JPH0398475A - 超音波駆動モータ用ライニング材及びそれを用いた超音波駆動モータ - Google Patents
超音波駆動モータ用ライニング材及びそれを用いた超音波駆動モータInfo
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- JPH0398475A JPH0398475A JP1235063A JP23506389A JPH0398475A JP H0398475 A JPH0398475 A JP H0398475A JP 1235063 A JP1235063 A JP 1235063A JP 23506389 A JP23506389 A JP 23506389A JP H0398475 A JPH0398475 A JP H0398475A
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Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、超音波振動を駆動源として弾性体に共振を起
こさせ、その共振運動を回転運動に変換する超音波駆動
モータなどに用いられるライニング材に関するものであ
る。
こさせ、その共振運動を回転運動に変換する超音波駆動
モータなどに用いられるライニング材に関するものであ
る。
従来の技術
圧電体振動を励振部として利用し、固体中に共振を起こ
させその振動を回転運動に変換する圧電体駆動モータ、
いわゆる超音波駆動モータは、その構造の単純さが大き
な特徴となっており,電子機器,カメラ,医療用機器な
どに広範な応用が見込まれている。しかし、超音波駆動
モータは、超音波振動を回転運動等に変換して用いるた
め、振動運動から回転運動等への変換部において、2種
の接触する媒質の摩擦が必ず生じる。摩擦による媒質の
摩耗や騒音を防ぐために、しゅう動面に1耐熱性有機素
材のフェルトに熱硬化性樹脂を含浸硬化させたライニン
グ材(特開昭62−23379号)あるいはゴムマトリ
ックスに芳香族ボリアミド繊維と無機充填材を分散させ
たライニング材(特開昭62−235385号)を用い
る提案がなされている。
させその振動を回転運動に変換する圧電体駆動モータ、
いわゆる超音波駆動モータは、その構造の単純さが大き
な特徴となっており,電子機器,カメラ,医療用機器な
どに広範な応用が見込まれている。しかし、超音波駆動
モータは、超音波振動を回転運動等に変換して用いるた
め、振動運動から回転運動等への変換部において、2種
の接触する媒質の摩擦が必ず生じる。摩擦による媒質の
摩耗や騒音を防ぐために、しゅう動面に1耐熱性有機素
材のフェルトに熱硬化性樹脂を含浸硬化させたライニン
グ材(特開昭62−23379号)あるいはゴムマトリ
ックスに芳香族ボリアミド繊維と無機充填材を分散させ
たライニング材(特開昭62−235385号)を用い
る提案がなされている。
発明が解決しようとする課題
しかしながら上記構成によれば、トルクの小さい超音波
駆動モータにおいて摩耗量、騒音を減少させる効果はあ
るものの、高トルク型超音波駆動モータでは摩耗量が大
きく、騒音を発生するという欠点があり、実用化にはな
お問題が残っていた。
駆動モータにおいて摩耗量、騒音を減少させる効果はあ
るものの、高トルク型超音波駆動モータでは摩耗量が大
きく、騒音を発生するという欠点があり、実用化にはな
お問題が残っていた。
かかる欠点を解決すべく、本発明は高トルク下でも耐摩
耗性にすぐれ、かつ騒音の発生が大幅に軽減されるライ
ニング材を提供することを目的とするものである。
耗性にすぐれ、かつ騒音の発生が大幅に軽減されるライ
ニング材を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段
前記課題を解決するために本発明の超音波駆動モータ用
ライニング材は、200℃以上の融点、もしくは熱分解
点を持つ微小な有機耐熱素材を主たる成分とし、不要振
動を吸収させて、騒音の発生を抑えるために3〜40%
の空隙を有するシート状物で構成したものである。
ライニング材は、200℃以上の融点、もしくは熱分解
点を持つ微小な有機耐熱素材を主たる成分とし、不要振
動を吸収させて、騒音の発生を抑えるために3〜40%
の空隙を有するシート状物で構成したものである。
作用
上記構成によれば、本発明の超音波駆動モータ用ライニ
ング材は高トルク型超音波モータに使用しても耐摩耗性
