JPH0393583A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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- JPH0393583A JPH0393583A JP23040989A JP23040989A JPH0393583A JP H0393583 A JPH0393583 A JP H0393583A JP 23040989 A JP23040989 A JP 23040989A JP 23040989 A JP23040989 A JP 23040989A JP H0393583 A JPH0393583 A JP H0393583A
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Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[技術分野]
本発明は、記録手段によりインクシ一トのインクを記録
媒体に転写して記録を行なう記録装置に関する。 [従来の技術] インクシ一ト(インクリボンを含む)を用いた多色記録
装置には、第1の方式として記録色数のリボンを積重ね
る方式、第二の方式として1本の広幅(記録幅の記録色
数倍の幅)のリボンに長手(送り)方向に平行に記録色
数のストライブ状の色分けをしたリボン(スジ塗りリボ
ン)を用いる方式、第3の方式として記録幅のリボンに
記録色数の異なる色の部分をリボン送り方向に直角のス
トライブ状に順次くり返し設けたリボン(ダンダラ塗り
リボン〉を用いる方式などが提案されている。 本発明は、以上のような多色インクシ一ト(リボンを含
む)により多色記録を行う多色インクシ一トカセットお
よび該カセット装填可能な記録装置、特に上記第3の方
式であるダンダ・ラ塗り多色シートを用いる記録装置で
実施するのに好適なものである。 ところで、多色インクシートを用いる場合には現在記録
位置に何色がセットされているかを検知する検出手段が
必要であり、従来知られている検出方法としては、記録
時と同様の動作(但し、記録ヘッドにエネルギを加えな
い)をしながら、多色インクシ一トを送り、多色インク
シ一ト上の色情報をセンサーで検出している。つまり、
多色インクシ一トを記録ヘッドにより記録シートに押圧
し、多色インクシ一ト面と記録シート面の摩擦力と、記
録ヘッドと多色インクシ一ト裏面の摩擦力の差を利用し
記録ヘッドの移動に伴い、多色インクシ一トを引き出し
、記録ヘッドの後方(リボン送り下流側)にたるんだ多
色インクシ一トのみをクラッチを介して巻き取りながら
、多色インクシ一トの色情報をセンサーで検出している
。 しかしながら、上記の方法では色検出のための多色イン
クシ一トの送りは、記録シートの幅(範囲)内で行なわ
なければならないためにキャリッジに搭載された記録ヘ
ッドの移動可能な全範囲を最大限に利用できず、色を検
出するために非常に非常に時間が係る問題点があった。 本願出願人は係る問題点の解決方法として多色インクリ
ボンを用いる記録装置において、リボンの頭出しを素早
く正確に行なう記録装置並びに多色インクリボンカセッ
トの提案をしている.
媒体に転写して記録を行なう記録装置に関する。 [従来の技術] インクシ一ト(インクリボンを含む)を用いた多色記録
装置には、第1の方式として記録色数のリボンを積重ね
る方式、第二の方式として1本の広幅(記録幅の記録色
数倍の幅)のリボンに長手(送り)方向に平行に記録色
数のストライブ状の色分けをしたリボン(スジ塗りリボ
ン)を用いる方式、第3の方式として記録幅のリボンに
記録色数の異なる色の部分をリボン送り方向に直角のス
トライブ状に順次くり返し設けたリボン(ダンダラ塗り
リボン〉を用いる方式などが提案されている。 本発明は、以上のような多色インクシ一ト(リボンを含
む)により多色記録を行う多色インクシ一トカセットお
よび該カセット装填可能な記録装置、特に上記第3の方
式であるダンダ・ラ塗り多色シートを用いる記録装置で
実施するのに好適なものである。 ところで、多色インクシートを用いる場合には現在記録
位置に何色がセットされているかを検知する検出手段が
必要であり、従来知られている検出方法としては、記録
時と同様の動作(但し、記録ヘッドにエネルギを加えな
い)をしながら、多色インクシ一トを送り、多色インク
シ一ト上の色情報をセンサーで検出している。つまり、
多色インクシ一トを記録ヘッドにより記録シートに押圧
し、多色インクシ一ト面と記録シート面の摩擦力と、記
録ヘッドと多色インクシ一ト裏面の摩擦力の差を利用し
記録ヘッドの移動に伴い、多色インクシ一トを引き出し
、記録ヘッドの後方(リボン送り下流側)にたるんだ多
色インクシ一トのみをクラッチを介して巻き取りながら
、多色インクシ一トの色情報をセンサーで検出している
。 しかしながら、上記の方法では色検出のための多色イン
クシ一トの送りは、記録シートの幅(範囲)内で行なわ
なければならないためにキャリッジに搭載された記録ヘ
ッドの移動可能な全範囲を最大限に利用できず、色を検
出するために非常に非常に時間が係る問題点があった。 本願出願人は係る問題点の解決方法として多色インクリ
ボンを用いる記録装置において、リボンの頭出しを素早
く正確に行なう記録装置並びに多色インクリボンカセッ
トの提案をしている.
しかしながら、従来技術においては多色インクリボンの
巻き取り用には記録ヘッド通過後の多色インクリボンを
クラッチを介して巻き取る機構のみ具備している構或で
あり、多色インク゜シ一トをクラッチを介して巻き取る
機構は上述のように、多色インクシ一ト面と記録シート
面の摩擦力と、記録ヘッドと多色インクシ一ト裏面の摩
擦力の差を利用し、キャリッジに搭載された記録ヘッド
の移動に伴い、多色インクシ一トを引き出し、記録ヘッ
ドの後方(リボン送り下流)にたるんだ多色インクシ一
トのみをクラッチを介して巻き取ることを基本動作とし
ていたために、記録シートの範囲外にキャリッジに搭載
された記録ヘッドが位置している場合にはインクリボン
を巻き取ることができず、多色インクシ一ト(リボン)
の頭出しに非常に時間が掛かる問題点があった. したがって本発明の記録装置は上述の問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的は、多色インクシ一トを収
容してなるカセット装填可能な記録装置において、記録
ヘッドにより多色インクシ一トを記録シートに押圧する
ことなく、かつクラッチを介さず直接多色インクシ一ト
を巻き取りながら色検出することで、記録シートの範囲
外にキャリッジに搭載された記録ヘッドが位置している
場合にも、インクリボンの巻き取りが可能となり、これ
により記録位置に所定の色部分を確実に短時間内で頭出
しできる記録装置を提供することである. [課題を解決するための手段] 上述の課題を解決し、目的を達成するため本発明の記録
装置は、以下の構成を備える、即ち、キヤリツジの往復
動作を動力源にしてカセット内に収容されているリボン
の巻き取りを行ない記録動作する記録装置において、前
記リボンをクラッチを介して巻き取るクラッチ巻き取り
状態と、前記リボンを前記クラッチを介さずに直接巻き
取る直接巻き取り状態とにするリボン巻き取り手段と、
該リボン巻き取り手段を前記クラッチ巻き取り状態と前
記直接巻き取り状態とに切り換える切り換え手段と、前
記リボンを記録媒体とする記録手段を記録状態と非記録
状態とに保持する保持手段と、前記カセットを複数段に
載置するとともに、前記記録手段に対して上下方向に上
下動して前記カセットの上下のいずれかめ位置に前記記
録手段の記録部が位置するようにした載置手段と、を前
記キャリッジ上に配設してなり、前記キャリッジ上に搭
載される回動手段により所定回動されるカム手段のカム
面に対して、前記切り換え手段と前記保持手段と前記載
置手段とに夫々設けられたカムフォロアーが夫々追動す
るように構成されている. [作用] 上記の構成により、前記キャリッジ上に搭載される回動
手段により所定回動がなされ、記録手段の記録状態、非
記録状態、リボン巻き取りのリボンクラッチ巻取り可能
状態、リボンクラッチ巻取り解除状態、リボン直接巻取
り可能状態、リボン直接巻取り解除状態、カセットのカ
セットアップ、カセットダウン状態の8状態を1個の回
動手段により制御駆動するように働く。 [実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。 [全体構成の説明] 第1図は、本発明を実施した記録装置を備えたワードプ
ロセッサの外観斜視図である。 第1図において、入力操作部であるキーボード1がワー
ドプロセッサの前面に設けられており、後述するカラー
キーおよび機能キー等がこのキーボード1上に設けられ
ている.表示装置2のCRT(またはLCD)は図示の
ように本体前面に設けられており、本体側面にはさらに
記憶装置3のFDD装置が設けられており、本体の上部
に本発明になる記録装置が設けられている。この記録装
置により記録シ一ト4上に記録出力するようにしている
。 次に、第2図は記録装置の平面図であり、インクリボン
カセット(インクシ一トカセット)40を取り外した状
態を表している.本図において、記録シ一ト4はプラテ
ン5にバックアップされた状態でシート送りローラ6の
ゴム部にビンチローラローラ6b(第8図)によって圧
接されている.このシート送りローラ6の軸6aにはギ
ャ7が取付けられ、減速ギャ7aを介して゛シ一ト送り
モータMlに連結されており、シート送りモータM1の
回転によりシート送りローラ6が回転し、記録シ一ト4
が搬送される. したがって、後述するサーマルヘッド18が記録シ一ト
4に圧接して記録を行う際、プラテン5は記録シ一ト4
の位置を維持する。 次にキャリッジl4の往復移動について説明すると、プ
ラテン5の前側には平行にシャフト12が、さらにキャ
リッジ14の反対側にはラツク13が固定され、このシ
ャフト12とラツクl3の上面の案内面にてキャリッジ
14が矢印B方向に移動可能に案内支持されている。す
なわち、キャリッジ14は記録シ一ト4の搬送経路Aと
直角方向に往復移動可能である。 ベルト1lはその一部が前記キャリッジ14に固定され
、ブーリーギャ9およびブーリー10によって張設され
ている。前記ブーリーギャ9は減速ギャ8a,8bを介
してキャリッジモータM2に連結されている。そこで、
このキャリッジモータM2の回転により、上記ブーリー
ギャ9およびブーリー10が回転し、これによってベル
ト1lが駆動され、キャリッジl4はシャフト12に沿
って往復移動(矢印B方向)する。 さらに、キャリッジ14にはヘッドホルダー19(第4
図)がヘッドホルダー軸19bのまわりに回転可能に案
内支持されている.このヘッドホルダー19にはサーマ
ルヘッド18が取付けられており、このヘッドホルダー
19はヒートシンクも兼ねている. また、前記キャリッジ14にはインクリボンカセット4
0(第8図、第9図)を2段積みに搭載するためのキャ
リッジテーブル35が設けられている.このキャリッジ
テーブル35にはマルチカラーリボン50(第14図)
の色識別用の色検出手段であるカラーセンサS3が設け
られており、また、前記キャリッジ14にはインクリボ
ンカセット40の有無、種類およびインクリボン49の
エンドの検出を行うためのリボンセンサS2(第2図)
が設けられている.
