JPH0381553A - 液化ガスの安全充填システムと充填弁 - Google Patents
液化ガスの安全充填システムと充填弁Info
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- JPH0381553A JPH0381553A JP18142689A JP18142689A JPH0381553A JP H0381553 A JPH0381553 A JP H0381553A JP 18142689 A JP18142689 A JP 18142689A JP 18142689 A JP18142689 A JP 18142689A JP H0381553 A JPH0381553 A JP H0381553A
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Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、主としてLPG等の液化ガスをストレージ
タンクから個々のボンベ(容器)に充填する際の安全充
填システム並びに該システムに専用される充填弁の新規
な構造に関し、充填終了時に容器弁から取外される充填
弁内に残留する液化ガスを事前に吸引・導出してガス化
させた上、これを還流管を介してストレージタンクに回
収することにより、液化ガスの外部放出を大幅に減少さ
せるようにしたことを特徴とするものである。
タンクから個々のボンベ(容器)に充填する際の安全充
填システム並びに該システムに専用される充填弁の新規
な構造に関し、充填終了時に容器弁から取外される充填
弁内に残留する液化ガスを事前に吸引・導出してガス化
させた上、これを還流管を介してストレージタンクに回
収することにより、液化ガスの外部放出を大幅に減少さ
せるようにしたことを特徴とするものである。
従来のこの種液化ガスの充填システムは、第7図に例示
したように、ストレージタンク(イ)の液層から液化ガ
スを送給する供給管1口)(υ゛)と、別途エアーを供
給するエアーホース(ハ)(ハ゛)とが、自動計量充填
器に)を介してボンベ(へ)の容器弁]ト)と装脱可能
な充填弁Aに連通ずるようにしたものであって、上記充
填弁の切換弁Bを操作して、該充填弁内部(第8図参照
)のシリンダー室C゛に上記エアーホース(ハ)(ハ゛
)から所定圧のエアーを送給することで、充填弁先端の
フックDとバルブスピンドルG先端との距離が詰まって
上記容器弁(ト]をチャックすると同時に、内弁Eを開
状態とする。この状態で容器弁(ト)のハンドル(ホ)
を手動で操作して開弁すると、供給管(口](II”)
内の液化ガスが順次ボンベ(へ)側に流入するのである
。このようにしてボンベ内に所定量の液化ガスが充填さ
れた時点で、上記充填弁直前に設けられた遮断弁Fが自
動的に作動して液路を閉止するから、再び容器弁]ト)
を手動で閉弁した上、上記切換弁Bを操作して内部のエ
アーを大気中に放出することで、フックDとバルブスピ
ンドルG先端との距離が離反してフックDによる容器弁
(ト]とのチャッキングが解除されると同時に内弁Eも
閉止の状態となり、この時点で充填弁Aを容器弁(ト)
から取外すという工程を各ボンベにつき、繰り返し行う
ものであった。
したように、ストレージタンク(イ)の液層から液化ガ
スを送給する供給管1口)(υ゛)と、別途エアーを供
給するエアーホース(ハ)(ハ゛)とが、自動計量充填
器に)を介してボンベ(へ)の容器弁]ト)と装脱可能
な充填弁Aに連通ずるようにしたものであって、上記充
填弁の切換弁Bを操作して、該充填弁内部(第8図参照
)のシリンダー室C゛に上記エアーホース(ハ)(ハ゛
)から所定圧のエアーを送給することで、充填弁先端の
フックDとバルブスピンドルG先端との距離が詰まって
上記容器弁(ト]をチャックすると同時に、内弁Eを開
状態とする。この状態で容器弁(ト)のハンドル(ホ)
を手動で操作して開弁すると、供給管(口](II”)
内の液化ガスが順次ボンベ(へ)側に流入するのである
。このようにしてボンベ内に所定量の液化ガスが充填さ
