JPH0394376A - データベース検索方法 - Google Patents

データベース検索方法

Info

Publication number
JPH0394376A
JPH0394376A JP1230401A JP23040189A JPH0394376A JP H0394376 A JPH0394376 A JP H0394376A JP 1230401 A JP1230401 A JP 1230401A JP 23040189 A JP23040189 A JP 23040189A JP H0394376 A JPH0394376 A JP H0394376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
dimensional
data
information space
viewpoint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1230401A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Furuya
陽二 古谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP1230401A priority Critical patent/JPH0394376A/ja
Publication of JPH0394376A publication Critical patent/JPH0394376A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はデータベース検索方法、特にパソコンあるいは
ワークステーションのデータベース管理システムにおけ
るデータベース検索方法に関するものである。
[従来の技術] 従来データベース管理システムでは、リレーショナル・
データベース・ソフトウエアに代表されるように、互い
に関連性のある多数の表構造のそれぞれに多量の文字列
や数値のデータを付加しておいて、その構造全体を“デ
ータベース”と呼んでいる.検索するときには、ユーザ
の入力する文字列に一致するすべてのデータをサーチし
て、順々に画面に表示する形式である。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前記従来例では、データベース全体を見渡すこ
とや個々のデータ間の関連性を直感的に把握することな
どは、概念の上で非常に形成しにくい。これは、文字列
の一致や数値範囲チェックだけに保存処理と検索処理と
を頼っているからである。そこで本発明者は先に、二次
元の論理座標を定義し、その平面上にデータを代表する
文字ラベルを多数配置しておいて、ユーザーが文字ラベ
ルを指し示すことで生データを検索できるデータベース
検索方法を提案した(特願平1一7 7 2 4)。
しかしながら、上記提案では、二次元の論理座標区間が
処理対象であったために、文字ラベルを並べるデータベ
ースの空間も平面の世界に限定されてしまっていた。つ
まり、平面上に広がる以外にデータを増やす方法もなか
ったし、仮に立体的な表現ができればユーザーがわかり
やすくなる場合でも、立体表現が不可能であった。
一般的な例で言えば、現在ある「地図情報データベース
」と言われるものは、ある都市の町内でも単純な線画の
地図で画面表示できるようになっていて、町内の一戸建
住宅のワタ内には所有者名が記入され、操作者がカーソ
ル等でその氏名を指し示すことで、所有者の年収や資産
,家族構成等のデータを引き出せるようなシステムであ
る。しかし、このままの平面的な“地図”の形では、高
層住宅の一戸一戸の所有者については表現のしようがな
く、仮に解決しようとすれば、操作者がカーソルで高層
住宅を指し示すと居住者一覧を画面上にリスト出力する
と言うような方法しかない。これでは、データベースの
構造を直感的に把握することは出来ない。
本発明は、前記従来の欠点を除去し、データベース全体
を見渡すことができると共に、互いのデータの関連性を
直感的に把握できるデータベース検索方法を提供する。
又、データベース構造を表わす三次元空間内を検索者が
自由に飛び回って検索ができるデータベース検索方法を
提供する。
又、上記検索を簡単な操作で達成するデータベース検索
方法を提供する。
[課題を解決するための手段コ この課題を解決するために、本発明のデータベース検索
方法は、データベース内から所望のデータを検索するデ
ータベース検索方法であって、 少なくともデータベース内の所定のデータの集合を代表
するラベルとデータベースの構造に対応して該ラベルに
割り振られる三次元の論理座標とを記憶させ、所望の視
点から所望の視線方向に見た前記三次元の論理座標空間
をラベル付きで画面上に表示し、該表示画面内の所望ラ
ベルを指示することより、前記データベースより対応す
るデータを検索して表示する。
又、複数の前記三次元の論理座標空間を設け、表示画面
内の窓の設定に基づいて、2つの前記三次元の論理座標
空間を関連付け、前記窓を通過することにより、前記2
つの座標空間の1つから他の1つに移動する。
ここで、前記視点及び視線の移動を所定の入力手段から
行う。
又、前記ラベルは、アイコンフォント.写真イメージ.
動画アニメーションあるいは三次元空間内に設定された
物体そのもので代行される。
[作用コ かかる構成において、生データの各々に代表する文字ラ
ベルをつけ、しかも各ラベルに三次元の論理的な座標を
割り振ることにより、この三次元31角理座標空間を文
字ラベル付きで立体的に画面表示することで、ユーザは
データの並びをより直観的に把握でき、文字ラベルのひ
とつを指し示すことで容易に生データを検索できるよう
にしたものである。
[実施例] 以下、各図に従って本発明の一実施例を説明する。
く構成例〉 第1図は本実施例のデータベース検索方法で使用される
ワークステーションの構成を示すブロック概略図である
。1は本装置全体の制御な行う中央処理装置(以下CP
Uと言う)で、変数m,nを表わすレジスタla,lb
を有している。2は画像表示用のCRTディスプレイ、
3はイメージデータを入力するためのイメージスキャナ
、4は印刷用のプリンタ、5は文字列入力用のキーボー
ドである。6はメモリで、リードオンリーメモリ7(以
下ROMと言う)ランダムアクセスメモリ9(以下RA
Mと言う).ビデオRAMIO(以下VRAMと言う)
等で構成される。ROM7・の中には、CRTディスプ
レイ2に文字を表示出力する動作のもとどなるベクトル
フォントデータ8が含まれる。
RAM9には本装置の動作中に制御用プログラムや変数
データが常駐して動作制御を行う外、視点座標記憶部9
a,視点ベクトル記憶部9b,天頂ベクトル記憶部9c
を備え、以下に示す視点/視線移動部l9による視点と
視線の制御に使用される。
VRAMIOはこの領域に展開されたイメージバクーン
がCRTディスプレイ2上に画像表示される役割を持つ
。さらに、VRAMIOは第IVRAMllと第2VR
AM14とに分かれてオリ、コレハタトエハ第IVRA
MI llS:cRTディスプレイ2へ表示中に、第2
VRAM14をCPU 1が書き換えて、書き換えがお
わったら第2VRAM14をCRTディスプレイ2へ表
示することにより、表示用VRAMと書き換え用VRA
Mを分離することで、CRTディスプレイ2を見ている
ユーザにはVRAMIOの書き換え途中の行為が見えな
いようになっている。また、第IVRAMIIと第2V
RAM14の中は、立体像を作るために、左眼の位置か
ら見た像のパターンを展開するための左眼位置画面VR
AM12.15と、右眼の位置から見た像のパターンを
展開するための右眼位置画面VRAM13.16とで構
或されている。
液晶シャツタ部17は普通の眼鏡の形をした装置である
第2図は立体視の原理を示した図である。ある時点で、
左画面用VRAM12.15の内容をCRTディスプレ
イ2に表示しているときは、液晶シャツタ部17の左だ
けを開き、人間の左眼がこれを視る.次の時点で、右画
面用VRA13,16の内容をCRTディスプレイ2に
表示しているときは、液晶シャツタ部17の右だけを開
き、人間の右眼がこれを視る.これを高速で繰返すこと
で立体映像を視ることができる。
なお、この液晶シャツ夕方式による立体映画は、VHD
方式ビデオディスクですでに製品化されて市販されてい
るので、液晶シャツタの詳細説明は省略する。
立体座標指定装置18は、現在のワークステーション等
に用いられているボインテイングデバイスのマウスの代
りに、平面でなく立体的な位置指定を可能にしたもので
ある。
第3A図、第3B図は立体座標指定部18の詳細図であ
る。発信器18aはペン型をしておりペンの脇にクリッ
クボタン18bが付属している。受信器18c,18d
,18eの3個は、CRTディスプレイ2の前面に三角
形を描くように固定セットされている。発信器18a及
び受信器18c,18d.18eは演算器18fに接続
されており、演算器18f内部で発信器18aの空間座
標値の計算を行う。
視点/視線移動部19は三次元の空間の中を移動しなが
ら、どの方向を見てCRTディスプレイ2上にその視野
像を表示するか指定するものである.たとえば、高層ビ
ルの林立する地区を小型飛行機に乗ってビルの間をぬう
ように飛行する動作をシミュレートするもので、しかも
飛行中に飛行方向とは関係なく上下左右あらゆる方向に
顔を向けた場合に、その顔の方向に見えた立体像をCR
Tディスプレイ2に表示するようにしてある。
第4A図は視点/視線移動部19の構成を示す図であり
、タッチパネル191.前進ペダル198.後退ペダル
l99.演算器120等で構成される.タッチパネル1
91の上には、さらにカーブ円192.脇見円193,
静止時の視点移動方向変更ボタンl94,視点移動方向
の視点の天頂矯正ボタン195,脇見視野の天頂矯正ボ
