JPH0382473A - 溶融押出カテーテル - Google Patents

溶融押出カテーテル

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JPH0382473A
JPH0382473A JP2163973A JP16397390A JPH0382473A JP H0382473 A JPH0382473 A JP H0382473A JP 2163973 A JP2163973 A JP 2163973A JP 16397390 A JP16397390 A JP 16397390A JP H0382473 A JPH0382473 A JP H0382473A
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JP
Japan
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catheter
hpeu
tube
glycol
polyurethane
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JP2163973A
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English (en)
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Mutlu Karakelle
ミュートル・カラケイル
Donald D Solomon
ドナルド・ディー・ソロモン
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Becton Dickinson and Co
Original Assignee
Becton Dickinson and Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は患者に対するカテーテル挿入に関する。
さらに詳細には9本発明は、水性液体と接触するとより
大きな内径寸法に膨張するカテーテルに関する。
カテーテル法は従来1.@者の皮膚を穿刺し、そしであ
る種のカテーテル挿入器具を使用して体腔(例えば血流
)中にカテーテルを挿入することからなる。患者の苦痛
を和らげるために、カテーテル(そして必然的にその挿
入器具)は、挿入時においてはできる限り小さな断面積
を有しているのが望ましい、しかしながら、カテーテル
の内腔は。
カテーテルを通過する薬物溶液の必要な投与速度が得ら
れる程度に充分大きくなければならない。
一般に従来技術のカテーテルは1体液と接触してもその
断面積が実質的に変化しない硬質のポリマー材料から作
製されている。このような従来型カテーテルの例として
は、ユタ州サンデイのベクトン・ディッキンソン・アン
ド・カンパニー(Becton+ Dickinson
 and Company)のデセレット部(Dese
ret division)から入手することのできる
一連のインサイド” ([n5yte ” )カテーテ
ルがある。
最近では、水を吸収して膨張する親水性ポリマー(シば
しばハイドロゲルと呼ばれる)が開示されている。グー
ルド(Gould)らによる米国特許第4.454,3
09号明細書は、水中に入れると膨潤し。
底形・硬化させて所望の形状の物品とすることのできる
。親水性のポリウレタンジアクリレート熱硬化性組成物
について開示している。
ウォーカー(Walker)らによる米国特許第4.7
28,322号と第4,781,703号明細書は、非
親水性の第1戊分と親水性のポリウレタンジアクリレー
ト第2戒分を含んだ組成物、から作製したカテーテルに
ついて開示している。該m酸物は、液体と接触すると、
液体の吸収により膨潤・軟化し。
この結果カテーテルの断面積が増大する。
ルーサー(Lu ther)による米国特許第4,66
8,221号明細書は、挿入の際に使用されるスタイレ
ットに対してフィツトする親水性ポリマーから作製した
カテーテルについて開示している。該カテーテルは、血
液と接触すると膨潤して軟化し、これによってスタイレ
フトを取り除くことができる。
上記特許文献の開示内容によりカテーテルの構造設計技
術は進歩したものの、さらなる改良が求められている0
本発明はこの要求に答えるものである。
カテーテルチューブは、熱可塑性エラストマーである親
水性ポリエーテルウレタン(HPEU)又は11PEU
