JPH0371443A - 光デイスク - Google Patents

光デイスク

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JPH0371443A
JPH0371443A JP2205271A JP20527190A JPH0371443A JP H0371443 A JPH0371443 A JP H0371443A JP 2205271 A JP2205271 A JP 2205271A JP 20527190 A JP20527190 A JP 20527190A JP H0371443 A JPH0371443 A JP H0371443A
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JP
Japan
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track
servo
optical
optical disc
rows
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Pending
Application number
JP2205271A
Other languages
English (en)
Inventor
David W Greenwell
デビット・ウイリアム・グリーンウエル
Munro K Haynes
マンロ・キング・ヘインズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Publication date
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Publication of JPH0371443A publication Critical patent/JPH0371443A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0938Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following servo format, e.g. guide tracks, pilot signals

Landscapes

  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、一般に、光ディスク記憶装置に関するもので
あり、特に、光ディスクに対するセンタサーボのための
トラック追従及びグレイコードシークパターンに関する
ものである。
B、従来の技術 光ディスクは、光学式トラック追従方法を利用して、高
トラツク密度を得ることにより、高密度の情報記憶を可
能にする。これには、製造プロセス時に、トラック追従
サーボが検知して、追従すべきサーボ情報をディスクに
組み込む何らかの方法を必要とする。基板すなわちフォ
トポリマーに対するエブチング処理といった各種技法を
利用して、サーボ情報を納めることが可能なさまざまな
深さの構造を発生することができる。一般に用いられて
いるサーボは、回折格子の働きをするグループ(溝)を
サーボ構造として利用する。従ってグループの幅に介在
するランドの幅を加えたものがトラックのピッチに等し
い。フォトリソグラフィによる処理を用いて、グループ
構造を形成することができるが、微細グループまたはそ
の間の微細間隔が得られるようにする該処理の能力は、
得られるトラック密度に対する厳しい制限になる。
バイプレーナと呼ばれる代替アプローチでは、トラック
のピッチに等しい幅でグループとランドの両方が用いら
れる。これによって、問題がある程度緩和されるが、部
分的な解決にしかすぎず、他の問題が生じることになる
。必要とされるのはサーボをかける方法であり、サーボ
情報に用いられる構成(及びその間111N)は、トラ
ックのピッチより大きくなる可能性がある。それらを大
きくすることができれば、それだけ、フォトリソグラフ
ィによる再生を利用することで得られるトラックのピッ
チの潜在的短縮量も増すことになる。
光ディスクに対するトラックシーク動作を行なう場合、
かなりの精度で、番号付きトラックに対するスポットの
位置を識別できることが極めて望ましい。この情報には
、2つの特定の用途がある。
1つは、ヘッドの移動速度の正確な判定を可能にするこ
とであり、もう1つは、所望のトラックに対するアプロ
ーチをモニタし、それに応じて速度調整を行ない、最短
の経過時間で、エラーなしに所望のトラックへ達するこ
とができるようにすることである。サーボグループを用
いて、ディスクのシークを行なう場合、サーボグループ
の通過時にそのカウントを行なうのが一般的な慣例であ
る。 (ただし、セクタサーボを用いる場合)セクタサ
ーボ情報を見い出す時点間に、トラブりを横切る可能性
がある。姻りタサーボデータによって、3トラツクまた
は4トラツクにわたる可能性のあるトラッキングサーボ
期間内に、スポット位置を決めることが可能になるが、
極めて高速度のシーク動作が行なわれる可能性のある場
合には、分解能が不十分かもしれない。このため、より
広い範囲のトラック数にわたって正確なスポット位置の
決定を可能にする、半径方向にコード化された追加パタ
ーンを挿入することが望ましい。
ディスクの各トラック毎に独特な識別子のコード化を行
なう必要のない点に留意されたい。30〜50トラツク
の範囲内で識別すれば、不確かな範囲がそれを超えるこ
とはないので、十分である。
コードに用いられる領域は、データの記憶に利用するこ
とはできないので、必要以上の分解能を得るためのコー
ド化はむだである。セクタのトラッキングサーボパター
ンの設計において、ディスクのスペース利用の効率は、
必要要件である。
有効データは、グループの上に書き込まれるので、これ
らは、データの誤り率の一因となり、面積密度及びデー
タ転送速度の制限となる重要なノイズ源である。トラッ
キングサーボの必要な帯域幅は、かなり狭い。正確なト
ラック追従にとってフルタイムのサーボ信号は不要であ
り、従って、トラックまわりのセクタにおけるいくつか
の離散的位置にサーボ情報を挿入するセクタ化サーボ法
が実現可能ということになる。セクタサーボ技法は、従
来の磁気ディスク記録において周知のところである。既
知の光ディスクのセクタサーボシステムの場合、サーボ
データを構成するマークは、構成の幅及び間隔がトラッ
クのピッチとほぼ等しくなるようにし、半径方向に数列
