JPH0378046A - データベース管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子計算機システムに利用する。特に、デー
タベースの制御手段に関する。

〔概要〕

本発明は、物理環境情報と論理構造情報とで二元的にデ
ータベースを管理する手段において、物理環境情報と論
理構造情報とを矛盾のないデータベース管理情報に一元
化することにより、管理の簡素化と管理情報の信頼性の
向上とを図ることができるようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来例は、第３図に示すように、物理的環境の情報と論
理構造の情報を別々に定義してデータベースの二元管理
を行っている。すなわち、データベースマネージメント
システム１９に与えられた情報は物理環境情報１７と論
理構造情報１８とであり、これにより論理構造情報１８
に変更がある場合でも物理環境情報１７を変更せずに済
んだが、中には論理構造情報１８に変更があると物理環
境情報１７にも変更が起こる場合もあり、この間の情報
に矛盾を生じないようにするためデータベース管理者は
多大な注意を払っていた。

このようにデータベースを一元化して管理すると物理環
境と論理構造との間の関係が強くなり、物理環境か論理
構造のどちらか一方に変更が発生すると他方に与える影
響が大きく、データベースの運用上の変更が困難になる
ことから、物理環境に対しての情報と論理構造に対して
の情報を分けた二元管理を行ってきた。これにより物理
環境情報と論理構造情報の独立性が良くなり、データベ
ースの環境や構造の変更に強いシステムが実現された。

ここで、物理環域情報は、データベースの格納媒体や媒
体上の格納位置を含む媒体情報と、ファイルのブロック
サイズ、レコードサイズ、ファイル編成、レコードを格
納する際の格納位置制御情報を含むファイル情報と、レ
コード内のキーの位置を含むレコード情報とを有する。

また、論理構造情報は、データベースの各レコードの論
理的な関係づけとレコード内のデータ項目を定義情報と
して有する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、このような従来例では、二元管理することに伴
い物理環境情報と論理構造情報の間に矛盾が生じる欠点
を持つので、データベース管理者はこの二つの情報の間
に矛盾が生じないように多大な注意を払う必要がある。

本発明は、このような欠点を除去するもので、データベ
ース管理装置を用いて一元管理し、物理環境と論理構造
との間に矛盾が生じないようにして、しかも独立性が保
てるデータベース管理装置を提供することを目的とする
。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、データベースに接続され、このデータベース
にかかわる物理環境情報および論理構造情報に基づきこ
のデータベースを管理運用するデータベース管理情報を
生成するデータベース管理装置において、既に登録され
た物理環境情報を解析してデータベース物理環境情報を
生成する物理環境情報解析手段と、既に定義済の論理構
造情報を解析してデータベース論理構造情報を生成する
論理構造情報解析手段と、データベース物理環境情報と
データベース論理構造情報との間の関係を検査して矛盾
の有無を判定するデータベース管理情報検査手段と、こ
のデータベース管理情報検査手段で矛盾の無が判定され
たデータベース物理環境情報とデータベース論理構造情
報とに基づきデータベース管理情報を生成するデータベ
ース管理情報生成手段とを備えたことを特徴とする。

ここで、データベース物理環境情報は、ファイルシステ
ム全体の情報である物理環域情報の中でデータベース管
理情報として必要な情報であり、また、データベース論
理構造情報とは論理構造情報が論理情報解析手段で解析
された結果の情報である。

〔作用〕

既に登録されている物理環境情報を解析し、この解析結
果をデータベース物理環境情報とする。

また、既に定義済の論理構造情報を解析し、解析結果を
データベース論理構造情報とする。このデータベース物
理環境情報とデータベース論理構造情報との間に矛盾が
生じていないかを検査し、矛盾がないときには、データ
ベース物理環境情報とデータベース論理構造情報とから
データベース管理情報を求め、データベースの制御情報
を一元管理する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。第１図は、データベース管理情報１０を作成するデ
ータベース管理情報作成装置２の構成を示すブロック構
成図である。第２図は、本発明によるデータベースの管
理と動作環境を示す説切面である。

データベース管理情報作成゛装置２は、第１図に示すよ
うに、物理環境解析手段５と、論理構造解析手段７と、
データベース管理情報作成手段８と、データベース管理
情報検査手段９とで構成される。

