JPH0389116A - 精錬炉用秤量装置 - Google Patents

精錬炉用秤量装置

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JPH0389116A
JPH0389116A JP22546389A JP22546389A JPH0389116A JP H0389116 A JPH0389116 A JP H0389116A JP 22546389 A JP22546389 A JP 22546389A JP 22546389 A JP22546389 A JP 22546389A JP H0389116 A JPH0389116 A JP H0389116A
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JP
Japan
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furnace
furnace body
furnace casing
load
tons
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Pending
Application number
JP22546389A
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English (en)
Inventor
No Nishino
西野 濃
Genji Kanetani
弦治 金谷
Junichi Fukumi
純一 福味
Chihiro Taki
滝 千尋
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、精錬炉用秤量装置に関する。
[従来の技術] 第6図は、従来の転炉と称せられる精錬炉である。図中
1は、炉体である。炉体1は、炉体本体を構成する煉瓦
層2と煉瓦層2の表面を覆う鉄皮3とで構成されている
。炉体1は、トラニオンリング4によって支持されてい
る。すなわち、トラニオンリング4は、炉体1の胴部に
嵌着されている。そして、炉体1の上部周面に溶接され
た支持装置5を介して炉体1がその自重によってトラニ
オンリング4上に支持されている。支持装置5は、トラ
ニオンリング4上に突出した凸部6の穴の部分にコツタ
ー7と呼ばれるテーパーの付いた板を挿着してトラニオ
ンリング4と一体に固定されている。この結果、精錬炉
の正立時、傾動時、或いは転倒時にあっても炉体1が脱
落しないようになっている。なお、図中8は、下部に取
り付けられた支持装置であり、傾動・転倒時の横ブレを
防止する目的で取付けられている。
また、操業の際には、トラニオンリング軸9を回転軸に
して炉体1を炉前側に約45度傾斜させてスクラップ、
溶銑等の原料を装入するようになっている。この後、再
び炉体1を元の正立状態に戻して精錬を行なう。精錬後
には、トラニオンリング軸9を回転軸にして炉体1を炉
後側に約90度傾斜させて溶鋼を排出する。更に、精錬
時に発生したスラグを排出するために、再び炉体1を炉
前側に90〜180度転倒させる作業がある。
このように操業される精錬炉の溶湯量を把握する目的で
、第7図(A)に示す如く、荷重計11が組み込まれて
いる。
而して、正立時には、炉体1は、上部の支持装置5と複
数個の荷重計11(通常、炉体1の周面の4箇所に設け
られている)を介してトラニオンリング4上に載置され
ている。
また、傾動時には、第7図(C)に示す如く、トラニオ
ンリング4に固定されたコ字型のストッパー50で支持
装置15を押さえることによって炉体1の横ずれを防止
するようになっている。
更に、転倒時には、トラニオンリング4の下面と連結さ
れている複数本のスタットボルト12により、炉体1の
自重を支え落下防止を計っている。
このスタットボルト12の上部には、転倒時の異常荷重
、衝撃荷重を緩和させる目的で皿バネ13が設けられて
いる。皿バネ13は、180トンの荷重が設定されてお
り、それ以上の荷重によって撓んで荷重を吸収するよう
になっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述のような従来の荷重計11によるも
のでは次のような問題がある。
■炉体1の熱膨張により、荷重計11の受は面14とス
タットボルト12の受は面15との間隔が大きくなる。
この結果、スタットボルト12を下部で固定しているボ
ルト16の部分に隙間ができる。例えば両受は面14.
