JPH037804Y2 - - Google Patents
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- JPH037804Y2 JPH037804Y2 JP13360084U JP13360084U JPH037804Y2 JP H037804 Y2 JPH037804 Y2 JP H037804Y2 JP 13360084 U JP13360084 U JP 13360084U JP 13360084 U JP13360084 U JP 13360084U JP H037804 Y2 JPH037804 Y2 JP H037804Y2
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- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 13
- 238000013001 point bending Methods 0.000 claims description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
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- 229910018072 Al 2 O 3 Inorganic materials 0.000 description 1
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は長手形状の試験片の両端部を支持ピン
で支持し、中間部に2本の負荷ピンで負荷を加え
て曲げ試験を行う治具に関するものである。
で支持し、中間部に2本の負荷ピンで負荷を加え
て曲げ試験を行う治具に関するものである。
従来の技術
上記のような4点曲げ試験治具は広く使用され
ているが、これをセラミツクス、超硬合金等の脆
性材料の試験に用いる場合には、試験片が破断す
るまでの変形量が僅かであるために治具や試験片
の平行度や寸法の誤差が試験結果に大きな影響を
与える。そこで、従来は治具や試験片の寸法、平
行度等の精度を向上させることにより試験誤差を
低減させる努力が払われて来た。
ているが、これをセラミツクス、超硬合金等の脆
性材料の試験に用いる場合には、試験片が破断す
るまでの変形量が僅かであるために治具や試験片
の平行度や寸法の誤差が試験結果に大きな影響を
与える。そこで、従来は治具や試験片の寸法、平
行度等の精度を向上させることにより試験誤差を
低減させる努力が払われて来た。
考案が解決しようとする問題点
しかし、上述のような治具や試験片の精度向上
には限度があり、また、可動部のクリアランスを
過度に小さくすれば円滑な負荷ができなくなつた
り、治具の耐久性低下を招来したりする問題点が
ある。
には限度があり、また、可動部のクリアランスを
過度に小さくすれば円滑な負荷ができなくなつた
り、治具の耐久性低下を招来したりする問題点が
ある。
問題点を解決するための手段
本考案は、上記の問題点を解決するために、長
手形状の試験片の両端部を互に平行な2本の支持
ピンの外周面に支持させるとともにその試験片の
中間部にそれら支持ピンに平行な2本の負荷ピン
の外周面を支持ピンとは反対側から当接させ、そ
れら支持ピンおよび負荷ピンにそれぞれ第一負荷
部材と第二負荷部材とにより互に接近する向きの
力を加えて曲げ試験を行う治具において、第一負
荷部材と支持ピンとの間および/または第二負荷
部材と負荷ピンとの間に支持ピンおよび/または
負荷ピンと平行に延び、支持ピンおよび/または
負荷ピンと線接触する中間負荷部材を配設し、か
つ、その中間負荷部材と第一および第二負荷部材
のうちその中間負荷部材に作用するものとの間に
前記支持ピンおよび/または負荷ピンと直角な方
向に延び、中間負荷部材と線接触する中間ピンを
配設したものである。
手形状の試験片の両端部を互に平行な2本の支持
ピンの外周面に支持させるとともにその試験片の
中間部にそれら支持ピンに平行な2本の負荷ピン
の外周面を支持ピンとは反対側から当接させ、そ
れら支持ピンおよび負荷ピンにそれぞれ第一負荷
部材と第二負荷部材とにより互に接近する向きの
力を加えて曲げ試験を行う治具において、第一負
荷部材と支持ピンとの間および/または第二負荷
部材と負荷ピンとの間に支持ピンおよび/または