巻き取り用には記録ヘッド通過後の多色インクリボンを
クラッチを介して巻き取る機構のみ具備している構或で
あり、多色インク゜シ一トをクラッチを介して巻き取る
機構は上述のように、多色インクシ一ト面と記録シート
面の摩擦力と、記録ヘッドと多色インクシ一ト裏面の摩
擦力の差を利用し、キャリッジに搭載された記録ヘッド
の移動に伴い、多色インクシ一トを引き出し、記録ヘッ
ドの後方(リボン送り下流)にたるんだ多色インクシ一
トのみをクラッチを介して巻き取ることを基本動作とし
ていたために、記録シートの範囲外にキャリッジに搭載
された記録ヘッドが位置している場合にはインクリボン
を巻き取ることができず、多色インクシ一ト(リボン)
の頭出しに非常に時間が掛かる問題点があった. したがって本発明の記録装置は上述の問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的は、多色インクシ一トを収
容してなるカセット装填可能な記録装置において、記録
ヘッドにより多色インクシ一トを記録シートに押圧する
ことなく、かつクラッチを介さず直接多色インクシ一ト
を巻き取りながら色検出することで、記録シートの範囲
外にキャリッジに搭載された記録ヘッドが位置している
場合にも、インクリボンの巻き取りが可能となり、これ
により記録位置に所定の色部分を確実に短時間内で頭出
しできる記録装置を提供することである. [課題を解決するための手段] 上述の課題を解決し、目的を達成するため本発明の記録
装置は、以下の構成を備える、即ち、キヤリツジの往復
動作を動力源にしてカセット内に収容されているリボン
の巻き取りを行ない記録動作する記録装置において、前
記リボンをクラッチを介して巻き取るクラッチ巻き取り
状態と、前記リボンを前記クラッチを介さずに直接巻き
取る直接巻き取り状態とにするリボン巻き取り手段と、
該リボン巻き取り手段を前記クラッチ巻き取り状態と前
記直接巻き取り状態とに切り換える切り換え手段と、前
記リボンを記録媒体とする記録手段を記録状態と非記録
状態とに保持する保持手段と、前記カセットを複数段に
載置するとともに、前記記録手段に対して上下方向に上
下動して前記カセットの上下のいずれかめ位置に前記記
録手段の記録部が位置するようにした載置手段と、を前
記キャリッジ上に配設してなり、前記キャリッジ上に搭
載される回動手段により所定回動されるカム手段のカム
面に対して、前記切り換え手段と前記保持手段と前記載
置手段とに夫々設けられたカムフォロアーが夫々追動す
るように構成されている. [作用] 上記の構成により、前記キャリッジ上に搭載される回動
手段により所定回動がなされ、記録手段の記録状態、非
記録状態、リボン巻き取りのリボンクラッチ巻取り可能
状態、リボンクラッチ巻取り解除状態、リボン直接巻取
り可能状態、リボン直接巻取り解除状態、カセットのカ
セットアップ、カセットダウン状態の8状態を1個の回
動手段により制御駆動するように働く。 [実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。 [全体構成の説明] 第1図は、本発明を実施した記録装置を備えたワードプ
ロセッサの外観斜視図である。 第1図において、入力操作部であるキーボード1がワー
ドプロセッサの前面に設けられており、後述するカラー
キーおよび機能キー等がこのキーボード1上に設けられ
ている.表示装置2のCRT(またはLCD)は図示の
ように本体前面に設けられており、本体側面にはさらに
記憶装置3のFDD装置が設けられており、本体の上部
に本発明になる記録装置が設けられている。この記録装
置により記録シ一ト4上に記録出力するようにしている
。 次に、第2図は記録装置の平面図であり、インクリボン
カセット(インクシ一トカセット)40を取り外した状
態を表している.本図において、記録シ一ト4はプラテ
ン5にバックアップされた状態でシート送りローラ6の
ゴム部にビンチローラローラ6b(第8図)によって圧
接されている.このシート送りローラ6の軸6aにはギ
ャ7が取付けられ、減速ギャ7aを介して゛シ一ト送り
モータMlに連結されており、シート送りモータM1の
回転によりシート送りローラ6が回転し、記録シ一ト4
が搬送される. したがって、後述するサーマルヘッド18が記録シ一ト
4に圧接して記録を行う際、プラテン5は記録シ一ト4
の位置を維持する。 次にキャリッジl4の往復移動について説明すると、プ
ラテン5の前側には平行にシャフト12が、さらにキャ
リッジ14の反対側にはラツク13が固定され、このシ
ャフト12とラツクl3の上面の案内面にてキャリッジ
14が矢印B方向に移動可能に案内支持されている。す
なわち、キャリッジ14は記録シ一ト4の搬送経路Aと
直角方向に往復移動可能である。 ベルト1lはその一部が前記キャリッジ14に固定され
、ブーリーギャ9およびブーリー10によって張設され
ている。前記ブーリーギャ9は減速ギャ8a,8bを介
してキャリッジモータM2に連結されている。そこで、
このキャリッジモータM2の回転により、上記ブーリー
ギャ9およびブーリー10が回転し、これによってベル
ト1lが駆動され、キャリッジl4はシャフト12に沿
って往復移動(矢印B方向)する。 さらに、キャリッジ14にはヘッドホルダー19(第4
図)がヘッドホルダー軸19bのまわりに回転可能に案
内支持されている.このヘッドホルダー19にはサーマ
ルヘッド18が取付けられており、このヘッドホルダー
19はヒートシンクも兼ねている. また、前記キャリッジ14にはインクリボンカセット4
0(第8図、第9図)を2段積みに搭載するためのキャ
リッジテーブル35が設けられている.このキャリッジ
テーブル35にはマルチカラーリボン50(第14図)
の色識別用の色検出手段であるカラーセンサS3が設け
られており、また、前記キャリッジ14にはインクリボ
ンカセット40の有無、種類およびインクリボン49の
エンドの検出を行うためのリボンセンサS2(第2図)
が設けられている.
【インクリボンカセット40を着脱可能に装填する構成
の説明】 次に、キャリッジテーブル35にインクリボンカセット
40を着脱可能に装填する場合を説明すると、前記キャ
リッジテーブル35には上下2段にインクリボンカセッ
ト40を搭載することが可能であり、また、このキャリ
ッジテーブル35の上面には、ビン35a、35bおよ
びフツク35c,35d,35eが設けられている.ま
ず、下段にインクリボンカセット40を装填する場合は
、後述するインクリボンカセット40(第12図、第l
3図)の上ケースおよび下ケースに設けられた開口41
a、4lb,42i,42jを前記ビン35a,35b
に嵌入し、下ケースの係止部42kに上記フツク35c
を弾性的に係合することによって、インクリボンカセッ
ト40は、取り外し可能に、キャリッジテーブル35に
装填することができる。また、上段にインクリボンカセ
ット40を装填する場合も同様に、前記ビン35a,3
5bに前記開口41a,4lb,42i、42jを嵌入
し、下ケースの係合部42l、42mにフツク35d,
35eを弾性的に係合することにより下段のインクリボ
ンカセット40を介してキャリッジテーブル35に装填
される. こうして、複数(2段)のインクリボンカセットの装着
部が構成されている。 [キャリッジ上の構成の説明] 次にキャリッジl4上の構成について説明すると、第3
図はキャリッジ14の平面図であり、キャリッジテーブ
ル35を取り外した様子を表した図である.また第4図
は第3図のキャリッジl4からリボン巻き取り機構を設
けた副ベース部14bを更に取り外した様子を表した平
面図である。 第3図と第4図の両図において、ヘッドモータM3がキ
ャリッジ14の主ベース部14a上に搭載されており、
このヘッドモータM3の駆動力は減速ギャl 5 a
s及びアイドルギャ15bを介して伝達され、第1カム
16および第2カム17を回転させる。この第1カムl
6は後述するヘッドアップダウン(記録ヘッド18のプ
ラテン5に対する離反、押圧)と、リボンをクラッチを
介して巻き取るモードにするためのカムであり、第1カ
ム16の上面には第1カムl6の回転軸の軸方向に高さ
が変化するカム面16aが設けられる一方、このカム面
16aのさらに上面には第1カムl6の回転軸の軸方向
と直角に回転軸を中心として半径が変化するリボンのク
ラッチ巻取り用のカム面16bが設けられている。 また、第2カム17は後述するリボン直接巻取りのオン
オフおよびカセットアップダウン(インクリボンの切換
手段)のためのカムであり、第2カムl7の上面には、
第4図に図示のように第2カムl7の回転軸の軸方向に
高さが変化するカセットアップダウン用のカム面17a
が設けられており、さらにその上面には第2カムl7の
回転軸の軸方向と直角に回転軸を中心として半径が変化
するリボン直接巻取り用のカム面17bが設けられてい
る. [リボン巻取り機構の説明】 次に、第5図は第3図のX−X矢視断面図であり、リボ
ン巻取り機構の巻取りクラッチ23に対してクラッチを
介して巻取り力の動力伝達をする状態と、直結されてダ
イレクトに巻取り力の動力伝達をするための機構構成を
表している。本図において、キャリッジ14の副ベース
部14b上にはスタッドSが垂設されており、このスタ
ッドSの回りにはギア部69aを下端に形或したスリー
ブ69が回動自在に支持される。このスリーブ69の外
周面上には第1円盤74が図の上下方向に摺動自在かつ
回動が規制されて挿入される一方、ギア部77aを外周
面に形成した第2円盤77が回動自在に挿入されており
、夫々の間にクラッチ盤として機能する中空円盤状のフ
エルト75、76が介在されており、第1円盤74上に
コイルバネ71の圧縮力が作用するようにして蓋体70
がスリーブ69に対して固定されている。 この蓋体70の内部には正6角形の穴部が形成されてお
り、この穴部に対して軸方向に摺動自在にされて、かつ
コイルバネ73により付勢力を下方向に得るようにされ
てハブ受部23aを形成した巻取りクラッチ23が設け
られている。また第2円盤77の外周部位にはブレーキ
リング78が捲かれている. そして、ギヤ部77aには遊星ギヤとしてのギャ63が