れた時点で、上記充填弁直前に設けられた遮断弁Fが自
動的に作動して液路を閉止するから、再び容器弁]ト)
を手動で閉弁した上、上記切換弁Bを操作して内部のエ
アーを大気中に放出することで、フックDとバルブスピ
ンドルG先端との距離が離反してフックDによる容器弁
(ト]とのチャッキングが解除されると同時に内弁Eも
閉止の状態となり、この時点で充填弁Aを容器弁(ト)
から取外すという工程を各ボンベにつき、繰り返し行う
ものであった。
しかし、上述した従来の充填システムに使用される充填
弁Aは、第8図に見られるように、シリンダーCの先端
にフックDを一体に設ける一方、該シリンダー内を所定
のエアー圧を受けてスプリングSを圧縮して摺動可能と
した中空状ピストンPと、該ピストン内に弾装されるス
プリングSに付勢されて液化ガスの通路を閉止し、切換
弁Bの操作でシリンダー室C”内に送給されるエアーで
、該通路を開放するバルブスピンドルGとから構威され
たものであるから、その充填弁Aの先端側に付設されて
充填完了時に自動的に作動する遮断弁用と上記バルブス
ピンドルGの中空部との間には、どうしても液化ガスの
滞留が避けられず、充填終了後に上記容器弁(ト]から
充填弁Aを取外す毎に、上記残留液化ガスが大量の気化
ガス(標準状況での体積膨張率は約250倍〉となって
、大気中に瞬間的に放出されることになる。
弁Aは、第8図に見られるように、シリンダーCの先端
にフックDを一体に設ける一方、該シリンダー内を所定
のエアー圧を受けてスプリングSを圧縮して摺動可能と
した中空状ピストンPと、該ピストン内に弾装されるス
プリングSに付勢されて液化ガスの通路を閉止し、切換
弁Bの操作でシリンダー室C”内に送給されるエアーで
、該通路を開放するバルブスピンドルGとから構威され
たものであるから、その充填弁Aの先端側に付設されて
充填完了時に自動的に作動する遮断弁用と上記バルブス
ピンドルGの中空部との間には、どうしても液化ガスの
滞留が避けられず、充填終了後に上記容器弁(ト]から
充填弁Aを取外す毎に、上記残留液化ガスが大量の気化
ガス(標準状況での体積膨張率は約250倍〉となって
、大気中に瞬間的に放出されることになる。
このことは、周辺への大量なガス洩れを意味し、危険性
があるだけでなく、か\る作業の実態においては、保安
上充填設備の近辺に投口されるガス洩れ警報器が頻繁に
アラームするため、作業者が警報器のスイッチを切断す
るという違法行為に繋がり、作業者のガス洩れに対する
意識低下を招いて大事故に繋がる恐れが多分であるとい
う保安上重大な課題が見られた。
があるだけでなく、か\る作業の実態においては、保安
上充填設備の近辺に投口されるガス洩れ警報器が頻繁に
アラームするため、作業者が警報器のスイッチを切断す
るという違法行為に繋がり、作業者のガス洩れに対する
意識低下を招いて大事故に繋がる恐れが多分であるとい
う保安上重大な課題が見られた。
本発明に係る液化ガスの安全充填システムは、上述した
従来技術における問題点を解消する目的で開発されたも
ので、従来構造の液化ガス自動計量充填器の額盤上に載
置されたボンへの容器弁に装着可能な充填弁とストレー
ジタンクの液層との間を自動計量充填器を介して供給管
で連結する一方、上記充填弁の弁体筒の内孔と連通自在
な還流管を減圧機構を介して上記ストレージタンクの気
層側に還流せしめるという手段を用いた。
従来技術における問題点を解消する目的で開発されたも
ので、従来構造の液化ガス自動計量充填器の額盤上に載
置されたボンへの容器弁に装着可能な充填弁とストレー
ジタンクの液層との間を自動計量充填器を介して供給管
で連結する一方、上記充填弁の弁体筒の内孔と連通自在
な還流管を減圧機構を介して上記ストレージタンクの気
層側に還流せしめるという手段を用いた。
又、上記安全充填システムに専用される自動針量充填器
の充填弁として、−例に切換弁を備え、内部をシリンダ
ー状とした外筐内に、二つのシリンダー室を有し、その
第1シリンダー室をタンクに通ずる流体流路としたピス
トンを、上記切換弁を介して送給されるエアー圧と該シ
リンダー室に内装されたスプリング力とによって自由に
