同
じか又は短く形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は、包装袋の開口を吸引作用で行う際に用いる包装袋開口用の吸引パッド に関し、更に詳しくは精度の高い吸引状態を得られるように形成した包装袋開口 用の吸引パッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のパッドとしては、図6に示される如く、ゴム等の弾性材で例え ば吸盤状(以下、従来例Aという)や、或は板状(以下、従来例Bという)に成 型されたものがある。同図において、1は互いに接離動作する動作体である。従 来例Aの場合、この動作体1の吸気孔1aと連通する吸引孔2は、袋当接面3の 中心部に開口され、従来例Bの場合は吸引孔2がゴム板の長手方向に沿って例え ば等間隔で複数並列状に形成されていた。そして、このように形成されたパッド が、動作体1の先端に、従来例A、Bの場合とも対向状に取り付けられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来例Aの場合は、例えば吸盤の直径を大きく形成して少数のパッドで吸引作 用を行わせると、径が大きくなる分、通常、吸引漏れの状態が起き易くなる為、 吸着力が不安定になるものであった。その結果この従来品を、例えば大型の包装 袋の開口に使用する場合は、吸盤の直径が小さく作られたパッドを多数用意しな ければならないという不利益があった。
【0004】 又従来例Bの場合は、大型の包装袋の場合でもゴム板の長さを選定することに より対応できるから、上記した従来例Aの欠点を解消できる反面、吸引孔の数が 多くなる分、この吸引孔に吸い込まれる袋の箇所に皺が多くでき、その結果真空 が破壊され易く吸引漏れを来たし易いものであった。
【0005】 又従来例A、Bの場合とも、一対のパッドに吸引孔が対向した状態で夫々形成 されていたから、例えば通気性の材料で作られた包装袋の場合には吸引作用が打 ち消しあって吸着力の低下を招く惧れがあった。
【0006】 本案は、このような従来品が有する問題点に鑑み、提案されたものである。 従って本案の技術的課題は、包装袋の大きさや種類を選ぶことなく一対のパッ ドで吸引作用を確実に行え、精度の高い吸引状態を得られるように形成した包装 袋開口用の吸引パッドを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本案は、上記の課題を解決するために次のような技術的手段を採る。 即ち本案は、互いに接離動作する動作体1の先端に対向状に取り付けられ、各 動作体1の吸気孔1aと連通する吸引孔2を夫々有する一対状に形成された包装 袋開口用の吸引パッドにおいて、各パッド4a・4bの袋当接面3に長溝5が高 さを同じにして水平状に夫々形成され、この長溝5に吸引孔2が夫々開口され、 一方のパッド4aの隣り合う長溝5同士の間に他方のパッド4bの長溝5が対向 されると共に、他方のパッド4bの長溝5の長さbが一方のパッド4aの隣り合 う長溝5同士の間の距離aと同じか又は短く形成されたものである。
【0008】 又本案は、互いに接離動作する動作体1の先端に対向状に取り付けられ、各動 作体1の吸気孔1aと連通する吸引孔2を夫々有する一対状に形成された包装袋 開口用の吸引パッドにおいて、各パッド4a・4bの袋当接面3に長溝5が水平 状に夫々形成されると共に、各パッド4a・4bの対応する長溝5同士が高さを 違えて形成され、この長溝5に吸引孔2が夫々開口されるのでも良い。
【0009】
【実施例】
以下、本案の好適な一実施例を添付図面に従って説明する。 1は、互いに接離動作する動作体であり、4は、この動作体1の先端に対向状 に取り付けられ、各動作体1の吸気孔1aと連通する吸引孔2を夫々有する一対 状に形成された包装袋開口用の吸引パッドである。このパッド4は、この実施例 ではゴム材で成型されている。
【0010】 又5は、各パッド4の垂直面状に形成された袋当接面3に、高さを同じにして 水平状に夫々形成された長溝である。上記の吸引孔2は、この長溝5の中央部に 夫々開口されている。4aは、一方のパッドであり、このパッド4aの隣り合う 長溝5同士の間に、他方のパッド4bの長溝5が対向されている。又他方のパッ ド4bの長溝5の長さbは、一方のパッド4aの隣り合う長溝5同士の間の距離 aと、この実施例では同じ状態に形成されている。
【0011】 次にこの実施例の作用を説明する。 先ず吸引作用を開始すると、包装袋は、長溝5に吸い込まれて袋当接面3に吸 着される。この場合、他方のパッド4bの長溝5は、一方のパッド4aの隣り合 う長溝5同士の間に対向されているから、互いに吸引作用が影響を受けることは ない。
【0012】 以上の処において、本案の吸引パッド4では、上記の他方のパッド4bの長溝 5の長さが、一方のパッド4aの隣り合う長溝5同士の間の距離aより短く形成 されるのでも良い。
【0013】 又上記の長溝5が、例えば図3に示される如く、吸引パッド4の横断面視でテ ーパー状に形成され、先すぼまりの底部に吸引孔2が開口されるよう形成される のでも良い。この場合には、吸引作用が長溝5の長手方向の全体にわたって同じ 状態で得られるから、より吸引作用が確実になる。
【0014】 又上例では長溝5が、一方のパッド4aの袋当接面3の左右位置に対称状に一 対形成され、他方のパッド4bには一個形成されているだけであるが、本案の場 合、長溝5の数及び長さ等は、開口する包装袋の大きさなどに応じて任意に選定 されるので良い。
