JPH0379970A - ランキンサイクルエンジン駆動圧縮冷凍機 - Google Patents
ランキンサイクルエンジン駆動圧縮冷凍機Info
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- JPH0379970A JPH0379970A JP21436489A JP21436489A JPH0379970A JP H0379970 A JPH0379970 A JP H0379970A JP 21436489 A JP21436489 A JP 21436489A JP 21436489 A JP21436489 A JP 21436489A JP H0379970 A JPH0379970 A JP H0379970A
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Landscapes
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、気体軸受を用いたランキンサイクルエンジン
で駆動される圧縮冷凍機に係り、特に、気体軸受の作動
気体に該ランキンサイクルエンジン駆動用の蒸気が用い
られるランキンサイクルエンジン駆動圧縮冷凍機に関す
る。
で駆動される圧縮冷凍機に係り、特に、気体軸受の作動
気体に該ランキンサイクルエンジン駆動用の蒸気が用い
られるランキンサイクルエンジン駆動圧縮冷凍機に関す
る。
従来、気体軸受を用いたランキンサイクルエンジンで駆
動される圧縮冷凍機としては、特開昭62−22966
号公報記載のものが知られている。該公報記載のランキ
ンサイクル趣動圧縮冷凍機においては、第4図に示され
るようにボイラ9で生成されたランキンサイクル作動媒
体の蒸気が過熱器10で加熱されて過熱蒸気となり、ラ
ンキンサイクルエンジンの膨張機であるタービン2に供
給される。タービンに供給された該過熱蒸気は断熱膨脹
してタービン及び該タービンにマグネットカプリング3
を介して結合された圧縮冷凍機1を回転させるとともに
、該蒸気の一部が前記タービン軸を支持する静圧気体軸
受の作動気体として用いられる。
動される圧縮冷凍機としては、特開昭62−22966
号公報記載のものが知られている。該公報記載のランキ
ンサイクル趣動圧縮冷凍機においては、第4図に示され
るようにボイラ9で生成されたランキンサイクル作動媒
体の蒸気が過熱器10で加熱されて過熱蒸気となり、ラ
ンキンサイクルエンジンの膨張機であるタービン2に供
給される。タービンに供給された該過熱蒸気は断熱膨脹
してタービン及び該タービンにマグネットカプリング3
を介して結合された圧縮冷凍機1を回転させるとともに
、該蒸気の一部が前記タービン軸を支持する静圧気体軸
受の作動気体として用いられる。
上述の技術においては、ランキンサイクル作動媒体とし
て、圧力−エンタルピ線図に於ける飽和蒸気線図が左下
すの特性を有する物質、例えば、グロロフルオロカーボ
ン系フロンが用いられると、静圧気体軸受出口での蒸気
は過熱領域に入り、この蒸気が凝縮器7で凝縮液化され
る。このため、凝縮器より直接大気へ、又は冷却水を介
して冷却塔より大気へ、作動媒体が持っている過熱器の
熱量が捨て去られることになり、それだけ無駄な加熱が
行われる。
て、圧力−エンタルピ線図に於ける飽和蒸気線図が左下
すの特性を有する物質、例えば、グロロフルオロカーボ
ン系フロンが用いられると、静圧気体軸受出口での蒸気
は過熱領域に入り、この蒸気が凝縮器7で凝縮液化され
る。このため、凝縮器より直接大気へ、又は冷却水を介
して冷却塔より大気へ、作動媒体が持っている過熱器の
熱量が捨て去られることになり、それだけ無駄な加熱が
行われる。
本発明の課題は、静圧気体軸受を備えたランキンサイク
