JPH03505603A - 原料の抽出を伴うアルコールからのガソリンおよびエーテルの複合製造法 - Google Patents
原料の抽出を伴うアルコールからのガソリンおよびエーテルの複合製造法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
原料の抽出を伴うアルコールからのガソリンおよびエーテルの覆合製造法
本発明は、粗メタノールまたは類似の低級脂肪族アルコールを高オクタン価ガソ
リンおよびMTBEのようなメチル第3アルキルエーテルに転化するための、複
合反応器および抽出方法ならびに操作技術に関する。特に、本発明は、常態で液
体のC4〜C,イソオレフィンのような低級分岐オレフィンをエーテル化するこ
とにより粗メタノールを価値のある生成物に転化するためのメタノール−ガソリ
ン(MTG)ブgセスおよび操作系の利用における改良に関する。
商業的メタノール−ガソリンMTGプロセスの技術的進歩は重用な合成燃料源を
提供した。また、従来のガソリン用鉛添加剤の代替物たるオクタン価向上剤とし
ての合成アルキル第3アルキルエーテルの加工法も大きく進展してきた。メチル
第3アルキルエーテル、特にメチル第3ブチルエーテル(MTBE)および第3
7ミルメチルエーテル(TAME)を製造するためのエーテル化プロセスは、過
剰のメタノールの存在下にエーテル化を行うことにより平衡依存ニーチル化反応
を完結に向かわせる機会に関するエーテル化プロセスの制限を解決しようとする
研究の中心となっている。一般的な分離および抽出技術による未反応メタノール
の回収は、エーテル化プロセスにとって大きな経済的負担となることが知られて
いる。
研究者は、ガソリンの合成およびメチル第3アルキルオクタン価向上性エーテル
の製造のための原料(例えば、メタノール)が共通であることを認識して、相乗
的に゛有益な複合法を提供するようにこれらのプロセスを組み合わせる努力を行
ってきた。
炭化水素のクラブキングにより製造されたインブチレンおよび他ツインアルケン
を、酸性[存在下にメタノール、エタノール、インプロパツールおよび他の低級
脂肪族第1および第2アルコールと反応させて第3エーテルを製造し得ることが
知られている。メタノールは、その広い入手性および低コスト故に、最も重要な
C8〜c4酸素化物原料であると考えられる。ここで、MTBEおよびTAME
が最も注目される。メタノールは、石炭をガス化して合成ガスとし、合成ガスを
良く知られた工業的方法により転化することにより石炭から容易に得ることがで
きる。別の方法として、メタノールを、スチーム改質または中間合成ガスを製造
するための部分酸化のような他の一般的プロセスにより天然ガスから得ることが
できる。通常、そのようなプロセスからの粗メタノールは、多量の、通常4〜2
0重量%の水を含むが、本発明の方法はより少量またはより多量の水の除去に有
用である。
本発明の目的は、粗メタノール原料から過剰の水を除去するための新規かつ経済
的な技術を提供することにあり、エーテル化およびメタノール含有ラフィネート
の処理の前に酸素化物原料を処理する新規反応器系および装置を含む。エーテル
化原料抽出ラフィネートのような水性メタノール流を炭化水素と同時に接触転化
することにた。
(a)少量の水を含む粗アルコール系原料と04+イソアルケン炭化水素を豊富
に含む液体オレフィン系′炭化水素抽出溶媒流とを、アルコールの選択的抽出に
好ましい抽出条件下に接触させることによリアルコール富含非水性有機抽出液体
流および未抽出アルコール含有水性ラフィネート流を提供し、
(b)液体炭化水素抽出剤および実質的に水を含まない抽出アルコールを第1の
エーテル化接触反応領域に装入し、エーテル化プロセス条件下に酸型エーテル化
触媒に接触させて、アルコールおよびイソアルケン炭化水素を主に第3アルキル
エーテルに転化し、(C)工程(b)からのエーテル化流出液を分留して、未反
応メタノールおよび軽質オレフィン系炭化水素を含む塔頂流および第3アルキル
エーテルを含む液体生成物を回収し、(d)工程(a)からの水性ラフィネート
を、第2の酸素化物転化反応領域において、工程(C)のオレフィン系塔頂流お
