JPH0385933A - トランスポンディング装置の光無線組合せによる通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、光無線組合せによる送受信機能を持ったＩＣ
カード（トランスボンディングカード）による無線伝送
通信方式に関する。

（従来の技術） 最近、高度な情報通信機能とビル管理機能を併せ持つイ
ンテリジェントビルやホテルが建設されるようになって
きている。

これらの施設においては、多くの利用者が効率的、かつ
快適に、しかも安全に活動できることが望ましく、そう
することによって施設自体の機能が高まり、利用者にと
って魅力あるものとなる。

その意味からも、緊急時などには施設内の利用者へ迅速
にして的確な通報のなされることが不可欠となる。

このような状況に鑑み、本件特許出願人は既に、同時に
数多くのトランスポンダを対象にした情報の授受を行う
ことができ、ると共に、特定のトランスポンダに対して
は直ちに情報の授受を行うことができるトランスボンデ
ィング装置の通信方式（特開昭６２−２６９５０号参照
）を提案している。

即ち、第３図はかかる従来のトランスボンディング装置
の通信方式の全体構成図である。

図中、１は固定側に設けられるコンピュータを具備する
管理センタであり、この管理センタ１にはファイル１−
１やデータ端末１−２などが接続される、２はＬＡＮ　
（ローカルエリアネットワーク）などの伝送路であり、
この伝送路２にはローカル無線コントロール装置ＬＲＣ
３、及びメモリ５などを内蔵したセントラル無線コント
ロール装置ＣＲＣ４が接続されている。６は無線機ＴＲ
Ｔであり、施設や横内の各所に設置され、アンテナ７を
介してトランスボンディングカードＴＲＣ８と無線通信
を行うことができる。このＴＲＣ８は、人が身に付けて
ＴＲＴ６との無線通信を可能にするものである。

ここで、ＴＲＣ８は、第４図に示すように、無線送受信
機能を有する送受信部８−１を具備するＩＣカードであ
る。このＴＲＣ８は、また、制御部８−２、メモリ８−
３、表示部８−４、キー人力部８−５、時計部８−６、
を源８−７などを有しており、キー人力部８−５の入力
操作によって個人識別情報（ＩＤコード等）、位置情報
、時刻情報、人力データ（ＳＯ種別、テンキー数値デー
タ等）、及びその他のＴＲＣ内データを固定局側の無線
機に送信することができる。

また、このような通信方式の位置認識精度を向上させる
ために、本件特許出願人は、更に、赤外線と電波の組合
わせによるデータ通信方式（特願昭６３−１０７８１４
号参照）をＩ案している。

即ち、第５図はかかる従来の赤外線と電波の組合わせに
よるデータ通信システム構成図であり、携帯可能なトラ
ンスボンディングカードを移動体に取り付け、その移動
体の位置を検出するようＧこしたものである。第６図は
そのトランスボンディングカードの構成図である。

第５図において、１１はビルの管理センタ等に設置され
る操作卓であり、この操作卓ＣＣにはＣＰＵ（中央処理
袋り１２、ＣＲＴ−ＫＢ（表示器・キーボード）１３等
が設けられている。１４はデータ伝送路、１５はトラン
スボンディングカード３０のＲＴＸ３１（送信機）から
の信号を受信する受信専用固定局ＲＲであり、微弱電波
受信機ＲＲＸ１６、信号処理用ワンチップマイコンＭＰ
Ｕ１７を具備してイル、１日はローカルコントロール１
ｌｌＬｃｃの機能を有する信号処理用ワンチ・ノブマイ
コンＭＰＵ１９、及びトランスボンディングカード３０
の位置に関するデータ（位置データ）を送信する赤外線
発光ダイオードを主体とした赤外線送信機ＩＴＸ２０を
具備する送信専用固定局ＩＴである。

一方、トランスボンディングカード３０は、第６図に示
すように、微弱電波送信１ＩＲＴＸ３Ｌ、赤外線受信機
ＩＲＸ３２、信号処理用ワンチップマイコンＭＰＵ３３
、ブザーＢＺ３４、を池ＢＡＴ３５等を具備する。

そこで、このシステムにおいては、各送信専用固定局Ｉ
Ｔからは常に固定局毎に個別認識の位置情報が送出され
ており、トランスボンディングカード３０には最も近い
送信専用固定局ＩＴの位置情報が記憶され、移動体が位
置を変更した場合は、次の送信専用固定局ＩＴの位置情
報が記憶されることにより、管理センタでは常に最新の
位置情報が把握できるようになっている０、また、トラ
ンスボンディングカード３０には予め、ＩＤコード等個
別認識情報、システムで必要とされる付加情報等を個々
に格納しておき、管理対象となる動物、人間等の移動体
にこのトランスボンディングカード３０を１枚ずつ取り
付けるようにする。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記した赤外線と電波の組合わせによる
データ通信システムにおいては、トランスボンディング
カードに設けられる受光面を外部それも上部に取り付け
ることが必要であり、その運用面でも、移動体がうつぶ
せに倒れたり、ポケット内に所持された場合など受光面
が隠れてしまったりした場合等においては、赤外光を受
光することができないといった問題があった。更にはま
た、屋外での使用、高天井での使用の他、トランスボン
ディングカードを胸に取付けられないといった場合もあ
り、赤外線のみによる位置の６１認には問題があった。

