JPH038210A - 導電性テープ - Google Patents

導電性テープ

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JPH038210A
JPH038210A JP14186389A JP14186389A JPH038210A JP H038210 A JPH038210 A JP H038210A JP 14186389 A JP14186389 A JP 14186389A JP 14186389 A JP14186389 A JP 14186389A JP H038210 A JPH038210 A JP H038210A
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JP
Japan
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tape
binder
carbon fiber
conductive
conductive tape
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Pending
Application number
JP14186389A
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English (en)
Inventor
Koji Kitagawa
弘二 北川
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Kitagawa Industries Co Ltd
Original Assignee
Kitagawa Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野J 本発明は、紐状、又はテープ状に成形された導電性テー
プに関する。
[従来の技術] 従来、導電性を有する紐状、又はテープ状部材は、シー
ルドルームの継ぎ目部分を電気的に接続したり、電カケ
ープルの遮断層として用いられたり、あるいは水管に巻
き付けて、発熱させ凍結を防止する等の用途に用いられ
ている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の導電性テープは、いずれも金属の
薄板又は細線を導電性部材として用いているため、生産
性が低く、かつ可撓性が小さいため、加工や組み付は工
数が多く必要となる問題点を有していた。
本発明は上記課題を解決することにより、加工性の向上
および組み付工数の低減を図ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための手段として、本発明の導電性
テープは、樹脂、ゴム等の結合剤中に、少なくとも、炭
化水素の熱分解による気相法によって生成され、かつ高
融点金属及び/又は該金属の化合物の超微細粉末を成長
開始部として成長させた炭素繊維を加用し、これを紐状
、又はテープ状に成形したことを要旨とする。
「作用] 本発明の導電性テープは、特定の炭素繊維を結合剤によ
って保持し、これを紐状、又はテープ状に成形したもの
である。
炭素繊維を保持する結合剤としては、ポリエステル系樹
脂、ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂等の合成樹脂、に
かわ、天然2合成、シリコンゴム、カゼイン等を例示す
ることができる。
この発明に用いられる炭素繊維は、ポリアクリロニトリ
ル系炭素繊維又はピッチ系炭素繊維と異なり、高融点金
属及び/又はその化合物の超微細粉末の直径と略等しい
微小直径のウィスカ状として生成されるものである。
炭素繊維の成長開始部となる高融点金属は、炭化水素の
熱分解の温度である950℃ないし1300″Cにおい
て気化しない金属で必って、Ti。
Zrなどの周期律表の第4a族、V、Nb等の第5a族
、Cr、MO等の第6a族、Mn等の第7a族、Fe、
Co等の第8族の元素が適し、特に望ましいのはFe、
Go、N i、v、Nb、Ta。
li、Zrでおる。そして、かかる金属の化合物にはそ
の酸化物、窒化物、その地温類がある。
本発明よるウィスカ状の炭素繊維は、結合剤との密着性
、分散性に優れ、使用する結合剤のあらゆる部位にいき
渡り均一に分散保持される。又、この炭素繊維は、格子
欠陥の少ない規則正しい黒鉛結晶層に基づき、小さな電
気抵抗率、即ち良導電性及び引張り強度等の機械的特性
に優れている。
従って、結合剤中に連鎖状に分散保持され、本発明の導
電性テープに導電性を付与するとともに、その機械的特
性をも向上させる。
導電性テープの導電性の度合、即ち電気抵抗率は、上記
炭素繊維の連鎖の度合である加用量によって決定される
。又、炭素繊維の加用量が、各炭素繊維の相互接触に必
要な所定量に達すると、導電性テープの電気抵抗率は炭
素繊維単体の電気抵抗率に近い値となる。そして、この
所定量は、使用する結合剤の40体積%程度の値である
。換言すると、炭素繊維の加用量は、結合剤の20体積
%程度を越える値であれば電気抵抗率が低下し好ましい
といえる。
こうして導電性の付与された導電性テープは、電磁波シ
ールド材として用いられた場合には、電磁波ノイズを反
射、吸収する。
本発明の導電性テープは、炭素繊維が結合剤中に分散保
持され、導電性テープの機械的特性を向上させることか
ら、この導電性テープの強度を保持したままで、例えば
フェライト粉末などの磁性体を分散し、保持することが
できる。これにより、導電性テープは、フェライト粉末
自体のもつ高透磁性を備えたものとなる。したがって、
磁界を遮断する機能を有する。
結合剤中に分散、保持される各フェライト粉末は、互い
に接触していなくとも高透磁性となるので、その加用量
は適宜決定すれば良く、結合剤の2体積%程度を越える
値であれば好ましい。
[実施例] 次に、本発明の第1実施例として、導電性テープを発熱
体として用いた発熱テープ1を説明する。
本実施例の発熱テープ1は、第1図に示すように、ロー
ル状の発熱テープ1を、配管3に巻き付で用いるもので
あり、第2図に構成を示すテープ製造機5によって製造
される。
テープ製造機5は、結合剤としてのナイロン6゜6と1
粒径約5〜10μmのフェライト粉末と。
