JPH0396770A - 高温用スライド弁の弁体構造 - Google Patents

高温用スライド弁の弁体構造

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JPH0396770A
JPH0396770A JP23375389A JP23375389A JPH0396770A JP H0396770 A JPH0396770 A JP H0396770A JP 23375389 A JP23375389 A JP 23375389A JP 23375389 A JP23375389 A JP 23375389A JP H0396770 A JPH0396770 A JP H0396770A
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JP
Japan
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valve body
valve
ceramic
ceramic plates
fluid
Prior art date
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Pending
Application number
JP23375389A
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English (en)
Inventor
Mitsunori Isoyama
磯山 光範
Kazumi Tajiri
和美 田尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は流動式化学触媒などの流量を制御するために用
いられる高温用スライド弁の弁体構造に関する。
従来の技術 従来、石油精製施設などにおいては流動式化学触媒など
のように粉粒体を含んだ高温流体を流通させる流路の途
中に高温用スライド弁が用いられている。従来の高温用
スライド弁は高温流体の流通方向に対して直交する方向
に出退する弁体を有しており、流体に対する耐摩耗性を
確保するために、弁箱の内周面および弁体の外周面に耐
摩耗ライニングを施していた。
発明が解決しようとする課題 しかし、弁体の先端部においては流体が弁体の表面に沿
った方向に流れるので、弁体の先端部における上流側の
平面および先端面の摩耗が甚だしいものとなり、流体に
対する制御精度が短期間のうちに損なわれる問題があっ
た。特に流体として流動式化学触媒のような高温の流体
を扱う場合には摩耗が激しいものとなる一方で厳しい制
御精度を要求されるので、メンテナンスを頻繁に行わな
ければならない問題があった。
本発明は上記課題を解決するもので、粉粒体を含んだ高
温流体に対する耐摩耗性に優れ、特に弁体先端部におけ
る摩耗の少ない高温用スライド弁の弁休構造を提供する
ことを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、弁箱内部の流路を
横断する方向に出退して被制御流体の流量を制御する弁
体において、弁体の先端部における先端面を覆って複数
のセラミック板を配置するとともに、隣合うセラミック
板どうしの合わせ目が被制御流体の流れ方向において断
続するように設けた構成としたものである。
作用 上記した構成により、弁体の先端部はセラミック板によ
って被制御流体に対する耐摩耗性が確保されるので、弁
体の先端部における摩耗の抑制によって弁体の延命化が
図られ、被制御流体に対する制御精度が長期間にわたっ
て維持される。
そして、セラミック板は弁体よりも小さな熱膨張係数を
有するものであるが、各セラミック板が弁休の熱膨張に
対して各セラミック板の間に間隙を形成しながら弁体の
変位に追随することによって、両者の熱膨張差によるセ
ラミック板の損傷が防止される。また、隣り合うセラミ
ック板どうしの合わせ目に形成される間隙が被制御流体
の流れ方向において断続することとなり、被制御流体が
間隙に沿って流れず、摩耗の進展が抑制される。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第1
図において、被制御流体1は粉粒体を含んだ高温流体で
あり、弁笛2は被制御流体1の流路を形成している。ま
た、弁箱2の内部には弁座3が形成されており、弁座3
にて形成される流路(ポート)を開閉する弁体4が弁座
