JPH0390496A - 塵芥回収船 - Google Patents
塵芥回収船Info
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- JPH0390496A JPH0390496A JP22450389A JP22450389A JPH0390496A JP H0390496 A JPH0390496 A JP H0390496A JP 22450389 A JP22450389 A JP 22450389A JP 22450389 A JP22450389 A JP 22450389A JP H0390496 A JPH0390496 A JP H0390496A
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Landscapes
- Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、塵芥回収装置に係り、特に海、河川。
湖沼などの水面または水中に浮遊する塵芥の回収を行な
う船に関する。
う船に関する。
[従来の技術]
従来、海岸の海中や海底の沈積した塵芥の清掃作業を行
なう場合1回収船に吸い上げポンプを設置し、このポン
プに接続した回収パイプを水中に没し、パイプ先端の吸
い込み口から水底の塵芥を砂や水とともに一旦船上に吸
い上げるようにしていた。そして、船上では塵芥の篩い
分けを行ない、にごり水を河・海に投棄し、また砂と塵
芥の分別処理を行なって最終的に塵芥のみを回収廃棄す
るようにしていた。
なう場合1回収船に吸い上げポンプを設置し、このポン
プに接続した回収パイプを水中に没し、パイプ先端の吸
い込み口から水底の塵芥を砂や水とともに一旦船上に吸
い上げるようにしていた。そして、船上では塵芥の篩い
分けを行ない、にごり水を河・海に投棄し、また砂と塵
芥の分別処理を行なって最終的に塵芥のみを回収廃棄す
るようにしていた。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、従来の方法では、にごり水を河や海など
に投棄するため、投棄水域の拡散汚濁が生じ、自然破壊
を引き起こす問題があった。さらに、従来の回収装置で
は大型のポンプが必要となるばかりでなく、砂や水から
塵芥のみを回収するのは難しく、砂と塵芥の篩い分は装
置を吸い上げ装置と別に設置しなければならず、設備負
担が大きいという問題もあった。
に投棄するため、投棄水域の拡散汚濁が生じ、自然破壊
を引き起こす問題があった。さらに、従来の回収装置で
は大型のポンプが必要となるばかりでなく、砂や水から
塵芥のみを回収するのは難しく、砂と塵芥の篩い分は装
置を吸い上げ装置と別に設置しなければならず、設備負
担が大きいという問題もあった。
本発明は、上記従来の問題点に着目し、水域汚濁を発生
することなく、簡単な設備構成で海面や海中、あるいは
海底に埋没する塵芥のみを回収できる構造の塵芥回収装
置を提供することを目的とする。
することなく、簡単な設備構成で海面や海中、あるいは
海底に埋没する塵芥のみを回収できる構造の塵芥回収装
置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の課題を解決するために、本発明の塵芥回収船は、
運転室と機器室と塵芥収納室に区画形成された船体と、
該船体の左右両側に配設され、該船体を海面上に浮上さ
せる浮漂体と、 レーキ付きバースクリーンまたはレーキ付き網目型スク
リーンを該船体に対して上下動させる動力手段および塵
芥貯溜槽とからなる塵芥回収二ニットと、 前記レーキ付きバースクリーンまたはレーキ付き網目型
スクリーンの下部前方に配設された攪拌レーキおよび該
攪拌レーキの昇降装置と、前記塵芥収納室の上部に設け
た塵芥排出用の開閉扉と、 前記浮漂体の後部に設けた船体推進装置および操舵装置
と、 から構成した。
せる浮漂体と、 レーキ付きバースクリーンまたはレーキ付き網目型スク
リーンを該船体に対して上下動させる動力手段および塵
芥貯溜槽とからなる塵芥回収二ニットと、 前記レーキ付きバースクリーンまたはレーキ付き網目型
スクリーンの下部前方に配設された攪拌レーキおよび該