負荷ピンと平行に延び、支持ピンおよび/または
負荷ピンと線接触する中間負荷部材を配設し、か
つ、その中間負荷部材と第一および第二負荷部材
のうちその中間負荷部材に作用するものとの間に
前記支持ピンおよび/または負荷ピンと直角な方
向に延び、中間負荷部材と線接触する中間ピンを
配設したものである。
作 用
本考案の4点曲げ試験治具においては、試験機
の負荷装置によつて負荷が加えられたとき、支持
ピンおよび/または負荷ピンがその長手方向の傾
きを許容された状態で負荷の伝達を行う。
の負荷装置によつて負荷が加えられたとき、支持
ピンおよび/または負荷ピンがその長手方向の傾
きを許容された状態で負荷の伝達を行う。
考案の効果
したがつて、本考案の4点曲げ試験治具におい
ては、試験片の上面と下面との平行度あるいは第
一負荷部材と第二負荷部材との負荷面の平行度が
不十分であつても、これらの平行度の狂いは支持
ピンおよび/または負荷ピンの長手方向の傾きに
より吸収され、支持ピンと負荷ピンとはそれぞれ
試験片の両面に完全に沿つた形で負荷を加えるこ
ととなる。その結果、試験片の幅方向に偏つた部
分に特に大きな負荷が加えられる偏荷重が回避さ
れ、試験片の破断に至るまでの変形量が小さいに
もかかわらず精度の高い試験結果が得られること
となる。
ては、試験片の上面と下面との平行度あるいは第
一負荷部材と第二負荷部材との負荷面の平行度が
不十分であつても、これらの平行度の狂いは支持
ピンおよび/または負荷ピンの長手方向の傾きに
より吸収され、支持ピンと負荷ピンとはそれぞれ
試験片の両面に完全に沿つた形で負荷を加えるこ
ととなる。その結果、試験片の幅方向に偏つた部
分に特に大きな負荷が加えられる偏荷重が回避さ
れ、試験片の破断に至るまでの変形量が小さいに
もかかわらず精度の高い試験結果が得られること
となる。
しかも、そのための手段は、第一負荷部材と支
持ピンおよび/または第二負荷部材と負荷ピンと
の間に中間負荷部材と中間ピンとを介在させると
いう簡単なものであるため、本考案に係る4点曲
げ試験治具は安価に製作することができる。
持ピンおよび/または第二負荷部材と負荷ピンと
の間に中間負荷部材と中間ピンとを介在させると
いう簡単なものであるため、本考案に係る4点曲
げ試験治具は安価に製作することができる。
実施例
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図において10は基台である。基台10
は、第1図および第2図に示すように、円柱部1
2と、円柱部12上の中心部に形成された小径の
突起16とから成つている。円柱部12の下端部
にはフランジ18が形成されており、また、その
底面には円形の凹部20が形成されている。この
基台10は円筒部材22と共に第一負荷部材を構
成している。すなわち、円筒部材22は、その内
径が下側から順に大径、中径、小径とされてお
り、大径孔部24を囲む側壁において、その下端
面がフランジ18に当接した状態で基台10に精
度良く嵌合されているのである。また、円筒部材
22の小径孔部26を囲む側壁には、円筒部材2
2の中心線に平行な直線を中心線とする貫通孔2
8が複数個等角度間隔に形成されている。
は、第1図および第2図に示すように、円柱部1
2と、円柱部12上の中心部に形成された小径の
突起16とから成つている。円柱部12の下端部
にはフランジ18が形成されており、また、その
底面には円形の凹部20が形成されている。この
基台10は円筒部材22と共に第一負荷部材を構
成している。すなわち、円筒部材22は、その内
径が下側から順に大径、中径、小径とされてお
り、大径孔部24を囲む側壁において、その下端
面がフランジ18に当接した状態で基台10に精
度良く嵌合されているのである。また、円筒部材
22の小径孔部26を囲む側壁には、円筒部材2
2の中心線に平行な直線を中心線とする貫通孔2
8が複数個等角度間隔に形成されている。
基台10の上部には、2本ずつの支持ピン位置
決め溝30および負荷ピン位置決め溝32、なら
びに1本の試験片位置決め溝34が形成されてい
る。すなわち、これら溝30,32,34は基台
10の円柱部12および突起16に、突起16を
軸方向に貫通し、円柱部12の軸方向の中間部に
達する深さで形成されているのであり、これによ
つて円柱部12および突起16はそれぞれ複数部
分に分割されている。2本の支持ピン位置決め溝
30は水平方向に一定の距離を隔てて互に平行に