往復動するように構威し、上記第1シ11ンダー室の一
端には弁座面をスプリングで付勢し、第2シリンダー室
に貫入する弁座筒の他端に第2シリンダー室内をエアー
圧で摺動可能なピストン板を一体に結着する一方、第1
シリンダー室には該室内に弾装されたスプリング力を受
けて上記弁座面に押圧される弁体筒の他端が弁座筒内を
経て第2シリンダー室を貫通してボンベの容器弁と係合
可能とし、更に上記弁体筒の内孔が上記弁体筒、弁座筒
、ピストンの各透孔を介して外部と連通ずるという手段
を採用した。
の充填弁として、−例に切換弁を備え、内部をシリンダ
ー状とした外筐内に、二つのシリンダー室を有し、その
第1シリンダー室をタンクに通ずる流体流路としたピス
トンを、上記切換弁を介して送給されるエアー圧と該シ
リンダー室に内装されたスプリング力とによって自由に
往復動するように構威し、上記第1シ11ンダー室の一
端には弁座面をスプリングで付勢し、第2シリンダー室
に貫入する弁座筒の他端に第2シリンダー室内をエアー
圧で摺動可能なピストン板を一体に結着する一方、第1
シリンダー室には該室内に弾装されたスプリング力を受
けて上記弁座面に押圧される弁体筒の他端が弁座筒内を
経て第2シリンダー室を貫通してボンベの容器弁と係合
可能とし、更に上記弁体筒の内孔が上記弁体筒、弁座筒
、ピストンの各透孔を介して外部と連通ずるという手段
を採用した。
本発明に係る液化ガスの安全充填システム並びにその充
填弁は、ボンベへの充填終了後、容器弁から充填弁を取
外す直前に、該充填弁の弁体筒内に残留している液化ガ
スを吸引・排出して、ストレージタンクに還流させるよ
うにしたことで、従来、見受けられた大量の気化ガスが
大気中に放出されることを略完全に防止するという作用
を奏する。
填弁は、ボンベへの充填終了後、容器弁から充填弁を取
外す直前に、該充填弁の弁体筒内に残留している液化ガ
スを吸引・排出して、ストレージタンクに還流させるよ
うにしたことで、従来、見受けられた大量の気化ガスが
大気中に放出されることを略完全に防止するという作用
を奏する。
以下、本発明の液化ガスの充填システムを第1図に示す
一実施例に従って更に詳述すると、図において1はLP
Gなどの液化ガスが収納されているストレージタンク、
2は一端が上記ストレージタンク1の液層1°に開口す
る供給管、3は自動計量充填器4間の供給管に設けられ
た液送ポンプ、5は自動計量充填器4の額盤4°上に載
置されたボンベ、6は上記ボンベ5の容器弁5゛に装脱
自在な充填弁、7は自動計量充填器4で計量された液化
ガスを充填弁側に送給する供給ホース、又8は下達する
充填弁6の各シリンダー室に圧気をイ」(給するエアー
ホース、更に9は弁体筒10の内孔10″と連通し、そ
の終端がストレージタンク1の気層部1″に開口するホ
ース9h及びパイプ9pから構威された還流管であって
、その途中に例えばベーパーコンプレッサー11により
、内部を低圧状態に維持したサブタンク12を介在させ
たものである。
一実施例に従って更に詳述すると、図において1はLP
Gなどの液化ガスが収納されているストレージタンク、
2は一端が上記ストレージタンク1の液層1°に開口す
る供給管、3は自動計量充填器4間の供給管に設けられ
た液送ポンプ、5は自動計量充填器4の額盤4°上に載
置されたボンベ、6は上記ボンベ5の容器弁5゛に装脱
自在な充填弁、7は自動計量充填器4で計量された液化
ガスを充填弁側に送給する供給ホース、又8は下達する
充填弁6の各シリンダー室に圧気をイ」(給するエアー
ホース、更に9は弁体筒10の内孔10″と連通し、そ
の終端がストレージタンク1の気層部1″に開口するホ
ース9h及びパイプ9pから構威された還流管であって
、その途中に例えばベーパーコンプレッサー11により
、内部を低圧状態に維持したサブタンク12を介在させ
たものである。
尚、上述した本発明の目的は、充填弁の弁体筒の内孔1
0”中に残留する液化ガスを還流管9に吸引する手段と
して、常時還流管9側のガス圧を低下させておくことに
あるので、その方法としては、上記実施例に示したよう