攪拌レーキの昇降装置と、前記塵芥収納室の上部に設け
た塵芥排出用の開閉扉と、 前記浮漂体の後部に設けた船体推進装置および操舵装置
と、 から構成した。
[作用]
本発明の塵芥回収船は、船体が前進することによって、
船体の両側に固設される一対の浮漂体(フロート)の間
に形成される水流により、海面または海中に浮遊する塵
芥が船体より海中に突設され、周回するレーキ付きバー
スクリーンまたはレーキ付き網目型スクリーン(以下ス
クリーン等という)で塵芥のみ捕集回収される。この作
業中上記スクリーンは水域の水深に合わせて昇降するこ
とができる。また、特に海底に埋没する塵芥で、前記の
スクリーン等のみでは捕集しにくい塵芥については、ス
クリーン等の前方下部に設けた攪拌レーキを海底中に圧
接して回転駆動することにより掘り起して水流に乗せ、
下流の前記スクリーン等で捕集回収することができる。
船体の両側に固設される一対の浮漂体(フロート)の間
に形成される水流により、海面または海中に浮遊する塵
芥が船体より海中に突設され、周回するレーキ付きバー
スクリーンまたはレーキ付き網目型スクリーン(以下ス
クリーン等という)で塵芥のみ捕集回収される。この作
業中上記スクリーンは水域の水深に合わせて昇降するこ
とができる。また、特に海底に埋没する塵芥で、前記の
スクリーン等のみでは捕集しにくい塵芥については、ス
クリーン等の前方下部に設けた攪拌レーキを海底中に圧
接して回転駆動することにより掘り起して水流に乗せ、
下流の前記スクリーン等で捕集回収することができる。
このようにして回収され塵芥貯溜槽に満杯となった塵芥
は、陸上へ戻り、所定の荷揚げ個所において塵芥開閉扉
よりグラブバケット等の荷役装置により排出される。
は、陸上へ戻り、所定の荷揚げ個所において塵芥開閉扉
よりグラブバケット等の荷役装置により排出される。
[実施例]
以下、図面に基づいて本発明の実施例の詳細について説
明する。
明する。
第1図〜第4図は、本発明の実施例を示し、第1図は側
面概略図、第2図は第1図のII −II視の平面概略
図、第3図はレーキ付きバースクリーンの斜視図、第4
図はレーキ付きバースクリーンの正面図を示す。
面概略図、第2図は第1図のII −II視の平面概略
図、第3図はレーキ付きバースクリーンの斜視図、第4
図はレーキ付きバースクリーンの正面図を示す。
図において、lは塵芥回収船、2は船体、3は浮漂体(
フロート)、4はレーキ付きバースクリーンまたはレー
キ付き網目型スクリーン(以下、スクリーン等という)
、5はグリズリ、6は塵芥貯溜槽、7は開閉扉、8は船
体の推進装置(スクリュー)、9は操舵装置、10はバ
ックミラー11は攪拌レーキ、12は攪拌レーキ用の昇
降装置を示す。
フロート)、4はレーキ付きバースクリーンまたはレー
キ付き網目型スクリーン(以下、スクリーン等という)
、5はグリズリ、6は塵芥貯溜槽、7は開閉扉、8は船
体の推進装置(スクリュー)、9は操舵装置、10はバ
ックミラー11は攪拌レーキ、12は攪拌レーキ用の昇
降装置を示す。
船体2は両側に浮漂体(フロート)3を固設し、運転室
2a、機器室2b、塵芥収納室2cに区画形成されてい
る。浮漂体3は船体2を海面より浮かせるため、FRP
(m維強化プラスチックス)で成形され内部が空洞とし
て空気を封入した形態で形成される。したがって、第2
図に示すように船体2が図の左方向へ進行するとき、船
体2の直下に右向きの水流が生じることになる。
2a、機器室2b、塵芥収納室2cに区画形成されてい
る。浮漂体3は船体2を海面より浮かせるため、FRP
(m維強化プラスチックス)で成形され内部が空洞とし
て空気を封入した形態で形成される。したがって、第2
図に示すように船体2が図の左方向へ進行するとき、船
体2の直下に右向きの水流が生じることになる。
船体2のほぼ中央部下部は開口しており、レーキ付きバ
ースクリーンまたはレーキ付き網目型スクリーン4が立
設され、かつ、第1図や第3図に示すように回転駆動さ
れるようになっており、背後にはグリズリ5を経由して
塵芥収納のための塵芥貯溜槽6が配設されている。レー
キ付きバースクリーンまたはレーキ付き網目型スクリー
ンは船体に対して上下動可能に進退動できる油圧シリン