かつ水平に形成されており、2本の負荷ピン位置
決め溝32は、それら支持ピン位置決め溝30間
の基台10の軸心から等距離ずつ離れた位置にお
いて、水平に、かつ、支持ピン位置決め溝30に
平行に形成されている。また、試験片位置決め溝
34は、上記支持ピン位置決め溝30および負荷
ピン位置決め溝32に直角にかつ水平に形成され
ている。支持ピン位置決め溝30は断面形状が矩
形の溝であり、負荷ピン位置決め溝32および試
験片位置決め溝34は、第1図および第3図に示
すように、底面が曲面を成す断面がU字形の溝で
ある。なお、突起16の2本の負荷ピン位置決め
溝32の間の側壁は両側の側壁より一定寸法短く
されており、また、基台10の少なくともこれら
位置決め溝30,32および34が形成される部
分は焼入れされたうえ、各位置決め溝の側壁面な
らびに支持ピン位置決め溝30の底面が研削によ
つて精度良く仕上げられている。
決め溝30および負荷ピン位置決め溝32、なら
びに1本の試験片位置決め溝34が形成されてい
る。すなわち、これら溝30,32,34は基台
10の円柱部12および突起16に、突起16を
軸方向に貫通し、円柱部12の軸方向の中間部に
達する深さで形成されているのであり、これによ
つて円柱部12および突起16はそれぞれ複数部
分に分割されている。2本の支持ピン位置決め溝
30は水平方向に一定の距離を隔てて互に平行に
かつ水平に形成されており、2本の負荷ピン位置
決め溝32は、それら支持ピン位置決め溝30間
の基台10の軸心から等距離ずつ離れた位置にお
いて、水平に、かつ、支持ピン位置決め溝30に
平行に形成されている。また、試験片位置決め溝
34は、上記支持ピン位置決め溝30および負荷
ピン位置決め溝32に直角にかつ水平に形成され
ている。支持ピン位置決め溝30は断面形状が矩
形の溝であり、負荷ピン位置決め溝32および試
験片位置決め溝34は、第1図および第3図に示
すように、底面が曲面を成す断面がU字形の溝で
ある。なお、突起16の2本の負荷ピン位置決め
溝32の間の側壁は両側の側壁より一定寸法短く
されており、また、基台10の少なくともこれら
位置決め溝30,32および34が形成される部
分は焼入れされたうえ、各位置決め溝の側壁面な
らびに支持ピン位置決め溝30の底面が研削によ
つて精度良く仕上げられている。
上記支持ピン位置決め溝30には円柱状の支持
ピン36が位置決め溝30の幅方向には実質的に
移動不能に嵌め入れられている。使用時において
は、これら2本の支持ピン36上に試験片38が
架け渡され、かつ、その試験片38の中間部の長
手方向に隔たつた2箇所に負荷ピン40がそれぞ
れ載せられるのであるが、この状態において試験
片38と負荷ピン40とはそれぞれ位置決め溝3
4および32の両側壁面により挟まれた状態とな
る。また、支持ピン位置決め溝30の側壁は、支
持ピン36上に試験片38が架け渡されたとき、
その試験片38の両端部に指で触れることができ
るように支持ピン36の直径よりやや小さい高さ
とされている。また、前記円筒部材22の側壁に
は直径方向に隔たつた位置に開口42がそれぞれ
形成されており、試験片38の着脱および装着状
態の確認を容易に行い得るようにされている。
ピン36が位置決め溝30の幅方向には実質的に
移動不能に嵌め入れられている。使用時において
は、これら2本の支持ピン36上に試験片38が
架け渡され、かつ、その試験片38の中間部の長
手方向に隔たつた2箇所に負荷ピン40がそれぞ
れ載せられるのであるが、この状態において試験
片38と負荷ピン40とはそれぞれ位置決め溝3
4および32の両側壁面により挟まれた状態とな
る。また、支持ピン位置決め溝30の側壁は、支
持ピン36上に試験片38が架け渡されたとき、
その試験片38の両端部に指で触れることができ
るように支持ピン36の直径よりやや小さい高さ
とされている。また、前記円筒部材22の側壁に
は直径方向に隔たつた位置に開口42がそれぞれ
形成されており、試験片38の着脱および装着状
態の確認を容易に行い得るようにされている。
2本の負荷ピン位置決め溝32には更に、中間
負荷具44がそれぞれ1本ずつ嵌め入れられてい
る。中間負荷具44は断面形状が矩形の部材であ
り、負荷ピン40とほぼ同じ長さを有するととも
に、その下面の長手方向の中間部に試験片位置決
め溝34の幅よりもやや長く長手方向に延びる突
