JPH0391098A - 自動販売機の温水供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えばカップ式飲料自動販売機において、飲
料を調製するための温水を、販売信号に基づき主キシン
グボウルに供給するための温水供給装置に関する。

〔従来の技術〕

カップ式飲料自動販売機では、販売信号によりホット飲
料を販売する場合、ξキシング装置のミキシングボウル
に原料容器から供給される一定量の粉粒状原料と温水タ
ンクから供給される温水とを撹拌混合して飲料を調製し
、この飲料をカップに注入し販売するものが多い。従っ
て機内に一般に第２図に示す如き温水供給装置１を備え
る。

図において、温水供給装置１は温水タンク２を備え、温
水３が貯えられる。温水ダンク２には温水３の温度を検
出し通電が制御されるヒータ４及びフロートスイッチ５
が設けられている。また温水タンク２に給水する水道管
６にはフロートスイッチ５により開閉制御される電磁弁
７が介挿設置される。しかして温水タンク２内には常に
所定温度の温水が略一定水位に貯えられる。８は温水タ
ンク２内の温度３を、被供給体としてなる前記ミキシン
グボウルに案内する供給管で、途中に電磁開閉弁９を備
える。そして販売信号による電磁開閉弁８の開弁により
一定量の温水３が温水タンク２からミキシングボウルへ
、その重力でもって流れ供給される。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで従来の温水供給装置■は、温水タンク２内の温
水をその重力を利用してミキシングボウルに供給するた
めに、ミキシングボウルより上方に設置する必要があり
、自動販売機内における諸装置や機器の配置を大きく制
約する不具合があった。

この発明はミキシングボウルなど温水被供給体より上方
に配置することを必要とせず、従って自動販売機内のレ
イアウトにおける上記不具合を解消できる温水供給装置
を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を遠戚するために、この発明によれば、温水タ
ンクに略一定水位に温水を貯え、この温水を供給管を介
してミキシングボウルなど被供給体に供給する自動販売
機の温水供給装置において、前記温水タンク内の前記温
水水面下に、前記供給管の入口が室内に開口し、室内と
前記温水タンク内とを連通させる連通孔を有する密閉室
状の小室を形成するとともに、前記連通孔に電磁開閉弁
を設け、かつ前記小室内に加圧空気を送り込むエアポン
プを設けるものとする。

〔作用〕

電磁開閉弁を一旦開弁して所定量の温水を温水タンクか
ら小室内に流入させる。次いで小室内に加圧空気を送る
ことによって、小室内の前記温水が供給管を通って被供
給体に向けて圧送される。

従って温水供給装置は設置場所が限定されず、前記レイ
アウトを制約することがなくなる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の実施例を示すもので、第２図と共通
あるいは同一の部分は同じ符号で示す。

第１図において、１１は温水タンク２の水面下に、伝熱
性隔壁によって密閉室状に形成される小室で、その底板
に室内を温水タンク内に連通させる連通孔１１ａを有し
、かつ温水３を前記ミキシングボウルに供給する供給管
８の一端が室内に開口する。尚この供給管は上下に摺動
可能に保持される。１２は！値開閉弁で、ソレノイド１
３、ソレノイド１３への通電により上向きに移動しかつ
下方に延びるロッド１４ａを有するプランジャ１４、ロ
ッド１４ａの下端に固着され連通孔１１ａを開閉する栓
１５、及び連通孔１１ａを閉塞する方向に栓１５を付勢
するばね１６により構成される。

１８は電磁弁１９の開閉を介して小室ｌｌ内に加圧空気
を送り込むエアポンプである。

前述の構成において、飲料自動販売機の設計時に、温水
タンク２は特に設置位置を選ばず機内の適当な空所を利
用して配置される。しかして温水供給装置１は販売待機
時に、ソレノイド１３が一旦通電され、小室ＩＩ内に所
定量の温水３が連通孔１１ａを通って導き入れられる。

飲料の販売信号を受けて電磁弁１９が開弁し、エアポン
プ１８より送り出される加圧空気が小室１１内に送り込
まれ、この加圧空気によって小室１１内の温水３が供給
管８内を圧送されてミキシングボウルに供給される。こ
のように一定量の温水３が加圧空気により圧送されるの
で、ミキシングボウルが温水タンク２の上方にあっても
温水３の供給は確実に行われる。又供給管８を上下に摺
動させてその下端開口位置を変えることにより、ミキシ
ングボウルに供給する温水３の量を調節することも可能
である。前記飲料の販売後温水供給装置３はソレノイド
１３への通電によって小室１１内に再び所定量の温水３
が導入貯留されて、販売待機状態となる。

飲料自動販売機には販売信号によりベンドステージ上に
、原料入りのカップが搬出されこのカップ内に温水を供
給ノズルから噴出させ、温水の水流により原料と温水と
を撹拌混合し飲料を調製するものがある。この場合カッ
プに供給する温水はポンプによって加圧する必要がある
。この発明による温水供給袋Ｗ１によれば、加圧空気に
よって温水が加圧供給されるので、ポンプを必要とする
ことなく、前記原料と温水とかカップ内で直接混合され
る飲料自動販売機に用いることができる。

〔発明の効果〕

この発明によれば、温水タンクに略一定水位に温水を貯
え、この温水を供給管を介してミキシングボウルなど被
供給体に供給する自動販売機の温水供給装置において、
前記温水タンク内の前記温水水面下に、前記供給管の入
口が室内に開口し、室内と前記温水タンク内とを連通さ
せる連通孔を有する密閉室状の小室を形成するとともに
、前記連通孔に電磁開閉弁を設け、かつ前記小室内に加
圧空気を送り込むエアポンプを設けるようにしたので、
温水タンクの設置位置に対する拘束条件が排除され、自
動販売機の機内レイアウトが温水タンクにより制約され
ることがなくなり、機内スペースが極めて有効に活用さ
れる。かつ販売信号により所定量の温水を確実に被供給
体に供給することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示す温水供給装置の断面図
、第２図は従来の温水供給装置の断面図である。 １・・・温水供給装置、２・・・温水タンク、３・・・
温水、８・・・供給管、１１・・・小室、ｌｌａ・・・
連通孔、１２・・・１を離開閉弁、 ８・・・エアポンプ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）温水タンクに略一定水位に温水を貯え、この温水を
   供給管を介してミキシングボウルなど被供給体に供給す
   る自動販売機の温水供給装置において、前記温水タンク
   内の前記温水水面下に、前記供給管の入口が室内に開口
   し、室内と前記温水タンク内とを連通させる連通孔を有
   する密閉室状の小室を形成するとともに、前記連通孔に
   電磁開閉弁を設け、かつ前記小室内に加圧空気を送り込
   むエアポンプを設けてなることを特徴とする自動販売機
   の温水供給装置。