にすぐれ、しかも高速時のしゅう動音も大幅に軽減され
る。
ング材は高トルク型超音波モータに使用しても耐摩耗性
にすぐれ、しかも高速時のしゅう動音も大幅に軽減され
る。
実施例
次に本発明のライニング材を超音波駆動モータに用いた
実施例を第1図を参考にして説明する。
実施例を第1図を参考にして説明する。
基本的には超音波駆動モータは、ステータ部1およびロ
ータ部2より威り立っている。ステータ部1は、励振部
となる圧電体3、および圧電体3を接着した鉄あるいは
他の金属材料より或る駆動体4より構威されている。い
ま、圧電体3をN個に分極し、それぞれ隣り合う電極に
+,−の電界を印加することにより、第2図のように圧
電体3と駆動体4を張り合わせた部分の円盤の中心から
一定半径部にあるリング状の最大変形部は第3図のよう
にリング全体が波打った振動を行い、駆動体4の最大変
形部に設けられた突出部である振動増幅部5を振動させ
ることにより振動増幅部5に接触するライニング材9を
介してロータ部2を駆動する。尚、第1図において6は
ステータ支持部、7はステータ固定台、8はロータ部2
のシャフト、10は軸受、11は皿バネ12を介してシ
ャフト8に螺合され、ステータ部1とロータ部2を所定
の圧力で接触させるナットである。
ータ部2より威り立っている。ステータ部1は、励振部
となる圧電体3、および圧電体3を接着した鉄あるいは
他の金属材料より或る駆動体4より構威されている。い
ま、圧電体3をN個に分極し、それぞれ隣り合う電極に
+,−の電界を印加することにより、第2図のように圧
電体3と駆動体4を張り合わせた部分の円盤の中心から
一定半径部にあるリング状の最大変形部は第3図のよう
にリング全体が波打った振動を行い、駆動体4の最大変
形部に設けられた突出部である振動増幅部5を振動させ
ることにより振動増幅部5に接触するライニング材9を
介してロータ部2を駆動する。尚、第1図において6は
ステータ支持部、7はステータ固定台、8はロータ部2
のシャフト、10は軸受、11は皿バネ12を介してシ
ャフト8に螺合され、ステータ部1とロータ部2を所定
の圧力で接触させるナットである。
上記のように構威されたモータの駆動原理を説明すると
、ステータ部1の圧電体3に電圧を印加することにより
鉄等よりなる駆動体4の振動増幅部5を振動させる。こ
の振動増幅部5は軸方向および周方向の振動成分をもち
、振動増幅部5の各部は楕円軌跡を描く振動を生じる。
、ステータ部1の圧電体3に電圧を印加することにより
鉄等よりなる駆動体4の振動増幅部5を振動させる。こ
の振動増幅部5は軸方向および周方向の振動成分をもち
、振動増幅部5の各部は楕円軌跡を描く振動を生じる。
そのとき振動増幅部5にロータ部2の従動面に設けたラ
イニング材9を接触させるとロータ部2は軸方向成分を
吸収し周方向成分により一方向に回転する。ロータ部2
の回転を外部に取り出すことにより、超音波駆動モータ
が実現する。
イニング材9を接触させるとロータ部2は軸方向成分を
吸収し周方向成分により一方向に回転する。ロータ部2
の回転を外部に取り出すことにより、超音波駆動モータ
が実現する。
本発明はこのような超音波駆動モータにおいて、ステー
タ部1の振動増幅部5と従動面即ちライニング材9の材
料の組合せが重要なことを見いだしたもので、ステータ
の上下振動を適度に吸収して回転成分のみを有効に取り
出すことが出来るライニング材を提供するものである。
タ部1の振動増幅部5と従動面即ちライニング材9の材
料の組合せが重要なことを見いだしたもので、ステータ
の上下振動を適度に吸収して回転成分のみを有効に取り
出すことが出来るライニング材を提供するものである。
本発明の実施例によるライニング材9は、200℃以上
の融点、もしくは熱分解点を持つ微小な有機耐熱素材を
主たる成分とし、3〜40%の空隙を有するシート状物
で構成するものである。素材が微小であるとはシート内
構成要素が、繊維,パルブ粒子等の離散的な状態で存在
し、シート内に連続的に広がる樹脂マトリックスを含ま
ないことを意味する。
の融点、もしくは熱分解点を持つ微小な有機耐熱素材を
主たる成分とし、3〜40%の空隙を有するシート状物
で構成するものである。素材が微小であるとはシート内
構成要素が、繊維,パルブ粒子等の離散的な状態で存在
し、シート内に連続的に広がる樹脂マトリックスを含ま
ないことを意味する。
従来のように熱硬化性樹脂を含浸硬化させてなるライニ
