JPH0389954A - 厨芥処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、ディスポーザで粉砕された厨芥を処理する
装置に関するものである。

［従来の技術］ ディスポーザは、野菜くず等の厨芥を回転刃により粉砕
して下水道に排出する機器であることは周知である。し
かし、厨芥の粉砕物を下水道に流すことは、下水道が詰
まったりすることがあるので、下水処理設備が完備した
ところでないと使用はできない。特に、高層住宅では、
多くがその使用を禁止されている。

そこで、粉砕した厨芥をそのまま下水道に流すことなく
、排水系とは別に分離して処理する装置が、例えば特願
昭６３−２５８７５５号により提案されている。

第３図は従来の厨芥処理装置を示す縦断側面図である。

図中、（１）は流し台、（２）はシンク、（３）は給水
栓、（４）はシンク（２）の下方に設置されたディスポ
ーザで、シンク（２）に開口する投入口（５ａ）を有す
る粉砕槽（５）と、粉砕槽（５）内に配置された回転刃
（６）と、回転刃（６）を原動するモータ（７）を有し
ている。（８）は粉砕槽（５）に接続されてＳ字状に形
成され粉砕物を搬送する搬送管、（９）は搬送管（８）
が接続された水切り室、（１０）は水切り室（９）内に
設けられた水切りドラムで、円筒状に形成されその側面
に多数の小穴からなる水切り穴（図示しない）を有して
いる。（］１）は上記水切り穴から落下する水を受ける
水受けで、水受け（１１）の下部は排出管（１２）に接
続され、排出管（１２）と粉砕槽（５）の下部とは排水
管（１３）で接続されている。（１４）は水切りドラム
（１０）の外側面を押圧する水切りローラ、（１５）は
ごみ袋受け、（１６）はごみ袋受け（１５）内に収納さ
れ水切り室（９）の先端部に接続されたごみ袋である。

従来の厨芥処理装置は上記のように構成され、投入口（
５ａ）から厨芥を水と共に粉砕槽（５）に投入し、モー
タ（７）を回転させると、厨芥は回転刃（６）により粉
砕される。粉砕物は回転刃（６）の圧送作用で、搬送管
（８）を通って水切り室（９）に至り、水切りドラム（
１０）の上に水と共に落下する。そして、粉砕物中の水
分は、水切りドラム（１０）の水切り穴を通って水受け
（１１）に収容され、排出管（１２）を通って下水管に
排出される。なお、粉砕槽（５）から搬送管（８）へ入
る水の一部も、排水管（１３）から排出管（］２）へ排
出される。

一方、水切りドラム（１０）は矢印方向へ回転している
ので、水切りドラム（１０）ｕ二に落下した粉砕物は、
水切りローラ（１４）側へ移動する。そして、水切りド
ラム（１０）で自然脱水された粉砕物は、更に水切りロ
ーラ（１４）で水分が絞られ、ごみ袋（１６）内に落下
する。粉砕物が蓄積されたごみ袋（１６）は、その開口
部がシールされて捨てられる。

このようにして、厨芥の粉砕物は、排水系とは別に分離
して処理され、粉砕物を下水道に流すことはないので、
下水道の完備していないところや高層住宅でも使用が可
能となる。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のような従来の厨芥処理装置では、ディスポーザ（
４）で粉砕された厨芥の粉砕物を、水切り室（９）へ搬
送し、水切りドラム（１０）及び水切りローラ（１４）
で脱水して送出するようにしているため、ディスポーザ
（４）の処理能力と水切りドラム（１０）の処理能力に
差が生しるという問題点がある。すなわち、ディスポー
ザ（４）による厨芥の粉砕動作は通常短時間で終了する
のに対し、水切り１〜ラム（１０）及び水切りローラ（
１４）による粉砕物の脱水動作は長時間を要するため、
いつでもディスポーザ（４）による厨芥処理ができるわ
けではなく、ディスポーザ（４）の使用が制約されると
いう問題点がある。

この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
、厨芥が発生したときは、いつでもディスポーザを使用
することができ、使用」二の制約をなくすことができる
ようにした厨芥処理装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る厨芥処理装置は、ディスポーザと水切り
ドラムの間に、粉砕物を蓄積するタンクと、このタンク
内の粉砕物を水切りドラムの方へ送出するポンプとを設
けたものである。

［作　用］ この発明においては、厨芥の粉砕物をタンク内に蓄積し
、これをポンプにより水切りドラムの方へ送出するよう
にしたため、ディスポーザで処理された粉砕物は一時的
にタンクに蓄積された後送出され、ディスポーザでの処
理とは独立している。

