JPH0386798A - ドライクリーニング用溶剤 - Google Patents
ドライクリーニング用溶剤Info
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- JPH0386798A JPH0386798A JP22263689A JP22263689A JPH0386798A JP H0386798 A JPH0386798 A JP H0386798A JP 22263689 A JP22263689 A JP 22263689A JP 22263689 A JP22263689 A JP 22263689A JP H0386798 A JPH0386798 A JP H0386798A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はドライクリーニング用溶剤に関し、更に詳しく
は環境汚染の心配がなく、更に洗浄力に優れ且つ逆汚染
性のないドライクリーニング用溶剤に関する。
は環境汚染の心配がなく、更に洗浄力に優れ且つ逆汚染
性のないドライクリーニング用溶剤に関する。
（従来の技術及びその問題点）
従来、ドライクリーニング用溶剤としては弗素系溶剤、
特に１．ｌ’、２−）リクロロ−１，２゜２−トリフル
オロエタン゛（以下フロン１１３）が温和な溶解性、低
温での速乾性、生地の対する無害性、接着剤、ボタン等
に対する不溶性等に優れた特性を有するものとして広く
使用されている。
特に１．ｌ’、２−）リクロロ−１，２゜２−トリフル
オロエタン゛（以下フロン１１３）が温和な溶解性、低
温での速乾性、生地の対する無害性、接着剤、ボタン等
に対する不溶性等に優れた特性を有するものとして広く
使用されている。
上記ドライクリーニング用溶剤は衣類に付着している有
機質又は無機質の汚れを溶剤中に溶解或は分散させるこ
とによって汚れを除去するものであるが、同一溶剤でク
リーニングを繰り返すと、溶剤中に溶解又は分散してい
る汚れ成分が逆に衣類に付着して衣類を汚染するという
逆汚染性の問題がある。この様な問題点を解決する方法
として界面活性剤剤を併用したり、他の溶剤を混合する
方法が知られているが、いずれにしろ不十分であり、特
に近年問題になっている環境汚染、特にオゾン層破壊等
の問題には全く無力である。
機質又は無機質の汚れを溶剤中に溶解或は分散させるこ
とによって汚れを除去するものであるが、同一溶剤でク
リーニングを繰り返すと、溶剤中に溶解又は分散してい
る汚れ成分が逆に衣類に付着して衣類を汚染するという
逆汚染性の問題がある。この様な問題点を解決する方法
として界面活性剤剤を併用したり、他の溶剤を混合する
方法が知られているが、いずれにしろ不十分であり、特
に近年問題になっている環境汚染、特にオゾン層破壊等
の問題には全く無力である。
従って本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し
、安全性、洗浄力、逆汚染防止性等に優れたドライクリ
ーニング用溶剤を提供することである。
、安全性、洗浄力、逆汚染防止性等に優れたドライクリ
ーニング用溶剤を提供することである。
（問題点を解決する為の手段）
上記目的は以下の本発明によって達成される。
即ち、本発明は、乳酸アルキルエステルを主成分とする
ことを特徴とするドライクリーニング用溶剤である。
ことを特徴とするドライクリーニング用溶剤である。
（作 用）
乳酸アルキルエステルは、安全性及び加水分解性等が高
いので、長期間環境に残ることがなく、環境汚染の心配
が少ない、又、各種衣類の汚れ成分に対する溶解力及び
分散性に優れており、更に各種繊維、接着剤、ボタン等
を損傷することがない。従って、本発明によれば、安全
性、洗浄力、逆汚染防止性等に優れたドライクリーニン
グ用溶剤が提供される。
いので、長期間環境に残ることがなく、環境汚染の心配
が少ない、又、各種衣類の汚れ成分に対する溶解力及び
分散性に優れており、更に各種繊維、接着剤、ボタン等
を損傷することがない。従って、本発明によれば、安全
性、洗浄力、逆汚染防止性等に優れたドライクリーニン
グ用溶剤が提供される。
（好ましい実施態様）
本発明で使用する乳酸アルキルエステルは、砂糖を原料
とする発酵り十乳酸より製造されるものであり、種々の
アルキルエステルが存在するが、本発明において適当な
ものは、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸イソプロピル、
乳酸ブチルであり、特に乳酸エチルが本発明の目的に適
している。
とする発酵り十乳酸より製造されるものであり、種々の
アルキルエステルが存在するが、本発明において適当な
ものは、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸イソプロピル、
乳酸ブチルであり、特に乳酸エチルが本発明の目的に適
している。
これらの乳酸アルキルエステルの諸物性は下記の通りで
ある。
ある。
比重：２０℃ ｇ／ｃｄ
沸点二℃
引火点：密閉
蒸気圧：２０’Ｃｍｂｒ
蒸発率＝乳酸メチル＝１００としたときの相対値
本発明のドライクリーニング用溶剤は、前記乳酸アルキ
ルエステルの単独でもよく、エステル同士の混合物でも
よく、更に洗浄目的に従って、他の有機溶剤と混合して
使用することが出来る。
ルエステルの単独でもよく、エステル同士の混合物でも
よく、更に洗浄目的に従って、他の有機溶剤と混合して
使用することが出来る。
他の有機溶剤としては、水、メタノール、エタノール、
インプロパツール等のアルコール、ニトロメタン、ニト
ロエタン、アセトニトリル、アセトン等の一般的有機溶
剤が挙げられる。
インプロパツール等のアルコール、ニトロメタン、ニト
ロエタン、アセトニトリル、アセトン等の一般的有機溶
剤が挙げられる。
乳酸アルキルエステルを他の有機溶剤と混合する場合に
は、混合物全体の中で乳酸アルキルエステルが３０重量
％以上を占める範囲が好適であり、乳酸アルキルエステ
ルが３０重量％未満では、特に衣類の汚れ除去及び逆汚
染防止性等が満足出来ない。
は、混合物全体の中で乳酸アルキルエステルが３０重量
％以上を占める範囲が好適であり、乳酸アルキルエステ
ルが３０重量％未満では、特に衣類の汚れ除去及び逆汚
染防止性等が満足出来ない。
（実施例）
次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に説
明する。尚１文中の％は重量基準である。