タン196,視点移動方向の視野の回転円197等が配
置されている。各部の働きについては後述する。又、演
算器120は視点移動演算部1 20aと視線移動演算
部1 20bと天項矯正演算部120cとを有している
。尚、視点座標記憶部9a,視線ベクトル記憶部9b,
天頂ベクトル記憶部9cは視点/視線移動部19内にあ
ってもよい。
第4B図はタッチパネル191の詳細図であり、上述の
各種ボタン等が同じ参照番号で示されている。タッチパ
ネル191の表面上のカーブ円192等は各部が浮き彫
り状に線刻されていて、ユーザはタッチバネル191を
直接見ずに軽く振れるだけで、どの部分にタッチしてい
るかがわかる。タッチパネル191はやや感度を落とし
てあり、ユーザは軽くタッチパネル191に振れてどの
部分であるか確かめてから、少し強くプッシュすること
で、タッチパネル191にプッシュ位置を知らせる形に
なる。もちろん指でタッチパネル191をプッシュした
まま指をずらして移動することも可能である。
第4C図は前進ペダル198と後退ベダル199との外
観図であり、ユーザは足でそれぞれのペダルを踏むこと
で視点の前進及び後退を指示する。踏み込めば踏み込む
ほど前進速度及び後退速度が大きくなる。これは、電動
ミシンのペダルと同様である。
次に、タッチパネル191及び前進ベダル198,後退
ベダル199の操作に対応する、視点座標.視線ベクト
ル.天項ベクトル等の変化と表示画面の変化を示す数例
を挙げる。
仮想的な木や建物等が存在する三次元空間において、視
点が水平面上にあり視点の移動方向が水平線上の“木”
に向かっている状態からユーザが前進ペダル198を踏
めば、視点が“木“の方向に少しづつ移動して“木”が
徐々に近づく表示になり、後退ベダル191を踏めば視
点が“木”と逆の方向に少しづつ移動して“木”が徐々
に遠ざかる表示になる。以下の動作でも視点の移動が伴
っているが繁雑なので説明は省く。
カーブ円192の左方向を押しながら前進ペダル198
を踏めば、水平線上の“木”や“建物”に近づきながら
徐々に左カーブして行く表示をする。このとき、カーブ
円192の左方向の同じ部分を押したまま後退ベダル1
99に踏みかえれば、同じ左カーブの軌跡を逆にたどっ
てもとの位置に戻ることができる。同様のことは、カー
ブ円192のプッシュ位置により、右カーブの前進・後
退,上昇カーブの前進・後退.下降カーブの前進・後退
が可能である。また、カーブ円192は、カーブ方向を
上下左右だけではなく中間の斜め方向も無段階に指定で
きるので、右上約300方向へカーブの前進・後退する
ことも可能である。なお、カーブ円192は、より外側
の円をプッシュするほどカーブの度合いが強くなり、内
側の円をプッシュするほどカーブの度合いは弱くなる。
これは無段階指定である。
また、前進後退せず静止したまま視点の移動方向だけを
変更することができる。静止時の視点移動方向の変更ボ
タン194を押しながらカーブ円192を押せば、カー
ブ円192のプッシュ位置方向に徐々に視点の移動方向
が変化する。
同時にCRTディスプレイ2上の表示もあたらしい視点
移動方向の表示に変化する。これも、上下左右あるいは
任意の斜めの方向に変更可能で、カーブ円192の外側
の円をプッシュするほど変化の度合いは大きい。
一方、脇見円193をプッシュすれば、視点移動方向を
中心に上下左右あるいは斜め方向に視線を移動すること
ができる。方向は無段階に着めることができ、移動の角
度についても脇見円193の中心点が00で、最外円が
90’を示しており、途中任意に無段階に指定できる。
なお、脇見円193は視点移動の変更にはまったく無関
係であって、カーブ円192だけが視点移動方向の変更
作業にかかわってでる。それで、カーブ円192と前進
・後退ベダルl98.199とによって各種カーブ起動
上を視点が移動中でも、脇見円193によって脇見がで
きる。
つまり“脇見運転”が可能である。
又、視点移動方向が水平面に対して斜め上方向を向いて
いる際に、静止時の視点移動方向変更ボタン194を押
しながらカーブ円192の左あるいは右の位置をプッシ
ュして、視点座標固定のまま視点移動方向を左あるいは
右に変更していった場合に、視点移動方向が、水平面に
達すると、表示画面の傾きつまり視点移動方向の傾きは
水平線に対して斜めになる。これでは困る場合は、視点
移動方向の視野の天頂矯正ボタン195を押す。これに
よって、視点移動方向の視野つまり画面の上方向が天頂
につながるように傾きか矯正される。
一方、脇見円193の左あるいは右をプッシュして横向
きの視線方向の視野を画面表示した場合も同じく視野が
傾く。この場合も、脇見視野の天頂矯正ボタン196を
押せば、視野の“上゜゜方向が天頂につながるように傾
きが矯正される。
脇見視野の天頂矯正ボタン196は、押すごとに天頂矯
正モードがON/OFFされる仕組になっており、ON
の場合には脇見円193のどんな位置をプッシュしても
、表示する視線方向の視野つまり脇見の画面は常に“上
”方向が天頂につながるように表示される。この仕組に
よって、どんなに視点の移動方向が斜めでも、どんなに
視点移動方向の視野が傾いていても、脇見の画面に関し
ては常に”上”が天頂になる見やすい表示画面が得られ
る。ところで、視線移動方向の視野の傾きそのものを9
0’左に回転させるには、視点移動方向の視野の回転円
197を指で押したまま90°左.周りの円周方向にな
ぞるだけで良い。
ベクトルフォント展開部20は、ベクトルフォントデー
タ8をもとにして、ゆがんだ形の様々な大きさの文字を
高速でVRAMIO上に展開するための装置である。物
体の表面にはりつけた形の文字は、物体を見る方向によ
って斜めにゆがんだ形などになってしまうが、そのよう
な文字の形も高速にVRAMI Oに展開するために必
要なものである。
ベクトルフォント展開部20は、cpu i及びROM
7内のベクトルフォントデータ8やVRAMlOに直接
接続しており、CPU 1から指令される指示データに
従ってベクトルフォントをVBAMIO上に展開する。
指示データとしては文字コード,VRAM上の展開位置
.文字の大きさ.文字の変形方法などがある。この展開
処理はCPU 1とは独立して実行されるので、装置全
体として高速化が図れる。なお、汎用のワークステーシ
ョンに搭載されているDTPソフト等では、ベクトルフ
ォントの展開をCPUが行なうのが普通である。一方、
一部のワープロではベクトルフォント展開装置をチップ
化して搭載し、文字表示.印字用として利用している例
がある。
第5図はベクトルフォント展開部20による展開処理例
を示したものである。文字の大きさを龍段階に変えられ
ること.文字の縦方向圧縮,横方向圧縮.平行四辺形型
の変形,上下左右方向への各種台形型変形が可能なこと
を現わしている。もちろん、第5図の中の方形枠、平行
四辺形枠,台形枠は、実際にはVRAM4上に展開され
ているわけではなく、文字フォントだけが展開される。
この他の処理として、文字回転.陰影付け等も行なうこ
とができる。このように、ベクトルフォント展開部20
が独立してベクトルフォントの展開を行うので、CPU
1の負担が軽くなり、文字付きの物体像のCRTディス
プレイ2上への高速表示が可能になる。
2lは外部記憶装置で、本実施例のメインプログラムや
画像表示プログラム.物体形状を設定するための三次元
CADプログラムなどのソフトウエアや、少量のデータ
ベースのデータ本体あるいはそれぞれの情報空間の三次
元の形状を表わした形状データ等々が内蔵されている。
プログラムは実行時にRAM9上にロードされて実行を
開始する。又、CRTディスプレイ2に情報空間画像を
表示する際に、即必要となる三次元空間の形状を表わす
形状データは、特定の小さなデータ量のデータベース・
システムの場合は、外部記憶装置2lに予め全てが格納
されていても良いが、ネットワークで接続された汎用の
大きなデータベース・システムの場合は、最初にデータ
ベースサーバから情報空間に対応する少量の形状データ
を受信して、臨時に外部記憶装置21に格納する処置が
必要である。
22.24はネットワーク・コントロール・ユニット(
以下NCUと言う)、23は電話網、25はデータベー
スサーバである。
第6図はネットワーク構成図で、本装置をワークステー
ション26として使用し、何台かのワークステーション
26を電話網23を介して、データベースサーバ25と
接続した形態を示している。多量のデータベースのデー
タ本体がデータベースサーバ25に保存されていて、ワ
ークステーション26側で必要になった場合は、必要な
データ群を電話網を介してデータベースサーバ25から
ワークステーション26内の外部記憶装置21に転送・
コピーし、ワークステーション側で使用する。また、ワ
ークステーション26側でそのデータの更新が行われた
場合は、あるタイミング、例えばワークステーション2
6の電源を切る直前の時期などに、更新したデータがデ
ータベースサーバ25へ転送・コピーされ、正式に保存
される。
第7A図〜第7C図はワークステーション26からデー
タベースサーバ25間に電話網23を介して、種々の要
求をするコマンドのフォーマット例を示す図である。
第7A図はデータベースサーバ25内に貯蔵された生デ
ータを検索して読み出すためのコマンドであり、端末番
号101,ログイン名102,パスワード103に続い
て、このコマンドが情報検索要求であることを示すワー
ド1 04aがあり、次に検索のキーワードとして情報
空間名105とユーザが指示した文字ラベル等の三次元
論理座標106とが送られる。このコマンドデータから
データベースサーバ25は所望の生データを検索して、
指示した端末に送る。
第7B図はワークステーション26の立ち上がり、ある
いは情報空間の変更等の場合に、データベースサーバ2
5が貯蔵している表示画面用の三次元形状データを要求
