JPH0380878A - 運動フォーム矯正具 - Google Patents

運動フォーム矯正具

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JPH0380878A
JPH0380878A JP21702289A JP21702289A JPH0380878A JP H0380878 A JPH0380878 A JP H0380878A JP 21702289 A JP21702289 A JP 21702289A JP 21702289 A JP21702289 A JP 21702289A JP H0380878 A JPH0380878 A JP H0380878A
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JP
Japan
Prior art keywords
fixed
cloth part
cylindrical body
elasticity
elbow joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP21702289A
Other languages
English (en)
Inventor
Yataro Oishi
大石 弥太郎
Kenji Teranishi
寺西 健二
Yuzo Tamura
田村 佑三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DANBERU KK
Original Assignee
DANBERU KK
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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、運動フオーム、 特に少年野球の投手 の投球フオームを矯正するための装具の構造に関するも
のである。
[従来の技術] 競技人口が他のスポーツを圧倒している野球にあっては
、その過熱ぶりは一部では行き過ぎとの批判もあるほど
であり、それに伴う形で本格的な技術を会得しようとす
る時期も年々早まってきており、小学生が硬球を用いて
実際に試合を行なう機会も増えてきている。
一般に投手は、生理的機能の屈伸回旋の最大動作を超え
た動作が繰り返し強要されるポジションであって、肘関
節や肩関節に障害を見る可能性が高い。殊に少年野球で
は、成長期の未発達な筋肉と、未熟な技術、脆弱な骨軟
骨にこうした動作が強いられてることとなるので、指導
者等は十分な配慮を以て彼等に無理のない方法で指導・
対応する責任がある。
投球動作を、コツキング動作、加速動作、フォロースル
ー動作に分けると、肘関節は加速動作の前半から後半に
かけて屈曲した状態で過度の外反が強いられ、また前腕
屈筋群は最大張力を生しる遠心性収縮を極めている。上
腕二頭筋も同時に急激な求心性収縮活動を示す。
こうした状態下では、外側の上腕骨小頭と撓骨頭で圧縮
応力、内側の内上顆と鉤状突起に引張応力、後方の対間
と対間窓間に衝撃応力がそれぞれ生じることとなる。
投手は、こうした応力を繰り返し受けるものであり、こ
の反復負荷が、内・外・後側部に異常を招来すると考え
られる。「野球肘」と呼ばれるもののほとんどがこれで
ある。
次に、投球技術と肘関節の関係について述べてみる。
俗に投手は、肘が前に出ないと「強いボール」が投げら
れない、と言われている。これは、肘を前に出そうとす
る意識によって、腕が萎縮した形とならず自然のしなり
にまかせて力強い投球が可能となることを示す言葉であ
る。ところが、子供達が行なう投球フオームには、肘を
不自然に前に出そうとするため肘を折り曲げてしまう場
合が多い。−旦肘を折り曲げてしまうと、腕をしなりに
まかせて振ることはできなくなり、肘から先で押し出し
て投げることとなり、力のない回転の少ないボールしか
投げられなくなる。それでもなお強いボールを投げよう
とするために、肘に負担をかけることになるわけである
加えて少年選手の投球動作では、ボールリリース時の手
関節スナップ動作を加える能力が乏しいため、前腕の回
内及び肘関節内反動作でこれを補ってスナップ動作の役
割を果たす場合が多い。従って、肘関節に与える影響は
より大きい傾向を示している。
この加速動作は、上腕骨滑車部の異常と、対間及び対間
窩の異常発生に係ると予測できる。
また、フォロースルー動作段階では、屈曲されていた肘
関節が伸展されるが、過度の伸展が要請されれば、対間
・対間窩にドアストップアクション様の衝撃応力が生じ
、同部位に異常発生を見る場合がある。
更に、肘関節に限らず、スポーツ選手が起こす種々の障
害では、有痛時の競技動作の中止は比較的徹底して行な
うことが可能であるが、圧痛や運動制限が消失するとな
かなか困難であることが多い。従って、X線上の修復は
数ケ月以上を要するのに、無症状での長期間の中止は当
人の置かれている競技環境からも不可能であるとし、短
期間での再開を許可することが多かった。従って、障害
をある時期に修復させたにもかかわらず、その後2度3
度再発させ、休んだり投げたりを繰り返すうちに所謂「
関節ネズ尖」と呼ばれる軟骨ができ投手生命、野球生命
を断たれる若者がしばしば見られることとなっている。
こうしたスポーツに起因する肘関節障害は、野球に顕著
であるが、他のスポーツ、例えば槍投げやハンドボール
についても見られる。
[発明が解決しようとする課B] そこで、−旦障害が発生したり障害発生の兆候が見えた
ら直ちに練習を停止し、適切な処置、例えば保存的治療
を行なう等して修復を図るのは勿論であるが、このよう
な障害が発生するのを防止するために、例えば少年野球
の場合では、■ 十分なストレッチングを含めたウオー
ミングアツプとクーリングダウンに時間を割くようにす
る、 ■ 練習時間を短くし肘関節に疲労を感しさせないよう
にする、 ■ 試合回数を減らす、 等々の策が講じられている。
更に、野球肘を発生させる要因の一つである「未熟な投
球技術」の改善という点は、野球がうまくなるについて
最重要であるばかりでなく、障害防止についても指導者
が特に留意しなければならない事項の一つである。
即ち、肘関節に負担のかかり易いフオームで投球を続け
ると、例えどんなに十分なストレッチングやウオーミン
グアンプを行なっても、練習時間をどれ程短縮しても、
肘関節に障害を発生させ易いからである。加えて、例え
ば肘関節を理想状態から屈曲憶測に寄った状態(いわゆ
る「肘が曲がった状態」)にして行なう投球は、元来が
肘関節に負担のかかり易いフオームであるし、身体全体
のしなりを利用した投球とはなりにくくまた腕の振り自
