JPH037975Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH037975Y2 JPH037975Y2 JP1983153811U JP15381183U JPH037975Y2 JP H037975 Y2 JPH037975 Y2 JP H037975Y2 JP 1983153811 U JP1983153811 U JP 1983153811U JP 15381183 U JP15381183 U JP 15381183U JP H037975 Y2 JPH037975 Y2 JP H037975Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- decorative
- casing
- rib
- engaging rib
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 11
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Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、テレビジヨン受像機等の電気機器の
キヤビネツトに関するものである。
キヤビネツトに関するものである。
従来例の構成とその問題点
近年、テレビジヨン受像機等の電気機器におい
て、需要の多様化、フアツシヨナブルなデザイン
の流行に伴い、デザイン的イメージアツプを図る
目的で、キヤビネツトの一部にキヤビネツト本体
と異なる色調の装飾ラインを施したキヤビネツト
が多く用いられている。
て、需要の多様化、フアツシヨナブルなデザイン
の流行に伴い、デザイン的イメージアツプを図る
目的で、キヤビネツトの一部にキヤビネツト本体
と異なる色調の装飾ラインを施したキヤビネツト
が多く用いられている。
以下従来のキヤビネツトについて説明する。
従来、キヤビネツトに装飾ラインを施す場合、
キヤビネツトに段差を設けて塗装する方法あるい
はテープを貼り付ける方法等が用いられている。
キヤビネツトに段差を設けて塗装する方法あるい
はテープを貼り付ける方法等が用いられている。
しかしながら、上記のような従来のキヤビネツ
トは、塗装による方法においては、色ムラ、色の
ハゲ等が発生して外観的に不利なものであり、ま
た塗装コストは非常に高いものである等の欠点を
有していた。また、テープを貼り付ける方法にお
いては、細いテープを貼り付けるために曲がらず
に貼り付けるのが難しい等、貼り付け作業が極め
て困難であり、貼り付け後にテープが剥離すると
いつた欠点を有していた。
トは、塗装による方法においては、色ムラ、色の
ハゲ等が発生して外観的に不利なものであり、ま
た塗装コストは非常に高いものである等の欠点を
有していた。また、テープを貼り付ける方法にお
いては、細いテープを貼り付けるために曲がらず
に貼り付けるのが難しい等、貼り付け作業が極め
て困難であり、貼り付け後にテープが剥離すると
いつた欠点を有していた。
考案の目的
本考案は、上記の従来の欠点を解消するもの
で、装飾ラインの色のハゲ等がなく、取り付け作
業が確実で容易でしかも製造コストが安く、デザ
イン的にも優れたキヤビネツトを提供することを
目的とする。
で、装飾ラインの色のハゲ等がなく、取り付け作
業が確実で容易でしかも製造コストが安く、デザ
イン的にも優れたキヤビネツトを提供することを
目的とする。
考案の構成
本考案は、凸状リブを備えた第一の匡体の凸状
リブに、断面コ字状の飾り桟の凹状溝を嵌合さ
せ、第二の匡体と前記第一の匡体にて飾り桟を狭
持することにより、装飾ラインの色のハゲ等がな
く、取り付け作業を確実で容易にすることができ
るものである。
リブに、断面コ字状の飾り桟の凹状溝を嵌合さ
せ、第二の匡体と前記第一の匡体にて飾り桟を狭
持することにより、装飾ラインの色のハゲ等がな
く、取り付け作業を確実で容易にすることができ
るものである。
実施例の説明
第1図は本考案の一実施例におけるキヤビネツ
トの斜視図を示し、第2図はその要部の部分断面
図を示すものである。
トの斜視図を示し、第2図はその要部の部分断面
図を示すものである。
ここで1は機器の第1の匡体、4は飾り桟、5
は飾り桟4に設けた凹状溝、6は第2の匡体であ
る。第1の匡体1の端面には全周に凸状リブ2を
設け、第2の匡体6の、第1の匡体1の全周に設
けた凸状リブ2に対向する面にはリブ7を設け
る。また飾り桟4は、例えば、ゴム、エラストマ
ー等の柔軟性とゴム弾性を有する材料で断面コの
字状に成形し、凹状溝5の幅は、凸状リブ2の厚
みと等しい僅かに小さくしておく。また第1の匡
体1には、第2の匡体6のリブ7と嵌合するリブ