ブレンド物を含んでなる。 HPEUは、少なくとも1
種のジイソシアネート、ポリエチレンオキシドグリコー
ル(PEG) 、及び連鎖延長剤から得られる反応生成
物である。 HP[!υブレンド物は、高いソフトセグ
メント含量を有するHPEUが50%以上、及び剛性の
HPEU、ポリエーテルウレタン(PEU) 、又は他
のポリマーが50%以下、からなる、 PEG以外のポ
リエーテルグリコールをHPEU組戒物中に組み込んで
もよい、チューブは押出のような溶融加工法によって作
製され、キュアーや架橋などの処理は必要としない、チ
ューブが水性液体と接触すると。
水性液体を吸収して膨張し、これによって内腔の断面積
が増大する。
本発明の好ましいカテーテルは、ソフトセグメント含量
の高いHPEtl (高分子量のPEG、 4,4”−
ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、及び低
分子量ジオール連鎖延長剤から得られる反応生成物であ
る)を主要成分として含み、水をその自重の50〜20
0%吸収することによって膨張し、これによって内腔の
直径が約5〜50%増大する。最も好ましいHPEU主
要戒分は成分 MD1,分子量が約8,000のPEG
、及び連鎖延長剤としての1.4−ブタンジオール(B
DO)から得られる反応生tc物である。
剛性のカテーテルを得るために、 PEG3000ベー
スのHPEIIを剛性のHPEU、 PEU、又は他の
ポリマーとブレンドすることもできる。剛性のHPEU
とPEUは。
55〜90重量%のハードセグメント含量を有し、比較
的低い分子量(200〜2,000)のポリエーテルグ
リコールをベースとしている。
本発明のカテーテルの他の実施11様においては。
HPEUは1表面に固定されたヘパリンのような抗血投
薬2表面に固定されるかもしくはHPEUの全体にわた
って実質的に均等に分布された(以後、バルク分布され
たという)抗感染薬、又はバルク分布されるかもしくは
I(PEtlと共に同時押出した1つ以上のストライブ
又は層の形でHPEUと結合させた放射線不透過剤、を
含む。
従って7本発明は、従来技術による中央静脈用カテーテ
ル(特に脈管用カテーテル)を凌ぐ重要な利点をもった
膨張性カテーテルを提供する。末梢静脈用に使用する際
には、患者の苦癌を和らげる上から、意図する薬物投与
に対して必要とされるより小さな内径の本発明のカテー
テルを患者の体内に挿入し、そして患者の体液との接触
によってカテーテルを必要とするサイズに膨潤させるこ
とができる。従来技術による膨張性カテーテルとは異な
り1本発明のカテーテルは熱可塑性エラストマーである
[IPI!Uから作製されており、いかなる触媒、架橋
剤、又は架橋剤からの副生物も含有していない0本発明
のHPEU又はllP[!Uブレンド物は溶融加工可能
であり、従来技術による殆どの膨張性カテーテル(溶融
押出することかできず、且つキュアーを必要とする)を
作製するのに使用されているハイドロゲルとは異なって
1通常の加熱押出によって容易にカテーテルチューブを
作製することができる。
本発明には、多くの異なる形の適切な実施B様が存在す
るけれども、ここでは本発明の好ましい実施1!様につ
いて詳細に説明する。言うまでもないことであるが2本
開示肉容は本発明の原理の代表的な例として考えるべき
であって2本発明は以下に説明する実施態様によって限
定されるものではない0本発明の範囲は、特許請求の範
囲及びその同等物によって規定される。
本発明によれば、 HPEU又は)IPEUブレンド物
から作製される膨張可能なカテーテルが提供される。
カテーテルが体液(例えば血液)と接触すると。
カテーテルは水分を吸収してより大きな内径寸法に膨張
する。
HPEUは3つの必須成分、すなわちジイソシアネート
、PEG、及び連鎖延長剤を含む、以下に記載するよう
な他の成分を含んでもよい。
適切なジイソシアネートとしては、 MDIや3.3”
−ジフェニルメタンジイソシアネートのような芳香族ジ
イソシアネート;イソホロンジイソシアネートや4.4
”−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートのような
脂環式ジイソシアネート:及びヘキサメチレンジイソシ
アネートのような脂肪族ジイソシアネートがある。最も
好ましいジイソシアネー・トはMl)Iである。使用す
ることのできる他のジイソシアネートとしては、フッ素
