JPH0395133A - 軽質オレフィンの水和およびアルキルt―ブチルエーテルの製造方法 - Google Patents

軽質オレフィンの水和およびアルキルt―ブチルエーテルの製造方法

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JPH0395133A
JPH0395133A JP2156626A JP15662690A JPH0395133A JP H0395133 A JPH0395133 A JP H0395133A JP 2156626 A JP2156626 A JP 2156626A JP 15662690 A JP15662690 A JP 15662690A JP H0395133 A JPH0395133 A JP H0395133A
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butyl ether
etherification
catalyst
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JP2156626A
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Charles Mitchel Sorensen
チャールズ・ミッチェル・ソレンスン
Frances Paul Ragonese
フランシス・ポール・ラゴニーズ
Sadi Mizrahi
サディ・ミズライ
James Arthur Stoos
ジェイムズ・アーサー・ストゥーズ
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ExxonMobil Oil Corp
Original Assignee
Mobil Oil Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、軽質オレフィンを転化してアルコールおよび
メチルt−ブチルエーテルを含むエーテルを製造する複
合方法に関する。より詳しくは、本発明は、03〜C4
炭化水素のような軽質オレフインを接触水和して酸素化
物を製造し、同時にインブチレンを転化して低級アルキ
ルt−ブチルエーテルを製造する方法に関する。この複
合方法により得られた生戊物は、ガソリン用の高オクタ
ン価ブレンド原料として有用である。
[従来の技術] 近年、石浦精製産業において、オクタン価向上剤として
の鉛添加物除去の規則および高オクタン価燃料を必要と
する効率の優れた高圧縮比ガソリンエンジンの発達のた
めに、高オクタン価ガソリンを製造する代替方法を達成
するための技術的研究が要求されている。この要求を達
或するために、当該産業分野において鉛非含有オクタン
価向上剤が開発され、高オクタン価ガソリンが改質され
て芳香族炭化水素が多量に含まれるようになった。
これらおよび他の手段は、ガソリン用鉛添加剤除去の技
術的要求を十分に満たし、当該産業は高オクタン価ガソ
リンへの増加する市場需要に答えることができるものの
、ガソリンコストへの経済的インパクトは大きい。従っ
て、当該分野での研究者は、市場で要求されるガソリン
生戊物を製造する新規方法を開発しようと努力している
。この研究の重要な中心的内容は、オクタン価向上剤お
よび補助燃料としての低級脂肪族アルキルエステルとブ
レンドした高オクタン価ガソリンを製造する方法である
05〜C7メチルアルキルエーテル、特にメチルt〜プ
チルエーテル(MTBE)およびt−アミルメチルエー
テル(TAME)がガソリンオクタン価の向上に特に有
用である。従って、これらエーテルの製造方法の改良は
、石浦精製分野における研究者にとって非常に重要であ
り実質的に挑戦である。
酸性触媒存在下にイソブチレンをメタノールと反応させ
てメチルt−ブチルエーテル(MTBE)を製造するこ
とができること、および酸性触媒存在下にイソアミレン
をメタノールと反応させてtアミルメチルエーテル(T
AME)を製造することができることが知られている。
この反応は、価値のあるガソリンオクタン価向上剤の調
製に有用であり、1級アルコールを穏やかな条件下にR
,C=CH,のようなより反応性の高い3級アルケンに
添加して相当する1級アルコールのt−アルキルエーテ
ルを形戊する反応の典型である。工一テル化反応用の原
料は、混合軽質オレフィンを含む、好ましくはイソブチ
レン富含の流動床接触クラッキング操作の不飽和ガスプ
ラントのような種々の精油所加工原料から得ることがで
きる。原料中のプロピレンおよびインブチレン以外のブ
テン異性体のような軽質オレフィンは、低級アルキルt
−ブチルエーテルの製造に用いられる穏やかな酸触媒エ
ーテル化反応条件下において本質的にアルコールと反応
性がない。
イソプロピルアルコール(IPA)およびジイソプロピ
ルエーテル(DIPE)のような低分子量アルコールお
よびエーテルはガソリン沸点範囲のものであり、高いブ
レンドオクタン価を有することが知られている。さらに
、IPAおよびDIPEを製造することのできる副生プ
ロピレンは、通常、燃料精油所で得ることができる。石
油化学工業からはC,〜C7分子flt範囲の軽質オレ
フイン原料の混合物も得られ、そのような原料またはそ
のフラクシゴンをアルコール及び/又はエーテルに転化
することにより、溶媒およびガソリン用ブレンド原料と
して有用な生成物を得ることもできる。
アルコールおよびエーテルを得るためのオレフィンの接
触水和は、非常に確立された技術であり、商業的に非常
に重要である。代表的なオレフィン水和方法が、特に、
米国特許第2,262.913号、同第2,477,3
80号、同第2, 7 9 7, 247号、同第3.