図中の物理環境情報４と論理構造情報６は従来データベ
ースの管理を往ってきた管理情報である。

また、データベース管理情報１０は本発明でデータベー
スを管理するための情報である。

すなわち、この実施例は、既に登録された物理環境情報
を解析してデータベース物理環境情報を生成する物理環
境解析手段５と、既に定義済の論理構造情報を解析して
データベース論理構造情報を生成する論理構造解析手段
７と、データベース物理環境情報４とデータベース論理
構造情報１２との間の関係を検査して矛盾の有無を判定
するデータベース管理情報検査手段８と、このデータベ
ース管理情報検査手段８で矛盾の無が判定されたデータ
ベース物理環境情報とデータベース論理構造情報とに基
づきデータベース管理情報を生成するデータベース管理
情報生成手段９とを備える。

次に、この実施例の動作を説明する。

物理環境解析手段５はデータベースの物理環境情報４を
解析してデータベースの存在する媒体や物理ブロックの
大きさなどを認識し、これらの情報をデータベース物理
環境情報１１として出力する。

論理構造解析手段７は論理構造情報６を解析してデータ
ベース中の個々のデータがどのように関連付けられるか
認識し、これをデータベース論理構造情報１２として出
力する。物理環境情報解析手段５から出力されたデータ
ベース物理環境情報１１と論理構造解析手段７から出力
されたデータベース論理構造情報１２との間に矛盾が生
じている可能性があるので、これをデータベース管理情
報検査手段８で検査する。この検査結果が不正と判定さ
れた場合は物理環境情報４または論理構造情報６の再登
録および再定義が必要になる。データベース管理情報検
査手段８で正しいと判定されたデータベース物理環境情
報１１とデータベース論理構造情報１２とはデータベー
ス管理情報作成手段９で一元化されデータベース管理情
報１０として出力される。

この実施例では、第２図に示すように、データマネージ
メントシステム３３はデータベース管理情報３２だけを
管理情報として動作し、データベースの使用時に矛盾を
生じなくて済むので、データベースを使用するためのデ
ータベース管理を簡素化すると同時に管理情報の信頼性
の向上も図れる。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように、データベース管理を一
元化して物理環境と論理構造との間の矛盾を防止し、し
かも独立性も保つことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の構成を示すブロック構成図。 第２図は本発明によるデータベースの管理と動作環境を
示す説明図。 第３図は従来例の構成を示すブロック構成図。 １．１３．２５・・・記憶装置、２．２６・・・データ
ベース管理情報作成装置、３．１６．２４・・・データ
ベース、４．１７．２９・・・物理環境情報、５・・・
物理環境解析手段、６．１８．３０・・・論理構造情報
、７・・・論理構造解析手段、８・・・データベース管
理情報検査手段、９・・・データベース管理情報作成手
段、１０．３２・・・データベース管理情報、１１・・
・データベース物理環境情報、１２・・・データベース
論理構造情報、１４．２７・・・データベース処理装置
、１５．２８・・・ユーザプログラム、１９．３３・・
・データベースマネージメントシステム、２０．３４・
・・データベース処理命令、２１．３７・・・物理環境
情報の登録、２２．３６・・・論理構造情報の定義、２
３．３５・・・実データ、３１・・・データベース管理
情報作成処理。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、データベースに接続され、このデータベースにかか
   わる物理環境情報および論理構造情報に基づきこのデー
   タベースを管理運用するデータベース管理情報を生成す
   るデータベース管理装置において、 既に登録された物理環境情報を解析してデータベース物
   理環境情報を生成する物理環境情報解析手段と、 既に定義済の論理構造情報を解析してデータベース論理
   構造情報を生成する論理構造情報解析手段と、 データベース物理環境情報とデータベース論理構造情報
   との間の関係を検査して矛盾の有無を判定するデータベ
   ース管理情報検査手段と、 このデータベース管理情報検査手段で矛盾の無が判定さ
   れたデータベース物理環境情報とデータベース論理構造
   情報とに基づきデータベース管理情報を生成するデータ
   ベース管理情報生成手段とを備えたことを特徴とするデ
   ータベース管理装置。