JPH039333A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH039333A
JPH039333A JP14336489A JP14336489A JPH039333A JP H039333 A JPH039333 A JP H039333A JP 14336489 A JP14336489 A JP 14336489A JP 14336489 A JP14336489 A JP 14336489A JP H039333 A JPH039333 A JP H039333A
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JP
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film
frame
rewinding
winding
register
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JP14336489A
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English (en)
Inventor
Toshifumi Osawa
敏文 大沢
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフィルム巻」−げ及び巻戻しを電動により行な
うカメラに関する。
〔従来技術〕
従来、フィルムの給送を電動により行なわせ自動化をは
かりたカメラには、以下の2種の給送方式が存在した。
■ フィルム装填→オートローディングにより撮影可能
な第1駒目まで空送り(通常3駒分相当)→撮影ごとに
1駒づつ巻」二げる→フィルム終端の検出→全駒針の巻
戻しを行い、引出したフィルムを全てパトローネ内に巻
込む。
■ フィルム装填→プリワインド(先巻上げ)により予
じめフィルムを全駒針スプールに巻上げてしまう→撮影
ごとに1駒づつ巻戻す→最後の撮影可能駒の撮影後に連
続的に巻戻しを行い、フィルムをパトローネ内に巻込む
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら、上述の「■方式」のカメラでは、全約分
の撮影が完了した後で巻戻し時に全約分の巻戻しを行う
為、次のフィルム交換により新たな撮影までのタイムラ
グが長い。
又、上述の「■方式」のカメラでは、フィルム装填時に
全約分の巻上げを行な、わないと撮影ができない為、や
はりフィルム交換を伴なう撮影開始までのタイムラグが
長い。
フィルム全駒針の巻上げもしくは巻戻しは、カメラに搭
載可能な電源、モータ等の制約により、36枚撮りフィ
ルムを例にとると、速いカメラでも10秒前後、汀いカ
メラでは20秒以」−もかかってしまう。このことは、
連続して多数枚の撮影を行なうプロカメラマン等にとっ
ては、フィルム交換に伴う10〜20秒というタイムラ
グによってシャッターチャンスを逃がし・てしまうケー
スがあり、その改善が望まれている。
(課題を解決するための手段〕 本発明のカメラは、フィルム巻上げを途中に未露光駒を
残すように行わせ、フィルム巻戻しの際に該未露光駒を
撮影するようにして、撮影後(■方式)もしくは撮影前
(■方式)の全約分の巻」−2げもしくは巻戻しに係る
タイムラグをなくし、従来の方式で問題となっていたシ
ャッターチャンスを逃してしまうことを改善した。しか
も、連続撮影モードのように駒速を優先させる時には、
強制的に上述の本発明の方式をキャンセルしたので、こ
の方式によるデメリットも無(すことができた。
〔実施例〕
第1図には本実施例のカメラによるフィルムFの撮影順
序が示され、フィルムFを巻取るスプールに最初に巻付
くフィルム・リーダ一部F−Lからオートローディング
の為の空送り領域を除き、1駒目、n駒目(nは最終駒
を表わし、36枚撮影可能なフィルムではn=36とな
る)、2駒目、n−1駒目。
3駒目、n−2駒目、4駒目・・・となる。なお、第1
図は撮影レンズ側からフィルムを見た図である。
第2図には本実施例の全体の回路構成を示し、COMは
カメラの制御を行うマイクロコンピュータである。以下
、PE7〜PEOは入力ポート、PH7〜PHOは入力
ポート、PC7〜pcoは出力ポート、PD6〜PDO
は入力ポート、PE7〜PEOは出力ポート、PE7〜
PEOは出力ポート、PE7〜PEOは出力ポート、P
H7〜PHOは出力ポート、DIRはフィルムパトロー
ネに付されたDXコードの内容を入力するレジスタ、P
OINTRは現在のフィルム位置情報を記憶するレジス
タ、EXNUMRはDXコードから変換されたフィルム
の撮影枚数を記憶するレジスタ、C0UNTRは掃影済
のコマ数を記憶するレジスタ、WINDRはフィルムの
巻上げ7巻戻しコマ数を記憶するレジスタ、FLMIR
はフィルムの巻上げ7巻戻しパルスのカウント値を入力
するレジスタ、BVRはBV値を入力するレジスタ、E
VRはEV値を入力するレジスタ、SVRはBV値を入
力するレジスタ、TVRはTV値を入力するレジスタ、
AVRはAV値を入力するレジスタ、BPFは背ブタ閉
検知フラグ、PTFはパトローネ装填検知フラグ、DR
Fはフィルム送り方向フラグ、SPCは被写体輝度を測
光する為のフォト・ダイオード、OPはオペ・アンプ、
DLOGは対数圧縮用ダイオード、ADCはA/Dコン
バータ、DAVはステップモータを駆動源とする絞り駆
動装置、DISPは表示器、DRIは表示ドライバ、D
R2は7segコード・デコーダ&表示ドライバ、DR
3は7segコード・デコーダ&表示ドライバ、SWI
は測光開始第1ストロート・スイッチ、SW2はレリー
ズ・スイッチ、5WBPは背ブタ開閉検知スイッチ、5
WPTINはバトo−1装填検知スイッチ、5WDRは
ドライブ・モード・スイッチ、5WREWは強制巻戻し
スイッチ、5WPRWは強制ブリウィンドスイッチ、5
WH3は連続コマ撮影スイッチ、5WCN2は後幕走行
完了スイッチ、SWFLMIはフィルム走行検知スイッ
チ、SWFLM2はフィルム停止位置検知スイッチ、S
W4はミラーアップ/チャージ完了検知スイッチ、MC
Iはシャッター先幕走行用マグネット、MC2はシャッ
ター後幕走行用マグネット、MC3はミラーアップ用マ
グネット、TRI、TR2,TR3はトランジスタ、R
1゜R2,R3は抵抗、DMF−DMR・DMCはモー
タードライバ、MFはフィルム巻上げ用モーター、MR
はフィルム巻戻し用モーター、MCはメカニズムチャー
ジ用モーターである。
第3図は、第2図に示したモータドライバDMF。
DMR,DMCの具体的な回路図であり、INI、IN
2は入力端子、INVI、INV2はインバータ・ゲー
ト、INV3.INV4はインバータ中ゲート、AND
I。
AND2.AND31t7 ンド・ゲート、OR1,O
R2はオア・ゲート、R11,R12,R13,R14
は抵抗、TRII、TR12はPNP )ランジスタ、
TR13゜TR14はNPNトランジスタ、Mはモータ
ーMF。
MRもり、< はMC,VBATは電源、GNDはグラ
ンドである。
入力端子INIはモータドライバDMFではマイクロコ
ンピュータCOMの出力ポートPE2に、モータドライ
バDMRではマイクロコンピュータCOMの出力ポート
PE4に、モータドライバDMCではマイクロコンピュ
ータCOMの入力ポートPE6に接続される。入力端子
IN2はモータドライバDMFではマイクロコンピュー
タCOMの出力ポートPE3に、モータドライバDMR
ではマイクロコンピュータCOMの出力ポートPE5に
、モータドライバDMCではマイクロコンピュータCO
Mの出力ポートPE7に接続される。
入力端子INIとIN2がともにロウレベル入力である
と、アンドゲートANDIとAND3の出力はロウ、ア
ンドゲートAND2の出力はハイとなる。
その結果、トランジスタTR13とTR14がオンして
モーターの両端はGNDレベルに引き落され、ショート
・ブレーキ状態となる。
入力端子IN1がハイ、IN2がロウの入力では1、ア
ンドゲートANDIの出力はハイ、アンドゲートAND
2. AN D :3の出力はロウとなる結果、トラン
ジスタTRIIとTR14がオンしてモーターにはF方
向に電流が流れる。これを仮に正転方向通電と呼ぶ。実