起46を備えており、この突起46の先端面(下
端面)において負荷ピン40に線接触するように
されている。
負荷具44がそれぞれ1本ずつ嵌め入れられてい
る。中間負荷具44は断面形状が矩形の部材であ
り、負荷ピン40とほぼ同じ長さを有するととも
に、その下面の長手方向の中間部に試験片位置決
め溝34の幅よりもやや長く長手方向に延びる突
起46を備えており、この突起46の先端面(下
端面)において負荷ピン40に線接触するように
されている。
また、試験位置決め溝34には、2本の中間ピ
ン48が嵌め入れられている。これら2本の中間
ピン48は溝34内に直列に嵌入され、それぞれ
独立して中間負荷具44の上面に線接触するとと
もに、溝34の側壁によつて挟まれて幅方向には
実質的に移動不能とされている。なお、突起16
の高さは、このようにして中間ピン48が溝34
に嵌め入れられたとき、その上端部が突起16の
上面とほぼ同じ高さとなるように決定されてい
る。
ン48が嵌め入れられている。これら2本の中間
ピン48は溝34内に直列に嵌入され、それぞれ
独立して中間負荷具44の上面に線接触するとと
もに、溝34の側壁によつて挟まれて幅方向には
実質的に移動不能とされている。なお、突起16
の高さは、このようにして中間ピン48が溝34
に嵌め入れられたとき、その上端部が突起16の
上面とほぼ同じ高さとなるように決定されてい
る。
前記円筒部材22の小径孔部26には上部負荷
具50が精度良く嵌合されている。上部負荷具5
0は大径部52と小径部54とから成るものであ
り、小径部54が小径孔部26に摺動可能に嵌合
されるとともに、大径部52は、支持ピン36と
負荷ピン40との間に試験片38が挟まれた状態
において円筒部材22の上端面より小距離浮き上
がつた状態となるようにされている。また、小径
孔部26の深さは、小径部54が、その直径より
も深い長さで嵌合されるように選定されており、
したがつて、上部負荷具50はこじりを生ずるこ
となくスムーズに摺動することができる。なお、
前述のように、突起16の2本の負荷ピン位置決
め溝32の間の側壁はその上端部が切除されて他
の側壁よりも低くされているが、この切除量は大
径部52の円筒部材22からの浮き上がり量より
も大きく、かつ、この側壁の上端面が中間負荷具
44よりも高い位置にあるように決定されてい
る。
具50が精度良く嵌合されている。上部負荷具5
0は大径部52と小径部54とから成るものであ
り、小径部54が小径孔部26に摺動可能に嵌合
されるとともに、大径部52は、支持ピン36と
負荷ピン40との間に試験片38が挟まれた状態
において円筒部材22の上端面より小距離浮き上
がつた状態となるようにされている。また、小径
孔部26の深さは、小径部54が、その直径より
も深い長さで嵌合されるように選定されており、
したがつて、上部負荷具50はこじりを生ずるこ
となくスムーズに摺動することができる。なお、
前述のように、突起16の2本の負荷ピン位置決
め溝32の間の側壁はその上端部が切除されて他
の側壁よりも低くされているが、この切除量は大
径部52の円筒部材22からの浮き上がり量より
も大きく、かつ、この側壁の上端面が中間負荷具
44よりも高い位置にあるように決定されてい
る。
上部負荷具50は前記中間負荷具44に対向す
る位置に円形の突起56を有しており、この突起
56において中間ピン48に当接し、中間ピン4
8および中間負荷具44を介して負荷ピン40に
負荷を加える第二負荷部材として機能するもので
ある。そして、それの嵌合部たる小径部54が、
基台10および円筒部材22から成る第一負荷部
材の嵌合穴としての小径孔部26に嵌合されるこ
とによつて第一負荷部材と第二負荷部材との水平
方向の位置決めが行われている。また、上部負荷
具50の上面中央には円錐形の位置決め凹部58
が形成され、これにボール60が嵌め入れられて
いて、上部負荷具50にはこのボール60を介し
て負荷が加えられるようになつている。
る位置に円形の突起56を有しており、この突起
56において中間ピン48に当接し、中間ピン4
8および中間負荷具44を介して負荷ピン40に
負荷を加える第二負荷部材として機能するもので
ある。そして、それの嵌合部たる小径部54が、
基台10および円筒部材22から成る第一負荷部
材の嵌合穴としての小径孔部26に嵌合されるこ
とによつて第一負荷部材と第二負荷部材との水平
方向の位置決めが行われている。また、上部負荷