ダ等の動力手段を有しており、水深に合わせて調整され
る。
ースクリーンまたはレーキ付き網目型スクリーン4が立
設され、かつ、第1図や第3図に示すように回転駆動さ
れるようになっており、背後にはグリズリ5を経由して
塵芥収納のための塵芥貯溜槽6が配設されている。レー
キ付きバースクリーンまたはレーキ付き網目型スクリー
ンは船体に対して上下動可能に進退動できる油圧シリン
ダ等の動力手段を有しており、水深に合わせて調整され
る。
以上のように、スクリーン等とグリズリと塵芥貯溜槽と
で構成される塵芥回収ユニットが収納される塵芥収納室
2Cの天井には、観音開き状の開閉扉7が設けられてい
る。
で構成される塵芥回収ユニットが収納される塵芥収納室
2Cの天井には、観音開き状の開閉扉7が設けられてい
る。
また、スクリーン等の前方下部には昇降装置12を有す
る攪拌レーキ11が配設され、昇降装置には、たとえば
油圧シリンダを使用して伸縮自在に進退動できる構成と
なっている。
る攪拌レーキ11が配設され、昇降装置には、たとえば
油圧シリンダを使用して伸縮自在に進退動できる構成と
なっている。
次に、レーキ付きバースクリーン4の構造の詳細につい
て説明する。
て説明する。
第3図は、レーキ付きバースクリーン4の斜視図であり
、第4図は正面図である。このバースクリーン22はそ
の一端が船体2の下部の海水側開口に位置され、他端が
船体2の塵芥収納室2C内に位置する長さとされ、第4
図の如く、複数のスクリーンパー24を平行に配置する
ことにより各スクリーンパー24の間に一定幅のバー間
隙26を形成したものである。このバースクリーン22
は回収した塵芥の搬送路として機能する。
、第4図は正面図である。このバースクリーン22はそ
の一端が船体2の下部の海水側開口に位置され、他端が
船体2の塵芥収納室2C内に位置する長さとされ、第4
図の如く、複数のスクリーンパー24を平行に配置する
ことにより各スクリーンパー24の間に一定幅のバー間
隙26を形成したものである。このバースクリーン22
は回収した塵芥の搬送路として機能する。
前記バースクリーン22を内蔵したレーキ付き/ムース
クリーン4内には、レーキ手段28も内蔵されている。
クリーン4内には、レーキ手段28も内蔵されている。
このレーキ手段28は、軸線上に回転中心が位置するよ
うに前記バースクリーン22の両端位置に設置されたス
プロケットホイール30.32を備えている。船体2側
のスプロケットホイール30は駆動側とされ、船体2に
装備された駆動装置(図示せず)と歯車減速装置あるい
はチェーンなどの巻き掛は伝達手段を介して連結されて
いる。このような両端のスプロケットホイール30.3
2には、第3図に詳細に示したように、リンクチェーン
36が巻き掛けられており、船体2が塵芥回収状態にあ
るときのリンクチェーン36の上部側が塵芥の上方搬送
側となるように駆動方向が設定されている。そして、か
かるリンクチェーン36はバースクリーン22を挟むよ
うにその側縁に沿って一対配置され、両側のリンクチェ
ーン36は爪保持ロッド38により連結されて同期的に
駆動されるようになっている。爪保持ロッド38はリン
クチェーン36の搬送方向に沿って一定間隔をおいて平
行に取り付けられ、さらに当該爪保持ロッド38には前
記バースクリーン22のバー間隙26に対応する複数の
レーキ(掻き上げ爪)40が設けられている。すなわち
、レーキ40は両側のリンクチェーン36にかけ渡され
た爪保持ロッド38により貫通支持され、片側は外面に
突出し、もう一方は内側へ向いておりバースクリーン2
2のバー間隙26を摺動通過するよう構成されている。
うに前記バースクリーン22の両端位置に設置されたス
プロケットホイール30.32を備えている。船体2側
のスプロケットホイール30は駆動側とされ、船体2に
装備された駆動装置(図示せず)と歯車減速装置あるい
はチェーンなどの巻き掛は伝達手段を介して連結されて
いる。このような両端のスプロケットホイール30.3
2には、第3図に詳細に示したように、リンクチェーン
36が巻き掛けられており、船体2が塵芥回収状態にあ
るときのリンクチェーン36の上部側が塵芥の上方搬送
側となるように駆動方向が設定されている。そして、か