［実施例］ 第１図及び第２図はこの発明の一実施例を示す図で、第
↓図は縦断側面図、第２図は回路図であり、従来装置と
同様の部分は同一符号で示す。

図中、（２１）は搬送管（８）に接続され搬送された粉
砕物を蓄積するタンクで、排出管（１２）に通じるオー
ハフローロ（２１ａ）を有している。（２２）はタンク
（２１）内の水位を検出する水位検知器、（２３）はタ
ンク（２１）の底部に設置されタンク（２１）内の粉砕
物及び水を送出するポンプ、（２４）はポンプ（２３）
の吐出口に接続された乾燥室で既述の水切りドラム（１
０）が配置されている。（２５）は水切りドラム（１０
）に送風する送風機、（２６）は送風機（２５）と水切
りドラム（１０）の間に配置されたヒータ、（２７）は
乾燥室（２４）内に装着され先端部が水切りドラム（１
０）の側面と接触するワイパ、（２８）は流し台（］）
の底面に設置されたごみ容器、（２９）はごみ容器（２
８）内に一定時間内に粉砕物の落下があると動作する乾
燥ごみ検知器である。

第２図中、（ＩＯＡ）は水切りドラム（１０）を踵動す
るモータ、（３１）は電源プラグ、（３２）は電源スイ
ッチ、　（３３）は付勢さ４しると接点（３３ａ）を一
定時間閉成及び一定時間開放させる動作を繰り返すモー
タタイマである。

次に、この実施例の動作を説明する。

今、電源プラグ（３１）は電源に接続されているものと
し、使用者が厨芥を水と共に投入口（５ａ）から粉砕槽
（５）に投入し、電源スィッチ（３２）を投入すると、
モータ（７）は回転し、厨芥は粉砕される。

粉砕が終了して（音が低くなる）、電源スィッチ（３２
）を遮断すれば、モータ（７）は停止する。

一方、粉砕物は読込のように敞送管（８）へ送出され、
タンク（２１）内に水と共に蓄積されて行く。

タンク（２１）内の水位が上昇して、水位検知器（２２
）が動作すると、モータタイマ（３３）が付勢され、接
点（３３ａ）は一定時間閉成、一定時間開放し、ポンプ
（２３）を間欠運転する。これで、タンク（２■）内の
粉砕物は、少量ずつ乾燥室（２４）へ搬送される。なお
、タンク（２１）内の余分な増水分は、オーバフロＤ（
２］ａ）から排出管（１２）へ流される。

同時に、水切りドラム用モータ（ＩＯＡ）、ヒータ（２
６）及び送風機（２５）にも給屯され、水切り１〜う１
１（１０）は回転し、これにヒータ（２Ｇ）で加熱され
た温風が供給される。これで、水切りドラム（１０）ｊ
二に落下した粉砕物は、上記水切り穴により自然脱水さ
れ、場所を移動して上記温風により乾燥される。

更に、水切りドラム（１０）が回転すると、乾燥した粉
砕物はワイパ（２７）によりかき落され、ごみ容器（２
８）内に蓄積される。かき残された粉砕物は、水切りド
ラム（１０）の回転により水受け（１］）に入り、ここ
で水切りドラム（１０）により落下した排水により洗わ
れる。

水位検知器（２２）又は乾燥ごみ検知器（２９）が共に
閉成していれば、上記乾燥運転は継続される。タンク（
２１）内から粉砕物及び水が送出されて水位検知器（２
２）が開放し、かこごみ容器（２８）に一定時間内に落
下する粉砕物がなくなって乾燥ごみ検知器（２９）が開
放すると、ポンプ（２３）、モータタイマ（３３）、水
切りドラム用モータ（］ＩＯＡ、ヒータ（２６）及び送
風機（２５）は断電され、乾燥運転は停止する。

このようにして、ディスポーザ（４）による粉砕物は、
−時的にタンク（２Ｉ）に蓄積されるため、粉砕物の乾
燥運転中でも、自由に実行可能である。

また、ごみ容器（２８）には］−か月分程度の乾燥ごみ
を蓄積することが可能である。

［発明の効果コ 以上説明したとおりこの発明では、ディスポーザと水切
り１〜ラムの間に、粉砕物を蓄積するタンクと、このタ
ンク内の粉砕物を水切りドラムの方へ送出するポンプと
を設けたので、ディスポーザで処理された粉砕物は一時
的にタンクに蓄積された後送出され、ディスポーザでの
処理とは互いに独立しており、厨芥が発生したときは、
いつでもディスポーザを使用することができ、使用上の
制約をなくすことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図はこの発明による厨芥処理装置の一実
施例を示す図で、第１図は縦断側面図、第２図は回路図
、第３図は従来の厨芥処理装置を示す縦断側面図である
。 図中、（４）はディスポーザ、（１０）は水切りドラム
、（２１）はタンク、（２３）はポンプである。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代 理 人 大 岩 増 雄 第 １ 図 デ゛イスボーす°゛ ７］（ｔｙ）ソドラム タンク ７ｔｓ’ンフ。 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 厨芥をディスポーザで粉砕し、この粉砕物を側面に複数
   の水切り穴を有し回転する水切りドラム上に落下させて
   脱水して送出するものにおいて、上記ディスポーザと上
   記水切りドラムの間に、上記粉砕物を蓄積するタンクと
   、このタンク内の上記粉砕物を上記水切りドラムの方へ
   送出するポンプとを設けたことを特徴とする厨芥処理装
   置。