15の間隔が1440mmで500℃の温度の場合、こ
の隙間は8mm程度にもなる。この結果、炉体1の転倒
時に衝撃荷重が発生する。更にこのような現象は、スタ
ットボルト12自身の熱膨張によって助長される。
この対策として、スタットボルト12の下部のボルト1
6の締め付は調整を頻繁に行わなければならない。
■また、炉体1は、内部の煉瓦層2の熱膨張による内圧
によって鉄皮3がクリープ変形を起こすため、第7図(
B)に破線で示す如く、トラニオンリング4と炉体1間
の隙間が次第に狭くなってしまう。そしてこの隙間が無
くなった時点が炉体1の寿命と考えられている。つまり
、トラニオンリング4と炉体1間の隙間をできるでけ大
きくする必要がある。このため、第7図(A)に破線で
示す如く、この領域にスタットボルト12が存在すると
、さらにこの隙間が狭くなり、炉体1の寿命を低下させ
ることになる。
この結果、短い寿命で頻繁に炉体1を部分的にまたは全
体を交換しなければならない問題あった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、炉体転
倒時に熱膨張に起因して発生する衝撃を回避すると共に
、長寿命で炉体使用することができる精練炉用秤量装置
を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、炉体の外周部に嵌装された環状体と、前記外
周部の所定部分に突設された支持装置と、該支持装置と
前記環状体との間に介在された口・ソドと、該ロッドに
取り付けられた弾性部材の弾性作用を利用して所定の圧
縮力を受容するように前記支持装置と前記環状体との対
向した領域内に設けられた秤量計と、前記ロッドの冷却
機構とを具備することを特徴とする精錬炉用秤量装置で
ある。
[作用] 本発明にかかる精錬炉用秤量装置によれば、炉体の外周
部に嵌装された環状体と、炉体の外周部に突設された支
持装置との間に直接秤量計を設けているので、炉体占有
空間の自由度を大きくして炉体を長寿命で使用すること
ができる。また、秤量計の上下面に圧縮荷重を加えるの
で、隙間及び衝撃の発生を防止できる。また、ロッドの
冷却機構を設けているので、秤量精度を高めることがで
きる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。第1図は、本発明の一実施例の精錬炉用秤量装置を適
用した精練炉を示す説明図、第2図は、同実施例の精錬
炉用秤量装置の構成を示す説明図である。なお、第6図
にて示した精練炉と同一部分については同符号を付して
詳細な説明は省略する。
この精練炉を構成する炉体1の周面の上部の所定の4箇
所には、支持装置5が設けられている。
この支持装置5に対応して炉体1の局面の下部の4箇所
にも支持装置8が設けられている。各々の支持装置5と
トラニオンリング4間には、秤量計20が介在されてい
る。秤量計20は、第2図(A)に示す如<、トラニオ
ンリング4上に設けられた球面座20aと支持装置5の
直下に介在させたローラー20bによってスラスト荷重
20cを逃がすようにして設けられている。さらに詳し
くは第2図(B)に示す如く、トラニオンリング4上に
は、所定間隔で2本のロッド21.21が立設されてい
る。ロッド21.21の先端部は、支持装置5の底部を
貫挿し、この先端部に皿バネ22.22が貫挿されてい
る。また、ロッド21.21の先端面の部分には、バネ
押え23.23が取り付けられている。これらのロッド
21.21、皿バネ22.22、バネ押え23.23は
、防熱板24.25で囲まれた内部に収容されている。
防熱板24.25には、所定圧の空気を取り入れる開口
部26が設けられている。さらに、ロッド21.21の
内部には、水等の冷却液27が循環するようになってい
る。また、支持装置5の外側のトラニオンリング4上に
は、精練炉の傾動時の横ずれを防止するためのサイドガ
イド28が設けられている。このようにして精錬炉用秤
量装置30が構成されている。
この精錬炉用秤量装置30の場合、第3図(A)に示す
如く、空の状態の炉体体重が800トン、溶湯ff12
00トンとすると、1箇所の支持部での炉体型は溶湯の
ない状態で200トンとなる。ロッド21の皿バネ22
.22は、1本当り110トンの押付力が働くように圧
縮してバネ押さえ23.23によって固定されている。
従って、ロッド21.21には、引張力110トンが働
き秤量計20には炉体の空重量200とトンさらにロッ
