JPH0392035A - カードリーダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、情報を、特定の利用者端末のみに受信させ
るために、受信資格管理情報の書きこまれたカードによ
って受信資格を判定するカードリーダに関し、カードが
差込まれている時のみ端末を稼働するようにしてカード
の二重使用を防止するものである。

（従来の技術） 近年、磁気カードや光磁気カード等のカードを用いて、
限定情報を特定の利用者に受信させる限定受信システム
が種々考えられている。

このような限定受信システムの一つに有料放送システム
がある。有料放送システムでは、限定情報である有料番
組情報のセキュリティを図るために、送信側は、有料番
組情報を所定のスクランブル法則にて暗号化して伝送す
る。カードには、情報受信資格情報である各加入者が契
約した内容（以下契約情報と記す）が書きこまれている
。この契約情報には各加入者端末を特定する照合番号《
以下ＩＤ番号と記す）が含まれている。受信側は、該カ
ードの情報を端末のカードリーダにてｌＤ番号とこれ以
外の契約情報を読み出すことにより、１０１号によって
、カードとカードリーダとを１：１に対応させ、スクラ
ンブルを解くことができる。この方法の欠点としては、
カードがカスタムメイドとなるため発行が面倒な他、管
理に手間がかかることである。そこで、契約情報を送信
側から送る方法が考えられている。受信側はカードから
予め読みとった契約情報と、番組情報に附随して伝送さ
れた契約情報とを比較し、両者が合致する場合に、正確
なデスクランプル用鍵情報を受信側に与えるようにして
いる。しかし、この方法の欠点は、契約情報さえ一致す
れば、いずれの端末も稼働可能になるため、１枚のカー
ドを複数の端末で利用するカードの二重使用が可能とい
うことが挙げられる。このため、ＩＤ番号を書込まない
システムでは、カードが使用されるごとに、契約情報を
書きかえるか消去する。しかし、このような方法は、カ
ードリーダがライターの機能を持たなければならず、カ
ードリーダにモータドライブが必要となるので、機構的
にも高価なものとなる。

（発明が解決しようとする課題〉 以上のように、従来のカードリーダは、ＩＤ番号を用い
ない場合、カードの二重使用が可能になり、これを防止
づるためには、カードリーダにライター機能を備えなけ
ればならず高価なものになる等の欠点があった。

この発明は上記問題点を除去し、カードの二重使用を簡
単な方法で防止するようにしたカードリーダの提供を目
的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段〉 この発明は、情報供給者から契約情報を付加して伝送さ
れる限定情報を、情報受信資格情報の書込まれたカード
を読みとることで、受信可否判定す４カードリーダであ
って、前記カードが差込まれるホルダ部と、このカード
のリードを行うリ一ド専用ヘッドと、このヘッドからの
情報を一時記憶づるメモリと、前記ホルダ部にカードが
差込まれているか否かを検出するスイッチと、前記メモ
リに記憶されたデータと前記契約情報の比較によって受
信判定を行うコントローラを設け、受信を許可する場合
は、コントローラによって、前記スイッチからの情報が
カードが差込まれいていることを示す時のみ受信を許可
することを特徴とする。

（作用） このような構或によれば、カードが差込まれいていない
ときはコントローラが受信を許可しないので、１つのカ
ードを複数の端末で利用するカードの不正使用を防止１
ることができる。また、契約情報の自換えも不要となり
、カードリーダにライタ７機能が必要でなくなる。

（実施例） 以下、この発明を図示の実施例によって詳細に説明する
。

第１図はこの発明に係るカードリーダの一実施例を示し
、ＣＡＴＶ放送受信機に適用した場合を示す構成図であ
る。

第１図において、１はこの発明に係るカードリーダ、２
は送信側からのスクランブルがかけられた有料番組情報
をデスクランブルするデスクランブル回路、３は契約情
報が書込まれた磁気カードである。

力一ドリーダ１は磁気カード３に書きこまれた情報を読
取って、デスクランブル回路２に必′ｇ５．なデスクラ
ンブル用緘情報を出力する。カードリーダ１は、磁気カ
ード３が差込よれるホルダ部４に、リード専用の磁気ヘ
ッド５が設けられると共に、磁気カード３が差込まれて
いるか否かを検出づる機械式スイッチ６が設けられる。

又、カードリーダ１は、磁気カード３から読取った情報
が一時的に書込まれるメモリ８と、送信側から伝送され
る契約情報と読取ったカード情報とを処理するコントロ
ーラ７とを有する。尚、スイッチ６は、コントローラ７
に接続され、ホルダ部４内でのカードの有無を示す情報
をコントローラ７に供給するようになっている。