具50の上面中央には円錐形の位置決め凹部58
が形成され、これにボール60が嵌め入れられて
いて、上部負荷具50にはこのボール60を介し
て負荷が加えられるようになつている。
以上のように構成された曲げ試験治具によつて
試験片38の曲げ試験を行う場合には、この治具
を基台10が下側になるように試験機に取り付
け、試験片38を試験片位置決め溝34に嵌め入
れるとともにその両端部を支持ピン36に下側か
ら支持させ、中間部の上面に負荷ピン40を当接
させる。なお、試験片38を嵌め入れた後、円筒
部材22を第1図および第3図に示す状態から90
度回転させ、2個の開口42が試験片38の幅方
向の両側にそれぞれ位置するようにする。
試験片38の曲げ試験を行う場合には、この治具
を基台10が下側になるように試験機に取り付
け、試験片38を試験片位置決め溝34に嵌め入
れるとともにその両端部を支持ピン36に下側か
ら支持させ、中間部の上面に負荷ピン40を当接
させる。なお、試験片38を嵌め入れた後、円筒
部材22を第1図および第3図に示す状態から90
度回転させ、2個の開口42が試験片38の幅方
向の両側にそれぞれ位置するようにする。
その状態で試験機の負荷装置によりボール60
を介して上部負荷具50に下向きの負荷を加えれ
ば、試験片38には曲げ荷重が加えられることと
なる。この場合の負荷の大きさと試験片38の変
形量との関係が、試験機の測定装置により、試験
片38が破断するに至るまで表示ならびに記録さ
れる。
を介して上部負荷具50に下向きの負荷を加えれ
ば、試験片38には曲げ荷重が加えられることと
なる。この場合の負荷の大きさと試験片38の変
形量との関係が、試験機の測定装置により、試験
片38が破断するに至るまで表示ならびに記録さ
れる。
試験片38は脆性材料から成るものであるた
め、曲げ負荷が一定値に達したとき、一瞬にして
破断する。これに伴つて負荷ピン40、中間負荷
具44、中間ピン48および上部負荷具50が落
下することとなるが、上部負荷具50はその大径
部52が前述のように円筒部材22の上面から僅
かに浮き上がらされているのみであるため、小距
離落下して大径部52が円筒部材22の上面に着
座し、それ以上は落下しない。また、突起16の
負荷ピン位置決め溝32の間の側壁は、大径部5
2の円筒部材22からの浮き上がり距離よりも長
い距離分だけ低くされているため、落下時に上部
負荷具50が突起16に衝突することはなく、さ
らに、円筒部材22の開口42が試験片38の幅
方向の両側に位置するようにされているため、破
片が外へ飛び出すことがなく、破片の収拾を容易
に行うことができる。
め、曲げ負荷が一定値に達したとき、一瞬にして
破断する。これに伴つて負荷ピン40、中間負荷
具44、中間ピン48および上部負荷具50が落
下することとなるが、上部負荷具50はその大径
部52が前述のように円筒部材22の上面から僅
かに浮き上がらされているのみであるため、小距
離落下して大径部52が円筒部材22の上面に着
座し、それ以上は落下しない。また、突起16の
負荷ピン位置決め溝32の間の側壁は、大径部5
2の円筒部材22からの浮き上がり距離よりも長
い距離分だけ低くされているため、落下時に上部
負荷具50が突起16に衝突することはなく、さ
らに、円筒部材22の開口42が試験片38の幅
方向の両側に位置するようにされているため、破
片が外へ飛び出すことがなく、破片の収拾を容易
に行うことができる。
本実施例の曲げ試験治具は、以上の説明から明
らかなように、支持ピン36、負荷ピン40およ
び試験片38は、それぞれ一体の基台10に形成
された支持ピン位置決め溝30、負荷ピン位置決
め溝32および試験片位置決め溝34に嵌め入れ
られることによつて精度良く位置決めされるた
め、試験片38のセツトが容易であり、かつ試験
片38の正確な位置に負荷が加えられ得る。しか
も、2本の支持ピン36は研削加工によつて精度
良く仕上げられた支持ピン位置決め溝30の底面
によつて支持されているため、支持ピン36の試
験片38を支持する部分の平行度が高く、一方、
負荷ピン40は中間ピン48および中間負荷具4
4を介して負荷を加えられるようになつているた
め長手方向に傾くことができ、試験片38の上面
と下面との平行度、あるいは上部負荷具50と基
台10との平行度が多少悪くても、これらの平行
度の狂いは負荷ピン40の傾きによつて吸収さ