ング材では硬い樹脂マトリックスによりライニング材全
体が一つの剛体のごとくなり、ステータの上下振動の吸
収能は低く験音が発生する。
ング材では硬い樹脂マトリックスによりライニング材全
体が一つの剛体のごとくなり、ステータの上下振動の吸
収能は低く験音が発生する。
また、ゴムマトリックスを用いると振動吸収能はあるも
のの摩耗が大きい。
のの摩耗が大きい。
本発明のシートはマトリックスによる振動吸収によらず
、シート中の空隙によって振動の吸収が可能なため、耐
摩耗性の優れた素材を幅広く選定することが可能である
。
、シート中の空隙によって振動の吸収が可能なため、耐
摩耗性の優れた素材を幅広く選定することが可能である
。
本発明のライニングを超音波モータに使用すると、ステ
ータの上下振動は空隙によって適度に吸収され、しゅう
動音、ブレーキ音は大幅に軽減される。空隙率が3%よ
り小さくなると振動吸収能が小さく騒音の発生を引き起
こす。又、空隙が40%より大きいとモータトルクの低
下が著しくかつモータロツク特性が悪化し、モータ停止
状態で長期間放置した時、振動増幅部がライニング材に
食い込みモータの起動が出来なくなる。
ータの上下振動は空隙によって適度に吸収され、しゅう
動音、ブレーキ音は大幅に軽減される。空隙率が3%よ
り小さくなると振動吸収能が小さく騒音の発生を引き起
こす。又、空隙が40%より大きいとモータトルクの低
下が著しくかつモータロツク特性が悪化し、モータ停止
状態で長期間放置した時、振動増幅部がライニング材に
食い込みモータの起動が出来なくなる。
本発明のライニング材は、前記のように空隙を有するた
めにしゅう動によって生しる熱の放散が悪化する。それ
ゆえに素材としては、耐熱性の良いものが適当である。
めにしゅう動によって生しる熱の放散が悪化する。それ
ゆえに素材としては、耐熱性の良いものが適当である。
それゆえ素材として用いられる有機物は少なくとも20
0℃以上の融点もしくは熱分解点を持つものが好適であ
る。即ち、芳香族ボリアミド,ポリイミド,ポリエーテ
ルエーテルケトン,ポリスルホン,ボリフェニレンスル
ファイド,ポリエーテルスルホン,ポリエーテルイミド
,ポリホスファーゼン,ボリアミド,ポリブチレンテレ
フタレート,ポリコーチレンテレフタレート,全芳香族
ポリエステル,フェノール,エボキシ,フッ素樹脂等が
使用される。
0℃以上の融点もしくは熱分解点を持つものが好適であ
る。即ち、芳香族ボリアミド,ポリイミド,ポリエーテ
ルエーテルケトン,ポリスルホン,ボリフェニレンスル
ファイド,ポリエーテルスルホン,ポリエーテルイミド
,ポリホスファーゼン,ボリアミド,ポリブチレンテレ
フタレート,ポリコーチレンテレフタレート,全芳香族
ポリエステル,フェノール,エボキシ,フッ素樹脂等が
使用される。
なお、本発明のライニング材に適度の量のカーボン繊維
.グラファイト粉末,二硫化モリブデン粉末,タルク等
の固体潤滑材を混合することもできる。
.グラファイト粉末,二硫化モリブデン粉末,タルク等
の固体潤滑材を混合することもできる。
次に本発明のライニング材の製法は、繊維,パルブ,粒
子を水中に分散させ、その水系スラリーから紙を抄造し
、得られた紙を積′層し熱圧プレスする方法、融点の異
なる2種以上の繊維から成る不織布あるいはフェルトを
低融点成分が変形可能な温度で熱圧プレスする方法、あ
るいは融点の興なる2種以上の粉末を混合し低融点成分
が変形可能な温度で熱圧プレスする方法などがあるが、
この方法に限定されるものではない。
子を水中に分散させ、その水系スラリーから紙を抄造し
、得られた紙を積′層し熱圧プレスする方法、融点の異
なる2種以上の繊維から成る不織布あるいはフェルトを
低融点成分が変形可能な温度で熱圧プレスする方法、あ
るいは融点の興なる2種以上の粉末を混合し低融点成分
が変形可能な温度で熱圧プレスする方法などがあるが、
この方法に限定されるものではない。
次に、各種ライニング材の内、本発明による実施例を以
下にしめす。
下にしめす。
実施例1
溶液剪断法によって得られたポリメタフェニレンテレフ
タルアミドパルブとポリメタフェニレンテレフタルアミ
ド繊維(2デニール,繊維長6IIIII1)とを水中
混合し、この水系スラリーから目付け60g/dの紙を
作成した。この紙を積層し熱圧成形し第1表に示すシー
トを作威した。
タルアミドパルブとポリメタフェニレンテレフタルアミ
ド繊維(2デニール,繊維長6IIIII1)とを水中