3の下流側に位置して配置されている。この弁体4は弁
体4の両側に位置して弁箱2に設けたガイド5に両側部
を摺動自在に支持されており、弁体4はガイド5に案内
されて弁座3の流路を横断する方向に出退する。このた
め、弁体4の出退によって被制御流体1の流量が制御さ
れる。また、弁体4は耐熱鋼で形成されている。そして
、弁座3と弁体4の間をシールするシートリング6が弁
座3にボルトで固定されており、シートリング6は弁体
4に対して摺接している。また、弁箱2には弁体4を押
入するための開口部が形成されており、この開口部を閉
塞する弁箱蓋7が弁箱2にボルトで固定して設けられて
いる。さらに、弁箱蓋7と弁箱2の間にはシールバンド
8が介装されており、シールバンド8は弁箱蓋7と弁箱
2の間隙をシールしている。そして、弁箱蓋7を貫通し
て弁箱2の内部に押入された弁棒9が弁体4の基端部に
連結されており、弁棒9は弁箱蓋7に摺動自在に支持さ
れている。また、弁棒9と弁箱蓋7の間隙はプッシュI
Oおよびグランドパッキン11でシールされている。
さらに、弁箱2の内面にはステンレス材で形成されて六
角形の網目状をなすヘクスチールl2が溶接固定されて
おり、ヘクスチールl2の網目には耐摩耗性のライニン
グ材l3が充填されている。
そして、第2図〜第4図に示すように、弁体4の先端部
は耐摩耗性を有する複数のセラミック板l4で覆われて
おり、セラミック板l4はチッ化ケイ素などで形成され
ている。また、弁体4のセラミック板I4に覆われてい
ない上流側の平面と先端面と下流側の平面の先端側の一
部にはへクスチールl2が溶接固定されており、ヘクス
チールl2の網目には耐摩耗性のライニング材l3が充
填されている。
そして、各セラミック板l4は弁体4に溶接固定された
ベースプレー}15に対して固定ピンl6で固定されて
おり、固定ピンl6はベースプレートl5に溶接固定さ
れている。また、固定ピンl6の頭部を覆ってセラミッ
クキャップl7が設けられており、セラミックキャップ
l7は固定ピンteに係止ピンl8を介して固定されて
いる。
第5図〜第l6図により、各セラミック板l4およびセ
ラミックキャップI7の固定構造を詳述する。
すなわち、ベースプレート15は断面L字状をなして耐
熱鋼で形成されており、ベースプレートl5の先端面は
セラミック板l4を取り付けるために凹凸が形成されて
いる。そして、セラミック板l4には、ベースプレー}
15の上流側の平面に取り付ける六角形のセラミックへ
ックスAと、ベースプレートI5の上流側の平面の両側
縁に取り付ける五角形の端部セラミックへックスBと、
ベースプレート15の先端面に取り付けるセラミックプ
レートCと、ベースプレー}15の先端面の両側縁に取
り付けるセラミックプレートDとがある。また、セラミ
ックプレートC,Dはベースプレートl5の先端面に形
成した凹部に嵌合する凸部を有するとともに、セラミッ
クへックスA,Bに嵌合するように一部が切り欠かれて
いる。また、セラミックへックスA,Bは隣合うものど
うしの合わせ目が被制御流体1の流れ方向に対して平行
とならないように設けられており、セラミックへックス
A,Bの上表面はライニング材I3の表面に高さをあわ
せてある。
さらに、セラミックプレートC,Dは隣合うものどうし
の合わせ目が被制御流体1の流れ方向において断続して
いる。
そして、ベースプレートl5およびセラミック板l4に
は固定ピン16を押通するための貫通孔19. 20が
形成されており、セラミック板I4の貫通孔20は円錐
状に座ぐりされている。また、固定ピンI6の頭部の背
面はセラミック板l4の貫通孔20の座ぐりに対応する
ように円錐状に形成されている。さらに、固定ピン16
の頭部には穴部2!が形成されており、穴部2lを囲ん
で環状に形成された堤体22には係止ピンl8を押通す
るために半径方向にピン孔23が貫通している。そして
、セラミックキャップl7はセラミック板14の貫通孔
20を閉塞可能な円柱状に形成されており、一側面には
穴部21に嵌入する突部24が形成されている。また、
突部24にはピン孔23に対応する位置に環状満25が
形成されており、環状構25に係止ビンl8が係合して
いる。
以下、上記構成における作用について説明する。
弁俸9の操作によって弁体4は出退し、弁座3における
流路が拡縮されて被制御流体1の流量が制御される。こ
のとき、弁箱2の内部における被制御流体lの流れは、
弁体4の近傍において弁体4の表面に沿った流れとなる