ルエンジン駆動圧縮冷凍機の熱効率を向上するにある。
ルエンジン駆動圧縮冷凍機の熱効率を向上するにある。
上記の課題は液化された作動媒体をポンプでボイラに移
送して蒸発させて蒸気とし、該蒸気を過熱したのちに軸
流または半径流入膨張機で膨脹させ、さらに凝縮器で液
化させるランキンサイクルエンジンと、空調機で蒸発し
た冷媒を前記ランキンサイクルエンジンで駆動される圧
縮機で圧縮し、ついで冷媒凝縮器で凝縮させた該冷媒を
膨脹弁を経て前記空調機に供給する圧縮冷凍機とを備え
、少なくとも前記膨脹機軸が前記作動媒体の蒸気で作動
する静圧気体軸受により支承されるランキンサイクルエ
ンジン駆動圧縮冷凍機において、作動媒体をグロロフル
オロカーボン系フロンまたは有機溶剤とし、静圧気体軸
受の作動気体を前記作動媒体の湿り蒸気とすることによ
り達成される。
送して蒸発させて蒸気とし、該蒸気を過熱したのちに軸
流または半径流入膨張機で膨脹させ、さらに凝縮器で液
化させるランキンサイクルエンジンと、空調機で蒸発し
た冷媒を前記ランキンサイクルエンジンで駆動される圧
縮機で圧縮し、ついで冷媒凝縮器で凝縮させた該冷媒を
膨脹弁を経て前記空調機に供給する圧縮冷凍機とを備え
、少なくとも前記膨脹機軸が前記作動媒体の蒸気で作動
する静圧気体軸受により支承されるランキンサイクルエ
ンジン駆動圧縮冷凍機において、作動媒体をグロロフル
オロカーボン系フロンまたは有機溶剤とし、静圧気体軸
受の作動気体を前記作動媒体の湿り蒸気とすることによ
り達成される。
上記の課題は、また、液化された作動媒体をポンプでボ
イラに移送して蒸発させて蒸気とし、該蒸気を過熱した
のちに軸流または半径流入膨張機で膨脹させ、さらに凝
縮器で液化させるランキンサイクルエンジンと、空調機
で蒸発した冷媒を前記ランキンサイクルエンジンで駆動
される圧縮機で圧縮し、ついで冷媒凝縮器で凝縮させた
該冷媒をII!!脹弁を経て前記空iI!!機に供給す
る圧縮冷凍機とを備え、少なくとも前記膨脹機軸が前記
作動媒体の蒸気で作動する静圧気体軸受により支承され
るランキンサイクルエンジン駆動圧縮冷凍機に、前記作
動媒体の湿り蒸気を生成する手段と、生成された湿り蒸
気を前記静圧気体軸受に供給する手段と、を備えること
により達成される。
イラに移送して蒸発させて蒸気とし、該蒸気を過熱した
のちに軸流または半径流入膨張機で膨脹させ、さらに凝
縮器で液化させるランキンサイクルエンジンと、空調機
で蒸発した冷媒を前記ランキンサイクルエンジンで駆動
される圧縮機で圧縮し、ついで冷媒凝縮器で凝縮させた
該冷媒をII!!脹弁を経て前記空iI!!機に供給す
る圧縮冷凍機とを備え、少なくとも前記膨脹機軸が前記
作動媒体の蒸気で作動する静圧気体軸受により支承され
るランキンサイクルエンジン駆動圧縮冷凍機に、前記作
動媒体の湿り蒸気を生成する手段と、生成された湿り蒸
気を前記静圧気体軸受に供給する手段と、を備えること
により達成される。
上記の課題は、また、液化された作動媒体をポンプでボ
イラに移送して蒸発させて蒸気とし、該蒸気を過熱した
のちに軸流または半径流入膨張機で膨脹させ、さらに凝
縮器で液化させるランキンサイクルエンジンと、空調機
で蒸発した冷媒を前記ランキンサイクルエンジンで駆動
される圧縮機で圧縮し、ついで冷媒凝縮器で凝縮させた
該冷媒を膨張弁を経て前記空調機に供給する圧縮冷凍機
とを備え、少なくとも前記膨脹機軸が前記作動媒体の蒸
気で作動する静圧気体軸受により支承されるランキンサ
イクルエンジン駆動圧縮冷凍機に、前記ポンプの吐出側
に接続されて作動媒体液を貯留するフラッシュタンクと
、前記ボイラで生成された蒸気を前記フラッシュタンク
に供給する蒸気導管と、該フラッシュタンクで生成され
た湿り蒸気を前記静圧気体軸受に供給する給気導管と、