下記に示すように製造された炭素繊維とを混合した導電
性原料7を、加熱溶融機9で溶融し、ギアポンプで計量
し、以下これを順に口金11.冷却機13を通して、導
電性のテープ15に成形する。
次いで、テープ15をデイピング装置17に通して絶縁
層をテープ15の周囲に形成し、これを乾燥119によ
って乾燥後、製造された発熱テープ1を巻取機21によ
ってロール状に巻き取る。
本実施例に用いる炭素繊維は、950℃〜1300℃の
炉内でベンゼンを熱分解する気相法によって生成され、
かつ粒径0.02μm〜0.03μmの鉄粉末を成長開
始部として成長した直径0゜1μm−0,5μm、長さ
0.1M〜1mの物体である。
導電性原料7を構成するナイロン6.6.フェライト粉
末、および炭素繊維のそれぞれの物性値は、下表1に示
すような値である。
表2 車1・・・フェライト粉末の組成比 京2・・・炭素繊維又はカーボンブラック粒子の組成比
*3・・・500MHzの電界又は10KHzの磁界に
おけるシールド効果又、導電性原料7の組成比は、ナイ
ロン6.678体積%、フェライト粉末2休積%、炭素
繊維20体積%である。
導電性原料7を加熱溶融し、導電性のテープ15とした
場合(試験片A)の物性値に関する測定結果を表2に示
す。又、本実施例の導電性のテープ15と対比するため
に、ナイロン6.6中にカーボンブラック粒子を加用し
た従来タイプの導電性のテープ(試験片B)の物性値も
表2に示す。
なお、試験には、JIS  K 7113記M、1号形
試験片を使用した。
この結果から、本実施例の発熱テープ1(試験片A)は
、従来のもの(試験片B)に比べて、体積抵抗率(Ω・
cm )が小さな良導電体である。
以上に説明した発熱テープ1は、加工が容易で、かつ絶
縁層によって被覆されている。又、下記試験データに示
すように、柔軟性1強度、および繰り返し可撓性が従来
の発熱テープより優れている。
これにより、発熱テープ1を巻き付け、あるいは接着す
る水管等の被加熱部位の形状によく対応し、取り付は工
数が低減されるという極めて優れた効果を秦する。
又、形状によく対応することから被加熱部位との密着性
が向上し、加熱効率が大きくなるとともに、スペース効
率も向上するという極めて優れた効果を奏する。
なお、例えば、発熱テープ1を紐状に成形してもよく、
又は絶縁層を形成しなくてもよい。又、発熱温度に応じ
てプラスチックの材質を変更したり、又はゴムに変更し
てもよく、あるいは炭素繊維の加用量を発熱量、供給電
圧等に対応して適宜調整してもよい。あるいは、発熱テ
ープ1に遠赤外線セラミックス粉末を加えて、遠赤外線
を発生する発熱テープとしてもよい。
次に第2実施例を説明する。第2実施例は、電磁波ノイ
ズを遮蔽する電磁波シールドチー154を示す。
電磁波シールドテープは、ポリエチレン65体積%、フ
ェライト粉末5休積%、炭素w4維30体積%の組成比
の導電性原料7を、テープ製造機5によってテープ状に
成形してなるものである。
電磁波シールドテープ(試験片C)の物性値に関する測
定結果を下表3に示す。
表3 *1・・・フェライト粉末の組成比 *2・・・炭素譲維の組成比 13・・・500MHzの電界又は10KHzの磁界に
おけるシールド効果この結果から、本実施例の電磁波シ
ールドテープ(試験片C)は、従来のものく既述した表
2に示す試験片B)に比べて、電界および磁界のシール
ド効果が優れている。
以上に説明した電磁波シールドテープは、電磁シールド
、および磁気シールド作用をそろって有し、しかも第1
実施例と同様に炭素繊維による機械的強度も有すること
から繰り返し可撓性が高く、かつ極めて薄く成形するこ
とが可能である。
したがって、電磁波シールドテープは、複雑な形状の箱
体や、管状部材の周面に沿った接着加工を容易にすると
いう極めて優れた効果を奏する。
この結果、はとんどの部位の電磁波をシールドすること
ができるという極めて優れた効果を奏する。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものでj なく種々梧態様の実施が可能である。
[発明の効果J 以上説明したように、本発明の導電性テープは、結合剤
が機械的特性及び導電性に優れた特定の炭素繊維を分散
保持する。このため、成形形状の自由度が高いという結
合剤の特性と、特定の炭素繊維により付与された良導電
性とを兼ね備え、しかも特定の炭素繊維により機械的特
性の向上した導電性テープとなる。
この結果、応用範囲が広く、かつ耐久性に優れを導電性
テープが得られるという極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の発熱テープの使用状態の斜視図、
第2図は実施例のテープ製造機の構成を示すブロックで
ある。 1・・・発熱テープ 5・・・テープ製造機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  樹脂、ゴム等の結合剤中に、少なくとも、炭化水素の
    熱分解による気相法によって生成され、かつ高融点金属
    及び/又は該金属の化合物の超微細粉末を成長開始部と
    して成長させた炭素繊維を加用し、これを紐状,又はテ
    ープ状に成形した導電性テープ。
JP14186389A 1989-06-02 1989-06-02 導電性テープ Pending JPH038210A (ja)

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JP14186389A JPH038210A (ja) 1989-06-02 1989-06-02 導電性テープ

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6054998A (ja) * 1983-09-06 1985-03-29 Nikkiso Co Ltd 気相成長炭素繊維の製造方法
JPS6243006A (ja) * 1985-08-19 1987-02-25 昭和電工株式会社 導電性材料
JPH01118611A (ja) * 1987-10-30 1989-05-11 Showa Denko Kk 複合有機繊維

Patent Citations (3)

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