JPH0390849A - 湿度素子 - Google Patents

湿度素子

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JPH0390849A
JPH0390849A JP22798489A JP22798489A JPH0390849A JP H0390849 A JPH0390849 A JP H0390849A JP 22798489 A JP22798489 A JP 22798489A JP 22798489 A JP22798489 A JP 22798489A JP H0390849 A JPH0390849 A JP H0390849A
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JP
Japan
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film
chitosan
moisture
moisture sensitive
hardened
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Pending
Application number
JP22798489A
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English (en)
Inventor
Takashi Tsugita
次田 隆志
Shinya Takeuchi
真也 竹内
Yasuhiro Maehashi
前橋 康裕
Mitsuhiko Sato
光彦 佐藤
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KATOKICHI KK
Shinei KK
Original Assignee
KATOKICHI KK
Shinei KK
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ス中の水分濃度に応じて抵抗値が変化する湿
度素子に関するものである。
〈従来の技術〉 通常、湿度素子には、水滴、酸、アルカリ、有機溶剤等
様々な雰囲気中における応答性、耐環境性が要求される
そして、この要求を満たすために感湿材料を変えたり、
又、感湿材料の表面に透湿性材料の薄膜を形成して耐環
境性を付与する手段がとられたりしでいる。しかし、こ
の場合でも上記薄膜を厚くすれば、耐環境性は向上する
が応答特性が悪くなり、両性質が互いに相反する。その
他、感湿材料中に疎水性材料、耐薬品性材料、及び耐有
機溶剤性の材料等を添加したり、あるいはこれらの各材
料を組合わせて添加したりすることが行なわれているが
、−船釣には上記各添加剤を使用すると素子インピーダ
ンスが高くなって低湿度領域の検出が不可能であり、こ
れらの問題解決の手段として、例えば、1個のビニル基
を有するビニルモノマーと反応性力チオニックモノマー
とを共重合させ、その重合体を架橋処理することにより
感湿素子としたもの例えば特公昭58−16467号が
ある。
そして、この場合上記感湿素子をメチルアルコール(5
0%水溶りに250時間接触させた時の相対湿度対イン
ピーダンス特性は第8図のようになり、又、ホルマリン
(5%水t8液)に250時間接触させた時の相対湿度
対インピーダンス特性は第9図の如くなり、更に脱イオ
ン水中に2時間接触させた時の相対湿度対インピーダン
ス特性は第10図のようになる。
又、アイオネンボリマー又は、他の形のポリマーとの混
合物又は共重合体よりなるWI膜を用いた湿度センサー
素子例えば特開昭60−113140号がある。
更に又、最近ではキトサン、アリル化カルボキシメチル
キチン等についての応用が見られでいる。
即ち、キチンは、甲殻類、IIM等の支持組織を形成し
ている直鎖の多糖であり全地球上で平間約1千億トンが
生物生産されると推測されている未使用有機RBとして
最大のものである。
セルロースの2位の水酸基が7セトアミド基に置換した
構造を有し、強酸、強アルカリまたは特殊な溶媒系を徐
いてほとんどの′a媒、薬品に対する耐性を有している
が逆に成型が困難であるため有効利用されていない。そ
こでキチンを可溶化するために様々な化学修飾が試みら
れており、その結果、水溶性あるいは溶媒可溶性の誘導
体が得られている。
アリル化カルボキシメチルキチンはキチンの6位の水酸
基をカルボキシメチル化し、更に、6位あるいは3位の
水酸基をアリル化したメタノールに可溶なキチンの誘導
体で、いったん乾燥すると不溶化する性質を持っている
キチンの7セト7ミド基を脱7セチル化して1級の7ミ
/基としたものがキトサンで、希酸に可溶なカチオン性
ポリマーである。
工業的には、水処理用の凝集剤として市販されている以
外はほとんど利用されておらず、その有効利用が各方面
で検討されでいる。
キトサンは、分子内に1級の7ミノ基を有するため親水
性が高く、感湿性の高分子材料として期待されている。
また、合成高分子に比べて耐有機溶媒性や耐アルカリ性
がはるかに大きく、更に様々な官能基を導入したり架橋
をすることによって耐酸性も付与できることが謂われで
いる。
そして、キトサン及びβ−プロピオラクトン化キトサン
を感湿高分子膜として使用した湿度素子が高分子論文集
、 Vo 1.44. No、 2 、PP、115 
・121(1987発行)に紹介されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、前記従来例の特公昭58−16487号ではそ
れぞれの特性図(m8図、第9図及V第10図)から明
らかなように、時間経過と共に特性が実線から点線状態
へ大きく推移し、不安定であることを示している。即ち
、応答特性、耐環境性共に十分ではなく、後者の特開昭
60−113140号では応答特性、再現性、高温特性
(l性図は添付せず)等は改曹されるが耐薬品性、耐有
機溶剤性などについては問題を残している。
又、高分子論文集に紹介されている湿度素子は、インピ
ーダンスが大きく実用化が困難である。
そこで本発明は上記従来例の欠点に対処し、水滴、酸、
アルカリ、有機溶剤等の雰囲ス中における応答性と耐環