798,097号、同第2,805, 2 6 0号、
同第2, 8 3 0, 0 9 0号、同第2,86
1,045号、同第2,891,999号、同第3, 
O O 6, 9 7 0号、同第3,198,752
号、同第3,810,848号、同第3, 9 8 9
, 7 6 2号に記載されている。
ゼオライト触媒を用いたオレフィン水和が知られている
。米国特許第4,214,107号に記載されているよ
うに、低級オレフィン、特にプロピレンは、シリカーア
ルミナ比が少なくとも12で拘束指数が1〜12である
結晶性アルミノシリケートゼオライト触媒、例えば酸性
ZSM−5型ゼオライトの存在下に接触水fロされて、
本質的にエーテルおよび炭化水素副生物を含まない相当
するアルコーを与える。
インプロバノールのような2級アルコールおよび軽質オ
レフィンからのエーテルの製造が知られている。米国特
許第4,182,914号に記載されているように、強
酸性カチオン交換樹脂を触媒として用いる一連の操作に
おいてイソプロピルアルコール(IPA)およびプロピ
レンからジイソプロピルエーテル(DIPE)製造され
る。
最近、ゼオライト触媒を用いてオレフィンを水和してア
ルコールおよびエーテルを製造する方法が、米国特許出
願139,570、13’9,567、1 3 9, 
5 6 5、1 3 9, 5 6 9、139,54
3および139,566に開示されている。
[発明の開示] 本発明は、C3およびC4オレフィンを転化して高オク
タン価エーテルおよびアルコールを製造する方法を提供
する。それによりC3およびC4オレフィンが経済的に
利用されて価値の高いガソリンオクタン価向上剤が得ら
れるという従来達成されなかった大きな利益が得られる
本発明の要旨は、イソブチレンを含むC3〜C4オレフ
ィンを含んでなる炭化水素原料を転化して低級アルキル
t−ブチルエーテルを含む高オクタン価ガソリン沸点範
囲03〜co非環式脂肪族酸素化物を製造する複合方法
であって、 (a)原料をC,炭化水素原料とイソブチレンを含むC
4炭化水素原料の二つの原料流に分離し、(b)C3原
料流および水をオレフィン水和およびエーテル化条件下
にオレフィン水和領域ニ供給して酸性水和触媒に接触さ
せてジイソプ口ピルエーテルおよびイソプロピルアルコ
ールを製造シ、(c)C.原料流および低級アルキルア
ルコールをインブチレンエーテル化条件下にエーテル化
領域に供給して酸性エーテル化触媒に接触させて低級ア
ルキルt−ブチルエーテルおよび未反応l及び/又は2
−ブテンを製造および回収し、(d)未反応ブテンおよ
び水をオレフィン水和およびエーテル化条件下にオレフ
ィン水和領域に導入して酸性水和触媒に接触させてシブ
チルエーテルおよび2−ブタノールを製造する工程を含
むことを特徴とする方法に存する。
本発明は、第1のエーテル化工程において穏やかな条件
下にC4t−オレフィンをエーテル化して低級アルキル
t−ブチルエーテルを製造すること、および次の第2工
程において新規方法によりゼオライト触媒を用いてオレ
フィンを水和して池の酸素化物を製造することを含む。
本発明は、インブチレンを含む03〜C4オレフィンを
含んでなる炭化水素原料を低級アルキルt−ブチルエー
テルを含む高オクタン価アルコールおよびエーテルに転
化する複合方法からなり、原料および低級アルキルアル
コールをインブチレンエーテル化条件下にエーテル化領
域に導入して酸性エーテル化触媒に接触させて、低級ア
ルキルt−ブチルエーテル、およびプロピレンおよびブ
テンを含んでなる未反応炭化水素を回収する工程を含む
。未反応炭化水素および水をオレフィン水和およびエー
テル化条件下にオレフィン水和領域に導入してゼオライ
トベータのような酸性水和触媒と接触させ、高オクタン
価ガソリン沸点範囲C3〜C6非環式脂肪族酸素化物を
製造する。
特に、本発明は、インブチレンを含むC3〜C4オレフ
ィンを含んでなる炭化水素原料を転化してアルコールお
よび低級アルキルt−ブチルエーテルを含むエーテルに
転化する方法であって、原料をC3〜C4炭化水素精留
器または分離碁に導入し、C3原料を含んでなる原料流
とインブチレンを含んでなるC4原料流に分離する複合
方法に関する。
C3原料流および水をオレフィン水和およびエーテル化
条件下にオレフィン水和領域に送り酸性水和触媒に接触
させてジイソプロピルエーテルおよびイソプロピルアル
コールを製造する。c .原n流およびメタノールのよ
うな低級アルキルアルコールをインブチレンエーテル化
条件下にエーテル化領域に導入して酸性エーテル化触媒
に接触させ、MTBEのような低級アルキルt−ブチル
エーテルおよび未反応1−及び/又は2−ブテンを回収
する。未反応ブテンおよび水をオレフィン水和およびエ
ーテル化条件下にオレフィン水和領域に導入して酸性水
和触媒に接触させて、ジブチルエーテルおよび2−ブタ
ノールを製造する。
本発明の好ましい態様において、既知の方法の主な要素
を、精製技術において非常に有利で驚くべき進歩を提供
し、高オクタンガソリンブレンド成分が得られるように
複合する。既知の方法を、個々の方法の性能が向上し、
複合方法が非常に有利となるように独自の形態で組み合
わせる。複合された方法は、エーテル化によりMTBE
(メチルt−ブチルエーテル)および他のt−ブチルエ
ーテルのような低級アルキルt−アルキルエーテルを製
造すること、およびオレフィンを水和してアルコールお
よびエーテルを製造することを含む。
オレフィン原料は、パラフィン脱水素工程を本発明の方
法と一体化しまたは一部分として含めることにより製造
してもよい。MTBE装置への炭化水素原料中のイソブ
チレン濃度を高くするために、本発明の方法においてパ
ラフィン脱水素の前にブタン異性化工程を組み込むこと
もできる。
本発明の方法は、03〜C4精製原料を最大限に利用し
て、ガソリン生成物ブレンドに有用な高オクタン価を示
すことが知られているガソリン範囲酸素化物を製造する
ことに関する。
第1表 生成物ブレンドオクタン価 リサーチ モーター メチルt−ブチル   120   100エーテル(
