JPH0399656A - 脊柱湾曲異常矯正具 - Google Patents

脊柱湾曲異常矯正具

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JPH0399656A
JPH0399656A JP23761189A JP23761189A JPH0399656A JP H0399656 A JPH0399656 A JP H0399656A JP 23761189 A JP23761189 A JP 23761189A JP 23761189 A JP23761189 A JP 23761189A JP H0399656 A JPH0399656 A JP H0399656A
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Chikao Maeda
親男 前田
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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、頚椎上端付近或いは腰椎付近、さらには胸椎
を含めた脊柱全体に接当させ、頭、背中腰を左右に回転
成いはよじるようにして使用することによって、脊柱を
理想的な湾曲状態に保持させるための、脊柱位置矯正或
いは異常湾曲防止具の構造に関するものである。
[従来の技術及び背景] 脊柱は、からだの背側を縦に走る棒のような骨格であり
、その前端(人間では上端)に頭骨が続き、後端(人間
では下端)は尾(人間では尾部)となっている。
を椎動物のからだは、左右対称形であるから脊柱は背腹
方向に見ればほぼ真っ直ぐに走っているが、側面から見
ると、頚部から連部まで複雑な湾曲を繰り返している。
この湾曲は、からだを支えるための力学的及び建築学的
要請に従っているもので、動物の生態に応じたものとな
っている。
なかでも人間は直立歩行をするので他の動物には見られ
ない特有の湾曲を示す。つまり、第8図に示すように頚
部及び腰部においては前の方に凸湾し、胸部と仙連部と
では後の方に凸湾している。
但し、以上は前後の湾曲についてであって、正常な状態
では第9図(alに示すように左右についての湾曲はな
く、からだの対称軸と重なる形となっている。
しかし、まさにこの直立歩行の故に人間のを椎を構成す
る各部は、重い頭部を支える等の理由により昼間の活動
期に各部の間隔が僅かではあるが縮まったりずれて変位
する。通常は、夜間就寝時に筋肉が弛緩した状態で寝返
りを打つ等によりこれら骨の変位は自然の状態に復帰す
るが、柔らかい寝具のために寝返りがしにくいとか無理
な姿勢で就寝したりするとこれらの変位が解消されず、
変位が蓄積してついには前記正常な湾曲に異常が生じる
に到ることがある。
また、この前後及び左右に関する湾曲状態(正常湾曲)
は、習慣的(例えば、学校性側湾と呼ばれ机の高さやか
ばんの掛は方に原因があるとされるもの、女子の横坐り
など)、或いは静力学的(例えば下肢長の差異による骨
盤fIJi斜が代償的に引き起こす場合などが該当)な
原因によって湾曲に異常が発生する。
これらの異常は、前後方向には例えば第8図に点線で示
すように腰椎(特にその4番、5番)が後方に突出した
り、頚椎や腰椎の湾曲の度合が小さくなる状態で現出す
る。一方、左右方向には第9図(blに示すように頚椎
、胸椎及び腰椎の各部の湾曲となって現れる。尚これら
の湾曲異常は、を椎(頚椎、胸椎及び腰椎)を構成する
各部が本来有るべき相対的位置から横方向にずれたり、
上下に接する骨の向きが変位して骨の相対的距離が部分
的に異なって(ることなどにより生じる。そして、を椎
及びその近辺にはを椎神経や交感神経、これらから分岐
した迷走神経等が縦横に走り、を椎の異常湾曲によりこ
れらの神経を刺激するため、各部の痛みや内臓疾患等種
々の障害を誘発する。
これを、例えば頚部について述べてみると、頚椎部分は