するコマンドであり、端末番号101,ログイン名10
2.パスワード103に続いて、このコマンドが形状デ
ータ要求であることを示すワード1 04bがあり、次
に形状データを指定する情報空間名105が送られる。
このコマンドデータからデータベースサーバ25は所望
の情報空間の形状データを指示した端末に送る。
第7C図は操作終了後にワークステーション26からデ
ータベース内の情報の更新追加をするためのコマンドで
あり、端末番号101.ログイン名102,パスワード
103に続いて、このコマンドが情報の更新(追加)要
求であることを示すワード1 04cがあり、更新デー
タを指定する情報空間名105と三次元論理座標106
の後に更新(追加)データ107が送られる。この更新
(追加)データは、データベースの更新の外形状データ
の更新・追加も含まれる。
第8A図はワークステーション26の外部記憶装置2l
内あるいはRAM9内に三次元表示データがどのような
構造で格納されているかを示す一例である。尚、この図
では以下で説明する“門”を通した1つの情報空間から
他の情報空間への移動を実現する構成もあわせて示して
いる。
200は現在表示中の情報空間の状態を示すテーブルで
ある。情報空間名201.前述の第7A図あるいは第7
C図で送られる三次元カーソルが指示している三次元座
標202.あるいは第1図に示す視点座標記憶部9a等
も含まれてよい。
203aは、門を示すワードで侵入であることを示す“
l゛を有し、次のワード203bには侵入先の情報空間
名が記憶されている。又、ワード203aはこの門が三
次元空間のどこに位置するどんな窓かを示すテーブル4
00を持っている。ここには、門が四角であることを示
すワード401と角の4点の座標402〜405が示さ
れている。この座標402〜405から窓の位置と視点
との位置関係が計算される.同様にワード204aは出
現を出す”2“を有し、テーブル500を指している。
テーブル500には門が円であることを示すワード50
1と中心点の座標502.円の垂直方向503,円の半
径504が含まれている。このワード502〜504か
ら窓の位置と視点との位置関係が計算される。尚、ワー
ド205はこれで門のデータの終りを示す“O”を有し
ている。
テーブル200は表示形状データ301及び文字コード
302を全て含むデータ300を指し示す表示データポ
インタ206をも有している。
以下、本実施例の他の作成作業あるいはサーチ作業の各
動作を実現する簡単な構或例を示す。
第8B図には形状データ301の内部構造例を示す。こ
のデータ構造は、以下に示す物体の作成を実現する構成
をも示している. 第8C図には文字コード302の内部構造例を示す。こ
のデータ構造は、以下に示す文字ラベルやメッセージの
作成、あるいはそのサーチ・一覧等を実現する構成をも
示している。
第8D図には以下で示す個人用ジャンプを実現するデー
タ構造例、第8E図には以下で示す戻・り位置記憶及び
実行を実現するデータ構造例、第8F図には公開されて
いる情報空間を管理する情報空間管理ファイルのデータ
構造例、第8G図にはデフォルトの情報空間を記憶する
データ構造例を示す. 以上の各データ構造に基づいて、本実施例の以下の動作
が可能となる。
く動作例〉 第9図は、本装置を電源ONにした直後に、CRTディ
スプレイ2上に表示される初期画面を表している。30
はCRTディスプレイ2の画面枠、3lはコマンドエリ
ア、32は立体像表示エリア、33は論理座標のX軸.
Y軸,Z軸、34はユーザに最初にキーボード5からロ
グイン名,パスワードを入力させるための小ウインドウ
、35はログイン名入力エリア、36はパスワード入力
エリア、37は文字カーソルである。
ログイン名入力用小ウインドウ34は、ログイン名35
,パスワード36人力後は、自動的に閉じる。又、立体
表示されるデータが少なくて目印としてどうしても座標
軸が必要な場合は座標軸33の表示を続けるが、立体表
示されるデータが多くなって目印として座標軸33が必
要でなく、むしろじゃまな場合は、座標軸33の表示は
やめる。
38は立体像表示エリア32に表示中の論理座標空間(
以下、単に「情報空間」と呼ぶ)の名前を表示するエリ
ア、39は表示中の立体像を“見ている”情報空間内の
位置(以下「視点位置」と呼ぶ)の座標値をあらわして
いる。
なお、以下の記述で視点位置と言った場合はX座標,Y
座標,2座標の各座標値だけでなく、゛見る”方向や“
見る”ときの“顔”の傾きと言った情報もすべて含まれ
る。
40は「サーチ」ウインドウを開く表示、41は「作成
」ウインドウを開くマーク表示である。
各ウインドウは、おおむね小ウインドウ34近くに開か
れる。尚、「サーチ」ウインドウには表示中の情報空間
に含まれる特定の文字ラベルを探すためのツール等が含
まれる。「作成」ウインドウには、現在表示中の情報空
間に物体や文字ラベルなどのデータを追加するツール等
が含まれている。42は「終了」マーク表示で、すべて
のデータベースアクセス作業を終え、本装置の電源をO
FFLようとする場合に用いる。
ところで、情報空間の名前の欄38にユーザが新規に名
前をセットあるいはこれを変更した場合は、その新しい
情報空間が立体像表示エリア32に表示される.そのと
きの視点の位置は、その新しい情報空間の予め設定され
ているデイフオルトの視点位置である。デイフオルトの
視点位置の設定は、第15図のコマンド75で行なわれ
るが詳しい説明は後述する。
第10図〜第14図は本装置内の情報空間に立体的な三
次元の「地図情報データベース」を構築した例を説明し
ている。
第10A図〜第lOC図は、CRTディスプレイ2の立
体表示エリア32に表示された像を示し、市街地.上空
の位置から視点/視線移動部19を用いて、視点の位置
を連続的に地面に接近させて行った場面を示している。
第10A図から第10B図.第10C図への移行は、段
階的ではなく連続的な拡大としてユーザには感じられる
一方、平面的な「地図情報データベース」の場合は、ユ
ーザ自身が2度も3度も方形枠43を指定して、段階的
に地図を拡大して行かなければならない。しかも、仮に
第lOC図で、「リベレ向陽台に居住する古谷氏につい
て調べたい」と言う目的があったとしても、平面的な「
地図情報データベース」ではこれ以上「リベレ向陽台」
を拡大しても建物が拡大されるだけで、「古谷氏の家」
は地図上に表すことができない。残された方法としては
、“地図”ではなく「リベレ向陽台の全居住者リスト」
等の別のデータを参照しなければならなくなる。このよ
うに、一戸建住宅の所有者は“地図”上にあらわせても
、高層住宅の住民については“地図”上にあらわせない
ところで、本装置内の三次元「地図情報データベース」
では高層住宅や高層ビルについても立体的に表現できる
ので、目的の居住者がどの棟の何階のどのエリアに住ん
でいるか“地図”上に記載可能になっており、それを示
したのが第11A図〜第11C図である。
第lOC図から第11A図への移行は、視点/視線移動
部l9によって視点位置を「リベレ向陽台の上空」から
「リベレ向陽台」西側の地面近くまで連続的に移動させ
、建物方向に向き直ることで行なえる。
第11A図〜第11C図は、目的の居住者を探すために
、建物の方向に“顔”を向けながら視点位置を建物のま
わりにゆっくり連続的に移動させたときの、CRTディ
スプレイ2上の立体像表示エリア32の表示状態を示し
ている。なお、第11A図で遠くに見える高層ビル群や
煙突は、イメージスキャナ3で取り込んだイメージを燕
限遠にあるものとして立体像表示に取り込んだ“背影画
”である。高層ビルや煙突の構造のデータが実際にあっ
て再構成したわけではない。
第12A図は情報空間内における文字ラベル51と生デ
ータ54表示の関係を示した図である。順序としては、
ユーザが立体座標指定部18を用いて、CRTディスプ
レイ2上の立体像表示エリア32内の適当な位置に立体
マウスカーソル50を表示させてから、立体マウスカー
ソル50を物体表面の文字ラベル51「リベレ向陽台」
に接触させると、生データ表示用ウインドウ53が開い
て生データ54が表示される。そして、生データ54を
読んだあと立体マウスカーソル50を、文字ラベル51
「リベレ向陽台」から離すと、小ウインドウ53が閉じ
るしくみになっている。第12B図も、第12A図と同
様にして、立体マウスカーソル50を文字ラベル52「
古谷」に接触させ、生データ表示用ウインドウ53を開
いて生データ54を表示している場面である。
第13A図〜第13C図は、居住者の一人「古谷」氏の
一家をより詳しく調べようとして、視点位置を「古谷」
氏の居住エリアにさらに近づけて言った場面を示してい
る。しかし、第10図から第13図まで説明した単一の
情報空間では、座標軸の精度の面から形状データとして
これ以上細かな構造は設定できないので、いくら近づい
ても部屋の間取り等はまったくわからない。
そこで本実施例では、第10図から第13図までで示し
た単一の情報空間以外に、“地図データ”とは別種に、
第14図のような「古谷家」の情報空間を設け、第10
図から第13図で説明した地図の情報空間から、「古谷
家」の情報空間に移ることが出来る。情報空間を移る方
法として、本実施例では第13C図の状態からさらに視
点位置を文字ラベル52「古谷」に近づけ、窓わく55
を通過すれば、自動的にCRTディスプレイ2上の立体
像表示エリア32の像が第14図の状態になるように構
成されている。この場合、窓わく55が地図の情報空間
と「古谷家」の情報空間とをつなぐ“門”の役目をして
いることになる。またこの“門”は双方向であるので、
「古谷家」の情報空間に入ったあとで「古谷家」の情報
空間内にもある窓枠を「古谷家」側から通過すれば、地
図の情報空間内の第13C図で示した視点位置近くまで
戻ることができる。
ところで、第14図に示す「古谷家」の情報空間には四
方を壁で囲まれた閉鎖空間であって、内部には家具60