MTBE) ジイソプロピルエ   109    99−テル(D
IPE) イソプロピルアル   116    95コール(I
PA) ブタノール(n−BuOH)   l l O    
9 7エチルt−ブチル   118   105エー
テル(ETBA) イソプロピルt−    117 ブチルエーテル (IPTBE) ここで用いる酸素化物という用語は、単独または混合0
1〜C8低級脂肪族、非環式アルコールまたはアルカノ
ール、および左右対称または左右非対称C,〜C,エー
デルを含む。
本発明の一般的方法を第1図のブロックフローダイヤグ
ラムに簡略化して示す。第l図は本発明における中心と
なる装置の関係および原料および生或物の取り扱いを示
す。この装置は、イソブチレンエーテル化装置110お
よびオレフィン水和およびエーテル化装置122を含む
。インブチレンエーテル化装置への炭化水素原料は、プ
ロピレン、1−ブテン、2−ブテンのような軽質オレフ
ィンおよび少なくともインブチレンを含む本質的にC,
またはC4炭化水素からなる単独の原料である。
好ましくは、原料はインブチレンを多量に含む。
また、炭化水素原料は、軽質オレフィンを含む前記C3
およびC4炭化水素原料の組み合わせであってよい。原
料はブロバンおよびブタンのようなパラフィンを含んで
もよい。上記炭化水素原料と一緒に、低級アルコール原
料105を、イソブチレンのエーテル化を基準に化学量
論的に過剰となる量でエーテル化装置110に導入また
は流通させる。低級アルコール原料は、メタノール、エ
タノール、n−ブロパノール、2−プロパノール、1ブ
タノールおよび2−ブタノールの単独または混合物を含
む。低級アルコールとインブチレンとのエーテル化反応
は、既知の方法により酸性触媒を用いて既知のイソブチ
レンエーテル化条件下に行ワレル。エーテル化装置11
0からの流出液を、抽出または蒸留あるいはその両方に
より分離し、低級アルキルt−ブチルエーテル生成物原
料120および未反応直線状軽質オレフィンを含む原料
125を生戊および回収する。t−ブチルエーテルの低
級アルキル基は、使用した低級アルコール原料によりメ
チル、エチル、プロビルまたはブチル基であり得る。本
発明において、酸素化物は、イソプロピルアルコール、
2−ブタノール、ジイソブ口ピルエーテル、ジブチルエ
ーテルおよびメチルt−ブチルエーテル、エチルt−ブ
チルエーテル、イソプロピルt−ブチルエーテルおよび
2−ブチルt−ブチルエーテルからなる群より得られる
。原料125の未反応線状オレフィンは、軽質オレフィ
ン原料がC3およびC4炭化水素の混合物である場合、
プロピレン、1−ブテン及ヒ/又は2−ブテンからなる
。単独の03またはC4炭化水素原料を用いた場合、原
料125中の未反応線状オレフィンは、それに対応して
プロピレンまたは1−ブテン及び/又は2−ブテンであ
る。流出原料125は、未反応低級アルコールおよびバ
ラフィンも含み得る。流出原料125と一緒に水130
が反応体としてオレフィン水和およびエーテル化装置1
22に導入され、線状オレフィンが既知の条件下に酸性
触媒と接触してアルコールおよびエーテルのような酸素
化物に転化する。流出原料140中の生成物は、ジイソ
プロピルエーテル、イソプロピルアルコール、ジブチル
エーテルおよび2−ブタノールを含み得る。105への
原料かC,およびC4原料の場合、生成物はイソブロビ
ルブチルエーテルも含み得る。要すれば、原料l40中
のアルコールをエーテル化装置122に循環することが
できる。
ここで用いる低級アルキルという用語は、C〜C4アル
キル基およびその全ての異性体を意味する。
R,C=CH,の構造を有するt−オレフィンは、RC
H=CHRの構造を有する線状オレフィンに比べて、低
級アルコールとのエーテル化反応において優れた反応性
を有しているので、本発明の方法ではこれを有利に利用
して、線状オレフィンの存在下に選択的にイソブチレン
をエーテル化して高オクタン価低汲アルキルt−ブチル
エーテルを製造することができる。連続プロセスにより
、線状オレフィンを高オクタン価ガソリン範囲酸素化物
に転化する。インブチレンのエーテル化は、当業者に既
知であり、本発明においては、低い温度および高い液体
時間空間速度(LHSV)の穏やかな条件で行う。イン
ブチレンエーテル化温度は20〜150℃,好ましくは
50〜125°Cであってよい。
本発明の好ましい態様において、メタノールを、オレフ
ィン、特にイソオレフィンを含むFCC不飽和ガスのよ
うなC3〜C4オレフィン炭化水素原料と反応させ、メ
チルt−ブチルエーテルを製造する。反応において、メ
タノールは通常、イソブチレンに対して1〜lO%の化
学量論的に過剰で存在する。
メタノールは、石炭をガス化して合或ガスを得、その合
戎ガスを既知の確立された工業的方法により転化するこ
とにより容易に得ることができる。
別の方法として、スチーム改質や中間体合或ガスを得る
ための部分酸化のような池の従来の方法によりメタノー
ルを得ることができる。そのような方法による粗メタノ
ールは、多量の、通常4〜20重量%の水を含む。使用
するエーテル化触媒は、好ましくは水素型のイオン交換
樹脂であるが、いかなる適当な酸性触媒をも用いること
ができる。
スルホン酸樹脂、燐酸改質珪藻土、シリカアルミナおよ
び酸型ゼオライトのような酸性固体触媒を用いて、種々
の結果が得られる。エーテル化反応のための典型的な炭
化水素原料は、FCC軽質ナフサおよびインオレフィン
富含ブテンのようなオレフィン原料を含む。これら脂肪
族原料は、石油精油所において、ガス油等の接触タラノ
キングにより製造される。
穏やかな条件での樹脂触媒を用いたメタノールとイソブ
チレンおよびイソアミレンとの反応は、レイ/ルズ(R
 , W. R eynolds)らのジ・オイル・ア
ンド・ガス・ジャーナル(The Oil and G
asJ ournal)、1975年6月16日、なら
びにベチ(S.Pecci)およびフロ−−リス(T.
