JPH0394623A - 藻類の培養装置 - Google Patents

藻類の培養装置

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Publication number
JPH0394623A
JPH0394623A JP23262489A JP23262489A JPH0394623A JP H0394623 A JPH0394623 A JP H0394623A JP 23262489 A JP23262489 A JP 23262489A JP 23262489 A JP23262489 A JP 23262489A JP H0394623 A JPH0394623 A JP H0394623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
algae
medium
storage tank
culture
irradiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23262489A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Sumino
立夫 角野
Hironori Nakamura
裕紀 中村
Naomichi Mori
直道 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0394623A publication Critical patent/JPH0394623A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は藻類の培養装置に係り、特に容器に貯留された
培地に光を照射して遊走性の藻類を培養する藻類の培養
装置に関する。
〔従来の技術〕
遊走性の藻類には、テトラセルミス、クラミドモナス等
があり、これらの藻類は主に魚貝類の種苗生産の為の餌
科として培養される。
前記テトラセルミスの一般的な培養方法は、表lに示す
培養液にテトラセルミスの種子を接種した培地を作る。
そして、前記培地を容器に貯留し、日光照射下で光合戊
させると共に、空気曝気を行い空気中の炭酸ガスを供給
しながら培養する。
しかしながら、前記日光照射による光合戊だけでは照射
時間が短いので、培養に長時間かかる。
その対策として、近年、貯留されている培地中に照射ラ
ンプを浸漬させて設置し、この照射ランプで培地に光を
照射させ、光合或を常時行わせて効率良く培養を行う方
法が採用されている。
表−1 培養液の12中の戊分 こ発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、前記照射ランプを設置する培養方法でも
、培地中に於けるテトラセルミスの培養濃文は(6 〜
g) XIO’ cells/mlと低く、照射ランプ
の照度をアップしたり、培養時間を長くしても、その最
高濃度は8 XIOScells/mlが限度であった
このように、,従来の培養方法では、高濃度の培養濃度
、即ち高濃度の藻類を得ることができないという欠点が
ある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、高濃
度の藻類を得ることができる藻類の培養装置を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決する為の手段〕
本発明は、前記目的を達成する為に、遊走性の藻類の種
子を接種した培地(l2)が貯留される貯留1(10)
と、貯留槽(l O)内に設けられ、貯留槽(10)に
貯留された培地(l2)に光を照射して遊走性の藻類を
培養する第1の唄射装置(20)と、貯留(−iJ(1
0)に設けられ、貯留槽(lO)内で培養された藻類を
貯留1(10)から採取する取出口(30)と、貯留I
f(10)の取出口(30〉近傍に設けられ、該取出口
(30)近傍に光を照射して培養した遊走性の藻類を取
出口近傍(1 2 a)に集合させる第2の照射装!(
36)と、を有することを特微とする。
〔作用〕
本発明によれば、貯留槽(10)の藻類取出口(30)
近傍に第2の照射装置〈36〉を設:ナ、藻類を取り出
す際には、前記照射手段(36)で取出口(30)近傍
の培地(12a>に光を照射し、貯留槽(10)内で培
養した遊走性の藻類を取出口(30)近傍の培地(1 
2 a)に集合させて取り出す。従って、a縮された藻
類を得ることができる。
こ実施例) 以下添付図面に従って本発明に係る藻類の培養装置の好
ましい実施飼を詳説する。
第1図は本発明に係る藻類の培養装置の実施例を示す測
断面図が示されている。
第l図jこ於いて、培養タンクlOは円簡状に形成され
、その内部に培地12が貯留されている。
該培地l2は、図示しない培地製造機で前記表1に示し
た培養液にテトラセルミスの種子を接種して製造され、
この培地製造機から供給ポンブl4に吸引され培地パイ
プ16を介して前記培養タンク10に間欠的に供給され
る。
前記培養タンク10内には、照射ランブ18、20が一
対設置される。照射ランブl8、20は、それぞれラン
プホルダ22、24で被覆されて培地12内に浸漬され
る。従って、前記照射ランブ18、20は、培地12全
域に光を照射することによって、培地12中のテトラセ
ルミスの光合或を促進させることができる。
また、照射ランブl8、20の間には短絡防止板26が
設け与れている。
前記培養タンク10の底部10a近傍には、エア吹出し
ノズル28、28・・・が底部12a全域に配せられる
っこれらのエア吹出しノズル28、28・・は、ダクト
29を介して培養タンク10の外111jに設置された
図示しないエア供給源に連通される。従って、エア供給
源で吸気された外気は、ダクト28を介してエア吹出し
ノズル28、28・・から培地12に供給される。
これによって、培地l2中のテトラセルミスは、エアー
中の炭酸ガスと前記照射ランブl8、20の照射光とが
供給されることによって培養タンクIO内で増殖する。
培養タンクIOの測邪の上部には、藻類取出口30が形
戊され、バルブ32を開放することによって、培養した
テトラセルミスがバイプ34を介して採取される。
前記取出口30の近傍で培養タンク10の上部に:ま照