【0015】 更に本案は、図4に示される如く、長溝5が各パッド4a・4bの袋当接面3 に水平状に夫々形成されると共に、各パッド4a・4bの対応する長溝5同士が 高さを違えて形成され、この長溝5に吸引孔2が夫々開口されるのでも良い。同 図において、dは、一方のパッド4aの長溝5の下縁と、この長溝5に対応する 他方のパッド4bの長溝5の上縁との間の距離である。長溝5は、この距離が零 又は零より大きい状態になるよう各パッド4a・4bの袋当接面3に高さを違え た状態で形成されている。尚この場合本案では、例えば図5に示される如く、各 パッド4a・4bで長溝5の高さを交互に違えて形成する等、その組み合わせは 任意であり、要は、各パッド4a・4bの対応する長溝5同士が高さを違えて形 成されるのであれば良い。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように請求項1記載の本案の吸引パッドは、各パッドの袋当接面 に長溝が高さを同じにして水平状に夫々形成され、この長溝に吸引孔が夫々開口 されている。従ってこの吸引パッドでは、例えば大型の包装袋等の場合でも長溝 によって袋の口を左右方向にわたって広く吸着でき、又吸引孔の数が少なくて済 む分、皺の発生を抑えることができるから、皺によって吸着力が悪影響を受ける ことがない。又このパッドの場合は、一方のパッドの隣り合う長溝同士の間に他 方のパッドの長溝が対向されると共に、他方のパッドの長溝の長さが一方のパッ ドの隣り合う長溝同士の間の距離と同じか又は短く形成されているから、例えば 通気材料製の包装袋等の場合でも吸引作用が打ち消しあうことがなく、従って吸 引力の低下を来たすことがない。その結果本案の吸引パッドを使用すれば、袋の 大きさや種類を選ぶことなく、吸引作用を一対のパッドで確実にでき、精度の高 い吸引状態を得られるという実用上優れた効果を奏するものである。
【0017】 又請求項2記載の如く、各パッドの袋当接面に長溝が水平状に夫々形成される と共に、各パッドの対応する長溝同士が高さを違えて形成され、この長溝に吸引 孔が夫々開口される場合は、包装袋の口を左右方向にわたって同じ幅で吸引でき るから、開口する袋の口に縒れや歪みなどが生じないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案パッドの好適な一例を示し、Aは側面図、
BはAのBーB線から見た一方のパッドの正面図、Cは
AのCーC線から見た他方のパッドの正面図である。
【図2】図1BのIIーII 線における断面図である。
【図3】長溝の他の状態を示す一方のパッドの横断面図
である。
【図4】本案パッドの他の実施例を示し、Aは側面図、
BはAのBーB線から見た一方のパッドの正面図、Cは
AのCーC線から見た他方のパッドの正面図である。
【図5】図4の実施例の場合における長溝の他の形成例
を示し、Aは側面図、BはAのBーB線から見た一方の
パッドの正面図、CはAのCーC線から見た他方のパッ
ドの正面図である。
【図6】従来例を示し、Aは一部を切欠した横断面図、
Bは斜視図である。
【符号の説明】
1 動作体 1a 吸気孔 2 吸引孔 3 袋当接面 4a 一方のパッド 4b 他方のパッド 5 長溝 a 一方のパッドの隣り合う長溝同士の間の距離 b 他方のパッドの長溝の長さ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに接離動作する動作体の先端に対向
    状に取り付けられ、各動作体の吸気孔と連通する吸引孔
    を夫々有する一対状に形成された包装袋開口用の吸引パ
    ッドにおいて、各パッドの袋当接面に長溝が高さを同じ
    にして水平状に夫々形成され、この長溝に吸引孔が夫々
    開口され、一方のパッドの隣り合う長溝同士の間に他方
    のパッドの長溝が対向されると共に、他方のパッドの長
    溝の長さが一方のパッドの隣り合う長溝同士の間の距離
    と同じか又は短く形成された包装袋開口用の吸引パッ
    ド。
  2. 【請求項2】 互いに接離動作する動作体の先端に対向
    状に取り付けられ、各動作体の吸気孔と連通する吸引孔
    を夫々有する一対状に形成された包装袋開口用の吸引パ
    ッドにおいて、各パッドの袋当接面に長溝が水平状に夫
    々形成されると共に、各パッドの対応する長溝同士が高
    さを違えて形成され、この長溝に吸引孔が夫々開口され
    た包装袋開口用の吸引パッド。
JP1264891U 1991-02-14 1991-02-14 包装袋開口用の吸引パツド Pending JPH04102202U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011114524A1 (ja) * 2010-03-19 2011-09-22 株式会社フジシールインターナショナル 被嵌装置およびラベルオープナー

Cited By (3)

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WO2011114524A1 (ja) * 2010-03-19 2011-09-22 株式会社フジシールインターナショナル 被嵌装置およびラベルオープナー
JP5478712B2 (ja) * 2010-03-19 2014-04-23 株式会社フジシールインターナショナル 被嵌装置およびラベルオープナー
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