JPH0385910A - 高周波増幅回路 - Google Patents

高周波増幅回路

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JPH0385910A
JPH0385910A JP22363989A JP22363989A JPH0385910A JP H0385910 A JPH0385910 A JP H0385910A JP 22363989 A JP22363989 A JP 22363989A JP 22363989 A JP22363989 A JP 22363989A JP H0385910 A JPH0385910 A JP H0385910A
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JP
Japan
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intermodulation distortion
capacitor
distortion
branch
high frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP22363989A
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English (en)
Inventor
Taiichi Taniguchi
谷口 泰一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0385910A publication Critical patent/JPH0385910A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] マイクロ波送信機等に使用して好適な高周波増幅回路に
関し、 2次相互変調歪みを除去し、2次相互変調歪みによる発
振の回避と、2次相互変調歪みと基本波との間の相互変
調による3次相互変調歪みのレベルアップの回避とを図
ることを目的とし、高周波増幅用のトランジスタからな
る増幅部を設けてなり、周波数の異なる複数の信号が入
力される高周波増幅回路において、前記増幅部の出力側
と接地との間に、 C〉 0、IX2π×Δf なる条件(但し、Δfは入力される信号の周波数のうち
、最も高い値から最も低い値を減じた値)を満足する容
量Cのコンデンサを接続したことを特徴とする高周波増
幅回路。
[産業上の利用分野] 本発明はマイクロ波送信機等に使用して好適な高周波増
幅回路に関する。
一般に、この種、高周波増幅回路においては、周波数の
異なる複数の信号が入力された場合、高周波増幅用のト
ランジスタのノン・リニアリティ(non−11nea
rity、非直線性〉に起因して相互変調歪み(int
er−modulation distortior+
)が発生してしまう、当然ながら、かかる相互変調歪み
は、できるだけ低減化することが望ましく、特に、2次
相互変調歪みについては、後述するように、出力側で除
去することが必要となる。
[従来の技術] 従来、高周波増幅回路として第4図にその要部を示すよ
うなものが提案されている。
図中、1は増幅部、2は分布定数線路であって、増幅部
1は高周波増幅用の電界効果トランジスタ(以下、FE
Tという)3を設けて構成されており、FET3は、そ
のゲートを入力端子4に接続され、そのドレインを分布
定数線路2の入力端に接続され、そのソースを接地され
ている。
かかる従来の高周波増幅回路においては、FET3のリ
ニアリティ(l 1neari ty、直線性)をでき
るだけ良好にすることが要求されており、例えば、FE
T3を構成する半導体基板の結晶性を良好にしたり、あ
るいは、同じく半導体基板の不純物濃度のプロファイル
を一定にする等の手段を講することにより、相互変調歪
みをできるだけ低減化するようにしていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、FET3のリニアリティを完全にするこ
とは困難であり、相互変調歪みを完全になくすことには
限界がある。このため、従来の高周波増幅回路には、以
下に述べるような問題点があった。
まず第一に、例えば、搬送波の周波数をそれぞれfx、
fz (但し、fl<fz)とする2つの信号が入力端
子4に人力された場合、出力信号には、 fz−fl−Δf を周波数成分とする2次相互変調歪みIM2が含まれて
しまい、これがFET3のゲートに正帰還され、発振を
起こしてしまう場合があるという問題点があった。
第二に、2次相互変調歪みIM2と基本波との間の相互
変調によって、 f、−Δf f2+Δf をそれぞれ周波数成分とする相互変調歪みIMA及びI
Miが生じてしまうが、これら相互変調歪みIMA及び
IMBは、それぞれ 2f1−fz =fl  (fz  fl)=f、−Δ
f 及び 2fz   fx  =f2 + (fz   fx 
 )=f2 +  Δf を周波数成分とする3次相互変調歪みIM3と同一の周
波数になってしまい、これが3次相互変調歪みIM、に
加算され、結果的に、3次相互変調歪みIM、のレベル
アップを招いてしまうという問題点があった。
本発明は、かかる点に鑑み、2次相互変調歪みを除去し
、2次相互変調歪みによる発振の回避と、2次相互変調
歪みと基本波との間の変調による3次相互変調歪みのレ
ベルアップの回避とを図ることができるようにした高周
波増幅回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段コ 本発明の高周波増幅回路は、高周波増幅用のトランジス
タからなる増幅部を設けてなり、周波数の異なる複数の
信号が入力される高周波増幅回路において、前記増幅部
の出力側と接地との間に、C〉 0、IX2π×Δf なる条件(但し、Δfは入力される信号の周波数のうち
、最も高い値から最も低い値を減じた値)を満足する容
量Cのコンデンサを接続して構成されるものである。
[作用] 本発明においては、2次相互変調歪みは、コンデンサを
介して接地に流れ込んでしまうので、高周波増幅用のト
ランジスタの入力側に正帰還されることがない、したが
って、2次相互変調歪みを原因とする発振を回避するこ
とができる。
また、2次相互変調歪みが接地に流れ込んでしまうこと
で、基本波との間で相互変調を起こすこともなく、3次
相互変調歪みのレベルアップの回避を図ることもできる
[実施例] 以下、第1図ないし第3図を参照して、本発明の一実施
例につき説明する。
なお、本実施例においては、従来例と同様に、搬送波の