置換されたジイソシアネートやインシアネート基を含有
したシリコーン等がある。
ポリエーテルグリコール成分は、 PEG単独であって
もよいし、あるいはO〜50重景%の他のポリグリコー
ルと混合してもよい、 PEGと混合することのできる
適切なポリグリコールとしては、ポリプロピレンオキシ
ドグリコール、ポリテトラメチレンオキシド(PTMO
)グリコール、及びシリコーングリコール等がある。シ
リコーングリコールとPTMOグリコールは実質的に疎
水性であり、こうしたグリコールの適当量をPEGと混
合することによって、 HPEυブレンド物の親水性の
程度を所望の膨張程度に応じて調節することができる。
シリコーングリコールはよく知られているものであり、
ズドラハラ(Zdrahara)による米国特許第4,
647.643号明細書にその代表的な例が記載されて
いる。特に有用なシリコーングリコールは、ダウ・コー
ニング社から4−3667フルイド(以前は口4−36
67)の商品名で市販されているグリコールである。
ソフトセグメント含量の高いHPEtlのPEGは6約
650〜16,000 (好ましくは約3.350〜1
2,000)の分子量を有する。最も好ましいPEGは
約s、oooの分子量を有するPEGである0本発明に
よれば、高分子量のPEG(PE08000)を含有す
る高ソフトセグメント含量のHPEUから作製したカテ
ーテルは、乾燥状態のとき、また吸水して膨張したとき
に、低分子量のPEGをベースとしたHPEUから作製
したカテーテルより剛性が高い、ということが見出され
た。
適切な連鎖延長剤は、水及び/又は最高10個の炭素原
子を含有した低分子量で枝分かれ鎖状もしくは直鎖状の
ジオール、ジアミン、もしくはア果ノアルコール、又は
これらの混合物である。連鎖延長剤の代表的な例として
は、  BDO;エチレングリコール;ジエチレングリ
コール; トリエチレングリコール;112−プロパン
ジオール;1.3−プロパンジオール;1.6−ヘキサ
ンジオール;114−ビス−ヒドロキシメチルシクロヘ
キサン; ヒドロキノリンヒドロキシエチルエーテル;
エタノールアミン;エチレンジアミン;及びヘキサメチ
レンジアミン:等がある。好ましい連鎖延長剤は1.6
−ヘキサンジオール、エチレンジアミン、ヘキサメチレ
ンジアミン、及び水であり、最も好ましいのはBl)O
である。
各成分の使用比率は、 HP[!Uのハードセグメント
が配合物の全重量を基準として約25〜50%(好まし
くは約30〜45%)となるような比率である。ハード
セグメントの所定のパーセントから、各成分の使用比率
を容易に算出することができる。
本発明のHPEuは、湿潤状態時及び乾燥状態時におい
て優れた物理的特性を有し、 2.000〜10,00
0#:zF/In”(ps+)の範囲の引張特性を有す
る0本発明のHPEUは自重の約10〜200%(好ま
しくは約50〜150%)の水を吸収し、このとき吸水
量は、ソフトセグメントの含量が高くなるにつれて、そ
してPEGの分子量が大きくなるにつれて増大する。押
出によって作製されたチューブは、水を吸収すると、そ
の内径が5〜75%(好ましくは約25%)増大する。
本発明のHPEUはワンショット合成法すなわちバルク
合成法によって作製することができ、このとき各成分は
一回で全て混合される。当業界において知られているこ
の方法は、一般には触媒を使用して行われる。しかしな
がら1本発明の方法の特徴は1重合触媒を加えることな
くバルク重合によってHPEUが成分から作製される。
という点にある。
当業界において使用されている従来の触媒(例えばジブ
チル錫ジラウレートのような有機金属化合物)は滲出を
起こすことがあり、従って血液接触エレメントに対して
有害な影響を与えることがある。触媒の使用を避けるこ
とによって1本発明のHPEUは余分な成分を含むこと
がなく、また従来技術によって得られたものより毒性が
低い。
上述のHP E I+は、これを溶融押出して適切ない
かなるサイズのカテーテルチューブにもすることができ
る。本発明のカテーテルチューブは、28〜14ゲージ
フレンチ(gauge French)の範囲の内径寸
法を有する。
本発明のカテーテルは、抗感染薬、放射線不通遇剤、又
はHPELIと結合させた形の抗血投薬を有する。適切
な抗血投薬としては、プロスタグランジン、ウロキナー
ゼ、ストレプトキナーゼ、ティシュ−・プラスξノゲン
・アクチベーター(tissueplas+minog
en activator)、及びヘノクリノイド(h