3を設ける。
は飾り桟4に設けた凹状溝、6は第2の匡体であ
る。第1の匡体1の端面には全周に凸状リブ2を
設け、第2の匡体6の、第1の匡体1の全周に設
けた凸状リブ2に対向する面にはリブ7を設け
る。また飾り桟4は、例えば、ゴム、エラストマ
ー等の柔軟性とゴム弾性を有する材料で断面コの
字状に成形し、凹状溝5の幅は、凸状リブ2の厚
みと等しい僅かに小さくしておく。また第1の匡
体1には、第2の匡体6のリブ7と嵌合するリブ
3を設ける。
以上のように構成されたキヤビネツトにおい
て、その取り付け方法を説明する。
て、その取り付け方法を説明する。
先ず、飾り桟4を第1の匡体1に取り付ける。
飾り桟4に形成した凹状溝5を第1の匡体1に設
けた凸状リブ2に挿嵌する。この状態において、
凹状溝5の幅は凸状リブ2の厚みと等しいか僅か
に小さくしているため、飾り桟4は第1の匡体1
から脱落することなく保持される。
飾り桟4に形成した凹状溝5を第1の匡体1に設
けた凸状リブ2に挿嵌する。この状態において、
凹状溝5の幅は凸状リブ2の厚みと等しいか僅か
に小さくしているため、飾り桟4は第1の匡体1
から脱落することなく保持される。
この状態において、第2の匡体6を第1の匡体
1にビス等(図示せず)により固定することによ
り、飾り桟4は第1の匡体1と第2の匡体6の嵌
合部に確実に狭持される。第1の匡体1と第2の
匡体6の上下方向のズレは、第1の匡体1に設け
たリブ3と第2の匡体6に設けたリブ7の嵌合に
より発生しない。もし第3図に示すようにリブ3
が設けられていないならば、場合によつては第4
図に示すように、筐体1と筐体6とがずれてしま
うことがあるが、本実施例のようにリブ3を設け
たことによりリブ7が裏から支えられる事とな
り、このようなずれは防止される。
1にビス等(図示せず)により固定することによ
り、飾り桟4は第1の匡体1と第2の匡体6の嵌
合部に確実に狭持される。第1の匡体1と第2の
匡体6の上下方向のズレは、第1の匡体1に設け
たリブ3と第2の匡体6に設けたリブ7の嵌合に
より発生しない。もし第3図に示すようにリブ3
が設けられていないならば、場合によつては第4
図に示すように、筐体1と筐体6とがずれてしま
うことがあるが、本実施例のようにリブ3を設け
たことによりリブ7が裏から支えられる事とな
り、このようなずれは防止される。
以上のように本実施例によれば、第1の匡体1
の凸状リブ2と飾り桟4の凹状溝5とを一時的に
嵌合した後、第1の匡体1と第2の匡体6の固定
によつて嵌合部に飾り桟4を狭持するようにした
ことにより、飾り桟を接着剤あるいは両面テープ
等により固定する必要がなく、極めて容易に取り
付け作業をすることができる。
の凸状リブ2と飾り桟4の凹状溝5とを一時的に
嵌合した後、第1の匡体1と第2の匡体6の固定
によつて嵌合部に飾り桟4を狭持するようにした
ことにより、飾り桟を接着剤あるいは両面テープ
等により固定する必要がなく、極めて容易に取り
付け作業をすることができる。
また、第1の匡体1と第2の匡体6の嵌合部
に、ゴム、エラストマー等の柔軟性とゴム弾性を
有する飾り桟4を狭持しているため、音声あるい
は振動等による嵌合部の共振を防止できる。
に、ゴム、エラストマー等の柔軟性とゴム弾性を
有する飾り桟4を狭持しているため、音声あるい
は振動等による嵌合部の共振を防止できる。
また、飾り桟4は押出し成形により作ることが
できるため、加工性が良く、金型費も安く、非常
に安価であり、しかも、匡体に確実に固定でき、
デザイン的にも優れている。
できるため、加工性が良く、金型費も安く、非常
に安価であり、しかも、匡体に確実に固定でき、
デザイン的にも優れている。
なお本実施例では、飾り桟をゴム、エラストマ
ー等の柔軟性とゴム弾性を有する材料としたが、
スチロール等のプラスチツク材料で成形してもよ
い。この場合は飾り桟に剛性があるため、キヤビ
ネツトへの取り付けをワンタツチで行える効果が
ある。
ー等の柔軟性とゴム弾性を有する材料としたが、
スチロール等のプラスチツク材料で成形してもよ
い。この場合は飾り桟に剛性があるため、キヤビ
ネツトへの取り付けをワンタツチで行える効果が
ある。
考案の効果
本考案は、第1お匡体と第2の匡体の嵌合部に
飾り桟を狭持したことにより、取り付け作業が確
実で容易なキヤビネツトを実現でき、さらに飾り
桟をゴム、エラストマー等の柔軟性とゴム弾性を
有する材料の押出し成形品とすることにより、極
めて安価であらゆる色に対応できてデザイン的に
優れ、また音声あるいは振動による匡体嵌合部の
共振を防止できる。また、第1および第2の筐体
にそれぞれ係合用リブを設けた事により、一方の
筐体のリブを他方の筐体のリブが支える事とな
り、第1および第2の筐体の接合部のずれを無く