をなすように配置して、2相パターンを形成するように
つけられた。
C1発明が解決しようとする課題 このアプローチに関する第1の問題は、フォトリソグラ
フィ法によって得られるトラックのピッチが制限される
点である。これは、短い波長のレーザーで作ることの可
能なマスクからプラスチック成形で製造される読取り専
用光ディスクについては問題にならないかもしれないが
、成形グループの許容できない場合には、やはり重大な
問題になる。読取りレーザのスポットの直径に匹敵する
構成のわずかな寸法及び離隔距離を利用することに関す
る第2の問題は、得られる光学分解能が貧弱という点に
ある。従って、信号山刃は、スポットのサイズに対して
、及び、製造プロセスの変動性によって生じる構成のサ
イズ及び離隔距離において不可避的な変動に対して極め
て変動しやすい。
京た、分解能が貧弱なため、信号の振幅が小さくなり、
ノイズ干渉に対する感度が低下する。
従って、本発明の目的は、作りやすく、高トラツク密度
で、サイズに対する許容性があり、効率のよい、光ディ
スクのためのセクタサーボパターンを提供することにあ
る。
本発明のもう工つの目的は、光ディスク用セクタトラッ
キングサーボシステムに用いるための作りやすく、効率
のよいトラック位置コードを提供することにある。
00課題を解決するための手段 本発明によれば、フォトリソグラフィによるプロセスの
分解能の問題及び制限を回避するため、スポットサイズ
より大きいマークが利用される。
バランスをとることによって、ライン幅の変動に影響さ
れなくなる。望ましい実施例の説明において、サーボ情
報に用いられる構成は、マスクを介してフォトレジスト
を露光させ、引続きエツチングを施すことによって形成
されるような、基板表面のピットすなわち四部の形をと
る。ただし、明らかに、これらの構成は、マウンドすな
わち隆起した表面の形をとることも可能であり、この2
つは、同等とみなすべきである。サーボ検出器は、異な
る2つの深さからの光波間における干渉による、ディス
クからの反射率の変化を検出する。最適な深さは、基板
におい゛C四分の一波長であるため、2つの深さによる
影響は、位相が完全にずれることになる。このため、最
大の信号が生じるが、それは、また、サーボセクタでの
データの書込みまたは読取りが期待できないということ
を表わしている。スポットが凹部から遠く離れているか
あるいは、大形の凹部内に完全に入り込んでいる場合、
ディスクの反射率は、その通常における最大値になる。
スポットの中心が大形の四部のちょうどエツジ上にくる
場合、反射率は、深さの正確な差によって、極めてゼロ
に近くなる。
E、実施例 ここで図面を、とりわけ、第1図を参照すると、光ディ
スク23上のアドレス指定された記録トラックに対して
光字ヘッド21を位置決めするためのシーク及びトラッ
クサーボシステムに関するブロック図が示されている。
ディスク23の表面は、サーボセクタS1とデータセク
タS2に分割される。ディスク自体は、駆動スピンドル
24に接続されており、駆動モータ(図示せず)によっ
て、矢印27の方向に回転させることができる。ディス
ク表面に同心をなすように設けられた記録トラックは、
キャリヤ19の先端に支持きれたヘッド21によって検
知きれる。ディスクの半径方向においてアクセスモータ
28により選択的に位置決め可能なアク他スアーム20
の位置決め動作によって、ディスク23の表面における
選択された記録トラックに対し、ヘッド21を位置決め
することができる。選択されたトラックに対するヘッド
2Iの位置決めがすむと、同心記録トラックのアドレス
が検知される。ディスクの回転と同期したマーキングト
ラック25がセンナ26によって検知され、カウンタ2
9に加えられる。マーキングトラック25で検知された
クロック信号は、ヘッド2工によって転送される信号の
制御に用いることが可能であり、ディスクの回転角度に
基づき、サーボセクタS1に関連したサーボ信号は、ラ
イン55に転送され、データセクタS2に関連したデー
タ信号は、ライン54に転送される。
サーボシステムを用いることにより、ヘッド21は、ア
クセスアーム20の移動によってアドレス指定を受けた
記録トラックに接近する。記録トラックの接近ゾーンに
おいて、ヘッド21は、サーボセクタS1のサーボマー
キングを検知する。検出されたトラックのアドレスは、
ライン55、入力ライン39のANDゲート31を介し
てトラックシーキング回路34に加えられる。アドレス
レジスタ36が、ライン56を介してアドレス指定され
たトラックを回路34に供給する。きらに、カウンタ2
9の出力からのクロック信号が、ライン59を介して回
路34に加えられる。ANDゲー)31を介したヘッド
21からトラックシーク回路34へのシークサーボ信号
の転送は、ライン58及びインバータ33を介してAN
Dゲート3!の入力に転送される、トラックシーク回路
の出力信号によって行なわれる。この信号は、そのアク
々ス動作の終了時に、へラド21がまだトラックアドレ
スを見つけていないことを表わしており、従って、 ト
ラックシーク回路34が、 トラックアドレスに関連し
ていて、サーボセクタで検知されるマーキングパターン
を検出し、それぞれの検出信号がトラックシーク回路3
4のライン58で得られるようになるまで、ヘッド21
の半径方向における位置決めを行なうアクセスモータ2
8に対して、トラックシーク34の出力ライン37を介
したシーク信号の転送が行なわれることになる。
この検出信号は、ANDゲート31によるサーボ信号の
転送を中断し、ANDゲート32における入力信号に影
響を及ぼして、ライン55によって転送されるサーボ信
号が、トラック追従サーボ信号としてトラック追従回路
35の入力ラインに加えられるようにする。
トラック追従回路35は、入力ライン57を介してアド
レスレジスタ36からトラックアドレスに関する信号を
受信し、クロック信号によって、ディスクのサーボセク
タS1で検知されるサーボマーキングのスイッチ四散を
測定するカウンタ29の出力信号をライン60を介して
受信する。トラック追従回路35は、ヘッド21のトラ
ックアドレスの中心からのトラック偏差を検困し、半径
方向における駆動動作によってヘッド21の位置を変化
させるアクセスモータ28にトラック追従サーボ信号を
転送して、記録トラックの中心にヘッドを位置決めさせ
る。
第2図には、第1図に関連して既に説明した要素を備え
たディスク23の拡大図が示されている。
ディスク23の表面には、関連づけられたアドレス1.