eparinoids)等がある。好ましい抗血投薬は
スルホン酸デキストランのようなスルホン化ヘパリノイ
ドであり、最も好ましいのはヘパリンである。
抗血投薬は、 HPEUの約1〜10重量%(好ましく
は約5重量%)である。
抗血投薬は、従来法に従って膨張可能なカテーテルの表
面に被覆することができる。例えば、ヘパリンと第四塩
(quaternary 5alt)との錯体を使用す
ることができる。このような錯体は当業界ではよく知ら
れており、マクガリ−(McGary)らによる米国特
許第4.678,660号明細書に記載されている。適
切な錯体は、塩化セチルピリジニウム又は塩化ベンズア
ルコニウムを使用して形成することができる。好ましい
錯体は、ヘパリンと塩化ドデシルメチルアンモニウムと
の錯体、そして最も好ましくはヘパリンと塩化トリドデ
シルメチルアンモニウムとの錯体(従来よりTDMMC
と呼ばれている)である、 HPEU−ヘパリンの被覆
操作は、約1〜10重量%(好ましくは約5重量%)の
HPEIIと。
約0.5〜20重量%(好ましくは約2〜8重量%)の
ヘパリンからなる錯体を適切な溶媒又は混合溶媒に溶解
して得た溶液中にロッドを浸漬することによって行うこ
とができる。有用な溶媒の例としては、 DHAC,D
MF、 N−メチルピロリドン、トルエン、メチルエチ
ルケトン、石油エーテル、インプロパツール、及びプロ
ピレングリコールメチルエーテルアセテート(PGME
A)等がある。好ましい溶媒は、 DMACとPGME
!Aの1:1容量比混合物である。
当業界において知られている従来のいかなる放射線不透
過剤も1本発明のHPEU中に組み込むことができる。
これらの例としては、硫酸バリウム。
二酸化ビスマス、及びタングステン粉末のような無機放
射線不透過剤、並びにヨウ素化もしくは臭素化されたポ
リウレタン等がある。放射線不透過剤の使用量は2カテ
ーテルの重量を基準として約2〜35重量%である。放
射線不透過剤は1本発明の膨張可能なカテーテル中に、
従来の押出法又は同時押出法によって形成される1つ以
上のストライブもしくは層状物として組み込むことがで
きる。
当業界において公知の使用可能な抗感染薬としては、ク
ロロヘキシジン(chlorhexldine) +銀
スルファジアジン(silver 5ulfadlaz
ineL及びペニシリン等の抗生物質がある。これらの
物質は。
1〜lO重量%の範囲でuppu中に組み込んでもよい
し、膨張可能なカテーテルに表面被覆してもよいし、あ
るいは好ましくはバルク分布させてもよい。
抗感染薬がHPEII中にバルク分布した状態のカテー
テルを作製するための好ましい方法は、溶融押出による
方法である。抗感染薬とHPEUは、適切な混合法(例
えば、ポリマーペレットと抗感染薬を一緒に撹拌又はタ
ンプリングすること、又は好ましくは従来の二軸スクリ
ュー押出を行うこと)によって粒状の形態でブレンドす
ることができる。後者のプロセスにおいては、ワーナー
・アンド・フライダラー(Werner and Pf
letderar)モデルZDSK−28ユニット等の
市販の二輪スクリュー押出機を使用して、各成分を同時
に均一にブレンドし、溶融し9そして押出してカテーテ
ルチューブとする。
本発明の膨張可能なカテーテルは、水性液体と接触する
までは一定の直径となっている。使用する際には、より
小さな内径寸法のカテーテルが患者の血流中に導入され
る。このときカテーテルは水を吸収して膨張し、モして
内腔の寸法が大きくなるので挿入用器具を容易に取り除
くことができる。内腔が大きくなれば、患者に投与する
溶液の流量を増やすことができる。
本発明のカテーテルと従来技術のカテーテル(米国特許
第4.781.703号明細書に記載)との膨張性に関
する比較を図面に示しである。第1図は。
水と接触したときに、45%のハードセグメントを含有
した本発明の20ゲージのカテーテルはその内径が1針
当たり1.1%の割合で増大するが、一方。
45%のハードセグメントを含有した従来技術による膨
張可能な20ゲージのカテーテルはその内径が1針当た
り僅か0.1%の割合で増大する。ということを示して
いる。第2図は1本発明のカテーテルは僅か5分後に実
質的に完全に膨張するが、−方、従来技術によるカテー
テルの膨張は30分かかって徐々に進行し、そして水と
接触してから約60分後まではその膨張が完全ではない
、ということを示している。従って、膨張速度が高いこ