前記静圧気体軸受と前記凝縮器とを連通ずる排気導管と
、を備えることにより達成される。
イラに移送して蒸発させて蒸気とし、該蒸気を過熱した
のちに軸流または半径流入膨張機で膨脹させ、さらに凝
縮器で液化させるランキンサイクルエンジンと、空調機
で蒸発した冷媒を前記ランキンサイクルエンジンで駆動
される圧縮機で圧縮し、ついで冷媒凝縮器で凝縮させた
該冷媒を膨張弁を経て前記空調機に供給する圧縮冷凍機
とを備え、少なくとも前記膨脹機軸が前記作動媒体の蒸
気で作動する静圧気体軸受により支承されるランキンサ
イクルエンジン駆動圧縮冷凍機に、前記ポンプの吐出側
に接続されて作動媒体液を貯留するフラッシュタンクと
、前記ボイラで生成された蒸気を前記フラッシュタンク
に供給する蒸気導管と、該フラッシュタンクで生成され
た湿り蒸気を前記静圧気体軸受に供給する給気導管と、
前記静圧気体軸受と前記凝縮器とを連通ずる排気導管と
、を備えることにより達成される。
さらに、また、圧縮機がマグネットカプリングを介して
ランキンサイクルエンジンに結合されている請求項1乃
至3に記載のランキンサイクルエンジン駆動圧縮冷凍機
によっても、上記の課題は達成される。
ランキンサイクルエンジンに結合されている請求項1乃
至3に記載のランキンサイクルエンジン駆動圧縮冷凍機
によっても、上記の課題は達成される。
フラッシュタンクに作動媒体液が供給され、さらにボイ
ラで生成された作動媒体の飽和蒸気がフラッシュタンク
に供給されると、該フラッシュタンク中の作動媒体液は
飽和蒸気に加熱されて蒸発し、湿り蒸気となる。この湿
り蒸気が静圧気体軸受に供給される。クロロフルオロカ
ーボン系フロンや有機溶剤の圧力−エンタルピ線図の飽
和蒸気線は左下りになっている。したがって、静圧気体
軸受に供給される上記クロロフルオロカーボン系フロン
又は有機溶剤の湿り蒸気は静圧気体軸受中で、等エンタ
ルピ変化をしつつ膨脹し、湿り度は次第に低下して飽和
蒸気線に達する。このため、静圧気体軸受中の膨張過程
でドレンが生じない。
ラで生成された作動媒体の飽和蒸気がフラッシュタンク
に供給されると、該フラッシュタンク中の作動媒体液は
飽和蒸気に加熱されて蒸発し、湿り蒸気となる。この湿
り蒸気が静圧気体軸受に供給される。クロロフルオロカ
ーボン系フロンや有機溶剤の圧力−エンタルピ線図の飽
和蒸気線は左下りになっている。したがって、静圧気体
軸受に供給される上記クロロフルオロカーボン系フロン
又は有機溶剤の湿り蒸気は静圧気体軸受中で、等エンタ
ルピ変化をしつつ膨脹し、湿り度は次第に低下して飽和
蒸気線に達する。このため、静圧気体軸受中の膨張過程
でドレンが生じない。
また、飽和蒸気の状態で凝縮器に流入するので凝縮器で
の余分な熱量の放出がない。
の余分な熱量の放出がない。
以下、第1図を参照して本発明の第1の実施例を説明す
る。図に示す実施例であるランキンサイクルエンジン駆
動圧縮冷凍機は、作動媒体を加熱して飽和蒸気を生成す
るボイラ9と該ボイラ9に接続された蒸気導管12Aと
、該蒸気導管12Aに接続され前記飽和蒸気を加熱して
過熱蒸気とする過熱器lOと、該過熱蒸気を断熱膨脹さ
せて熱エネルギを機械動力に変換する膨張機2と、該膨
張機2の出口側に接続された排気導管17Aと、該排気
導管17Aに接続され前記膨張機2で断熱膨脹した蒸気
を凝縮させる凝縮器7と、該凝縮器7で凝縮した作動媒
体を液源管11Aを介してボイラ9に送給するポンプ8
と、該液源管11Aに分岐して設けられた液源管12B
と、該液源管12Bに接続されたフラッシュタンク13
と、該フラッシュタンク13と前記蒸気導管12Aとを
連通する蒸気導管12Bと、前記膨張機(タービン)2
に、静圧気体軸受16で支持された膨脹機軸15を介し