境性の向上を図ると共に、再現性に優れた湿度素子を提
供しようとするものである。
<amを解決するための手段〉 感湿性高分子中にキトサンあるいはアリル化カルボキシ
メチルキチンを含有させるか、感湿膜表面に保W1aと
して該キトサンあるいは7リル化カルボキシメチルキチ
ンを外装せしめてなる。
く作用〉 キトサン又はアリル化カルボキシメチルキチンを感湿性
高分子物質中に含有あるいは感湿性高分子膜に被覆する
ことにより、キトサン又は7リル化カルボキシメチルキ
チンがもっている耐薬品性及び親水性が付与される。
〈実施例〉 以下、実施例を挙げて説明すると、感湿性高分子材料は
、次のようにして得られる。即ち、カチオニツクモ/マ
ーとして2−ヒドロキシ−3−メタクリルオキシプロピ
ルトリエチルアンモニウムクロライド100部、重合開
始剤として過酸化ベンゾイル2部、溶剤としてメタノー
ル100部を同一反応容器内で60〜70[’C]の温
度で杓12時間加熱攪件することにより窒素の置換を伴
って前記カチオニツクモ/マーの重合体を生威し、更に
、該カチオニツクモノマーの重合体を100部、架橋剤
として熱硬化性のメラミン樹脂100部、キトサンある
いはアリル化カルボキシメチルキチンを1部、それにメ
タノール1.50部及び増感剤として適量の2−メチル
アンソラキノン0.2部をそれぞれ添加して混合溶解す
ることにより感湿液が得られる。
次に、第1図、第2図に示すようにガラス又は絶縁性に
優れたアルミナ基板1の上面に適宜間隔をおいて一対の
櫛歯状電極2.2を対向貼設してこれにリード線5,5
を設けると共に、少なくとも該電極2,2の対向間隔を
覆うために、既に生成しておいた感湿液をスプレー、刷
毛、浸漬等の適宜手段に上って感湿膜3を形威し、これ
を通風乾燥した後紫外線照射を行って重合させ、更に1
20[℃]の温度で加熱硬化させ、更に硬化した該感湿
膜3の周囲に撥水性を付与するために、メラミン樹脂6
0[%J溶液中に浸漬して保護膜4を施し、空ス乾燥後
120[”CIの温度で約30分間加熱硬化することに
より湿度素子を完成するものである。
更に、上記素子の構成とは別に次のようにしても良い、
つまり、感湿膜3内にはキトサンあるいはアリル化カル
ボキシメチルキチンを含有させないで、キトサンの酢酸
水溶液あるいはアリル化カルボキシメチルキチンのメタ
ノール溶液を塗布、乾燥して保5i膜とするものである
。そして、キトサンの保護膜では架橋等の適当な化学処
理によって耐酸性を付与する。
このようにして感湿性のある高分子材料中にキトサンを
添加して得た湿度素子の相対湿度対インビーグンス特性
(耐メチルアルコール50[%1水溶t)の時間的変化
(250時間)をtjIJ3図に示したが、これより明
らかなように時間経過と共に実線から点線へと特性が推
移するが、その推移量は極めて少ないことが明瞭である
又、キトサンを保W1膜に用いた場合の湿度素子の相対
湿度対インピーダンス特性(耐ホルマリン5[%]水溶
液)の時間的変化(250時間)を第4図に示し、この
場合も明らかに時間A1道に伴う実線から点線への推移
量が少ないことが分かる。
又、第5図はキトサンと、アリル化カルボキシメチルキ
チンをそれぞれ保護膜とした場合の本発明素子の脱イオ
ン水中に2時間浸漬した場合の相対湿度対インビーグン
ス特性を示したものであり、本発明素子では殆ど経時推
移が見られな−。
以上述べたように、本発明素子は何れの条件におけるテ
ストでも着しい特性変化は認められな−。
〈発明の効果〉 本発明の湿度素子は、上述のように構成したことにより
、キトサンとアリル化カルボキシメチルキチンをそれぞ
れ感湿材に添加した素子では応答特性が、第6図の吸湿
過程へで示すように、従来例(実a)より本発明(点M
)は反応の立ち上がりが急峻であり、又、脱湿過程A゛
では従来例(実線)に比べて早期に湿式を放出し、速や
かに原状へ復帰し、再現性が優れていることを示してい
る。
更に、第7図に示すようにキトサンと、アリル化カルボ
キシメチルキチンを保護膜に添加した素子の応答特性は
、吸湿過程Bにおいて従来例(実#i)上り本発明(点
#i)で示す特性の立ち上がりが急峻であり、敏感に動
作することを示して〜する。
そして、脱湿過程B°では従来例(実#i)より本発明
(点#i)の方が急速に原状へ復帰していることを示し
ている。
その他、第3図(従来例のtjtJ8図と対比)に示す
ようにメチルアルコールや、第4図(従来例の第9図と
対比)に示すようにホルマリン、あるいはPt55図(
従来例のPt5lO図と対比)に示すように脱イオン水
などに対する耐性の時間的変化、即ち、実線から点線へ
の推移が少なく安定しているなど、何れの場合も頗る優
れた多くの特徴を有する発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至17図は、本発明の実施例を示し、第1図は
、素子の外装剥#l斜視図、 第2図は、完成品の中央縦断側面図、 第3図、第4図及び第5図は、それぞれ相対湿度対イン
ピーダンス特性図、 第6図及び第7図は、それぞれ本発明品と従来品の1時
間対相対湿度特性比較図、 第8図乃至j@10図は、それぞれ従来例の相対湿度対
インピーダンス特性図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、感湿性高分子中にキトサンを含有させたことを特徴
    とする湿度素子。 2、感湿性高分子中にアリル化カルボキシメチルキチン
    を含有させたことを特徴とする湿度素子。 3、感湿性高分子をキトサンにて外装したことを特徴と
    する湿度素子。 4、感湿性高分子をアリル化カルボキシメチルキチンに
    て外装したことを特徴とする湿度素子。
JP22798489A 1989-09-01 1989-09-01 湿度素子 Pending JPH0390849A (ja)

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JP22798489A JPH0390849A (ja) 1989-09-01 1989-09-01 湿度素子

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