 F Ioris)のハイドロカーボン・プロセッシン
ク( H ydrocarbonP rocess i
ng)、1977年12月に開示されている既知の技術
である。チエ・イス(J , D. C hase)ら
のrMTBE・アンド・TAME−ア・グッド・オクタ
ン・ブースティング・コンホ(M T B E and
TAME−A Good Octane Boosti
ng Combo)jと称する論文、ノ・オイル・アン
ド・ガス・ジャーナル、1979年4月9口、149〜
152頁において、この技術が論評されている。好まし
い触媒は、反応体原料をエーテル化および異性化する二
官能イオン交換樹脂である。典型的な酸触媒は、アンバ
ーリスト(A mberlyst) 1 5スルホン酸
樹脂〔ロームアンドハース・コーポレイション(Roh
m and Haas Corporation)製〕
である。
MTBEはオクタン価の高いエーテルである。前記チェ
イス(c hase)によれば、MTBEのブレンンド
オクタン価は、10%を基本燃料に加えた(R+O=9
1)場合、約120である。低モーター級(M+O=8
3)オクタン燃料において、10%MTBEのブレンド
オクタン価は約103である。一方、(R+O)95の
オクタン燃料の場合、10%MTBEのブレンドオクタ
ン価は約114である。
インオレフィンからMTBEおよび他のメチルt−アル
キルエーテルを製造し回収する方法は当業者には既知で
あり、例えば米国特許第4.544, 7 7 6号〔
オスターブルグ(O sterburg)ら〕および米
国特許第4, 6 0 3, 2 2 5号〔コライア
ンネ(c olaianne)ら〕に記載されている。
従来技術において、エーテル化流出液からエーテルおよ
び炭化水素原料を回収するための種々の適当な抽出およ
び蒸留技術が知られている。
本発明のオレフィン水和方法における操作条件は、特に
重要でなく、60〜4500C1好ましくは90〜22
0℃,最も好ましくは1゜20〜2000Cの温度、6
70〜24130kPa(100〜3 5 0 0ps
ig)、好ましくは3450 〜13790kPa(5
 0 0〜2 0 0 0psig)の圧力、0.1〜
30、好ましくは0.2〜l5、最も好ましくは0.3
〜5の水対オレフィンモル比を含む。
本発明のオレフィン水和方法は、液相、気t目または気
,夜混合t目で、ハノチ式または連続的に、撹拌タンク
反応器または固定床流通反応米、例えばトリクル床等を
用いて、液体上昇流、液体下降滝、向流、並流で行われ
る。バノチ式で行う場合、反応時間は20分〜20時間
、連続的に行う場合、LHSVは051〜20か適当で
ある。通常、未反応オレフィンを回収して反応器に循環
することが好ましい。
インブチレンエーテル化操作の下流につなかっているオ
レフィン水和およびエーテル化操作において用いられる
触媒は、形状選択性酸性セオライトである。通常、有用
なゼオライトは二つのカテゴリー、すなわち、例えば、
ZSM5のような拘束指数が約2より大きい中間孔ゼオ
ライト、および例えばセオライトY1ベータおよびZS
M12のような拘束指数が約2を越えない大孔ゼオライ
トに分かれる。好ましい触媒には、セオライトベー夕、
セオライトY,ZSM−5、ZSM12およびZSM3
5が含まれる。いずれの種類のセオライトも、骨格シリ
カーアルミナ比が約7より大きい。
本発明の目的において、「ゼオライト」という用3引よ
ポロテクトシリケート(porotectsilica
tes)、すなわち硅素および酸素を主或分として含む
多孔質結晶性シリケートを含む。他の成分が少量、通常
14モル%以下、好ましくは4モル%以下の量で存在し
てよい。これらの戊分は、アルミニウム、ガリウム、鉄
、ホウ素等を含むが、アルミニウムが好ましい。少量或
分は触媒中に別々にまたは混合して存在してよい。それ
らは触媒の骨格構造中に内在することもできる。上記骨
格シリヵーアルミナモル比は通常の分析方法により決め
ることかできる。この比は、ゼオライト結晶の剛直アニ
オン性骨格中のシリカとアルミナのモル比をできるだけ
正確に示し、要すればセオライトと結合するバインダー
中に存在するアルミナまたはゼオライトのチャンネル中
にカチオン型もしくは他の状態で存在するアルミナを除
くことを意図している。
さらに、他の方法で特徴つけられ、アルミナを実質的に
含まない、すなわちシリカーアルミナ比か無限または無
限に近いゼオライトが有用であり、ある場合には好まし
くなり得る。
ゼオライトが、種々の大きさの分子が内部構造に侵入す
ることを制御する程度を測定する都合よい手段は、前記
のゼオライトの拘束指数である。
内部構造への侵入および排出を比較的制限するゼオライ
トは、拘束指数か比較的大きい、すなわち約2を越える
。他方、内部構造への侵入が比較的自由なゼオライトは
、拘束指数が比較的小さい、すなわち約2以下である。
拘束指数を決定する手段が米国特許第4,016,21
8号;と詳しく記載されている。
本発明で使用することのできる幾つかのセオライトの拘
束指数(cDを試験を行った温度と共に以下に記載する
ゼオライト 拘束指数 ZSM−5           6〜8.3(371
〜316)ZSM−11          5〜8.