2.3、・・・、n−1、nを有する同心記録トラック
が設けられている。これらの記録トラックは、既述のサ
ーボセクタS1及びデータセクタS2に細分される。半
径方向のラインaq  blCは、サーボセクタS1の
マーキング領域における中心線を示しており、サーボマ
ーキングが、半径方向に、次から次へと記録される。
後続の解説において、ガウス読取りレーザスポットの直
径が0.8マイクロメートルで、トラックのピッチが!
、5マイクロメートルであると仮定する。レーザスポッ
トの直径は、半径全幅(FWHM)、すなわち、強さが
最高値の50%にあたるポイントにおけるガウススポッ
トの幅と定義される。通常、さまざまなスポットサイズ
及びトラックのピッチに対するスケーリングについては
明らかである。次に、図面とりわけ第3図を参照すると
、反射率の計算による変動値対半無限エツジからのスポ
ット中心の距離のグラフが示されている。 01μmの
スポットの場合、このスポットは、反射率に対する影響
が無視するに足るほどわずかになるように、単一の無限
エツジから1.5μ膓以上離れていなければならない。
これは、前述の貧弱な分解能を説明するものである。第
3図から明らかなように、反射率は、凹部両側の約0.
2〜約1μmの距離範囲内における凹部エツジからの距
離の有効な測定単位である。しかしながら、勾配は一定
ではなく、両側で最大0.5μmに達する。
サーボパターンは、該サイズ及び形状の凹部を半径方向
に数列をなすように配置し、ある列におけるエツジまで
の距離と他の列におけるエツジまでの距離を比較するこ
とによって、 トラックエラー信号(TBS)を見つけ
ることができるように設計されている。3列の場合、3
相サーボパターンを発生することが可能であり、4列の
場合、4相サーボパターンを発生することが可能である
(後述するように、制約を加えることによって、3列で
4相システムを作ることも可能である。)各列の中心に
おける反射率が検知されるが、その配置に左右されない
ようにするため、各列における凹部の幅を少なくとも3
μmにし、反射率及び距離の測定時に、スポットが必ず
列の両側から少なくとも1.5μmの位置にくるように
なっているものと仮定する。凹部のサイズは、材料及び
処理の変化によって変動し、エツジの位置も、同様に変
動するので、凹部の外側からある列におけるエツジまで
の距離と凹部のやはり外側から別の列におけるエツジま
での距離を比較するか、あるいは、それぞれの凹部の内
側からの距離を両方とも比較することによって、補償が
行なわれる。こうして、サイズの変動が相殺され、サー
ボシステムは、該変動とは関係なく正確に機能する。一
方、上述のように、外側からの距離、または、内側から
の距離、または、その両方を、ただし、常に同様の対に
なるようにして利用し、サイズの独立性を確保すること
も可能である。
2つの異なる列における対をなす構成間における距離は
、常に比較されるという規定を行なったので、次に、第
2列における一方のエツジからの反射率ともう一方のエ
ツジからの反射率の差を、それらの間のオフセットすな
わちlIl隔距離の関数として考察することにする。こ
れについては、第4図において、いくつかの離隔距離、
すなわち、0.3.0.5.1.0、!、5、及び、2
.0μ口に関して示されている。見ての通り、この離隔
距離には最適な範囲が存在する。同じ離隔距離の価に関
する差の勾配を示す第5図には、さらにこのことが明ら
かにされている。離隔距離が1.0μ−未満の場合、差
損幅と勾配の両方とも減少する。離隔距離が1.4μ口
を超えると、勾配は、2つのエツジから等距離のポイン
トにおいてもはや最大ではない。例示のため、離隔距離
は、1.5μsh仮定するが、他の離隔距離については
、後で考察する。
第6図には、大形の凹部を備えた単純なサーボパターン
が示されている。、これは、3つの列A1B1  及び
Cを備えた3相システムである。前述の最小幅は、3μ
mである。列に沿った長さは4.5μmで、列内におけ
る間隔は4.5μ園であり、そのパターンが9μm周期
で繰り返される。列B及びCは、列Aから及び、互いに
、3μmだけオフセブトしており、比較される対になっ
たエツジ間の関連離隔距離は、常に1.5μ−である。
トラックlの追従時、両方の凹部の外側から列A及びB
の中心における反射率の差が検知される。トラック2に
おいては、両方とも内側の列B及びCが用いられる。ト
ラック3においては、両方とも外側の列C及びAが用い
られる。トラック1Aにおいては、両方とも内側の列A
及びBが用いられる。トラック2Aにおいては、両方と
も外側の列B及びCが用いられる。トラック3Aにおい
ては、両方とも内側の例C及びAが用いられる。従って
、トラックからトラックへと進行する際には、対をなす
列をスイッチし、内側及び外側とも常に同じタイプで、
離隔距離が1.5μlの、最も近い対をなすエツジが常
に用いられるようにする。列A、  B1  及びCの
間の離隔距離が示されていない点に留意されたい。こう
した特別な離隔距離な挿入することができるが、必要で