,冷蔵庫61,証明器具620等の物体が形状データと
して設定されている。
右側の壁には家族構成をあらわす文字ラベル63の群が
はりつけてあり、第12A図.第12B図で示したよう
に立体マウスカーソル50を各文字ラベル63に接触さ
せることで、小ウインドウ53を開いて家族の各人に関
する生データ54を表示することができる。なお、空間
の座標軸33は、「古谷家」の情報空間では目印として
は不要なので表示されない。また、この空間は閉鎖空間
とは言っても、南側の窓わくは前述したように第10図
から第13図で説明した地図の情報空間への“門”にな
っており、双方向で視点位置を行き来させることができ
る。更に、「古谷家」の情報空間内に「本棚」を置き、
この「本棚」に近づくことで「本棚」の情報空間に移っ
て、書籍のデータベースを検索するようにも構成できる
一以下余白一 第15図は、CRTディスプレイ2上の表示のコマンド
エリア31内にある「作成」マーク4lに立体マウスカ
ーソル50を接触させたときに開かれる、「作成」作業
用の小ウインドウ70の表示内容を示している。この小
ウインドウ70は立体マウスカーソル50を「作成」マ
ーク4lから離しても閉じない。何もせずにこの小ウイ
ンドウ70を閉じたいときは、「消」マーク71に立体
マウスカーソル50を接触させれば小ウインドウ70が
閉じる。なお、「作成」作業は、72〜77で示した各
作業項目の行に立体マウスカーソル50を接触させるこ
とで各々の作業が開始されるが、多くの場合は「作成」
ウインドウ70が閉じられ、代りに各種の作業用ウイン
ドウがそれぞれ開かれて各作業が処理される。処理が終
了すれば、立体像表示エリア32からはすべてのウイン
ドウが閉じられた状態で作業完了となる。
次に、72〜77の各作業について説明する。
72は物体の形状を定義して情報空間内に形状データと
して物体を設置するためのコマンド行で、外部記憶装置
21内にある三次元CADプログラム等の働きで行なう
。作業中は「作成」ウインドウが閉じられ、三次元CA
Dプログラムのウインドウが開かれている。この作業は
第8B図の構造により実現される。
73は文字ラベル作成用のコマンド行で、ユーザがキー
ボード5から文字列を入力して文字ラベルとし、それを
情報空間内にすでに設置済みの物体の表面にはりつける
作業をする。作業中は「作戊」ウインドウ70は閉じら
れ、代りに文字ラベル作成用のウインドウが開かれてい
る。
74は生データ54であるメッセージを作成するための
コマンド行で、ユーザがキーボード5から文字列を入力
してメッセージを作成する。
作戊後は、メッセージが情報空間内にあるどの文字ラベ
ルに付属する生データ54なのかを指定する。この作業
中は「作成」ウインドウ70は閉じられ、代りにメッセ
ージ作成用のウンドウが開かれる。73.74の作業は
第8C図の構造により実現される。
75は情報空間を新規に作成するためのコマンド行で、
作業を開始すると「作成」ウインドウが開かれると同時
に、立体像表示エリア32には第9図に示したようなX
,Y,Zの論理座標軸たけ表示され、物体や文字ラベル
等のデータの何もない空間が表示される。ユーザはその
後、情報空間の名前を指定しておいて、この情報空間を
他のネットワーク加入者に対して公開にするのか非公開
にするのかの属性を決めたり、デイフオルトの視点位置
を設定したりして作業を終了する。情報空間を作った後
は、72,73.74で示した行のコマンドを用いて、
順次内部データを追加して行き、データベースとして構
築・成長させる。
76.77は第13C図,第14図の説明で述べた1つ
の情報空間と他の情報空間とをつなぐ“門”を作威する
ためのコマンドである。手順としては、ユーザが「侵入
“門”の指定」76の行に立体マウスカーソル50を接
触させると、「作成」ウインドウ70は閉じられ、代り
に「入口となる物体の面を指定して下さい」と言う小さ
いメッセージウインドウが表示される。
ユーザがそれに従って、情報空間内に評に設置されてい
る物体のある面を立体マウスカーソル50で指定すると
、次に「侵入する情報空間名を指定して下さい」とのメ
ッセージウインドウが表示される。この侵入先情報空間
名を指定すると、゛門゜゛の入口として内部的に臨時登
録されてメッセージウインドウも閉じられ、一旦作業は
終了する。ただし、この時点では出口を指定していない
ので“門”は完成していない。
次に、ユーザは第9図で示した情報空間名欄38を変更
するなどして、別の情報空間に表示を切り換えた後、視
点移動等を繰り返し、“門”の出口となるべき物体の面
を捜しだす。そして、「作成」ウインドウ70を開き「
出現“門”の指定」77の行を選択すると、「出口とな
るべき、物体の面を指定して下さい」と言うメッセージ
ウインドウが開かれるので、それに従ってユーザが物体
の面を指定すると、次に「出現する情報空間名を指定し
て下さい」というメッセージウィンドウが表示される。
この出現先情報空間名を指定すると、前述のすでに内部
的に臨時登録されている“入口”と今回の“出口”とが
つながって正式の“門”として登録されたことになる。
これで、すべてのウインドウは閉じられて一連の“門”
作成作業は終了する。以後は、新しい“門”を通って、
情報空間と別の情報空間を自由に行き来できる。
なお、75,76.77の作業は第8A図の構造により
実現される。又、第15図では示さなかったが、本装置
は物体,文字ラベル.メッセージ,情報空間,“門”に
関する各種の修正や削除の処理機能も当然備えている。
第16図は、第15図と同様で、「サーチ」マーク40
に立体マウスカーソル50を接触させたときに開かれる
「サーチ」作業用のウインドウ70の内容を示している
。「消」マーク7lによってウインドウ70が閉じられ
ることは、第15図の場合と同様である.また、80〜
85の各行に立体マウスカーソル50を接触させること
で、各作業が開始され作業が終了すると「サーチ」ウイ
ンドウ70を含めて、すべてのウインドウが閉じられる
ことも、第15図の場合と同様。一方、作業中は多くの
場合「サーチ」ウインドウ70は閉じられ、代りに各作
業の様々な小ウインドウが開かれる点も同じである。
次に各作業について説明する,80は表示中の情報空間
内のすべての文字ラベルをチェックして、ユーザがキー
ボード5から入力した文字列を含んだすべての文字ラベ
ルを小ウインドウ内に一覧表示するコマンド行である.
しかも、文字ラベル一覧の中のひとつをユーザが立体マ
ウスカーソル50で接触させると、選択された文字ラベ
ルを正面にとらえた位置に視点位置が移動して、立体像
表示エリア32の表示が切り変わる。
このときはすべてのウインドウが閉じらていて、サーチ
作業は終了したことになる。なお、この作業は「サーチ
」ウインドウ70は閉じられ、代りに「文字ラベルサー
チ」用小ウインドウが開かれる。80の作業は第8C図
の構造により実現される。
81はユーザ個人の持っている視点位置のジャンプ先の
リストの表示,ジャンプ実行あるいはリストへのジャン
プ先の追加等を行なうコマンド行である。ユーザがこの
行を立体マウスカー.ソル50で触れると、「サーチ」
ウインドウ70は閉じ、代りにジャンプ先リスト用のウ
インドウが開く。そして、すでに登録時済のジャンプ先
をそれぞれ示すいくつものメモが一覧表示される.この
うちのひとつをユーザが立体マウスカーソル50で触れ
ると、選択されたジャンプ先として登録されている情報
空間の登録されている座標位置に視点位置が移動して、
立体像表エリア32の像が新しい視点位置から見た像に
切り変わる。
一方、ユーザがこのジャンプ先リストに新しいジャンプ
先を登録することを指示した場合、現在表示中の情報空
間の現在の視点位置がジャンプ先のひとつとして登録さ
れる.そのとき、ユーザはキーボード5からこのジャン
プ先の名前にあたるメモを入力する.ジャンプ先リスト
とはこのメモ群の一覧のことである.なお、この作業中
も「サーチ」ウインドウ70は閉じられ、代りにジャン
プ先リスト作業用のウインドウが開かれることは前述の
とおりである.81の作業は第8D図の構造により実現
される. 82.83は戻り位置記憶と戻り実行である。
これは、たとえばある情報空間は複雑な多くの文字ラベ
ルの並びがあって、視点/視線移動部1つで何かを探し
て進行しているうちに道に迷ってしまった場合に、進行
開始前の位置に戻るのに用いる道具である。操作順序と
しては次のようになる.ユーザが立体マウスカーソル5
0で「戻り位置記憶」82の行に触れると、現在表示中
の情報空間の現在の視点位置が戻り位置として記憶され
る.ここで、一旦すべてのウインドウは閉じられ作業は
終了する。そして、ユーザが自由に視点移動をして目的
のデータを探していて、結局発見できず迷ってしまった
とする。その場合、「サーチ」ウインドウ70を開いて
、立体マウスカーソル50を戻り実行83の行に接触さ
せれば、記憶されている前述の戻り位置まで視点位置を
戻すことができる。このとき、いくつもの情報空間を越
えた戻り実行も可能である。なお、戻り実行83の処理
後は、自動的に「サーチ」ウインドウ70は閉じられる
。83.84の作業は第8E図の構造により実現される
84はネットワーク加入者のすべてに公開されている属
性を持った情報空間の名前を一覧・表示するためのコマ
ンドである。このときもまた、ジャンプ先リスト81と
同じく、ユーザの選択によって目的の情報空間に視点位
置をジャンプさせ、表示を切り換えることができる。た
だし、この新しい視点位置は、目的の情報空間にひとつ
だけ定義されているデイフオルトの視点位置である。な
お、デイフオルトの視点位置は情報空間の新規作或時に
ユーザが設定することは前述の通り。当然ながら、ジャ
ンプ実行のあとはすべてのウインドウは閉じられた状態
になる。84の作業は第8F図の構造により実現される
85は第9図で示した初期画面でユーザがログイン名.