7(371〜316)Z S M− 1 2     
      2. 3(316)Z S M− 2 0
           0. 5(371)Z S M
− 3 5           4. 5(454)
ZSM− 4 8           3. 5(5
38)Z S M− 5 0           2
. 1(427)TMAオフレタイト      3.
 7(316)TMAモルデナイト      0. 
4(316)クリノブチロライト      3. 4
(510)モルデナイト         0. 5(
316)R E Y              0.
 4(316)アモルファスシリカ     0. 6
(53g)ーアルミナ デアルミナイズドY       0, 5(510)
ゼオライトベータ     0,6〜2.0(316〜
399)上記拘束指数は重要であり、本発明で有用なゼ
オライトの定義に重要でさえある。しかしながら、この
バラメーターの真の性質およびそれを決める引用技術に
よれば、ゼオライトを幾分異なる条件下に試験し、それ
により異なる拘束指数が得られる可能性がある。拘束指
数は、操作(転化)の苛酷度およびバインダーの存在ま
たは不存在により少し変化するようである。同様に、ゼ
オライトの結晶寸法、吸蔵汚染物の存在等のような池の
変数も拘束指数に影響を与え得る。従って、特定のゼオ
ライトについて一以上の拘束指数を得るために、試験条
件、例えばt晶度を選択することかできる。
これによりゼオライトヘー夕の拘束指数に範囲があるこ
とが説明てきる。
拘束指数か約2より大きく12までである有用な中間孔
ゼオライト触媒は、ZSM−5、ZSMl1、ZSM−
23、ZSM−35およびZSM−38のようなセオラ
イトを含む。
ZSM−5は、米国再発行特許第28,341号(原特
許第3, 7 0 2, 8 8 6号)により詳細に
記載されている。ZSM−11は、米国特許第37 0
 9. 9 7 9号により詳細に記載されている。
ZSM−23は、米国特許第4,076,842号によ
り詳細に記載されている。ZSM−35は、米国特許第
4,016,245号により詳細に記載されている。Z
SM−38は、米国特許第4,046,859号により
詳細に記載されている。ZSM−38は拘束指数が2.
0であるが、中間孔セオライトと分類されることが多く
、従って本発明の目的に適するものと考えられる。
本発明の方法に触媒として有用な大孔セオライト、すな
わち拘束指数が約2を越えないゼオライトは当業者によ
く知られている。これらのセオライトの代表例は、ゼオ
ライトベータ、セオライトx1ゼオライトL1ゼオライ
トY、ウルトラステーブル(ultrastable)
ゼオライトY(USY)、デアルミナイズド(deal
uminized)Y (Deal Y)、レア・アー
スーエクスチェインジド(rare earthexc
hanged)ゼオライトY (REY) 、レア・ア
ースーエクスチェインジド・デアルミナイズド(rar
eearth−exchanged dealumin
ized)Y (RE  DealY)、モルデナイト
、ZSM−3、ZSM〜4、ZSM−12、ZSM−2
0,ZSM−50およびこれらの混合物である。セオラ
イトベー夕の拘束指数は約2またはそれ以下であるが、
このセオライトは正確に大孔ゼオライトの挙動はとらな
いことに注目すべきである。しかしながら、ゼオライト
ベータは本発明の触媒の要求を満たす。
ゼオライトベータは米国再発行特許第28,341号(
原特許は米国特許第3,308,069号)に記載され
ている。
ゼオライトXは米国特許第2, 8 8 2, 2 4
 4号に記載されている。
セオライトしは米国特許第3,216,789号に記載
されている。
ゼオライトYは米国特許第3,130,007号に記載
されている。
低ナ} l)ウムUSYが米国特許第3,293,19
2号、同第3, 3 5 4. 0 7 7号、同第3
,375.065号、同第3. 4 0 2, 9 9
 6号、同第3,449,070号および同第3,59
5.6 1 1号に記載されている。
Deal Yは米国特許第3. 4 4 2. 7 9
 5号に記載の方法により調製することかできる。
セオライトZSM−3は米国特許第3,415,736
号に記載されている。
ゼオライトZSM−4は米国特許第3. 9 2 36
39号に記載されている。
ゼオライトZSM−12は米国特許第3,832, 4
 4 9号に記載されている。
ゼオライトZSM  20は米国特許第3,972, 
9 8 3号に記載されている。
ゼオライトZSM−50は米国特許第4,640, 8
 2 9号に記載されている。
有用なゼオライトの定義には、アルミノシリケートゼオ
ライトと同様の触媒挙動を示す米国特許第4,440,
871号に開示されている結晶性多孔質シリコアルミノ
ホスフェートが含まれる。
本発明で選択されるゼオライトは、通常、アルファ値が
少なくとも約■、好ましくは少なくとも10、より好ま
しくは少なくとも約100である。
「アルファ値」すなわち「アルファ数」はゼオライトの
酸性官能価の基準であり、その測定方法と共に米国特許
第4,016,218号、ジャーナル・オブ・カタリシ
ス(Journal of’ Catalysis)、
第6巻、278〜287頁(1966年)およびジャー
ナル・オブ・カタリンス、第6l巻、390〜396頁
(1980年)に詳しく記載されている。
