JPH037262Y2 - - Google Patents

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JPH037262Y2
JPH037262Y2 JP19328485U JP19328485U JPH037262Y2 JP H037262 Y2 JPH037262 Y2 JP H037262Y2 JP 19328485 U JP19328485 U JP 19328485U JP 19328485 U JP19328485 U JP 19328485U JP H037262 Y2 JPH037262 Y2 JP H037262Y2
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JP
Japan
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protective frame
pivot
attached
armrest
set screw
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JP19328485U
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JPS62100265U (ja
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、幼児を載置して運搬するベビーカー
に関するものであり、特に、その肘掛け部の前面
に、起伏を自在とするようにして取付けた保護枠
に関するものである。
〔従来技術と問題点〕
ベビーカーの座部両側に形成した肘掛け杆の先
端に差し渡すようにして保護枠を取り付け、幼児
がベビーカーから転落することを防止するように
した構成は従来より公知である。
然しながら、これら従来公知のものは、第4図
に例示するように、肘掛け杆4の先端部の両側に
固定した取付け用の枢軸6に、保護枠5の基端部
に取付けたブラケツト51を枢着せしめ、ブラケ
ツト51の上面から挿入した止め螺子7を枢着6
の頭部に形成した螺孔61に螺着することにより
固定を図るという構成としていた。しかしながら
これら公知の構成の場合ブラケツト51の上面に
取付けた止め螺子7のフランジ部分がブラケツト
51の表面と直接的に接触するようになつている
ために、保護枠5の起伏を反復していると、前記
ブラケツト51の面と接触している止め螺子7の
フランジ部分がその起伏に従つて一緒に回転して
しまい、その結果前記止め螺子7の締めつけ部が
徐々に弛緩を生じて最終的には螺子抜け等の現象
を起こすという欠点があつた。そして、これらの
螺子抜け現象は止め螺子7とブラケツト51との
間にワツシヤーを介在させても同様の現象を生じ
ていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、前記した事情に鑑み、この問題に対
処しようとするものであり、ベビーカーを構成す
る肘掛け杆の先端部近くの側面に、保護枠を取付
けるための取付け機構を形成するに際して、保護
枠を取付けるためのビスが保護枠の起伏によつて
も何等回転移動を生じることがないように構成す
ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案では、上記した目的を達成するために、
先端部に固定用のブラケツトを一体的に形成した
平面コ字状の保護枠の両端部を、肘掛け杆の先端
部側面に枢軸を介して着脱を自在とするようにし
て取付けるに際して、肘掛け杆の先端側面に固定
するように取付け、固定用のブラケツトの表面に
その頭部が露出するように構成した枢軸の取付け
頭部に所定幅の凹溝を刻設し、該凹溝に、止め螺
子のフランジ部裏面に当接しその止め螺子が回転
することを防止するための回転規制板を取付ける
ように構成したことを特徴としている。
〔実施例〕
総括的にBで示すベビーカーは、前脚杆1、後
脚杆2、背当て杆3及び肘掛け杆4を、数本の横
架杆(図示しない)によつて折り畳み自在に連結
する公知の構成をしている。
5は、肘掛け杆4,4の先端部に着脱を自在と
するようにして差し渡した平面コ字状の保護枠で
あり、その両端部に装着した固定用のブラケツト
51部分が、肘掛け杆4の先端部側面近くに取付
けた枢軸6に、起伏を自在とするようにして取付
けられている。前記した構成を更に詳細に述べれ
ば、固定用のブラケツト51はその先端近くの中
央部に透孔52を穿設しており、該透孔52部分
に、肘掛け杆4の先端部側面に固定した枢軸6の
頭部が嵌合できるようにしている、そして前記し
た枢軸6は、その端面中央に、ブラケツト51の
離脱を防止するための止め螺子7を螺着させる螺
溝61が軸方向に刻設されており、また、頭部端
には、その回転した止め螺子7のフランジ部裏面
と当接し、その回転を規制するための回転規制板
8を嵌合させるための嵌合溝62が凹設されてい
る。図中9は、スプリングワツシヤーである。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように、肘掛け杆4の先端部に
保護枠5を起伏を自在とするようにして取付けた
ので椅子に着座した幼児は、不意の衝撃や揺動に
よつても椅子本体の前面方向に転落をするという
危険は完全に回避することができる。
また、本考案は、前記した保護枠5の取付けに
際して、ブラケツト51の中央部に穿設した透孔
52に枢軸6を嵌合させ、枢軸6の頭部をブラケ
ツト51の表面に露出するように構成するととも
に、前記露出せしめられた枢軸の頭部には、回転
規制板8を嵌合させるための嵌合溝62を刻設し
ているので、ブラケツト51の離脱を防止するた
めに取付けた止め螺子7のフランジ部は前記した
回転規制板8の表面とのみ接触をし、起伏作動を
行うブラケツト51は回転規制板8の裏面におい
て起伏作動を行つて止め螺子7とは全く接触をし
ないようになつたので、保護枠5の起伏の反復に
よつてもなんら締め付けが弛緩されるという心配
がなく、従来のように止め螺子の弛緩による保護
枠の離脱等のトラブラの発生を完全に防止するこ
とができるという優れた特徴を有している。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであり、第1図
は保護枠が起立状態で取付けられた状態を示すベ
ビーカーの側面図、第2図aは保護枠を肘掛け杆
に装着した状態を示す一部を切欠した拡大平面
図、第2図bは枢軸と止め螺子とを示す分解斜視
図、第3図は第2図に於ける要部の一部を切欠し
た正面図、第4図aは従来の保護枠の取付け部を
示す一部を切欠した拡大平面図、第4図bは従来
の枢軸と止め螺子とを示す分解斜視図である。 B……ベビーカー、1……前脚杆、2……後脚
杆、3……背当て杆、4……肘掛け杆、5……保
護枠、51……ブラケツト、52……透孔、6…
…枢軸、61……螺溝、62……嵌合溝、7……
止め螺子、8……回転規制板、9……スプリング
ワツシヤー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 先端部に固定用のブラケツトを一体的に形成し
    た平面コ字状の保護枠の両端部を、肘掛け杆の先
    端部側面に枢軸を介して着脱を自在とするように
    して取付ける構成において、 (1) 肘掛け杆の先端側面に固定するように取付
    け、固定用のブラケツトの表面にその頭部が露
    出するように構成した枢軸の取付け頭部に所定
    幅の凹溝を刻設している、 (2) 前記した凹溝には、その表面部分が止め螺子
    のフランジ部裏面に当接して、当該止め螺子が
    回転することを防止するための回転規制板を嵌
    合せしめている、 ように構成してなるベビーカーの保護枠。
JP19328485U 1985-12-16 1985-12-16 Expired JPH037262Y2 (ja)

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JP19328485U JPH037262Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

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JP19328485U JPH037262Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

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Publication Number Publication Date
JPS62100265U JPS62100265U (ja) 1987-06-26
JPH037262Y2 true JPH037262Y2 (ja) 1991-02-22

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0735811Y2 (ja) * 1990-09-17 1995-08-16 コンビ株式会社 ベビーカーの保護枠の取付け構造

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JPS62100265U (ja) 1987-06-26

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