JPH037687Y2 - - Google Patents

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JPH037687Y2
JPH037687Y2 JP5545687U JP5545687U JPH037687Y2 JP H037687 Y2 JPH037687 Y2 JP H037687Y2 JP 5545687 U JP5545687 U JP 5545687U JP 5545687 U JP5545687 U JP 5545687U JP H037687 Y2 JPH037687 Y2 JP H037687Y2
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JP
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lamp
cover
apron
residue
lamp cover
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JP5545687U
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はアルコールランプあるいは灯油ランプ
その他各種燃焼用ランプを例えば歯科用、理化学
用又はコーヒー沸かし用等として使用する場合の
ランプの安全カバーに関する。
<従来の技術> 従来、例えばアルコールランプを歯科用として
使用する場合、該ランプをそのままの状態で直
接、台上に置いて使用するかあるいは皿上に置い
て使用していた。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、アルコールランプを使用してワ
ツクス溶融作業をしているときに、ワツクスの溶
融残滓がガラス製ランプ容器に付着することによ
る急激な温度変化に伴いランプ容器がひび割れし
たり損傷したりするなどの難点があつた。また、
むきだしのガラス製ランプ容器に何か固いものが
当たり該容器がひび割れや損傷するなどの難点が
あつた。その結果、ひび割れや損傷箇所からアル
コールがこぼれ安全対策上、問題があつた。さら
に、アルコールランプを使用中にランプキヤツプ
を粉失したりするなどの難点があつた。
本考案は上記の欠点を解消するためになされた
もので、ランプ容器に亀裂や割れなどが生じるの
を防止し、ランプを安全に使用できるようにする
とともに、使用中にランプキヤツプが粉失しない
ように掛けておくことができるようにしたランプ
の安全カバーを提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 本考案に係るランプの安全カバーはランプの燃
料容器を被包する有底ランプカバーを設け、該ラ
ンプカバーに燃料覗き穴を形成するとともに中央
にランプ首穴を有する残滓エプロンを前記ランプ
カバーの上部開口部に着脱自在に装着し、かつラ
ンプカバーの上部周囲の一部から立上がる如く風
除を形成し、該風除の背面又はランプカバーの外
周面適所にランプキヤツプ掛けを設けたものであ
る。
<作 用> 先ず、ランプキヤツプを外し該キヤツプをラン
プキヤツプ掛けに掛ける。次いでランプの燃料容
器を有底ランプカバーに収納する。そしてランプ
首穴をランプの首部に差し込んだ状態で残滓エプ
ロンを有底ランプカバーの上部に装着する。
後はランプに火をつけた状態でワツクスの熔融
作業を開始する。するとワツクスの熔融残滓が残
滓エプロン上に溜る。使用後は、残滓エプロンを
そのままの状態にしておき、ランプキヤツプ掛け
からランプキヤツプを取り、ランプにランプキヤ
ツプをして作業を完了する。また必要に応じて残
滓エプロンを掃除するときには、該エプロンを有
底ランプカバーから取り出し付着した残滓を除去
する。
<実施例> 以下、本考案の一実施例を図面により説明す
る。1はアルミニユーム等の金属材料その他の材
料からなる有底ランプカバーである。有底ランプ
カバー1は底のある円筒状、角筒状その他各種形
状であつてもよいが、ランプLの首部Nから上を
除いたガラス製の燃料容器Vを被包し得る程度の
大きさであることが必要である。また有底ランプ
カバー1は黒、赤、青等の各種の色に着色するこ
とができる。2は有底ランプカバー1の側面に形
成した燃料覗き穴である。この燃料覗き穴2から
覗いて有底ランプカバー1に収納した燃料容器V
の燃料の量を知ることができる。燃料覗き穴2は
必要に応じて透明な材料で覆うようにしてもよ
い。3は有底ランプカバー1の上部開口部1aの
周縁に形成した受部で、ここで後記する残滓エプ
ロン4を着脱自在に装着する。残滓エプロン4は
上部開口部1aの形状に応じた例えば円板状等を
したアルミニユームなどの金属その他の難燃性の
材料で形成されており、その上面に取り出しある
いは装着時の便を考慮して摘まみ5が設けられて
いる。また残滓エプロン4の中央部にはランプL
の首部Nを挿通するランプ首穴6が穿設されてい
る。7は有底ランプカバー1の上部周囲の一部か
ら若干内側に向けて立上がる如く形成した風除で
