JPH039688Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH039688Y2 JPH039688Y2 JP1985040401U JP4040185U JPH039688Y2 JP H039688 Y2 JPH039688 Y2 JP H039688Y2 JP 1985040401 U JP1985040401 U JP 1985040401U JP 4040185 U JP4040185 U JP 4040185U JP H039688 Y2 JPH039688 Y2 JP H039688Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible sheath
- conductive wire
- distal end
- endoscope
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 claims 1
- 239000002872 contrast media Substances 0.000 description 12
- 210000000013 bile duct Anatomy 0.000 description 5
- 210000000277 pancreatic duct Anatomy 0.000 description 5
- 230000002183 duodenal effect Effects 0.000 description 4
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 3
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012777 electrically insulating material Substances 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は内視鏡の挿通チヤンネルを通じて生体
腔内に導入し、生体組織を切開する内視鏡用高周
波切開具に関する。
腔内に導入し、生体組織を切開する内視鏡用高周
波切開具に関する。
十二指腸乳頭部を切開するための高周波切開具
は電気絶縁性の可撓性シース内に導電性ワイヤを
挿通してなり、そのワイヤの先端部付近の途中は
可撓性シースの側壁に開口した一対の側孔を通じ
て外へ露出して高周波切開部を形成している（た
とえば実開昭58−89011号公報、実開昭58−
152912号公報参照）。さらに上記可撓性シースは
膵胆管へ造影剤を注入するためにも使用する。す
なわち、内視鏡による観視下で可撓性シースの先
端を膵管または胆管に差し込み、造影剤を注入す
るものである。
は電気絶縁性の可撓性シース内に導電性ワイヤを
挿通してなり、そのワイヤの先端部付近の途中は
可撓性シースの側壁に開口した一対の側孔を通じ
て外へ露出して高周波切開部を形成している（た
とえば実開昭58−89011号公報、実開昭58−
152912号公報参照）。さらに上記可撓性シースは
膵胆管へ造影剤を注入するためにも使用する。す
なわち、内視鏡による観視下で可撓性シースの先
端を膵管または胆管に差し込み、造影剤を注入す
るものである。
しかし、造影剤は高周波切開用の導電性ワイヤ
を挿通した可撓性シース内を通じて注入するた
め、造影剤が導電性ワイヤに付着し、そのワイヤ
の進退作動を損なわせたり、切除能力を低下せた
りする。さらに、上記側孔から造影剤が膵胆管以
外の部位に漏れることもある。また、可撓性シー
ス内の造影剤を洗い落す洗浄時にワイヤが邪魔と
なり、洗浄作業性を悪くしていた。
を挿通した可撓性シース内を通じて注入するた
め、造影剤が導電性ワイヤに付着し、そのワイヤ
の進退作動を損なわせたり、切除能力を低下せた
りする。さらに、上記側孔から造影剤が膵胆管以
外の部位に漏れることもある。また、可撓性シー
ス内の造影剤を洗い落す洗浄時にワイヤが邪魔と
なり、洗浄作業性を悪くしていた。
本考案は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは高周波切開用導電性ワイ
ヤの作動阻害をなくして円滑な動作を確保し、か
つ周波切開用導電性ワイヤの作動阻害をなくして
円滑な動作を確保し、かつ切除能力を確保すると
ともに、可撓性シースの洗浄が容易な内視鏡用高
周波切開具を提供することにある。
その目的とするところは高周波切開用導電性ワイ
ヤの作動阻害をなくして円滑な動作を確保し、か
つ周波切開用導電性ワイヤの作動阻害をなくして
円滑な動作を確保し、かつ切除能力を確保すると
ともに、可撓性シースの洗浄が容易な内視鏡用高
周波切開具を提供することにある。
本考案は可撓性シース内に高周波切開用導電性
ワイヤを挿通する通路とは別に上記シースの先端
部の開口端に開口する管路を形成し、その管路と
導電性ワイヤ用通路とを分離した内視鏡用高周波
切開具である。
ワイヤを挿通する通路とは別に上記シースの先端
部の開口端に開口する管路を形成し、その管路と
導電性ワイヤ用通路とを分離した内視鏡用高周波
切開具である。
以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明
する。
する。
第１図ないし第３図は本考案の第１の実施例で
ある。図中１は電気的絶縁性の材料からなる可撓
性シースであり、これは内視鏡の挿通チヤンネル