パスワードを入力した直後に、立体像表示エリア32に
自動的に表示される情報空間を定めるためのコマンドで
ある。ユーザが立体マウスカーソルをこの行に接触させ
ると、現在の表示中の情報空間の現在の視点位置が、電
源ON直後に表示されるデフォルトの情報空間の視点位
置として登録される。なお、この作業のあと「サーチ」
ウインドウ70は閉じられる。85の作業は第9G図の
構造により実現される。
以上、「サーチ」ウインドウ70内の各作業について説
明したが、本装置はこの他にも個人用のジャンプリスト
81の削除や電源ON直後のデフォルトの情報空間の設
定の解除などの処理も当然ながら婦えている。
くフローチャート〉 次に、フローチャートに従って、本実施例の動作を説明
する。
第17図は第7A図〜第7C図のコマンドを使用したワ
ークステーション26からデータベースサーバ25への
要求処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS201.S21 1.S222で情報検索の
要求か、形状データの要求か、情報更新の要求かを判定
する. 情報検索の要求の場合は、ステップS201からステッ
プS202に進んで送信OKを待ち、0Kならばステッ
プS203で第7A図に示したような検索キーワードを
含むコマンドを送る。
ステップS204でデータベースサーバ25からの返答
を待って、ステップS205で生データを受信し、ステ
ップS206でこの生データを外部記憶装置21に記憶
すると共に表示画面上では小ウインドウが,53が開い
てこの生データを表示する。
画像データ要求の場合は、ステップS2LLから821
2に進んでステップS212で送信にOKを待ち、ステ
ップS213で第7B図の形状データ要求コマンドを送
る.データベースサーバ25からの返答があれば、ステ
ップS214からS215に進んで形状データを受信し
、ステップ5216で形状データを外部記憶装置2lに
記憶すると共に、視点及び視線をデフォルト値に指示し
て表示画面に情報空間を表示する。
情報更新(追加や登録を含む)の場合は、ステップS2
21からS222に進んで、送信OKを待ちOKになれ
ば、ステップS223に進んで第7C図の更新要求コマ
ンドを送る。
続いてステップS224で更新データを送る。
ステップS225で送信終了を待ってリターンする。
情報検索要求でも形状データ要求でも情報更新要求でも
なければ、ステップS226でデータ送受信に関連した
他の処理を行う。
第18図は、画面表示ルーチンの動作を示すフローチャ
ートである。本装置のソフトウエアはマルチタスクで動
作しており、特に画面表示ルーチンと以下の第19図で
説明するメインルーチンとは同時進行して処理が進行す
るしくみになっている。よって、メインルーチン側で何
かの処理を開始すると、画面表示ルーチンが異常な見苦
しい状態になるというようなことは基本的にない。画面
表示ルーチンは、メインルーチンによって起動されまた
動作終了させられるが、それ以外は無限ループを形成し
てCRTディスプレイ2への表示作業をくり返す。その
間は表示すべきVRAM番号の指示を受け付けるだけで
、他の干渉は受け付けない。
次に各ステップに従って、画面表示ルーチンを説明して
行く。まず、画面表示ルーチンがメインルーチンから起
動をかけられると、ステップS1でメインルーチンから
画面表示終了指令があったかチェックし、YESならリ
ターンして終了する.NOならステップS2へ進み、ど
の番号のVRAMを表示すべきかの指令を受けち番号を
変数mにセットする.特別指定のない場合は、変数mの
値は以前のままとする。次にステップS3に進み、眼鏡
型の液晶シャッター装置17を両眼とも閉じた状態にし
、ステップS4で第mVRAMの左眼位置画面VRAM
の内容をCRTディスプレイ2上に表示しておいて、ス
テップS5で液晶シャツタ部17の左眼なあける。
そして、そのままステップS6で(1/60)秒待つ。
次にステップS7で液晶シャツタ部17を再び両眼とも
閉じ、ステップS8で第mVRAMの右眼位置画面VR
AMの内容をCRTディスプレイ2上に表示しておいて
、ステップS9で液晶シャツタ部l7の右眼なあける。
そして、そのままステップSIOで(1/60)秒待つ
その後はステップS1に戻り、閉じたループを形成して
ステップSl−SIOの表示動作をくり返す。つまり、
右眼用の画面表示は右眼だけが見、左眼用の画面表示は
左眼だけで見、それを高速でくり返すしくみになってい
る。
第19A図〜第19E図は、本装置のメインルーチンを
示すフローチャートである。尚、以下のフローで情報空
間の変更や最初の読み出し等においてはそのステップ内
で第17図の処理が実行され、新たな情報空間を表わす
形状データが外部記憶装置21内に読み込まれる。まず
、ステップSllでは、第IVRAMII上に第9図で
示した初期画面の像を展開する。ここでは左眼位置画面
VRAM12.右眼画面位置VRAM13への展開であ
る。このとき、変数nに1をセットする。第18図で説
明した画面表示ルーチンに、表示すべきVRAM番号を
指示する際に用いるもので、1あるいは2の値を取り、
第IVRAM11あるいは第2VRAM 1 4を指し
ている。
ここで、変数mとnは交互の値を取ることで、第IVR
AMを表示時は第2VRAM14へのイメージ展開作業
、第2VRAM14を表示時は第IVRAMIIへのイ
メージ展開作業が行なわれる。次にステップS12では
、画面表示ルーチンに第IVRAMIIの表示開始を指
令する。ここでは左眼位置画面VRAM12,左眼位置
VRAM13の表示である。これで、画面表示ルーチン
に起動がかかったことになる。
次に、ステップS13では、ユーザがログイン名とパス
ワードとをキーボード5を用いて入力し、ステップS1
4では電話網23を介してデータベースサーバ25や他
のワークステーション26で構成されるネットワークへ
の接続作業を行なう。これで、データベースサーバ25
内に貯蔵されている大量のデータにアクセス可能になる
。ステップS15では、第16図で説明した「電源ON
直後に表示されろデフォルトの表示情報空間」が実際に
定められているか否かチェックし、YESならステップ
S16でステップl7に分岐し、上記の情報空間自身の
持っているデフォルトの視点位置を新しい視点位置とし
て、その新しい視点位置から見た画像を第2VRAM1
4に展開し、変数nに2をセットする。
ここでは左眼位置画面VRAM1 5,右眼位置画面V
RAM16への展開をする。そして、ステップS18で
画面表示ルーチンに第2VRAM14の表示を指令して
ステップS19に進む。
また、ステップS16でNOの場合もステップS19に
進む。
ステップS19ではユーザが立体マウスカーソル50を
「終了」マーク42に接触させたか否かチェックし、Y
ESならステップS20からステップS21側へ分岐す
る。ステップS21では画面表示ルーチンに表示終了を
指示し、ステップS22では電話網23を介して接続さ
れているデータベースサーバ25や他のワークステーシ
ョン26等で構成されるネットワークへの接続終了作業
を行なう。接続終了作業の中には、一連のデータベース
アクセス作業で新たに外部記憶装置21内にたくわえら
れたデータのデータベースサーバ25への転送コピー作
業等も含まれる。そして、ステップ323で本装置の電
源を自動OFFしてすべての作業を終了する。
しかし、ステップS20でNoの場合はステップS24
に進み、ユーザが視点/視線移動部l9を用いて視点の
移動を指示したか否かをチェックし、YESなら.ステ
ップS25からステップS26へ分岐する.なお、ステ
ップS24で“視点の移動の指示“の中には“見る向き
の変更”だけの場合も含まれる.ステップS26では、
変数nが1なられに2を代入し、変数nが2ならnに1
を代入しておいて、ステップ27で指示された新しい視
点位置から見た情報空間画像を第nVRAMに展開し、
ステップS2Bで画面表示ルーチンに第nVRAMのデ
ィスプレイ表示を指示する。このステップS24〜S2
8の作業をくり返すことで、ユーザは画面を見ながら情
報空間内を自由にしかもスムーズに進行している感覚が
得られる.ステップS28で作業が終った場合あるいは
ステップS25でNoの場合は、ステップS29に進む
ステップS29では、ユーザの視点/視線移動部19の
操作のくり返しによって、視点位置が他の情報空間への
“門“に充分近づき、しかも視点の移動方向が“門”の
方向か否かをチェックする。ここで言う“門”とは、第
13C図,第14図で説明した、ある情報空間と別の情
報空間をつないだ出入口を意味するものである.これは
、第8図の出入口の窓を示す座標から計算される.そし
て、ステップS29のチェックの判断がYESなら、ス
テップS30からステップS31へ分岐する。ステップ
S31では、変数nが1ならnに2を代入し、変数nが
2ならnに1を代入しておいて、ステップS32では視
点位置を他の情報空間の“門”の出口付近に移動させ、
その位置から見た他の情報空間の画像を第nVRAM上
に展開する.ステップS33で第18図の画面表示ルー
チンに第nVRAMの表示を指示する。つまり、ステッ
プS31〜S33の作業により、ある情報空間から“門
”を通って他の情報空間側へ抜け出たことを意味してい
る。そして、ステップS33の作業が終るかあるいはス
テップS30でNoの場合は、ステップS34へ移る。
ステップS34では、ユーザが立体マウスカーソル50
を文字ラベル51.52へ接触させたか否かをチェック
し、YESならステップS35からステップS36側へ
分岐する。ステップS36では、文字ラベル51.52
に付属している生データ54を生データ表示用ウインド
ウ53を開いて表示する。そして、ステップS37でユ
ーザが立体マウスカーソル50を文字ラベル51.52
から離したか否かをチェックし、NoならステップS3
8からステップS37に戻り、ステップS3,7のチェ
ックを繰り返すループな形戊する。
