JPH037829Y2 - - Google Patents

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JPH037829Y2
JPH037829Y2 JP6182781U JP6182781U JPH037829Y2 JP H037829 Y2 JPH037829 Y2 JP H037829Y2 JP 6182781 U JP6182781 U JP 6182781U JP 6182781 U JP6182781 U JP 6182781U JP H037829 Y2 JPH037829 Y2 JP H037829Y2
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JP
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circuit
output
amplifier
level
light
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JP6182781U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は光電式物体検知装置の感度の改善に関
するものである。
従来のこの種の物体検知装置は第3図に示すよ
うに、投光素子3を周期的にパルスにて点灯せし
めると共に受光素子5の出力を上記パルスにて開
かれるアナログゲート回路7に通し、ゲート出力
を検波積分回路10で平均化したのち、レベル検
出回路13に加え、レベル検出回路13の出力で
出力回路14を駆動していた。この従来方式にあ
つては、受信信号レベルが受光素子5およびアン
プ6から発生するホワイトノイズ(白色雑音)と
略同レベルになると、信号がホワイトノイズに埋
もれてしまい検出が不可能となる。これに対処す
るために従来は検出レベルをホワイトノイズレベ
ルの5乃至10倍に設定し、発光ダイオード3を大
きくしたり、レンズ径を大きくしたり、あるいは
投受光素子間の距離(対向型の場合)を小さくし
たり、被検知物体までの距離(反射型の場合)を
小さくしたりする必要があつた。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであ
り、ホワイトノイズに埋もれた信号の検出を可能
にすることによつて、感度を向上すると共に装置
の小型化、省電力化を図ることを目的とするもの
である。
以下本考案を実施例図によつて詳述する。第1
図は本考案物体検知装置のブロツク図、第2図は
各部の波形図を示したものである。発振回路1で
生成された周期的短形パルスaにより駆動回路2
を介して発光ダイオード3、レンズ等よりなる投
光装置を点灯させ、被検知物体4からの反射光b
を受光素子5で光電変換して得られた電気信号c
をアンプ6で増幅する。このアンプ6の出力信号
dを上記パルスaによつて開かれるアナログゲー
ト回路7に通したのち、ゲート出力eを非反転増
幅回路8と反転増幅回路9とに並列的に加えて各
出力fおよびgをそれぞれ検波積分回路10およ
び11に通して検波積分し、積分出力hおよびi
を差動増幅器12に加え、差動増幅器12の出力
jをレベル検出回路13によつてレベル判定し、
レベル判定信号kにより出力回路14を制御する
ようにしたものである。
発光信号としてパルスaを用いたのは省電力化
と外来光による誤動作を除去するためであり、ア
ナログゲート回路7あるいはアナログスイツチに
よつてパルス幅以外の区間に入射する外来ノイズ
を除去している。いま第2図において、t1〜t
2の区間は被検知物体がなく、t2以後は被検知
物体4が存在するものとすると、受光素子5によ
つて光電変換された受信信号はbのようになる
が、実際にはホワイトノイズが発生してcのよう
な波形となる。これをアンプ6で増幅するのであ
るが、増幅率が高くなるとアンプ自体からもノイ
ズを発生し、アンプ6の出力波形はdのようにな
る。信号レベルがノイズレベルと同等あるいはそ
れ以下の場合には、信号のない区間でノイズの振
幅がプラス側とマイナス側とで略等しく、信号成
分が重畳された区間ではアンプ出力がプラス側に
若干増加しマイナス側では若干減少する。したが
つてアナログゲート出力はeのようになる。これ
を非反転増幅回路8および反転増幅回路9に加え
ると各出力fおよびgは図示のように、信号のな
いt1〜t2区間ではfとgの振幅が等しく、信
号のあるt2以後はfの方がgより振幅が大きく
なる。したがつてfおよびgをそれぞれ検波積分
して差動増幅器12に加えることによつてその出
力にjのようにノイズ成分が相殺された波形が得
られることになる。これをレベル検出器13でレ
ベル判定し、しきい値レベルVTを超えるt3時
点で判定出力kが反転するのである。
本考案は上記のように構成されたもので、ゲー
ト出力を反転整流回路と非反転整流回路とに加え
て、ホワイトノイズの重畳された信号のプラス側
とマイナス側を別々に検波し、差動増幅器に加え
るようにしたので、ホワイトノイズが相殺される
一方目的信号は2倍に拡大されることになり、ノ
イズレベルと同等乃至それ以下の信号レベルでも
感度よく検出できるという利点があり、したがつ
てまた投光素子やレンズも小型のものが使用でき
る上に省電力化が可能となり、被検知物体との距
離も大きくとれ、かつ反射面積の小さい物体も検
知できる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示すブロツク
回路図、第2図は同上の動作を説明する波形図で
ある。第3図は従来例のブロツク図である。 1は発振回路、2は駆動回路、3は投光素子、
4は被検知物体、5は受光素子、6はアンプ、7
はアナログゲート回路、8は非反転整流回路、9
は反転整流回路、10,11は検波積分回路、1
2は差動増幅器、13はレベル検出回路、14は
出力回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 投光装置と、受光素子と、投光装置を周期的パ
    ルス状に点灯せしめる発振回路及び駆動回路と、
    前記受光素子の出力側に接続され、上記発振回路
    の出力パルスにより制御されて投光装置の点灯時
    に開通せられるゲート回路と、同ゲート回路の出
    力側に互に並列的に接続され、同ゲート回路を通
    して上記受光素子の出力が入力される反転増幅回
    路と非反転増幅回路と、これら両増幅回路の出力
    が入力される差動増幅器と、同増幅器の出力をし
    きい値レベルと比較し、しきい値レベルを越えた
    とき信号を出力するレベル検出回路とよりなる物
    体検知装置。
JP6182781U 1981-04-27 1981-04-27 Expired JPH037829Y2 (ja)

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JP6182781U JPH037829Y2 (ja) 1981-04-27 1981-04-27

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JPS57173078U JPS57173078U (ja) 1982-10-30
JPH037829Y2 true JPH037829Y2 (ja) 1991-02-26

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DE3347483A1 (de) * 1983-12-29 1985-07-11 GAO Gesellschaft für Automation und Organisation mbH, 8000 München Vorrichtung zur sicherung geheimer informationen
JP2008215878A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Yamaha Motor Co Ltd 受光装置、レーザレーダ装置および乗り物

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JPS57173078U (ja) 1982-10-30

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