施例ではフィルム巻上げ用モータMFが正転通電でフィ
ルム巻上げ駆11が行われ、フィルム巻戻し用モーター
MRが正転通電でフィルム巻戻し駆動が行われ、チャー
ジ用モータMCが正転通電でシャッタチャージ等のメカ
チャージが行われることとして、次に述べる逆転通電は
特に意味を持たないこととする。
入力端子INNがロウ、IN2がハイの入力ではアンド
ゲートANDI、AND2の出力がロウ、アントゲ−)
AND3の出力がハイとなる結果、トランジスタTR1
2とTR13がオンしてモーターにはR方向に電流が流
第1る。これを仮に逆転方向通電と呼ぶ。入力端子IN
I、IN2ともにハイの入力になるとANDI、AND
2.AND3のすべてがロウとなり、トランジスタTR
II〜TR14はすべてオフ状態となり、モーター両端
は開放状態となる。
第14図には第2図で示した表示器DISPと表示ドラ
イバDRI、DR2,DR3の具体的な構成が示さねて
いる。図においで、s e g ]、 −s e g 
4は表示セグメント、表示セグメントブロック6eg5
の51A−51Fは表示セグメント、表示セグメントブ
ロックseg5の52A−52Fは表示セグメント、表
示セグメントブロックseg6の61A〜GIFは表示
セグメント、表示セグメントブロックseg6の62 
A −62Fは表示セグメンt・、0R11〜OR14
はオアゲー・ト、AND15〜AND18はアントゲ−
1・、INVIIINV12はインバータゲート、O2
0は2Hz出力の発振回路、01〜G4はセグメント・
ドライバ、DECI。
DEC2はBCD to 7segmentデコーダ、
CIA=G I Gはセグメントドライバ、G2A−G
2Gはセグメントドライバである。
第14図(a)は表示器DISPの全セグメントを表わ
したもので、パトローネ在マークを表わす表示セグメン
)−segl、フィルム逆送りマークを表わす表示セグ
メンl−1−5e、フィルム順送りマークを表わす表示
セグメントs e g 3 、連続コマモードマ・−・
りを表わす表示セグメントseg4、フィルム位置表示
を表わす表示セグメントブロックseg5、撮影済枚数
表示を表わす表示セグメントブロックseg6がある。
該セグメントブロックseg5.seg6はともに2ケ
タの7セグメント構成となっており、それぞれセグメン
ト51Δ−51G、及び52 A −52Gと、セグメ
ント61A〜61G及び62A〜62Gに分割される。
第14図(b)は表示ドライバDRIの構成例を示し、
入力端子lN11はマイクロコンピュータCOMの出力
ポートPF2に、同lNl2は同PF3に、同lN13
は同PF4に、同lN14は同PF5に、lN13は同
PF6に、lN16は同PF7に、それぞれ接続される
。出力端子0UTIは表示器DXSPのセグメン) s
eglを、同0UT2は同seg2を、同0UT3は同
seg3を、同0UT4は同seg4を、それぞれドラ
イブする様に接続される。入力端子INII〜lN14
はそれぞれ出力端子OU T 1〜0UT4の出力をコ
ントロールし、例えば、入力端子INIIがハイ入力と
なると出力端子0UTIがハイ出力となって、セグメン
トseglが点灯する。但し、この状態で入力端子lN
16がハイとなると出力端子0UTIは2H7の周期で
ハイ/ロウを繰り返し、セグメンl−1−5eは2Hz
の点滅表示となる。なお、セグメントseg2゜seg
3のコントロールも同様である。セグメントseg4の
点滅コントロールは入力端子lN13によって行われる
第14図(C)は表示ドライバDR2,DR3に共通使
用可能な回路構成例で、入力端子lN27〜lN2Oは
表示ドライバDR2の場合には出力ポートPG7−PG
Oに接続され、表示ドライバDR3の場合は出力ポート
PH7〜PHOに接続される。出力端子0UTIA〜0
UTIGは表示ドライバDR2の場合には表示器DIS
Pのセグメント51A〜51Gを、表示ドライバDR3
の場合は同61A〜61Gを表示駆動する様に接続され
る。出力端子0UT2A〜0UT2Gは表示ドライ/<
DR2の場合は表示器D I S Pのセグメント52
A〜52Gを、表示ドライバDR3の場合は表示器DI
SPの同62A〜62Gを表示駆動する様に接続される
。DECI、DEC2はともに公知のBCD→7セグメ
ントデコーダで、ゼロサプレス機能付とし、マイクロコ
ンピュータCoMは出力ポートPC7〜PGO及びPH
7〜PHOよりBCD:I−ドニテ出力する様構成する
と、所望の表示が行われる。
次に、第4図のフローチャートに基づき、第2図の回路
構成における動作を説明する。
不図示の電源スィッチがオンされると、マイクロコンピ
ュータCOM、及びその他の回路OP、ADC。
DAV、DRI、DR2,DR3,DMF、DMR,D
MCに電源が与えられる。マイクロコンピュータCOM
は不図示のリセット回路の動作によってリセットが行わ
れて、第4図における5TARTよりプログラムはスタ
ートする。
[ステップ1] マイクロコンピュータCOMの各出力ポート(PC。
PE、PF、PG、PH)の出力及び各フラグ、各レジ
スタの内容をすべて0にクリアする。
[ステップ2. 3. 4] レジスタPOINTRが示すアドレスのRAM内容をク
リアする。ここでPOINTRレジスタの示す内容はフ
ィルムFの位置(給送状態)を表わすもので、フィルム
装填時のオートローディング3コマ分を含んで、パトロ
ーネからフィルムFを1コマ分弓き出す毎にPOINT
Rの内容を+1し、逆に1コマ分巻戻す毎にPOINT
Rの内容を−1することで、フィルムが何コマ分引き出
されているかを知るものである。レジスタPOINTR
が示すアドレスのRAMとは、第11図に示す様にPO
INTRで示すフィルムの各コマがすでに露光されてい
るか未露光かを110にて表わすものである。このステ
ップ2,3゜4ではそのRAMのイニシアル・クリアを
行う。尚、ここで75コマ分行うのは本実施例では後述
するDXコードのフィルム枚数コードの最大値72枚に
対応して、これにAL分を+3して75としているため
である。POINTR=75までのイニシアル・クリア
が終了するとステップ5へ進む。
[ステップ5コ POINTRをOに戻す。
[ステップ6] ミラーアップでオンし、シャッター等のメカニズムチャ
ージ完了(同時にミラーダウン)でオフするスイッチS
W4をチエツク。もしスイッチSW4がオフなら何もせ
ずステップ1oへ、オンならばチャージをするためステ
ップ7へ進む。
[ステップ7コ 出力ポートPE6をハイレベルとする。これによりモー
タードライバDMCがチャージ用モーターMCに対して
正転通電を行って、メカをチャージ方向へ動作させる。
[ステップ8コ スイッチSW4がオフするのを待つ。オフすればステッ
プ9へ進む。
[ステップ9コ チャージが完了したので出方ポートPE6をロウレベル
としてチャージ用モーターMCをブレーキ状態とする。
Uステップio3 背ブタ開閉検出用スイッチ5WBPの状態を検出する。
もし背ブタが開いていればステップ11へと進む。
[ステップ11] 背ブタ閉検出フラグBPFとパトローネ装填フラグPT
Fをともにクリアする。
[ステップ12] 測光スイッチSWIの状態を検出する。オフされている
とすればステップ13へ進む。
[ステップ13] パトローネ装填フラグPTFの内容をチエツクするステ
ップ11でクリアされているのでステップ14へ進む。
[ステップ14] 出力ポートPF2〜PF5をロウレベルとする。
よって表示器DISPのセグメントsegl〜seg4
は消灯状態となる。
[ステップ15] 出力ポートPG7〜PGOをロウレベルとする。
よって表示器DISPのセグメントブロックseg5は
消灯状態となる。
[ステップ16] wカボートP L(7〜PHOをロウレベルとする。
よって表示器DISPのセグメントブロックseg6は
消灯状態となる。
ここで、プログラムはステップ6へ戻る。つまり背ブタ
が開いていてスイッチSWlがオフしている状態ではカ
メラは何も動作しない。プログラムが以上のルーチンを
繰り返している間にフィルムを入れて背ブタが閉じられ
たとすると、ステップ10で背ブタ閉を検出してプログ
ラムはステップ19へと進む。
[ステップ19] 背ブタ閉検出フラグBPFの内容を調べる。ここでは背
ブタ閉を検出したばかりなのでまだOのままでありステ
ップ20へ進む。