て結合され冷媒蒸気を圧縮する遠心式圧縮機1と、該圧
縮機]、の吐出口側に接続され、圧縮された冷媒蒸気を
凝縮する冷媒凝縮器4と、該冷媒凝縮器4で凝縮された
冷媒を膨脹させる膨張弁5と、該膨張弁5で膨脹した冷
媒を加熱蒸発させ、冷媒蒸気とする空調機m6と、前記
フラッシュタンク13と前記静圧気体軸受16とを接続
する給気導管】4と、前記静圧気体軸受上6と前記排気
導管17Aとを接続する排気導管17Bと、を備えてい
る。但し、静圧気体軸受の排気側をタービンの排気側と
連通させることにより、排気導管17A、17Bを不用
とすることもできる。
る。図に示す実施例であるランキンサイクルエンジン駆
動圧縮冷凍機は、作動媒体を加熱して飽和蒸気を生成す
るボイラ9と該ボイラ9に接続された蒸気導管12Aと
、該蒸気導管12Aに接続され前記飽和蒸気を加熱して
過熱蒸気とする過熱器lOと、該過熱蒸気を断熱膨脹さ
せて熱エネルギを機械動力に変換する膨張機2と、該膨
張機2の出口側に接続された排気導管17Aと、該排気
導管17Aに接続され前記膨張機2で断熱膨脹した蒸気
を凝縮させる凝縮器7と、該凝縮器7で凝縮した作動媒
体を液源管11Aを介してボイラ9に送給するポンプ8
と、該液源管11Aに分岐して設けられた液源管12B
と、該液源管12Bに接続されたフラッシュタンク13
と、該フラッシュタンク13と前記蒸気導管12Aとを
連通する蒸気導管12Bと、前記膨張機(タービン)2
に、静圧気体軸受16で支持された膨脹機軸15を介し
て結合され冷媒蒸気を圧縮する遠心式圧縮機1と、該圧
縮機]、の吐出口側に接続され、圧縮された冷媒蒸気を
凝縮する冷媒凝縮器4と、該冷媒凝縮器4で凝縮された
冷媒を膨脹させる膨張弁5と、該膨張弁5で膨脹した冷
媒を加熱蒸発させ、冷媒蒸気とする空調機m6と、前記
フラッシュタンク13と前記静圧気体軸受16とを接続
する給気導管】4と、前記静圧気体軸受上6と前記排気
導管17Aとを接続する排気導管17Bと、を備えてい
る。但し、静圧気体軸受の排気側をタービンの排気側と
連通させることにより、排気導管17A、17Bを不用
とすることもできる。
上記構成の装置において、ポンプ8からボイラ9に送給
された作動媒体は、ボイラ9で、飽和蒸気となり、次い
で過熱器10で過熱蒸気となって半径流入膨張機2であ
るタービンに供給される。
された作動媒体は、ボイラ9で、飽和蒸気となり、次い
で過熱器10で過熱蒸気となって半径流入膨張機2であ
るタービンに供給される。
タービンに供給された過熱蒸気は、断熱膨脹して熱エネ
ルギを機械動力に変換し、タービン及び膨脹機軸15を
介して連結された圧縮機1を回転させる。タービンで断
熱膨張した蒸気は凝縮器7で凝縮され1次いでポンプ8
により再びボイラ9に送給され、上記サイクルが繰り返
される。
ルギを機械動力に変換し、タービン及び膨脹機軸15を
介して連結された圧縮機1を回転させる。タービンで断
熱膨張した蒸気は凝縮器7で凝縮され1次いでポンプ8
により再びボイラ9に送給され、上記サイクルが繰り返
される。
タービンにより回転される圧縮機1は、冷媒蒸気を吸入
して圧縮し、圧縮されて高圧となった該冷媒蒸気は冷媒
凝縮器4で凝縮されて液冷媒となる。該液冷媒は膨朕弁
5を通過しつつ膨脹し、空調器6で空調用媒体(空気、
水等)から熱を奪って蒸発し、空調用媒体を冷却すると
ともに自己は冷媒蒸気となって再び圧縮機1に吸入され
、上記サイクルが繰り返される。
して圧縮し、圧縮されて高圧となった該冷媒蒸気は冷媒
凝縮器4で凝縮されて液冷媒となる。該液冷媒は膨朕弁
5を通過しつつ膨脹し、空調器6で空調用媒体(空気、
水等)から熱を奪って蒸発し、空調用媒体を冷却すると
ともに自己は冷媒蒸気となって再び圧縮機1に吸入され
、上記サイクルが繰り返される。