なベーパーコンプレッサー11とサブタンク12の組合
わせ構造に限らず、単にベンチュリー型吸引器Mを利用
したもの(第3図)、又はベンチュリー型吸引器Mとベ
ーパーコンプレッサーを組合わせたもの(第4図)、或
いはクーラー[C1で減圧・気化した液化ガスをサブタ
ンク12を介してレシプロポンプ(8)で吸引するよう
にしたもの(第5図)等、種々の減圧方式が選択できる
ものである。
0”中に残留する液化ガスを還流管9に吸引する手段と
して、常時還流管9側のガス圧を低下させておくことに
あるので、その方法としては、上記実施例に示したよう
なベーパーコンプレッサー11とサブタンク12の組合
わせ構造に限らず、単にベンチュリー型吸引器Mを利用
したもの(第3図)、又はベンチュリー型吸引器Mとベ
ーパーコンプレッサーを組合わせたもの(第4図)、或
いはクーラー[C1で減圧・気化した液化ガスをサブタ
ンク12を介してレシプロポンプ(8)で吸引するよう
にしたもの(第5図)等、種々の減圧方式が選択できる
ものである。
而して、上記自動計量充填器4における充填弁6の構造
例を第2図について説明すると、−例に切換弁13を備
え、内部をシリンダー室14゛とした外筺14内に、二
つのシリンダー室15・16を有し、その第1シリンダ
ー室15をタンク1に通ずる流体流路としたピストンエ
フを、上記切換弁13を介して外筺のシリンダー室14
′内に送給されるエアー圧と該シリンダー室14゛に内
装されたスプリング18の弾力によって自由に往復動す
るように構威し、上記第1シリンダー室15の一端には
弁座面をスプリング19で付勢し、第2シリンダー室1
6に貫入する弁座筒20の他端に第2シリンダー室内を
エアー圧で摺動可能なピストン板21を一体に結合する
一方、第1シリンダー室15には該室内に弾装されたス
プリング19”の弾力により、上記弁座面に押圧・着座
される弁体筒(この弁機構を「内弁」ともいう)10の
他端が弁座筒20内を経て第2シリンダー室を貫通して
ボンベの容器弁5°と係合可能とし、さらに上記弁体筒
の内孔10”が連通ずる弁体筒10、弁座筒20及びピ
ストン17の各透孔10’・20゛・17を介して外部
と通ずるように構成したものである。
例を第2図について説明すると、−例に切換弁13を備
え、内部をシリンダー室14゛とした外筺14内に、二
つのシリンダー室15・16を有し、その第1シリンダ
ー室15をタンク1に通ずる流体流路としたピストンエ
フを、上記切換弁13を介して外筺のシリンダー室14
′内に送給されるエアー圧と該シリンダー室14゛に内
装されたスプリング18の弾力によって自由に往復動す
るように構威し、上記第1シリンダー室15の一端には
弁座面をスプリング19で付勢し、第2シリンダー室1
6に貫入する弁座筒20の他端に第2シリンダー室内を
エアー圧で摺動可能なピストン板21を一体に結合する
一方、第1シリンダー室15には該室内に弾装されたス
プリング19”の弾力により、上記弁座面に押圧・着座
される弁体筒(この弁機構を「内弁」ともいう)10の
他端が弁座筒20内を経て第2シリンダー室を貫通して
ボンベの容器弁5°と係合可能とし、さらに上記弁体筒
の内孔10”が連通ずる弁体筒10、弁座筒20及びピ
ストン17の各透孔10’・20゛・17を介して外部
と通ずるように構成したものである。
尚、同図中22は上記外筺14の先端に一体に設けられ
たフック、23は第2シリンダー室16内にエアーを導
入するタンブラ−バルブ、又24は回収用遮断弁、更に
25は上記供給ホース7の自動計量充填器4側基端に取
付けられた遮断弁を示す。
たフック、23は第2シリンダー室16内にエアーを導
入するタンブラ−バルブ、又24は回収用遮断弁、更に
25は上記供給ホース7の自動計量充填器4側基端に取
付けられた遮断弁を示す。
而して上記回収用遮断弁24は、例えば第6図に示した
ように、常態ではその弁板26はスプリング27に押上
げられて閉止しているが、上記充填弁6のタンブラ−バ
ルブ23の操作により、上記第2シリンダー室16のエ
アー圧が人気口28から上部ダイヤフラム室28に供給
されると、弁杆29を介してスプリング27が押下げら