歯合される一方、ギヤ部69aには同じく遊星ギヤとし
てのギャ65が歯合される。 これらのギャ63、65はレバー60.25上に夫々垂
設されているスタツドSにより回動自在に支持されてい
る。レバー25、60はスリーブ69を支持しているス
タツドSと同軸を回動支点として設けられている. 次に、第6図は第3図のカバーベース部14cを取り外
してリボン巻取り用ギヤトレインの様子を表した平面図
である。本図において、副ベース部14b上に垂設され
ているスタツドSの回りに回動自在に支持されるスリー
ブ69の太陽ギヤとしてのギヤ部77aには遊星ギヤと
してのギャ63が歯合される一方、上記のギヤ部69a
には同じく遊星ギヤとしてのギャ65が歯合される。 これらのギャ63、65はレバー60、25上に夫々垂
設されているスタツドSにより回動自在に支持されてい
るが,レバー25、60はスリーブ69を支持している
スタツドSと同軸な回動支点として設けられる一方、レ
バー25のフツク25aには図示のように保持されてい
るネジリバネ61により図中の二重矢印方向の付勢力が
作用するようにしている。また、レバー60のフツク6
0aにはバネ62が張設されており図中の二重矢印方向
の付勢力が作用するようにしている一方、ギャ63には
破線図示のギヤ部63aが一体形成されており、巻き取
り中間ギャ26に歯合する状態と歯合しない状態とにさ
れる.(図では歯合していない)このためにレバー60
の反対面側にはカムフォロア−60bが形成されており
、上記の第1カム16により当接されて移動されるよう
にしている. また、ギャ65にはギャ67を介在してギャ27に一体
形成されている破線図示のギヤ部27aに歯合する状態
と歯合しない状態とにされる。 (図では歯合している)このためにレバー25の反対面
側にはカムフォロア−25bが形成されており、上記の
第2カム17により当接して移動されるようにしている
.また、キャリッジ14には巻取りギャ27とこれに噛
合う巻取り中間ギャ26が回転自在に案内支持されてお
り、前記巻取りギャ27は前記ラック13と噛合ってい
る。 さらにまた、巻取りクラッチ23にはハブ受部23aが
設けられ、インクリボンカセット40内の巻取りコア4
4(第12図、第13図)と嵌合可能になっている. [カセットアップダウン機構の説明] 次に、第7図は第4図に示された第2カム17に追動し
てカセットアップダウンを行なう機構部分の分解斜視図
であり、また第8図、第9図はキヤリツジ14の側面図
である。 第7図、第8図および第9図において、カセットシフト
レバー29bはキャリッジl4に回転自在に案内支持さ
れたカセットシフト軸30に対してビンPが圧入され固
定されている.このカセットシフトレバ−29bには二
重矢印方向に付勢力を発生するネジリバネ29dの終端
部(ロ)に当接される当接部(ハ)と、上記の第2カム
17に当接するローラー29cを回動自在に支持したカ
ムフオロア−29aの当接部(ホ)に対して当接される
当接部(二)とが一体的に形成されている。 このカムフオロア−29aにはネジリバネ29dの終端
部(イ)に当接されるスタツド部(へ)が一体的に形成
されている.以上の構成において、カセットシフトレバ
ー29bとカムフオロア−29aの間にネジリバネ29
をセットして、当接部(二)、(ホ)とがネジリバネ2
9の付勢力により当接される状態を保ってカセットシフ
ト軸30の溝30aにEリング29eを圧入セットする
。 この結果、第2カム17のカム面17aに対して自重並
びに後述のキャリッジテーブル35などを含む重量によ
りカムフオロア−29aが第2カム17上で当接迫動す
るようになっている.一方、第8図を参照して、カセッ
トシフト軸30の両端部位にはカセットシフトレバーB
31が固定されており、さらに、カセットシフトレバー
B31に設けられたボス3lbに回転自在にカセットシ
フトレバーC32が支持されている.さらに、カセット
シフトレバーB31の一端にはボス31aが、カセット
シフトレバーC32の先端にはボス32aがそれぞれ固
設され、キャリッジテーブル35の開口部35f,35
gに前記ボス31a,32aが挿入され、かつカセット
シフトレバーC32の他の先端にはボス32bが設けら
れ、キャリッジ14の開口部14bに前記ボス32bが
挿入されている。このようにして、前記キャリッジテー
ブル35がほぼ水平に支持されている. ここで、ヘッドモータM3が回動されてカム面17aの
高さが高くなりカムフオロア−29aを時計方向(矢印
C1方向)(第8図)へ回転されると、カセットシフト
レバーB31も時計方向(矢印C1方向)へ回転する. 前述の説明から、カセットシフトレバーB31の回転中
心すなわちカモットシフト軸3oおよびカセットシフト
レバーC32のボス部32bはキャリッジ14により高
さを規制されており、カセットシフトレバーB31のボ
ス31aがキャリッジテーブル35の開口部35fを、
またカセットシフトレバーC32のボス部32bがキャ
リッジ14の開口部14bをそれぞれ移動する.すなわ
ち、キャリッジテーブル35は、バンタグラフ機構で回
転運動を直線運動に変換することにより、上下方向(矢
印El,E2方向)(第8図)に移動する. また、キャリッジテーブル35にはボス33が設けられ
ており、これはキャリッジl4に取付けたキャリッジカ
バー34の開口部34aに挿入されでおり、キャリッジ
テーブル35の上下移動(矢印E1、E2方向)が規制
されている.すなわち、開口部34aによって、キャリ
ッジテーブル35のアップ時およびダウン時の高さが正
確に定められている. 以上の構成により、キャリッジテーブル35が下方向に
押圧された場合には、押圧力をネジリバネ29dにより
弾力的に受ける結果、構成部品の損傷を防止することが
できる.
の説明】 次に、キャリッジテーブル35にインクリボンカセット
40を着脱可能に装填する場合を説明すると、前記キャ
リッジテーブル35には上下2段にインクリボンカセッ
ト40を搭載することが可能であり、また、このキャリ
ッジテーブル35の上面には、ビン35a、35bおよ
びフツク35c,35d,35eが設けられている.ま
ず、下段にインクリボンカセット40を装填する場合は
、後述するインクリボンカセット40(第12図、第l
3図)の上ケースおよび下ケースに設けられた開口41
a、4lb,42i,42jを前記ビン35a,35b
に嵌入し、下ケースの係止部42kに上記フツク35c
を弾性的に係合することによって、インクリボンカセッ
ト40は、取り外し可能に、キャリッジテーブル35に
装填することができる。また、上段にインクリボンカセ
ット40を装填する場合も同様に、前記ビン35a,3
5bに前記開口41a,4lb,42i、42jを嵌入
し、下ケースの係合部42l、42mにフツク35d,
35eを弾性的に係合することにより下段のインクリボ
ンカセット40を介してキャリッジテーブル35に装填
される. こうして、複数(2段)のインクリボンカセットの装着
部が構成されている。 [キャリッジ上の構成の説明] 次にキャリッジl4上の構成について説明すると、第3
図はキャリッジ14の平面図であり、キャリッジテーブ
ル35を取り外した様子を表した図である.また第4図
は第3図のキャリッジl4からリボン巻き取り機構を設
けた副ベース部14bを更に取り外した様子を表した平
面図である。 第3図と第4図の両図において、ヘッドモータM3がキ
ャリッジ14の主ベース部14a上に搭載されており、
このヘッドモータM3の駆動力は減速ギャl 5 a
s及びアイドルギャ15bを介して伝達され、第1カム
16および第2カム17を回転させる。この第1カムl
6は後述するヘッドアップダウン(記録ヘッド18のプ
ラテン5に対する離反、押圧)と、リボンをクラッチを
介して巻き取るモードにするためのカムであり、第1カ
ム16の上面には第1カムl6の回転軸の軸方向に高さ
が変化するカム面16aが設けられる一方、このカム面
16aのさらに上面には第1カムl6の回転軸の軸方向
と直角に回転軸を中心として半径が変化するリボンのク
ラッチ巻取り用のカム面16bが設けられている。 また、第2カム17は後述するリボン直接巻取りのオン
オフおよびカセットアップダウン(インクリボンの切換
手段)のためのカムであり、第2カムl7の上面には、
第4図に図示のように第2カムl7の回転軸の軸方向に
高さが変化するカセットアップダウン用のカム面17a
が設けられており、さらにその上面には第2カムl7の
回転軸の軸方向と直角に回転軸を中心として半径が変化
するリボン直接巻取り用のカム面17bが設けられてい
る. [リボン巻取り機構の説明】 次に、第5図は第3図のX−X矢視断面図であり、リボ
ン巻取り機構の巻取りクラッチ23に対してクラッチを
介して巻取り力の動力伝達をする状態と、直結されてダ
イレクトに巻取り力の動力伝達をするための機構構成を
表している。本図において、キャリッジ14の副ベース
部14b上にはスタッドSが垂設されており、このスタ
ッドSの回りにはギア部69aを下端に形或したスリー
ブ69が回動自在に支持される。このスリーブ69の外
周面上には第1円盤74が図の上下方向に摺動自在かつ
回動が規制されて挿入される一方、ギア部77aを外周
面に形成した第2円盤77が回動自在に挿入されており
、夫々の間にクラッチ盤として機能する中空円盤状のフ
エルト75、76が介在されており、第1円盤74上に
コイルバネ71の圧縮力が作用するようにして蓋体70
がスリーブ69に対して固定されている。 この蓋体70の内部には正6角形の穴部が形成されてお
り、この穴部に対して軸方向に摺動自在にされて、かつ
コイルバネ73により付勢力を下方向に得るようにされ
てハブ受部23aを形成した巻取りクラッチ23が設け
られている。また第2円盤77の外周部位にはブレーキ
リング78が捲かれている. そして、ギヤ部77aには遊星ギヤとしてのギャ63が
歯合される一方、ギヤ部69aには同じく遊星ギヤとし
てのギャ65が歯合される。 これらのギャ63、65はレバー60.25上に夫々垂
設されているスタツドSにより回動自在に支持されてい
る。レバー25、60はスリーブ69を支持しているス
タツドSと同軸を回動支点として設けられている. 次に、第6図は第3図のカバーベース部14cを取り外