よび未反応アルコールの接触改質と同時に、中間孔酸型ゼオライト触媒と接触さ
せて接触転化して、C8〜C,アルカン中間生成物、水および軽質ガスと共に主
に液体C8+炭化水素生成物を提供し、(e)工程(d)からの軽質ガスおよび
水を分離してC1〜C,アルカン富含中間体およびC6+炭化水素生成物を回収
し、(f)工程(e)からのアルカ791間体を脱水素してイソアルケン富含オ
レフィン系炭化水素液体を提・供し、(g)工程(f)からのオレフィン系液体
をアルコール原料の脱水のための抽出溶媒液体として工程(・a)に循環する工
程を含んでなる粗低級脂肪族アルコールをアルキル第3アルキルエーテルおよび
ガソリンに転化するための連続的方法が提供される。
図面は、本発明を示すメタノール抽出およびエーテル化系の概略フローシートで
ある。
エーテル化反応のための典型的な原料は、FCC軽質ナフサおよびイソオレフィ
ンを豊富に含むブテンのようなオレフィン系流を含む。典型的には、これらの脂
肪族流は石油製油所において軽油等の接触クラブキングにより製造される。合成
ガスプロセスから商業的に得られる粗メタノールは、好ましくはメタ/−ル純度
が99.8重量%となるまで除去しなくてはならない水を4〜17重量%含み得
る。プロピレン、イソブチレン、イソアルケンおよび他の03〜C5軽質炭化水
素のような軽質オレフィン系液体抽出溶媒を用いた液体抽出により、75%以上
の粗原料メタノールを回収し得ることがわかった。典型的な原料比率は、メタノ
ール1容量部当たり炭化水素抽出剤2〜8部である。
エーテル化装置を大規模MTG(メタノールからガソリン)反応領域と共に提供
することにより高オクタン価ガソリンの収率を向上することができる。本発明の
反応器系において、MTGプロセスからのイソブタン富含C5〜C,パラフィン
をイソアルケンに転化することができる。酸素化物転化からの高オクタン価ガソ
リンの全収率が太き(向上する。別の改良において、エーテル生成物からオレフ
ィン系メタ/−ル含有蒸気が分離され、MTG反応領域において共に反応する。
典型的なMTGプロセスの原料は、低分子量酸素化有機化合物である。そのよう
な化合物の例は、C3〜c4脂肪族アルコールおよびそのエーテルである。ガン
マアルミナを用いてDME中間体を製造する接触反応におけるように、メタノー
ルを脱水により部分的に転化することが当業界において知られている。典型的に
は、部分的脱水により混合物(CH,OH+ CH,−0−CH,+H,0)が
製造される。この反応はメタノールからガソリン(MTG)への直接転化におい
て起こり得る。
MTGプロセス装置は、米国特許第3,894,107号、同第3゜928.4
83号、同第3,931.3’49号、同第4,048,250号等に開示され
ているような固定床型であってよい。典型的な固定床MTGプロセスにおいて、
比較的多量のイソブタンが製造される、例えば8重量%の炭化水素生成物か製造
される。過去において、中間改質工程を経ることなくイソブタンフラクションが
回収されていた。流動床MTG操作において、炭化水素流出液の5〜10重量%
の範囲においてイソブタンの製造が最高となり得る。
全体として、MTGガソリンとエーテルの製造は、成分のオクタン価が高いので
、ブレンドされたガソリンブールのオクタン価を向上させる。脱水素からのエテ
ン含有ガスは、C1・を反応させてガソリンとするために直接または間接的にM
TG装置に送られる。これにより、エデンの分離に必要な低温分離が不要となる
。望ましいMTG生成物は、C4およびC5イソアルカンであり、それは、通常
、回収された生成物の少な(とも5%を占める。
図面において、35〜40’Cで操作されている抽出分離装置14に、粗メタノ
ール(MeOH)原料の連続流が導管1oを介して導入され、オレフィン系炭化
水素液体抽出剤の流れが導管12を介して導入される。これらの流れは液体抽出
条件下に接触されて水性ラフィネート相が提供される。粗原料中に存在する水の
主要量を含む水性流が導管16を介して排出される。炭化水素抽出溶媒および主
要量の原料メタノールを含む軽質有機抽出剤用が、導管18を介して抽出装置1
4から回収され、エーテル化触媒と接触してメタノールに転化するのに適当なプ