れて開弁し、上記弁体筒の内孔10”の残留液化ガスを
還流ホース9h側に流通させるのである。
ように、常態ではその弁板26はスプリング27に押上
げられて閉止しているが、上記充填弁6のタンブラ−バ
ルブ23の操作により、上記第2シリンダー室16のエ
アー圧が人気口28から上部ダイヤフラム室28に供給
されると、弁杆29を介してスプリング27が押下げら
れて開弁し、上記弁体筒の内孔10”の残留液化ガスを
還流ホース9h側に流通させるのである。
又、タンブラ−バルブ23を操作して第2シリンダー室
16内のエアーを大気中に放出すると、その弁板26は
上述した開弁時の逆動作によって閉弁状態に戻るのであ
る。
16内のエアーを大気中に放出すると、その弁板26は
上述した開弁時の逆動作によって閉弁状態に戻るのであ
る。
この場合、第2シリンダー室16に送給されるエアー圧
を約5.01¥11とすると、弁座筒20のビス0 トン板21は3.5〜4.0%iで移動するが、回収用
遮断弁の弁板26は4〜4.5智で開弁するようにして
両者間にタイムラグを設けることで内弁10が確実に閉
止した後に、該遮断弁24が作動するように槽底したも
のである。
を約5.01¥11とすると、弁座筒20のビス0 トン板21は3.5〜4.0%iで移動するが、回収用
遮断弁の弁板26は4〜4.5智で開弁するようにして
両者間にタイムラグを設けることで内弁10が確実に閉
止した後に、該遮断弁24が作動するように槽底したも
のである。
次に上述した各機構および配置からなる本発明システム
の作動並びに操作要領を順を追って述べると、 ■ 自動計量充填器4上のボンベの容器弁5゛に充填弁
6の弁体筒10先端を係合すると共に、そのフック22
を容器弁5°に掛着する。
の作動並びに操作要領を順を追って述べると、 ■ 自動計量充填器4上のボンベの容器弁5゛に充填弁
6の弁体筒10先端を係合すると共に、そのフック22
を容器弁5°に掛着する。
■ 切換弁13を操作して外筺14のシリンダー室14
°内に、例えば5%のエアーを加えると、上記弁体筒1
0が突出してフック22との間で容器弁5゛を確実にキ
ャフチすると同時に、弁体筒が移動して内弁10が開く
。
°内に、例えば5%のエアーを加えると、上記弁体筒1
0が突出してフック22との間で容器弁5゛を確実にキ
ャフチすると同時に、弁体筒が移動して内弁10が開く
。
■ 容器弁5゛のハンドル5#を手動で操作して開弁す
るとボンベ5内に液化ガスが送給され、充填が開始する
。
るとボンベ5内に液化ガスが送給され、充填が開始する
。
■ 一定量の充填が完了すると自動的に遮断弁25が閉
じる。
じる。
■ 容器弁5°を手動で閉止する。
■ 充填弁6のタンブラ−バルブ23を操作して第2シ
リンダー室16内にエアーを供給することにより、弁座
筒20が移動して内弁シートに密着し、内弁10が閉状
態となる。
リンダー室16内にエアーを供給することにより、弁座
筒20が移動して内弁シートに密着し、内弁10が閉状
態となる。
■ 同時に当該エアーが第2シリンダー室16内を経て
回収用遮断弁24に供給され、該遮断弁24を開弁する
。
回収用遮断弁24に供給され、該遮断弁24を開弁する
。
■ 一方、サブタンク12内の圧力は、ペーパーコンプ
レッサー11で、常時低く保たれている為、上記回収用
遮断弁24が開くと容器弁5°と充填弁6の弁体筒内孔
10”との間に残留する液化ガスは各透孔10’・17
”・20°を通ってサブタンク12に吸引され、サブタ
ンクの内圧と同程度のガス体となった上、還流管9を経
てストレージタンクの気層側1″に還流される。
レッサー11で、常時低く保たれている為、上記回収用
遮断弁24が開くと容器弁5°と充填弁6の弁体筒内孔
10”との間に残留する液化ガスは各透孔10’・17
”・20°を通ってサブタンク12に吸引され、サブタ
ンクの内圧と同程度のガス体となった上、還流管9を経
てストレージタンクの気層側1″に還流される。
■ 次いで切換弁13を操作して外筺のシリンダー14
’内のエアーを大気に放出すると、ピストン17は外筺