してリボン巻取り用ギヤトレインの様子を表した平面図
である。本図において、副ベース部14b上に垂設され
ているスタツドSの回りに回動自在に支持されるスリー
ブ69の太陽ギヤとしてのギヤ部77aには遊星ギヤと
してのギャ63が歯合される一方、上記のギヤ部69a
には同じく遊星ギヤとしてのギャ65が歯合される。 これらのギャ63、65はレバー60、25上に夫々垂
設されているスタツドSにより回動自在に支持されてい
るが,レバー25、60はスリーブ69を支持している
スタツドSと同軸な回動支点として設けられる一方、レ
バー25のフツク25aには図示のように保持されてい
るネジリバネ61により図中の二重矢印方向の付勢力が
作用するようにしている。また、レバー60のフツク6
0aにはバネ62が張設されており図中の二重矢印方向
の付勢力が作用するようにしている一方、ギャ63には
破線図示のギヤ部63aが一体形成されており、巻き取
り中間ギャ26に歯合する状態と歯合しない状態とにさ
れる.(図では歯合していない)このためにレバー60
の反対面側にはカムフォロア−60bが形成されており
、上記の第1カム16により当接されて移動されるよう
にしている. また、ギャ65にはギャ67を介在してギャ27に一体
形成されている破線図示のギヤ部27aに歯合する状態
と歯合しない状態とにされる。 (図では歯合している)このためにレバー25の反対面
側にはカムフォロア−25bが形成されており、上記の
第2カム17により当接して移動されるようにしている
.また、キャリッジ14には巻取りギャ27とこれに噛
合う巻取り中間ギャ26が回転自在に案内支持されてお
り、前記巻取りギャ27は前記ラック13と噛合ってい
る。 さらにまた、巻取りクラッチ23にはハブ受部23aが
設けられ、インクリボンカセット40内の巻取りコア4
4(第12図、第13図)と嵌合可能になっている. [カセットアップダウン機構の説明] 次に、第7図は第4図に示された第2カム17に追動し
てカセットアップダウンを行なう機構部分の分解斜視図
であり、また第8図、第9図はキヤリツジ14の側面図
である。 第7図、第8図および第9図において、カセットシフト
レバー29bはキャリッジl4に回転自在に案内支持さ
れたカセットシフト軸30に対してビンPが圧入され固
定されている.このカセットシフトレバ−29bには二
重矢印方向に付勢力を発生するネジリバネ29dの終端
部(ロ)に当接される当接部(ハ)と、上記の第2カム
17に当接するローラー29cを回動自在に支持したカ
ムフオロア−29aの当接部(ホ)に対して当接される
当接部(二)とが一体的に形成されている。 このカムフオロア−29aにはネジリバネ29dの終端
部(イ)に当接されるスタツド部(へ)が一体的に形成
されている.以上の構成において、カセットシフトレバ
ー29bとカムフオロア−29aの間にネジリバネ29
をセットして、当接部(二)、(ホ)とがネジリバネ2
9の付勢力により当接される状態を保ってカセットシフ
ト軸30の溝30aにEリング29eを圧入セットする
。 この結果、第2カム17のカム面17aに対して自重並
びに後述のキャリッジテーブル35などを含む重量によ
りカムフオロア−29aが第2カム17上で当接迫動す
るようになっている.一方、第8図を参照して、カセッ
トシフト軸30の両端部位にはカセットシフトレバーB
31が固定されており、さらに、カセットシフトレバー
B31に設けられたボス3lbに回転自在にカセットシ
フトレバーC32が支持されている.さらに、カセット
シフトレバーB31の一端にはボス31aが、カセット
シフトレバーC32の先端にはボス32aがそれぞれ固
設され、キャリッジテーブル35の開口部35f,35
gに前記ボス31a,32aが挿入され、かつカセット
シフトレバーC32の他の先端にはボス32bが設けら
れ、キャリッジ14の開口部14bに前記ボス32bが
挿入されている。このようにして、前記キャリッジテー
ブル35がほぼ水平に支持されている. ここで、ヘッドモータM3が回動されてカム面17aの
高さが高くなりカムフオロア−29aを時計方向(矢印
C1方向)(第8図)へ回転されると、カセットシフト
レバーB31も時計方向(矢印C1方向)へ回転する. 前述の説明から、カセットシフトレバーB31の回転中
心すなわちカモットシフト軸3oおよびカセットシフト
レバーC32のボス部32bはキャリッジ14により高
さを規制されており、カセットシフトレバーB31のボ
ス31aがキャリッジテーブル35の開口部35fを、
またカセットシフトレバーC32のボス部32bがキャ
リッジ14の開口部14bをそれぞれ移動する.すなわ
ち、キャリッジテーブル35は、バンタグラフ機構で回
転運動を直線運動に変換することにより、上下方向(矢
印El,E2方向)(第8図)に移動する. また、キャリッジテーブル35にはボス33が設けられ
ており、これはキャリッジl4に取付けたキャリッジカ
バー34の開口部34aに挿入されでおり、キャリッジ
テーブル35の上下移動(矢印E1、E2方向)が規制
されている.すなわち、開口部34aによって、キャリ
ッジテーブル35のアップ時およびダウン時の高さが正
確に定められている. 以上の構成により、キャリッジテーブル35が下方向に
押圧された場合には、押圧力をネジリバネ29dにより
弾力的に受ける結果、構成部品の損傷を防止することが
できる.
【サーマルヘッド(記録手段)18のアップダウン機構
の説明] サーマルヘッドl8のアップダウン動作は上記の第1カ
ムl6に追動して行なわれる.第10図は第4図の左側
面図でありヘッドアップ状態の側面図であり、第11図
はヘッドダウン状態の側面図である. 第4図、第10図と第11図において、ヘッドアップダ
ウンレバー22はキャリッジl4に設けられたヘッドホ
ルダー軸19bのまわりに回転自在に設けられており、
さらに、このヘッドアップダウンレバ−22の突出部2
2b,22cの間にはヘッドばね2lがばね力をチャー
ジされた状態で設置されている. また、ヘッドアップダウンレバ−22の一端にはコロ2
2aが回転自在に案内支持されている.さらに、ヘッド
ホルダー19のばね掛け部19aおよびキャリッジl4
のばね掛け部14aの間にはヘッド戻しばね20が設け
られ、ヘッドホルダー19はプラテン5から遠ざかる方
向(第10図の矢印I2方向)へ付勢されている。 このヘッド戻しばね20の付勢力は、ヘッドホルダーl
9の圧接部19cからヘッドばね2lの腕部21aへ伝
達されて、この腕部21aからへツドアップダウンレバ
−22へ伝達される.したがって、ヘッドアップダウン
レバ−22はヘッド戻しばね20によってプラテン5か
ら遠ざかる方向(第10図の矢印I2方向)へ付勢され
ており、アップダウンレバー22に設けられたコロ22
aは第1カムl6のカム面16aに圧接されるようにし
ている. したがって、ヘッド18は、第1カムl6の高さ増大方
向の変化によりプラテン5の方向へ向かい回動ずる. 次に上述した構或におけるサーマルヘッドl8(記録ヘ
ッド)の圧接または押圧(ダウン)および離反(アップ
)の作動を説明する. 第10図および第11図において、ヘッドアップ(離反
)状態では上述のようにヘッド戻しばね20によってヘ
ッドアップダウンレバ−22は第1カムl6に圧接され
ており、サーマルヘッド18は記録シ一ト4およびプラ
テン5から離反している. また、第lカム16が回動されて第11図に図示の状態
では、ヘッドばね21の付勢力がサーマルヘッド18に
作用するようにしている。即ち、ヘッドアップダウンレ
バ−22の回転力はヘッドばね21の腕部21aからヘ
ッドホルダー19の圧接部19cへ伝達され、ヘッドホ
ルダー19を反時計方向(第10図の矢印I1方向)へ
回転させる.そこで、ヘッドホルダー19に貼付けられ
たサーマルヘッド18は記録シ一ト4およびインクリポ
ン49、50を介してプラテン5に押圧される. また、サーマルヘッド18がプラテン5に当接した以降
も第1カムl6の高さが増加し、ヘッドアップダウンレ
バー22をさらに反時計方向(第11図の矢印G2方向
)へ回転させる。 すなわち、サーマルヘッドl8による記録時にはサーマ
ルヘッド18は記録シ一ト4に圧接し、この記録シ一ト
4はプラテン5によってその位置に保持されている. [インクリボンカセット40の構成説明]第12図はイ
ンクリボンカセットの平面図であり、また第13図は第
12図の斜視図である。 第12図および第13図において、インクリボンカセッ
ト40は上ケース41および下ケース42で形成されて
おり、カセット40内にインクリボン49を収納した状
態でキャリッジテーブル35に取外し可能に装填される
. インクリボン49は供給コア43に巻かれており、下ケ
ース42の突出部42aおよび42bに回転自在に取付
けられたローラ48を経て下ケースの開口部42cで一
旦カセット40外へ露出した後再び下ケース開口部42
dからカセット40内に侵入し、さらに、下ケース開口
部42eで再びカセット40外へ露出した後下ケース開
口部42fからカセット40内へ侵入し、巻取りコア4
4に巻取られる. なお、カセット40がキャリッジテーブル35の所定位
置に装填された際には、本体側のヘッドl8に対向して
、このカセット40の開口部42C、42dから露出し
たインクリポン49が位置し、このインクリボン49を
記録情報に応じて発熱するサーマルヘッド18によって
加熱することができる.さらに、上記インクリボン49
は下ケース42に設けられた圧接ばね45、46により
下ケース42の突出部42g.42hにそれぞれ付勢さ
れている。なお、上記圧接ばね45、46にはフエルト
45a,46aが貼付けられており、インクリボン49
の圧接による損傷を防止している。 また、テンションばね47はインクリボン49を矢印K
(第12図)方向に付勢しており、圧接ばね45、46
と共働してインクリボン49の弛みを除去している。 また、下ケース42の開口部42nからインクリボン4
9の一部が露出しており、このカセット・40がキャリ
ッジテーブル35の所定位置に装填された際には、本体
側のリボンセンサーS2(第2図)がこのカセット40