ポンプ8により送給される作動媒体の一部は。
液源管11Bを経てフラッシュタンク13に流入し、ま
た、ボイラ9で生成される飽和蒸気の一部は蒸気導管1
1Bを経て、同じくフラッシュタンク13に流入する。
た、ボイラ9で生成される飽和蒸気の一部は蒸気導管1
1Bを経て、同じくフラッシュタンク13に流入する。
液源管11Bを経てフラッシュタンク13に流入する作
動媒体(液体)は、ボイラ9から流入する飽和蒸気によ
り加熱され、蒸発する。フラッシュタンク13内部には
、ポンプ8の吐出圧力が加わっているので、フラッシュ
タンク13で蒸発する蒸気は湿り蒸気ヒなる。
動媒体(液体)は、ボイラ9から流入する飽和蒸気によ
り加熱され、蒸発する。フラッシュタンク13内部には
、ポンプ8の吐出圧力が加わっているので、フラッシュ
タンク13で蒸発する蒸気は湿り蒸気ヒなる。
第3図は、本実施例に作動媒体として用いられるフロン
(R113)の圧力−エンタルピ線図である。この作動
媒体は、飽和蒸気線が左下りになっている特徴がある。
(R113)の圧力−エンタルピ線図である。この作動
媒体は、飽和蒸気線が左下りになっている特徴がある。
凝縮器7の圧力を0.6kg/afABs、フラッシュ
タンク13で発生したこの作動媒体の蒸気が10kg/
aJABS、138℃、湿り度0.6とする。この蒸気
が、静圧気体軸受16に導かれて膨脹機軸15との隙間
を通り、最終的に凝縮器圧力まで膨脹されると、第3図
のa。
タンク13で発生したこの作動媒体の蒸気が10kg/
aJABS、138℃、湿り度0.6とする。この蒸気
が、静圧気体軸受16に導かれて膨脹機軸15との隙間
を通り、最終的に凝縮器圧力まで膨脹されると、第3図
のa。
b2点を結ぶ破線で示される等エンタルピ変化を起す、
前記隙間を出た蒸気は、b点に於いて、圧力が下るとと
もに湿り度が下り、飽和蒸気となって凝縮器7に流入す
る。従って静圧気体軸受16に供給される蒸気が湿り蒸
気であっても、該軸受16の出口でドレンが発生せず、
良好な給気、排気状態が維持され、さらに、蒸気を飽和
蒸気にするための熱量Δh(第3図参照)が不要となる
。
前記隙間を出た蒸気は、b点に於いて、圧力が下るとと
もに湿り度が下り、飽和蒸気となって凝縮器7に流入す
る。従って静圧気体軸受16に供給される蒸気が湿り蒸
気であっても、該軸受16の出口でドレンが発生せず、
良好な給気、排気状態が維持され、さらに、蒸気を飽和
蒸気にするための熱量Δh(第3図参照)が不要となる
。
第3図のように左下りの飽和蒸気線をもつ物質としでは
、前述のクロロフルオロカーボン系フロンや有機溶剤が
あり、作動媒体としては、それらの媒体の中から選択す
ればよい。
、前述のクロロフルオロカーボン系フロンや有機溶剤が
あり、作動媒体としては、それらの媒体の中から選択す
ればよい。
第2図は本発明に係る第2の実施例を示す。本実施例に
おいては、膨脹機軸15は、マグネットカップリング3
を介して、圧縮機1に結合されており、静圧気体軸受1
6は、高速回転する膨脹機軸15を支承している点が、
前記第1の実施例と異なる。本実施例によればマグネッ
トカップリング3と圧縮機2の間に減速手段を介在させ
、遠心式圧縮機のみでなく、往復動圧縮機や、回転式圧
縮機等の比較的低速の圧縮機を使用することが可能とな
る。
おいては、膨脹機軸15は、マグネットカップリング3
を介して、圧縮機1に結合されており、静圧気体軸受1
6は、高速回転する膨脹機軸15を支承している点が、
前記第1の実施例と異なる。本実施例によればマグネッ
トカップリング3と圧縮機2の間に減速手段を介在させ
、遠心式圧縮機のみでなく、往復動圧縮機や、回転式圧
縮機等の比較的低速の圧縮機を使用することが可能とな
る。
本発明によれば、静圧気体軸受に供給される作動気体が