ステップS38で離したと判断できたのなら、ステップ
S39で生データ54を表示している生データ表示用ウ
インドウ53を閉じる。つまり、ステップS36〜S3
9では、ユーザが立体マウスカーソル50を文字ラベル
51.52へ接触させている間は、生データ54を表示
し続けたわけである。ステップS39の作業を終えた場
合あるいはステップS35でNoの場合は、ステップS
40へ進む。
ステップS40では、ユーザがCRTディスプレイ2上
のコマンドエリア31内の情報空間の名前の欄38を変
更したか否かをチェックし、変更したと判断できたなら
ステップS41からステップS42へ分岐する.そして
、ステップS42で、さらにユーザの変更した名前の情
報空間が外部記憶装置21の中、あるいはデータベース
サーバ25の中のデータにあるかどうかをチェックし、
あるのならステップS43で、変数nが1ならnに2を
代入し、変数nが2ならnに1を代入しておいて、ステ
ップS44で変更された名前の情報空間のデフォルトの
視点位置から見た画像を第nVRAM上に展開し、ステ
ップS45で第18図の画面表示ルーチンに第nVRA
Mの表示を指示する。つまり、ステップS41〜S45
によって、ユーザの指定した名前の情報空間に“入る”
ことができたわけである.ステップS45が終わった場
合あるいはステップS41かステップS42でNoの場
合は、ステップS46に進む。
ステップS46では、ユーザが立体マウスカーソル50
を「作或」マーク41に接触させたか否かをチェックし
、接触したと判断できるならステップS47からステッ
プS48へ分岐する。
ステップS48ではまず「作成」ウインドウ70を間き
、ステップS49でユーザの指示に従い物体.文字ラベ
ル.メッセージの作成、あるいは情報空間の新規作成、
あるいは情報空間と情報空間をつなぐ“門“の作成等を
行う。詳細は第20図のフローチャートで説明する。す
べての作業を終えれば、ステップS50で開いているウ
インドウはすべて閉じて、ステップS51へ移る。また
、ステップS47でNoの場合もステップS51へ移る
. ステップS51では、ユーザが立体マウスカーソル50
で「サーチ」マーク40に接触したか否かをチェックし
、YESならステップS52からステップS53へ分岐
する。ステップS53ではまず「サーチ」ウインドウ7
0を開き、ステップS54でユーザの指示に従い文字ラ
ベルのサーチ、あるいは個人用ジャンプ先リスト一覧・
実行、あるいは戻り位置記憶・実行、あるいは公開され
ている情報空間名一覧、あるいは電源ON直後のデフォ
ルトの情報空間の設定等を行う。詳細は、第21図のフ
ローチャートで説明する。そして、ステップS55で空
いているウインドーはすべて閉じて作業を終了する。
ステップS55のあとあるいはステップS52でNOの
場合はステップS19に戻り、全体としてループを形成
し、常にユーザの指示を待つ形をとる。
第20A図〜第20C図は、第15図で示した「作成」
ウインドウ70内の作業の詳細を記述したフローチャー
トである。第13図のメインルーチンのフローチャート
のステップS49にあたる。まず、ステップS60でユ
ーザが立体マウスカーソル50を「消」マーク71に接
触させたかチェックする。接触させたと判断できるなら
、ステップS61で分岐して、このルーチンからリター
ンして終了する。NoならステップS62に進み、ユー
ザが立体マウスカーソル50を「物体作成」72の行に
接触させたかチェックし、YESならステップS63か
らステップS64へ分岐する。ステップS64では「作
成」ウインドウ70を閉じ、外部記憶装置21内にある
3次元CADプログラムを用いてユーザが物体の形状を
定義し、ステップS65でユーザの指示に従い情報空間
内の指定された座標位置に物体をセットしてリターンし
終了する。ステップS63でNOの場合は、ステップS
66でユーザが立体マウスカーソル50を「文字ラベル
作成」73の行に接触させたかチェックし、接触させた
と判断できたならステップS67からステップS68へ
分岐し、ステップS68で「作成」ウインドウ70を閉
じ、代りに「文字ラベル」作成用の小ウインドウを開く
。次にステップS69でユーザがキーボード5から文字
ラベルとして文字列を入力すると、ステップS70でユ
ーザの指示に従い文字列を既存の物体表面に貼り付けて
リターン終了する。
ステップ567でNoの場合はステップS71に進み、
ユーザが立体マウスカーソル50を「メッセージ作成」
74の行に接触させたかチェックし、YESならステッ
プS72からステップ373へ分岐する。ステップS7
3では作成ウインドウ70を閉じ、代りに「メッセージ
データ」の作戊用小ウインドウを開き、ステップS74
でユーザがキーボード5からメッセージデークが情報空
間内の物体上のどの文字ラベルに付属するものか、ユー
ザの指示に従い指定,登録してリターン終了する。
ステップS72でNOの場合はステップS76に進み、
ユーザが立体マウスカーソル50を「新規の情報空間を
作成75」の行に接触させたかチェックし、接触させた
と判断できたならステップS77からステップS78へ
分岐する。
ステップS78では「作成」ウインドウ70を閉じ、代
りに情報空間新規作成用小ウインドウを開き、ステップ
S79でユーザがキーボード5から新しい情報空間の名
前の入力し、さらにステップS80でユーザが新しい情
報空間を公開にするか非公開にするか属性を指定する。
次にステップS81で変数nが1ならnに2を代入し、
変数nが2ならnに1を代入する。そしてステップS8
2で第nVRAM上に、X軸,Y軸.Z軸の論理座標軸
だけ表示したデータとして何もない情報空間の像を展開
し、ステップ383で画面表示ルーチンに第nVRAM
のCRTディスプレイ2上への表示を指令する。
ただし、ステップS82で展開する像の視点位置座標は
、斬定的ニX=100.0 、Y=100.0 、Z=
100. 0としている。
最後に、ステップS84で、ユーザが視点/視線移動部
19で視点位置を移動させながら適当な位置で停止し、
その位置を新しい情報空間のデフォルトの視点位置と定
めて、情報空間新規作成の作業をリターン終了する。な
お、「情報空間のデフォルトの視点位置」とは、例えば
第9図の情報空間の名前の欄38をユーザが変更した場
合に、立体像表示エリア32に変更した名前を持った情
報空間の像を表示する際の、最初の視点位置を示してい
る。また、ステップS84で、「視点/視線移動部19
による視点位置の移動」とは第19図のステップS24
.S26,S27,S28の一連の動作と同一の動きで
あって、ただ繁雑なため省略した表現にしただけである
ステップS77でNOの場合はステップS85に進み、
ユーザが立体マウスカーソル50を「侵入“門”の指定
」76の行に接触させたかチェックし、YESならステ
ップS86からステップS87に分岐する。ステップS
87では「作成」ウインドー70を閉じ、代りに「侵入
門(入口)となる物体上の面を指定して下さい」と言う
メッセージウインドウを開く。ここで“門”とは、前述
したように、情報空間と別の情報空間をつなぐ出入口を
示す特殊な平面である。そして、ステップS88でユー
ザの指示に従い、既存の物体表面上を“侵入門” (入
口)の面と設定して、ステップS881で「挿入先情報
空間名を指示して下さい」というメッセージウインドウ
を開く。ステップ388″で侵入先情報空間を指定する
とこれを設定してリターン終了する。
ステップS86でNoの場合はステップS89へ移り、
ユーザが立体マウスカーソル50を「出現“門“の指定
」77の行に接触させたかチェックし、接触させたなら
ステップS90でステップS91側へ分岐する。ステッ
プS91では、「作成」ウインドウ70を閉じ、代りに
「出現門(出口)となる物体上の面を指定して下さい」
と言う。メッセージウインドウを開く。
次に、ステップS92に移り、ユーザの指示に従い情報
空間内にすでに設定されている物体の特定の面を“出現
門” (出口)と決定し、ステップ892′で「侵入元
情報空間名を指定して下さい」とのメッセージウインド
ウを開く.ステップS92″ではユーザの指示に従い侵
入元情報空間名を設定し、ステップS93で、すでにス
テップS88とS88″で決定済の“侵入門” (入口
)と一対のベアを組ませて、双方向の出入口としての“
門゜゜を正式に登録して、リターン終了する。
上記で“門”として成立してしまえば、どちらが入口で
どちらかが出口かと言う違いはなくなり、1つの情報空
間と別の情報空間との間でお互いに行き来できる出入口
となる。なお、ステップS88’,S88″による“侵
入門” (入口)の決定と、ステップS92’.S92
″による゛出現門” (出口)の決定との間が、一連の
動作でなくて分割されている理由は、この2つのステッ
プの間に、ユーザによる表示する情報空間の切り換えや
視点/視線移動部19により視点位置の移動の動作が含
まれているからである。
もちろん、それ以外の動作が2つのステップの間に行わ
れても別にかまわない.なお、ステップS90でNoの
場合は、ステップShoの前に戻ってループを形成し、
ユーザの指示を待つ。
以上で、「作成」ウインドウ70の動作を示すフローチ
ャートの説明を終えるが、この他の物体.文字ラベル,
メッセージ.情報空間名,”門”等に対する各種の修正
作業.削除作業を表わすフローチャートも当然必要であ
るが、繁雑なため記載を省略した。
第21A図〜第21D図は、第16図で示した「サーチ
」ウインドウ70内の各作業を説明するためのフローチ
ャートで、第19図のメインルーチンフローチャート上
のステップS54に相当する。
まず、ステップS100では、ユーザが立体マウスカー
ソル50を「消」マーク7lに接触させたかチェックし
、接触させたのならステップS101で分岐しリターン
終了する。しかしS101でNoならばステップS10
2へ進み、ユーザが立体マウスカーソル50で「文字ベ
ルサーチJ80の行に接触させたのなら、ステップS1