かるリンクチェーン36はバースクリーン22を挟むよ
うにその側縁に沿って一対配置され、両側のリンクチェ
ーン36は爪保持ロッド38により連結されて同期的に
駆動されるようになっている。爪保持ロッド38はリン
クチェーン36の搬送方向に沿って一定間隔をおいて平
行に取り付けられ、さらに当該爪保持ロッド38には前
記バースクリーン22のバー間隙26に対応する複数の
レーキ(掻き上げ爪)40が設けられている。すなわち
、レーキ40は両側のリンクチェーン36にかけ渡され
た爪保持ロッド38により貫通支持され、片側は外面に
突出し、もう一方は内側へ向いておりバースクリーン2
2のバー間隙26を摺動通過するよう構成されている。
したがって、スプロケットホイール30.32の回転に
よりリンクチェーン36が駆動され、これに伴ってレー
キ(掻き上げ爪)40も周回駆動される。
よりリンクチェーン36が駆動され、これに伴ってレー
キ(掻き上げ爪)40も周回駆動される。
ここで、前記バースクリーン22はリンクチェーン36
の上方搬送面よりやや内側に平行設置され、上下両端は
各々スブロケッ)30 、32の回転軸31.33に軸
受31a、33aを介して固定される。掻き上げ爪40
を備えた爪保持ロッド38がバースクリーン22の上面
を走行するようにしている。そして、掻き上げ爪40は
パースクリーン22上を走行するに際してバースクリー
ン22の搬送面と直交するように起立し、かつ下半部が
バー間隙26内に嵌入した状態で走行するように爪保持
ロッド38に取り付けられている。このようなレーキ(
掻き上げ爪)40はバースクリーン22上を走行する状
態で掻き上げられた塵芥が脱落しないように、搬送下流
側に向けて部分的あるいは全体的に湾曲させた形状にし
ている。
の上方搬送面よりやや内側に平行設置され、上下両端は
各々スブロケッ)30 、32の回転軸31.33に軸
受31a、33aを介して固定される。掻き上げ爪40
を備えた爪保持ロッド38がバースクリーン22の上面
を走行するようにしている。そして、掻き上げ爪40は
パースクリーン22上を走行するに際してバースクリー
ン22の搬送面と直交するように起立し、かつ下半部が
バー間隙26内に嵌入した状態で走行するように爪保持
ロッド38に取り付けられている。このようなレーキ(
掻き上げ爪)40はバースクリーン22上を走行する状
態で掻き上げられた塵芥が脱落しないように、搬送下流
側に向けて部分的あるいは全体的に湾曲させた形状にし
ている。
なお、以上述べたレーキ付きバースクリーン4は海中の
水深に合わせて機器全体を上下動できるように油圧シリ
ンダなどの動力手段で昇降可能に往復動できるよう、レ
ーキ付きバースクリーン4と船体2に固設するサポート
との間に油圧シリンダを配設した上下動可能な動力手段
を設ける。すなわち、例えばスプロケット30の駆動軸
の軸受と船体2に接続するサポートとの間に油圧シリン
ダを配設することで上下動させることができる。
水深に合わせて機器全体を上下動できるように油圧シリ
ンダなどの動力手段で昇降可能に往復動できるよう、レ
ーキ付きバースクリーン4と船体2に固設するサポート
との間に油圧シリンダを配設した上下動可能な動力手段
を設ける。すなわち、例えばスプロケット30の駆動軸
の軸受と船体2に接続するサポートとの間に油圧シリン
ダを配設することで上下動させることができる。
また、レーキ付きバースクリーン4は左右両側のリンク
チェーン36の1ピツチ毎に連続して連結された枠体に
網目を張架し、かつ、枠体下端に枠体よりほぼ直交して
外側に突設されたレーキを複数本とりつけた。レーキ付
き網目型のスクリーンとしても良い。
チェーン36の1ピツチ毎に連続して連結された枠体に
網目を張架し、かつ、枠体下端に枠体よりほぼ直交して
外側に突設されたレーキを複数本とりつけた。レーキ付
き網目型のスクリーンとしても良い。
以上のように構成された本発明の塵芥回収船の作動につ
いて説明する。
いて説明する。
まず、水深に合わせてスクリーン等を上下動の調整をし
たうえ、回転駆動しながら船体2の推進装置8を駆動し
て前進し、レーキ付きバースクリーン4の回転駆動によ
りレーキ40ですくい上げた塵芥を順次頂部のスプロケ