れ、試験片38に偏荷重が加えられることがな
い。
らかなように、支持ピン36、負荷ピン40およ
び試験片38は、それぞれ一体の基台10に形成
された支持ピン位置決め溝30、負荷ピン位置決
め溝32および試験片位置決め溝34に嵌め入れ
られることによつて精度良く位置決めされるた
め、試験片38のセツトが容易であり、かつ試験
片38の正確な位置に負荷が加えられ得る。しか
も、2本の支持ピン36は研削加工によつて精度
良く仕上げられた支持ピン位置決め溝30の底面
によつて支持されているため、支持ピン36の試
験片38を支持する部分の平行度が高く、一方、
負荷ピン40は中間ピン48および中間負荷具4
4を介して負荷を加えられるようになつているた
め長手方向に傾くことができ、試験片38の上面
と下面との平行度、あるいは上部負荷具50と基
台10との平行度が多少悪くても、これらの平行
度の狂いは負荷ピン40の傾きによつて吸収さ
れ、試験片38に偏荷重が加えられることがな
い。
なお、負荷ピン40の自由度を増す上では中間
ピン48と負荷ピン40とを直接接触させること
が望ましいのであるが、この場合には両者が点接
触することとなり、負荷時に接触面圧が過大とな
ることを避け得ない。これに対して、本実施例に
おいては中間ピン48と負荷ピン40とがそれぞ
れ中間負荷具44と線接触するため接触面圧が過
大となることがなく、しかも、両接触線が互に直
交するため、負荷ピン40の自由度は負荷ピン4
0と中間ピン48とを直接接触させた場合に近い
ものとなる。
ピン48と負荷ピン40とを直接接触させること
が望ましいのであるが、この場合には両者が点接
触することとなり、負荷時に接触面圧が過大とな
ることを避け得ない。これに対して、本実施例に
おいては中間ピン48と負荷ピン40とがそれぞ
れ中間負荷具44と線接触するため接触面圧が過
大となることがなく、しかも、両接触線が互に直
交するため、負荷ピン40の自由度は負荷ピン4
0と中間ピン48とを直接接触させた場合に近い
ものとなる。
また、中間負荷具44は長手形状とされて取扱
いが容易とされているにもかかわらず、その長手
方向の中間部に形成された突起46において負荷
ピン40に接触するようにされているため、負荷
ピン40との接触面が限定され、それによつて負
荷ピン40の自由度が増し、試験片38に対する
偏荷重をより良好に回避することができる。
いが容易とされているにもかかわらず、その長手
方向の中間部に形成された突起46において負荷
ピン40に接触するようにされているため、負荷
ピン40との接触面が限定され、それによつて負
荷ピン40の自由度が増し、試験片38に対する
偏荷重をより良好に回避することができる。
また、負荷ピン40に対する負荷の伝達は負荷
ピン40の真上に直列に連なるボール60、上部
負荷具50、中間ピン48および中間負荷具44
によつて行われ、一方、支持ピン36に対する負
荷の伝達は基台10によつて直接行われるため、
剛性の高い曲げ試験治具が得られることとなる。
ピン40の真上に直列に連なるボール60、上部
負荷具50、中間ピン48および中間負荷具44
によつて行われ、一方、支持ピン36に対する負
荷の伝達は基台10によつて直接行われるため、
剛性の高い曲げ試験治具が得られることとなる。
さらに、本実施例においては、円筒部材22に
貫通孔28および開口42が形成されているた
め、試験片38を大気以外の特殊な雰囲気中、あ
るいは大気中であつても高温下において試験する
場合に、治具内外の雰囲気の差あるいは温度差を
小さくすることができ、より正確な試験結果を得
ることが可能である。
貫通孔28および開口42が形成されているた
め、試験片38を大気以外の特殊な雰囲気中、あ
るいは大気中であつても高温下において試験する
場合に、治具内外の雰囲気の差あるいは温度差を
小さくすることができ、より正確な試験結果を得
ることが可能である。
また、本実施例の治具においては基台10の底
面に凹部20が形成されており、それだけ治具が
軽量化されるとともに、治具運搬時には運搬装置
との係合部として使用することができる。
面に凹部20が形成されており、それだけ治具が
軽量化されるとともに、治具運搬時には運搬装置
との係合部として使用することができる。
また、試験片38と接触して摩耗し易い支持ピ
ン36および負荷ピン40は単純に位置決め溝3
0および32に嵌め入れられているのみであるた
