JPH0392003A - 移動体の電波反射抑圧構造 - Google Patents
移動体の電波反射抑圧構造Info
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- JPH0392003A JPH0392003A JP23006889A JP23006889A JPH0392003A JP H0392003 A JPH0392003 A JP H0392003A JP 23006889 A JP23006889 A JP 23006889A JP 23006889 A JP23006889 A JP 23006889A JP H0392003 A JPH0392003 A JP H0392003A
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Landscapes
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
（産業上の利用分野）
この発明は、船舶や航空機等の移動体に搭載される電波
反射抑圧構造の改良に関する．（従来の技術） 一般に、船舶や航空機あるいは潜水艇等の移動体は、そ
の機体自体が金属体で構威され、相手側レーダ等の探知
装置によりその位置等が検知されるよう構成されている
． しかし、その目的によっては、その移動体の存在位置が
相手側から検知されないことを要求されることがある． 従来、レーダ等の電波反射により、その存在位置を検出
されるのを防止するには，その移動体の機体外壁面に電
波吸収材を塗布または接着して到来電波を吸収あるいは
減衰させ、反射波を少なくする方法が採用されている６ 電波吸収材には例えばフエライト粒子等があり、従来の
電波反射抑圧構造は第４図に示すように、そのフエライ
ト粒子からなる電波吸収体１が、移動体の機体２の主要
な外壁面２ａに板状に貼られて構成されている。この電
波吸収体■は、まず入射電波を減衰させるとともに、機
体２からの反射波を更に減衰させ、反射波の空間への放
射量を押えるように作用する。
反射抑圧構造の改良に関する．（従来の技術） 一般に、船舶や航空機あるいは潜水艇等の移動体は、そ
の機体自体が金属体で構威され、相手側レーダ等の探知
装置によりその位置等が検知されるよう構成されている
． しかし、その目的によっては、その移動体の存在位置が
相手側から検知されないことを要求されることがある． 従来、レーダ等の電波反射により、その存在位置を検出
されるのを防止するには，その移動体の機体外壁面に電
波吸収材を塗布または接着して到来電波を吸収あるいは
減衰させ、反射波を少なくする方法が採用されている６ 電波吸収材には例えばフエライト粒子等があり、従来の
電波反射抑圧構造は第４図に示すように、そのフエライ
ト粒子からなる電波吸収体１が、移動体の機体２の主要
な外壁面２ａに板状に貼られて構成されている。この電
波吸収体■は、まず入射電波を減衰させるとともに、機
体２からの反射波を更に減衰させ、反射波の空間への放
射量を押えるように作用する。
しかし、このような電波吸収体１は、金属材からなる機
体２との間の接着性が良好ではないので、、移動体の振
動や機械的衝撃により剥離やクラック等が生じやすく、
また、高速移動体の場合は、空気との摩擦熱により変質
する等の不具合も多かった． また、電波吸収材固有の性質から，吸収ないし減衰可能
な周波数領域が比較的限定され，特に波長の長い低周波
領域では吸収抑圧するのに電波吸収材の層を厚くするこ
とが要求され，その結果、機体全体の形状が膨らみ，ま
た重量も大となる欠点があった。
体２との間の接着性が良好ではないので、、移動体の振
動や機械的衝撃により剥離やクラック等が生じやすく、
また、高速移動体の場合は、空気との摩擦熱により変質
する等の不具合も多かった． また、電波吸収材固有の性質から，吸収ないし減衰可能
な周波数領域が比較的限定され，特に波長の長い低周波
領域では吸収抑圧するのに電波吸収材の層を厚くするこ
とが要求され，その結果、機体全体の形状が膨らみ，ま
た重量も大となる欠点があった。
移動体の容積やその重量が大となることは，移動体とし
ての操作性や安定性等の機能が低下するので，何らかの
改善が要望されていた．（発明が解決しようとする課題
） 従来の移動体の電波反射抑圧構造は電波吸収材を機体外
壁に接着剤等で貼付ける構或であるため、機械的振動に
よる破損や高温化での変質等が生じ、改善が要望されて
いた．また、電波の吸収帯域をより広い周波数範囲に適
合しようとすると、その板厚は大となり，移動体として
の機能を損なうもととなった． この発明は、コンパントな形状並びに構造により．比較
的広い周波数範囲にわたり、かつ効率的に到来電波を吸
収し，同時に耐振性や耐熱性にも優れた電波反射抑圧構