はなく、有効なデータ記憶領域の損失を増すだけである
。従って、列内の凹部は、図示のように、ジグザグのグ
ループをなすように交差する。
この3相システムの詳細が、第7図〜第10図に示され
ている。第7図には、半径方向の距離の関数として列A
の中心で測定された反射率の変動が示されている。2つ
の最小の反射率、すなわち、スポットが凹部に出くわし
際の反射率と、スポットが凹部を出る際の反射率が存在
することに留意されたい。それらは、形状が同一である
。第8図には、それぞれ、互いに1.5μ−だけオフセ
ットした列A、  B、  及びCに関する3つのこう
したトレースが示されている。トラックの中心は、これ
ら反射率のトレースのうち2つが交差する場所に位置し
、トラックエラー信号(TBS)は、反射率の差から発
見される。第9図には、列Aの中心における反射率と列
Cの中心における反射率の差が示されている。2つの異
なるトラックに関するTESとして、2つの急な負の勾
配部分、すなわち、スポットが列Aの凹部と列Cの凹部
の両方の外側に位置する部分た、スポットが列Aの凹部
と列Cの凹部の両方の内側に位置する部分が用いられる
トラックの中心は、TESがゼロ値と交差する場所に位
置し、凹部の寸法の変動は、差の計算時に相殺されるの
で、その場所が、該変動に影1されることはない。第1
0図には、3対の列全てに関するTESが示されている
。適合する差の対を選択することによって、常に有効な
TESを見つけ出すことが可能である。
構成のサイズが大きいので、この/fターンは作りやす
いが、TESの勾配は、構成のサイズの変動によって変
動する。こうした場合、内側の対の勾配が、外側の対の
勾配と異なることになる。トラック毎に一定の勾配、従
って、サーボシステムの利得を有することが望ましく、
可能なら、構成のサイズの変動には比較的影響されずに
すむことが望ましい。
第11図には、内側の対しか利用せず、従って、勾配及
び利得がトラック毎に一定した3相システムが示されて
いる。これは追加エツジを必要とする。凹部は、長さが
3.2μ−で、間隔が1.3μmであり、パターンの繰
返し周期は、4.5μ■である。
3つの列は、互いに1.5μ的だけオフセットしている
が、比較される対をなすエツジ間の関連する離隔距離は
、この場合、常に1.7μmである。 トラック1の場
合、列Aの中心における反射率と列Bの中心における反
射率の差が、検知される。トラック2の場合、列B及び
Cが用いられ、トラック3の場合は、列C及びAが用い
られる。
この3相システムの動作の詳細については、第12図〜
第15図に示されている。第12図には、半径方向の距
離の関数として列Aの中心で測定された反射率の変動が
示されている。この場合、2つの最小値の間隔が極めて
接近しているので、凹部の外側からの反射率が50%の
レベルにまで上昇することはない。第13図には、それ
ぞれ、他から1.5μ閣ずつオフセットした列A、  
B、  及び、Cに関する3つのこうしたトレースが示
されている。トラックの中心は、これら反射率のトレー
スのうちの2つが交差する場所に位置し、TESは、反
射率の差から求められる。第14図には、列B及びCの
中心における反射率の差が示されている。
正の勾配部分が、そのトラックのTESとして用いられ
る。トラックの中心は、ゼロクロス部分に位置し、2つ
の内側における反射率の差であるため、構成のサイズに
は左右されない。TESの勾配は、第9図に関する前述
の事例に比べて小さいが、より広い範囲にわたってはる
かに一定の状態に近い。第5図には明確に示されていな
いが、この場合に用いられる、比較を受けるエツジ間の
離隔距離1.7μ閣は、はぼ最大限にフラットなTES
勾配を生じ、これが、半径方向の広い範囲にわたって得
られることになる。一定した勾配及び利得が重要な場合
、これは適正な選択になる可能性がある。第15図には
、3対の列全てに対するTESが示されている。各TE
Sの単調に増大する部分は、トラックのピッチより広く
、従って、有効なTES部分は重なり、スポットの位置
またはスポットの移動方向に関してあいまいになること
は全くない。ただし、勾配及びサーボ利得は、やはり、
構成のサイズ変動によって変動する。
第13図の構造は、間隔が1.3μ口で、比較されるエ
ツジの有効離隔距離が、1.7μmの、3.2μmの四
部を備えている。四部の領域とそれらの間隔を入れ換え
て、間隔が3.2μmの、1.3μmの四部が得られる
ようにすることにより、同じ結果、及び、エツジの有効
離隔距離を実現することも可能である。1.3μ醜の凹
部を設けるのも、凹部の間隔を1.3μ重にするのも、
難度は同じであるので、それらは、本質的に同等である
。それ以上トラック密度を増す余地はほとんどないので
、こうした小さな構成の達成可能性は、厳しい制限にな
る。
第16図には、TES勾配が構成サイズの変動にほとん
ど影響されない。外側の対だけを利用した3相システム
が示されている。第5図から明らかなように、エツジの
離隔距離が変動するにつれて、勾配が増し、最大値を通
って、さらに、減少することになる。最大値は、約0.