周波数をfl、f2 (但し、fl <f2 )とする
2つの信号が入力される場合を例にして説明する。そこ
で、これら第1図ないし第3図において第4図に対応す
る部分には同一符号を付し、その重複説明は省略する。
第1図は本実施例の要部を示す回路図であって、本実施
例においては、分布定数線路2に分岐5が設けられてお
り、この分岐5の先端部は、コンデンサ6を介して接地
されている。その他については、第4図従来例と同様に
構成されている。
ここに、分岐5は、周波数をf、 、f、とする基本波
の波長を平均した波長λに対して1/4λの長さとなる
ようにされている。
また、コンデンサ6は、その容量をCとすれば、そのイ
ンピーダンスZCが、例えば、 2π×ΔfXC となるように容量Cを決定される。即ち、容量Cは、 C〉 0、IX2π×Δf とされる。例えば、Δf=10MH2の場合には、C>
1.6μF とされる、なお、コンデンサ6はチップ・タイプのもの
を使用することが好適である。
かかる本実施例においては、分布定数線路2の分岐点7
から分岐5を見た場合、周波数をfl、f2とする基本
波については、オープン状態、即ち、分岐5がないもの
と同様になり、結局、本実施例の回路は、第2図に示す
と等価になる。したがって、基本波は、分岐5及びコン
デンサ6を介して接地に流れ込むことはなく、分布定数
線路2を伝送していく。
他方、周波数をf、−f□=Δfとする2次変調歪みI
M、については、分岐5の長さは、なんら影響なく、単
なる線路であり、その先端はインピーダンスを低くする
コンデンサ6で接地されているので、結局、本実施例の
回路は、第3図に示す回路と等価になり、2次相互変調
歪みIM2は接地に流れ込んでしまう。
このように、本実施例によれば、基本波には影響を与え
ず、2次相互変調歪みIM2を除去することができるの
で、2次相互変調歪みIM2による発振の回避と、2次
相互変調歪みIM、と基本波との相互変調による3次相
互変調歪みIM、のレベルアップの回避とを図ることが
できる。
なお、上述の実施例においては、周波数の異なる2つの
信号が入力される場合につき述べたが、本発明は、周波
数の異なる3つ以上の信号が入力される場合にも適用す
ることができることは当然である。ここに、入力される
信号が3つ以上の場合、前述のΔfは、各信号の周波数
のうち、最も大きい値から最も小さい値を減じた値(例
えば、fr<f2<f3の場合、Δf=f、−f1)で
ある。
また、上述の実施例においては、高周波増幅用のトラン
ジスタとしてFET3を設けた場合につき述べたが、こ
の代わりに、バイポーラトランジスタを使用する場合に
も、上述同様の作用効果を得ることができる。
[発明の効果] 本発明によれば、高周波増幅用のトランジスタからなる
増幅部の出力側と接地との間に、C〉 0、IX2π×Δf なる条件(但し、Δfは入力される信号の周波数のうち
、最も高い値から最も低い値を減じた値)を満足する容
量Cのコンデンサ、即ち、2次相互変調歪みに対して充
分に低いインピーダンスとなるコンデンサを接続すると
いう構成を採用したことにより、コンデンサを介して2
次相互変調歪みを除去することができるので、2次相互
変調歪みによる発振の回避と、2次相互変調歪みと基本
波との相互変調による3次相互変調歪みのレベルアップ
の回避とを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の高周波増幅回路の一実施例の要部を示
す回路図、 第2図は基本波を基準としてみた場合の第1図例の回路
図、 第3図は2次相互変調歪みを基準としてみた場合の第1
図例の回路図、 第4図は従来例の要部を示す回路図である。 1・・・増幅部 2・・・分布定数線路 3・・・FET 4・・・入力端子 5・・・分岐 6・・・コンデンサ 本発明の一実施例の要部 第1図 基本波を基準としてみた場合の第1図例の回路図第2図 2次相互変調歪みを基準としてみた場合の第1図例の回
路図第3図 従来例の要部 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 高周波増幅用のトランジスタからなる増幅部を設けてな
    り、周波数の異なる複数の信号が入力される高周波増幅
    回路において、 前記増幅部の出力側と接地との間に、 C>1/0.1×2π×Δf なる条件(但し、Δfは入力される信号の周波数のうち
    、最も高い値から最も低い値を減じた値)を満足する容
    量Cのコンデンサを接続したことを特徴とする高周波増
    幅回路。
JP22363989A 1989-08-30 1989-08-30 高周波増幅回路 Pending JPH0385910A (ja)

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JP22363989A JPH0385910A (ja) 1989-08-30 1989-08-30 高周波増幅回路

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JP22363989A JPH0385910A (ja) 1989-08-30 1989-08-30 高周波増幅回路

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JPH0385910A true JPH0385910A (ja) 1991-04-11

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6072824A (en) * 1998-01-23 2000-06-06 Adc Solitra, Inc. Circuit arrangement for reducing intermodulation in a bandpass filter system

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56140709A (en) * 1980-04-01 1981-11-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd High frequency amplifier
JPS6135006A (ja) * 1984-07-10 1986-02-19 Fujitsu Ltd 超高周波増幅器
JPS63119308A (ja) * 1986-11-07 1988-05-24 Hitachi Ltd 電力増幅器

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