造を提供することを目的とする． （発明の構成） （課題を解決するための手段） この発明は，移動体の機体に形成される電波反射抑圧構
造において、移動体の機体外壁または機体外に誘電体層
を介して形成された電波受信素子と、この電波受信素子
に接続され機体側に組込まれた電波吸収体からなる終端
素子とを具備することを特徴とする． （作 用） この発明による移動体の電波反射抑圧構造は，機体外側
に形成された電波受信素子と，この電波受信素子に接続
され機体側に組込まれた電波吸収材からなる終端素子と
で構或されたので，到来電波は電波受信素子により形成
されるアンテナパターンで効率的に捕そくされるととも
に終端素子に導かれることによって確実に吸収され、反
射波の発生を抑圧できるものである． （実施例） 以下，この発明による移動体の電波反射抑圧構造の一実
施例を図面を参照し詳細に説明する．第ｌ図はこの発明
による移動体の電波反射抑圧構造を示す斜視図である． 即ち、移動体の機体２の外壁面２ａの主要部または全域
に、第２図にその断面図を示すように、プリント基板３
がねじ３ａにより取付けられている．プリント基板３の
誘電体基板面には、ストリップライン３ｂにより広帯域
にインピーダンス整合されたダ．イポールアンテナが、
多数の電波受信素子４として構威されている． プリント基板３の誘電体基板材料はエポキシやフェノー
ル等の熱硬化性樹脂と紙やガラス布等の補強材との組合
せで構或され，このプリント基板３上に形或される電波
受信素子４は印刷配線法により銅板をエッチング除去し
て形成される．電波受信素子４を構或するダイボールア
ンテナは，互いに近接する端子がポリアイアン等の電波
吸収材からなる終端素子５に共通に接続され、この終端
素子５はプリント基板３に設けた矩形状の貫通孔３Ｃに
埋設されつつ，機体２に接地されている． この第１図に示す移動体の電波反射抑圧構造では，電波
受信素子４を比較的ブロードな放射パターンを有するダ
イボールアンテナで構成し、そのアンテナ素子長は到来
電波の半波長（λ／２）の長さとされるが、更に広い周
波数帯域にわ・たって電波の反射を抑圧しようとするに
は、ダイボールアンテナを線状アンテナで構成したり、
半波長の長さを種々変えて複数個配置すればよい．プリ
ント基板３は、従来の電波反射抑圧構造のようなフエラ
イト粒子等を固めた電波吸収材とは異なり，板状の硬い
材質からなるので，取付け基板である金属製の機体２に
ねじ３ａによる固定のほか、各種接着剤によって機体２
の外壁形状に沿って簡単でかつ強固に固定できる． また、終端素子５はプリント基板３の貫通孔３ｃ内に装
着せずに，第３図に第２の実施例として示すように，プ
リント基板３及び機体２をともに貫通する同軸線路６を
介して，機体２内側に接地された状態で取付けるように
構威してもよい。
ての操作性や安定性等の機能が低下するので，何らかの
改善が要望されていた．（発明が解決しようとする課題
） 従来の移動体の電波反射抑圧構造は電波吸収材を機体外
壁に接着剤等で貼付ける構或であるため、機械的振動に
よる破損や高温化での変質等が生じ、改善が要望されて
いた．また、電波の吸収帯域をより広い周波数範囲に適
合しようとすると、その板厚は大となり，移動体として
の機能を損なうもととなった． この発明は、コンパントな形状並びに構造により．比較
的広い周波数範囲にわたり、かつ効率的に到来電波を吸
収し，同時に耐振性や耐熱性にも優れた電波反射抑圧構
造を提供することを目的とする． （発明の構成） （課題を解決するための手段） この発明は，移動体の機体に形成される電波反射抑圧構
造において、移動体の機体外壁または機体外に誘電体層
を介して形成された電波受信素子と、この電波受信素子
に接続され機体側に組込まれた電波吸収体からなる終端
素子とを具備することを特徴とする． （作 用） この発明による移動体の電波反射抑圧構造は，機体外側
に形成された電波受信素子と，この電波受信素子に接続
され機体側に組込まれた電波吸収材からなる終端素子と
で構或されたので，到来電波は電波受信素子により形成
されるアンテナパターンで効率的に捕そくされるととも
に終端素子に導かれることによって確実に吸収され、反
射波の発生を抑圧できるものである． （実施例） 以下，この発明による移動体の電波反射抑圧構造の一実
施例を図面を参照し詳細に説明する．第ｌ図はこの発明
による移動体の電波反射抑圧構造を示す斜視図である． 即ち、移動体の機体２の外壁面２ａの主要部または全域
に、第２図にその断面図を示すように、プリント基板３
がねじ３ａにより取付けられている．プリント基板３の
誘電体基板面には、ストリップライン３ｂにより広帯域
にインピーダンス整合されたダ．イポールアンテナが、
多数の電波受信素子４として構威されている． プリント基板３の誘電体基板材料はエポキシやフェノー
