JPH03865Y2 - - Google Patents

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JPH03865Y2
JPH03865Y2 JP7351084U JP7351084U JPH03865Y2 JP H03865 Y2 JPH03865 Y2 JP H03865Y2 JP 7351084 U JP7351084 U JP 7351084U JP 7351084 U JP7351084 U JP 7351084U JP H03865 Y2 JPH03865 Y2 JP H03865Y2
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JP
Japan
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gear
stage
small
gears
switching arm
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JP7351084U
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JPS60186867U (ja
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の分野 本考案は、電気機器内のモータの回転を歯車列
を介してメイン軸に伝達するに際し、回転比を二
種に切換えるための変速機構に関する。
従来技術と問題点 商用電気の周波数は地域によつて60Hzと50Hzに
分れているために、回転機構を内蔵する電気機器
においては使用周波数に応じて最終軸の回転数を
一定にするために歯車列の間に変速機構を介在さ
せている。本考案実施例を示す第1図を借りてこ
の変速機構の従来例を説明すると、大小の歯車を
重ねた同形の二段歯車を表裏逆にして切換腕1の
二股先端に枢着し、一方を50Hz用二段歯車Aと
し、他方を60Hz用二段歯車Bとして、切換腕1の
操作により、交互に主動歯車6と従動歯車5間に
組入れるようにしたものである。この従来例は変
速機用歯車として、同形の二段歯車を2個用意す
ればよいからコスト的に極めて経剤的であるが、
組立時50Hz側と60Hz側とを表裏間違えて取付ける
ことがある。したがつて、同形の二段歯車を用い
ながら表裏を間違えずに所定位置に取付けること
のできる組立機構が要求される。
考案の目的 本考案は、上述従来例の問題点に鑑みてなされ
たもので、変速機構の切換腕の所定先端に同形の
二段歯車を表裏を正しく選定して取付けうるよう
にできる電気機器におけるモータの変速機構をう
ることを目的とする。
構 成 本考案は、支軸に枢着した切換腕の二股先端の
それぞれに、大小の歯車を重ねてなる同形の二段
歯車を上から大小、小大の順に枢着して切換腕の
回転によつて2つの二段歯車を交互に主動歯車と
従動歯車間に介在させる変速機構において、上か
ら大小の順に枢着した側の二段歯車の枢着部周囲
の切換腕面に小歯車の周囲にのみ選択的に納まる
突起を設けた電気機器におけるモータの変速機構
である。
効 果 本考案は、大小の歯車を重ねた同形の二段歯車
を切換腕の二股先端の所定側に、上から大小、小
大の順に枢着するに際し、大小の順に枢着する側
の二段歯車の枢着部周囲の切換腕面に、大歯車を
排除し小歯車の周囲にのみ選択的に納まる突起を
設けたから、二段歯車の取付けに際して、突起の
ある腕先端側に大歯車を下にして二段歯車を枢着
しようとすると突起の存在によつて二段歯車が所
定高さに納まらなくなり、したがつて2つの二段
歯車を表裏間違えた位置に枢着するごとき組立上
のトラブルがなくなり、組立時作業員がこの点に
注意力を集中しなくてもよいから作業能率が向上
する。
実施例 第1図に示すものは一実施例の要部である。図
中、1は変速機の切換腕であつて、中間が支軸2
によつて枢着されており、先端は二股先端1a,
1bに分れている。A,Bはそれぞれ大歯車3と
小歯車4が一体となつた同形の二段歯車で、Aは
二股先端1aに上から大小の順に枢着され、Bは
二股先端1bに上から小大の順に枢着されてい
る。5は支軸2に枢着した従動歯車で、常に二段
歯車Aの大歯車3及び二段歯車Bの小歯車4と噛
合している。6は主動歯車で、切換腕1の回転移
動によつて二段歯車Aの小歯車4か、二段歯車B
の大歯車3(第1図に示す状態)と噛合する。7
はモータ軸に直結した原動歯車で、主動歯車6と
噛合している。8は従動歯車5と一体化したピニ
オンで、次段の大歯車9と噛合し、大歯車9は図
示しない歯車列によつてメイン軸に連結してい
る。10は変速機構切換摘子で、摘子側部に設け
た突起11の先端が、切換腕1側の溝12と係合
している。13は二段歯車Aの枢着軸14の周囲
において、切換腕1の上面に設けた突起で、第2
図に示すように、二段歯車Aを二股先端1a側に
枢着したとき、突起13は大歯車3の周囲と小歯
車4の周囲との間において小歯車3の周囲に納ま
るようにしてある。したがつて、二股先端1a側
においては、二段歯車Aを第2図の場合と表裏逆
にして取付けると、突起13が大歯車3に当つて
二段歯車A全体が浮上つて所定高さに枢着できな
い。即ち突起13は大歯車3を排除し、小歯車4
の周囲にのみ選択的に納まるので、二段歯車Aの
取付けに際して表から大小の歯車順に枢着しう
る。
第1図に示す変速機構において、図では二段歯
車Bが60Hz用として、主動歯車6と従動歯車5と
の間に介入している。摘子10を矢印17方向へ
廻すと切換腕1は矢印18方向へ回転移動して二
段歯車Aが50Hz用として主動歯車6と従動歯車5
との間に介入するようになつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の上面図、第2図は
同上の要部の正面図である。 図中、1……切換腕、1a,1b……二股先
端、2……支軸、3……大歯車、4……小歯車、
5……従動歯車、6……主動歯車、7……原動歯
車、13……突起、A……二段歯車、B……二段
歯車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支軸に枢着した切換腕の二股先端のそれぞれ
    に、大小の歯車を一体化してなる同形の二段歯車
    を、上から大小、小大の順に枢着し、前記切換腕
    の支軸に枢着した従動歯車を一方の二段歯車の大
    歯車に噛合させると共に、他方の二段歯車の小歯
    車に噛合させ、同切換腕の回転切換によつて、そ
    れぞれの二段歯車のうち従動歯車と噛合しない側
    の歯車を主動歯車に噛合させるようにした変速機
    構において、前記表から大小の順に枢着した一方
    の二段歯車の切換腕の上面に大歯車を排除し小歯
    車の周囲にのみ選択的に納まる突起を設けて成る
    電気機器におけるモータの変速機構。
JP7351084U 1984-05-18 1984-05-18 電気機器におけるモ−タの変速機構 Granted JPS60186867U (ja)

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JP7351084U JPS60186867U (ja) 1984-05-18 1984-05-18 電気機器におけるモ−タの変速機構

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JP7351084U JPS60186867U (ja) 1984-05-18 1984-05-18 電気機器におけるモ−タの変速機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60186867U JPS60186867U (ja) 1985-12-11
JPH03865Y2 true JPH03865Y2 (ja) 1991-01-11

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ID=30612944

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JP7351084U Granted JPS60186867U (ja) 1984-05-18 1984-05-18 電気機器におけるモ−タの変速機構

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JPS60186867U (ja) 1985-12-11

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