、7個の小型で他に比して細い骨が後湾して連結したも
のである。頚椎の直ぐ上には非常に重量の大きい頭部が
あり、直下には太くてしかも肋骨を伴った胸椎がある。
これは、胴に対する頭の可動性を増加させるという点に
関しては、極めて好適な構造であると言える。従って頚
椎部分は、頭部を上下させるについても左右に動かずに
ついても十分機能し得る反面、頚椎自身を保持するにつ
いて筋肉その他に依存する度合は大きく、湾曲異常をお
こし易い構造であると言える。
勿論、例えばラグビーの前衛を担当する選手に見られる
「頚椎側湾」は、側湾姿勢が原因とされる湾曲異常であ
るが、これは選手生活をやめると直ること、即ち外的習
慣性を取り除くと治癒することから判断すると、比較的
解決しやすい障害であるとも言える。しかし、そうした
場合であっても一旦湾曲異常を来すと、肩コリや頭痛な
どの障害が生じることは稀ではなく、神経疾患や釘頭な
どに至る場合さえある。
頚部の後側上端付近は、正常な状態で、且つ成人の場合
で、体躯最後端から約8cm程度へこんでいる(第4図
L:この寸法は、概ね本人の中指の長さに均しい)。従
って、頚部湾曲異常を起こしている場合(この異常は上
記8cmよりも小さくなる方にしか生じない)、わずか
な異常の場合は、頚を廻す、のびをする、はおっておく
、等で回復するが、そうではない場合には、整体術その
他によって正常な状態まで戻す必要がある。
また、胸椎や腰椎についても、湾曲の正常な位置からズ
レるような事態は、種々の障害を起こす原因になってい
る。
例えば、脊柱(特に胸椎部分)側湾症が近時特に小、中
、高校生の健診で発見されることが多く問題となってい
るが、これ自体は特発性であることが多く (75%と
言われている)、また自覚症状が全くない場合も多い。
しかし、放置しておくと側湾が進行することもあり、両
肩の高さが異なっζくる、肺活量が減少する、心臓疾患
の原因となる、腰痛や足の痛みを起こす、等々の障害を
起こす可能性がある。
また、腰椎に湾曲異常があると、腰椎の上に位置する胸
椎や頚椎が、体躯の安定を図るための代償としての湾曲
異常を誘発しがちである。勿論、腰椎自体の湾曲異常は
、腰痛の直接の原因となるし、歩行困難や足の痛みを訴
える場合も非常に多い。
そうした意味において脊柱湾曲異常は、いずれかの位置
において顕著に認められたとしても、実際には脊柱全体
のその異常が波及している可能性があり、矯正又は防止
のためには、脊柱全体に注意を払う必要があると言える
[発明が解決しようとする課題] しかし、こうした湾曲異常は余程異常が進行しない限り
自覚症状がないものであるし、例えば頚椎について言え
ば、例え自覚症状である「肩コリ」 「頭痛」等が発生
した場合であっても原因である湾曲異常についての措置
が講じられることば稀であり、それらの症状に按摩や鍼
灸、頭痛薬など対症療法的に対応するのが普通である。
また、形成外科医や施術例が湾曲異常について措置をと
る場合、を椎に対して引張や加圧を加えることが通常で
あり、そのために筋肉が緊張してを椎を構成する骨の復
位を妨げるため、効果を生じないことが多い。更に、従
来提供されている多くの治療具も筋肉を緊張させるもの
が殆どである。
従って、予防具としても使用できる程度に簡単に取り扱
うことができ、効果の高い脊柱湾曲保持臭の出現が待た
れていた。
[課題を解決するための手段] そこで本発明者は、上記諸点に鑑み鋭意研究の結果遂に
本発明の脊柱湾曲異常矯正具を完成させたものであって
、その特徴とするところは、概ね中空の半円柱状のもの
であって、少なくとも該半円柱の湾曲面部分はゴム体に
より構成されており、その内側には偏心子を有するモー
ターが取設されているものである点にある。これは、言
わば就寝時に寝返りを打つことにより骨の変位を矯正す
る状態を人為的に成さしめるためのもので、適当な硬さ
、クツション性、保形性、及び振動により目的を達成さ
せる。