[ステップ20] フラグBPFを1にする。
[ステップ21] パトローネ装填検出スイッチS W P T I Nを
調べる。
フィルムが入っているのでステップ23へと進む。
尚、ここでフィルムが入っていなければステップ24 
=−29の動作は行わず、ステップ22でパトローネ装
填検知フラグPTFをクリアしてステップ12へと進む
[ステップ23] パトローネ装填検出フラグPTFを1にする。
[ステップ24] DXINのサブルーチンをコールする。
ここで、DXINサブルーチンについて第5図及び第7
図を用いて説明する。
第5図(a)に示す様に、フィルムのバトロー・ネ上に
は1〜12のコニノタクト・エリアがあっで、このうち
エリア1と7をコモンとしてその他のエリアとの導通状
態をチエツクすることによってそのフィルムのISO感
度/ラチチュード/撮影枚数の各情報を知ることができ
るのがDXコードである。
本実施例では、このうちエリア8. 9. 10にて定
義される撮影枚数が特に関係する。なお、この部分を読
み込み情報設定するのがD)’INサブルーチンである
第5図(b)はエリア8.9. 10の導通状態による
撮影枚数の定義を示したもので、図中ONが導通、−が
非導通を表わす。
第7図のフローチャートに従ってDXINサブルーチン
について説明する。
[ステップ101] 所定時間ウェイトする。これはパトローネ上のDXコー
ドのコンタクト・エリアと不図示のカメラ側接点との接
触安定を確保するためである。時間としては100〜5
00m5ec程度が一般的。
[ステップ102] 入力ポートPD2〜PDOのレベルを読み込んでDX情
報を読み込む。導通部分は01非導通部分は1としてレ
ジスタDIRに格納される。以後この情報の判別を行う
[ステップ103. 104] レジスタDXHの内容が110であれば撮影状態記憶レ
ジスタEXNUMRに12を格納し、12枚撮フィルム
であることを記憶してサブルーチン・リターンする。
[ステップ105,106] 同様にlノジスタDIR=101の場合はレジスタEX
NUMRに20を格納してリターンする。
[ステップ107,108] レジスタDIR二100の場合はレジスタE X N 
U M Rに24を格納してリターンする。
[ステップ109,110] レジスタDIR=011の場合はレジスタEXNUMR
に36を格納してリターンする。
[ステップ111] DIRの内容が上記ステップ103〜109に該当しな
かった場合はl/レジスタ X N U M Rに72
を格納してリターンする。
DXINザブルーチンが終了するとプログラムはステッ
プ25へと進む。
[ステップ25コ ブリワインド・スイッチ5WPRWが押されているかど
うかをチエツクする。オフされているとステップ26へ
進む。
[ステップ26コ フイルム巻上げコマ数記憶レジスタWINDRにオート
ローディングコマ数3を格納する。
「ステップ27〕 フィルム給送方向フラグDRFに0を入れる。
尚、フラグDRFは0でフィルム引き出し方向、lでフ
ィルム巻戻し方向であることを示す。
[ステップ28] WINDサブルーチンをコールする。
ここで、第6図のフローチャートに従ってWINDサブ
ルーチンについて説明する。
[ステップ141] フィルレム争パルス・カウント用レジスタFLMIRに
16を入れる。ここでフィルム・パルスとは第12図に
示すように、フィルム1コマ送りで、例えばフィルムの
移動に従動して回転するスプロケットに連動して丁度1
回転する信号基板Bと3つの固定信号接片のうち接片S
1から得られるもので、フィルム1コマ送りあたりSW
FLMI信号として16回GNDパターンに落されるも
のである。よって、接片S1がパターン部P、と接触す
ることによりSWFLMI信号がGNDに落て、入カポ
−1−PD4がロウレベルとなった回数をカウントする
ことで、マイクロコンピュータCOMはフィルムの移動
量を知ることができる。又、SWFLM2信号はフィル
ムの停止位置を知るもので、接片S2がパターン部P2
と接触してSWFLM2信号がGNDに落て入カポ−)
PD5がロウレベルとなる位置を、フィルムの停止位置
とする。尚、この信号基板Bの構成やSWFLMI信号
のパターン分割数は実際に使用されるメカやモーターに
よって決まるフィルムの移動速度や停止制御性能によっ
て決定されるべきであって、必ずしも第12図のパター
ンに固定されるものではない。
[ステップ142コ フイルム送り方向フラグDRFの内容を調べる。
ここではステップ27で0となっているのでステップ1
43へ進む。
[ステップ143コ 出力ポートPE2.PE4.PE5をハイレベルとする
。これによりモータードライバDMFによってフィルム
巻上げ用モータMFは正転通電となり、モータドライバ
DMRによってフィルム巻戻し用モータMRは開放状態
となって、フィルムの順方向(巻上げ)送りが開始され
る。
[ステップ144] SWFLMI信号とSWFLM2信号の信号変化が所望
の時間内に行われていることを検知するためのタイマー
TMIと7M2をそれぞれスタートさせる。
[ステップ145,146] タイマーTM2が終了する以前にSWFLM2信号がロ
ウからハイに変化するのを検出する。もしSWFLM2
信号がハイとなる前にタイマーTM2が終了したならば
、フィルムが移動しなかったことになるので、ステップ
146からFLMSToPへと進む。FLMSTOPに
ついては後述する。正常にSWFLM2信号がハイにな
ったのが検出されるとステップ147へと進む。
[ステップ147. 148] タイマーTMIが終了する以前にSWFLMI信号がロ
ウからハイに変化するのを検出する。もしSWFLMI
信号がハイとなる以前にタイマーTMIが終了したなら
ば、フィルムがストップしてしまったことを意味するの
で、ステップ148からFLMSTOPへ進む。それ以
前にSWFLM1信号がハイとなればステップ149へ
と推む。
[ステップ149] タイマーTMIを再起動する。
[ステップ150. 151] タイマーTMIが終了する以前にSWFLMI信号がハ
イからロウに変化するのを検出する。もしSWFLMI
信号がロウとなる以前にタイマーTMIが終了したなら
ば、フィルムがストップしてしまったことを意味するの
で、ステップ151からFLMSTOPへ進む。それ以
前にSWFLMI信号がロウとなればステップ152へ
と進む。
[ステップ152] フィルムパルスカウントレジスタFLMIRの内容から
1を減じたものをレジスタF L M I Rに格納す
る。
[ステップ153J レジスタFLMIRの内容が0になったかどうかチエツ
クする。レジスタFLMIRは最初ステップ141で1
6を入れたからまた15であり、ステップ154へと進
む。
[ステップ154] タイマーTMIを再スタートさせる。
以降ステップ147〜154を繰り返し、lノジスタF
 L M I Rの内容が01すなわちフィルム1コマ
分送られるとステップ153〜155へと進む。
[ステップ155コ タイマーTM2を再スタートさせる。
[ステップ156,157] S W F L M 2信号がタイマーTM2が終了す
る以前にロウレベルとなるかどうかチエツクする。タイ
マーTM2の終了が先であれば、やはりフィルムがスト
ップしたものと見なしFLMSTOPへ進む。SWFL
M2信号がタイマーTM2の終了より先にロウとなると
ステップ158へ進む。
[ステップ158] フィルム送り方向フラグDRFをチエツクする。
今はOであるからステップ159へ進む。
1ステツプ159コ ボイントレジスタPONNTRの内容に1を増じる。
こねでフィルムが1コマ順方向に進んだことを示す。
[ステップ160] フィルム送りコマ数記憶しノジスタW I N D R
の内容から1を減じる。
[ステップ161コ 表示ザブルーチンDISPをコールして表示を行う。
尚、表示ザブルーチンDISPの詳細については後述す
る。
「ステップ162] フィルムの巻」二げ7巻戻し駒数を記憶するレジスタW
INDRの内容がOになったかどうかチエツクする。最
初レジスタWINDRはステップ26で3が入れられて
、ステップ160で1が引かれて2となっているのでス
テップ163へ進む。
[ステップ163コ レジスタF L M I Rに再び16を入れてステッ
プ144へ戻り、説明したステップ144〜163を繰
り返す。