体が小さくなるので、遠投力や球速を得ようとするため
どうしても筋肉や骨軟骨の能力以上の動作を強要しがち
となるという欠点がある。
[課題を解決するための手段] そこで本発明者は、上記諸点に鑑み鋭意研究の結果遂に
本発明を威したものであり、その特徴とするところは、
肘関節及びそ゛の上下を筒状に覆って肘関節を伸展位に
保持し、屈曲させにくくするための装具であって、該筒
の軸方向の伸縮性の小さい固定布部と、該固定布部の両
端に連続し且つ該筒の軸方向周方向共に伸縮性のある伸
縮布部より成る筒状体と1、該固定布部に一端が固定さ
れ該筒状体の周方向に該伸縮布部を横切る形で取設され
る伸縮性の小さい固定バンドとにより構威されるもので
ある点にある。
ここで「肘関節及びその上下」とは、肘の関節部分を挟
んで上下それぞれ適宜位置までという意味であって、全
体の長さについては特に指定していない。本発明者が試
作した範囲では、底入の場合で25cae〜30cm程
度のものが投球フオーム矯正効果があって、肩や手の動
作は阻害しないようであった。しかしこれは、素材に伸
縮性の非常に小さいものを採用すればもっと短いもので
も十分な効果が期待できるかと思慮される。
「固定布部」は、本発明装具を仮に円筒形と考えた場合
の「軸」の方向についての伸縮性の小さいものが採用さ
れる。この固定布部は、肘関節の外側(対間がある側〉
に接当される。固定布部の構造は、伸縮性の小さい布を
使用する単層構造でも良いが、伸縮性の小さい布に吸湿
性は良いが伸縮性は高い布を併せたもの、通常の布2枚
の間に伸縮性の小さいシートを入れた上でキルテイング
加工したもの、等々の多層構造体としても良い。
但し伸縮性は小さいとはいうものの、金属板や硬質プラ
スチック等のように可撓性のほとんどないものを使用す
るのは好ましくない。何故なら、理想的な投球フオーム
においても、肘関節をある程度屈曲させる動作は存在す
るからである。
「伸縮布部」は、固定布部と異なり、伸縮性のあるもの
が使用される。固定布部とこの伸縮布部は、それぞれそ
の両端が連続した形を採り、全体として筒状体(固定布
部と伸縮布部を併せて筒状体というものとする)を形成
する。これは、本発明装具を装着する際に、その伸縮を
利用して腕の太さに応じて変形しながら腕に沿って適当
な位置に停止させ得るようにするための部分であり、言
わば装着の容易さを目的とするものである。
なお、伸縮布部と固定布部は、その伸縮性について大き
く異なるものであるが、必ずしも別体とする必要はない
。例えば、筒状体の全てを伸縮性のある布で構威し、そ
の中固定布部に該当する箇所だけは伸縮性の小さい部材
で裏打ちする等すれば同様の効果をもたらすことになる
「固定バンド」は、その一端が固定布部側に固設された
伸縮性の小さい部材である。その自由端は、筒状体の周
方向に伸びており伸縮布部を超えた適宜位置で固定され
る。つまり、この固定バンドによって伸縮布部の有する
伸縮性を無くし、筒状体を伸縮性の小さいものとしてい
る。固定部分の構造は、腕回りの個人差に対応できるよ
うある程度の幅を以て工程できるようにするのが好まし
いので、面ファスナーによるもの、係止箇所を複数設け
たホック等が好適である。また、固定バンドは、肘関節
を曲げようとした場合に抵抗力が発生し易いように、肘
関節の上下それぞれを固定するように複数設けられてい
るのが望ましい。■基の固定バンドにて固定を行なう場
合には、筒状体の長手方向のほぼ全長さにわたるような
形状の固定バンドにする必要がある。
「実施例] 以下図面に示す実施例に基づいて本発明を更に詳細に説
明する。
第1図は、本発明に係る運動フオーム矯正具1の一例を
示す斜視図である。図より明らかなように5.運動フオ
ーム矯正具1は筒状部分とその長手方向に連設される複
数(5基)の固定バンド2とにより構成されている。筒
状体は、伸縮性の非常に小さい固定布部3と、これとは
逆に伸縮性の大きい伸縮布部4とにより底っている。ま
た固定バンド2は、ずべてその固定端が固定布部3側に
固設されており、自由端側は筒状体の周方向に延出する
形をとっている。更に、固定バンド2の自由端には面フ
アスナ−21が取り付けられており装用時固定布部3側
に係止される。
第2図は、本発明運動フオーム矯正具1を実際に装着し
た状態を示すものである。
本実施例のものは、長さが約30cmあって、幾分発汗
の問題もあるかと思われるので、筒状体の裏面には吸湿
性の良いメリヤス生地が張られている。
第3図は、本発明運動フオーム矯正具1の他の実施例を
示すものであり、図より明らかなように固定バンド2の
取り付は位置が、伸縮布部4を挟む形で交互になった例
である。これは、装着時に張力を与え易くするための措
置であり、第三者の手によって装具を装着する際に便利
な構造であると言える。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明に係る運動フオーム
矯正具は、肘関節及びその上下を筒状に覆って肘関節を
伸展位に保持し、屈曲させにくくするための装具であっ
て、該筒の軸方向の伸縮性の小さい固定布部と、該固定
布部の両端に連続し且つ該筒の軸方向周方向共に伸縮性
のある伸縮布部より成る筒状体と、該固定布部に一端が
固定され該筒状体の周方向に該伸縮布部を横切る形で取
設される伸縮性の小さい固定バンドとにより構成される
ものであることを特徴とするものであり、以下述べる如
き種々の効果を有する非常に高度な発明である。
■ 腕を屈曲させようとする時に抵抗力が発生すること
によって、肘関節の曲がりの少ない理想的なフオームを
会得させ易い。(本発明装具を使用すると、理想的なフ
オームであれば装具の抵抗感はほとんどない) ■ 筒状体をしており、かつその一部が伸縮布を有して
いるため、装着する場合、腕を通すことによって伸縮布
部が伸長する時の張力により腕の適当な位置で装具が止
まることになり、装着が容易であると共に、筒状体の太
さに幅ができることとなるので、ある程度の腕の太さの
差に対応できる。
■ 構造が簡単であるので、安価に提供できる。
■ 金属棒や金属板等の硬い部材を使用せずとも良いの
で、転倒したりしても事故を起こしにくい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る運動フオーム矯正具の実施例の一
つを示す斜視図、第2図は本発明装具を実際に装着した
状態を示す斜視図、そして第3図は本発明装具の他の実
施例を示す概略正面図である。 1・・・・・・運動フオーム矯正具 2−・・・・・固定バンド 21・・・面フアスナ− 3・・・・・・固定布部 4・・・・・・伸縮布部 ll 第20