とにより0本発明のカテーテルは病院での使用に極めて
有利となることがわかる0例えば4者の静脈内薬物投与
を監視している看11婦は、僅か5分後にカテーテルが
完全に膨張し、その後の投与速度が一定となることを知
っている。しかしながら、従来技術によるカテーテルの
場合には、投与速度が60分以上にわたって変化するた
め、投与速度が所望の速度を越えないように、この時間
中において不断の監視が必要となる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが
2本発明はこれによって限定されるものではない。
実施例I 肚■坐金底 厘且 ユニオン・カーバイド社から種々の分子量のPEGを入
手し、そのまま使用した。配合比率を決定・114Mす
るために、無水フタル酸−ピリジン法によってヒドロキ
シル価を、そしてカール・フィッシャー滴定によって水
分を求めた。連鎖延長剤としては、デュポン社から入手
した1、4−ブタンジオール(BDO)をそのまま使用
した。 MDIはモベイ社から入手し、濾過してから使
用した。
崖ユ1≧づ針た底 ワンシ奮ットのバルク重合を使用して親水性のポリエー
テルウレタン(DPI!11)を合成した。減圧下で6
0〜70℃にて24時間、 PI!Gを乾燥した。 1
101を濾過し、減圧でストリッピングを行った。化学
量論量の・PI!GとBIIOを重合反応器中に仕込み
、 60’Cで30分脱気した0次いで、化学量論量の
MDI (NGOインデックス1.02)を加えて2重
合温度が約85℃になるまで激しく撹拌した。得られた
ポリマーを取り出し、125℃で30分ポストキュアー
した6本発明の代表的なHPEU配合処方を第1表に示
す。
第1表 HPEυ配合処方 No。
PEG  打H H5X   Moll BD(IX Ecz 実施例■ 肚■曵理止 実施例■から得られたHPEtlのスラブを細片にし。
従来タイプの3/4r又は11>の−輪スクリニー押出
機を使用して押出して、医療用チューブと8〜12ξル
厚さのリボンを作製した。押出温度の温度分布範囲は次
の通りであった:供給ゾーン、150〜175℃;溶融
ゾーン、190〜220℃;計量シー7、190〜22
0°C;及びグイ、 190〜220 ’C(ハードセ
グメントの含量によって変わる)。
実#1例■ ■別生丑棗艷性 押出されたリボンからのグイカットサンプルについて、
^STM標準試験法に従って、乾燥状態(dry)(2
3℃、相対湿度50%)と湿潤状B(hydrated
)(23℃の0.9%塩水中)におけるHPEUサンプ
ルの引張特性試験を行った。その結果を第■表に示す。
湿潤状態時の引張パラメーターの算出においては。
試験サンプルの乾燥時の厚さを適用した。従って湿潤状
態の引張試験値は正確なものではなく、単に比較のため
に記載しである。
第■表 0.5インチ×1インチの射出成形サンプルを使用して
、吸水量と膨潤度を測定した。これらのサンプルを室温
(23℃)の蒸留水中に24時間保持して、ti実に平
衡状態の吸水量が得られるようにした。サンプルを取り
出し1表面についた水を濾紙で押しつけることなく注意
深く吸い取った。各膨潤サンプルの重量を慎重に秤量し
、約60℃で48時間減圧乾燥した後、再び秤量した。
以下の式を使用して1重量差のデータから、吸水量と膨
潤度を算出した。
一^−(Ws−Wp)/WpX100        
     (i )05− ((Hp/dp) + (
Ws−11p)/dH) /(Hp/dp)  (2)
上記式中、、 IIAは吸水量%であり、 ilsは膨
潤したサンプルの重量であり、 Wpは乾燥状態のサン
プルの重量であり、 O5は膨潤度であり、 dpは乾
燥サンプルの密度(1,15g/cm”)であり、モし
てdwは水の密度(1,Og/c+w’)である、全て
のHPEU配合処方に対して+ 1−15g/cs+”
の平均ポリウレタン密度を使用した。
所定の時間で蒸留水浴から取り出したサンプルに対して
その内径を測定した。
このように9本発明は、患者の血液と接触すると、より
大きな内腔寸法に膨張してより大きな流量の薬物投与が
可能となるような、そしてこれと同時に剛化して、よじ
れることなくその位置を調節できるようなカテーテルを
提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は9本発明のカテーテルの膨潤速度と従来技術に
よるカテーテルの膨潤速度を比較した図である。 第2図は。 本発明のカテーテルと従来技術によ るカテーテルの内径の変化を時間の関数として比較した