低酸性度(アルファ値が約200以下)ゼオライトは、
(a)高シリカ/アルミナ比のゼオライトの合戊、(b
)スチーミング、(c)スチーミングおよびその後の脱
アルミニウムおよび(d)骨格アルミニウムの他の種に
よる交換、を含む種々の技術により得ることかできる。
例えばスチーミングの場合、セオライトを、260℃(
500’F)〜649℃ (1 200’F) 、好ま
しくは399°C (7 5 0’F)〜538℃(l
ooO’F)の高温で水蒸気にさらすことかできる。こ
の処理は、100%水蒸気雰囲気、または水蒸気とセオ
ライトに実質的に不活性なガスからなる雰囲気中で行う
ことができる。同様の処理を、高圧下に低温で、例えば
1010〜20200kPa(10〜200気圧)の圧
力下に177〜371℃(350〜7 0 0’F)の
温度で行うことができる。幾つかのスチーミング手順が
、米国特許第4,325, 9 9 4号、同第4,3
74,296号および同第4,4 1 8,235号に
詳細に記載されている。
前記手順以外にまたはそれに加えて、ゼオライトの表面
酸性度を、米国特許第4,520,221号に記載の嵩
の高い試薬で処理することにより除去または低下するこ
とができる。
本発明のオレフィン水和およびエーテル化の実施におい
て、セオライトを別の物質、すなわち本方法で用いる温
度および他の条件に耐性のあるマトリックスまたはバイ
ンダーに混入することか有利である。有用なマトリノク
ス材料は、合成および天然物質の両方、例えばクレー、
シリカ及び/又は金属酸化物のような無機物質を含む。
そのような物質は天然に産出し、またはシリカと金属酸
化物を含むゼラチン状沈澱またはゲルとして得ることが
できる。ゼオライトと複合させることかできる天然クレ
ーは、モンモリロナイトおよびカオリン族であり、主鉱
物戊分がハロサイト、カオリナイト、ディソカイト、ナ
クライトまたはアナウキサイトである通常ディキシ−(
D ixie)、マクナミ−(M c N amee)
、ジョージア(G eorgia)およびフロリダ(F
 lorida)クレーまたはその他として知られてい
るサブベントナイトおよびカオリンを含む族である。そ
のようなクレーは、最初に採掘された生の状態で用いる
こともてきるし、まず焼成、酸処理または化学変性して
から用いることもできる。
上記物質に加えて、本発明で用いるゼオライトは、炭素
、アルミナ、チタニア、ジルコニア、シノカ、シリカー
アルミナ、シリカーマグネシア、シリカージルコニア、
ンリカートリア、シリカベリリア、シリカーチタニア等
、およびシリカーアルミナートリア、/リカーアルミナ
ージルコニア、シリカーアルミナーマグ不シア、シリカ
ーマグ不シアージルコニア等の三元酸化組戊物のような
多孔質物質と複合することかできる。マトリ・ノクスは
コゲル状であってよい。ゼオライト成分とマトリノクス
物質の相対比は、無水物基準で、ゼオライト含量が乾燥
組成物の1〜99重量%、より一般的には5〜90重量
%という広範囲に変化することができる。
ある場合には、1987年5月1日出願の米国特許出願
第44,639号に記載されている方法を用いて、低酸
性耐熱性酸化物バインダーと結合させた押出物としての
ゼオライト水和エーテル化触媒を提供することが有利で
ある。該方法によれば、ゼオライト、水および、少なく
とも神出容易化量のコロイド状バインダーを含み実質的
にアルカリ金属塩基及び/又は塩基性塩が添加されてい
ない低酸性耐熱性酸化物バインダー、例えばシリカを、
押出司能な塊に成形し、塊を押出し、得られた押出物を
乾燥し焼成する。
本発明で用いられるゼオライトに組み込まれた最初のカ
チオンは、当業者に良く知られている技術、例えばイオ
ン交換により多種の他のカチオンと交換することができ
る。典型的な交換用カチオンは、水素、アンモニウム、
アルキルアンモニウムおよび金属カチオン、並びにそれ
らの混合物を含む。金属カチオンの場合、{列えば、鉄
、ニッケル、コバルト、銅、亜鉛、パラジウム、カルシ
ウム、クロム、タングステン、モリブデン、希土類金属
等を含む周期表第IB族の金属が特に好ましい。これら
の金属は酸化物として存在することもできる。
典型的なイオン交換技術は、特定のゼオライトの所望の
交換用カチオンによる交換を含む。多種類の塩を用いる
ことかできるが、塩化物、硝酸塩および硫酸塩か特に好
ましい。代表的なイオン交換技術が、米国特許第3,1
40,249号、同第3,140,251号および同第
3,140,253号を含む多くの特許に記載されてい
る。
所望の交換用カチオン溶1夜と接触させた後、ゼオライ
トを好ましくは水て洗い、66〜316℃(150〜6
 0 0’F)の温度で乾燥し、その後、空気中または
不活性ガス中、260〜816℃(500〜1500’
F)の温度で1〜48時間またはそれ以上の時間焼成す
る。
本発明の方法が好ましい例を第2図に示す。第2図にお
いて、必要に応じて行われる操作の流れを破線で示す。
これらの必要に応じて行われる操作は、C,〜C4パラ
フィンの210ての脱水素によりオレフィン原料を製造
する前に、M T B Eエーテル化装置230へのブ
タン原料を220で異性化することを含む。必要に応じ
て行われる脱水素および異性化プロセスは、石曲精製技
術の当業者によく知られた一般的な方法である。酸素化
プロセスへのプロピレンおよびブテン原料205は、F
CCコンプレックス201でまたはパラフィン203の
脱水素により製造される。軽質オレフィンはC./C.