射装置36が取付けられ、この照射装置36によって取
出口30近傍の培地12aに光が照射される。
次に、前記の如<II或された藻類の培養装置の作用に
つ5)で説明する。
先ず、培養タンクIOの全域でテトラ七ルミスを培養す
るには、前述したように照射ランプl8、20で光を照
射すると共にエア吹出しノズル28、28・・・かちエ
アーを吹き出して行う。
次に、培養されたテトラセルミスを採取するには、照射
装置36から取出口30近傍の培地12aに光を照射し
、培養タンクlOの全域で培養したテトラセルミスを培
地12a部分に集合させる。
これは、テトラセルミス等の遊走性の藻類が、光が当た
る所に集まる習性を利用したものである。
これによって、培地12aa{S分のテトラセルミスの
培養濃度を高くすることができる。
次いで、所定時間経過後、バルプ32を開放して培地1
2a部分に集合したテトラセルミスを培地と共に取り出
す。
従って、本発明によれば、培地12を均等に取り出して
得与れる培養濃度よりも高濃度のテトラセルミスを得る
ことができる。
次に、テトラセルミスの培養濃度の試験結果につら)で
説明する。
第2図は、前記試験に適用される藻類の培養装置の運転
パターンが示されている。
第2図によれば、照射ランプ18、20、エア吹出しノ
ズル28、28・・・、照射装置36、バルブ32及び
供給ポンブ14は、それぞれ6時間サイクルで20日間
運転される。
前記照射ランプ18、20及びエア吹出しノズル28、
28・・・は、経験的に培養タンク10内のテトラセル
ミス濃度が( 6 〜8 ) X I O ’cell
/m+に達する時間、即ち作動開始から4,5Hr運転
を継続し、その後1. 5}1r停止し、再び前述した
時間で運転の開始と停止を順次繰り返す。
前記照射装置36は、照射ランプl8、20とエア吹出
しノズル28の運転パターンと逆の運転パターンで運転
する。即ち、作動開始から4,5Hr運転を停止し、そ
の後1, 5Hr 運転し、再び前述した運転時間で運
転の開始と停止を順次繰り返す。また、本実施例では照
度が5000rux の照射装置36を1吏用する。
前記バルブ32は、照射装置36の作動開始時期よりも
5分乃至lO分遅れて運転を開始する。
これは、照射装置36が光を照射しはじめてから培地x
2aにテトラセルミスが集合する迄の時間を予め設定し
ている為である。前記バルブ32の開放時間は略1.3
Hr で、照射装置36の道転を停止すると同時に閉鎖
し、テトラセルミスの採取を停止する。
前記供給ポンプl4は、バルブ32の閉鎖と同時に運転
を開始し、バルブ32の開放によって取り出された培地
の量と同量の新しい培地を培養タンク10に供給する。
本発明によれば、前述した運転パターンで得られたテト
ラセルミスの培養濃度は(1〜1.6) XIO’ce
lls/mlで、従来の藻類の培養装置で得られる濃度
よりも(0.2〜1.0) XIO’ cells/+
r+lアブプすることが判明した。
E発明の効果〕 以上説明したように本発明に係る藻類の培養装置によれ
ば、貯留槽の藻類取出口近傍に第2の照射装置を設けて
、該照射手没で取出口近傍に光を照射し、遊走性の藻類
が取出口近傍に集合した時取出口から藻類を採取するよ
うにしたので、高濃度の藻類を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る藻類の培養装置の実施例を示す側
断面図、第2図は本発明に係る藻類の培養装置の運転パ
ターンの実施例を示す説明図である。 lO・・・培養タンク、 l2・・・培地、 18、2
0・・・照射ランプ、 28・・・吹出しノズル、  
30・・・取出口、 36・・・照射装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 遊走性の藻類の種子を接種した培地が貯留される貯留槽
    と、 貯留槽内に設けられ、貯留槽に貯留された培地に光を照
    射して遊走性の藻類を培養する第1の照射装置と、 貯留槽に設けられ、貯留槽内で培養された藻類を貯留槽
    から採取する取出口と、 貯留槽の取出口近傍に設けられ、該取出口近傍、に光を
    照射して培養した遊走性の藻類を取出口近傍に集合させ
    る第2の照射装置と、 を有することを特徴とする藻類の培養装置。
JP23262489A 1989-09-07 1989-09-07 藻類の培養装置 Pending JPH0394623A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23262489A JPH0394623A (ja) 1989-09-07 1989-09-07 藻類の培養装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP23262489A JPH0394623A (ja) 1989-09-07 1989-09-07 藻類の培養装置

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Publication Number Publication Date
JPH0394623A true JPH0394623A (ja) 1991-04-19

Family

ID=16942243

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JP23262489A Pending JPH0394623A (ja) 1989-09-07 1989-09-07 藻類の培養装置

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JP (1) JPH0394623A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014168409A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Univ Of Tokyo 微細藻類培養液の濃縮方法および装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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