03からステップS104へ分岐する。
ステップS104ではまず「サーチ」ウインドウ70を
閉じ、代りに「文字ラベルサーチ」用の小ウインドウを
開く。そして、ステップS105ではユーザがキーボー
ド5からサーチすべき文字ラベルの文字列を入力し、ス
テップS106で現在表示中の情報空間の中から、ステ
ップS105内で入力した文字列を成分として含むすべ
てのラベルを小ウインドウ内に一覧表示する。ステップ
S107では、ユーザが上記一覧リストの中からひとつ
の文字ラベルを立体マウスカーソルで選択したなら、現
在の情報空間内のその選択された文字ラベルの正面の位
置に視点の位置を移動し、ステップS108で、変数n
が1ならnに2を代入し、変数nが2ならnに1を代入
し、ステップSl09でステップ107で得た新しい視
点位置から見た後、つまり、ユーザの選択した文字ラベ
ルを正面にとらえた情報空間の画像を第nVRAM乗に
展開しておいて、ステップSl 10で画像表示ルーチ
ンに第nVRAMのディスプレイ表示を指示してリター
ン終了する。
ステップSl03でNoならばステップSillへ進み
、ユーザが立体マウスカーソル50を「個人用ジャンプ
先リスト」81の行に接触させたかチェックし、接触さ
せたのならステップSl 12からステップS113へ
分岐して、ステップS113では「サーチ」ウインドウ
70を閉じて、代りに小ウインドウを開いてジャンプ先
リストー覧を表示する。次にステップS114ではユー
ザがジャンプ先リストに新しいジャンプ先の登録を指示
したかどうかチェックし、YESならステップS115
で、現在表示中の情報空間名と現在の視点位置とを記録
し、同時にユーザはキーボード5からこのジャンプ先を
特徴づけるメモを入力する。ここで、ジャンプ先リスト
ー覧とは、この各ジャンプ先につけたメモ群の一覧に他
ならない.情報空間や視点の座標値は直接表示はしない
ステップS115でメモの入力が終了すれば、次にステ
ップS116へ移る.また、ステップS114でNoの
場合もステップS116へ進む。ステップS116では
、ユーザがジャンプ先リスト内のひとつを立体マウスカ
ーソル50で選択したのなら、そのジャンプ先に相当す
る記録しておいた情報空間の座標位置に視点位置を移動
し、ステップS117で変数nが1なられに2を代入、
変数nが2なら1を代入しておいて、ステップS118
で新しい視点位置から見た情報空間の画像を展開してお
いて、ステップS119で第nVRAMのディスプレイ
表示を指令しリターン終了する. ステップS112でNoの場合はステップS120へ進
み、ユーザが立体マウスカーソル50を「戻り位置記憶
」82の行に接触させたかチェックし、YESならステ
ップS121からステップS122へ分岐し、現在表示
中の情報空間名と現在の視点位置とを戻り位置として記
憶しリターン終了する。ステップS121でNOの場合
はステップS123へ進み、ユーザが立体マウスカーソ
ル50で「戻り実行」83の行に接触したかチェックし
、接触したならステップS124からステップS125
へ分岐し、戻り位置がすでに記憶されているか調べ、Y
ESならステップS126へ進む。ステップ8126で
は、戻り位置として記憶していた情報空間の座標位置を
新しい視点位置としてセットし、ステップS127で変
数nが2ならnに1を代入させておいて、ステップ81
28で新しい視点位置から見た情報空間画像を第nVR
AM乗に展開し、ステップS129で画面表示ルーチン
に第nVRAMのディスプレイ表示を指令して、リター
ン終了する。
なお、ステップS122内の戻り位置記憶と、ステップ
3126〜S129の戻り実行は分割されているが、こ
れは、ユーザが上記2つの処理の間に視点/視線移動部
19を用いて、複雑な視点の移動行為を行なうことを示
している.もちろん、視点移動行為だけでなくその他の
行為が行なわれたとしても別にかまわない。
ステップS124あるいはステップS125でNOの場
合はステップS130へ進み、ユーザが立体マウスカー
ソル50を「公開されている情報空間一覧」84の行に
接触させたかチェックし、YESならステップS131
からステップS132へ分岐する。ステップ3132で
はまず「サーチ」ウインドウ70を閉じ、代りに「公開
情報空間一覧」用の小ウインドウを開き、次にステップ
S133で、本装置を含めたネットワークの中をすべて
「公開」の属性を持゛つた情報空間の名前のリスト一覧
を小ウインドウに表示する。
そして、ステップS134でユーザが立体マウスカーソ
ル50でリスト内のひとつの情報空間の名前を選択した
なら、その情報空間の持っているデフォルトの視点位置
を新しい視点位置と定め、それからステップS135で
変数nが1ならnに2を代入し、変数nが2ならnに1
を代入しておいて、ステップ8136で新しい視点位置
から見たユーザの選択した情報空間の画像を第nVRA
M乗に展開し、ステップS137で画像表示ルーチンに
第nVRAMのディスプレイ表示を指令してから、リタ
ーン終了する。
ステップS131でNoの場合はステップS138へ進
み、ユーザが立体マウスカーソル50を「電源ON直後
のデフォルトの除法空間設定」85の行に接触させたか
チェックし、接触させたならステップS139からステ
ップS140へ分岐し、現在表示中の情報空間と現在の
視点位置とを「電源ON直後に表示する情報空間視点位
置」として登録し、リターン終了する。なお、ステップ
S139でNOの場合はステップSIOOに戻ってルー
プを形成し、ユーザの指示を常に待つ形となる。
以上で「サーチ」ウインドウ70内の各処理作業をフロ
ーチャートで説明し終えたわけだが、この他にも個人用
のジャンプリスト8lの削除や電源ON直後のデフォル
トの情報空間の設定の解除などの処理も当然フローチャ
ートで説明しなければならないが、煩雑なのでここでは
省略した。
尚、前記実施例においては、情報空間内に接地した物体
の表面にはりつけた“文字ラベル”に付属させて、生デ
ータであるメッセージを取り付ける形をとった.しかし
ながら、必ずしも”文字ラベル”は必要とせず、直接物
体に付属させて生データであるメッセージを取り付ける
形もある。第22図は、情報空間内にピストン回りのエ
ンジン部品を物体として設定し、各部品そのものに生デ
ータである解説を取り付けた例である。
CRTディスプレイ2上の立体表示エリア32のある時
点の表示を示しているが、ここでは、ユーザが立体マウ
スカーソル50をピストンリングに接触させて、表示ウ
インドウ53を開いて生データ54を表示させている。
このような方法は、各種の教育用として情報空間内にあ
る物体をありとあらゆる方向から、細部のすみずみまで
観察できるし、又疑問な点があれば立体マウスカーソル
50で物体を突いて解説をその都度読めるわけである。
生徒が望めば、平面的な図だけでは得られない豊富な知
識が一度に得られる。
又、前記実施例においては、立体マウスカーソル50の
矢印の向きについては何も言っていなかったが、ユーザ
の自由にはならない構造だった。
なぜなら、立体座標指定部l8がペン先に超音波発信器
を1個、その他の固定位置に超音波受信器3個を設けた
ものだったので、空間上の1点を指定するのがやっとだ
ったからである。そこで、立体座標指定部18のペン先
に超音波発信器を2個つければ、空間上の2点が指定で
きることになり、ユーザがペン先を振ることで自由に立
体マウスカーソル50の向きを変えることができる。こ
のようにすれば、第22図で示した他の実施例の場合で
も、ユーザが手に持った先のとがった棒で物をつつく感
じになり、よりなじみやすいものとなる。
以上説明したように、本実施例では生データの各々に代
表するそれぞれの文字ラベルを設け、しかも各文字ラベ
ルに三次元の論理的な座標を割り振った。よって、この
三次元の空間を文字ラベル付きで立体的に画面表示すれ
ば、ユーザは従来の平面的な表示よりもデータの並びを
より直感的に理解・把握できる。しかも、文字ラベルの
ひとつを指し示すことで容易に生データを引き出して画
面表示し、読むことができる。
例えば「地図情報データベース」の場合なら、立体化さ
れたデータベースが構築でき、高層住宅の一戸一戸の居
住者についても組み込める。
[発明の効果] 本発明により、データベース全体を見渡すことができる
と共に、互いのデータの関連性を直感的に把握できるデ
ータベース検索方法を提供できる。
又、データベース構造を表わす三次元空間内を検索者が
自由に飛び回って検索ができるデータベース検索方法を
提供できる。
又、上記検索を簡単な操作で達成するデータベース検索
方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例のデータベース検索方法に使用される
ワークステーションのブロック概略図、 第2図は液晶シャツタによる三次元表示を示す図、 第3A図.第3B図は立体座標指定部の構成を示す図、 第4A図〜第4C図は時点/視線移動部の構成を示す図
、 第5図はベクトルフォント展開部による展開例を示す図
、 第6図は本実施例のネットワーク構成図、第7A図〜第
7C図はワークステーションからデータベースサーバへ
の要求コマンド例を示す図、 第8A図〜第8G図は三次元形状を記憶するデータの構
造例を示す図、 第9図は初期画面表示、 第10A図〜第10C図は市街図を徐々に拡大する様子
を示す図、 第11A図〜第11C図は建物の回りを旋回する様子を
示す図、 第12A図.第12B図は文字ラベルと生データの表示
の関係を示す図、 第13A図〜第13C図は視点位置の建物への接近の様
子を示す図、 第14図は「古谷家」の情報空間を示す図、第15図は
「作成」作業用ウィンドゥを示した図、 第16図は「サーチ」作業用ウィンドゥを示した図、 第17図は要求コマンドルーチンのフローチャート、 第18図は画面表示ルーチンのフローチャート、 第19A図〜第19E図はメインルーチンのフローチャ
ート、 第20A図〜第20C図は「作成」作業のフローチャー
