JPH0380952A - 集塵電極およびその製造方法 - Google Patents

集塵電極およびその製造方法

Info

Publication number
JPH0380952A
JPH0380952A JP1215835A JP21583589A JPH0380952A JP H0380952 A JPH0380952 A JP H0380952A JP 1215835 A JP1215835 A JP 1215835A JP 21583589 A JP21583589 A JP 21583589A JP H0380952 A JPH0380952 A JP H0380952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive layer
layer
conductive
insulating layer
dust collecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1215835A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Nagoshi
名越 均
Taizo Kimura
泰三 木村
Masao Murata
村田 正雄
Makoto Tomita
誠 富田
Kenichi Shimada
健市 島田
Kazunari Takashima
高島 一成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1215835A priority Critical patent/JPH0380952A/ja
Publication of JPH0380952A publication Critical patent/JPH0380952A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空気清浄機の集塵電極トよびその製造方法に関
するものである。
従来の技術 従来の空気清浄機の集塵M、極を第8図の断面図に基づ
いて説明する。
フィルムからなる第1の絶縁層11と、第1の絶縁#1
1よシ巾の狭い第1の導電層12と、フィルムからなる
第2の絶縁層13と、絶縁層11.13より中が狭く第
1の導電層12よシ巾の広い第2の導電層14を順次積
層し、第1の導電層12と第2の導電層140間に風を
流すための空間層16を形成し、その空間層16に静電
フィルタ層15を配置し、第1の導電層12と第2の導
電層14の間に数KVの直流高電圧を印加することによ
う帯電された粉塵粒子をクーロン力によυ捕集する構造
としている。そのクーロン力による粉塵粒子の除去力を
上げるために第9図に示すように集塵電極19の矢印で
示す風の流れ方向の上流側に粉塵を帯電させるイオナイ
ザ20を併用していることもある。イオナイザ20は金
属板17と金属線18を等間隔に配置し、その間に直流
高電圧数KVを印加して粉塵を帯電している。
い!、第6図において、第1の導電層12に正の高電圧
を印加し、第2の導電層14をアース電位とすると、矢
印で示す空気の流れによって集塵電極の上流から流入す
る、イオナイザ20によって正に帯電した粉塵は、集塵
電極19を通過するとき、電界によるクーロン力によシ
、アース電圧側の第2の導電層14の表面に付着し集塵
される。第6図にかいて、l、は第1の導電層12の中
、12は第2の導電層14の巾を示している。集塵電極
19では第1の導電層12に正の高電圧を印加し、第2
の導電層14をアース電圧としてシb、これら導電層1
2.14間の絶縁を保持するため、第1の導電層12と
第2の導電層14を第2の絶縁層13でM実に絶縁し、
さらに集塵率を高めるために静電フィルタ15を配置し
ている。さらに巾/、<巾12と第1の導tm12の巾
11を狭くして、絶縁距離を長くしている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら従来の構成では、経過時間とともに第7図
に示すように導電層12.14の間の絶縁層11.13
のマージン部に粉塵やゴミ20が付着することにより、
矢印で示す導電層12.14の絶縁距離が締t#)、放
電トラッキングが発生するという問題があった。つ−B
、この構造による集塵電極19でに′?i6を比恢柑で
停止さぜる安至凹躇か公安でめっA1た帯電された粉塵
はアース電圧となっている第2の導電層140表面に付
着するため、第2の導電P1114の中12を第1の絶
縁層11、および第2の絶縁M113の巾を越えない範
囲でなるべく広くして、集塵率を上げるようにしている
が、絶縁距離を確保するため、第1の導電層11の巾l
、を狭くする必要があう、このため、第2の導電層14
の両サイドの電界が内部よシも弱くなう、クーロン力が