ド21.212本分のバネ圧縮荷重220トンが加わり
合計420トンの荷重が加わる。
ここで、皿バネ22.22の設定荷重は、2つ合わせて
炉体重量200トンより大きいこととする。これは炉体
1を転倒させた時にも秤量計20の上下面に隙間を生じ
させないように圧縮荷重を発生させるためである。ここ
では秤量計20の1個当り20トン、すなわち、皿バネ
22.22の1本当り10トンの圧縮力が最低でも加わ
るように設定されている。最低荷重は、隙間を生じさせ
ないために必要であり、1トンでも良い。ただし、この
実施例で炉体1は煉瓦層の溶損、地金付着等によって重
量の増減があることを考慮して安全上20トンとしてい
る。
また、内容量の把握が目的であるため、1箇所の支持部
で420トンの荷重を秤量計20が計測する状態を原点
となるように、4つの荷重値を加算した1680トンを
0トンとする補正を行う。
次に、溶湯が200トン入った状態では、第3図(B)
に示す如く、その1/4の荷重50)ンが1個の秤量計
20に加わり470トンとなる。
そして、4つの荷重を加算し補正すると内容f:に20
0トンの指示値が得られる。
更に、精練炉の傾動時にはサイドガイド28によって横
ずれが防止される。転倒時には、第3図(C)に示す如
く、2本のロッド21.21のバネ荷重の合計値220
トンが炉空重量200トンより大きいため、秤量計20
の上下面には最低でも20トンの圧縮荷重が加わってお
り、隙間は発生しない。
なお、精練過程で発生する熱に対しては、冷却液27等
によるロッド21.21の冷却が行われるため、ロッド
21.21に伝わって熱膨張を起こし皿バネ22.22
の設定荷重が減少し、秤量計20に加わる圧縮荷重が小
さくなって溶湯重量があたかも減少したような誤差を招
くことはない。
このようにこの精錬炉用秤量装置は、トラニオンリング
4上に直接秤量計20を設けているので、炉体1とトラ
ニオンリング4との間隔を十分に大きくとることができ
る。これによって炉体1の延命を計ることができる。同
様の理由により、トラニオンリング4の外径形を小さく
してその占有空間を小さくできる。更に、炉体1の転倒
時にも秤量計20の上下面間に隙間が生じるのを回避し
て衝撃荷重の発生を防止することができる。また、ロッ
ド21.21等の冷却防熱機構を有するので、秤量精度
高めることができる。
なお、本発明の他の実施例として、第4図に示す如く、
精錬炉用秤量装置31を構成する皿バネ22′等の機構
をトラニオンリング4側に設けたものとしても良い。或
いは、第5図に示す如く、精錬炉用秤量装置32そのも
のを下部の支持装置8側に設るものとしても良い。
[発明の効果] 以上説明した如く、本発明にかかる精錬炉用秤量装置に
よれば、炉体転倒時に熱膨張に起因して発生する衝撃を
回避すると共に、長寿命で炉体使用することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の精錬炉用秤量装置を適用
した精練炉を示す説明図、第2図は、同実施例の精錬炉
用秤量装置の構成を示す説明図、第3図は、同実施例の
精錬炉用秤量装置の作用を示す説明図、第4図及び第5
図は、本発明の他の実施例の精錬炉用秤量装置を示す説
明図、第6図は、従来の荷重計を適用していない精練炉
を示す説明図、第7図は、従来の荷重計を適用した精練
炉の問題点を示す説明図である。 4・・・トラニオンリング、5.8・・・支持装置、2
0・・・秤量計、21・・・ロッド、22・・・皿バネ
、23・・・ベネ押え、24.25・・・防熱板、27
・・・冷却液、28・・・サイドガイド、30.31.
32・・・精錬炉用秤量装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 炉体の外周部に嵌装された環状体と、前記外周部の所定
    部分に突設された支持装置と、該支持装置と前記環状体
    との間に介在されたロッドと、該ロッドに取り付けられ
    た弾性部材の弾性作用を利用して所定の圧縮力を受容す
    るように前記支持装置と前記環状体との対向した領域内
    に設けられた秤量計と、前記ロッドの冷却機構とを具備
    することを特徴とする精錬炉用秤量装置。
JP22546389A 1989-08-31 1989-08-31 精錬炉用秤量装置 Pending JPH0389116A (ja)

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