め、これらが摩耗した場合には簡単に新しいもの
と交換することができ、曲げ試験治具全体の精度
を容易に回復させることができる。
ン36および負荷ピン40は単純に位置決め溝3
0および32に嵌め入れられているのみであるた
め、これらが摩耗した場合には簡単に新しいもの
と交換することができ、曲げ試験治具全体の精度
を容易に回復させることができる。
なお、上記実施例においては、中間ピン48が
2本用いられてそれぞれ独立に中間負荷具44に
線接触するようにされていたため、負荷時には不
可ピン40が互に自由に傾き、備荷重を加えるこ
となくより精度良く試験片38に負荷が伝達され
るようになつている。なお、上記実施例における
中間ピン48のほぼ2倍の長さを有する1本の中
間ピンを試験片位置決め溝34に嵌め入れ、2個
の中間負荷具44に共通に接触させるようにして
も本考案の効果をある程度得ることができ、また
設備コストを低減させ得ることとなる。
2本用いられてそれぞれ独立に中間負荷具44に
線接触するようにされていたため、負荷時には不
可ピン40が互に自由に傾き、備荷重を加えるこ
となくより精度良く試験片38に負荷が伝達され
るようになつている。なお、上記実施例における
中間ピン48のほぼ2倍の長さを有する1本の中
間ピンを試験片位置決め溝34に嵌め入れ、2個
の中間負荷具44に共通に接触させるようにして
も本考案の効果をある程度得ることができ、また
設備コストを低減させ得ることとなる。
なお付言すれば、上記実施例の曲げ試験治具は
すべて金属製の材料から成り、互に接触する部分
は焼入れされたうえ研削仕上げされているのであ
るが、例えばセラミツクス製の試験片を高温雰囲
気において試験する必要がある場合には、治具自
体の構成要素も例えばSiC、Al2O3、Si3N4等のセ
ラミツクス材料で製作することにより、耐熱、耐
食性を高めることが推奨される。
すべて金属製の材料から成り、互に接触する部分
は焼入れされたうえ研削仕上げされているのであ
るが、例えばセラミツクス製の試験片を高温雰囲
気において試験する必要がある場合には、治具自
体の構成要素も例えばSiC、Al2O3、Si3N4等のセ
ラミツクス材料で製作することにより、耐熱、耐
食性を高めることが推奨される。
また、上記実施例においては、中間負荷具44
および中間ピン48が負荷ピン40とそれに作用
する上部負荷具50との間に介在させられていた
が、これに代えてまたはこれと共に基台10と支
持ピン36との間に中間負荷具44および中間ピ
ン48を介在させることも可能である。このよう
にすれば、支持ピン位置決め溝30の底面を精度
良く仕上げる必要がなくなり、また、支持ピン3
6自体に製作誤差によるテーパが存在する場合に
も、それが試験結果に影響を及ぼすことがなくな
る。
および中間ピン48が負荷ピン40とそれに作用
する上部負荷具50との間に介在させられていた
が、これに代えてまたはこれと共に基台10と支
持ピン36との間に中間負荷具44および中間ピ
ン48を介在させることも可能である。このよう
にすれば、支持ピン位置決め溝30の底面を精度
良く仕上げる必要がなくなり、また、支持ピン3
6自体に製作誤差によるテーパが存在する場合に
も、それが試験結果に影響を及ぼすことがなくな
る。
以上、本考案の幾つかの実施例を具体的に説明
したが、本考案はこれら以外にも当業者の知識に
基づいて種々の変形、改良を施した態様で実施し
得ることは勿論である。
したが、本考案はこれら以外にも当業者の知識に
基づいて種々の変形、改良を施した態様で実施し
得ることは勿論である。
第1図は本考案の一実施例である4点曲げ試験
治具の正面断面図である。第2図は第1図に示し
た曲げ試験治具を構成する基台を取り出して示す
平面図である。第3図は第1図における−断
面図である。 10:基台、第一負荷部材、22:円筒部材、
26:小径孔部、30:支持ピン位置決め溝、3
2:負荷ピン位置決め溝、34:試験片位置決め
溝、36:支持ピン、38:試験片、40:負荷
ピン、44:中間負荷具、48:中間ピン、5
0:上部負荷具(第二負荷部材)60:ボール。
治具の正面断面図である。第2図は第1図に示し
た曲げ試験治具を構成する基台を取り出して示す
平面図である。第3図は第1図における−断
面図である。 10:基台、第一負荷部材、22:円筒部材、
26:小径孔部、30:支持ピン位置決め溝、3
2:負荷ピン位置決め溝、34:試験片位置決め