95μmの離隔距離で得られ、構成のサイズによる勾配
の変動は、最大値の付近ではごくわずかになる。第16
図のパターンにおいて、エツジの離隔距離は1.0μm
である。既述のように凹部と間隔を入れ換えることによ
って同等のパターンを形成することが可能であり、この
場合、長さ2.5μmで、間隔が2.0μmの凹部が得
られることになる。トラック1の場合、列Aの中心にお
ける反射率と列Bに中心における反射率の差が、両方と
も、凹部の外側から検知される。トラック2の場合、列
B及びCが用いられ、トラック3の場合、列C及びAが
用いられる。
このシステムの動作の詳細については、第17図〜第2
0図に示されている。第17図には、半径方向の距離に
よる列Aにおける反射率の変動が示されている。反射率
は、各エツジの交差時に最小値になるが、スポットは常
にエツジの一方から1.5μ口以内に位置するので、相
対値1に達することはない。第1図には、それぞれ、他
から1.5μ財ずつオフセットした列A、  B、  
及びCの反射率のトレースが示されている。トラックの
中心は、40%の相対反射率レベルの近くに生じる交差
位置に形成される。第19図には、列A及びBの反射率
の差が示されている。有効なTES部分は、さらに大き
い勾配部分であり、トラックの中心は、そのゼロクロス
位置にくる。トラックの中心位置及びTESの勾配は、
構成サイズの変動にほとんど影響されない。第20図に
は、3対の列全てに関するTBSが示されている。トラ
ックの中心及びその付近の勾配及び利得は、やはり、得
られる最大値またはそれに近い値になる。この構成の場
合、凹部の長さと間隔の両方とも、本発明の目的の1つ
であったように、トラックのピッチを超えるので、パタ
ーンを拡張して、より高いトラック密度が得られるよう
にすることができる。これは、所望の構成を全て備え、
データトラックに沿った幅が最小になっているので、お
そらく、見つけることが可能な最適の3相サーボパター
ンである。
第16図のパターンには、1つの問題が残されたままで
ある。第20図において明らかなように、3つのTES
の有効範囲は、第15図における場合のように、重なら
ず、とのTBS対を用いるべきかを知り、スポットがト
ラック間にある場合には、正確な位置を求めるという問
題が生じる。スポットがトラックの中心に近い場合には
、低い方の反射率レベルが中心にくる2つの列から利用
されるTESを導き出すのに十分であるが、スポットが
トラックから0,24μmを超えてずれると、その手順
はもはや十分ではなくなる。列Aの開始エツジと列C9
側エツジで見出される反射率の最小値の存在によって得
られる追加情報を用いるこたにより、あらゆる場合に、
あいまいさを解消することができる。トラック1の近く
において、列Cの後縁の反射率が必ず最小値になるとい
うことと、トラック2の近くにおいて、列Aの前縁の反
射率が必ず最小値になるという点に留意されたい。 (
解説のためこの図では、スポットが左から右へ移動する
ものと仮定する。) 次の3つの規則を採択する、 (1)列Aの前縁が最小
値になり、列Aの中心における反射率のレベルが、列B
及びCの1つ以上の反射率レベルを超える場合、TES
には列BとCの差を用いる。
(2)列Cの後縁が最小値になり、列Cの中心における
反射率のレベルが、列A及びBの1つ以上の反射列レベ
ルを超える場合、TESには列A及びBの差を用いる。
 (3)i&初の2つの条件のいずれも満たされない場
合、TBSには列C及びAの差を用いる。これらの規則
によって、適正なTBSの使用が確実なものになる。従
って、スポットが隣接する2つのトラック間の中心に近
い場合を除き、トラックに対する正確なスポット位置の
決定があらゆる場合に確実に行なえることになる。
その場合、正確な位置については、ある程度の不確定性
があるが、最も近いトラックまたはTBSの符号につい
ては、全くない。TBSが2つのトラック間の境界近く
にある時に、スポット位置の正確な決定が必要とされる
場合、他の対をなすTESの一方に基づいて見つけ幽す
ことができる。
第20図から分るように、全てのポイントにおいて、右
に対し負の勾配を有するTESが少なくとも1つは存在
するので、該位置は必ず確定することができる。
この時点で、第11図及び第14図におけるように、ト
ラック間距離の3倍の期間を有する3相設計に関したト
ラック間距離、構成の長さ、及び、エツジの離隔距離の
関係について検討する。外側の離隔距離は、トラック間
距離から凹部の長さを引いて、2倍した値に等しく、内
側の離隔距離は、凹部の長さからトラック間距離を引い
た値に等しいことが分る。従って、このパターンは、適
合する凹部の長さを選択することにより、所望の離隔距
離に合わせて設計することができる。
3列の凹部を有するサーボパターンは、それらが利用可
能なトラック領域内で占めるスペースについては経済的
であるが、達成し得る凹部のサイズ及びTES勾配の定
常性に関して制限がある。
第21図には、3列だけで、凹部の長さが3μm1間隔
が3μmの4相システムを実現することが可能な方法が
示されている。列Aから列Bへの半径方向におけるオフ
セットは、列Bと列Cとのオフセットにあたる、1.5