その結果、駒数を記憶するレジスタWINDRの内容が
0になると、すなわちステップ26で設定した3コマ分
のフィルム送りが終了するとステップ164に進む。
[ステップ164] 各出力ポートPE2〜PE5をロウ・レベルとして、フ
ィルム巻上げ用モータM F 、、フィルム巻戻し用モ
ー・りMRをともにショート・ブレーキ状態としてフィ
ルム送りを停止させる。
ここで、オートローディングが終了してメイン・ルーチ
ンへとリターンする。尚、WINDルー・チンの残りの
部分とFLMSTOPについては後述する。
[ステップ29] オートローディングが完了したので、この分に対応する
レジスタPOINTR=0〜2の示すRAMに露光法を
示すlを書き込んでおく (ALであるから露光が行わ
れたわけではないが、プログラムの構成上この方が都合
が良い)。
オート・ローディングが終了した後に測光スイッチSW
Iがオンされると、プログラムはステップ12から31
へと進む。
[ステップ31] A/DコンバータA D Cが出力する測光値悄訃を入
力ポートPB7〜PBOより入力し、レジスタBVRに
格納する。
[ステップ32コ 不図示のフィルム感度設定手段より設定されたフィルム
感度情報を格納しであるレジスタSVRの内容を、BV
値を格納するレジスタBVRから減じて、EV値格納レ
しスタEVRに入れる。
[ステップ33] 不図示のシャッター速度設定手段より設定されたシャッ
ター速度情報を格納しであるレジスタTVRの内容を、
レジスタE V Rから減じて絞り値情報としてレジス
タA、 V Rに格納する。尚、ステップ31〜33の
プログラムの内容はシャッター優先AEカメラの動作に
準じているが、本実施例のカメラはAEモードに特定は
ない。
[ステップ34] 連続コマ撮影モードスイッチ5WH3のオン/オフを判
別する。今、オフしているとすればステップ35へ進む
[ステップ35コ 出力ポートPF5の出力をロウ・レベルとする。
よってセグメントseg4は消灯のままである。
[ステップ36] フィルム送り方向フラグDRFをチエツクする。
今は順方向なので0よってステップ37へ進む。
[ステップ37] レリーズ・スイッチSW2のオン/オフを判別する。今
、オフされているとするとステップ38へ進む。
[ステップ38] 表示すブルーチンDISPをコールする。
ここで表示すブルーチンDISPについて第8図のフロ
ーチャートにより説明する。
[ステップ121] 出力ポートPF2をハイレベルとする。表示すブルーチ
ンDISPはカメラにフィルムが装填されていて、パト
ローネ装填フラグPTF=1のときのみコールするよう
にしであるので、セグメントseg+を点灯させてフィ
ルムが装填されていることを示す表示とする。
[ステップ122,124] フィルム送り方向フラグDRFをチエツクする。
順方向ならばステップ123へと進み、出力ポートPF
3をロウ・レベル、PF4をハイ・レベルとしてセグメ
ントseg2を消灯、seg3を点灯にする。もし、逆
方向ならばステップ124へと進み化カポ−)PF3を
ハイ・レベル、PF4をロウ・レベルとしてステップ1
23とは逆にセグメントseg2を点灯、seg3を消
灯にする。よってそれぞれのフィルム送り方向を明確に
示す表示ができる。
[ステップ125,127コ 連続コマ撮影モードスイッチ5WH5のオン/オフを判
別する。オフならばステップ126へ進み、出力ポート
PF5をロウレベルとしてセグメントseg4を消灯と
する。もし連続駒撮形スイッチ5WHSがオンされてい
ればステップ127へと進み、化カポ−)PF5をハイ
レベルとしてセグメントseg4を点灯させる。尚、連
続コマ・モードについては後述する。
[ステップ128] フィルム位置記憶レジスタPOINTRの内容から2を
減じた値を出力ポートPG7〜PGOへと出力する。こ
れによりセグメントブロックseg5によって現在のフ
ィルム位置が表示される。2を減じる理由は第11図に
て明らかなようにレジスタPOINTRはAL分3コマ
を含んでいることと、レジスタPOINTRのイニシア
ル値がOであることによる。尚、このステップでレジス
タPOINTRの内容は変化しないこととする。
[ステップ129] 撮影済コマ数記憶レジスタC0UNTRの内容を出力ポ
ートPH7〜PHOに出力する。これによりセグメント
ブロックseg6によって撮影済コマ数が表示される。
プログラムはサブルーチンリターンする。
表示すブルーチンDISPをコールしたことでAL完了
後未撮影状態の測光スイッチSW1オン状態では第13
図(a)の表示となる。セグメントブロックseg6が
消灯しているのはデコーダ・ドライバDR3がゼロ・サ
プレス構成としているためである。ゼロ・サプレスをや
めれば“D”が表示される。又、一般にフィルムカウン
ターは次の撮影コマが何枚口かを表わすものが多く(つ
まり未だ1枚も写していないときに1と表示される)、
その慣例に従うとすれば先の表示すブルーチンDISP
のフリーの中のステップ129で出力ポートPH7〜P
H04−COUNTR十1とすれば良く、そうした場合
には今の状態でセグメントブロックseg6に“:″が
表示される。どちらを選んでも差し支えない。
ステップ38で表示を行うとプログラムはステップ6へ
戻る。尚、−度ALを行うと、背ブタ閉検知フラグBP
Fがステップ20で1になっているので、ステップ19
から12へと進むために再度ALを繰退すことはない。
撮影者が測光スイッチSWIに続いてレリーズスイッチ
SW2をオンすると、プログラムはステップ37から第
9図のレリーズサブルーチンにおけるステップ40へと
進む。
[ステップ40] レジスタAVHに格納されている絞り値情報を出力ポー
トPC7〜PCOへ2出力する。これにより絞り値情報
が絞り駆動装置DAVに伝達される。
[ステップ41コ 出カポ−)PFOの出力をハイ1ノベルとする。これに
より絞り駆動装置DAVはステップ・モータを駆動して
絞りの絞り込み動作を行う。
〔ステップ42] 出カポ−1−PFIの出力をハイレベルとする。これに
よりトランジスタTR3が導通状態となり、マグネット
MG3に通電が行われ、メインミラーのミラーアップ動
作(撮影退避動作)が開始される。
[ステップ43コ ミラーアップが完了し、ミラーアップ7/チヤージ完了
検知スイツチS W 4がONするのを待つ。
[ステップ441 ミラーアップが完了したので、出力ポートPFIの出力
をロウレベルとしてマグネツ1−MG3の通1τiをト
了する。
[ステップ45] 1、・ジスタTVHに格納されているシャッター秒時情
報を段数情報から実時間情報へと変換する。
[ステップ46〜48コ 出力ポートPEOの出力を一定時間ハイレベルとする。
これにより]・ランシスタTRIが導通状態となり、マ
グネットMCIに通電が行われてシャッター先幕が走行
する。
[ステップ491 ステップ45で変換されたシャッター速度の実時間カウ
ントを行う。
[ステップ50] 出カポ−)PEIの出力をハイレベルとしてトランジス
タTR2を導通状態とし、マグネットMG2に通電を開
始する。これによりシャッター後蟇が走行開始する。
しステップ51] 後幕走行完信号5WCN2がオンするのを待つ。
[ステップ52コ 後幕走行完了したので出カポ−1−PEIの出力をロウ
レベルとしてマグネットMG2の通電を停止する。
[ステップ53] 出力ポートPFOの出力をロウレベルとする。これに応
答して絞り駆動装置DAVはステップモータを逆回転さ
せて絞りを開放へ戻す。
[ステップ54] 出カポ−1−PE6の出力をハイレベルとする。これに
応答してモータードライバーDMCはチャージ・モータ
ーMCに正転通電を行い、シャッターなどのメカニズム
・チャージとミラーアップ動作が開始される(メインミ
ラーはチ゛ヤージ・モータMCの正転によりミラーダウ
ンが行われる)。
[ステップ55] チャージ完了信gsw4オフを待つ。
[ステップ56] チャージが完了したので出カポ−I−PE6の出力をロ
ウlノベルとL2.でチャージ・モータMCにブ1ノ−
キをかける。
[ステップ57] バトロー・ネ装填フラグPTFをチエツクする。今はバ
トロ・−ネが装填されているのでステップ58へ進むが
、もしそうでない場合はステップ58以下のフィルム巻
上げ77巻戻し動作は不要なので、ここから第4図のス
テップ6へ戻ることになる。