ト、 第21A図〜第21D図は「サーチj作業のフローチャ
ート、 第22図は他の実施例としてのエンジンを示す図である
。 図中、1・・・中央処理装置(CPU)、la・・・レ
ジスタm,lb・・・レジスタn,2・・・CRTディ
スプレイ、3・・・イメージスキャナ、4・・・プリン
タ、5・・・キーボード、6・・・メモリ、7・・・リ
ードオンリメモリ (ROM) 、8・・・ベクトルフ
ォントデータ、9・・・ランダムアクセスメモリ(RA
M) 、9a・・・視点座標記憶部、9b・・・視点ベ
クトル記憶部、9C・・・天項ベクトル記憶部、10・
・・VRAM,11・・・第IVRAM,12・・・左
眼位置画面VRAM,13・・・右眼位置画面VRAM
,14・・・第2VRAM、15・・・左眼位置画面V
RAM.16・・・右眼位置画面VRAM,17・・・
液晶シャツタ部、l8・・・立体座標指定部、19・・
・視点/視線移動部、20・・・ベクトルフォント展開
部、2l・・・外部記憶装置、22・・・ネットワーク
・コントロール・ユニット(NCU)  23・・・電
話網、24・・・ネットワーク・コントロール・ユニッ
ト(NCU) 、25・・・データベースサーバ、26
・・・ワークステーションである。  15′−:.’
! .一,(

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)データベース内から所望のデータを検索するデー
    タベース検索方法であつて、 少なくともデータベース内の所定のデータの集合を代表
    するラベルとデータベースの構造に対応して該ラベルに
    割り振られる三次元の論理座標とを記憶させ、 所望の視点から所望の視線方向に見た前記 三次元の論理座標空間をラベル付きで画面上に表示し、 該表示画面内の所望ラベルを指示すること より、前記データベースより対応するデータを検索して
    表示することを特徴とするデータベース検索方法。
  2. (2)複数の前記三次元の論理座標空間を設け、表示画
    面内の窓の設定に基づいて、2つの前記三次元の論理座
    標空間を関連付け、 前記窓を通過することにより、前記2つの座標空間の1
    つから他の1つに移動することを特徴とする請求項第1
    項記載のデータベース検索方法。
  3. (3)前記視点及び視線の移動を所定の入力手段から行
    うことを特徴とする請求項第1項又は第2項記載のデー
    タベース検索方法。
  4. (4)前記ラベルは、アイコンフォント、写真イメージ
    、動画アニメーシヨンあるいは三次元空間内に設定され
    た物体そのもので代行されることを特徴とする請求項第
    1項記載のデータベース検索方法。
JP1230401A 1989-09-07 1989-09-07 データベース検索方法 Pending JPH0394376A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1230401A JPH0394376A (ja) 1989-09-07 1989-09-07 データベース検索方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1230401A JPH0394376A (ja) 1989-09-07 1989-09-07 データベース検索方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0394376A true JPH0394376A (ja) 1991-04-19

Family

ID=16907303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1230401A Pending JPH0394376A (ja) 1989-09-07 1989-09-07 データベース検索方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0394376A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1130952A (ja) * 1997-07-11 1999-02-02 Aisin Aw Co Ltd 建造物形状地図による情報案内装置及び記憶媒体
JPH11259503A (ja) * 1998-03-11 1999-09-24 Mitsubishi Electric Corp 図書情報検索装置
WO2001077928A1 (en) * 2000-02-23 2001-10-18 ValueB CO., LTD Merchandise ordering system using vector data and method
JP2002189755A (ja) * 2000-12-20 2002-07-05 Fujitsu General Ltd 地図表示装置
JP2006106442A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置及び情報表示方法
JP2007529786A (ja) * 2004-03-17 2007-10-25 シードラゴン ソフトウェア インコーポレイテッド 地理情報または他のベクトルデータをイメージとして符号化および処理するための方法
WO2014097501A1 (ja) * 2012-12-21 2014-06-26 株式会社日立ソリューションズ 地図情報システム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1130952A (ja) * 1997-07-11 1999-02-02 Aisin Aw Co Ltd 建造物形状地図による情報案内装置及び記憶媒体
JPH11259503A (ja) * 1998-03-11 1999-09-24 Mitsubishi Electric Corp 図書情報検索装置
WO2001077928A1 (en) * 2000-02-23 2001-10-18 ValueB CO., LTD Merchandise ordering system using vector data and method
JP2002189755A (ja) * 2000-12-20 2002-07-05 Fujitsu General Ltd 地図表示装置
JP2007529786A (ja) * 2004-03-17 2007-10-25 シードラゴン ソフトウェア インコーポレイテッド 地理情報または他のベクトルデータをイメージとして符号化および処理するための方法
JP2006106442A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置及び情報表示方法
WO2014097501A1 (ja) * 2012-12-21 2014-06-26 株式会社日立ソリューションズ 地図情報システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2402543C (en) A three dimensional spatial user interface
US5528735A (en) Method and apparatus for displaying data within a three-dimensional information landscape
US11636660B2 (en) Object creation with physical manipulation
CN1132117C (zh) 一种多用户交互虚拟环境系统
US6097393A (en) Computer-executed, three-dimensional graphical resource management process and system
US11972092B2 (en) Browser for mixed reality systems
US20050134945A1 (en) 3D view for digital photograph management
US20090125801A1 (en) 3D windows system
NO337287B1 (no) Fremgangsmåte og system for manipulering av en digital fremstilling av en tredimensjonal gjenstand
US20050116966A1 (en) Web imaging serving technology
JPH02197946A (ja) 共用ワークスペース内のプライベート領域の提示方法
JP2000298685A (ja) 選択ナビゲータ
US6714198B2 (en) Program and apparatus for displaying graphical objects
JPH0394376A (ja) データベース検索方法
CN116301348A (zh) 一种博物馆展厅个性化游览布局方法及系统
JP3711025B2 (ja) 仮想現実空間移動制御装置
JP2023098878A (ja) 画像提供サーバおよび画像提供方法
JP2002351309A (ja) 都市vr地図連動情報表示装置
CN114053693A (zh) 虚拟场景中的对象控制方法、装置及终端设备
CN114676299A (zh) 一种古典园林知识图谱3d可视化展示方法及系统
CN209149720U (zh) 数字沙盘
Poulter Building a browsable virtual library
Phillips Jack user's guide
JPH1166351A (ja) 3次元仮想空間内部におけるオブジェクト動作制御方法および装置とオブジェクト動作制御プログラムを記録した記録媒体
WO2023070538A1 (zh) 信息展示方法、系统、电子设备和计算机可读存储介质