ロセス条件および温度で反応器2o内に導入される。反応体の化学量論的比率を
所望通りに維持するために、乾燥アルコ−・ルまたはイソアルケンのような補助
反応体を、導管19を介してエーテ/Lj化反応領域に添加してよい。化学的プ
ロセス装置の当業者に理解されるように、流れ12および1日を測定するためお
よび所定の比率に応じて増加したまたは減少した新しい原料をライン10を介し
て提供するために流れ制御手段を用いることができる。新しい原料の副流骨を反
応器40においてラフィネート流16と混合し改質することができる。
流出流22は、反応器30から脱ブタン分留塔30に送られる。
脱ブタン分離装置30において、C6十第3アルキルエーテル生成物(MTBE
及び/又はTAME)が、抽出剤中の未反応C,(または要すればより重質のC
8)炭化水素と一緒に液体生成物流32として回収される。未反応C4−炭化水
素およびメタノールを含む分留塔塔頂蒸気が導管34を介して取り出され、接触
ゼオライト転化装置4゜に送られ、ライン16からの水性ラフィネートと同時に
接触する。
水性ラフィネート流16は、本質的に、水、分配(例えば50〜80重量%の)
メタノールおよび微量の炭化水素からなる。この流れは、流動床MTG反応領域
において、ZSM−5のような中間孔形状選択性ゼオライトのような酸型ゼオラ
イト触媒の存在下に高温で反応性であり、ここで記載したように処理すべき飽和
炭化水素中間体と一緒に主にガソリン範囲液体炭化水素が製造される。
流出流42は濃縮され、装置50において相分離及び/又は分留により分離され
て、液体ガソリン生成物流52、副生水、軽質廃ガス54、およびイソブタンお
よびイソペンタンを豊富に含むC8〜C,パラフィン系中間炭化水素流56を提
供する。脱水素装置60により、中間体炭化水素が抽出溶媒として好適に用いら
れるイソアルケン含有液体に転化される。脱水素を既知の装置の操作により接触
的に行って、副生水素ガスおよび本質的にC!〜C,オレフィンからなるオレフ
ィン系生成物を製造することができる。装置60からの脱水素脂肪族の全部また
は一部を、ライン12を介して抽出剤として用いることができるが、ライン12
Aを介して転化装置40に供給するためにこれらのすレフインの一部を分離する
ことが本発明の概念に含まれる。脱水素装置60へのパラフィン系原料に、プロ
パンおよびブタンを含有するLPGのような種々の精製流を追加することができ
る。
米国特許第4,654,453号、同第4,788,365号に記載されている
ように、水性メタノールラフィネート流を、一般的なMTG反応セクションにお
いてオレフィン系軽質ガス及び/又は他の反応性質炭化水素原料と共に反応させ
ることができる。水性メタノールは液体として直接流動床反応領域(底部または
中間セフ/−1ン・)に導入または気化してエーテル化装置からの流出蒸気と混
合することができる。要すれば、エデン、プロペン、未反応ブチレン等を含むC
3〜Csオレフイン系軽質炭化水素ガス及び/又はエーテル化流出塔頂分を流動
床反応領域の底部において射出し、ラフィネート流と共に転化する。
典型的な好ましい粗原料は、4〜17重量%の水を含むメタノールである。抽出
接触装置は、高圧で連続操作に適用される撹拌多段垂直抽出塔であってよい。並
流、十字流または単流接触器を含む任意の適当な抽出装置を用いることができ、
そこで液体メタノール原料が、低級アルカン、n−アルケンまたは比較的純粋な
イソブチレン等のようなインアルケンを含むC4+脂肪族成分の混合物であって
よい実質的に非混和性の液体炭化水素溶媒と均一に接触する。この装置の操作が
、カーク−オスマー・エンサイクロペディア・オブ・ケミカル・テクノロジー(
Kirk−Oth+++er Encyclopedia or Chemic
al Techno1ogyX第3版)、1980年、672〜721頁に記載
されている。他の抽出装置が米国特許第4,349,415号、同第4.626
,415号および同第4.665.237号に記載されている。装置の操作の詳
細も、米国特許第4,777.321号に開示されている。メタノール抽出工程
は、単純充填塔、回転ディスク塔、バッフルまたはメツシーを有する撹拌塔、ま