分離器240に供給され、C4′からブロピレおよびブ
ロバンが分離される。C3富含原料207はプロピレン
水和装置250に送られ、そこでプロピレンは、固体酸
性触媒と接触して水211との反応によりイソプロパノ
ール(IPA)およびジイソプロピルエーテル(DIP
E)209に転化する。未反応プロピレンを、213を
経由して水和反応器に循環すると、全転化率および収率
が増加する。さらに、DOPE収率は[PA循環により
さらに増加し得る。
分離器240を出たC4原料215はブテン反応器領域
に送られる。混合ブテンはメタノール原料219と一緒
にまずMTBE装置230に送られ、イソブチレンおよ
びメタノールが反応してMTBEが得られる。反応器内
の条件は、線状ブテンがメタノールと反応しないように
遺択される。
イソブチレンの選択的転化には低温が好ましい。
MTBE装置の上流に異性化装置220およびパラフィ
ン脱水素装置210を用いて過剰のn−ブタンからイソ
ブチレンを製造することができる。
コノことにより、MTBEまたは他のアルキルtブチル
エーテルの製造量が増加する。
MTBE装置からの流出液217の分離によりMTBE
か得られ221に回収され、未反応l及び2−ブテンが
MTBE反応器を流通する。これらは223を経由して
、水225と一緒にオレフィン水和装置260に導入さ
れ、プロピレン水和に用いられるものと類似の装置内で
、固体酸性触媒と接触して水と反応することにより2−
ブタノール(2BuOH)およびジブチルエーテル22
7に転化する。要すれば、線状ブテンおよびプロピレン
を同じ反応器内で一緒に転化することがてきる。未反応
ブテンをブテン水和装置に229で循環して転化率およ
び収率を増加することができる。2−ブタノールの循環
によりブチルエーテルの収率か増加する。プロピレンお
よびブテン水和のためのアルコールの循環も、ゼオライ
ト触媒を用いる際の触媒寿命に有利な影響を及ぼす。
本発明の方法において、製造される酸素化物は、イソプ
ロピルアルコール、2−ブタノール、シイソプロビルエ
ーテル、ジブチルエーテル、イソプロビルブチルエーテ
ル、メチルt−ブチルエーテル、エチルt−ブチルエー
テルおよびイソプロビルt−ブチルエーテルである。
本発明の方法は、プロピレンおよびブテンを、オクタン
価向上のためにガソリンにブレンドすることのできる高
オクタン価アルコールおよびエーテルに転化することが
できるのて重要である。間接的に、本発明の方法は、パ
ラフィンの脱水素によるオレフィンの製造に続いて軽質
パラフィンを酸素化物に転化することもてきる。この方
法は、軽質オレフィンの高価値生成物への転化に固体酸
性触媒を用いるので、従来のイソパラフィンーオレフィ
ンアルキル化に対する幾つかの利益を有する。別々の水
和およびエーテル化反応器または領域を使用することに
より方法を柔軟に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を示すほ略図であり、第2図は本
発明の好ましい態様を示す概略図である。 105・・・CH,OH   ilO・・・MTBE装
置120・・・MTBE 122・・・オレフィン水和装置 125・・・ 線状C./C4オレフィン130・・H
,0   205・・・ブテン原料210・・バラフィ
ン脱水素装置  211・・・水215・・C4原料 
 220・・・異性化装置225・・・水 227・・・2−BuOHおよびシブチルエーテル23
0・・MTBE装置  240 分離器250、260
・・・水和装置 図面の浄書(内容1ミ変更なし) FIG.1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、イソブチレンを含むC_3〜C_4オレフィンを含
    んでなる炭化水素原料を転化して低級アルキルt−ブチ
    ルエーテルを含む高オクタン価ガソリン沸点範囲C_3
    〜C_6非環式脂肪族酸素化物を製造する複合方法であ
    って、 (a)原料をC_3炭化水素原料とイソブチレンを含む
    C_4炭化水素原料の二つの原料流に分離し、(b)C
    _3原料流および水をオレフィン水和およびエーテル化
    条件下にオレフィン水和領域に供給して酸性水和触媒に
    接触させてジイソプロピルエーテルおよびイソプロピル
    アルコールを製造し、(c)C_4原料流および低級ア
    ルキルアルコールをイソブチレンエーテル化条件下にエ
    ーテル化領域に供給して酸性エーテル化触媒に接触させ
    て低級アルキルt−ブチルエーテルおよび未反応1−及
    び/又は2−ブテンを製造および回収し、(d)未反応
    ブテンおよび水をオレフィン水和およびエーテル化条件
    下にオレフィン水和領域に導入して酸性水和触媒に接触
    させてジブチルエーテルおよび2−ブタノールを製造す
    る工程 を含むことを特徴とする方法。 2、C_3〜C_4パラフィン系炭化水素を異性化条件
    下にブタン異性化領域に供給し、そこからのイソブタン
    富含流出液を脱水素領域に供給することにより原料を製
    造する請求項1記載の方法。 3、工程(c)の未反応1−及び/又は2−ブテンおよ
    び工程(a)のC_3オレフィンをオレフィン水和およ
    びエーテル化条件下に共通のオレフィン水和領域に供給
    して酸性水和触媒に接触させて、ジイソプロピルエーテ