[ステップ58] 1コマの撮影が終了したので撮影コマカウントレジスタ
C0UNTRの内容を−:−1する。したがって、レジ
スタC0UNTRの内容はOから1へと変化する。
[ステップ59コ フィルム位置情報を記憶するLノジスタPOINTRの
指し示すRAMに1を書き込む。今し・ジスタPOIN
TRの内容は3(つまり1コマ目)であったから、1コ
マ目は露光済というフラグが立ったことになる。
[ステップ60] フィルム送り方向フラグDRFをチエツクする。
今は順方向なのでステップ61へ進む。
[ステップ61. 62] 撮影枚数記憶レジスタEXNUMRの内容に2を加えた
ものから、現在のフィルム位置記憶レジスタPOINT
Rの内容を減じた値をチエツクする。この値がちし1で
あるということは第11図を見ると分かり易い様に、例
えば36枚撮フィルムの35枚目といった順方向のフィ
ルム送り量は1コマしが選択できない状態であることを
意味し、この場合はステップ61からステップ70へと
進む。次にこの値がもし0であるということは同様に考
えて、例えば36枚撮フィルムの36枚目といった、順
方向のフィルム送りを逆方向に転換する必要のあるポイ
ントにあることを意味するもので、この場合はステップ
61→62→87と進むことになる。今は、まだ1枚目
の撮影の場合を説明しているので上記の場合には当ては
まらずにステップ61→62→63へと進む。
[ステップ63] 連続コマモードスイッチ5W)(Sのオン/オフをチエ
ツクする。今オフしているとするとステップ64へ進む
[ステップ64] スイッチ5WH5がオフなので出力ポートPF5の出力
をロウとして、セグメントseg4は消灯のままとする
[ステップ65] 巻上げコマ数レジスタWINDRに2を格納する。
これはフィルム位置1からフィルム位置3へ2コマ分巻
上げるためである。
[ステップ66] WINDサブルーチンをコールする。レジスタWIND
Rの内容が2でDRFの内容が0なので、ステップ28
のオートローディング時のWINDサブルーチンコール
で説明したと同様なシーケンスで、フィルム2コマ分の
順方向、巻上げが行われる。サブルーチン中でPOIN
TRは+2されて5が格納される。
[ステップ67] DISPサブルーチンをコールする。DISPサブルー
チンの内容は前述したとおり。ここではフィルム位置を
記憶するレジスタPOINTRの内容が5となって、撮
影済の駒数を記憶するレジスタC0UNTRの内容がス
テップ5Bで】となっているので、DISPの表示状態
は第13図(b)の状態となる。
[ステップ68. 69] ドライブモードスイッチ5WDRをチエツクする。
オフならば連写モードなので第4図のステップ6へ戻る
。オンならば単写モードなのでステップ69にてレリー
ズスイッチSW2が一度オフするのを検出してから第4
図のステップ6へ戻る。
以上説明したのが本実施例によるカメラのフィルム順方
向送り時の基本シーケンスで、通常の操作においてはフ
ィルム位置1→3→5→・・・というように2コマ分づ
つのフィルム給送を行いながら撮影が行われる。
さて、この様な撮影が行われて、フィルム位置が例えば
36枚撮フィルムの35コマ目というフィルム位置で撮
影が行われたときのことについて説明する。この場合レ
リーズ動作が行われて第9図のステップ61までは、前
述したと同じ通常のシーケンスを行ってステップ61で
EXNUMR+2−POINTR=lとなってステップ
70べ進む。
[ステップ70コ 連続コマ撮影モードスイッチ、5WH3のオン/オフを
調べる。オフしていればステップ72へ進む。
[ステップ72コ 巻上げコマ数レジスタWINDRに1を格納する。
これは残りのフィルム送り可能なコマ数が1しか残って
いないのに、2コマ巻上げを行ってしまうのを防止する
ためである。
この後ステップ66でWINDサブルーチンをコールし
て、駒数を記憶するレジスタWINDRの内容1に従っ
て1コマ巻上げを行う。ステップ67以降は前述した説
明と同様であり、表示器DISPの表示は第13図(C
)の状態となり、フィルム位置36コマ目、撮影済枚数
18枚を示す表示となる。
次に撮影が行われるとフィルム位置が終端まで来ている
ので以降は2コマ毎巻戻しながら未露光位置に露光する
ためのフィルム給送を行うことになる。36枚撮フィル
ムの36コマ目といったフィルム位置で露光が行われた
場合は、E X N U M R+ 2POINTR=
0となるのでステップ62からステップ87へと進む。
「ステップ87」 フィルム送り方向フラグD RFを逆転(巻戻し)方向
を表す1にザ゛る。
[ステップ88] P T S CHサブルーチンをコールする。このザブ
ルーチンは次にフィルムを何コマ分巻戻すと次の未露光
コマの位置までフィルムを送ることができるかを検索す
るプログラムである。
ここで第10図に従ってPTSCHサブルーチンについ
て説明する。
[ステップ191] フィルム送りコマ数レジスタW I N D Rの内容
を1にする。
[ステップ192] フィルム位置記憶レジスタPOINTRの内容から1を
減じてレジスタPOINTRに格納する。
「ステップ193コ 1ノジスタPOINTRの内容が0になったかどうかチ
エツクする。P T S CI−(ザブルーチンを繰り
返すうちにレジスタPOINTRの内容が0になったと
いうことは、フィルムの一番先端まで検索して未露光コ
マがなかったことを意味するから、検索をやめてステッ
プ197・\7進む。0以外はステップ194へ進む。
[ステップ194] レジスタPOINTRの示すRAMの内容をチエツクす
る。0ならばそのレジスタPOINTRの指すコマは未
露光コマであるから、次に露光すべきコマはそのレジス
タPOINTRの指すコマに確定するので検索を終えて
ステップ196へ進む。
RAMの内容が1だった場合はそのコマは露光済という
ことになるので、さらに検索を続けるため1こステップ
195・・、進む。
[ステップ195] 1ノジスタVt71 N D Rの内容に1を加え、レ
ジスタWINDRに格納してステップ192へ戻る。
こうしてステップ196へ進んだ時点でレジスタW I
 N D Rには次の未露光コマまで何コマ巻戻せば良
いかを示tコマ数が格納され、レジスタPOINTRは
P T S CHサブルーチンをコールした時点での内
容よりステップ192を通った回数、すなわちレジスタ
WINDRに格納されている値の分だU減じたものにな
っている。
[ステップ196] レジスタPOINTRの内容をサブルーチンコール時の
値に戻して、現在のフィルム位置を正しく示す様にする
ために、レジスタPOINTR+WINDIンの値を格
納する。
レジスタWINDRに巻戻しコマ数を格納した状態でサ
ブルーチンリターンする。通常巻上げ時に2コマ毎送り
ながら撮影して、例えば36枚撮フィルムを撮影した場
合には、1コマ→3コマ→・・・→35コマ→36コマ
と露光済のため次は34コマ目を撮影するために1ノジ
スタW I N D Rには2が格納されることとなる
[ステップ197] フィルムの先端味で検索して未露光部分が無い場合は次
のフィルム巻戻し動作はフィルムをパトローネに巻込ん
で撮影終了となるように動作することになる。まず、こ
こでステップ+96と同様にレジスクT’0INTRO
値にレジスタWINDRの値を加えて、レジスクPOI
NTRO値をサブルーチンコールする以前の値に戻す。
[ステップ198コ レジスタWINDRの値を+3する。この+3というの
は)・イルムを先端まで巻戻してさらにフィルムをパト
ローネ中にすべて巻込むのに充分な巻戻し量という意味
で与えており、特に“3”という数字にごだわるもので
はない。サブルーチンリターンする。
ザブル・−ヂンリタ・−ンするとプログラムは第9図の
ステップ88からステップ66へ進み、WIND−IJ
ブルーヂンをコ・−ルする。WINDサブルーチンはス
テップ28でも説明したが、今度は巻戻し方向となるの
で巻上げ方向と異なる箇所について説明する。
巻戻し時にはフィルム送り方向フラグDRFの内容が1
(今の場合ステップ87で)となっているので、第6図
のステップ142でステップ165へと進む。
[ステップ165〕 出力ポートPE2.PE3.PE4はそれぞれハイレベ
ル出力とする。モータードライバDMFによって、巻上
げモーターMFはオーブン、モータードライバDMRに