たは一連の単一工程混合器または沈降器のような自流多段設計で有利に行うこと
ができる。
典型的なメタノールの抽出において、4%の水を含む粗水性原料を、液−液接触
および分離装置において38℃(100°F)でオレフィン系液体炭化水素と接
触させる。抽出装置は温度35〜65℃(100〜150°F)および圧力0〜
2000kPaで操作される。
穏やかな条件で樹脂触媒を用いてメタノールとインブチレンおよびインアルケン
とを反応させることは既知の技術であり、レイノルズ(R,W、Reynold
s)らのジ・オイル・アンド・ガス・ジャーナル(The Oil and G
as Journal)、1975年6月16日、およびペッチ(S、Pecc
i)およびフローリス(T、 F 1oris)のハイドロカーボン・プロセッ
シング(Hydrocarbon P rocessing)、1977年12
月、に記載されている。チェイス(J、D、Chase)らの文献「MTBEお
よびTAME−ア・グツド・オクタン・ブースティング・コンボウ(MTBE
and TAME−A Good 0ctane BoostingColIb
o)」、ジ・オイル・アンド・ガス・ジャーナル、1979年4月9日、149
〜152頁、にこの技術が記載されている。好ましい触媒は、[アンバーライス
ト(A鵬berlyst) 15 J樹脂のようなポリスルホン酸樹脂である。
04〜CフイソオレフインからMTBEおよび他のメチル第3アルキルエーテル
を製造および回収するプロセスは、米国特許第4,788、365号に開示され
ているように当業者に知られている。エーテル化流出液からエーテルおよび炭化
水素流を回収するための種々の好適な抽出および蒸留技術が知られている。
低級脂肪族炭化水素および酸素化物を液体炭化水素生成物に改質するゼオライト
触媒技術が良く知られている。商業的なメタノール−トウー−ガソリン(Met
hanol−to−Gasoline : MT G)、メタノールからオレフ
ィンへの(MTO)、芳香族化(M2−フォーミング)およびモービル・オレフ
ィン・トウー・ガソリン/ディスティレート(Mobil O1efin to
G asoline / D 1stillate : MOG/ D)プロ
セスは、この目的のために形状選択性中間孔ゼオライト触媒を用いる。本発明の
ゼオライト転化装置操作は、種々の炭化水素生成物、特にC6〜C,ガソリン範
囲の液体脂肪族および芳香族化合物を製造するためのプロセスおよび触媒の特徴
を有し得ると解される。
最近のゼオライト技術の発達により、類似の孔構造を有する一群の中間孔珪素富
含物質が提供された。これらの中間孔ゼオライトのうちで最も著名なものはZS
M−5であり、これは通常、ゼオライト骨格中にAQlGa、、Feまたはそれ
らの混合物のような四面体配位金属を組み込むことによりブレンステッド酸活性
部位を有するように合成される。これらの中間孔ゼオライトは酸触媒に好ましい
が、種々の酸性度を有する一種またはそれ以上の四面体種を有する珪素富含物質
または結晶性メタロシリケートを用いることによりZSM−5構造の利点を利用
することができる。ZSM−5結晶構造は、米国特許第3,702,866号に
記載されているX線回折パターンにより容易に確認される。
ここで好ましく使用されるゼオライト炭化水素改質触媒は、シリカ−アルミナ比
が少なくとも12、拘束指数が1〜12および酸クラツキング活性(アルファ値
)が触媒合計重量基準で1〜250、好ましくは3〜80である中間孔(すなわ
ち、5〜7人)形状選択性結晶性アルミ/シリケートゼオライトを含む。流動床
反応器において、コークス形成触媒は、所望の反応苛酷度を達成するためのプロ
セス条件下に、見掛は活性(アルファ値)が3〜80となり得る。ZSM−5型
中間孔形状選択性ゼオライトの代表例は、ZSM−5、ZSM−11、ZSM−
12、ZSM−22、ZSM−23、ZSM−35およびZSM−48である。
米国特許第3.7.02.、886号および米国再発行特許第29,948号に
アルミノ/リケードZSM−5が開示されている。他の適当なゼオライトが、米
国特許第3゜709、979号、同第3,832,449号、同第4,076.