ここで本発明矯正具の全体形状を指す「中空の半円柱状
」という語は、カマポコ型に代表されるような曲面柱を
その長手方向に切断し且つ中心部を削り貫いた如き形状
を指す語であって、真円柱を2等分したものといった意
味で使用した語ではない。従って、円や楕円以外の湾曲
を有したものであってもこの概念に含まれるものとする
。また、カマボコでいえば、カマポコ板と接当する面が
、本発明矯正具の裏面、即ち布団や床に置かれる面とな
る。
湾曲面を構成する部分は、「ゴム体」により構成されて
いるが、この「ゴム体」とは、ゴム状弾性を示す板状体
を意味し、平板状のものを屈曲させて湾曲面を構成させ
てもよいし、適宜な径のゴムホースを半割りにして用い
てもよい。
「ゴム体」を用いるのは、からだに痛みを与えない適当
な硬さ、保形性、及びクツション性を有しているからで
あり、骨が当たった部分がへこみ且つ骨の並びの異常を
矯正することによる。
従って、「ゴム体」は荷重によりへたるような腰のない
ものでは困るし、薄いものを木や竹等硬いものの表面に
貼り合わしたようなものは、変形しないため人体に痛み
を与えるため筋肉が硬くなって好ましくない。
ゴム板の内側には、モーターが取設される。このモータ
ーの回転軸には偏心子が設けられておりモーター回転時
にはモーター自身が振動することとなる。この振動がゴ
ム体に伝達され、そしてゴム体に載せられた頚や背中、
腰等を振動させることとゴム板の押圧力により骨の並び
及び湾曲異常を矯正するというのが本発明矯正具の働き
である。
モーターはゴム板に直接取り付けても良いが、内側長手
方向に沿う形で保形板を取り付け、モーターはこの保形
板に取りつけるようにすれば、頚などを載せて載せた部
分だけが沈んでしまうといったこともないし、モーター
の振動をゴム体全体に伝達しやすいとも言えるので好適
である。
モーターの電源は、家庭用交流電源でも乾電池0 でも良い。なお、モーターに関して必要なコート類、ス
イッチ等の部材についてはどのような形式のものであっ
ても良い。また振動の強弱調整は、電圧を制御して行な
う。
また本発明の名称である「脊柱湾曲異常矯正具」に使用
している「矯正」の語義は、厳密には湾曲に異常が生じ
た後にそれを正規の位置に戻すことを指すが、本明細書
においては、そうした湾曲の異常を来すことがないよう
に、予防手段として利用した場合であってもその概念に
含めるものとする。「脊柱」は、頚椎、胸椎、腰椎を指
すものであり、そのいずれの部位についても使用が可能
である。
使用に際しては、これを床や布団或いはヘッド等の上に
置き、矯正箇所を接当させるようにした上でその上に仰
向きになって寝、次いで頚椎の場合(第3図(a))で
あれば頚(頭)を、胸椎の場合(第3図(b))であれ
ば肩や背中を、腰椎の場合(第3図(C))であれば膝
を立てた状態で脚を、いずれも左右に動かず運動をする
。なおこの運動は、本人が自分で動かずようにして行な
っても良いが一本人は矯正具上に単に仰向けになって寝
るだけで力を抜くようにし、筋肉を弛緩させた状態で他
人に動かしてもらうようにした方が矯正効果は大きい。
本発明矯正具の高さは、前述したように、通常の成人の
場合で頚と体躯の後端との距離差が標準で8cmである
ことから、この寸法より余り大きいことは好ましくない
。また湾曲異常の度合が大きい場合や老人、子供などの
ことも考慮し、5〜9cm、特に好ましくは7〜8cm
とする。頚部以外の箇所に使用する場合も概ねこの径の
もので使用できる。尚、湾曲異常の度合が大きい場合や
老人、子供に用いる場合、座蒲団等を間隙をおいて2枚
縦に並べその間に矯正具を置くとか、高さが低ければそ
の下に敷物を敷くことで高さ調節をすることもできる。
さらに、高さの変更を矯正具自身で行なうことができる
ようにしても良い。例えば、平板状のゴム体を湾曲させ
たり、径の大きなゴム体の径を小2 さくするようにした上でその幅を調整する形式のもので