よって巻戻しモーターMRは正転通電となって、フィル
ムの巻戻しく逆方向送り)が開始される。ステップ14
4〜158まではフィルムの移動方向は違うもののシー
ケンスとしては正転時と同じである。ステップ158で
はフィルム送り方向フラグがDRF=1のためステップ
166へ進む。
[ステップ166] フィルムを巻戻し方向に1コマ送る毎にここを通過する
ので、レジスタPOINTRの内容から1を減じたもの
をレジスタPOJNTRに格納する。
ステップ160以下は巻上げ時と同じ。
ステップ66を通過すると、ステップ67で表示が行わ
れるが、今度はフラグDRF=1、レジスタPOINT
R=36、レジスタC0UNTR=19となっているの
で、第13図(d)の表示となる。
プログラムがMAINに戻り、再度測光スイッチSWI
のオンを検知すると、ステップ12→31→32→・・
・と進んで、ステップ36にてフィルム送り方向フラグ
DRFが1に変っているので、ステップ36からステッ
プ73へ進む。
[ステップ73] 前述したPTSCHをサブルーチンコールする。レジス
タWINDRに次の未露光コマまでの巻戻しコマ数を格
納してリターンしてくる。通常は34コマ目の次は32
コマ目というようにWINDR=2となっている。
[ステップ74〜76] サブルーチンPTSCHによって格納されたレジスタW
INDRの内容をチエツクして、もしそれが1であれば
出力ポートPF6の出力をロウレベルに、1以外であれ
ばPF6の出力をハイレベルにする。尚、出力ポートP
F6の出力による表示の変化は、連続駒撮形スイッチ5
WH3がオンされているときに意味を持つものとなるの
で、スイッチ5WHSオンの動作の説明の際に行う。
この後、レリーズスイッチSW2がオンされると第9図
のステップ40からのレリーズ動作が行われステップ6
0までは、上述と同じとなる。
[ステップ60コ DRF=1 (巻戻し)なのでステップ66へ進む。
DRF=1となっている状態では第4図のステップ73
にてレジスタWINDRに次の未露光コマまでの送りコ
マ数が入っているので、ステップ66で正常に逆方向送
りが行われる。
この様に巻戻しながら1コマ毎の1つおきの未露光コマ
の撮影を行ってくると、通常の場合4コマ目を撮影し2
コマ巻戻した2コマ目が最後の撮影コマとなる。この状
態で測光スイッチSWIがオンされると、ステップ12
→31→・・・→36→73と進んでPTSCHサブル
ーチンがコールされる。PTSCHサブルーチンの内容
は前述したが、2コマ目より先に未露光コマがないため
にレジスタWINDR=4、レジスタPOINTR=O
となって、第10図のステップ193からステップ19
7に分枝して、結果としてレジスタWINDR=7 (
ステップ198による)、レジスタPOINTR=4 
(現在2コマ目を示す)となってリターンする。
この後、さらにレリーズスイッチSW2がオンされると
、第9図のステップ40→41→・・・→6o→66と
やはり進んで、WINDサブルーチンがコールされる。
ここではレジスタWINDR=7なので、7コマ分巻戻
すようフィルム送りが行われる。しかしながら、フィル
ムは4コマ+αでパトローネ内に巻込まれてしまいスプ
ロケットが回転しなくなり、SWFLMI信号、SWF
LM2信号はその時点で信号停止状態となって、第6図
のステップ146.148゜151、 157のいずれ
かでタイマー終了となって、FLMSTOPへ分枝する
ことになる。ここで、第6図のFLMSTOPルーチン
について説明する。
[ステップ170] フィルム送り方向フラグDRFをチエツクする。
今は巻戻しを行っていたのでDRF=7であり、ステッ
プ171へ進む。
I]ステップ171] 化カポ−hPE4の出力をロウレベルにする。これて巻
戻しモーターMRはブレー生状態となって巻戻し駆動は
終了となる。
「ステップ172」 POINTRの内容をチエツク。2より小さくなっCい
れば少なくとも露光部分はパトローネ内に巻込んでフィ
ルム停止したと判断できる。完全に巻込んだとすればO
までカウント・ダウン(ステップ1(iQによる)され
ているのでステ“ツブ173へ進む。
しステップ173コ 出力ポートPF7の出力をハイレベルとする。これによ
、でもともと出力ポートPF2はハイ1ノベ、ル1]、
・なっているので、セグメントseg 1は点滅表示と
なる0、同時に化カポ−1−PF3〜PF6の出力をロ
ウL/ベルと141、セグ、メントseg2〜seg4
は消灯ずろ。
[ステップ174] 化カポ−)PG7=・−PGOの出力と、同P H7−
P HOの出力をすべて’CJつ1ノベルとして、セグ
メントブロックseg5.seg6を消灯する。
この時点で表示は第13図(e)の状態になり、撮影終
了を表わす表示となる。
[ステップ175] 背ブタが開けられるのを待つ。撮影終了状態でスイッチ
SW1やS W 2を受け(コiするのは無意味なため
、ここでは背ブタの開かれるのを待つ3、背ブタ開が認
められるとプログラムはスタートにジャンプして次の撮
影に@えることになる。
以上説明したのが、順方向に2コマづつ送りながら撮影
を行ってフィルムエンドまで行った際に、逆方向にやは
り2コマづつ送りながら順方向時の未露光部を撮影しな
がらフィルムを巻戻すという本実施例のカメラの基本シ
ーケンスである。
FLMSTOPへ撮を終了時以外にジャンプした場合の
説明(第6図1) 撮影終了時以外でフィルムの逆方向送りの途中で何らか
の理由でフィルムが停止してしまいS W F L M
 1イ言号又はS、WFLM2信号がそれぞれのタイマ
ーTMI及びTM2の終了までに変化しなかった場合は
、やはりステップ170へ進んで、次にステップ171
−1−172と進み、その場合はレジスタPOINTR
≧2の為ステップ176へ進む。
[ステップ176] 出力ポートPF7の出力をハイレベルとする。これにj
;リセグメントSegl〜seg3のうち現在点灯中の
セグメントが点滅表示に変わる。
仮に第13図(d)の表示状態からレリーズを行いフィ
ルムを巻戻そうとして1コマ分も巻戻せずにフィルムつ
tばりとなったとするとこの時点で第13図(f)の表
示となる。
その後、背ブタが開けられるまで何も受は付けず、背ブ
タ開で5TARTに戻るのは撮影終了時と同じである。
フィルム順方向送り時に何らかの理由でフィルムが停止
してしまい、やはりF L M S T OPヘジャン
プした場合はフィルム送り方向フラグDRF=0なので
ステップ1.70→178と進む。
[ステップ178コ 化カポ−1−PE2をロウ・レベルとして、フィルム巻
上げ用モーターMFをブレ・−・生状態とする。
よって巻上げ動作は終了する。
[ステップ179] 方向フラグDRFを反転(0→1)。巻、」−げつっば
り時は以降巻戻し方向送りとする。
[ステップ180] S W F L M W 2信号のLノベルを判別する
。/\イ・1./ベルならばフィルムは停止位置以外の
ところで途中止まりしていることになるので、これを撮
影可能な未露光コマの位置まで巻戻す動作をステップ1
81以下で行う。
18IレジスタFLMIRの値を16から引いた値を新
たにレジスタF T、 MN Rに格納、フィルムが止
まってしまった位置までに1ノジスタFLMIRがSW
FLM1信号によるパルス数を何発カウントダウン(イ
ニシアル16)シでいたかを知ることによって、フィル
ムをどの程度巻戻すとS W F L M 2信号がロ
ウとなるフィルムのコマ区切りの位置まで来るかという
ことを確認することが出来る。
[ステップ182コ POINTRレジスタの内容を+1する。フィルムが巻
上げ途中で止まっているので、レジスタPOINTRの
示すフィルム位置はその1コマ前のままである。
ここでは次のPTSCHサブルーチンのコールでその1
コマ前のコマの検索が抜けない様にレジスタPOINT
Rを1つ進める。
[ステップ183] どこまで巻戻せば良いかを検索するため前記したサブル
ーチンのPTSCHをコールする。
[ステップ184コ 出力ボートPE2.PE3.PE4の各出力をハイレベ
ルとする。これによりモータードライバDMFによって
巻上げモーターMFは開放となり、モータードライバD
MRによって巻戻しモーターMRは正転通電されてフィ
ルムの巻戻し動作が開始される。
[ステップ185〕 SWFLMI信号のパルス間隔をチエツクする為のタイ
マーTMIをスタートさせる。