小さくなり、集塵率がその分だけ低下するという問題が
あった。
さらに、集塵電極19の上流から流入した正に帯電した
粉塵は、集塵電極19を通過するとき、電界によるクー
ロン力によシ、アース電圧の第2の導電層14の表面に
付着し中和されるが、第2の絶縁層13のフィルム表面
に付着した粉塵はフィルムで絶縁されているためフィル
ム表面に帯電し、電荷が蓄積され、筐た、若干ではある
が自然界には負に帯電した電荷が存在しているため、こ
れと同様の現象が生ずる。帯電された粉塵が第2の絶縁
層13のフィルム表面に中和されず、蓄積することによ
り、第1の導電Jm12と第2の導電層14の間に印加
されている電界を緩和する方向に作用し、クーロン力が
弱まシ、集塵率が経時的に低下するという問題があった
本発明は上記問題を解決するものであシ、導電層間に発
生する放電トラッキングを防止し、さらに集塵率を向上
させた集塵電極およびその製造方法を提供することを目
的とするものである。
課題を解決するための手段 上記問題を解決するため本発明の集塵xmは、第1の導
電層と第2の導電層を一定の間隔をおいて順次重ねて配
置し、前記少なくとも一方の導電層を第1の絶縁層で被
覆し、前記第1の導電層と第2の導電層の対向する空間
に第2の絶縁層と静電フィルタを介装したものである。
第2の発明は、上記第1の発明の絶縁層を体積固有抵抗
が108〜10′5にI−αのフィルムで形成したもの
である。
第3の発明は、上記第1.第2の発明の第1の導電層と
第2の導電層の少なくとも一方の導電へ導電性の脱臭材
を用いたものである。
さらに第4の発明は、上記第1.2.3の発明の第1の
導tmと第2の導電層の対向する空間に少なくとも1枚
以上の活性炭を付した不織布あるいは活性炭繊維による
シート層を介装したものである。
第5シよび第6の発明は上記第1の発明の集塵電極の製
造方法であシ、第1の絶縁層で被覆された第1の導電層
と、第2の導it層を一定間隔をおいて順次重ねて配置
し、これら第1の導電層と第2の導電層の対向する空間
に第2の絶縁層とフィルタ層を介装した1Miの構造物
を構成し、この構造物を巻回して形成するものであう、
第6の発明は上記1組の構造物をつづら折シして形成す
るものである。
作  用 上記第1の発明の構成によυ、少なくとも一方の導電層
を第1の絶縁層で被覆することによって、経過時間とと
もに、絶縁層のマージン部に粉塵、ゴミなどが付着して
も導電層間の絶縁が損なわれることがなくなる。よって
放電に対する安全回路が不用となシ、長期間、絶縁劣化
のない集塵vL極を得ることができ、さらに絶縁距離を
確保するために制限されていた導電層の巾も大きくする
ことができ、集塵率もアップする。
また、第2の発明の構成によシ、絶縁層表面に電荷が帯
電蓄積し、集塵率を低下させるという問題も、フィルム
の体積固有抵抗が低い、108〜1010l5備のフィ
ルムを使用することによって、絶縁表面を中和させるこ
とができ、経過時間とともに、集塵率の低下は極めて少
なくなる。
さらに、第3および第4の発明の構成により、導電層に
導電性の脱臭材あるいは導MLM間に介装するシート層
に活性炭材料を用いることによって脱臭効果が付加され
る。
また、第5の発明の巻回式製造方法によシ、絶縁層、静
電フィルム層および導電層を一層毎に積層し、導電部を
接続する積層式と比較して、製造方法が簡単となシ、ま
た導電部の接続も2ケ所で済む。
さらに、第6の発明のつづら折υ式製造方法によシ、集
塵部の有効面積は巻回式と比較して広くなり、また導電
部の接続も2ケ所で済む。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す集塵電極の断面図であ
る。
フィルムからなる第1の絶縁層1と、第2図に示すよう
に第1の絶縁層1を形成するフィルムla、lbで被覆
して接着剤7で密閉した第1の導電層2と、フィルムか
らなる第2の絶縁層3と、第2の導電層4とを順次重ね
て配置し、導電層2.4間が一定間隔となるように、対
向する導電m 2,4間に他の絶縁N1,3間よシ大な
る空間層6を、絶縁M1,3に設けた突起部8で形成し
、静電フィルタ5を介装している。
上記構成の集塵電極の製造方法を第3図および第4図に
基づいて説明する。
第3図にかいては第1の絶縁Mlと、第1の導電層2と
静電フィルタNJ5と、第2の絶縁、v3と、第2の導
電層4とを順次重ねて配置し1mの構造物としたものを
巻回して形成し、第4図においては上記構造物をつづら
折りとして形成している。
第1図のように絶縁層などを一層、二層と重ねて積層す
る積層式とする場合、集塵部の有効面積はJ51゛ 広いが一方各層間に導電をとる必要、あり1導電部の接
触構造が複雑化するという難点がある。これに対して、
第3図で示す巻回式の場合、単純に巻回するだけでよく
