JPH0381108A - 表皮材の成形型構造 - Google Patents

表皮材の成形型構造

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JPH0381108A
JPH0381108A JP21839989A JP21839989A JPH0381108A JP H0381108 A JPH0381108 A JP H0381108A JP 21839989 A JP21839989 A JP 21839989A JP 21839989 A JP21839989 A JP 21839989A JP H0381108 A JPH0381108 A JP H0381108A
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JP
Japan
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skin material
cut line
sheet
mold
press
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Pending
Application number
JP21839989A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamazaki
浩 山崎
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DaikyoNishikawa Corp
Original Assignee
Nishikawa Kasei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Kasei Co Ltd filed Critical Nishikawa Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、表皮材の成形型構造の改良に関する。
(従来の技術) 一般に、例えば自動車等車両のインストルメントパネル
等内装品には、見栄えの向上を図る観点から、表皮材が
最外層構成部材として用いられている。この表皮材とし
て、例えば特開昭62−158023号公報に開示され
ているように、熱可塑性合成樹脂製シートに織物を接合
したタイプのものがあり、該表皮材は、成形型にて所定
形状にプレス成形された後、カットラインに沿って不要
な部分を切断除去するいわゆる端末処理が施される。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述の如き表皮材では、シートと織物とを一
体化させるためにプライマーや接着剤が用いられている
が、このプライマー等は、上記織物の表面にまで浸透さ
せると乾燥が遅くなる等の不具合が生ずることから、浸
透頭載は織物の途中までになされている。したがって、
成形後の表皮材をカッターを用いた手作業により端末処
理すると、該表皮材を構成する織物の上記プライマー等
の浸透していない領域の糸がほつれ、カットラインの見
栄えが悪くなるという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その[
I的とするところは、成形型の表皮材カットラインにχ
・j応する部位の型H6逍を改良することにより、成形
後の表皮材の端末処理に際し、該表皮材を構成する織物
の糸のほつれを確実に防止して見栄えの向上を図らんと
することにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を連成するため、本発明の解決手段は、熱可
塑性合成樹脂製シートに織物を接合してなる表皮材を相
対向する2つのプレス型で挟圧して所定形状に成形する
成形型の型構造を対象とし、この場合、上記両プレス型
のうち上記シートと接触する方のプレス型に、上記表皮
材のカットラインに対応して加熱手段を設ける。さらに
、上記両プレス型のいずれか一方に、成形時、上記表皮
材のカットラインに対応した位置における両プレス型間
の隙間が他の位置における両プレス型間の隙間よりも小
さくなるように突出部を設けるようにする。
(作用) 上記の構成により、本発明では、熱可型性合威樹脂製シ
ートに織物を接合してなる表皮材のカットライン箇所は
、相対向する2つのプレス型のうち上記シートと接触す
る方のプレス型に設けられている加熱手段により加熱さ
れて軟化せしめられるとともに、上記両プレス型のいず
れか一方に設けられている突出部により他の箇所よりも
強く挟圧される。
このことから、上記表皮材のカットライン箇所の軟化樹
脂が、上記織物に深く没透し、よって成形後の表皮材を
端末処理しても、織物のブライマー等の浸透していない
領域の糸のほつれが上記軟化樹脂によって確実に防止さ
れてカットラインの見栄えの向上が図られることとなる
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に話づいて説明する。
第3図は自動車等車両のインストルメントパネルAを示
し、該インストルメントパネルAは、ポリウレタン等の
発泡体からなるパネル本体1の表面に、第2図に示すよ
うに、例えばポリ塩化ビニル等の熱可塑性合成樹脂製シ
ート2に織物3を図示しないブライマーや接着剤により
接合してなる表皮材4を一体的に貼り合わせて構成され
ている。
そして、上記パネル本体1に貼り合わせた直後の表皮材
4の端末部4aは、仮想線にて示すようにパネル本体1
外端部から外側にはみ出しており、このはみ出し端末部
4aは、その後、カットラインに沿って切断除夫される
ようになされている。
また、上記表皮材4は、パネル本体1に貼り合わせられ
る前に、第2図に示すように、成形型5により上記パネ
ル本体1の形状に沿うようにプレス成形される。
上記成形型5は、上下方向に相+j向する2つのプレス
型としての上型もと下型7とを備えてなり、該上型6お
よび下型7のうち上記シート2と接触する方の下型7に
は、上記表皮材4のカットラインに対応して翻然手段と
しての七−夕8が埋設され、該ヒータ8の熱により上記
表皮材4のカットライン箇所のシート2部分を溶融させ
るようになされている。また、上記下型7には、温度調
節配管9が張り巡らされ、該温度ii!?J配管9を循
環する冷却水により成形後の表皮材4を型1+Tlれし
ないように冷却するようになされている。さらに、上記
下型7には、上下方向に延びる複数(第2図ては4つの
み表われる)の細孔10,10.・・・が貫通して形成
され、かつ該6細孔10は図示しない真空ポンプ等の負
圧源に接続されている。そして、該負圧源の作動によっ
て上記各細孔10内を真空引きすることにより、上記表
皮キイ4を一ド型7の成形面に隙間なくフィツトさせる
ようになされている。
一方、上記上型6には、第1図に拡大詳ホするように、
成形時、上記表皮4イ4のカットラインに対応した位置