本発明は、上記問題点を除去し、トランスボンディング
カードの受光面が隠れてしまったような場合にもトラン
スボンディングカードの位置検出を行い得るトランスポ
ンディング装置の光無線組合せによる通信方式を提供す
ることを目的とする。

（課題を解決するための手段） 本発明は、上記目的を達成するために、トランスボンデ
ィング装置の光熱ｗＡ組合せによる通信方式において、
固定側に設けられる送受信可能な無線ａ　（４７）と、
位置情報を送信する赤外線送信機（４６）と、該赤外線
送信Ｉ　（４６）からの位置情報を受信できない場合に
前記無線機（４７）からの呼び出しが可能なトランスボ
ンディングカード（５０）を具備するようにしたもので
ある。

（作用） 本発明によれば、第１図に示すように、部屋の天井（４
５）には、３ｍ程度おきに赤外線送信機■ＴＸ（４６）
が、半径Ｉｏｎ程度おきに１個の割合で無線機ＴＲＴ（
４７）が設置され、通常は、赤外線送信機ＩＴＸ（４６
）からの赤外光による位置情報を、第２図に示すように
、ＴＲＣ（５０）の受光面（６０）介して赤外線受信１
ＩＩＲＸ（５２）で受信し、更に、ＴＲＣ（５０）の無
線送受信部（５３）から位置情報を含むＴＲＣ（５０）
のＩＤ情報などを付加して、無ａｔ機ＴＰＴ（４７）へ
送信する。ここで受信した情報をローカル無線コントロ
ール装置ＬＲＣ（４４）　、データ伝送路４２、セント
ラルコントロール装置ＣＣ（４１）を介して管理センタ
４０に送信することにより、ＴＲＣ（５０）の管理を行
うことができる。

ところで、ＴＲＣ（５０）の受光面（６０）が隠れてい
るような場合には、赤外光による位置情報の送信ができ
なくなる。それを回避するために、無線機ＴＲＴ（４７
）からは位置情報を含む情報が絶えず送信されており、
赤外光による位置情報の送信ができない場合には、無線
機ＴＲＴ（４７）からの位置情報をＴＲＣ（５０）のマ
イクロコンピュータＭＰＵ（５１）に取り込み、無線送
受信部（５３）から無線機ＴＲＴ（４７）へその旨を送
信することにより、管理センタ（４０）の呼び出しが可
能になる。従って、ＴＲＣ（５０）はその旨を管理セン
タ（４０）に返送するとともに、ブザーＢＺ（５４）を
鳴動させてアラームを発することにより、管理センタ（
４０）及びＴＲＣ（５０）の所持者に赤外光による位置
情報の受信が不可能になっていることを！！識させるこ
とができる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。

第１図は本発明の実施例を示すトランスボンディング装
置の光無線組合せによる通信方式の構成図、第２図は本
発明の実施例を示すトランスボンディングカードの構成
図である。

第１図において、４０はビルなどの監視を行う管理セン
タ、４１はセントラルコントロール装ＷＣＣ１４２はデ
ータ伝送路、４３はローカルコントロール装置１ｊＬｃ
ｃ、４４はローカル無線コントロール装置ＬＲＣ１４５
は部屋の天井、４６はローカルコントロール装置ＬＣＣ
４３に接続される赤外線送信機ＩＴＸ、４７はローカル
無線コントロール装置ＬＲＣ４４に接続される無線機Ｔ
ＲＴである。一方、トランスボンディングカードＴＲＣ
５０は、演算及び統括制御を行うマイクロコンピュータ
ＭＰＵ５１、受光面６０に接続されて赤外線送信機ＩＴ
Ｘ４６からの赤外光による位置情報を受信する赤外線受
信機ＩＲＸ５２、無線機ＴＲＴ４７との無線による情報
の送受を行う無線送受信部５３、ブザーＢＺ５４、通信
手順及びデータを記憶するメモリ５５、受信情報などの
表示を行う表示部５６、ＩＤコードや送信データ等を人
力するキー人力部５７、時計部５８、電源部５９等を具
備している。

そこで、通常は、天井４５に設置される赤外線送信機Ｉ
ＴＸ４６からの位置情報は、ＴＲＣ５０の受光面６０を
介して赤外線受信機ＩＲＸ５２に受信され、マイクロコ
ンピュータＭＰＵ５１に取り込まれる。