、゛また接点の取シ出しも2ケ所で済み、作業方法とし
ては、いたって簡単なものであるという利点がある。し
かし巻回式では、巻取ボビンを必要とし、またそのボビ
ン部がロスとなり1集塵部の有効面積が慮少するため、
集塵率が若干、他と比較して劣る。第4図のつづら折シ
式の場合、積層式と巻回式の利点を備えているが、設備
的に複雑なものとなってしまうという難点がある。
本発明の集塵電極の動作について説明する。
第1の導電層2に正の高電圧を印加し、第2の導wiL
M4をアース電圧とすると、第1図に矢印で示すように
集塵電極の上流から流入する正に帯電した粉塵は、集塵
電極を通過するとき電界によるクーロン力によυ、アー
ス側の第2の導電層4の静電フィルタ5側、および、第
2の導電層4と接する第2の絶縁層3表面に付着する。
負に帯電された粉塵の場合、第1の導電層2と接する静
電フィルタ層5と第1の絶縁層10表面に付着する。
このように、第1の導電層2と第2の導電層4との間の
絶縁を第1の導電層2を第1の絶縁層lで密閉すること
でm*なものとしているため、経時的な絶縁劣化がなく
なシ、放電に対する安全回路を不要とすることができる
。さらに、第1図および第2図からもわかるように第1
の導電層2の巾を、密閉しているシーμド部會で広くと
っているため第1の導電層2と第2の導電層4との絶縁
距離が少なくなるということもなく第2の導電層4巾と
同様に巾広くとることができ、集塵率の高い集塵電極と
することができる。
さらに絶縁層1.3として体積固有抵抗が低い108〜
10”j?−zのフィルムを使用することにより、第1
の絶縁層lと第1の導電層2、第2の絶縁層3と第2の
導電層40間に、はんのわずかな漏れ電流が流れ、第1
の絶縁層1のフィルム表面シよび第2の絶縁層3のフィ
ルム表面は経時的に中和される。したがって第1の導w
、!flJ2と第2の導電層4との間の空間層6の電界
は経時的に弱壕ることなく、安定した電界となう、集塵
率の低下をほとんどなくすることができる。なお、第1
の絶縁層1と第1の導電層20間に流れる電流は微少で
あるため、フィルムが発熱するということはない。
1108D−aは絶縁の限界であ#) 、10” lJ
−amはその効果をもたせるための限界である。
第5図は本発明と従来例について経過時間に対する集塵
率の変化を示したものである。この結果からもわかるよ
うに、本発明は、長時間が経過しても集塵率の低下がほ
とんど認められない。
次に、第1の導電層2と第2の導電層4の少なくとも一
方の導電層の導電成分として活性炭を用いることによっ
て、脱臭材を兼ね脱臭機能をもたせることができる。た
だし、導電層が絶縁層によυ密閉されている場合は空気
に接しないため効果はない。また静電フィルタ層5と同
様に空間層6に活性炭を付けた不織布や活性炭繊維によ
るシートなどを挿入することも可能であシ、特に脱臭機
能を大きくすることができる。
なか、本実施例では絶縁層1に突起部8を形成している
が、この突起部8は空気の流れる空間層6を形成するた
めのものであり、空気の流れに沿った樋状であってもよ
い。また第1の絶縁層1をラミネート構造とすることも
可能である。
発明の効果 以上のように第1の発明によれば、少なくとも一方の導
電層を第1の絶縁層で被覆し、導電層間の絶縁を確保す
ることで、経時的な絶縁劣化がなくなり放電に対する安
全回路を不用とすることができ、また導電層中を広くす
ることが可能となυ、集塵効率を良くすることができる
また第2の発明によれば、絶縁層表面上の電荷を中和す
ることができ、経時的に集塵率が低下することを防止す
ることができる。
さらに第3釦よび第4の発明によれば、導電層に導電性
の脱臭材、あるいは導電層間に介装するシート層に活性
炭材料を用いること、によって脱臭効果を兼ねそなえた
集塵電極を実現できる。
筐た、第5の発明の巻回式製造方法によれば、積層式と
比較して製造方法を簡単とすることができ、導電部の接
続も2ケ所で済筐すことができる。
さらに、第6の発明のつづら折り式製造方法によれば、
巻回式と比較して集塵部の有効面積を広くすることがで
き集塵率を良くでき、また導電部の接続も2ケ所で済”
ますことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す集塵電極の断面図、第
2図は同集塵電極の第1の絶縁層の拡大断面図、第3図
は同集塵電極の製造方法を示す巻対する集塵率と経時間
の特性図、第6図は従来の集塵電極の原理図、第7図は
従来の集塵電極の絶縁劣化を示す図、第8図は従来の集
塵電極の断面図、第9図は集塵電極の空気清浄機内配置
図である。 1・・・第1の絶縁層、2・・・第1の導電層、3・・
・第2の絶縁層、4・・・第2の導電層、5・・・静電
フィルタ層、6・・・空間層、la、lb・・・第1の
絶縁層を形成するフィルム、7・・・接着剤、8・・・