ある。風除7を若干内側に向けることとしたの
は、後述するランプキヤツプ掛け8を風除7の背
面に取付けた場合に重心が安定し、キヤツプCを
安全な状態で掛けておくことができるようにする
ためである。この風除7はアルミニユームなどの
金属その他の難燃性の材料で形成されており、ワ
ツクス等の熔融作業をする場合は表面を黒く塗
り、灯火として使用する場合は表面を白色などの
明るい色で塗るようにする。8は風除7の背面又
は有底ランプカバー1の外周面適所に設けたラン
プキヤツプ掛けである。本例では風除7の背面に
設けた場合を示す。このランプキヤツプ掛け8に
はランプL使用時のランプキヤツプCを掛けてお
く。
次に使用法について述べる。
ワツクス等の熔融作業をする場合、ランプキヤ
ツプCを外し該キヤツプCをランプキヤツプ掛け
8に掛ける。次いでランプLの燃料容器Vを有底
ランプカバー1に収納する。そしてランプ首穴6
をランプLの首部Nに差し込んだ状態で残滓エプ
ロン4を有底ランプカバー1の上部に装着する。
後はランプLに火をつけた状態でワツクスの熔融
作業を開始する。するとワツクスの熔融残滓が残
滓エプロン4上に溜る。使用後は、残滓エプロン
4をそのまま装着しておき、ランプキヤツプ掛け
8からランプキヤツプCを取り、ランプLにラン
プキヤツプCをして作業を完了する。また必要に
応じて残滓エプロン4を掃除するときには、該エ
プロン4を有底ランプカバー1から取り出し付着
した残滓を除去する。
<考案の効果> 本考案は上記の説明から判るように、ランプの
燃料容器を被包する有底ランプカバーを設け、該
ランプカバーに燃料覗き穴を形成するとともに中
央にランプ首穴を有する残滓エプロンを前記ラン
プカバーの上部開口部に着脱自在に装着し、かつ
ランプカバーの上部周囲の一部から立上がる如く
風除を形成し、該風除の背面又はランプカバーの
外周面適所にランプキヤツプ掛けを設けたので、
ランプに火をつけた状態でワツクスの熔融作業を
する場合、ワツクスの熔融残滓は残滓エプロン上
に溜ることとなる結果、ランプ容器に亀裂や割れ
などが生じるのを防止でき、ランプを安全に使用
できるという優れた効果を奏する。ランプの使用
中はランプキヤツプをランプキヤツプ掛けに掛け
ておくことができるために、ランプキヤツプをラ
ンプの使用中に粉失したりすることがないという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図はその断面図である。 1……有底ランプカバー、2……燃料覗き穴、
4……残滓エプロン、6……ランプ首穴、7……
風除、8……ランプキヤツプ掛け。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ランプの燃料容器を被包する有底ランプカバー
    を設け、該ランプカバーに燃料覗き穴を形成する
    とともに中央にランプ首穴を有する残滓エプロン
    を前記ランプカバーの上部開口部に着脱自在に装
    着し、かつランプカバーの上部周囲の一部から立
    上がる如く風除を形成し、該風除の背面又はラン
    プカバーの外周面適所にランプキヤツプ掛けを設
    けたことを特徴とするランプの安全カバー。
JP5545687U 1987-04-14 1987-04-14 Expired JPH037687Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5545687U JPH037687Y2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14

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JP5545687U JPH037687Y2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14

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Publication Number Publication Date
JPS63167013U JPS63167013U (ja) 1988-10-31
JPH037687Y2 true JPH037687Y2 (ja) 1991-02-26

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ID=30883376

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JP2018084397A (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 株式会社ニイタカ 液体燃料容器

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JPS63167013U (ja) 1988-10-31

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