すると、その位置情報とともに、ＴＲＣ５０のＩＤ情報
等の付加情報が蝕線送受信部５３から無線機ＴＲＴ４７
へ送信される。更に、無Ｉ＋１ｉＩｌ！ＩＴ　ＲＴ４７
によって受信された情報がローカル無線コントロール装
ＷＬＲＣ４４、データ伝送路４２、セントラルコントロ
ール装装置ＣＣ４１を介して、管理センタ４０に送信さ
れることにより、ＴＲＣ５０の管理を行うことができる
。

ところが、ＴＲＣ５０が所持者のボケントの中にしまい
こまれたり、その所持者がうつぶせに倒れるなど、ＴＲ
Ｃ５０の受光面６０が隠れてしまうようなことが起こる
と、ＴＲ，Ｃ５０では赤外光による位置情報の受信がで
きなくなる。このような場合には、常時、無線ｖｓＴＲ
Ｔ４７より発信されている位置情報を含む情報を無線送
受信部５３を介して、マイクロコンピュータＭＰｔＪ５
１に取り込み、付加情報を取り込んで無線送受信部５３
から無ｖＡ機ＴＲＴ４７へ送信を行い、管理センタ４０
を呼び出すことができる。つまり、ＴＲＣ５０はその旨
を管理センタ４０に返送するとともに、ＴＲＣ５０のブ
ザーＢＺ５４を鳴動さセてアラームを発することにより
、管理センタ４０及びＴＲＣ５０の所持者に赤外光によ
る位置情報の受信が不可能になっていることを認識させ
ることができる。

このように構成することにより、高天井の部屋や中庭つ
きの構内の屋外などでも本システム構築が可能となる。

更に、上記システムにおいては、ＴＲＣ５０の所持者の
動きや不適切な所持の仕方によりＴＲＣ５０が受信不可
となったのか、緊急自体発生による受信不可なのかの判
定が可能となる０例えば、上記無線系統のバックアップ
によってもＴＲＣ５０の所持者の受信不能状態が改善さ
れないような場合には、ＴＲＣ５０の所持者に緊急事態
が発生している蓋然性が高いので、緊急自体発生と判定
し、管理センタ４０の監視者による原因の究明を行うこ
とができる。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づき種りの変形が可能であり、それら
を本発明の範囲から排除するものではない。

（発明の効果） 以上、詳細に説明したように、本発明によれば、次のよ
うな効果を奏することができる。

（１）移動体に取り付６ノられる赤外線と電波のハイプ
リント方式によるトランスボンディングカードに、個別
認識の情報及び赤外線固定局よりの位置情報を記憶させ
、位置変更時の位置情報の管理を正確に行うことができ
る。

〈２）移動体の個別的な位置の検出精度を高めることが
できる。

（３）高天井の部屋や屋外でもシステム構築が可能とな
る。

（４）トランスボンデ４ングカードを所持する人間の動
きや不適切な所持の仕方により受信不可となったのか、
緊急自体発生による受信が不可となっているのかの判定
が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すトランスボンディング装
置の光無線組合セによる通信方式のＩＩＩ戊図、第２図
は本発明の実施例を示すトランスボンディングカー　ド
のＩ＃戒図、第３図は従来のトランスボンディング装置
の通信方式の全体構成図、第４図はそのトランスボンデ
ィングカードの構成図、第５図は従来の赤外線と電波の
紛合わせによるデータ通信システム構築図、第６図はそ
のトランスボンディングカード（トランスボンダイング
カード）の構成図である。 ４０・・・管理センタ、４１・・・セントラルコントロ
ール装ＷＣＣ１４２・・・データ伝送路、４３・・・ロ
ーカルコントロールｊＪｆｉＬｃｃ、４４・・・ローカ
ル無線コントロール装置ｔ！　Ｌ　ＲＣ１４５・・・部
屋の天井、４６・・・赤外線送信ＩＩＩＴＸ、４７・・
・無線機ＴＰＴ、５ｏ・・・トランスボンダイングカー
ドＴＲＣ２５１・・・マイクロコンピュータＭＰｔＪ、
５２−・・赤外線受信＆９１ＲＸ、５３−ｐ線速受信部
、５４・・・ブザーＢＺ、５５・・・メモリ、５６・・
表示部、５７・・・キー人力部、５８・・・時計部、５
９・・・電源部。 ６０・・・受光面。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （ａ）固定側に設けられる送受信可能な無線機と、 （ｂ）位置情報を送信する赤外線送信機と、 （ｃ）該赤外線送信機からの位置情報を受信できない場
   合に前記無線機からの呼び出しが可能なトランスボンデ
   ィングカードを具備することを特徴とするトランスボン
   ディング装置の光無線組合せによる通信方式。