湿り蒸気であるため、蒸気の加熱量が低減され、ランキ
ンサイクル効率が向上し、加熱コストが低減される。ま
た、静圧気体軸受に供給される作動気体の温度が低いの
で、軸と軸受間の運転隙間の熱膨張による寸法変化が小
さくなり、安定な運転状態が保持される効果がある。
湿り蒸気であるため、蒸気の加熱量が低減され、ランキ
ンサイクル効率が向上し、加熱コストが低減される。ま
た、静圧気体軸受に供給される作動気体の温度が低いの
で、軸と軸受間の運転隙間の熱膨張による寸法変化が小
さくなり、安定な運転状態が保持される効果がある。
第1図は本発明の第1の実施例の系統図、第2図は本発
明の第2の実施例を示す系統図、第3図は本発明に適用
される作動媒体の圧力−エンタルピ線図、第4図は従来
技術の例を示す系統図である。 1・・・圧縮機、2・・・膨張機(タービン)、3・・
・マグネットカプリング、4・・・冷媒凝縮器、5・・
・膨張弁、6・・・空調機、7・・・凝縮器。 8・・・ポンプ、9・・・ボイラ。 12A、12B・・・蒸気導管、 13・・・フラッシュタンク、14・・・給気導管、1
5・・・膨脹機軸、16・・・静圧気体軸受、17A、
17B・・・排気導管。
明の第2の実施例を示す系統図、第3図は本発明に適用
される作動媒体の圧力−エンタルピ線図、第4図は従来
技術の例を示す系統図である。 1・・・圧縮機、2・・・膨張機(タービン)、3・・
・マグネットカプリング、4・・・冷媒凝縮器、5・・
・膨張弁、6・・・空調機、7・・・凝縮器。 8・・・ポンプ、9・・・ボイラ。 12A、12B・・・蒸気導管、 13・・・フラッシュタンク、14・・・給気導管、1
5・・・膨脹機軸、16・・・静圧気体軸受、17A、
17B・・・排気導管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、液化された作動媒体をポンプでボイラに移送して蒸
発させて蒸気とし、該蒸気を過熱したのちに軸流または
半径流入膨脹機で膨脹させ、さらに凝縮器で液化させる
ランキンサイクルエンジンと、空調機で蒸発した冷媒を
前記ランキンサイクルエンジンで駆動される圧縮機で圧
縮し、ついで冷媒凝縮器で凝縮させた該冷媒を膨脹弁を
経て前記空調機に供給する圧縮冷凍機とを備え、少なく
とも前記膨脹機軸が前記作動媒体の蒸気で作動する静圧
気体軸受により支承されるランキンサイクルエンジン駆
動圧縮冷凍機において、作動媒体がクロロフルオロカー
ボン系フロンまたは有機溶剤であることと、静圧気体軸
受の作動気体が前記作動媒体の湿り蒸気であることと、
を特徴とするランキンサイクルエンジン駆動圧縮冷凍機
。 2、液化された作動媒体をポンプでボイラに移送して蒸
発させて蒸気とし、該蒸気を過熱したのちに軸流または
半径流入膨脹機で膨脹させ、さらに凝縮器で液化させる
ランキンサイクルエンジンと、空調機で蒸発した冷媒を
前記ランキンサイクルエンジンで駆動される圧縮機で圧
縮し、ついで冷媒凝縮器で凝縮させた該冷媒を膨脹弁を
経て前記空調機に供給する圧縮冷凍機とを備え、少なく
とも前記膨脹機軸が前記作動媒体の蒸気で作動する静圧
気体軸受により支承されるランキンサイクルエンジン駆
動圧縮冷凍機において、前記作動媒体の湿り蒸気を生成
する手段と、生成された湿り蒸気を前記静圧気体軸受に
供給する手段と、を備えていることを特徴とするランキ
ンサイクルエンジン駆動圧縮冷凍機。 3、液化された作動媒体をポンプでボイラに移送して蒸
発させて蒸気とし、該蒸気を過熱したのちに軸流または
半径流入膨脹機で膨脹させ、さらに凝縮器で液化させる
ランキンサイクルエンジンと、空調機で蒸発した冷媒を
前記ランキンサイクルエンジンで駆動される圧縮機で圧
縮し、ついで冷媒凝縮器で凝縮させた該冷媒を膨脹弁を
経て前記空調機に供給する圧縮冷凍機とを備え、少なく