ル等の熱硬化性樹脂と紙やガラス布等の補強材との組合
せで構或され，このプリント基板３上に形或される電波
受信素子４は印刷配線法により銅板をエッチング除去し
て形成される．電波受信素子４を構或するダイボールア
ンテナは，互いに近接する端子がポリアイアン等の電波
吸収材からなる終端素子５に共通に接続され、この終端
素子５はプリント基板３に設けた矩形状の貫通孔３Ｃに
埋設されつつ，機体２に接地されている． この第１図に示す移動体の電波反射抑圧構造では，電波
受信素子４を比較的ブロードな放射パターンを有するダ
イボールアンテナで構成し、そのアンテナ素子長は到来
電波の半波長（λ／２）の長さとされるが、更に広い周
波数帯域にわ・たって電波の反射を抑圧しようとするに
は、ダイボールアンテナを線状アンテナで構成したり、
半波長の長さを種々変えて複数個配置すればよい．プリ
ント基板３は、従来の電波反射抑圧構造のようなフエラ
イト粒子等を固めた電波吸収材とは異なり，板状の硬い
材質からなるので，取付け基板である金属製の機体２に
ねじ３ａによる固定のほか、各種接着剤によって機体２
の外壁形状に沿って簡単でかつ強固に固定できる． また、終端素子５はプリント基板３の貫通孔３ｃ内に装
着せずに，第３図に第２の実施例として示すように，プ
リント基板３及び機体２をともに貫通する同軸線路６を
介して，機体２内側に接地された状態で取付けるように
構威してもよい。
なお、上記各実施例において、プリント基板３に形成さ
れた電波受信素子４は半波長アンテナ等の直線偏波川ア
ンテナを受信するものとして説明したが，この他にも平
板状にスパイラルアンテナパターンを形或し、円偏波受
信用アンテナを構成することもできる． また、電波受信素子４としては平板状アンテナだけでは
なく，ヘリカルアンテナ等の線状アンテナやスロットア
ンテナ等の開口面アンテナ，更にはこれらを任意に選択
して組合わせて構或することもできる．なお、移動体に
平板状アンテナを搭載した場合、空気抵抗等を受ける割
合いが少ないので移動体としての機能上問題はなく、ま
た低速度移動体や宇宙航行体等であれば立体アンテナを
搭載することもできる． 要するに，この発明によれば，従来の単なる電波吸収材
そのものによる直接的な電波の吸収や減衰を行うもので
はなく、移動体の機体外壁または外側に取付けた電波受
信素子を介して吸収するので、移動体の受ける電波が効
率的に吸収され、反射波を効果的に抑圧させることがで
きる。
れた電波受信素子４は半波長アンテナ等の直線偏波川ア
ンテナを受信するものとして説明したが，この他にも平
板状にスパイラルアンテナパターンを形或し、円偏波受
信用アンテナを構成することもできる． また、電波受信素子４としては平板状アンテナだけでは
なく，ヘリカルアンテナ等の線状アンテナやスロットア
ンテナ等の開口面アンテナ，更にはこれらを任意に選択
して組合わせて構或することもできる．なお、移動体に
平板状アンテナを搭載した場合、空気抵抗等を受ける割
合いが少ないので移動体としての機能上問題はなく、ま
た低速度移動体や宇宙航行体等であれば立体アンテナを
搭載することもできる． 要するに，この発明によれば，従来の単なる電波吸収材
そのものによる直接的な電波の吸収や減衰を行うもので
はなく、移動体の機体外壁または外側に取付けた電波受
信素子を介して吸収するので、移動体の受ける電波が効
率的に吸収され、反射波を効果的に抑圧させることがで
きる。
なお、この発明による電波反射抑圧構造の形成場所も、
移動体の機体部分のなかで、入射電波の散乱が特に生じ
やすい突出部分、例えば航空機の場合は翼部分等に重点
的に取入れることによって，実質上の散乱面積を減少さ
せ効果を上げることができる． 〔発明の効果〕 この発明は、機体外側に電波受信素子を形或し、この電
波受信素子で受信された到来電波を電波吸収体で吸収す
るので、効果的な反射波の抑圧が可能となったもめで、
実用に際し顕著な効果が得られる．
移動体の機体部分のなかで、入射電波の散乱が特に生じ
やすい突出部分、例えば航空機の場合は翼部分等に重点
的に取入れることによって，実質上の散乱面積を減少さ
せ効果を上げることができる． 〔発明の効果〕 この発明は、機体外側に電波受信素子を形或し、この電
波受信素子で受信された到来電波を電波吸収体で吸収す
るので、効果的な反射波の抑圧が可能となったもめで、
実用に際し顕著な効果が得られる．
第ｌ図はこの発明による移動体の電波反射抑圧構造の一
実施例を示す一部構或斜視図，第２図は第１図に示すＡ
−Ａ線断面図、第３図はこの発明による移動体の電波反
射抑圧構造の第２の実施例を示す一部断面図、第４図は
従来の移動体の電波反射抑圧構造を示す一部斜視図であ
る．ｌ・・・電波吸収材， ２・・・機体、３・・