14内のスプリング18によって元の位置に戻る。つま
り、弁体筒10先端がフック22と離反する方向に移動
し、容器弁5゛のチャッキングを解除する。
’内のエアーを大気に放出すると、ピストン17は外筺
14内のスプリング18によって元の位置に戻る。つま
り、弁体筒10先端がフック22と離反する方向に移動
し、容器弁5゛のチャッキングを解除する。
[相] 次にタンブラ−バルブ23を操作して第2シリ
ンダー室16内のエアーを大気に放出すると、内弁10
は閉じたままの状態で第1シリンダー室15内のスプリ
ング19・19゛の弾発作用によって移動し、最初の状
態に戻る。
ンダー室16内のエアーを大気に放出すると、内弁10
は閉じたままの状態で第1シリンダー室15内のスプリ
ング19・19゛の弾発作用によって移動し、最初の状
態に戻る。
■ 以上で本発明に係る液化ガスの安全充填システムに
よる全作業が完了するのでる。
よる全作業が完了するのでる。
尚、本発明システムにおける上記自動計量充填器は、実
施例図に示した台計り式のものに限られるものではなく
、タービン式その他の流量計を利用したものであっても
よいことは当然である。
施例図に示した台計り式のものに限られるものではなく
、タービン式その他の流量計を利用したものであっても
よいことは当然である。
既に述べた通り、本発明の安全充填システムによれば、
ボンベに対して所定量の液化ガスの充填が完了した際、
容器弁から充填弁を取外す前に、弁体筒内に残留する液
化ガスを減圧して抜き取るものであるから、在来システ
ムに見られたように−13= 4゜ 大気中に膨張、放出される液化ガスが皆無の状態となり
、これに伴うガス洩れ等の危険性が解消する上、作業者
によるガス洩れ警報器のスイッチなどの事前切断といっ
た危険行為もなくなって、大事故発生のおそれが悉く解
決されるという効果は頗る大である。
ボンベに対して所定量の液化ガスの充填が完了した際、
容器弁から充填弁を取外す前に、弁体筒内に残留する液
化ガスを減圧して抜き取るものであるから、在来システ
ムに見られたように−13= 4゜ 大気中に膨張、放出される液化ガスが皆無の状態となり
、これに伴うガス洩れ等の危険性が解消する上、作業者
によるガス洩れ警報器のスイッチなどの事前切断といっ
た危険行為もなくなって、大事故発生のおそれが悉く解
決されるという効果は頗る大である。
第1図は本発明に係る液化ガスの安全充填システムの全
体機構を示す配置図、第2図は充填弁の中心部縦断面図
、第3図〜第5図は他の実施例の機構配置図、第6図は
回収用遮断弁の一例を示す中心部縦断面図、第7図は従
来方法における機構の配置図、また第8図は従来の充填
弁の中心部縦断面図である。 尚、図中1・・・ストレージタンク、2・・・供給管、
3・・・液送ポンプ、4・・・自動計量充填器、4゛・
・・額盤、5・・・ボンベ、5°・・・容器弁、6・・
・充填弁、7・・・供給ホース、8・・・エアーホース
、9・・・還流管、10・・・弁体筒(又は内弁) 、
10’・1v・20゛・・・透孔、11・・・ペーパー
コンプレッサー、12・・・サブタンク、13・・・切
l 4− 換弁、14・・・外筺、14°・・・シリンダー室、1
5・・・第1シリンダー室、16・・・第2シリンダー
室、17・・・ピストン、18・19・19°・・・ス
プリング、2o・・・弁座筒、21・・・ピストン板、
22・・・フック、23・・・タンブラ−バルブ、24
・・・回収用遮断弁、25・・・遮断弁。 以 上
体機構を示す配置図、第2図は充填弁の中心部縦断面図
、第3図〜第5図は他の実施例の機構配置図、第6図は
回収用遮断弁の一例を示す中心部縦断面図、第7図は従
来方法における機構の配置図、また第8図は従来の充填
弁の中心部縦断面図である。 尚、図中1・・・ストレージタンク、2・・・供給管、
3・・・液送ポンプ、4・・・自動計量充填器、4゛・
・・額盤、5・・・ボンベ、5°・・・容器弁、6・・
・充填弁、7・・・供給ホース、8・・・エアーホース
、9・・・還流管、10・・・弁体筒(又は内弁) 、
10’・1v・20゛・・・透孔、11・・・ペーパー
コンプレッサー、12・・・サブタンク、13・・・切
