JPH0393303A - ミリ波帯無線反射板及び無線通信方式 - Google Patents

ミリ波帯無線反射板及び無線通信方式

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JPH0393303A
JPH0393303A JP22939189A JP22939189A JPH0393303A JP H0393303 A JPH0393303 A JP H0393303A JP 22939189 A JP22939189 A JP 22939189A JP 22939189 A JP22939189 A JP 22939189A JP H0393303 A JPH0393303 A JP H0393303A
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JP
Japan
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reflecting
reflector
wave band
fresnel zones
millimeter wave
Prior art date
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Pending
Application number
JP22939189A
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English (en)
Inventor
Koji Arai
新井 浩治
Rikihiko Mashima
間嶋 力彦
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ミリ波帯無線システムに於けるミリ波帯無線反射板及び
無線通信方式に関し、 反射板の効率を向上させることを目的とし、ミリ波帯の
電波を反射させる反射板に於いて、反射板面上の奇数次
フレネルゾーンのみを反射面とし、偶数次フレネルゾー
ンを無反射面の構戒とした。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ξυ波帯無線システムに於けるξυ波帯無線
反射板及び無線通信方式に関するものである。
30GHz帯以上の果り波帯を用いて例えばビル間通信
を行うミリ波帯無線システムに於いては、通常はビルの
屋上にアンテナを設置することになるが、ビル間の他の
ビル等の障害物が存在すると、直線上に対向してアンテ
ナを設置することができなくなる。その場合には、反射
板を用いて障害物を回避する伝搬経路を形戒することに
なる。このような反射板を用いた場合には、伝搬経路が
直線距離より延長されるから、反射板の効率を向上して
、伝搬経路の損失を低減することが要望されている。
〔従来の技術〕
電波を反射させる反射板は、各種の無線システムに於い
て、障害物回避等の伝搬経路の変更の為に使用されてお
り、通常は導電率の大きい金属の平板により構威されて
いる.又一般には、反射板の反射面積が大きい程、効率
が良くなるものであるから、機械的及び経済的に許容で
きる大きさまで大きくしている. 又30GHz帯以上を周波数帯域を用いたビル間の無線
通信方式に於いては、前述のように、他のビル等の障害
物を回避する場合に、ビルの屋上に設けた鉄塔に反射板
を取付け、その反射板により屋上に設置したアンテナか
らの電波を反射させて、対向ビルの屋上のアンテナで受
信できるように構威している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ξり波帯以下の周波数帯域に於ける反射板は、第1次フ
レネルゾーン( 1 st  F resnel zo
ne)が比較的大きく、第2次フレネルゾーンを含む大
きさとすることは殆どないものであるが、ミリ波帯に於
いては、直径1m程度の反射板でも、第2次フレネルゾ
ーン及びそれより高次のフレネルゾーンを含む場合が生
じる. 受信点に向かう電波の波面が平面或いは球面とした時に
、その受信点に向かう直線上の或る点に於けるその直線
と直角の面上に於いて、その直線上に於ける距離よりも
λ/2,2λ/2,3λ/2.・・・nλ/2だけ遠い
点の軌跡は、その直線上を中心とした同心円となる。そ
の場合の直線上の点を含むゾーンを第1次フレネルゾー
ンと称するものであり、順次外側に向かって第2次フレ
ネルゾーン,第3次フレネルゾーン.・・・となり、奇
数次フレネルゾーンに対して偶数次フレネルゾーンは、
受信点に対する路程差がλ/2だけ異なるものであるか
ら、相互に打ち消し合うことになる。
従って、ミリ波帯無線システムに於いては、大面積の反
射板を用いても、効率を向上することができない欠点が
あった。
本発明は、反射板の効率を向上させることを目的とする
ものである。
〔諜題を解決するための手段〕
本発明のミリ波帯無線反射板は、奇数次フレネルゾーン
のみを反射面とするものであり、第1図を参照して説明
する。
ミリ波帯の電波を反射させる反射板に於いて、反射板1
面上の奇数次フレネルゾーンF1、F3,・・・のみを
反射面とし、偶数次フレネルゾーンF2.F4.  ・
・・を無反射面とするものである。
〔作用〕
反射板1面上の奇数次フレネルゾーンF1、F3.・・
・に対して、偶数次フレネルゾーンF2,F4,  ・
・・の反射波がλ/2の位相差を有することから、受信
点に対して打ち消し合う作用を行うことなる.しかし、
偶数次フレネルゾーンF2,F4,  ・・・を無反射
面とするから、λ/2の位相差を有する反射波がなくな
り、打ち消し作用がなくなるので、受信電力を増大する
ことができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。
第2図は本発明の実施例の説明図であり、ビル6,7の
屋上に送受信装置4.5を設置した時、ビル6.7間に
他のビル9等の障害物が存在する為に、直線上にアンテ
ナ2.3を対向配置できない場合、ビル6に鉄塔8を設
けて、その鉄塔8に反射板1を取付け、この反射板1に
よりビル9等の障害物を回避したアンテナ2.3間の伝
搬経路を形或する.なお、ビル7の屋上にも鉄塔を設け