・プリント基板、 ４・・・電波受信素子、５・・・
終端素子．
実施例を示す一部構或斜視図，第２図は第１図に示すＡ
−Ａ線断面図、第３図はこの発明による移動体の電波反
射抑圧構造の第２の実施例を示す一部断面図、第４図は
従来の移動体の電波反射抑圧構造を示す一部斜視図であ
る．ｌ・・・電波吸収材， ２・・・機体、３・・
・プリント基板、 ４・・・電波受信素子、５・・・
終端素子．
Claims (1)
- 移動体の機体に形成される電波反射抑圧構造において
、移動体の機体外壁または機体外に誘電体層を介して形
成された電波受信素子と、この電波受信素子に接続され
機体内に組込まれた電波吸収材からなる終端素子とを具
備することを特徴とする移動体の電波反射抑圧構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23006889A JPH0392003A (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | 移動体の電波反射抑圧構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23006889A JPH0392003A (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | 移動体の電波反射抑圧構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0392003A true JPH0392003A (ja) | 1991-04-17 |
Family
ID=16902040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23006889A Pending JPH0392003A (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | 移動体の電波反射抑圧構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0392003A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001339191A (ja) * | 2000-05-30 | 2001-12-07 | Toppan Printing Co Ltd | 周波数選択性を有する電波吸収体 |
| JP2002026568A (ja) * | 2000-07-10 | 2002-01-25 | Kumagai Gumi Co Ltd | シート材 |
| JP2003243876A (ja) * | 2001-12-10 | 2003-08-29 | Yoji Kozuka | 電波吸収体の特性変更方法 |
| EP1661201A2 (en) * | 2003-08-04 | 2006-05-31 | Harris Corporation | Phased array antenna absorber and associated methods |
-
1989
- 1989-09-05 JP JP23006889A patent/JPH0392003A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001339191A (ja) * | 2000-05-30 | 2001-12-07 | Toppan Printing Co Ltd | 周波数選択性を有する電波吸収体 |
| JP2002026568A (ja) * | 2000-07-10 | 2002-01-25 | Kumagai Gumi Co Ltd | シート材 |
| JP2003243876A (ja) * | 2001-12-10 | 2003-08-29 | Yoji Kozuka | 電波吸収体の特性変更方法 |
| JP4547849B2 (ja) * | 2001-12-10 | 2010-09-22 | 洋司 小塚 | 電波吸収体の特性変更方法 |
| EP1661201A2 (en) * | 2003-08-04 | 2006-05-31 | Harris Corporation | Phased array antenna absorber and associated methods |
| EP1661201A4 (en) * | 2003-08-04 | 2006-09-13 | Harris Corp | ABSORBER OF A PHASE TAXED GROUP ASSETS AND ASSOCIATED PROCEDURES |
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