。このため、被制御流体1に含まれる粉粒体が弁体4の
表面に擦り付けられて弁体4の表面が摩耗し、特に弁体
4の先端部において摩耗作用が強く働く。しかし、弁体
4の先端部はセラミック板l4によって被制御流体1に
対する耐摩耗性が確保されるので、弁体4の先端部にお
ける摩耗の抑制によって弁体4の延命化が図られ、被制
御流体1に対する制御精度が長期間にわたって維持され
る。
そして、高温での使用時に隣接するセラミック板I4の
間には、弁体4とセラミック板l4との熱膨張差によっ
て間隙が形成され、この間隙に流れ込む被制御流体1に
よって摩耗が進行しようとする。
しかし、セラミックへックスA,Bが多角形であるため
に、間隙の方向が被制御流体lの流れ方向に対して傾斜
することとなり、被制御流体1が間隙に沿って流れず、
摩耗の進展が抑制される。また、セラミックプレートC
,Dの隣合うものどうしの間に形成される間隙は被制御
流体1の流れ方向において断続するので被制御流体1が
間隙に沿って流れず、摩耗の進展が抑制される。さらに
、セラミック板l4とベースプレートl5との熱膨張差
はセラミック板I4どうしの間に間隙を形成することに
よって吸収され、セラミック板l4の損傷が防止される
そして、弁体3が開閉時にその先端において弁座と摺接
するとき、固定ピンI6には最先端のセラミソクへツク
スAを介して弁体3の出退方向にせん断力が作用する。
このとき、最先端のセラミックへックスAを固定する固
定ビンl6が各セラミックへックスA.Bの間の間隙が
無くなるまで変形すると、隣接するセラミックへックス
A,Bの固定ピンl6がせん断力に対して有効となり、
せん断力に対する強度が増加し、固定ピン16の損傷が
防止される。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、弁体の先端部をセラ
ミック板で覆うことによって被制御流体に対する耐摩耗
性を確保することができ、弁体の先端部における摩耗の
抑制によって弁体の延命化を図ることができ、被制御流
体に対する制御精度を長期間にわたって維持することが
できる。
また、複数のセラミック板に分割することにより、各セ
ラミック板の間に間隙を形成しながら弁休の変位に追随
することができ、熱膨張によるセラミック板の損傷を防
止することができる。また、隣り合うセラミック板どう
しの合わせ目を被制御流体の流れ方向において断続させ
ることにより、被制御流体が間隙に沿って流れることを
防止して摩耗の進展を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体斜視図、第2図は
同実施例の弁体の全体斜視図、第3図は第2図のT−T
矢視断面図、第4図は第2図のU一U矢視断面図、第5
図は同実施例のセラミック板の取り付け構造を示す縦断
面図、第6図はベースプレートに対するセラミック板の
取り付け位置を示す斜視図、第7図はセラミックへック
スAの全体平面図、第8図は第7図のV−■矢視断面図
、第9図はセラミックへックスBの全体平面図、第IO
図は第9図のW−W矢視断面図、第11図はセラミック
プレートCの全体斜視図、第12図は第11図のX−X
矢視断而図、第13図はセラミックプレートDの全体矢
視図、第l4図は第13図のY−Y矢視断面図、第15
図はセラミックキャップl7の全体側面図、第16図は
第15図のZ−Z矢視平面図である。 1・・・被制御流体、2・・・弁箱、3・・・弁座、4
・・・弁体、l2・・・ヘクスチール、13・・・ライ
ニング材、l4・・・セラミック板、15・・・ベース
プレート、16・・・固定ピン、17・・・セラミック
キャップ、I8・・・係止ピン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、弁箱内部の流路を横断する方向に出退して被制御流
    体の流量を制御する弁体において、弁体の先端部におけ
    る先端面を覆って複数のセラミック板を配置するととも
    に、隣合うセラミック板どうしの合わせ目が被制御流体
    の流れ方向において断続するように設けたことを特徴と
    する高温用スライド弁の弁体構造。
JP23375389A 1989-09-07 1989-09-07 高温用スライド弁の弁体構造 Pending JPH0396770A (ja)

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