ット30で反転してグリズリ5を摺動させた後、塵芥貯
溜槽6へ収納する。この間、塵芥と同時にすくい上げた
砂や水分は途中で落下して塵芥貯溜槽6へ入ることはな
いか、あるいはあっても僅かな量に抑制できる。
たうえ、回転駆動しながら船体2の推進装置8を駆動し
て前進し、レーキ付きバースクリーン4の回転駆動によ
りレーキ40ですくい上げた塵芥を順次頂部のスプロケ
ット30で反転してグリズリ5を摺動させた後、塵芥貯
溜槽6へ収納する。この間、塵芥と同時にすくい上げた
砂や水分は途中で落下して塵芥貯溜槽6へ入ることはな
いか、あるいはあっても僅かな量に抑制できる。
また、海中や浅海(たとえば1m〜3mまでの水深のと
ころ)では、水深に合わせてレーキ付きバースクリーン
3の下端を海底に接触させたうえ、第1図や第3図に示
すように、推進装置8の駆動により低速で前進しながら
、レーキ付きバースクリーン4を駆動して、海水中や海
底に存在する塵芥を回収する。
ころ)では、水深に合わせてレーキ付きバースクリーン
3の下端を海底に接触させたうえ、第1図や第3図に示
すように、推進装置8の駆動により低速で前進しながら
、レーキ付きバースクリーン4を駆動して、海水中や海
底に存在する塵芥を回収する。
特に、海底内に埋没する塵芥を回収する場合には、レー
キ付きバースクリーン4の最下端を海底に接地させ、か
つ、攪拌レーキ11の昇降装置12の油圧シリンダを押
し下げていくらか海底中の砂質層の中へ埋没させた後、
攪拌レーキ11を回転駆動して埋没した塵芥を掘り起こ
したあと、海水の流れにより後面に配設されるレーキ付
きバースクリーン(または網目型スクリーン)によって
同様に塵芥を回収することができる。
キ付きバースクリーン4の最下端を海底に接地させ、か
つ、攪拌レーキ11の昇降装置12の油圧シリンダを押
し下げていくらか海底中の砂質層の中へ埋没させた後、
攪拌レーキ11を回転駆動して埋没した塵芥を掘り起こ
したあと、海水の流れにより後面に配設されるレーキ付
きバースクリーン(または網目型スクリーン)によって
同様に塵芥を回収することができる。
なお、海中や海底の塵芥の捕集状況を把握するため、要
所に水中カメラを布設してもよい。
所に水中カメラを布設してもよい。
以上のようにして回収作業を続行し、塵芥貯溜槽6に塵
芥が満了となった時点で、陸上の排出個所へ戻り、開閉
扉7を開扉して、グラブバケット等の荷投機械により塵
芥を排出する。
芥が満了となった時点で、陸上の排出個所へ戻り、開閉
扉7を開扉して、グラブバケット等の荷投機械により塵
芥を排出する。
以上述べたように、本発明の海岸用塵芥回収船において
は、海面や海中・や海底の塵芥を容易に運転者の操作に
より機械的に連続して回収を図ることができるとともに
、砂や海水から塵芥のみを能率的に分別回収できる。ま
た、海中においては、浮遊する塵芥や海底にある塵芥を
静かにすくい上げる動作で回収できるので、比較的海域
の汚濁が少ない。
は、海面や海中・や海底の塵芥を容易に運転者の操作に
より機械的に連続して回収を図ることができるとともに
、砂や海水から塵芥のみを能率的に分別回収できる。ま
た、海中においては、浮遊する塵芥や海底にある塵芥を
静かにすくい上げる動作で回収できるので、比較的海域
の汚濁が少ない。
[発明の効果コ
以上説明したように、本発明に係る海岸用塵芥回収船に
よれば、船体に収容された上下動可能なレーキ付きバー
スクリーンまたはレーキ付き網目型スクリーンと開扉可
能な開閉扉を持つ塵芥貯溜槽からなる塵芥回収ユニット
とから構成した塵芥回収船としたので、砂や水分から塵
芥のみを選別的に回収できるとともに、特に、海底に埋
没した塵芥も攪拌レーキで掘起こすことにより、塵芥を
自動的に効率良く回収できる。
よれば、船体に収容された上下動可能なレーキ付きバー
スクリーンまたはレーキ付き網目型スクリーンと開扉可
能な開閉扉を持つ塵芥貯溜槽からなる塵芥回収ユニット
とから構成した塵芥回収船としたので、砂や水分から塵
芥のみを選別的に回収できるとともに、特に、海底に埋
没した塵芥も攪拌レーキで掘起こすことにより、塵芥を
自動的に効率良く回収できる。
また、レーキで塵芥のみをすくい上げるだけの動作であ
るため著しく海域を汚濁させることはない。