とも前記膨脹機軸が前記作動媒体の蒸気で作動する静圧
気体軸受により支承されるランキンサイクルエンジン駆
動圧縮冷凍機において、前記ポンプの吐出側に接続され
て作動媒体液を貯留するフラッシュタンクと、前記ボイ
ラで生成された蒸気を前記フラッシュタンクに供給する
蒸気導管と、該フラッシュタンクで生成された湿り蒸気
を前記静圧気体軸受に供給する給気導管と、前記静圧気
体軸受と前記凝縮器とを連通する排気導管と、を備えて
いることを特徴とするランキンサイクルエンジン駆動圧
縮冷凍機。 4、圧縮機がマグネットカプリングを介してランキンサ
イクルエンジンに結合されていることを特徴とする請求
項1乃至3に記載のランキンサイクルエンジン駆動圧縮
冷凍機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21436489A JPH0379970A (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | ランキンサイクルエンジン駆動圧縮冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21436489A JPH0379970A (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | ランキンサイクルエンジン駆動圧縮冷凍機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0379970A true JPH0379970A (ja) | 1991-04-04 |
Family
ID=16654566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21436489A Pending JPH0379970A (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | ランキンサイクルエンジン駆動圧縮冷凍機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0379970A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2436129A (en) * | 2006-03-13 | 2007-09-19 | Univ City | Vapour power system |
JP4857335B2 (ja) * | 2005-06-10 | 2012-01-18 | シティ ユニヴァーシティ | ポンプ |
CN104612771A (zh) * | 2015-01-27 | 2015-05-13 | 沈天昱 | 一种orc制取压缩空气的装置及方法 |
CN104675461A (zh) * | 2015-01-28 | 2015-06-03 | 沈天昱 | 以orc制取压缩空气的装置及方法 |
WO2020059934A1 (ko) * | 2018-09-20 | 2020-03-26 | 한국생산기술연구원 | 랭킨사이클의 발전 시스템 및 이의 작동 방법 |
-
1989
- 1989-08-21 JP JP21436489A patent/JPH0379970A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR20200033551A (ko) * | 2018-09-20 | 2020-03-30 | 한국생산기술연구원 | 랭킨사이클의 발전 시스템 및 이의 작동 방법 |
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