に挿通できるようになつている。可撓性シース１
の先端部側壁には第１図で示すようにその長軸方
向の前後にずれて一対の側孔２，３が開孔されて
いる。この側孔２，３には高周波切開用の導電性
ワイヤ４の先端部が挿通され、その先端部の途中
部分が可撓性シース１の外へ露呈し高周波切開部
５を構成している。また、導電性ワイヤ４の先端
は可撓性シース１の先端内に取付け固定された止
め部材６に対して取付け固定されている。導電性
ワイヤ４の基端側は上記可撓性シース内を通じて
第２図で示すように操作部本体７内に導かれる。
そして、この操作部本体７内に導かれた導電性ワ
イヤ４は図示しない操作用スライダにより進退操
作されるようになつている。なお、可撓性シース
１の基端部は連結管８を介して上記操作部本体７
に固定されている。
ある。図中１は電気的絶縁性の材料からなる可撓
性シースであり、これは内視鏡の挿通チヤンネル
に挿通できるようになつている。可撓性シース１
の先端部側壁には第１図で示すようにその長軸方
向の前後にずれて一対の側孔２，３が開孔されて
いる。この側孔２，３には高周波切開用の導電性
ワイヤ４の先端部が挿通され、その先端部の途中
部分が可撓性シース１の外へ露呈し高周波切開部
５を構成している。また、導電性ワイヤ４の先端
は可撓性シース１の先端内に取付け固定された止
め部材６に対して取付け固定されている。導電性
ワイヤ４の基端側は上記可撓性シース内を通じて
第２図で示すように操作部本体７内に導かれる。
そして、この操作部本体７内に導かれた導電性ワ
イヤ４は図示しない操作用スライダにより進退操
作されるようになつている。なお、可撓性シース
１の基端部は連結管８を介して上記操作部本体７
に固定されている。
一方、上記可撓性シース内には可撓性のチユー
ブ１１が挿通されている。このチユーブ１１の外
径は可撓性シース１の内径よりも小さく、たとえ
ば２分の１程度の外径になつている。さらに、チ
ユーブ１１の先端部分は第１図および第３図で示
すように止め部材６を貫通しており、その先端開
口１２は可撓性シース１の先端開口端に一致して
いる。また、チユーブ１１の基端側は第２図で示
すように操作部本体７に達し、その操作部本体７
に設けた口部材１３に接続されている。つまり、
チユーブ１１はその口部材１３の注入口１４に連
通する管路１５を形成し、これは導電性ワイヤ４
を挿通する通路１６とは別に独立して形成され
る。
ブ１１が挿通されている。このチユーブ１１の外
径は可撓性シース１の内径よりも小さく、たとえ
ば２分の１程度の外径になつている。さらに、チ
ユーブ１１の先端部分は第１図および第３図で示
すように止め部材６を貫通しており、その先端開
口１２は可撓性シース１の先端開口端に一致して
いる。また、チユーブ１１の基端側は第２図で示
すように操作部本体７に達し、その操作部本体７
に設けた口部材１３に接続されている。つまり、
チユーブ１１はその口部材１３の注入口１４に連
通する管路１５を形成し、これは導電性ワイヤ４
を挿通する通路１６とは別に独立して形成され
る。
しかして、上記高周波切開具を用いて十二指腸
乳頭部の狭窄部分を切開する場合には次のように
行なう。すなわち、あらかじめ体腔内に導入した
内視鏡の挿通チヤンネルを通じてその可撓性シー
ス１の先端を十二指腸乳頭部に導びき入れる。さ
らに、内視鏡による観察下でその可撓性シース１
の先端を乳頭部から胆管または膵管内へ挿入す
る。ついで、手元側の注入口１４に注射器等を接
続してチユーブ１１を通じて造影剤を供給し、上
記胆管または膵管内へ造影剤を注入する。管路１
５は導電性ワイヤ４の通路１６と完全に分離して
いるので、造影剤がその通路１６側へ流れ込むこ
とはない。これにより胆管または膵管位置をＸ線
で確認できる。そこで、胆管または膵管の走行位
置を確認しながらその可撓性シース１の先端を差
し込み、切開部位を決める。そして、導電性ワイ
ヤ４を押し込むことによ高周波切開部５を突き出
して十二指腸乳頭部の狭窄部分を高周波切開する
のである。
乳頭部の狭窄部分を切開する場合には次のように
行なう。すなわち、あらかじめ体腔内に導入した
内視鏡の挿通チヤンネルを通じてその可撓性シー
ス１の先端を十二指腸乳頭部に導びき入れる。さ
らに、内視鏡による観察下でその可撓性シース１
の先端を乳頭部から胆管または膵管内へ挿入す
る。ついで、手元側の注入口１４に注射器等を接
続してチユーブ１１を通じて造影剤を供給し、上
記胆管または膵管内へ造影剤を注入する。管路１
５は導電性ワイヤ４の通路１６と完全に分離して
いるので、造影剤がその通路１６側へ流れ込むこ
とはない。これにより胆管または膵管位置をＸ線
で確認できる。そこで、胆管または膵管の走行位
置を確認しながらその可撓性シース１の先端を差
し込み、切開部位を決める。そして、導電性ワイ
ヤ４を押し込むことによ高周波切開部５を突き出
して十二指腸乳頭部の狭窄部分を高周波切開する
のである。
第４図ないし第６図は本考案の第２の実施例を
示す。この実施例は可撓性シース１自体を利用
し、導電性ワイヤ４を通す通路１６の他に、その
通路１６とは独立した孔を設け、これを管路１５
としたものである。つまり、可撓性シース１を形
成する単一の可撓性部材に上記管路１５と通路１
６を分離独立して形成したものである。なお、通
路１６の断面形状は円形であり、管路１５はその
通路１６より大きなほぼ三カ月形状をなしてい
る。この構成によれば、管路１５を大きくとれる
ため、造影剤を多く送ることができる。