の開口部42nに位置し、リボンセンサーS2がインク
リボン49のリボンエンドを検出する.また、本体側の
カラーセンサーS3(第2図)が下ケース42の開口部
42e,42fから露出したインクリボン49の位置に
対向する. 次にマルチリボン(多色インクシ一ト)について第14
図を用いて説明する. 第14図に示すリボンはマルチリボン50の1例であり
、マルチリポン50は多色(A色、B色、C色)がバー
コード50m.50b.50cを介してダンダラ塗りさ
れている. このマルチリボン50も前述したインクリボン49と同
様にインクリボンカセット40内に収納されている. 上述のようにリボンカセット40がキャリッジテーブル
35の所定位置に装填された際には、本体例のカラーセ
ンサーS3(第2図)が下ケース42の開口部42e,
42fから露出したマルチリポン50の位置に対向する
. そして、マルチリボン50が巻取りコア44へ巻取られ
る際、マルチリボン50上のバーコード50a.50b
,50cをカラーセンサーS3で検出し、バーコードの
次に塗布されている色を識別する.バーコードは第l5
図のように黒線の本数の違いによってもよく、また、黒
線の幅の違いによって識別してもよい.したがって、バ
ーコードの形態にはよらない.また、色数もA,B,C
3、色ではなく所望の色数を設けてもよい.【カムチャ
ート図に基づく説明】 次に第15図はカムチャートであり、各ポジションP1
〜P6における第1カム16と、第2カムl7の回動状
態における、ヘッドアップ、ダウン状態とリボン巻き取
り状態と、カセットアップ、ダウン状態とを表している
. また第16図(A)、第l6図(B)から第21図(A
)、第21図(B)は、第15図の各ポジションP1〜
P6における第1カムl6と第2カム17の回動状態の
回動状態図(A)と、リボン巻き取り機構の状態図(B
)を夫々示してレ)る. 先ず、第15図並びに16図(A)、第16図(B)に
おいて、ポジションP1にヘッドモータM3の回動が行
なわれると、第1カム16と第2カム17とが図示の位
置に回動される。この時に、ヘッドアップダウンレバ−
22のコロ22aはカム面16a上に乗り上げている結
果、ヘッドがプラテン5側にダウンしている状態にされ
る。 また、カム面16f)の外周面上にはレバー60のカム
フォロア−60bが当接してない状態であるので、第1
6図(B)に図示のようにリボンをクラッチを介して巻
き取るギヤ部77aに歯合している遊星ギャ63に一体
形成されているギヤ部63aが巻き取り中間ギャ26と
噛み合う状態にされる一方、リボンをダイレクトに巻き
取るギヤ部69aに歯合している遊星ギャ65と歯合す
るギャ67がギャ27に一体形成されているギヤ部27
aと噛み合わない状態になるようにレバー25のカムフ
オロア−25bが第2カムl7のカム面17bの外周面
に当接されている. 一方、第2カムl7のカム面17a上に追動されるロー
ラー29cを支持しているカムフォロアー29aはカム
面17a上の低い部分に位置している結果、カセットは
ダウン位置にされる.次に、第15図並びに第l7図(
A)、第17図(B)において、ポジションP2にヘッ
ドモータM3の回動が行なわれると、カセット上段にお
ける記録の初期位置(ホームポジション)位置にされる
が、この回動により第1カム16と第2カム17とが図
示の位置に回動される.この時に、ヘッドアップダウン
レパ−22のコロ22aはカム面16aの低い面上に乗
り上げている結果、ヘッドがプラテン5に対して離反状
態にされる。 また、カム面16bの外周面上にはレバー60のカムフ
ォロア−60bが当接している状態であるので、第17
図(B)に図示のようにリボンをクラッチを介して巻き
取るギヤ部77aに歯合している遊星ギャ63に一体形
成されているギヤ部63a(破線図示)が巻き取り中間
ギャ26と噛み合わない状態にされる。一方、リボンを
ダイレクトに巻き取るギヤ部69aに歯合している遊星
ギャ65と歯合するギャ67がギャ27に一体形成され
ているギヤ部27aと噛み合わうない状態になるように
レバー25のカムフオロア−25bが第2カムl7のカ
ム面17bの外周面に当接されている. また、第2カムl7のカム面17a上に追動されるロー
ラー29cを支持しているカムホロアー29aはカム面
17a上の低い部分に位置している結果、カセットはダ
ウン位置にされる.次に、第15図並びに第18図(A
)、第18図(B)において、ポジションP3にヘッド
モータM3の回動が行なわれると、第1カム16と第2
カム17とが図示の位置に回動される。この時に、ヘッ
ドアップダウンレバ−22のコロ22aはカム面16a
の低い面上にまだ乗り上げている結果、ヘッドがプラテ
ン5に対して離反(アップ)している状態にされている
. また、第1カムl6のカム面16bの外周面上にはレバ
ー60のカムフォロア−60bが当接しない状態にされ
る結果、第18図(B)に図示のようにリボンをクラッ
チを介して巻き取るギヤ部77aに歯合している遊星ギ
ャ63に一体形成されているギヤ部63a(破線図示)
が巻き取り中間ギャ26と噛み合う状態にされる. 一方、リボンをダイレクトに巻き取るギヤ部69aに歯
合している遊星ギャ65と歯合するギャ67がギャ27
に一体形成されているギヤ部27aと噛み合わない状態
になるようにレバー25のカムフオロア−25bが第2
カムl7のカム面17bの外周面に当接されている. また、第2カムl7のカム面17a上に追動されるロー
ラー29cを支持しているカムフオロア−29aはカム
面17a上の低い部分にまだ位置している結果、カセッ
トはダウン位置に保持されている. したがって、このポジションP3においては、リボンを
クラッチを介して巻き取る状態にされる結果、キャリッ
ジl4の移動に伴って巻き取られるリボンに発生したク
ルミを除去するクラッチ巻き取りが行なわれる. 次に、第15図並びに第19図(A)、第19図(B)
において、ポジションP4にヘッドモータM3の回動が
行なわれると、第1カムl6と第2カムl7とが図示の
位置に回動される.この時に、ヘッドアップダウンレバ
−22のコロ22aはカム面16aの低い面上にまだ乗
り上げている結果、ヘッドがプラテン5に対してアップ
している状態にされている. また、第1カム16のカム面16bの外周面上にはレバ
ー60のカムフォロア−60bが当接する状態にされる
ので、レバー60が回動されて第19図(B)に図示の
ようにリボンをクラッチを介して巻き取るギヤ部77a
に歯合している遊星ギャ63に一体形成されているギヤ
部63a(破線図示)が巻き取り中間ギャ26と噛み合
わない状態となる. 一方、リボンをダイレクトに巻き取るギヤ部69aに歯
合している遊星ギャ65と歯合するギャ67がギャ27
に一体形成されているギヤ部27aと噛み合う状態にな
るようにレバー25のカムフオロア−25bが第2カム
l7のカム面17bの外周面に当接する状態が解除され
る.また、第2カム17のカム面17a上に追動さレル
ローラー29cを支持しているカムフォロア− 2 9
aはカム面17a上の高い部分に位置する結果、カセ
ットは初めてアップ位置にされる。 したがって、このポジションP4においては、リボンを
クラッチを介さずにダイレクトに巻き取る状態にされる
結果、キャリッジ14の移動に伴ってリボンをダイレク
トに巻き取る状態にされるが、このポジションP4にお
いては、特に第14図におけるマルチカラーリボン50
のバーコード5 0 a. 5 0 b, 5 0 c
をカラーセンサーS3で検出して所定の色のリボンをダ
イレクトに巻き取るようにしている. 次に、第15図並びに第20図(A)、第20図(B)
において、ポジションP5にヘッドモータM3の回動が
行なわれると、第1カム16と第2カム17とが図示の
位置に回動されてカセット下段のリボンによる記録の初
期位置(ホームポジション)設定が行なわれる. この時に、ヘッドアップダウンレバ−22のコロ22a
はカム面16aの低い面上にまだ乗り上げている結果、
ヘッドがプラテン5に対してアップしている状態にされ
ている. また、第1カム16のカム面16bの外周面上にはレバ
ー60のカムフォロア−60bが当接する状態にされる
ので、レバー60が回動されて第19図(B)に図示の
ようにリボンをクラッチを介して巻き取るギヤ部77a
に歯合している遊星ギャ63に一体形成されているギヤ
部63a(破線図示)が巻き取り中間ギャ26と噛み合
わない状態となる. 一方、リボンをダイレクトに巻き取るギヤ部69aに歯
合している遊星ギャ65と歯合するギャ67がギャ27
に一体形成されているギヤ部27aと噛み合わない状態
になるようにレバー25のカムフオロア−25bが第2
カムl7のカム面17bの外周面に当接する. また、
第2カムl7のカム面17a上に追動されるローラー2
9c&支持しているカムホロアー29aはカム面17a
上の高い部分に位置する状態を保持する結果、カセット
はアップ位置に保持されておりカセット下段の記録が可
能な状態にされる. したがって、このポジションP5においては、カセット
下段にセットされるマルチカラーリポン50のバーコー
ド50a.50b.50cをカラーセンサー83で検出
して所定の色のリボンをダイレクトに巻き取りながら記
録が可能な初期位置状態の設定がなされる. 最後に、第15図並びに第21図(A)、第21図(B
)において、ポジションP6にヘッドモータM3の回動
が行なわれると,第1カムl6と第2カム17とが図示
の位置に回動されてカセット下段のリボンによる記録が
行なわれる.この時に、ヘッドアップダウンレバ−22
のコロ22aはカム面16aの二段勾配面に沿い追動さ
れてカム面16aの高い部分に乗り上げる結果、ヘッド
がプラテン5に対して押圧する状態にされる. また、第1カム16のカム面16bの外周面上にはレバ
ー60のカムフォロア−60bが当接しない状態にされ
るので、レバー60が回動されて第19図(B)に図示
のようにリボンをクラッチを介して巻き取るギヤ部?7
aに歯合している遊星ギャ63に一体形成されているギ
ヤ部63a(破線図示)が巻き取り中間ギャ26と噛み
合う状態にされる. 一方、リボンをダイレクトに巻き取るギヤ部69aに歯
合している遊星ギャ65と歯合するギャ67がギャ27