溝、36:支持ピン、38:試験片、40:負荷
ピン、44:中間負荷具、48:中間ピン、5
0:上部負荷具(第二負荷部材)60:ボール。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 長手形状の試験片の両端部を互に平行な2本
の支持ピンの外周面に支持させるとともにその
試験片の中間部の長手方向に隔たつた2箇所に
それら支持ピンに平行な2本の負荷ピンの外周
面を支持ピンとは反対側から当接させ、それら
支持ピンおよび負荷ピンにそれぞれ第一負荷部
材と第二負荷部材とにより互に接近する向きの
力を加えて曲げ試験を行う治具において、 前記第一負荷部材と前記支持ピンとの間およ
び/または前記第二負荷部材と前記負荷ピンと
の間に支持ピンおよび/または負荷ピンと平行
に延び、支持ピンおよび/または負荷ピンと線
接触する中間負荷部材を配設し、かつ、その中
間負荷部材と前記第一および第二負荷部材のう
ちその中間負荷部材に作用するものとの間に前
記支持ピンおよび/または負荷ピンと直角な方
向に延び、前記中間負荷部材と線接触する中間
ピンを配設して、前記支持ピンおよび/または
前記負荷ピンの長手方向の傾きを許容しつつ負
荷の伝達を行うようにしたことを特徴とする4
点曲げ試験治具。 (2) 前記第一負荷部材と第二負荷部材とが水平方
向の相対位置を維持しつつ上下方向に互に接
近・離間可能なものであり、それら第一および
第二の負荷部材のうち下側に位置する第一負荷
部材の上部に、水平方向に一定距離隔たつて互
に平行に延びる2本の支持ピン位置決め溝とそ
れら2本の支持ピン位置決め溝の中間位置にお
いて水平方向に隔たつてそれら支持ピン位置決
め溝と平行に延びる2本の負荷ピン位置決め溝
とが形成され、それら支持ピン位置決め溝と負
荷ピン位置決め溝とにそれぞれ前記支持ピンと
負荷ピンとがそれら位置決め溝の幅方向には実
質的に移動不能な状態で嵌め入れられるととも
に、試験片の幅方向の位置決めをなすべき試験
片位置決め溝が前記第一負荷部材に前記支持ピ
ン位置決め溝および負荷ピン位置決め溝に直角
にかつ水平に形成されている実用新案登録請求
の範囲第1項記載の4点曲げ試験治具。 (3) 前記中間負荷部材が前記負荷ピン位置決め溝
に嵌め入れられて位置決めされる一方、前記中
間ピンが前記試験片位置決め溝に嵌め入れられ
て位置決めされる実用新案登録請求の範囲第2
項記載の4点曲げ試験治具。 (4) 前記中間ピンが前記2本ずつの支持ピンおよ
び/または負荷ピンの各々に対して独立に1本
ずつ配設されている実用新案登録請求の範囲第
1項ないし第3項のいずれかに記載の4点曲げ
試験治具。 (5) 前記中間ピンが前記2本ずつの支持ピンおよ
び/または負荷ピンに対して共通に1本配設さ
れている実用新案登録請求の範囲第1項ないし
第3項のいずれかに記載の4点曲げ試験治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13360084U JPH037804Y2 (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13360084U JPH037804Y2 (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6148348U JPS6148348U (ja) | 1986-04-01 |
JPH037804Y2 true JPH037804Y2 (ja) | 1991-02-26 |
Family
ID=30692142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13360084U Expired JPH037804Y2 (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH037804Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-09-04 JP JP13360084U patent/JPH037804Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6148348U (ja) | 1986-04-01 |
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