ここから、プログラムはステップ147へ進み、まずス
テップ181でFLMIRに格納された値の分だけSW
FLMIのパルスをカウント・ダウンしながら巻戻して
フィルムが途中つっばりとなった分の位相合わせを行い
、ステップ153でレジスタFLMIR=0となり、ス
テップ156でSWFLM2信号=Lとなったことでこ
の動作が完了し、ステップ183でPTSCHをサブル
ーチンコールした時点で求められていたレジスタWIN
DRの値まで巻戻し動作を行う(ステップ162でWI
NDR=OとなるまでWINDルーチンが続く)。これ
により、次の未露光コマへのフィルムの巻戻し動作が続
けて行われる。以降巻戻し方向へのフィルム送りを行い
ながら撮影が続行されるのは前述した動作と同じである
そして、順方向でフィルムが途中停止し、その位置がS
WFLM2信号がロウとなる。フィルムのコマ区切りの
位置だった場合は、前記ステップ180からステップ1
86へ進む。
[ステップ186コ フィルムが丁度停止位置にあるということはフィルムを
巻上げようとしてフィルムが全く動かずステップ146
からFLMSTOPへ進んだか、2コマ巻上げようとし
て丁度1コマ送った後にやはりステップ146からFL
MSTOPへ進んだ場合等が考えられる。そこで現在の
レジスタPOINTRによるRAMのチエツクを行い、
今丁度停止している位置のコマが撮影可能(未露光)か
どうかチエツクする。もし撮影可能であればフィルムを
動かす必要がないのでステップ164へ進み、サブルー
チンリターンとしてメインルーチンに戻る。ステップ1
79でフラグDRFが反転されているので、以降フィル
ムを巻戻しながらの撮影シーケンスを行う。もし、ここ
で今丁度停止している位置のコマが露光性であった場合
はステップ186から187へ進む。
[ステップ187] 露光可能なコマまで巻戻す必要があるのでPTSCHサ
ブルーチンをコールする。
ステップ179でフラグDRFが反転しているので、ス
テップ141に戻って未露光コマまでの巻戻しが行われ
る。
以降は他のケースと同じ。
以上でフィルムつっばり等の停止時についての説明は終
わる。
次に強制リワインドスイッチ5WREWが押されたとき
の動作について説明する。第4図のメインルーチンにて
説明する。
[ステップ]7] 強制巻戻しスイッチ5WREWの0N10FFをチエツ
ク。ONされているとステップ80へ進む。
[ステップ80] 巻戻しを行うために方向フラグDRFを1とする。
[ステップ81] フィルム送り量レジスタWINDRに現在のフィルム位
置を示すレジスタPOINTRの内容に+3したものを
格納する。+3の意味は第10図のステップ198と同
様で、現在引き出されているフィルムDを示すIノジス
タPOINTHの内容に+3してレジスタWINDRに
格納し、巻戻しを行わせ、フィルムを完全に巻込むため
である。
[ステップ82] Vv’ I N Dサブルーチンをコールし、巻戻しを
行う。
フロー上はステップ38へ進むことになっているが、正
常に巻戻し動作が行われると、WINDサブルーチンの
中でフィルム巻込みとなった時点で第6図のF L M
 S T OPへ進み、ステップ170→171→17
2→173→174と進んで巻戻し完了となるのは、」
二連した基本シーケンスと同じである。
次に強制ブリワインド・スイッチ5WPRWが押された
場合の動作について説明する。
まず、フィルムが装填されて背ブタが閉じられてオート
ローディングする際にS W P RWのONが検出さ
れた場合。この場合は第4図のステップ25でスイッチ
S W P RWのONが検出されてステップ30へ進
む。
[ステップ30] 巻上げコマ数レジスタWINDRに、ステップ24のD
XINて値が格納さ第1ている撮影枚数1ノジスタEX
NUMRの値にAL分+3したものを格納する。
以降のステップ27でフラグDRFが巻−にげ方向に設
定さね、ステップ28でWINDサブルーチンをコール
する。例えば36枚撮りフィルムでAL(リーダ一部)
分+3を含む39コマ分のブリワインドが行われる。ブ
リワインドが行われるとWINDザブルーチンの中ステ
ップ159でレジスタP(INTRがカウント・ア゛ン
プされてゆき、ブリワインド摩冬了時点でレジスタPO
INTRは最終コマ位置ヲ示す、。
よって次にlフリーズした後に、第9図のステップ62
→87と進んで方向フラグDRFが反転し、巻戻1..
2ながらの撮影が行われる。この場合、すべて未露光で
ブリワインドしたから常に1コマづつの巻戻し。
を行いながらの撮影となる( P T S CHをコー
ル電るとWINDR=1でリターンする)。強制プjl
 rワインドスイッチ5WPRWはAL時以外にも例え
ば何枚か写真を撮った後でも操作を受はトjけるこ、1
−が・シ できる。第4図のステップ12で測光スツチS W ]
オオフスステップ1でバ!−V−ネ装填検知フラグPT
F1(パトローネ有)→ステップ17でスイッチ5WP
RWオフであると、ステップ18へ進み、ここでスイッ
チS W P RWがオンされているとステップ83へ
進む。
[ステップ83] 方向フラグDRFをヂュックする。すでに巻戻し方向に
あるときにブリワインドを許可するのは無意味なのでス
テップ38へ進む。巻上げ方向時はステップ84へ進む
[ステップ84] WINDRIノジスクに現在のフィルム位置からフィル
ムの終端位置までのコマ数であるLノジスタEXNUM
Rの内容→2−レジスタPOINTRの内容の値を入れ
る。
[ステップ85] WINDサブルーヂンをコールする。フィルムの現在位
置からのブリワインドが行われる。
[ステップ86] ブリワインドが終了したので方向フラグDRFを反転さ
ぜる。
ステップ38のDISPステップへ進んでフィルムの位
置、方向、撮影枚数を表示器DISPにて表示する。以
降メインルーヂンに戻って巻戻しながら撮影を行うのは
他のケースと特に変更ない。例え順方向送りの途中まで
2コマづつ送って基本的Jl’を行って、その後ブリワ
インドをした場合でも、巻戻しながらの撮影の際にはP
TSCHをサブルーチン・コールしながら次の未露光コ
マを検索した−にでフィルム送りが行われるので二重露
光やコマ飛ばしが発生することはない。
最後に連続駒撮影ス・イツヂS WHSがオンされて連
続コマモー ドとなった場合の説明をする3、以上説明
してきた本実施例のカメラは、フィルムの給送を2コマ
分づつ行うのが基本なので、電源やモーター ギヤ等の
メカニズムが同一ならば当然1コマ分づつ送る旧来カメ
ラに比較して、速写時のコマ速はフィルム送りに時間が
かかる分だけ遅くなる。そこで、撮影の状態において、
コマ速を少しでも速くしたい場合などに対応り、て、旧
来hメラ同様に連続したコマに露光し2てゆく連続コマ
モードを本実施例のカメラには設けてあり、スイッチ5
WH3のオンに応じてこのモードに入ることを可能とし
ている。スイッチ5WH3の0N10FFを検出してい
るのはフローチャート上では第4図のステップ34と、
第8図のステップ125と、第9図のステップ63.7
0である。それぞれ、スイッチ5WH3のオンを検出す
るとステップ34→39.125→127,63→71
,70→71と進んで出力ポートPF5の出力をハイレ
ベルとして、表示器DISPのセグメントseg4を点
灯させて、スイッチ5WH3のオンを受は付けたことを
表示する。例えば、第13図(b)からスイッチ5WH
Sオンで第13図(g)となる。スイッチS W HS
のオンを受は付けた後のフィルムの給送制御は、まずフ
ィルム送り方向フラグDRF=Oの順方向時は、第9図
のステップ60→61→62→63→7J→72又はス
テップ60→70→71→72と進んで、ステップ72
にてレジスタWINDR=1、すなわち1コマ巻上げを
指定して、ステップ66でWINDサブルーチンをコー
ルする。巻上げ時はこれから新たなコマを引き出しなが
ら露光を行っていくので、連続コマ・モードは常に成立
する。次にフラグDRF=1の逆方向時ではレリーズ後
の巻戻しコマ数は連続コマモードの如何にかかわらず、
次の未露光コマへ移動させるべきコマ数として決定され
てしまう。第4図のステップ73でPTSCHをサブル
ーチン・コールして次の未露光コマまでの送りコマ数を
求めてレジスタWINDHに格納し、ステップ74にて
そのレジスタWINDRの内容が1であったならば連続