て反射板を取付けることも可能である。或いは他のビル
の屋上に反射板を取付けて、障害物を回避する伝搬経路
を形戒することもできる。
この反射板1面上の奇数次フレネルゾーンのみを反射面
とし、偶数次フレネルゾーンは無反射面とするものであ
る。例えば、第4次フレネルゾ−ンまでを含む第3図に
示す実施例の反射板1に於いて、第1次フレネルゾーン
F1と第3次フレネルゾーンF3とを反射面とし、第2
次フレネルゾーンF2と第4次フレネルゾーンとを無反
射面とするものである。この無反射面を斜線を施して示
している。
反射板1に対する入射波と反射波との間の角度をθ、反
射板1とアンテナ3との間の距離をd1、反射板1とア
ンテナ2との間の距離をd2とすると、第n次(n=1
. 2,  3,  4,  ・・・)のフレネルゾー
ンFnの半径Rfi及びθに対応した反射板上のフレネ
ルゾーンFnの長軸の1/2を示すRl1は、 となる。
例えば、30GHz (波長λ=lcm)帯に於?て、
dl=IKm,d2=10mとすると、第1次フレネル
ゾーンF1の半径R1は約30cmとなり、第2次フレ
ーネルゾーンF2の半径R2は約44cm,第3次フレ
ーネルゾーンF3の半径R3は約50cmとなる。その
場合、各ゾーンは同心円状となるものであるが、θに対
応して反射板に於けるフレネルゾーンのパターンは、楕
円状となるものであり、各ゾーンF1、F2,F3の短
軸2R1,2Rz .2Rsはそれぞれ前述の半径R+
 ,R2,R)の2倍であるから、第1次フレネルゾー
ンF1の短軸2R.は約60cm,第2次フレネルゾー
ンF2の短軸2R2は約88cm、第3次フレネルゾー
ンF3の短軸2R.は約lmとなる。
又θ=120’とすると、第1次フレネルゾーンFlの
長軸2R1,は約120cm、第2次フレネルゾーンF
2の長袖2R+■は約176cm、第3次フレネルゾー
ンF3の長袖2R′3は約2mとなる。
又第1次フレネルゾーンF1と第3次フレネルゾーンF
3との反射面は、導電性金属板により構戒することがで
き、又第2次フレネルゾーンF2と第4次フレネルゾー
ンF4との無反射面は、例えば、電波吸収体を設けるこ
とにより構威することができる。
この電波吸収体としては各種の材料を用いることができ
るものであり、ξυ波に対して導体損を与える例えばカ
ーボン、磁性損を与える例えばフエライト、誘電体損を
与える例えばチタン酸バリウム(BaTiO,)を用い
ることができる。又これらの材料を組合せ或いはゴム等
に混入して使用することもできる。
なお、偶数次フレネルゾーンを無反射面とする為に、電
波を透過させる構戒を用いることも可能であるが、透過
した電波が他の無線システムに悪影響を及ぼす可能性を
考慮する必要がある。
本発明は、前述の実施例にのみ限定されるものではなく
、更に高次のフレネルゾーンを含む面積の反射板を構戒
することも勿論可能である。又ビル間の無線通信以外の
無線通信方式にも適用できるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、奇数次フレネルゾーン
F1、F3,  ・・・のみを反射面とし、偶数次フレ
ネルゾーンF2,F4,  ・・・は無反射面とするも
のであり、従って、奇数次フレネルゾーンF1、F3に
対して打ち消し作用を行う偶数次フレネルゾーンF2,
F4の反射波がなくなるから、受信電力を増加すること
ができる。例えば、反射板1に均一に電波が入射された
場合に於いて、第1次フレネルゾーンF1のみ反射面と
した場合は、反射板を無限大の面積とした場合よりも6
dB増加させることができ、又第1次と第3次フレネル
ゾーンF1、F3のみを反射面とした場合は、更に6d
B増加することができる。
このような反射板を使用することにより、ミリ波帯の無
線通信を効率良く行うことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の実施例
の説明図、第3図は本発明の実施例の正面図である。 ■は反射板、Fl.F3,  ・・・は奇数次フレネル
ゾーン、F2,F4,  ・・・は偶数次フレネルゾー
ンである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、ミリ波帯の電波を反射させる反射板に於いて、 反射板(1)面上の奇数次フレネルゾーン(F1、F3
    、・・・)のみを反射面とし、偶数次フレネルゾーン(
    F2、F4、・・・)を無反射面とした ことを特徴とするミリ波帯無線反射板。
  2. (2)、反射板(1)面上の奇数次フレネルゾーン(F
    1、F3、・・・)のみを反射面とし、偶数次フレネル
    ゾーン(F2、F4、・・・)を無反射面としたミリ波
    帯無線反射板により、アンテナからの電波を反射させて
    、ミリ波帯の無線通信を行う ことを特徴とする無線通信方式。
JP22939189A 1989-09-06 1989-09-06 ミリ波帯無線反射板及び無線通信方式 Pending JPH0393303A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009515397A (ja) * 2005-11-03 2009-04-09 サントル ナシオナル ドゥ ラ ルシェルシェサイアンティフィク(セエヌエールエス) リフレクトアレイ及びミリメートル波レーダー
JP2009133682A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Ueda Japan Radio Co Ltd ミリ波レーダ用リフレクタ
ES2374125A1 (es) * 2009-06-01 2012-02-14 Consejo Superior De Investigaciones Científicas (Csic) Reflector electromagnético sin eco en la dirección de incidencia de la señal.
WO2024142434A1 (ja) * 2022-12-27 2024-07-04 Agc株式会社 無線伝達システム

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