979号、同第3.832.449号、同第4,076.8’42号、同第4゜
016.245号、同第4,414,423号、同第4,417,086号、同
第4.517,396号および同第4,542,251号に開示されている。配
位金属酸化物対シリカモル比が20:1〜200:1またはそれ以上の適当なゼ
オライト使用してよいが、シリカアルミナモル比が25:1〜70:1で要すれ
ば酸性度およびオリゴマー化/芳香族化特性の調節のために適当に改質された標
準的ZSM−5を使用することが有利である。。ブレンステッド酸部位を有する
典型的ゼオライト触媒成分は本質的にアルミノンリケード23M−5ゼオライト
からなり、5〜95重量%の/リカ及び/又はアルミナバインダーを含む。
通常、ゼオライト触媒の結晶寸法は0.01〜2ミクロンまたはそれ以上である
。乱流式流動化のための望ましい粒子寸法を得るために、ゼオライト触媒結晶に
、シリカ、アルミナ等の適当な無機酸化物を結合してゼオライト濃度を5〜95
重量%とする。単流流動床装置においてシリカ:アルミナモル比が25・1また
はそれ以上の標準的ZSM−5を用いて60〜100%、好ましくは少なくとも
75重量%のモノアルケンおよびメタノールを一回の流通により転化することが
有利である。好ましい態様において、特記しない限り、75%のシリカ−アルミ
ナマトリックスバインダーと共に焼成した25%H−ZSM−5触媒が使用され
る。
粒径分布は、乱流式流動化において全体としての均一性を達成するための重要な
因子である。床全体に良好に混ざる粒子を用いてプロセスを操作することが望ま
しい。粒子寸法が250ミクロンより大きな粒子は避けるべきであり、実質的に
1〜150ミクロンの粒子寸法範囲を用いることが有利である。平均粒子寸法は
、通常20〜100ミクロン、好ましくは40〜80ミクロンである。粒径分布
は、操作可能範囲にあるより大きい粒子とより小さい粒子の混合により向上させ
ることができ、微小粒子を多量に含むことが特に望ましい。反応領域の全触媒の
10〜25重量%の粒子寸法を32ミクロン以下に保持するように分布を綿密に
制御することができる。
従って、操作を遷移速度と輸送速度の間に保持されるように流動化形式を制御す
る。
水性メタノールに加えて、反応器原料のオレフィン系成分、適当な酸素化物及び
又はオレフィン系補助原料流を好ましいMTG反応装置に添加してよい。低級パ
ラフィンおよび不活性ガスのような有害でない成分が存在してよい。生成物需要
に応じて、03〜C,パラフィン、オレフィン系ガソリンまたはC,〜C,BT
X炭化水素の収率が大きくなるように反応苛酷度条件を制御することができる。
ブレンステッド酸反応部位を高濃度で有するゼオライト触媒により芳香族炭化水
素および軽質パラフィンの製造が促進される。すなわち、重要な基準は、所望の
特性を有する新しいまたは再生触媒を提供するために触媒を選択および維持する
ことである。反応温度および接触時間も反応苛酷度における重要な因子であり、
プロセスパラメーターは、反応流出液中の所望のプロパン対プロペン重量比が得
られる制限内に反応苛酷度が維持される実質的定常状態を提供するように従う。
乱流式流動化触媒床の場合、垂直反応塔内において、熱い反応体蒸気またはリフ
トガスを、濃厚床遷移速度より速く平均的触媒粒子の輸送速度より遅い速度で反
応領域を上方に流通させることにより転化反応が行われる。反応領域からコーク
ス付着触媒の一部を排出し、排出触媒を酸化再生し、再生触媒を原料が転化する
ように反応苛酷度および触媒活性を制御する速度で反応領域に戻すことにより連
続プロセスが操作される。
共転化反応器におけるそのような水素起因のオレフィンの改質が、米国特許第4
,788.365号、同第4,090,949号および同第4,827,046
号に教示されている。典型的プロセスにおいて、メタノールおよびオレフィン系
原料が接触反応器において高温条件および穏やかな圧力(すなわち、100〜2
500kPa)下に転化さ含むC1十炭化水素から本質的になる液体生成物が製
造される。反応温度を、約250℃〜650℃の通常の操作範囲、好ましくは3
50℃〜500℃の平均反応器温度に注意深く制御することができる。
