JPH0391837A

JPH0391837A - モデル型推論用知識データベースの構築方法

Info

Publication number: JPH0391837A
Application number: JP1228413A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiko Koyama; 小山　一彦; Shinichiro Monno; 門野　真一郎
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-09-05
Filing date: 1989-09-05
Publication date: 1991-04-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、知識工学応用システムで問題解決を行う手法
の一つである「モデルに基づく推論」に使用する知識デ
ータベースの構築方法に関する。

（従来の技術）知識工学応用システムにおいて、問題を解決する場合の
手法として、ｒｌＦ−ＴＨＥＮルールによる推論」や「
モデルに基づく推論ｊなどが考えられている。

本発明は「モデルに基づく推論」に関するものである。

「モデルに関する推論」とは、問題解決の対象をモデル
化（設計図面やブロック図などの図形情報を計算機上で
使用可能にする）し、機器単位、ブロック単位での属性
情報を設定することにより、深い知識での推論を行うも
のである。

第５図は通常のモデル化でのデータベースの構威図であ
る。図に示すように、データベースはブロックＡ，　　
Ｂ，　　Ｃから構成されており、各ブロックは図形情報
，物理情報及び接続情報を備え、かつ各ブロック間は接
続情報で接続されている。このモデルの場合の属性情報
とは、機器固有の動作条件（物理的情報）や入出力の情
報などが考えられる。

（発明が解決しようとする課題）ところが、この様なモデルでは、図形情報と属性情報が
直接対応しているため、図形情報のデータベース（ＣＡ
Ｄの出力など）やその他のデータベースを利用すること
が難しいという問題があった。また、別の問題解決を同
一の対象で行う場合には、必要とする図形情報が異なる
場合もあり、その場合にはモデルを作り直す必要がある
という問題点があった。

本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、
その目的は、図形情報と属性情報を分離した形でデータ
ベースとしてもち、ＣＡＤデータベースやその他のデー
タベースの利用を可能とし、対象をモデル化する際にそ
れらを結合するという形の知識データベースの構築方法
を提供することにある。

［発明の構或］（課題を解決するための手段及び作用）上記目的を達成
するために、本発明はモデルに基づく推論に使用する知
識データベースの構築方法において、問題対象をモデル
化する場合に．当該対象を物理的情報と図形情報に分け
た形のデータベースとし、前記物理的情報の中の対応す
る図形情報の位置を設定することにより、前記図形情報
を複数利用可能とするような構或としたことを特徴とす
る。

本発明の知識データベースの構築方法によれば、データ
ベースを図形情報と属性情報に分離し、対象モデルの物
理的または論理的な情報を属性情報に置き、その属性情
報に図形情報を結合することにより、ＣＡＤなどの図形
情報データベースやその他のデータベースの利用を容易
にし、また、同一の対象での様々な問題解決をそれぞれ
の適した図形情報を用いて行うことができる。つまり、
っのモデルにおいて複数の図形情報を持つことが可能で
ある。

（実施例）本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第ｔ図は本発明の一実施例のデータベース構成図を示す
もので、第２図に示すモデルに対しての本発明を適用し
たものである。第２図のモデルでは、ブロックＡとブロ
ックＢが接続しており、ブロックＢとブロックＣが接続
している。

モデルのデータベース構造は、第ｌ図に示すように、属
性情報と図形情報に分かれる。属性情報には物理情報，
接続情報，図形情報の位置などが入る。物理情報には対
象の問題解決に必要な情報、例えば、構造，動作条件，
仕様などを設定する。

接続情報には機器単位，ブロック単位での人出力の接続
情報（接続先、接続方法）などを設定する。

また、画像情報の位置には画像情報のあるデータベース
の位置を設定する。

第３図は、モーター１とスイッチ２からなるモデルに本
発明を適用した具体例である。３はインターロックであ
る。

第４図は第３図のインターロック３の論理回路図、であ
る。すなわち、例えばスイッチ２のＯＮと電圧印加有（
条件１）とリミットスイッチ不動作（条件２）のアンド
条件４でモータ１が正常に回転していることを示すイン
ターロック３の論理回路図である。したがって、リミッ
トスイッチが動作すると条件２が或立しなくなるので、
モータ１は停止することになる。

この場合、解決すべき問題がモーターの動作に関係する
場合は第３図を図形情報として使用し、インターロック
の情報は属性情報のみを使用する。

また、インターロックに関係する場合は第４図を使用す
る。このため、属性情報内の図形情報の位置には２つの
情報が入り、これを切り替えて使用するという方法が可
能となる。つまり、モデルを共有して異なった問題解決
が可能となる。

この様に、本発明の知識データベースの構築方法は、属
性情報と図形情報を分け、属性情報内に図形情報の位置
を設定するという構造にすることにより、複数の図形情
報が利用でき、モデル自体の汎用性が高くなるとともに
、図形のみのデータベース（ＣＡＤのデータベースなど
）や物理情報のデータベースなどの利用も可能となる。

［発明の効果］以上説明したように、本発明の知識データベース構築方
法によれば、複数の図形情報が利用でき、モデル自体の
汎用性が高くなるとともに、図形のみのデータベース（
ＣＡＤのデータベースなど）や物理情報のデータベース
などの利用も可能となるという優れた特徴を持つため、
モデル作或作業の軽減や知識データベースの質の向上に
繋がるなど優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の知識データベースの構成図
、第２図は第１図で対象とするモデルを示す図、第３図
は本発明の具体的であるモーターとスイッチのモデルを
示す図、第４図は第３図のインターロックの論理回路図
、第５図は従来のモデル化での知識データベースの構威
図である。ｌ・・・モータ２・・・スイッチ３・・・インターロック４・・・アンド条件（８７３３）

Claims

【特許請求の範囲】

モデルに基づく推論に使用する知識データベースの構築
方法において、問題対象をモデル化する場合に、当該対
象を物理的情報と図形情報に分けた形のデータベースと
し、前記物理的情報の中の対応する図形情報の位置を設
定することにより、前記図形情報を複数利用可能とする
ような構成としたことを特徴とするモデル型推論用知識
データベースの構築方法。