明する。尚１文中の％は重量基準である。
実施例及び比較例
下記第１表の組成の本発明及び比較例のドライクリーニ
ング用溶剤を調製した。これらの各溶剤４００ｍβを５
００ｍβのガラス瓶に入れ、汚染物質として室内ダスト
（２００メツシユ以下）４０ｍｇ、牛油０．８ｇ及び流
動パラフィン４ｍ１２を分散溶解し、続いて表と裏の中
央各ｌケ所の反射率を測定した４種の試験布各２枚（計
８枚）を入れて密栓し、１５分分間上うした。その後試
験布を取り出し、遠心分離機で付着溶剤を除去した後室
温で乾燥し、各試験布について表裏の反射率を上記と同
一箇所にて測定した。
ング用溶剤を調製した。これらの各溶剤４００ｍβを５
００ｍβのガラス瓶に入れ、汚染物質として室内ダスト
（２００メツシユ以下）４０ｍｇ、牛油０．８ｇ及び流
動パラフィン４ｍ１２を分散溶解し、続いて表と裏の中
央各ｌケ所の反射率を測定した４種の試験布各２枚（計
８枚）を入れて密栓し、１５分分間上うした。その後試
験布を取り出し、遠心分離機で付着溶剤を除去した後室
温で乾燥し、各試験布について表裏の反射率を上記と同
一箇所にて測定した。
次式に基づいて各試験布の表裏の逆汚染率を算出し、そ
の平均値を求め、その結果を下記第１表に示した。
の平均値を求め、その結果を下記第１表に示した。
Ａ：汚染前の試験布反射率
Ｂ：汚染後の試験布反射率
尚、使用した試験布はＪＩＳ Ｌ ｏ８０３ｒ染色
堅牢度試験用添付白布」のうち、綿、アクリル、毛及び
ポリエステルを各５ｃｍＸ５ｃｍに裁断したものであり
、又、反射率は東京重色製のフォトボルトメーターを使
用した。
堅牢度試験用添付白布」のうち、綿、アクリル、毛及び
ポリエステルを各５ｃｍＸ５ｃｍに裁断したものであり
、又、反射率は東京重色製のフォトボルトメーターを使
用した。
１
又、前記汚濁物質を含む乳酸エチルに各種織布を１時間
浸漬後風乾し、この汚染織布を乳酸エチルで洗浄した結
果を下記第２表に示す。
浸漬後風乾し、この汚染織布を乳酸エチルで洗浄した結
果を下記第２表に示す。
（以下余白）
０：原白布と区別が出来ない。
（発明の効果）
乳酸アルキルエステルは本来、安全性及び加水分解性等
が高いので、長期間環境に残ることがなく、環境汚染の
心配が少ない、又、各種衣類を実質上損傷することがな
く、衣類の汚れ成分に対する洗浄力及び逆汚染防止性に
優れている。
が高いので、長期間環境に残ることがなく、環境汚染の
心配が少ない、又、各種衣類を実質上損傷することがな
く、衣類の汚れ成分に対する洗浄力及び逆汚染防止性に
優れている。
Claims (2)
- （１）乳酸アルキルエステルを主成分とすることを特徴
とするドライクリーニング用溶剤。 - （２）乳酸アルキルエステルが乳酸エチルである請求項
１に記載のドライクリーニング用溶剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22263689A JPH0386798A (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | ドライクリーニング用溶剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22263689A JPH0386798A (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | ドライクリーニング用溶剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0386798A true JPH0386798A (ja) | 1991-04-11 |
Family
ID=16785561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22263689A Pending JPH0386798A (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | ドライクリーニング用溶剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0386798A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5221362A (en) * | 1991-08-23 | 1993-06-22 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Non-halogenated aqueous cleaning systems |
| WO1997029171A1 (en) * | 1996-02-09 | 1997-08-14 | Unilever Plc | Fabric softening composition |
| EP1218474A1 (en) * | 1999-09-03 | 2002-07-03 | Vertec Solvents, LLC | Environmentally friendly solvent |
-
1989
- 1989-08-29 JP JP22263689A patent/JPH0386798A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5221362A (en) * | 1991-08-23 | 1993-06-22 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Non-halogenated aqueous cleaning systems |
| WO1997029171A1 (en) * | 1996-02-09 | 1997-08-14 | Unilever Plc | Fabric softening composition |
| EP1218474A1 (en) * | 1999-09-03 | 2002-07-03 | Vertec Solvents, LLC | Environmentally friendly solvent |
| EP1218474A4 (en) * | 1999-09-03 | 2003-06-11 | Vertec Biosolvents L L C | ENVIRONMENTALLY FRIENDLY SOLVENT |
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