イソパラフィンをその相当するインオレフィンに転化する重要な装置の操作は脱
水素である。一般的には、これは水素化−脱水素触媒を用いた高温タラノキング
により達成することができるが、このプロセス工程においてトランスハイドロゲ
ネーション(transhydrogenat ton)を用いて03〜C2中
間体アルカンから水素を除去することが本発明の概念に含まれる。米国特許第4
,393,250号會こ開示されているように、脱水素(異性化プロセスを含む
)によりイソアルケン富含物を製造するための種々の方法が知られている。典型
的プロセスは、白金またはクロム酸化物が含浸された活性アルミナ固体触媒を用
いて高温(530〜700℃)および穏やかな圧力で操作される。他の脱水技術
が、オイル・アンド・ガス・ジャーナル(Oil& Gas Journal)
、1980年12月8日、96〜101頁、ハイドロカーボン・プロセッシング
(Hydrocarbon P rocessing)、1982年4月、17
1−174頁、1988年4月11日出願の米国特許出願No、179,729
、および米国特許第4,218,346号に開示されている。
本発明は粗メタノールの経済的脱水に特に有利であり、それにより費用がかかり
エネルギー浪費的な蒸留による予備分留が避けられる。オレフィン系炭化水素反
応液体を用いて粗原料からメタノールを抽出することにより、実質的な設備およ
び装置の節約が実現される。特に装置および重要でない加工工程の選択において
この系に種々の改良を加えることができる。もう一つの利益は、特にC8〜C4
フラクシヨンをMTGガソリンおよびMTBEに転化することによる、C5+ガ
ソリン収率の向上である。
FIG。
国際調査報告
Claims (18)
- 1.(a)少量の水を含む粗メタノール系原料とC4+イソアルケン炭化水素を 豊富に含む液体オレフィン系炭化水素抽出溶媒流とを、メタノールの選択的抽出 に好ましい抽出条件下に接触させることによりメタノール富含非水性有機抽出液 体流および未抽出メタノール含有水性ラフィネート流を提供し、 (b)液体炭化水素抽出剤および実質的に水を含まない抽出メタノールを第1の 酸型エーテル化接触反応領域に装入し、エーテル化プロセス条件下にエーテル化 触媒に接触させて、メタノールおよびイソアルケン炭化水素を主にメチル第3ア ルキルエーテルに転化し、(c)工程(b)からのエーテル化流出液を分留して 、未反応メタノールおよび軽質オレフィン系炭化水素を含む塔頂流およびメチル 第3アルキルエーテルを含む液体生成物を回収し、(d)工程(a)からの水性 ラフィネートを、第2のメタノールからガソリンヘの反応領域において、工程( c)からのオレフィン系塔頂蒸気および未反応メタノールの接触改質と同時に、 中間孔酸型ゼオライト触媒と接触させて接触転化して、C3〜C5アルカン中間 生成物、水および軽質ガスと共に主に液体C8+炭化水素生成物を提供し、 (e)工程(d)からの軽質ガスおよび水を分離してC3〜C5アルカン富含中 間体およびC8+炭化水素生成物を回収し、(f)工程(e)からのアルカン中 間体を脱水素してイソアルケン富含オレフィン系炭化水素液体を提供し、(g) 工程(f)からのオレフィン系液体をメタノール原料の脱水のための抽出溶媒液 体として工程(a)に循環する工程を含んでなる粗メタノールをメチル第3アル キルエーテルおよびガソリンに転化する連続的方法。
- 2.酸型エーテル化触媒がイオン交換樹脂または酸型中間孔ゼオライトを含んで なり、メタノール系原料が本質的にメタノールおよび4〜20重量%の水を含ん でなり、抽出液体が主要量のC4〜C5第3アルケンを含んでなる請求項1記載 の方法。
- 3.工程(b)において抽出メタノールと共に別のメタノールを導入して、イソ アルケンに対して化学量論的に過剰のメタノールを提供する請求項1記載の方法 。