突起部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1の導電層と第2の導電層を一定の間隔をおいて
    順次重ねて配置し、前記少なくとも一方の導電層を第1
    の絶縁層で被覆し、前記第1の導電層と第2の導電層の
    対向する空間に第2の絶縁層と静電フィルタを介装した
    集塵電極。 2、絶縁層を体積固有抵抗が10^8〜10^1^5Ω
    ・cmのフィルムで形成した請求項1記載の集塵電極。 3、第1の導電層と第2の導電層の少なくとも一方の導
    電層に導電性の脱臭材を用いた請求項1または2記載の
    集塵電極。 4、第1の導電層と第2の導電層の対向する空間に少な
    くとも1枚以上の活性炭を付した不織布あるいは活性炭
    繊維によるシート層を介装した請求項1、2または3記
    載の集塵電極。 5、第1の絶縁層で被覆された第1の導電層と、第2の
    導電層を一定間隔をおいて順次重ねて配置し、これら第
    1の導電層と第2の導電層の対向する空間に第2の絶縁
    層とフィルタ層を介装した1組の構造物を構成し、この
    構造物を巻回して形成する集塵電極の製造方法。 6、第1の絶縁層で被覆された第1の導電層と、第2の
    導電層を一定間隔をおいて順次重ねて配置し、これら第
    1の導電層と第2の導電層の対向する空間に第2の絶縁
    層とフィルタ層を介装した1組の構造物を構成し、この
    構造物をつづら折りにして形成する集塵電極の製造方法
JP1215835A 1989-08-22 1989-08-22 集塵電極およびその製造方法 Pending JPH0380952A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1215835A JPH0380952A (ja) 1989-08-22 1989-08-22 集塵電極およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1215835A JPH0380952A (ja) 1989-08-22 1989-08-22 集塵電極およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0380952A true JPH0380952A (ja) 1991-04-05

Family

ID=16679056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1215835A Pending JPH0380952A (ja) 1989-08-22 1989-08-22 集塵電極およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0380952A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01304062A (ja) 集塵電極
US5474599A (en) Apparatus for electrostatically cleaning particulates from air
US4944778A (en) Electrostatic dust collector
US2978066A (en) Gas cleaning apparatus
JP2013000741A (ja) 電気集塵装置
JP4597969B2 (ja) 導電性のガス精製フィルターおよびフィルターアセンブリー
JP2007253055A (ja) 集塵装置および空調装置
US20200179946A1 (en) Filtering device
JP2006289337A (ja) 集塵装置および空調装置
JPH06165949A (ja) 電気集塵機
JPS62102844A (ja) 電気集塵機
CN209885989U (zh) 一种新型静电集尘器
JPH1190265A (ja) フィルム電気集塵フィルタ
JPH0380952A (ja) 集塵電極およびその製造方法
JP3257271B2 (ja) 電気集塵エレメントの集塵部
JP3641704B2 (ja) 空気清浄装置用電極板
JPH0685890B2 (ja) 荷電式フイルタ−
JPH0380953A (ja) 集塵電極およびその製造方法
JP2579031B2 (ja) エアフィルタ
JPH04187252A (ja) 電気集塵機
JP2615483B2 (ja) 空気清浄機
JPS6279859A (ja) コロナ式送風器およびこれを利用した電気集塵装置
JPH03118853A (ja) 電気集麈器
JPH01207150A (ja) 集麈電極
JP2992764B2 (ja) 電気集塵装置