に一体形成されているギヤ部27aとが噛み合わない状
態になるようにレバー25のカムフオロア−25bが第
2カムl7のカム面17bの外周面に当接する状態が保
持される.また、第2カムl7のカム面17a上に追動
されるローラー29cを支持しているカムフオロア−2
9aはカム面17a上の高い部分に位置する状態を保持
する結果、カセットはアップ位置に保持されておりカセ
ット下段にセットされたマルチカラーリボン50等によ
る記録が可能な状態にされる. したがって、このポジションP6においては、カセット
下段にセットされるマルチカラーリボン50のバーコー
ド5 0 a s 5 0 b − 5 0 cをカラ
ーセンサーS3で検出して所定の色のリボンをクラッチ
を介して巻き取りながら記録が可能な状態にされる. 以上説明したように、ヘッドモータM3の回動により駆
動される第1カム、第2カムとに夫々追動するカフフオ
ロアーを設けた構成により、リボン巻取り可能およびカ
セットダウン(上段カセット使用)の状態(ポジション
)、すなわち上段インクリボンカセットでの記録状態が
可能な状態と、マルチカラーリポン50をセットした下
段インクリボンカセットでの記録状態が可能な状態とに
されるとともに、リボン巻取りをクラッチ(第5図)を
介して行なう状態と、リボン巻取りをクラッチを介さず
直接行なえる状態とにできる.以上説明したように、ヘ
ッドモータM3(第1図)を時計方向または反時計方向
に回転させ、第1カム16および第2カムl7をP1〜
P6のうちいずれか1つのポジションまで回転させるこ
とにより、記録状態、非記録状態、リボンクラッチ巻取
り可能、リボンクラッチ巻取り解除、リボンダイレクト
巻取り可能、リボンダイレクト巻取り解除、カセットア
ップ、カセットダウンの8つの状態を独立して持つこと
が可能となる結果、特にマルチカラーリボン50のバー
コード50a,5ob、50cを、リボンをダイレクト
に巻き取りながらカラーセンサー83で検出して所定の
色のリボンをクラッチを介して巻き取りながら記録を行
なうことが可能になり、記録所要時間の大幅な短縮が可
能になった.尚、上記の8つの状態を独立して駆動せず
,例えば、ヘッドアップダウンとリボン巻取りのオンオ
フを連動させても良いし、また、ヘッドアップダウン、
リボン巻取りのオンオフおよびカセットアップダウンの
3つの動作を3つのモータでそれぞれ独立に動作させる
こともできる。 尚、本発明は、電子タイブライタ、ファクシミリ、パー
ソナルコンピュータあるいはワードプロセッサ等の記録
部に用いられ,さらに詳しくは、文字、画像情報に応じ
多色の記録出力を得ることができる多色インクシ一トカ
セットが装填可能な記録装置とすることができる.
の説明] サーマルヘッドl8のアップダウン動作は上記の第1カ
ムl6に追動して行なわれる.第10図は第4図の左側
面図でありヘッドアップ状態の側面図であり、第11図
はヘッドダウン状態の側面図である. 第4図、第10図と第11図において、ヘッドアップダ
ウンレバー22はキャリッジl4に設けられたヘッドホ
ルダー軸19bのまわりに回転自在に設けられており、
さらに、このヘッドアップダウンレバ−22の突出部2
2b,22cの間にはヘッドばね2lがばね力をチャー
ジされた状態で設置されている. また、ヘッドアップダウンレバ−22の一端にはコロ2
2aが回転自在に案内支持されている.さらに、ヘッド
ホルダー19のばね掛け部19aおよびキャリッジl4
のばね掛け部14aの間にはヘッド戻しばね20が設け
られ、ヘッドホルダー19はプラテン5から遠ざかる方
向(第10図の矢印I2方向)へ付勢されている。 このヘッド戻しばね20の付勢力は、ヘッドホルダーl
9の圧接部19cからヘッドばね2lの腕部21aへ伝
達されて、この腕部21aからへツドアップダウンレバ
−22へ伝達される.したがって、ヘッドアップダウン
レバ−22はヘッド戻しばね20によってプラテン5か
ら遠ざかる方向(第10図の矢印I2方向)へ付勢され
ており、アップダウンレバー22に設けられたコロ22
aは第1カムl6のカム面16aに圧接されるようにし
ている. したがって、ヘッド18は、第1カムl6の高さ増大方
向の変化によりプラテン5の方向へ向かい回動ずる. 次に上述した構或におけるサーマルヘッドl8(記録ヘ
ッド)の圧接または押圧(ダウン)および離反(アップ
)の作動を説明する. 第10図および第11図において、ヘッドアップ(離反
)状態では上述のようにヘッド戻しばね20によってヘ
ッドアップダウンレバ−22は第1カムl6に圧接され
ており、サーマルヘッド18は記録シ一ト4およびプラ
テン5から離反している. また、第lカム16が回動されて第11図に図示の状態
では、ヘッドばね21の付勢力がサーマルヘッド18に
作用するようにしている。即ち、ヘッドアップダウンレ
バ−22の回転力はヘッドばね21の腕部21aからヘ
ッドホルダー19の圧接部19cへ伝達され、ヘッドホ
ルダー19を反時計方向(第10図の矢印I1方向)へ
回転させる.そこで、ヘッドホルダー19に貼付けられ
たサーマルヘッド18は記録シ一ト4およびインクリポ
ン49、50を介してプラテン5に押圧される. また、サーマルヘッド18がプラテン5に当接した以降
も第1カムl6の高さが増加し、ヘッドアップダウンレ
バー22をさらに反時計方向(第11図の矢印G2方向
)へ回転させる。 すなわち、サーマルヘッドl8による記録時にはサーマ
ルヘッド18は記録シ一ト4に圧接し、この記録シ一ト
4はプラテン5によってその位置に保持されている. [インクリボンカセット40の構成説明]第12図はイ
ンクリボンカセットの平面図であり、また第13図は第
12図の斜視図である。 第12図および第13図において、インクリボンカセッ
ト40は上ケース41および下ケース42で形成されて
おり、カセット40内にインクリボン49を収納した状
態でキャリッジテーブル35に取外し可能に装填される
. インクリボン49は供給コア43に巻かれており、下ケ
ース42の突出部42aおよび42bに回転自在に取付
けられたローラ48を経て下ケースの開口部42cで一
旦カセット40外へ露出した後再び下ケース開口部42
dからカセット40内に侵入し、さらに、下ケース開口
部42eで再びカセット40外へ露出した後下ケース開
口部42fからカセット40内へ侵入し、巻取りコア4
4に巻取られる. なお、カセット40がキャリッジテーブル35の所定位
置に装填された際には、本体側のヘッドl8に対向して
、このカセット40の開口部42C、42dから露出し
たインクリポン49が位置し、このインクリボン49を
記録情報に応じて発熱するサーマルヘッド18によって
加熱することができる.さらに、上記インクリボン49
は下ケース42に設けられた圧接ばね45、46により
下ケース42の突出部42g.42hにそれぞれ付勢さ
れている。なお、上記圧接ばね45、46にはフエルト
45a,46aが貼付けられており、インクリボン49
の圧接による損傷を防止している。 また、テンションばね47はインクリボン49を矢印K
(第12図)方向に付勢しており、圧接ばね45、46
と共働してインクリボン49の弛みを除去している。 また、下ケース42の開口部42nからインクリボン4
9の一部が露出しており、このカセット・40がキャリ
ッジテーブル35の所定位置に装填された際には、本体
側のリボンセンサーS2(第2図)がこのカセット40
の開口部42nに位置し、リボンセンサーS2がインク
リボン49のリボンエンドを検出する.また、本体側の
カラーセンサーS3(第2図)が下ケース42の開口部
42e,42fから露出したインクリボン49の位置に
対向する. 次にマルチリボン(多色インクシ一ト)について第14
図を用いて説明する. 第14図に示すリボンはマルチリボン50の1例であり
、マルチリポン50は多色(A色、B色、C色)がバー
コード50m.50b.50cを介してダンダラ塗りさ
れている. このマルチリボン50も前述したインクリボン49と同
様にインクリボンカセット40内に収納されている. 上述のようにリボンカセット40がキャリッジテーブル
35の所定位置に装填された際には、本体例のカラーセ
ンサーS3(第2図)が下ケース42の開口部42e,
42fから露出したマルチリポン50の位置に対向する
. そして、マルチリボン50が巻取りコア44へ巻取られ
る際、マルチリボン50上のバーコード50a.50b
,50cをカラーセンサーS3で検出し、バーコードの
次に塗布されている色を識別する.バーコードは第l5
図のように黒線の本数の違いによってもよく、また、黒
線の幅の違いによって識別してもよい.したがって、バ
ーコードの形態にはよらない.また、色数もA,B,C
3、色ではなく所望の色数を設けてもよい.【カムチャ
ート図に基づく説明】 次に第15図はカムチャートであり、各ポジションP1
〜P6における第1カム16と、第2カムl7の回動状
態における、ヘッドアップ、ダウン状態とリボン巻き取
り状態と、カセットアップ、ダウン状態とを表している
. また第16図(A)、第l6図(B)から第21図(A
)、第21図(B)は、第15図の各ポジションP1〜
P6における第1カムl6と第2カム17の回動状態の
回動状態図(A)と、リボン巻き取り機構の状態図(B
)を夫々示してレ)る. 先ず、第15図並びに16図(A)、第16図(B)に
おいて、ポジションP1にヘッドモータM3の回動が行
なわれると、第1カム16と第2カム17とが図示の位
置に回動される。この時に、ヘッドアップダウンレバ−
22のコロ22aはカム面16a上に乗り上げている結
果、ヘッドがプラテン5側にダウンしている状態にされ
る。 また、カム面16f)の外周面上にはレバー60のカム
フォロア−60bが当接してない状態であるので、第1
6図(B)に図示のようにリボンをクラッチを介して巻
き取るギヤ部77aに歯合している遊星ギャ63に一体
形成されているギヤ部63aが巻き取り中間ギャ26と
噛み合う状態にされる一方、リボンをダイレクトに巻き
取るギヤ部69aに歯合している遊星ギャ65と歯合す
るギャ67がギャ27に一体形成されているギヤ部27
aと噛み合わない状態になるようにレバー25のカムフ