す事が出来る。
飾り桟を狭持したことにより、取り付け作業が確
実で容易なキヤビネツトを実現でき、さらに飾り
桟をゴム、エラストマー等の柔軟性とゴム弾性を
有する材料の押出し成形品とすることにより、極
めて安価であらゆる色に対応できてデザイン的に
優れ、また音声あるいは振動による匡体嵌合部の
共振を防止できる。また、第1および第2の筐体
にそれぞれ係合用リブを設けた事により、一方の
筐体のリブを他方の筐体のリブが支える事とな
り、第1および第2の筐体の接合部のずれを無く
す事が出来る。
また、飾り桟を剛性のあるプラスチツク成形品
にすることにより飾り桟の取り付けにあたつて作
業性が大きく向上し、生産コストを低減できる等
数々の優れた効果を得ることのできるキヤビネツ
トを実現できるものである。
にすることにより飾り桟の取り付けにあたつて作
業性が大きく向上し、生産コストを低減できる等
数々の優れた効果を得ることのできるキヤビネツ
トを実現できるものである。
第1図は本考案の一実施例におけるキヤビネツ
トの斜視図、第2図は同実施例の要部を示す部分
断面図である。 1……第1の匡体、2……凸状リブ、4……飾
り桟、5……凹状溝、6……第2の匡体。
トの斜視図、第2図は同実施例の要部を示す部分
断面図である。 1……第1の匡体、2……凸状リブ、4……飾
り桟、5……凹状溝、6……第2の匡体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 第1の筐体と、弾性材料で構成された断面コ字
状の飾り桟と、第2の筐体とを有し、 前記第1の筐体には凸状リブを設け、 前記飾り桟の凹状溝を前記凸状溝に嵌合させ、 前記第1の筐体と前記第2の筐体の間に前記飾
り桟を狭持し、第2の筐体と第1の筐体を互いに
固定し、 前記飾り桟よりも内側に位置する第1の係合用
リブを第2の筐体に一体に設け、上記第1の係合
用リブよりもさらに内側に上記第1の係合用リブ
に係合可能であつて上記第1の係合用リブの内側
への変位を防止する第2の係合用リブを第1の筐
体に一体に設けた事を特徴とするキヤビネツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15381183U JPS6061772U (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | キヤビネツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15381183U JPS6061772U (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | キヤビネツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6061772U JPS6061772U (ja) | 1985-04-30 |
JPH037975Y2 true JPH037975Y2 (ja) | 1991-02-27 |
Family
ID=30340186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15381183U Granted JPS6061772U (ja) | 1983-10-04 | 1983-10-04 | キヤビネツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6061772U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023233449A1 (ja) * | 2022-05-30 | 2023-12-07 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 空気調和機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5110644U (ja) * | 1974-07-11 | 1976-01-26 |
-
1983
- 1983-10-04 JP JP15381183U patent/JPS6061772U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5110644U (ja) * | 1974-07-11 | 1976-01-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6061772U (ja) | 1985-04-30 |
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