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、肘関節及びその上下を筒状に覆って肘関節を伸展位
    に保持し、屈曲させにくくするための装具であって、該
    筒の軸方向の伸縮性の小さい固定布部と、該固定布部の
    両端に連続し且つ該筒の軸方向周方向共に伸縮性のある
    伸縮布部より成る筒状体と、該固定布部に一端が固定さ
    れ該筒状体の周方向に該伸縮布部を横切る形で取設され
    る伸縮性の小さい固定バンドとにより構成されるもので
    あることを特徴とする運動フォーム矯正具。
JP21702289A 1989-08-22 1989-08-22 運動フォーム矯正具 Pending JPH0380878A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21702289A JPH0380878A (ja) 1989-08-22 1989-08-22 運動フォーム矯正具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21702289A JPH0380878A (ja) 1989-08-22 1989-08-22 運動フォーム矯正具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0380878A true JPH0380878A (ja) 1991-04-05

Family

ID=16697607

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JP21702289A Pending JPH0380878A (ja) 1989-08-22 1989-08-22 運動フォーム矯正具

Country Status (1)

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JP (1) JPH0380878A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11505429A (ja) * 1994-06-01 1999-05-21 バウエルファイント ゲーエムベーハー ウント ツェーオー 人体部分用筒形包帯
JP2016000204A (ja) * 2015-05-11 2016-01-07 佐藤 文夫 ”肘故障防止カバー”

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11505429A (ja) * 1994-06-01 1999-05-21 バウエルファイント ゲーエムベーハー ウント ツェーオー 人体部分用筒形包帯
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