オロア−25bが第2カムl7のカム面17bの外周面
に当接されている. 一方、第2カムl7のカム面17a上に追動されるロー
ラー29cを支持しているカムフォロアー29aはカム
面17a上の低い部分に位置している結果、カセットは
ダウン位置にされる.次に、第15図並びに第l7図(
A)、第17図(B)において、ポジションP2にヘッ
ドモータM3の回動が行なわれると、カセット上段にお
ける記録の初期位置(ホームポジション)位置にされる
が、この回動により第1カム16と第2カム17とが図
示の位置に回動される.この時に、ヘッドアップダウン
レパ−22のコロ22aはカム面16aの低い面上に乗
り上げている結果、ヘッドがプラテン5に対して離反状
態にされる。 また、カム面16bの外周面上にはレバー60のカムフ
ォロア−60bが当接している状態であるので、第17
図(B)に図示のようにリボンをクラッチを介して巻き
取るギヤ部77aに歯合している遊星ギャ63に一体形
成されているギヤ部63a(破線図示)が巻き取り中間
ギャ26と噛み合わない状態にされる。一方、リボンを
ダイレクトに巻き取るギヤ部69aに歯合している遊星
ギャ65と歯合するギャ67がギャ27に一体形成され
ているギヤ部27aと噛み合わうない状態になるように
レバー25のカムフオロア−25bが第2カムl7のカ
ム面17bの外周面に当接されている. また、第2カムl7のカム面17a上に追動されるロー
ラー29cを支持しているカムホロアー29aはカム面
17a上の低い部分に位置している結果、カセットはダ
ウン位置にされる.次に、第15図並びに第18図(A
)、第18図(B)において、ポジションP3にヘッド
モータM3の回動が行なわれると、第1カム16と第2
カム17とが図示の位置に回動される。この時に、ヘッ
ドアップダウンレバ−22のコロ22aはカム面16a
の低い面上にまだ乗り上げている結果、ヘッドがプラテ
ン5に対して離反(アップ)している状態にされている
. また、第1カムl6のカム面16bの外周面上にはレバ
ー60のカムフォロア−60bが当接しない状態にされ
る結果、第18図(B)に図示のようにリボンをクラッ
チを介して巻き取るギヤ部77aに歯合している遊星ギ
ャ63に一体形成されているギヤ部63a(破線図示)
が巻き取り中間ギャ26と噛み合う状態にされる. 一方、リボンをダイレクトに巻き取るギヤ部69aに歯
合している遊星ギャ65と歯合するギャ67がギャ27
に一体形成されているギヤ部27aと噛み合わない状態
になるようにレバー25のカムフオロア−25bが第2
カムl7のカム面17bの外周面に当接されている. また、第2カムl7のカム面17a上に追動されるロー
ラー29cを支持しているカムフオロア−29aはカム
面17a上の低い部分にまだ位置している結果、カセッ
トはダウン位置に保持されている. したがって、このポジションP3においては、リボンを
クラッチを介して巻き取る状態にされる結果、キャリッ
ジl4の移動に伴って巻き取られるリボンに発生したク
ルミを除去するクラッチ巻き取りが行なわれる. 次に、第15図並びに第19図(A)、第19図(B)
において、ポジションP4にヘッドモータM3の回動が
行なわれると、第1カムl6と第2カムl7とが図示の
位置に回動される.この時に、ヘッドアップダウンレバ
−22のコロ22aはカム面16aの低い面上にまだ乗
り上げている結果、ヘッドがプラテン5に対してアップ
している状態にされている. また、第1カム16のカム面16bの外周面上にはレバ
ー60のカムフォロア−60bが当接する状態にされる
ので、レバー60が回動されて第19図(B)に図示の
ようにリボンをクラッチを介して巻き取るギヤ部77a
に歯合している遊星ギャ63に一体形成されているギヤ
部63a(破線図示)が巻き取り中間ギャ26と噛み合
わない状態となる. 一方、リボンをダイレクトに巻き取るギヤ部69aに歯
合している遊星ギャ65と歯合するギャ67がギャ27
に一体形成されているギヤ部27aと噛み合う状態にな
るようにレバー25のカムフオロア−25bが第2カム
l7のカム面17bの外周面に当接する状態が解除され
る.また、第2カム17のカム面17a上に追動さレル
ローラー29cを支持しているカムフォロア− 2 9
aはカム面17a上の高い部分に位置する結果、カセ
ットは初めてアップ位置にされる。 したがって、このポジションP4においては、リボンを
クラッチを介さずにダイレクトに巻き取る状態にされる
結果、キャリッジ14の移動に伴ってリボンをダイレク
トに巻き取る状態にされるが、このポジションP4にお
いては、特に第14図におけるマルチカラーリボン50
のバーコード5 0 a. 5 0 b, 5 0 c
をカラーセンサーS3で検出して所定の色のリボンをダ
イレクトに巻き取るようにしている. 次に、第15図並びに第20図(A)、第20図(B)
において、ポジションP5にヘッドモータM3の回動が
行なわれると、第1カム16と第2カム17とが図示の
位置に回動されてカセット下段のリボンによる記録の初
期位置(ホームポジション)設定が行なわれる. この時に、ヘッドアップダウンレバ−22のコロ22a
はカム面16aの低い面上にまだ乗り上げている結果、
ヘッドがプラテン5に対してアップしている状態にされ
ている. また、第1カム16のカム面16bの外周面上にはレバ
ー60のカムフォロア−60bが当接する状態にされる
ので、レバー60が回動されて第19図(B)に図示の
ようにリボンをクラッチを介して巻き取るギヤ部77a
に歯合している遊星ギャ63に一体形成されているギヤ
部63a(破線図示)が巻き取り中間ギャ26と噛み合
わない状態となる. 一方、リボンをダイレクトに巻き取るギヤ部69aに歯
合している遊星ギャ65と歯合するギャ67がギャ27
に一体形成されているギヤ部27aと噛み合わない状態
になるようにレバー25のカムフオロア−25bが第2
カムl7のカム面17bの外周面に当接する. また、
第2カムl7のカム面17a上に追動されるローラー2
9c&支持しているカムホロアー29aはカム面17a
上の高い部分に位置する状態を保持する結果、カセット
はアップ位置に保持されておりカセット下段の記録が可
能な状態にされる. したがって、このポジションP5においては、カセット
下段にセットされるマルチカラーリポン50のバーコー
ド50a.50b.50cをカラーセンサー83で検出
して所定の色のリボンをダイレクトに巻き取りながら記
録が可能な初期位置状態の設定がなされる. 最後に、第15図並びに第21図(A)、第21図(B
)において、ポジションP6にヘッドモータM3の回動
が行なわれると,第1カムl6と第2カム17とが図示
の位置に回動されてカセット下段のリボンによる記録が
行なわれる.この時に、ヘッドアップダウンレバ−22
のコロ22aはカム面16aの二段勾配面に沿い追動さ
れてカム面16aの高い部分に乗り上げる結果、ヘッド
がプラテン5に対して押圧する状態にされる. また、第1カム16のカム面16bの外周面上にはレバ
ー60のカムフォロア−60bが当接しない状態にされ
るので、レバー60が回動されて第19図(B)に図示
のようにリボンをクラッチを介して巻き取るギヤ部?7
aに歯合している遊星ギャ63に一体形成されているギ
ヤ部63a(破線図示)が巻き取り中間ギャ26と噛み
合う状態にされる. 一方、リボンをダイレクトに巻き取るギヤ部69aに歯
合している遊星ギャ65と歯合するギャ67がギャ27
に一体形成されているギヤ部27aとが噛み合わない状
態になるようにレバー25のカムフオロア−25bが第
2カムl7のカム面17bの外周面に当接する状態が保
持される.また、第2カムl7のカム面17a上に追動
されるローラー29cを支持しているカムフオロア−2
9aはカム面17a上の高い部分に位置する状態を保持
する結果、カセットはアップ位置に保持されておりカセ
ット下段にセットされたマルチカラーリボン50等によ
る記録が可能な状態にされる. したがって、このポジションP6においては、カセット
下段にセットされるマルチカラーリボン50のバーコー
ド5 0 a s 5 0 b − 5 0 cをカラ
ーセンサーS3で検出して所定の色のリボンをクラッチ
を介して巻き取りながら記録が可能な状態にされる. 以上説明したように、ヘッドモータM3の回動により駆
動される第1カム、第2カムとに夫々追動するカフフオ
ロアーを設けた構成により、リボン巻取り可能およびカ
セットダウン(上段カセット使用)の状態(ポジション
)、すなわち上段インクリボンカセットでの記録状態が
可能な状態と、マルチカラーリポン50をセットした下
段インクリボンカセットでの記録状態が可能な状態とに
されるとともに、リボン巻取りをクラッチ(第5図)を
介して行なう状態と、リボン巻取りをクラッチを介さず
直接行なえる状態とにできる.以上説明したように、ヘ
ッドモータM3(第1図)を時計方向または反時計方向
に回転させ、第1カム16および第2カムl7をP1〜
P6のうちいずれか1つのポジションまで回転させるこ
とにより、記録状態、非記録状態、リボンクラッチ巻取
り可能、リボンクラッチ巻取り解除、リボンダイレクト
巻取り可能、リボンダイレクト巻取り解除、カセットア
ップ、カセットダウンの8つの状態を独立して持つこと
が可能となる結果、特にマルチカラーリボン50のバー
コード50a,5ob、50cを、リボンをダイレクト
に巻き取りながらカラーセンサー83で検出して所定の
色のリボンをクラッチを介して巻き取りながら記録を行
なうことが可能になり、記録所要時間の大幅な短縮が可
能になった.尚、上記の8つの状態を独立して駆動せず
,例えば、ヘッドアップダウンとリボン巻取りのオンオ
フを連動させても良いし、また、ヘッドアップダウン、
リボン巻取りのオンオフおよびカセットアップダウンの
3つの動作を3つのモータでそれぞれ独立に動作させる
こともできる。 尚、本発明は、電子タイブライタ、ファクシミリ、パー
ソナルコンピュータあるいはワードプロセッサ等の記録
部に用いられ,さらに詳しくは、文字、画像情報に応じ
多色の記録出力を得ることができる多色インクシ一トカ
セットが装填可能な記録装置とすることができる.