あれば、その幅を変えることによって高さを幾分変更す
ることができる。
本発明矯正具の長さについてもその高さと同様限定しな
いが、就寝時に使用する通常の枕と同様若しくはそれよ
り幾分長いめが良<30〜50cmが良い。特に好まし
くは、40〜45cmが良い。
[実施例] 以下図面に示す実施例に基づいて本発明を更に詳細に説
明する。
第1図は本発明に係る脊柱湾曲異常矯正具1 (以下「
矯正具1」という)の−例の構造を明らかにするための
分解斜視図である。図より明らかなように、矯正具1は
、ゴム体2と保形板3、モーター4、保持板5等により
構成されている。
ゴム板2は、厚さ約1cm、長さ約40cm、巾約22
cmの天然ゴムの板の表面に布を貼り合わしたものであ
る。
保持板5は、アルミニウム製矩形状板の両側に3 立ち上がりのある部材であって、この立ち上がり部分に
ゴム板2の両側がビス留めによって固定される。大きさ
は、長さはゴム板2にほぼ等しく、幅はゴム板より狭く
約10cmである。従って、ビス留めすることによって
矩形板状であるゴム板2は第2図の如く湾曲し、矯正具
1の全体形状は空洞のあるカマボコ型のものとなる。
保形板3、モーター4は、共にゴム板2の内側に散設さ
れる。保形板3は、細長い鋼板であって湾曲の頂部内側
にビス留めによって固定され、モーター4はこの保形板
3を介してゴム板2に固定される。保形板3は、モータ
ー4を確実にゴム板2に取りつけるためのものであると
同時に、頚や腰を載せてゴム板2が部分的に沈んでしま
うような変形をするのを防ぐという効果も有することと
なる。
モーター4は、コード41及びプラグ(図示せず)、ス
イッチ(図示せず)を有しており、家庭用交流電源(1
0ov)によって駆動する。電圧を可変にすることによ
り、回転数を制御して振動の4 大きさを変える。
第3図は、矯正具1の側面図であって、ゴム板2の内側
空間内に、保形板3やモーター4が収設されている状態
を明らかにしている。モーター4が駆動されると、該モ
ーター4の回転軸に固設された偏心子42が回転するこ
とによって振動し、ゴム板2を振動させる。そのため、
モーター4と保持板5の底にはある程度の距離があるよ
うにしている。
第4図及び第5図(alは、矯正具1の使用状態を概略
的に示すためこれを頚部に使用した例を示すものであり
、矯正具1が下に置かれその上に人が仰向けになって寝
、頭を左右に振るようにして動かずことによって頚椎の
湾曲異常の矯正或いは予防効果を得ようとするものであ
る。使用した矯正具1の高さが高過ぎる場合tこは、頚
部が痛いとか咽頭が苦しいとか言う現象がおこることが
ある。
また、老人の場合骨に無理な力を加えることは禁物であ
る。このような場合には、床に布団や毛布等を隙間をお
いて2枚並べその間隙に矯正具1を5 おいて使用すれば良い。また、この左右に動かす運動自
体は、筋肉に力を入れさせないために第三者に頭を持っ
てもらった上で動かしてやるのが望ましいが、使用者自
身がこうした運動をするようにしても効果はある。
湾曲異常の矯正効果は、頚部に限らず、第5図(bl或
いは第5図(C1に示すように背中や腰部等に本発明矯
正具を当てて肩、背中、脚等を左右に動かずことによっ
て、脊柱全体について側湾前流や後湾のいずれの異常も
矯正しろる。
尚、前記各側では、カマボコ型をした矯正具1の湾曲部
分と底の平坦部分は別部材によったが、第6図にその概
略を示すように全てをゴム体2で構成してもよい。
また、第7図に示すように保持板5の幅を変えるように
構成することもできる。、即ち、第7図(alに示すよ
うに片方ずつに立ち上がりを有した15字形の板材のそ
れぞれの立ち上がり部分が両端になるような形で一部を
重ね合わせ、その下側板材51には螺子53が取り付け
られ、上側板材52に6 は該螺子53が遊嵌する長孔54が刻されており、両板
材51.52を!l!J螺子55にて締めるようにした
ものである。ゴム板2の両側は、それぞれ両板材51.