コマモード相当のフィルム給送ができ、1以外の2以上
の数であればそれができないことを意味し、ステップ7
5へ分岐して出力ポートPF6をハイレベル出力として
セグメントseg4を点滅表示に変えて連続コマ撮影が
できないことの警告表示とする。
具体的には例えば最初にプリワインドした場合などは巻
戻し時に連続して未露光コマが残っているので連続コマ
撮影となるが、フィルムの終端まで順方向の2コマ送り
の通常撮影を行った後の巻戻し方向撮影では、すでに未
露光コマが連続しては残っていないので、スイッチ5W
HSがオンされても連続コマ撮影にはならずにセグメン
トseg4が点滅表示となる。例えば第13図(d)の
状態からスイッチ5WHSがオンされると第13図(h
)の表示となる。
〔実施例の特徴〕
本実施例では次駒撮影の為のフィルム巻上げを2駒分づ
つ行なって巻上時での各露光駒の間に未露光駒を残し、
フィルム巻戻し時には該未露光駒ごとに停まるように、
同じく2駒分づつ巻戻しして、該未露光駒への露光を行
なうようにした。これにより、フィルムの巻上げ時と巻
戻し時の両方で撮影することができ、フィルム交換によ
るタイムラグを単にフィルムパトローネの装填に係る時
間だけとした。
しかも、連続撮影モードのように駒速を優先させた方が
良い場合には、自動的に上述の2駒づつの巻上げをキャ
ンセルしたので、本実施例の方式によるデメリットは生
じない。
なお、本実施例ではすてに何駒かを2駒づつの巻上げ時
に撮影していた時には、連続撮影モードに切り替えられ
た場合でも2重露光は防止するように、露光駒は飛ばし
て未露光駒の巻戻し時による撮影を可能としたのでフィ
ルムを無駄にすることがない。
又、本実施例では連続撮影モードに切り替えられた時に
は、表示器にてその旨を表示させて本方式による巻上げ
、巻戻しができないことを撮影者に知らせた。
又、本実施例ではすでに巻上げ時の撮影が実行されてい
て、連続撮影モードの切り替えが不可能な場合には、表
示器によって警告した。
〔発明の効果〕
本発明はフィルム巻」二時と巻戻し時の両方で撮影する
ようにしたことにより、フィルム交換時の撮影不能時間
を短縮して、シャッターチャンスを逃がすことを減らし
たカメラを提供することがでる。、シ、かも、連続撮影
のように駒速を優先させる場合には、必要に応じて上述
の撮影方式を自動的にキャンセルして使い勝手を良くす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例のカメラによるフィルムの撮影順序を
示す説明図。 第2図は本実施例のカメラの電気回路構成図。 第3図は第2図に示したモータードライバ回路の構成例
。 第4図はフローチャート(メイン)。 第5図はDXコードの説明図。 第6図はフローチャート(サブルーチン)。 第7図、第8図はフローチャー1・(ザブルーチン)。 第9図はフローチャート(メイン続き)4、第10図は
フローチャート(サブルーチン)、第11図はフ・イル
ム位置とレジスタ情報とRA M情報の説明図。 第12図はフィルム送り信号発生スイッチの一例を示す
説明図。 第13図は表示器による表示例を示す説明図。 第14図は表示器と表示ドライバ構成例を示す回路図。 COM・・・マイクロコンピュータ D I S P・・・表示器 5WH3・・・連続駒撮影スイッチ MF・・・フィルム巻上げ用モータ MR・・・フィルム巻戻し用モータ (α) Cb) ヒど 掲 図 :>eJl 5e5j;/ SG

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルムの巻き上げを電動で行なうフィルム巻き
    上げ手段と、 フィルムの巻き戻しを電動で行なうフィルム巻き戻し手
    段と、 フィルムの移動位置を検知する検知手段と、を有するカ
    メラにおいて、 前記フィルム巻き上げ手段による撮影のためのフィルム
    巻き上げを、途中に未露光駒を残すように行なわせると
    ともに、前記フィルム巻き戻し手段によるフィルム巻き
    戻しは、前記検知手段の情報に基づいて巻き戻し途中に
    て該未露光駒位置に停止するようにして、該未露光駒の
    撮影を巻き戻し時に可能とする第1の制御手段と、 連続撮影モードを設定可能とするモード設定手段と、 前記モード設定手段により連続撮影モードが設定された
    ときには、前記フィルム巻き上げ手段による撮影のため
    のフィルム巻き上げを、1駒ごとに行なわせる第2の制
    御手段を設けたことを特徴とするカメラ。
  2. (2)フィルムの巻き上げを電動で行なうフィルム巻き
    上げ手段と、 フィルムの巻き戻しを電動で行なうフィルム巻き戻し手
    段と、 フィルムの移動位置を検知する検知手段と、を有するカ
    メラにおいて、 前記フィルム巻き上げ手段による撮影のためのフィルム
    巻き上げを一駒毎に行なわせる第1の巻き上げ制御と、 撮影のためのフィルム巻き上げを途中に未露光駒を残す
    ように行なわせる第2の巻き上げ手段とが選択可能な巻
    き上げ制御手段と、 前記第2の巻き上げ制御が実行された際に、前記未露光
    駒位置を記憶する記憶手段と、 前記フィルム巻き戻し手段により連続的に巻き戻す第1
    の巻き戻し制御と、前記記憶手段の情報に基づいて巻き
    戻し途中にて前記未露光駒位置に停止される第2の巻き
    戻し制御とが選択可能な巻き戻し制御手段と、 前記第2の巻き上げ手段を選択する第1の選択手段と、 前記選択手段により前記第2の巻き上げ手段が選択され
    た際に、前記第2の巻き戻し手段を選択する第2の選択
    手段と、 連続撮影モード設定可能とするモード設定手段と、 前記モード設定手段により連続撮影モードが設定された
    際に、前記第1の巻き上げ手段を強制的に選択する第3
    の選択手段と、 前記第3の選択手段により前記第1の巻き上げ手段が選
    択された際に、前記第1の巻き戻し手段を強制的に選択
    する第4の選択手段と、を設けたことを特徴とするカメ
    ラ。
  3. (3)フィルムを2駒分ずつ巻き上げるとともに、フィ
    ルムを2駒分ずつ巻き戻すようにする請求項(1)また
    は(2)記載のカメラ。
  4. (4)上記モード設定手段により連続撮影モードが設定
    された際に、表示器にてモード表示を行なわせた請求項
    (1)、(2)または(3)記載のカメラ。
  5. (5)上記第4の選択手段により上記第1の巻き戻し手
    段が選択された際でも、すでに上記第2の巻き上げ手段
    による巻き上げにより撮影が行なわれていた際には、該
    第2の巻き戻し手段に切り換える切り換え手段を設けた
    請求項(1)、(2)、(3)記載のカメラ。
JP14336489A 1989-06-06 1989-06-06 カメラ Pending JPH039333A (ja)

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JP14336489A JPH039333A (ja) 1989-06-06 1989-06-06 カメラ
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ID=15337069

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5303911A (en) * 1991-09-02 1994-04-19 Heidelberger Druckmaschinen Ag Device for uniting a residual pile of sheets and a main pile of sheets

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5303911A (en) * 1991-09-02 1994-04-19 Heidelberger Druckmaschinen Ag Device for uniting a residual pile of sheets and a main pile of sheets

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