混合し、この水系スラリーから目付け60g/dの紙を
作成した。この紙を積層し熱圧成形し第1表に示すシー
トを作威した。
実施例2
ポリメタフェニレンテレフタルアミド繊11(2デニー
ル,繊維長1 nm )と粒径100〜500μmのポ
リエチレンテレフタレート粒子と粒径約10μmのポリ
テトラフルオ口エチレン粉末とを粉体のままミキサーで
混合し金型内で熱圧威形し第2表に示すシートとした。
ル,繊維長1 nm )と粒径100〜500μmのポ
リエチレンテレフタレート粒子と粒径約10μmのポリ
テトラフルオ口エチレン粉末とを粉体のままミキサーで
混合し金型内で熱圧威形し第2表に示すシートとした。
第1表,第2表に示す空隙率はシートの比重と構戒各要
素の比重から算出したものである。
素の比重から算出したものである。
比較例1
ポリメタフェニレンテレフタルアミド粉末を金型に入れ
温度350℃,圧力5 0 0kg/cIr下で成形し
空隙率がほぼ0であるシートとなした。
温度350℃,圧力5 0 0kg/cIr下で成形し
空隙率がほぼ0であるシートとなした。
比較例2
実施例1で用いたポリメタフェニレンテレフタルアミド
パルプ20wt%とボリメタフェニレンテレフタルアミ
ド繊維80wt%とから目付け60g/dの紙を作成し
た。この紙を積層し、温度260℃,圧力50kg/c
j下で熱圧成形しシートを作成した。このシートの空隙
率は50%であった。
パルプ20wt%とボリメタフェニレンテレフタルアミ
ド繊維80wt%とから目付け60g/dの紙を作成し
た。この紙を積層し、温度260℃,圧力50kg/c
j下で熱圧成形しシートを作成した。このシートの空隙
率は50%であった。
比較例3
ポリメタフェニレンテレフタルアミド繊維(2デニール
,繊維長3 8 wm )から成る目付け60g/jの
不織布にゴム変性エボキシ樹脂を含浸後加熱硬化させて
シートを得た。ゴムマトリックスと繊維の重量比率は9
:1であった。
,繊維長3 8 wm )から成る目付け60g/jの
不織布にゴム変性エボキシ樹脂を含浸後加熱硬化させて
シートを得た。ゴムマトリックスと繊維の重量比率は9
:1であった。
比較例4
市販のボリブ.ロビレン繊維紙〈日付け130g/d〉
を積層し、温度160℃,圧力10kg/c+#下で熱
圧プレスしシートを作成した。このシートの空隙率は1
5%であった。
を積層し、温度160℃,圧力10kg/c+#下で熱
圧プレスしシートを作成した。このシートの空隙率は1
5%であった。
(以 下 余 白)
実施例1〜2,比較例1〜4のライニング材を超音波駆
動モータに取りつけ比較実験を行った。
動モータに取りつけ比較実験を行った。
この結果を第3表に示す。
第3表
第3表中摩耗量は50rpmで1 500Hr駆動後の
ライニング材の厚みを実測し、初期値と比較したもので
ある。運転音は50rpmで運転時モータより4 c+
a離れた位置にマイクロホンを設置し測定した音圧レベ
ルである。また、起動トルクとは、通電時の最大トルク
である。
ライニング材の厚みを実測し、初期値と比較したもので
ある。運転音は50rpmで運転時モータより4 c+
a離れた位置にマイクロホンを設置し測定した音圧レベ
ルである。また、起動トルクとは、通電時の最大トルク
である。
実験結果により、微小な有機耐熱素材を主たる成分とし
て3〜40%の空隙を持つライニング材(実施例1及び
2)を超音波駆動モータに使用すれば摩耗量が少なく、
発生音も極めて低<(20dB以下〉かつ大きなトルク
を実現することが可能である。これに対し空隙率がほと
んどない樹脂タイプのもの(比較例1)は摩耗量が多く
かつ騒音が発生する。また、空隙率が40%を越えるも
の(比較例2)はトルクが低下し実用上難点がある。
て3〜40%の空隙を持つライニング材(実施例1及び
2)を超音波駆動モータに使用すれば摩耗量が少なく、
発生音も極めて低<(20dB以下〉かつ大きなトルク
を実現することが可能である。これに対し空隙率がほと
んどない樹脂タイプのもの(比較例1)は摩耗量が多く
かつ騒音が発生する。また、空隙率が40%を越えるも
の(比較例2)はトルクが低下し実用上難点がある。
更にゴムマトリックスを有するもの〈比較例3〉素材と
して耐熱性の低い有機物、例えば融点が160〜170
℃のボリブロビレンを使用するとく比較例4〉ライニン
グ材の表面が熱融解しステータ表面に粘着する現象があ
リモータが正常に動作せず実用上難点がある。