図である。 (外4名) 図面の浄書(内容に変更なし) FIG−/ 手 続 補 正 書 平成 2年 雫が 日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、実質的に親水性の熱可塑性エラストマーであるポリ
    ウレタンのチューブを含んでなり、このとき前記ポリウ
    レタンが25〜50%のハードセグメントを有していて
    、且つジイソシアネート、ポリエチレンオキシドグリコ
    ール、及び連鎖延長剤から得られる反応生成物を含み、
    そして前記チューブは、水性液体と接触すると、前記水
    性液体を自重の約10〜200%吸収して膨張し、これ
    によって前記チューブの内径が約5〜75%増大する、
    溶融押出カテーテル。 2、前記ジイソシアネートが、4,4′−ジフェニルメ
    タンジイソシアネート、3,3′−ジフェニルメタンジ
    イソシアネート、イソホロンジイソシアネート、及びヘ
    キサメチレンジイソシアネートからなる群から選ばれる
    、請求項1記載のカテーテル。 3、前記連鎖延長剤が、1,4−ブタンジオール、エチ
    レングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
    グリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロ
    パンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1、4−ビ
    ス−ヒドロキシメチルシクロヘキサン、ヒドロキノリン
    ヒドロキシエチルエーテル、エタノールアミン、エチレ
    ンジアミン、及びヘキサメチレンジアミンからなる群か
    ら選ばれる、請求項1記載のカテーテル。 4、前記ポリエチレンオキシドグリコールが約650〜
    16,000の分子量を有する、請求項1記載のカテー
    テル。 5、熱可塑性エラストマーである前記親水性ポリウレタ
    ンが、ポリプロピレンオキシドグリコール、ポリテトラ
    メチレンオキシドグリコール、及びシリコーングリコー
    ルからなる群から選ばれるポリグリコールの反応生成物
    をさらに含む、請求項1記載のカテーテル。 6、抗感染薬、放射線不透過材、及び抗血栓薬からなる
    群から選ばれる薬剤をさらに含む、請求項1記載のカテ
    ーテル。 7、前記抗血栓薬が、プロスタグランジン、ウロキナー
    ゼ、ストレプトキナーゼ、ティシュー・プラスミノゲン
    ・アクチベーター、及びヘパリノイドからなる群から選
    ばれる、請求項6記載のカテーテル。 8、前記抗感染薬が、クロロヘキシジン、銀スルファジ
    アジン、及び抗生物質からなる群から選ばれる、請求項
    6記載のカテーテル。 9、前記放射線不透過剤が、無機放射線不透過剤、ヨウ
    素化された有機放射線不透過剤、及びハロゲン化ポリマ
    ーからなる群から選ばれる、請求項6記載のカテーテル
    。 10、実質的に親水性の熱可塑性エラストマーであるポ
    リウレタンのチューブを含んでなり、このとき前記ポリ
    ウレタンが、ジイソシアネート、ポリエチレンオキシド
    グリコール、及び連鎖延長剤から得られる反応生成物を
    含み、そして前記チューブは、水性液体と接触すると膨
    張する、溶融押出カテーテル。 11、実質的に親水性の熱可塑性エラストマーであるポ
    リウレタンのチューブを含んでなり、このとき前記ポリ
    ウレタンが30〜45%のハードセグメントを有してい
    て、且つ4、4’−ジフェニルメタンジイソシアネート
    、1、4−ブタンジオール、及び6,000〜12,0
    00の分子量を有するポリエチレンオキシドから得られ
    る反応生成物を含み、そして前記チューブは、水性液体
    と接触すると、前記水性液体を自重の約50〜150%
    吸収して膨張し、これによって前記チューブの内径が約
    5〜50%増大する、溶融押出カテーテル。
JP2163973A 1989-06-21 1990-06-21 溶融押出カテーテル Pending JPH0382473A (ja)

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