μ■であるが、列Cは列Aの反転コピーにすぎない。比
較されるエツジの離隔距離は、第6図におけるように、
!、5μ賢である。
第6図のシステムは、代わりに、内側と外側の対を利用
する。第11図のシステムは、内側の対だけを利用し、
第16図のシステムは、外側の対だけを利用する。第2
1図のパターンは、トラック1及び2について外側の対
を利用し、トラック3及び4について内側の対を利用す
る。トラック1の場合、列A及びBは、両方とも外側が
用いられる。トラック2の場合列B及びCは、両方とも
外側が用いられる。トラック3の場合、列A及びBは、
両方とも内側が用いられる。 トラック4の場合、列B
及びCは、両方とも内側が用いられる。
従って、この案では、常に列Bを利用し、それと列A及
びCを交互に比較し、スポットが列Bの凹部の内側と外
側のいずれに位置するかに従って、内側のエツジと外側
のエツジを交互に利用する。
トラックの中心位置は、構成のサイズに影響されないが
、第6図の場合のように、勾配はサイズに左右される。
さらに、構成のサイズは、3μmの公称値から逸脱して
いるので、内側の対のTESと外側の対のTESの勾配
は、異なり、このパターンがさらに変動する可能性はな
い。
第4の列の凹部を追加して、パターンの設計における自
由度が加わるようにすることによって、さらに改良する
ことが可能である。4相、4列のシステムは、列Bの反
転コピーである列りを加えることにより、第21図のパ
ターンから簡単に得ることができる。これによって、常
に列Bを用いなければならないという制約が排除される
ので、プレキシビリティが増す。さらに、寸法を変化さ
せて、所望のさまざまな特性を備えたサーボシステムを
得ることが可能である。3相システムの場合と同様、ト
ラック間距離、構成の長さ、及び、離隔距離の値の関係
について明らかにする。この場合、外側の離隔距離は、
トラック間距離から凹部の長さを引いて、3倍した値に
等しく、内側の離隔距離は、やはり、長さからトラック
間距離を引いた値に等しい。ただし、この場合、匹敵す
る3相サーボシステムによって可能なものに比べて大き
い値の凹部の長さ及び間隔を実現することができる。3
相システムの場も、内側の離隔距離と外側の離隔距離の
合計がトラック間距離に等しいので、内側の離隔距離と
外側の離隔距離のいずれかを用いることしかできず、両
方同時に利用することはできなかった。4相システムの
場合、2つの離隔距離の合計は、トラック間距離の2倍
に等しいので、内側リッジの離隔距離と外側エツジの離
隔距離の両方とも利用して、最も望ましいパターンにす
ることが可能である。
第22図には、4列で、4相のサーボシステムが示され
ている。凹部の長さは 2.5μ■で、間隔は3,5μ
mあり、6.0μmの周期になる。内側の離隔距離は!
、0μmであり、これは、はぼ、TEsの勾配が最大に
なり、凹部のサイズ変動による勾配の変動が最小になる
ポイントにあたる。外側の離隔距離は2.0μ重であり
、互いに重なる広い範囲にわたってTESが生じるので
、位置または方向におけるあいまいさの問題が解消され
ることになる。
両方とも、所望の通りに用いることができる。 トラッ
ク1の場合、列A及びBの内側と列C及びDの外側のい
ずれかが用いられる。トラック2の場合、列B及びCの
内側と列り及びAの外側のいずれかが用いられる。トラ
ック3の場合、列C及びDの内側と列A及びBの外側の
いずれかが用いられる。トラック4の場合、列り及びA
の内側と列B及びCの外側のいずれかが用いられる。
動作の詳細については、第23図〜第26図に示されて
いる。列Aの反射率のトレースは、第23図に示され、
4つの反射率全てのトレースは、第24図に示されてい
る。トラックの中心は、反射率の2つの交差点、すなわ
ち、離隔距離が2.0μmで、効用範囲の広い外側の対
である上方の交差点、及び、離隔距離が1.0μ口で、
勾配が大きく、はぼ一定した内側の対である下方の交差
点にあたるポイントに位置している。第25図には、列
Aと列Bとの反射率の差が示されている。左側の急な正
の勾配部分が、内側の対の部分であり、右側のよりゆる
やかではあるが、より広い正の勾配部分が、外側の対の
部分である。第26図には、全部で4つの列の対をなす
組合せが示されている。
シーク動作時には、広い外側の対を用いて、位置及び移
動方向を確実に確かめることが可能であり、一方、シー
ク動作が完了すると、より狭い内側の対を用いて、高性
能のトラック追従を行なうことができる。第24図に示
すように、内側の対と外側の対は、離隔距離の値が異な
るので、反射率のトレース対位置のパターンは、特有で
ある。TES範囲内におけるスポット位置、及び、どの
信号対をTBSに用いるべきかについては、4列の反射
率の値の相対的大きさを比較する単純な論理回路によっ
て簡単に解決することができる。反射率の相対的順序づ
けによって、その範囲内における近似位置が示され、正
確な位置を明らかにするため、TESとしてどの1対ま
たは複数対を用いるべきかについて指示される。
ディスク上における異なる組をなす構成から引き出され
る2つの独立したTBSの存在によって、サーボセクタ
領域における欠陥の悪影響に対して冗長性が与えられて