上記において、コントローラ７は、上記伝送契約情報と
、メモリ８に記憶した契約情報とを比較する。そして、
これらの情報が一致すると共に、スイッチ６からの情報
がホルダ部４に磁気カード３が差込まれていることを示
す時のみ、デスクランブル用鍵情報をデスクランブル回
路２に供給する。これによって、デスクランブル回路２
はイネーブル状態となり、右料番組情報をデスクランブ
ルすることができる。

スイッチ６は、磁気カード３がホルダ部４に差込まれた
場合（磁気カード３がスイッチ６を押した場合）、ＯＮ
Ｌ，、磁気カード３がホルダ部４から抜かれるとＯＦＦ
する。尚、有料番組信号の番組情報とカード情報が一致
しなかったら、コントローラ７は、デスクランブル用鍵
情報を出力しない。

このような構成によれば、ホルダ部４から磁気カード３
が取出された場合、コントローラ７は、例えばメモリ８
内の契約情報を消去するので、契約情報の比較を行えな
くなり、受信が中止される。

こうして、磁気カード３にＩＤ番号を書込むことなく、
且つ、カードリーダにライター機能を付加することなく
、磁気カード３の二重使用を防止づ゛ることが可能にな
る。

第２図はこの発明に係るカードリーダの他の実施例を示
す。

この実施例は、カードリーダ１１におけるホルダ部１４
に磁気カード３が差込まれているか否かを検出するスイ
ッチとして、機械式スイッチの代りに、発光部９及び光
検出鼎１０を用いたものである。

さらに詳しく説明すると、発光部９は、ホルダ筺体１４
の例えば上部に設けられ、直流電圧によって駆動される
発光ダイオードＤ１から光を発生するようになっている
。光検出器１◇は、ホルダ筐休１４の下部に設けられ、
前記発光ダイオードＤ１からの光を検出するフォトトラ
ンジスタＱ１を右し、発光ダイオードＤ１からの光が磁
気カード３で遮光されることによって、磁気カード３の
右無を検出する。そして、このフォトトランジスタＱ１
からの検出情報をコントローラ７に供給するようになっ
ている。

このような構或によれば、カードリーダ１１から磁気カ
ード３が取出された場合、発光ダイオードＤ１からの光
がフォトトランジスタＱ１に受光され、コントローラ７
は、メモリ８内の契約情報を消去するので、第１図の実
施例と同様に、受信が中止される。

このようなカードリーダにおいても、第１図の力一ドリ
ーダと同様の効果があるのは明らかである。

尚、第１図及び第２図において、そ．れぞれに用いられ
たスイッチ以外の、別のスイッチ、例えば、機構的にロ
ックを外すリリーススイッチ等を用いてもよい。また、
カードは光磁気カードを用いてもよい。さらに、この発
明はＯＡＴＶ以外のシステム、例えばｔ！！Ｉ星放送、
パソコン通信、ビデオテックス等に適応してもよい。上
記実施例は、限定情報にかけられたスクランブルをデコ
ードすることによって、視聴ｆｒｉｌｌ　１０がなされ
るのであるが、限定情報はスクランブルされていなくて
もよい。

［発明の効果Ｊ 以上説明したように、磁気カードにＩＤ番号を書込むこ
となく、且つ、カードリーダにライター機能を付加する
ことなく、カードの二重使用を防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るカードリーダの一実施例を示す構
成図、第２図は本発明に係るカードリーダの他の丈施例
を示す構成図である。 １・・・カードリーダ、２・・・デスクランブル回路、
３・・・磁気カード、４・・・ホルダ部、５・・・磁気
ヘッド、６・・・スイッチ、７・・・コン［・［Ｊ−ラ
、８・・・メモリ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 情報供給者から契約情報を付加して伝送される限定情報
   を、情報受信資格情報の書込まれたカードを読みとるこ
   とで、受信可否判定するカードリーダであって、 前記カードが差込まれるホルダ部と、 このホルダ部に差込まれたカードのリードを行うリード
   専用ヘッドと、 このヘッドからの情報を一時記憶するメモリと、前記ホ
   ルダ部にカードが差込まれているか否かを検出するスイ
   ッチと、 前記メモリに記憶されたデータと前記契約情報との比較
   によって受信可否判定を行い、受信を許可する場合は前
   記スイッチからの情報がカードが差込まれいていること
   を示す時のみ受信を許可するコントローラとを具備した
   ことを特徴とするカードリーダ。