るため著しく海域を汚濁させることはない。
第1図〜第4図は、本発明の実施例を示し、第1図は側
面概略図、第2図は第1図のII −II視の平面概略
図、第3図はレーキ付きバースクリーンの斜視図、第4
図はレーキ付きバースクリーンの正面図を示す。 1・・・・・・塵芥回収船、 2・・・・・・船体、
2a・・・運転室、 2b・・・機器室、2C・
・・塵芥収納室、 3・・・・・・浮漂体(フロート)、 4・・・・・・レーキ付きバースクリーンまたはレーキ
付S網目型スクリーン、 5・・・・・・グリズリ、 6・・・・・・塵芥貯
溜槽、7・・・・・・開閉扉、 8・・・・・
・推進装置、9・・・・・・操舵装置、 11・・
・・・・攪拌レーキ、12・・・・・・昇降装置。
面概略図、第2図は第1図のII −II視の平面概略
図、第3図はレーキ付きバースクリーンの斜視図、第4
図はレーキ付きバースクリーンの正面図を示す。 1・・・・・・塵芥回収船、 2・・・・・・船体、
2a・・・運転室、 2b・・・機器室、2C・
・・塵芥収納室、 3・・・・・・浮漂体(フロート)、 4・・・・・・レーキ付きバースクリーンまたはレーキ
付S網目型スクリーン、 5・・・・・・グリズリ、 6・・・・・・塵芥貯
溜槽、7・・・・・・開閉扉、 8・・・・・
・推進装置、9・・・・・・操舵装置、 11・・
・・・・攪拌レーキ、12・・・・・・昇降装置。
Claims (1)
- (1)運転室と機器室と塵芥収納室に区画形成された船
体と、 該船体の左右両側に配設され、該船体を海面上に浮上さ
せる浮漂体と、 レーキ付きバースクリーンまたはレーキ付き網目型スク
リーンを該船体に対して上下動させる動力手段および塵
芥貯溜槽とからなる塵芥回収ユニットと、 前記レーキ付きバースクリーンまたはレーキ付き網目型
スクリーンの下部前方に配設された攪拌レーキおよび該
攪拌レーキの昇降装置と、 前記塵芥収納室の上部に設けた塵芥排出用の開閉扉と、 前記浮漂体の後部に設けた船体推進装置および操舵装置
と、 からなる塵芥回収船。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22450389A JPH0390496A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 塵芥回収船 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22450389A JPH0390496A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 塵芥回収船 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0390496A true JPH0390496A (ja) | 1991-04-16 |
Family
ID=16814820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22450389A Pending JPH0390496A (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 塵芥回収船 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0390496A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108547270A (zh) * | 2018-03-14 | 2018-09-18 | 合肥银创宏达机器人有限公司 | 一种河道清理装置 |
-
1989
- 1989-09-01 JP JP22450389A patent/JPH0390496A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108547270A (zh) * | 2018-03-14 | 2018-09-18 | 合肥银创宏达机器人有限公司 | 一种河道清理装置 |
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