いる。両方のTESがある限度について一致する場合、
全てに申し分がないといことになるが、差がある量を超
える場合には、平均値を利用して偏差を減少させること
もできるし、あるいは、期待値の範囲(過去のセクタデ
ー夕から導き出される)に基づく決定手順を利用しであ
る値を選択することもできるし、あるいは、その差を単
にポインタとしてだけ利用して、セクタのサーボデータ
を利用不可として無視させることも可能である。サーボ
セクタの欠陥によって生じるエラーは、従って、大幅に
減少することになる。
サーボシステムの要件に適合するように、第22図の4
相サーボに関する凹部の長さに調整を加え、上述の関係
を維持することが可能である。もちろん、パターンを反
転し、長さと間隔を入れ換えることが可能であり、列の
順序は明らかに任意である。このシステムの主たる欠点
は、TESの勾配及びサーボ利得が比較的一定に保たれ
るトラックのオフセット範囲が制限されるという点にあ
る。4列の反射値全てから総合的にTBSを導き出すこ
とによって、オフ・トラック位置と構成のサイズの変動
に対するTESの線形性範囲を広げることができる。適
正な設計を施すと、内側の対の差に外側の対の差を加え
る方が、より一定する。
構成のサイズが変動する際、内側の対の変化は、外側の
対における逆の変化によってほとんど補償される。適正
な選択による寸法は、凹部の長さが2.8μm1  間
隔が3.2μmであり、内側のW1隔距離が1.3μm
1  外側の離隔距離は1.7μmになる。構成のサイ
ズが土0.2μmだけ変動すると、長さは、2.8p 
m 〜3.0μmに、 間隔は、 3.4p m〜3.
0μmに、内側の離隔距離は、1.11Jm”1.5μ
mに、外側の離隔距離は、1.3μm−1,5μmにな
る可能性がある。動作は、どの場合についても、第23
図〜第26図に既に示されたものと同様である。
第27図には、4列の反射率のトレースが示されており
、これから、長さが2.7μ讃の場合について、論理に
よってスポット位置を見つけ出すことができる。同じ場
合について、第28図には、異なる組合せによる外側の
対の差と内側の対の差を合計することによって見つかっ
た2つのTESが示されている。これらは、極性を除け
ば同一である。4列全てを利用してTESを導き出すこ
とにより向上した勾配の定常性が、第29図に例示され
ているが、これには、勾配が凹部の長さが2.6μm〜
3.0μmで、広がりが10.2μmの場合におけるス
ポットのオフセットの関数として示されている。これに
対し第30図には、凹部の長さの変動が2.3μm〜2
.7μmで、広がりがやはり10.2μmの場合におけ
る、第22図に前掲の単一対の事例に関する勾配が示さ
れている。許容範囲の向上は一目瞭然である。
エツジの離隔距離に制約があり、構成のサイズが変動し
たとしても、外側の離隔距離が常に内側の離隔距離を超
える場合には、単純な論理によって、常にトラック位置
とTBSのどちらの極性を用いるべきかが示される。列
りの反射率が列Bに比べて大きく、列Cの反射率が列A
に比べて大きい場合、スポットは、トラック1に最も近
くなる。
列りの反射率が列Bに比べて大きく、列Aの反射率が列
Cに比べて大きい場合、スポットは、トラック2に最も
近くなる。列Bの反射率が列りに比べて大きく、列Aの
反射率が列Cに比べて大きい場合、スポットは、 トラ
ック3に最も近くなる。
列Bの反射率が列りに比べて大きく、列Cの反射率が列
Aに比べて大きい場合、スポットは、トラック4に最も
近くなる。あいまいさの存在することはあり得ない。
説明したばかりの合計されたTBSの場合、もちろん、
反転することができるが、正確に3μmの凹部の長さ、
または、間隔は、シーク動作時におけるトラック位置の
あいまいさを防ぐため、避ける必要がある。設計の中心
G3.0μmの凹部の長さにおき、内側のエツジの離隔
距離と外側のエツジの離隔距離が、両方とも、各目上1
.5μ−になるようにすることによって、凹部の長さ及
びトラックのオフセットの変動に対する勾配の変動をよ
り大幅に免れることさえ可能になる。ただし、この場合
、第16図のパターンに関して既述のように、追加論理
回路を利用し、パターンの外側エツジに生じる反射率の
最小値を用いて、サーボパターンに関連したスポット位
置のあいまいさを解消しなければならない。
前掲の図のどれにも示されていないタイミングマーカを
挿入することができる。このマーカは、サーボセクタへ
の接近時に、検出回路の検知を助ける、ディスクの内側
エツジから外側エツジに延びる半径方向の凹部から構成
される。このマーカは、サーボ列から分離して、タイミ
ングマーカの2つのエツジが必ず検知されるようにする
ことが可能であり、あるいは、すぐ隣接させて、サーボ
列から離れないようにし、スペースを節約して、タイミ
ングマーカの最初のエツジだけが必ず認識されるように
することも可能である。
第3図には、スポットが基板に四分の一波長の深さを有
する凹部の境界を通過する際、反射率の変動が読み取ら
れる場合に得られる分解能の程度が示されている。FW
IIM直径が0.9μ−のガウススボノトの場合、反射
率が該エツジの存在によって影響されないようにするに
は、該スポットは、こうしたエツジから少なくとも1.