以上説明したように、多色インクシ一トを収容してなる
カセット装填可能な記録装置において、色検出時には記
録ヘッドにより多色インクシ一トを記録シートに押圧す
ることなく、かつクラッチを介さず多色インクリボンを
巻き取りながら色検出をすることで、記録シ一ト9範囲
外にキャリッジに搭載された記録ヘッドが位置している
場合にもインクシ一ト(リボン)の巻き取りが可能とな
り、これにより、記録位置に所定の色部分を確実に短時
間内で頭出しできる記録装置を提供することができる.
カセット装填可能な記録装置において、色検出時には記
録ヘッドにより多色インクシ一トを記録シートに押圧す
ることなく、かつクラッチを介さず多色インクリボンを
巻き取りながら色検出をすることで、記録シ一ト9範囲
外にキャリッジに搭載された記録ヘッドが位置している
場合にもインクシ一ト(リボン)の巻き取りが可能とな
り、これにより、記録位置に所定の色部分を確実に短時
間内で頭出しできる記録装置を提供することができる.
第1図は本発明を実施した記録装置を備えたワードプロ
セッサの外観斜視図、 第2図は記録装置の平面図、 第3図はキャリッジ14の平面図、 第4図は第3図のキャリッジ14から副ベース部14b
を更に取り外した様子を表した平面図、第5図は第3図
のX−X矢視断面図、 第6図は第3図のカバーベース部14cを取り外してリ
ボン巻取り用ギヤトレインの様子を表した平面図、 第7図は第4図に示された第2カム17に追動してカセ
ットアップダウンを行なう機構部分の分解斜視図、 第8図、第9図はキャリッジ14の側面図、第lO図は
第4図の左側面図でありへッドアツブ状態の側面図、 第11図は第4図の左側面図でありへッドダウン状態の
側面図、 第12図はインクリボンカセットの平面図、第13図は
第12図の斜視図、 第14図はマルチインクリボン50の1例の部分図、 第15図はカムチャート、 第16図(A)、第16図(B)から第21図(A)、
第21図(B)は、第15図の各ポジションP1からP
6における第lカム16と第2カムl7の回動状態の回
動状態図(A)と、リボン巻き取り機構の状態図(B)
である. 図中、1・・・キーボード、2・・・表示装置、3・・
・記憶装置、4・・・記録シート、5・・・プラテン、
6・・・シート送りローラ、7・・・ギヤ、7a・・・
減速ギヤ、9・・・ブーリーギャ、10・・・ブーリー
11・・・ベルト、12・・・シャフト、l3・・・
ラック、1 4−・・キャリッジ、14b・・・副ベー
ス部、14C・・・カバーベース部、l6・・・第1カ
ム、16a.16b・・・カム面、1 7−・・第2カ
ム、17a.17b・・・カム面、18・・・サーマル
ヘッド、19・・・ヘッドホルダー 19a・・・ヘッ
ドホルダー軸、23・・・巻き取りクラッチ、25・・
・レバー 25b・・・カムフオロア− 26・・・巻
き取り中間ギヤ、31・・・カセットシフトレバーB,
32・・・カセットシフトレバーC,35・・・キャリ
ッジテーブル、49・・・インクリボン、50・・・マ
ルチカラーリボン、60・・・レバー 60b・・・カ
ムフオロア− 61・・・ネジリバネ、62・・・バネ
、63、65・・・ギヤ、69・・・スリーブ、70・
・・蓋体、71・・・コイルバネ、74・・・第1円盤
、75、76・・・フエルト、77・・・第2円盤、7
7a・・・ギヤ部、S2・・・リポンセンサ、S3・・
・カラーセンサ、M1・・・シート送りモータ、M2・
・・キャリッジモータ、M3・・・ヘッドモー夕、Pn
・・・ポジションである. 特 許 出 願 人 キヤノン株式会社第 7 図 第 9 図 第 10図 第 11図 第16 図(B) 第 17図(A) 第17図(B) 第18図(A) 第18 図(B) 第19図(A) 第 19図(B) 第20図(B) 第21 図(A) 第21 図(B)
セッサの外観斜視図、 第2図は記録装置の平面図、 第3図はキャリッジ14の平面図、 第4図は第3図のキャリッジ14から副ベース部14b
を更に取り外した様子を表した平面図、第5図は第3図
のX−X矢視断面図、 第6図は第3図のカバーベース部14cを取り外してリ
ボン巻取り用ギヤトレインの様子を表した平面図、 第7図は第4図に示された第2カム17に追動してカセ
ットアップダウンを行なう機構部分の分解斜視図、 第8図、第9図はキャリッジ14の側面図、第lO図は
第4図の左側面図でありへッドアツブ状態の側面図、 第11図は第4図の左側面図でありへッドダウン状態の
側面図、 第12図はインクリボンカセットの平面図、第13図は
第12図の斜視図、 第14図はマルチインクリボン50の1例の部分図、 第15図はカムチャート、 第16図(A)、第16図(B)から第21図(A)、
第21図(B)は、第15図の各ポジションP1からP
6における第lカム16と第2カムl7の回動状態の回
動状態図(A)と、リボン巻き取り機構の状態図(B)
である. 図中、1・・・キーボード、2・・・表示装置、3・・
・記憶装置、4・・・記録シート、5・・・プラテン、
6・・・シート送りローラ、7・・・ギヤ、7a・・・
減速ギヤ、9・・・ブーリーギャ、10・・・ブーリー
11・・・ベルト、12・・・シャフト、l3・・・
ラック、1 4−・・キャリッジ、14b・・・副ベー
ス部、14C・・・カバーベース部、l6・・・第1カ
ム、16a.16b・・・カム面、1 7−・・第2カ
ム、17a.17b・・・カム面、18・・・サーマル
ヘッド、19・・・ヘッドホルダー 19a・・・ヘッ
ドホルダー軸、23・・・巻き取りクラッチ、25・・
・レバー 25b・・・カムフオロア− 26・・・巻
き取り中間ギヤ、31・・・カセットシフトレバーB,
32・・・カセットシフトレバーC,35・・・キャリ
ッジテーブル、49・・・インクリボン、50・・・マ
ルチカラーリボン、60・・・レバー 60b・・・カ
ムフオロア− 61・・・ネジリバネ、62・・・バネ
、63、65・・・ギヤ、69・・・スリーブ、70・
・・蓋体、71・・・コイルバネ、74・・・第1円盤
、75、76・・・フエルト、77・・・第2円盤、7
7a・・・ギヤ部、S2・・・リポンセンサ、S3・・
・カラーセンサ、M1・・・シート送りモータ、M2・
・・キャリッジモータ、M3・・・ヘッドモー夕、Pn
・・・ポジションである. 特 許 出 願 人 キヤノン株式会社第 7 図 第 9 図 第 10図 第 11図 第16 図(B) 第 17図(A) 第17図(B) 第18図(A) 第18 図(B) 第19図(A) 第 19図(B) 第20図(B) 第21 図(A) 第21 図(B)
Claims (2)
- (1)キャリッジの往復動作を動力源にしてカセット内
に収容されているリボンの巻き取りを行ない記録動作す
る記録装置において、 前記リボンをクラッチを介して巻き取るクラッチ巻き取
り状態と、前記リボンを前記クラッチを介さずに直接巻
き取る直接巻き取り状態とにするリボン巻き取り手段と
、 該リボン巻き取り手段を前記クラッチ巻き取り状態と前
記直接巻き取り状態とに切り換える切り換え手段とを有
してなり、 前記切り換え手段はホームポジションを介して一方向の
移動により前記クラッチ巻き取り状態に切り換え、他方
向の移動により前記直接巻き取り状態に切り換えること
を特徴とする記録装置。 - (2)キャリッジの往復動作を動力源にしてカセット内
に収容されているリボンの巻き取りを行ない記録動作す
る記録装置において、 前記リボンをクラッチを介して巻き取るクラッチ巻き取
り状態と、前記リボンを前記クラッチを介さずに直接巻
き取る直接巻き取り状態とにするリボン巻き取り手段と
、 該リボン巻き取り手段を前記クラッチ巻き取り状態と前
記直接巻き取り状態とに切り換える切り換え手段と 前記リボンを記録媒体とする記録手段を記録状態と非記
録状態とに保持する保持手段と、 前記カセットを複数段に載置するとともに、前記記録手
段に対して上下方向に上下動して前記カセットの上下の
いずれかの位置に前記記録手段の記録部が位置するよう
にした載置手段と、を前記キャリッジ上に配設してなり
、 前記キャリッジ上に搭載される回動手段により所定回動
されるカム手段のカム面に対して、前記切り換え手段と
前記保持手段と前記載置手段とに夫々設けられたカムフ
ォロアーが追動するように構成したことを特徴とする記
録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23040989A JPH0393583A (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23040989A JPH0393583A (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0393583A true JPH0393583A (ja) | 1991-04-18 |
Family
ID=16907436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23040989A Pending JPH0393583A (ja) | 1989-09-07 | 1989-09-07 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0393583A (ja) |
-
1989
- 1989-09-07 JP JP23040989A patent/JPH0393583A/ja active Pending
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