- 4.(a)粗水性アルコール原料とC4+イソアルケン炭化水素を豊富に含む液 体炭化水素抽出溶媒とを、アルコールの選択的抽出に好ましい抽出条件下に接触 させて、アルコール富含抽出液体流およびアルコールをあまり含まない水性ラフ ィネート流を提供するための抽出手段、 (b)アルコールおよびイソアルケン炭化水素を主に低級アルキル第3エーテル に転化するための酸型エーテル化触媒を含む第1の接触反応領域に、実質的に水 を含まない抽出メタノールおよび液体炭化水素抽出剤を装入するために、抽出液 体流を受けるように運転可能に接続された第1のエーテル化反応手段、(c)反 応器(b)からエーテル化流出液を分離して未反応アルコールおよび軽質オレフ ィン系炭化水素塔頂流を回収し、エーテル生成物を含む液体生成物を回収するた めの分留手段、(d)分留器(c)からのオレフィン系塔頂蒸気を改質して液体 炭化水素生成物を提供するための第2の接触反応手段、および(e)反応器(d )におけるオレフィン改質と同時にアルコールを炭化水素に転化するために、抽 出手段(a)からの水性ラフィネート流の少なくとも一部を装入するために手段 を含んでなる粗低級アルキルアルコールを低級アルキル第3アルキルエーテルに 転化する連続的反応装置。
- 5.酸型エーテル化触媒がイオン交換樹脂を含む請求項4記載の反応装置。
- 6.第2の反応手段が酸型中間孔ゼオライト触媒を含む請求項4記載の反応装置 。
- 7.(a)少量の水を含む粗アルコール原料とC4+イソアルケン炭化水素を豊 富に含む液体オレフィン系炭化水素抽出溶媒流とを、アルコールの選択的抽出に 好ましい抽出条件下に接触させることにより、アルコール富含非水性有機抽出液 体流および未抽出アルコール含有水性ラフィネート流を提供し、 (b)液体炭化水素抽出剤および実質的に水を含まない抽出アルコールを第1の エーテル化接触反応領域に装入し、エーテル化プロセス条件下に酸型エーテル化 触媒に接触させて、アルコールおよびイソアルケン炭化水素を主に第3アルキル エーテルに転化し、(c)工程(b)からのエーテル化流出液を分留して未反応 アルコールおよび軽質オレフィン系炭化水素を含む塔頂流を回収し第3アルキル エーテルを含む液体生成物を回収し、(d)工程(a)からの水性ラフィネート を、第2の酸素化物転化反応領域において、工程(c)からのオレフィン系塔頂 流および未反応アルコールの接触改質と同時に、中間孔酸型ゼオライト触媒と接 触させて、C3〜C5アルカン中間体生成物、水および軽質ガスと共に主に液体 C8+炭化水素生成物を提供し、(e)工程(d)からの軽質ガスおよび水を分 離してC3〜C5アルカン富含中間体およびC6+炭化水素生成物を回収し、( f)工程(e)からのアルカン中間体の少なくとも一部を脱水素してイソアルケ ン富含オレフィン系炭化水素液体を提供し、(g)工程(f)からのオレフィン 系液体をアルコール原料を脱水するための抽出溶媒液体として工程(a)に循環 する工程を含んでなる粗低級脂肪族アルコールをアルキル第3アルキルエーテル およびガソリンに転化するための連続的方法。
- 8.低級脂肪族アルコールとC4+イソアルケン炭化水素富含液体オレフィン系 炭化水素流とを、酸型エーテル化触媒を含む第1のエーテル化接触反応領域にお いて、アルコールおよびイソアルケン炭化水素を主に第3アルキルエーテルに転 化するエーテル化プロセス条件下に反応させ、 エーテル化流出液を分留して未反応アルコールおよび軽質オレフィン系炭化水素 を含む塔頂蒸気を回収し、第3アルキルエーテルを含む液体生成物を回収し、 エーテル化からのオレフィン系塔頂蒸気および未反応アルコールを、粗水性酸素 化炭化水素原料と同時に、第2の接触反応領域において中間孔酸型ゼオライト触 媒と接触させて接触転化することにより、C3〜C5アルカン中間体生成物、水 および軽質ガスと一緒に主に液体C6+炭化水素生成物を提供し、第2の反応領 域からの軽質ガスおよび水を分離してC3〜C5アルカン富含中間体およびC8 +炭化水素生成物を回収し、アルカン中間体を脱水素してイソアルケン富含オレ フィン系炭化水素を提供し、および 脱水素オレフィン系炭化水素を直接または間接的にエーテル化反応領域に循環す る 工程を含んでなる低級脂肪族アルコールをアルキル第3アルキルエーテルおよび ガソリンに転化する連続的方法。
- 9.アルカン中間体が、第2の反応領域からの全炭化水素流出液に対して5〜1 0%のイソブタンを含む請求項8記載の方法。
- 10.エーテル化触媒がスルホン酸樹脂を含み、中間孔ゼオライトが酸型ZSM −5を含む請求項8記載の方法。