示す。この実施例は可撓性シース１自体を利用
し、導電性ワイヤ４を通す通路１６の他に、その
通路１６とは独立した孔を設け、これを管路１５
としたものである。つまり、可撓性シース１を形
成する単一の可撓性部材に上記管路１５と通路１
６を分離独立して形成したものである。なお、通
路１６の断面形状は円形であり、管路１５はその
通路１６より大きなほぼ三カ月形状をなしてい
る。この構成によれば、管路１５を大きくとれる
ため、造影剤を多く送ることができる。
以上説明したように本考案は可撓性シース内に
高周波切開用導電性ワイヤを挿通する通路とは別
に上記シースの先端部の開口端に開口する管路を
形成したから、高周波切開用導電性ワイヤの移動
を阻害したり、切開能力を低下させたりしない。
また、導電性ワイヤを通す側孔から造影剤が洩れ
るといつたこともない。さらに、造影剤の洗浄除
去作業が容易になるなどの利点がある。
高周波切開用導電性ワイヤを挿通する通路とは別
に上記シースの先端部の開口端に開口する管路を
形成したから、高周波切開用導電性ワイヤの移動
を阻害したり、切開能力を低下させたりしない。
また、導電性ワイヤを通す側孔から造影剤が洩れ
るといつたこともない。さらに、造影剤の洗浄除
去作業が容易になるなどの利点がある。
第１図は本考案の第１の実施例の高周波切開具
における先端部の側断面図、第２図は同じくその
高周波切開具の基端部付近の側断面図、第３図は
第１図中−線に治う断面図、第４図は本考案
の第２の実施例の高周波切開具における可撓性シ
ースの縦断面図、第５図は第４図中−線に治
う断面図、第６図は第２図の実施例における高周
波切開具の先端部の側断面図である。 １……可撓性シース、４……導電性ワイヤ、５
……高周波切開部、１１……チユーブ、１５……
管路、１６……通路。
における先端部の側断面図、第２図は同じくその
高周波切開具の基端部付近の側断面図、第３図は
第１図中−線に治う断面図、第４図は本考案
の第２の実施例の高周波切開具における可撓性シ
ースの縦断面図、第５図は第４図中−線に治
う断面図、第６図は第２図の実施例における高周
波切開具の先端部の側断面図である。 １……可撓性シース、４……導電性ワイヤ、５
……高周波切開部、１１……チユーブ、１５……
管路、１６……通路。
Claims (1)
- 電気的絶縁性をもつ可撓性シースに導電性ワイ
ヤを挿通するとともにその可撓性シースの先端部
側面から上記導電性ワイヤの一部を露呈させて高
周波切開部を構成した内視鏡用高周波切開具にお
いて、上記可撓性シース内には導電性ワイヤを挿
通する通路とは別に先端部の開口端に開口する管
路を形成してなることを特徴とする内視鏡用高周
波切開具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985040401U JPH039688Y2 (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985040401U JPH039688Y2 (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61156911U JPS61156911U (ja) | 1986-09-29 |
| JPH039688Y2 true JPH039688Y2 (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=30549255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985040401U Expired JPH039688Y2 (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH039688Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5433394A (en) * | 1977-08-15 | 1979-03-12 | American Hospital Supply Corp | Cutting electrode assembly and method of producing same |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS617696Y2 (ja) * | 1980-11-25 | 1986-03-10 | ||
| JPS58152912U (ja) * | 1982-04-06 | 1983-10-13 | 株式会社メドス研究所 | 内視鏡用高周波切開器 |
-
1985
- 1985-03-20 JP JP1985040401U patent/JPH039688Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5433394A (en) * | 1977-08-15 | 1979-03-12 | American Hospital Supply Corp | Cutting electrode assembly and method of producing same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61156911U (ja) | 1986-09-29 |
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