における上型6と下型7との間の隙間が他の位置におけ
る上型6とド型7との間の隙間よりも小さく、なるよう
に突出部11が設けられ。
該突出部11により上記表皮材4のカットライン箇所を
他の箇所よりも強く挟圧するようになされている。
次に、上述の如<(1u成された成形型5を用いて表皮
材4をインストルメントパネルAのパネル本体1の形状
に成形する要領を説明するに、まず、表皮材4を図示し
ない加熱装置で織物3側の温度が190℃に、シート2
側の温度が130℃になるように加熱軟化させる。
次いで、この加熱軟化された表皮材4を型開き状態の成
形型5の上型6と下型7との間に配置した後、上記成形
型5を型締めするとともに、複数の細孔10,10.・
・・内を負正源の作動によって真空引きすることにより
、インストルメントパネルAのパネル本体1の形状にプ
レス成形する。この際、上記表皮材4のカットライン箇
所のシート2部分を、上記下型)に4及されたヒータ8
により100〜130℃に加熱して軟化させるとともに
、」二記上型6に突設された突出部】1により他の筒所
よりも強く挟圧する。これにより、上記表皮材4のカッ
トライン箇所の軟化樹脂が、上記織物3に深く浸透せし
められる。
その後、上記ヒータ8の加熱を停止させた後、温度調節
配管9に冷却水を循環させて上記下型7の型温を40℃
以下に下げ、上記表皮材4を型面れしないようにする。
しかる後、上記温度調節配管9にχ1する冷却水の循環
を停止させるとともに、上記成形型5を型開きし、成形
された表皮材4を下型7から取り出す。
そして、このようにして成形された表皮材4は、パネル
本体1に貼り合わせられた後、そのパネル本体1外端部
から外側にはみ出した端末部4aがカッターを用いた手
作業により上記カットラインに沿って切断除去され、イ
ンストルメントパネルAが構成される。
このように、本丈施例では、表皮材4のカットライン箇
所を、下型7に投けられているヒータ8により加熱して
軟化させるとともに、上型6に設けられている突出部1
1により他の箇所よりも強く挟圧することから、上記表
皮材4のカットライン箇所のシート2部分の軟化樹脂が
、織物3に深く浸透し、よって成形後の表皮材4を端末
処理しても、織物3のプライマーτの浸透していない領
域の糸のほつれを上記軟化樹脂によって確実に防止し?
りて、上記表皮材4のカットラインの見栄えの向上を図
ることができる。
なお、上記実施例では、下型7にヒータ8を、J−14
!26に突出部11をそれぞれ設けたが、これに眼らず
、例えばヒータ8および突出部11の両者をド型7にの
み設けるようにすることも採用可能である。
また、上記実施例では、表皮材4が白動車等車両のイン
ストルメントパネルA用のものである場合を示したが、
これに眠らず、例えばドアトリムWの他の内装品用のも
のであってもよく、さらには、重両以外のものであって
もかまわない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、熱可型性合或樹
脂製シートに織物を接合してなる表皮材を相対向する2
つのプレス型のうち上記シートと接触する方に、上記表
皮材のカッ!・ラインに対応して加熱手段を設ける一方
、上記両プレス型のいずれか一方に、成形11.If1
上記表皮材のカットラインに対応した位置における両プ
レス型間の隙間が他の位置における両プレス型間の隙間
よりも小さくなるように突出部を設けた。したがって、
成形後の表皮材を端末処理しても、該表皮+イを構成す
る織物の接着剤等の浸透していない餉域の糸のほつれを
確実に防止【7て見栄えの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は成形型の要部拡
大縦断西回、第2図は成形型の全体を示す縦断面図、第
3図はインストルメントパネルの一部を示す斜祖図であ
る。 2・・・シート 3・・・織物 4・・・表皮材 5・・・成形型 6・・・上型(プレス型) 7・・・下型(プレス型) 8・・・ヒータ (加熱手段) 1 ・・突出部 第3 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性合成樹脂製シートに織物を接合してなる
    表皮材を相対向する2つのプレス型で挟圧して所定形状
    に成形する成形型の型構造であって、上記両プレス型の
    うち上記シートと接触する方のプレス型には、上記表皮
    材のカットラインに対応して加熱手段が設けられている
    一方、上記両プレス型のいずれか一方には、成形時、上
    記表皮材のカットラインに対応した位置における両プレ
    ス型間の隙間が他の位置における両プレス型間の隙間よ
    りも小さくなるように突出部が設けられていることを特
    徴とする表皮材の成形型構造。
JP21839989A 1989-08-24 1989-08-24 表皮材の成形型構造 Pending JPH0381108A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21839989A JPH0381108A (ja) 1989-08-24 1989-08-24 表皮材の成形型構造

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JP21839989A JPH0381108A (ja) 1989-08-24 1989-08-24 表皮材の成形型構造

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JPH0381108A true JPH0381108A (ja) 1991-04-05

Family

ID=16719301

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JP21839989A Pending JPH0381108A (ja) 1989-08-24 1989-08-24 表皮材の成形型構造

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JP (1) JPH0381108A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011255587A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Tamio Omae 熱可塑性樹脂の成形方法及び熱成形用の鋳型

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011255587A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Tamio Omae 熱可塑性樹脂の成形方法及び熱成形用の鋳型

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