- 11.少量の水を含む粗原料液体と液体オレフィン系炭化水素抽出溶媒流とを、 メタノールの選択的抽出に好ましい抽出条件下に接触させることにより、メタノ ール富含抽出液体流およびメタノール貧含水性ラフィネート流を提供する抽出手 段、接触反応領域の抽出流とエーテル化反応領域の酸型エーテル化触媒とを、メ タノールの主要量をエーテルに転化するプロセス条件下に接触させるために運転 可能に接続された第1の接触反応手段、未転化オレフィン系炭化水素およびメタ ノールからエーテル生成物を回収するための流出液分離手段、 ラフィネート流を未転化オレフィン系炭化水素およびメタノールの存在下に転化 触媒と接触させて常態で液体のC6+ガソリン生成物を飽和C5−中間体炭化水 素と共に製造するように運転可能に接続された第2の接触反応手段、 第2の反応器流出液からガソリン生成物流および飽和中間体炭化水素流を回収す るための手段、 イソアルケン富含オレフィン系液体流を製造するためにC5−中間体炭化水素の 少なくとも一部を脱水素する第3の反応手段、および第3の反応手段からのオレ フィン系液体流の少なくとも一部を回収して抽出溶媒として用いるために抽出手 段に循環するための手段を含んでなる粗メタノール原料をメチル第3アルキルエ ーテルに転化するための連続的原料分離およびエーテル化反応装置。
- 12.酸素化物原料をMTG反応領域において酸型形状選択性中間孔ゼオライト 触媒と接触させて主にガソリン範囲炭化水素に転化することにより少量のイソブ タンを製造するためのゼオライト触媒反応手段、 MTG反応器流出液からイソブタン富含C5−パラフィン系中間体炭化水素およ びC8+ガソリン生成物を回収するための分離手段、パラフィン系中間体の少な くとも一部を主にイソブチレン含有C2〜C5低級オレフィンに転化するための 脱水素反応手段、イソブチレンを豊富に含む第2の反応器オレフィン系流出液か らオレフィン系流を回収するための手段、イソブチレン富含流および低級脂肪族 アルコール流を、エーテル化触媒と接触させてエーテル化反応領域に輸送してイ ソアルケンを第3アルキルエーテルに転化するための手段、未反応アルコールお よびC4+オレフィンを含む塔頂流および液体エーテル生成物をエーテル化反応 領域から回収するための分留手段、および 塔頂蒸気をMTG反応器領域に供給して酸素化物原料と一緒に転化するための手 段 を含んでなる酸素化物原料を液体炭化水素に転化するための接触反応装置。
- 13.MTG反応器領域中の触媒が酸型ZSM−5を含む請求項12記載の反応 装置。
- 14.MTG反応器が、反応器内の炭化水素に対して5〜10重量%の量でイソ ブタンが製造される触媒固定床を含んでなる請求項13記載の反応装置。
- 15.MTG反応器が、垂直反応器シェル内に維持された触媒微粒子の流動床、 および分留器塔順流を触媒床を上方に流通させるために触媒床の下側に導入する 手段を含んでなる請求項12記載の反応装置。
- 16.更に、液体原料をポンプ送りしてその内部に射出することにより酸素化物 原料をMTG反応領域に導入する手段を有する請求項15記載の反応装置。
- 17.更に、水を含む粗水性アルコール原料とC4+イソアルケン炭化水素を豊 富に含む液体炭化水素抽出溶媒とを、アルコールの選択的抽出に好ましい抽出条 件下に接触させることにより、アルコール富含抽出液体流およびアルコール貧含 水性ラフィネート流を提供するための抽出手段、 脱水アルコールおよびイソアルケン炭化水素を主に低級アルキル第3アルキルエ ーテルに転化するために、実質的に水を含まない抽出アルコールおよび液体炭化 水素抽出剤をエーテル化反応領域に装入するために、抽出液流を受けるように第 1のエーテル化反応器を機能的に接続する手段、および MTG反応領域においてオレフィン改質と同時にアルコールを炭化水素に転化す るために、抽出手段からの水性ラフィネート流の少なくとも一部を装入する手段 を含む、粗低級アルキルアルコールを低級アルキル第3アルキルエーテルに転化 するための請求項12記載の連続的反応装置。
- 18.酸型エーテル化触媒がイオン交換樹脂を含む請求項17記載の反応装置。
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