JPH0396823A - 粉体計量用の振動式スプーン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は粉体の微量にわたる計量を迅速・適確に行える
ようにした粉体計量用の振動式スプーンに関する。

［従来の技術］ 従来，粉体の定量計量を行う必要が生じた場合には，第
４図に示すように，電子天秤１の計量用皿２に対して，
操作者が耳かき状の計量用のスプン３を使用してスプー
ン３から計量皿２への粉体の落とし具合を手加減で調節
して所要量となるようにしていた。

［発明が解決しようとする課題］ 即ち，従来ののちのでは，粉体の重量を所定のものとす
るための計量過程での調節を計量用のスプーン３によっ
て行っていたため，天秤１に粉体を多くのせすぎたり，
少なすぎたりした場合．その調節が大変であり．この計
量作業に熟練を要するという欠点（課題）があった。

本発明はこの課題を解決するもので，未熟者でも粉体の
微量にわたる計量を迅速・適確に行うことができるよう
にした粉体計量用の振動式スプンを提供することを目的
とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明は次の構成を備えた粉体計量用の振動式スプーン
に関する。

ａ，スプーン部。

ｂ．このスプーン部に連結されたハンドル部。

Ｃ，このハンドル部に内蔵され，スプーン部に着脱自在
に設けたソケッ１〜。

ｄ．上記ハンドル部に内蔵され，上記ソクッｌ−に振動
を伝える弾性体。

ｅ．上記ハンドル部に内蔵され，上記弾性体に振動力を
付与する振動発生手段。

ｆ．上記ハンドル部に突設される第１および第２のダイ
ヤルであって，これらのダイヤルを上記振動発生手段の
各制御端子と対向設置することにより振動力および振幅
を各別に調整可能とした調整手段。

この場合，ソケットに対して取り付けるスプーン部を取
り扱う粉体の性質や状態に対応して選択するようにした
粉体計量用の振動式スプーンとすることが望ましい。

なお，上記ソケットを弾性材料で構成し，上記支持体と
一休的に構成するようにしても良い。

［実施例］ 以下第１図〜第３図に示す実施例によって本発明を具体
的に説明する。

なお，各図において第４図と均等な構成についてはこれ
と同等な符号を付して示した。

第１図および第２図は本発明の第１の実施例を示すもの
で．同図において兵は本発明の計量用のスプーンで，こ
れは先端部に形成したスプーン部６とこれに連結された
ハンドル部７がら戒る。

３ なお，ハンドル部７には第２図に示すような振動発生源
，振動の振幅や振動数を制御するための制御回路等の機
構が内蔵されているものとする。

即ち，８はソケットで，これにスプーン６が着脱自在に
装着される。なお，８ａは防塵シールを兼ねたゴム状弾
性体である。

９は支持体で，断面がたとえばＬ字状の弾性体より成り
，その一端はソヶッ１・８に，他端はハンドル部７の内
壁凸部７ａにビス１ｏにより固着される。７ｂはスプー
ン６着脱時の保護用スＩ〜ツパで弾性材利で構成される
。

１１．１２は夫々支持体９の」二，下面に装着した圧電
素子，１３はこの圧電素子に電気信号を供給し．これを
振動させるための発振回路で，端子１４を介して電源と
なるバッテリーｌ５に接続される。

１３は制御端子１３ａを有する可変抵抗器で発振回路の
発振周波数，したがって振動数を制御する。

このため．振動数調整用のタイヤル１６を移動４ して制御端子１３ａとの接触位置を変化させることによ
って発振回路１３内の回路定数としての可変抵抗器１３
の抵抗値を変化させ，振動数を所望の値となるよう設定
する。

１７は電源人・切り用のＯＮ・ＯＦＦスイッチ，１８は
振幅調整用のダイヤルである。

なお，図示しないが，振幅調整用のダイヤルｌ８にも，
これと対接して設けられる発振回路１３側の制御端子を
前記制御端子１３ａ〜１３ｃと同様に設け，振幅も調整
可能とする。

第３図は振動発生手段のみ代替した本発明の第２の実施
例である。

同図において．１つは回転軸にアンバランスウェート２
０を備えた振動モータ，２１はモータの可変速制＃回路
，２２はバッテリー等の直流電源で，モータ１９は弾性
体９に設けられ，振動モタが発生する振動力をソケッ１
〜８を介してこれに取り付けられるスプーン（図示せず
）に伝えるようになっている。

「作用］ 木発門の計量用のスプーンラにより供給ずべき粉体４を
ずくった後，スイッチ１７をＯＮとすれば第１および第
２の実施例とも振動発生手段か駆動されて支持体９，ソ
ケット８を介してスプーン部６が振動させられるため，
スプーン部６の先端部から粉体４が徐々に微量分ずつ計
量皿２に対して落下される。

この場合．スプーン乏の振動は，対象とする粉体の状態
に応じて，その振動数および振幅を適正なものとするよ
うに各ダイヤル１６．１８のつまみを調整すれは良い。

なお，スプーン部６を予め複数種準備しておけば，粉体
の種別に応じて最も適した大きさ，形状のスフ゜−ン部
６と取り替えて使用できて便利である６ ［発明の効果］ 本発明の粉体計量用の振動式スプーンではスプン部とハ
ンドル部に内蔵した振動発生源とを巧みに連係して全体
を構成し．スフ゜−ン部に適正な振動力を付与するよう
にしたものであるから，次のような優れた効果を有する
。

■従来，操作者が手作業で行っていた計量用スプンから
の粉体の供給を振動力を利用して適正に行うことができ
るようになった。

■粉体の流動性がよくなり，計量用のスプーンから一度
に落ちることなく微量ずつ徐々に落下するように調節で
きるので，未熟者でも微量にわたる粉体の計量作業を迅
速・的確に行うことができる。

■このための構成も小型コンパク１・となり各ダイヤル
の操作で振動数，振幅が容易に調整できるため取り扱い
がし易くて便利である。

■また，スプーン部は取り替え自在に構成されているの
で，取り扱う粉体の性質に応じて最適のものを使用する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の第１の実施例を示すもの
で，その内第１図は斜視図．第２図はその縦断正面図，
第３図は本発明の第２の実施例を示す接続図，第４図は
従来例を示す斜視図である。 ７ １１ ・３１ｆｉ１用スプ スプーン部 。ハンドル部 ソケッ１〜 ：支持体 ２．１９：振動発生手段 ３．２Ｆ．：振動制御手段 ｌ６：振動数調整用のダイヤル １８：振幅調整用のダイヤル ン ８

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、次の構成を備えたことを特徴とする粉体計量用の振
   動式スプーン。 ａ、スプーン部。 ｂ、このスプーン部に連結されたハンドル部。 ｃ、このハンドル部に内蔵され、スプーン部を取り付け
   るソケット。 ｄ、上記ハンドル部に内蔵され、上記ソケットに連結さ
   れ、これに振動を伝える弾性材 料から成る支持体。 ｅ、上記ハンドル部に内蔵され、上記弾性体に振動力を
   付与する振動発生手段。 ｆ、上記ハンドル部に突設される第１および第２のダイ
   ヤルであって、これらのダイヤ ルを上記振動発生手段の各制御端子と対向 設置することにより振動力および振幅を各 別に調整可能とした調整手段。 ２、ソケットに対して取り付けるスプーン部を着脱自在
   に取り付けるようにした請求項１記載の粉体計量用の振
   動式スプーン。 ３、ソケットを弾性材料で構成し、上記支持体と一体的
   に構成するようにした請求項１記載の粉体計量用の振動
   式スプーン。