    ル、ジブチルエーテル、イソプロピルブチルエーテル、
    イソプロピルアルコールおよび2−ブタノールを含む酸
    素化物混合物を製造する請求項1または2記載の方法。 4、イソプロピルアルコールおよび2−ブタノールを工
    程(b)及び/又は工程(d)のオレフィン水和および
    エーテル化領域に循環させる請求項1〜3のいずれかに
    記載の方法。 5、炭化水素原料が流動接触クラッキング不飽和ガスプ
    ラントからの軽質オレフィンを含んでなる請求項1〜4
    のいずれかに記載の方法。 6、炭化水素原料がC_3〜C_4パラフィン脱水素プ
    ラントからのC_3〜C_4オレフィンを含んでなる請
    求項1〜5のいずれかに記載の方法。 7、低級アルコールが、メタノール、エタノール、n−
    プロパノール、2−プロパノール、2−ブタノールおよ
    び1−ブタノールから選択される請求項1〜6のいずれ
    かに記載の方法。 8、低級アルコールがメタノールを含んでなり、低級ア
    ルキルt−ブチルエーテルがメチルt−ブチルエーテル
    を含んでなる請求項1〜7のいずれかに記載の方法。 9、工程(c)の酸性エーテル化触媒がスルホン化樹脂
    型触媒からなる請求項1〜8のいずれかに記載の方法。 10、工程(c)のエーテル化条件が20〜150℃の
    温度を含む請求項1〜9のいずれかに記載の方法。 11、工程(c)のエーテル化条件が50〜125℃の
    温度を含む請求項10記載の方法。 12、工程(b)および工程(d)のオレフィン水和触
    媒が、拘束指数が2〜12である中間孔ゼオライトまた
    は拘束指数が2またはそれ以下である大孔ゼオライトか
    ら選択される酸性形状選択性ゼオライトからなる請求項
    1〜11のいずれかに記載の方法。 13、工程(b)および工程(d)の水和触媒が、類似
    または異なって、ゼオライトZSM−5、ZSM−11
    、ZSM−23、ZSM−35、X、L、Y、USY、
    REY、DealY、ReDealY、ZSM−3、Z
    SM−4、ZSM−12、ZSM−20、ZSM−50
    およびゼオライトベータから選択される請求項12記載
    の方法。 14、オレフィン水和およびエーテル化条件が、60〜
    450℃の温度および670〜24130kPaの圧力
    を含む請求項1〜13のいずれかに記載の方法。 15、工程(b)及び/又は(d)中での水の全モル比
    が0.1〜30である請求項14記載の方法。 16、工程(b)及び/又は工程(d)の水和領域にお
    けるLHSVが0.1〜20である請求項15記載の方
    法。 17、イソブチレンを含むC_3〜C_4オレフィンを
    含んでなる炭化水素原料を転化して、低級アルキルt−
    ブチルエーテルを含む高オクタン価ガソリン沸点範囲C
    _3〜C_6非環式脂肪族酸素化物を製造する複合方法
    であって、 (a)原料および低級アルキルアルコールをイソブチレ
    ンエーテル化条件下にエーテル化領域に供給して酸性エ
    ーテル化触媒に接触させ、低級アルキルt−ブチルエー
    テルおよびプロピレンおよびブテンを含む未反応炭化水
    素を回収し、 (b)未反応炭化水素および水をオレフィン水和および
    エーテル化条件下にオレフィン水和領域に送り酸性水和
    触媒に接触させてC_3〜C_6非環式脂肪族酸素化物
    を製造する 工程を含むことを特徴とする方法。 18、酸素化物が、イソプロピルアルコール、2−ブタ
    ノール、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、
    イソプロピルブチルエーテル、メチルt−ブチルエーテ
    ル、エチルt−ブチルエーテル、イソプロピルt−ブチ
    ルエーテルおよび2−ブチルt−ブチルエーテルから選
    択される請求項17記載の方法。 19、低級アルコールが、メタノール、エタノール、n
    −プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノールお
    よび2−ブタノールから選択される請求項17または1
    8記載の方法。 20、低級アルコールがメタノールを含んでなり低級ア
    ルキルt−ブチルエーテルがメチルt−ブチルエーテル
    を含んでなる請求項17〜19のいずれかに記載の方法
    。 21、水和触媒が、ゼオライトZSM−5、ZSM−1
    1、ZSM−23、ZSM−35、ZSM−38、ベー
    タ、X、L、Y、USY、REY、DealY、ReD
    ealY、ZSM−3、ZSM−4、ZSM−12、Z
    SM−20、ZSM−50から選択される請求項17〜
    20のいずれかに記載の方法。 22、酸素化物が、イソプロピルアルコール、2−ブタ
    ノール、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、
    メチルt−ブチルエーテル、エチルt−ブチルエーテル
    、イソプロピルt−ブチルエーテルおよび2−ブチルt
    −ブチルエーテルから選択される請求項1〜21のいず
    れかに記載の方法。
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