52の立ち上がり部分に固着される。
従って、長孔54のどの位置で蝶螺子55を締めるかに
よって、保持板の幅を変えることができ、それによって
矯正具1の高さや固さ(クツション性)をある程度変え
ることができる。或いは第7図(b)に示すように、両
板材51.52の立ち上がり部分に透孔56.57を設
け、該透孔56.57に棒状体58を挿通し、ネジ59
.60で締め付けて保持板5の幅を調整するようにして
もよい。
尚、第6図及び第7図(al、(b贋はモーター4は省
略しである。
本発明者は、第7図(alで示した矯正具1を試作し秘
密状態で8名の脊柱湾曲異常者に使用してもらったとこ
ろ、全員が全快した。振動を不快に感じた者は上記8名
の中にはいなかったが、どの程度の振動が最も快適であ
るかについては、個人差があったため、どの程度の振幅
、振動数のものが7 最適であるかについては確定できなかった。
またこの8名は、湾曲異常箇所やその軽重に差があるた
め同一の条件では使用せず個々の症状に応じ、また治癒
の段階に応じて使用時間を変えるようにした。以下その
中の2名について、詳述してみる。
■ 49才(男性) 34才時の交通事故で、右足部に変形を来した結果脚長
差を生じ、脊柱湾曲異常が発生。従事している職務が中
腰或いは前屈み姿勢をとることが多いものであるため、
U7ばしば痛み(主として腰痛)を訴えていた。
この患者に対し、本発明矯正具を腰部を中心に1回3分
ずつ1日3回使用してもらったところ、1週間で痛みが
取れた。更に1回5分を1日1回続行し約2ケ月で脊柱
湾曲が正常になった。
■ 66オ(女性) 10年程以前に、仰向けになると背中付近に痛み(限局
性なし)があるということで病院に8 行き、を椎後湾症と診断される。以後しばしば装具療法
によって痛みの軽減を図るが、効果見られず。3年程前
より、日常歩行すら困難になり杖を使用。
この患者に対し、本発明矯正具を腰部を中心に1回2分
ずつ1日1〜2回使用してもらったところ、約1ケ月で
杖なしで歩行できるようになった。その後1ケ月経過後
を椎後湾の状態を見たところほとんど正常となった。な
お、この患者の場合、最初の2日間は、装具を腰部に置
いて仰向けになることができなかったので、加療台に段
を設けて装具の実質高さを低くし、徐々にこの高さを高
くするという方法を採った。
その他の6名についても、大凡上記した時間・頻度で使
用してもらい、夫々良好な結果を得た。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように本発明に係る矯正具は、概ね
中空の半円柱状のものであって、少なくとも該半円柱の
湾曲面部分はゴム体により構成されており、その内側に
は偏心子を有するモーターが散設されているものである
ことを特徴とするものであり、以下述べる如き種々の効
果を有する極めて高度な発明である。
■ 布団や床等の上に置き、その上に仰向けになって適
宜箇所に接当させて身体を左右に動かずようにして使用
すると、椎柱湾曲を正常な状態に保持或いは矯正するこ
とができることになる。
■ 特別な技術を有する者の手によることなく、矯正ま
たは防止のための運動をすることができる。
■ 構造が簡単で、且つ付属設備もほとんど必要ないの
で、安価に提供できる。
■ マツサージ効果があるためか、使用当初は軽い痛み
を感しることはあっても、ある程度の期間使用を続ける
と使用後に爽快感があり、長期使用を阻害する苦痛感を
生しさせないようになる。
【図面の簡単な説明】
0 第1図は本発明に係る脊柱湾曲異常矯正具の実施例の一
つを示す概略分解斜視図、第2図は本発明に係る脊柱湾
曲異常矯正具の実施例の一つを示す斜視図、第3図はそ
の側面図、第4図は本発明に係る脊柱湾曲異常矯正具の
使用状態を示す概略側面図、第5図(al till 
(C)は使用箇所が異なる本発明矯正具の使用状態を示
す概略斜視図、第6図は他の例を示す概略側面図、第7
図(al、(blは更に異なる他の例を示す概略断面図
である。また、第8図及び第9図(al、(blは脊柱
の湾曲状態を示すもので、第8図は概略側面図、第9図
(alは正常な概略背面図、第9図(b)は変形した異
常な湾曲状態を示す概略背面図である。 1・・・脊柱湾曲異常矯正具 2・・・ゴム体 3・・・保形板 4・・・モーター 5・・保持板 1 \、−/ 01−

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.概ね中空の半円柱状のものであって、少なくとも該
    半円柱の湾曲面部分はゴム体により構成されており、そ
    の内側には偏心子を有するモーターが取設されているも
    のであることを特徴とする脊柱湾曲異常矯正具。
  2. 2.該半円筒の矩形状平面部分は、2枚の部材が重複し
    ながらその幅の変更を可能とするものであり、それによ
    って湾曲部の高さを変更可能とした特許請求の範囲第1
    項記載の脊柱湾曲異常矯正具。
  3. 3.湾曲面部分内側に取設されるモーターは、湾曲部長
    手方向に沿ってその内側に取設される保形板に取設され
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載の脊柱湾曲異
    常矯正具。
JP23761189A 1989-09-13 1989-09-13 脊柱湾曲異常矯正具 Pending JPH0399656A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05507224A (ja) * 1990-06-28 1993-10-21 テシェ,ジャン 脊柱用運動具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05507224A (ja) * 1990-06-28 1993-10-21 テシェ,ジャン 脊柱用運動具

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