して耐熱性の低い有機物、例えば融点が160〜170
℃のボリブロビレンを使用するとく比較例4〉ライニン
グ材の表面が熱融解しステータ表面に粘着する現象があ
リモータが正常に動作せず実用上難点がある。
発明の効果
以上の実験結果から明らかなように、本発明のライニン
グ材を使用した超音波駆動モータは耐久時間が長く静か
で高トルクを実現し、実用性を高めるものである。
グ材を使用した超音波駆動モータは耐久時間が長く静か
で高トルクを実現し、実用性を高めるものである。
第1図は超音波モータの断面図、第2図はステータの中
心から一定半径部にあるリング部分の側面図、第3図は
第2図のリング部分が超音波振動により変形している状
態を示す側面図である。
心から一定半径部にあるリング部分の側面図、第3図は
第2図のリング部分が超音波振動により変形している状
態を示す側面図である。
Claims (4)
- (1)微小な有機耐熱素材を主たる成分とし、3〜40
%の空隙を有するシート形状の超音波駆動モータ用ライ
ニング材。 - (2)有機耐熱素材が200℃以上の融点、もしくは熱
分解点を持つ請求項1記載の超音波駆動モータ用ライニ
ング材。 - (3)振動成分をもつ励振部を有すると共に対摩耗性か
つ靭性を有する駆動面を形成したステータ部と、前記駆
動面よりも柔らかく、かつ耐摩耗性を有する従動面を前
記駆動面に接触させたロータ部とを備えた超音波モータ
において、前記従動面に微小な有機耐熱素材を主たる成
分とし、3〜40%の空隙を有するシート状ライニング
材を装備した超音波駆動モータ。 - (4)有機耐熱素材が200℃以上の融点、もしくは熱
分解点を持つライニング材を装備した請求項3記載の超
音波駆動モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1235063A JPH0398475A (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 超音波駆動モータ用ライニング材及びそれを用いた超音波駆動モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1235063A JPH0398475A (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 超音波駆動モータ用ライニング材及びそれを用いた超音波駆動モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0398475A true JPH0398475A (ja) | 1991-04-24 |
Family
ID=16980527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1235063A Pending JPH0398475A (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 超音波駆動モータ用ライニング材及びそれを用いた超音波駆動モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0398475A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6426375A (en) * | 1987-07-21 | 1989-01-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Lining material and ultrasonic driving motor using the lining material |
-
1989
- 1989-09-11 JP JP1235063A patent/JPH0398475A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6426375A (en) * | 1987-07-21 | 1989-01-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Lining material and ultrasonic driving motor using the lining material |
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