l 4− 換弁、14・・・外筺、14°・・・シリンダー室、1
5・・・第1シリンダー室、16・・・第2シリンダー
室、17・・・ピストン、18・19・19°・・・ス
プリング、2o・・・弁座筒、21・・・ピストン板、
22・・・フック、23・・・タンブラ−バルブ、24
・・・回収用遮断弁、25・・・遮断弁。 以 上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、液化ガスの自動計量充填器上に載置されるボンベの
容器弁に、装着可能な充填弁とストレージタンクの液層
との間を上記自動計量充填器を介して供給管で連結する
一方、充填弁の弁体筒の内孔と連通自在な還流管を減圧
機構を介して上記ストレージタンクの気層側に還流せし
めるようにした液化ガスの充填システム。 2、一側に切換弁を備え、内部をシリンダー室とした外
筐内に、二つのシリンダー室を有し、その第1シリンダ
ー室をタンクに通ずる流体流路としたピストンを、上記
切換弁を介して送給されるエアーと該シリンダー室に内
装されたスプリング力とによって自由に往復動するよう
に構成し、上記第1シリンダー室の一端には弁座面をス
プリングで付勢され、他端が第2シリンダー室に貫入す
る弁座筒を、第2シリンダー室内をエアー圧で摺動可能
なピストン板に一体に結着する一方、第1シリンダー室
には該室内に弾装されたスプリング力を受けて弁座面に
着座可能とした弁体筒の先端が、弁座筒内を経て第2シ
リンダー室を貫通してボンベの容器弁と係合可能とし、
更に上記弁体筒の内孔が上記弁体筒、弁座筒、ピストン
の各透孔を経て外部と連通するようにしたことを特徴と
する液化ガスの自動計量充填器における充填弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18142689A JPH0381553A (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 液化ガスの安全充填システムと充填弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18142689A JPH0381553A (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 液化ガスの安全充填システムと充填弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0381553A true JPH0381553A (ja) | 1991-04-05 |
Family
ID=16100569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18142689A Pending JPH0381553A (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | 液化ガスの安全充填システムと充填弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0381553A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109519545A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-03-26 | 北京宇航系统工程研究所 | 一种强制启闭的大口径低温加注阀 |
-
1989
- 1989-07-12 JP JP18142689A patent/JPH0381553A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109519545A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-03-26 | 北京宇航系统工程研究所 | 一种强制启闭的大口径低温加注阀 |
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