5μl離れていなければならない。既知の光学セクタサ
ーボシステムは、トラック識別のコード化手段として、
半径方向に長さの変動する小サイズの凹部を利用してき
たが、これらは、光学読取り法の限界のある分解能と、
波長及び構成のサイズにおける変動に関した許容範囲の
問題に悩まされる。小形の凹部を用いる既知の方法は、
凹部の有無だけでなくその位置も検知する。1組の要素
のうちの1つだけを所定の位置で変化させるグレイコー
ドは、もちろん、当該技術において周知のところである
上述のパターンの設計時には、効率がよく、効果的な動
作を可能にするため、いくつかの原理に留意しなければ
ならない。コードの構成は、深さの変動であるため、エ
ツジからの距離が1.5μm□□を超える限り、四部の
内側と外側のいずれかのポイントで最大値となる反射率
の変化が検知される。
エツジだけしか検出することができない。信号の振幅を
大きくシ、構成及びスポットのサイズの変動に関する問
題を回避するには、凹部の最小幅及び間隔は、スポット
の直径の2倍以上になるのが望ましい。全ての凹部には
、始端と終端があるので、エツジは必ず対をなして存在
するはずである。
エツジ位置を検知するタイミングがこれるようにするに
は、少なくとも玉つの前縁が内径から外径まで連続した
直線をなす必要がある。パターンには、パターンすなわ
ちコード化構造の中断すなわち不連続を伴わず、内径か
ら外径まで連続的に繰り返すことを可能にする“閉”特
性が備わっていなければならない。コードの組合せ間に
おける境界点においてさえ、反射率の最小値からスポッ
ト位置を決定する上でのあいまいさがあってはならない
本発明によれば、作りやすく、構成のサイズ及びスポッ
トの波長における変動を許容する、構成のサイズ及び間
隔が大きいグレイコードのパターンが得られる。パター
ンは、中断されることなくディスクの内側エツジから外
側エツジまで延びていて、その存在が常に保証されるよ
うになっており、その位置にだけ情報が収容されている
。それらは、効率を増すため、トラッキングコードの直
前または直後に配置することができるが、もちろん、無
関係に挿入することも可能である。下記の列は、0.9
μmのスポットサイズ及び1.5μmのトラック間距離
に関するものである。異なるスポットサイズ及びトラッ
ク間距離に関する1法のスケ−りングについては、明ら
かであろう。例示のため、隣接位置間のステップを1μ
mにした。2μmの最小帯状輪及び間隔が示されている
。検出器は、各エツジが、1組の離散的位置のうちどの
位置を占めるかについて見つけるだけですむので、最小
の構成のサイズ及びステップ幅は、パターン作成におけ
る許容範囲、及び、検出器の判別能力によって決まる。
前と同様、スポットは、以下の図において左から右に移
動するものと仮定する。
第31図には、可変エツジが1つしかない、可能性のあ
る最も単純なコードである、修正された階段状パターン
が示されている。このパターンは、8位置コードに13
μmの幅が必要になるので、極めて効率が悪い。それは
、また、変化するのが常にエツジであるという事実によ
って生じるあいまいさを有しており、隣接する境界にお
いていずれの方向にも変化する可能性がある。明らかに
不十分ではあるが、このパターンは、ここでは、単なる
参考のため、悪い設計の実施例として示されたものであ
る。
第32図には、エツジの一定した1つの間部ストライプ
と両方のエツジとも可変の1つの凹部からなる有効なパ
ターンが示されている。16の位置の組合せがあるが、
これは、エツジに関して可能性のある8つの位置の配置
によって得ることのできる最大のものである。エツジ位
置のコードは、図の右に示すように、コードの各ポイン
トにおけるエツジの位置を示す対の番号として表わすこ
とができる。1度に2つずつ、8つの位置について可能
性のある28の組合せが選ばれているが、この全てを実
現できるわけではない、7つの組合せをなす対1−2.
2−3.3−4.4−5.5−6.6−7、及び、7−
8は、凹部の幅は規定の最小値以上でなければならない
という要件にそむくので、認められない。最小の幅及び
間隔は、位置のステラスサイズの2倍以上なければなら
ない。
さらに、2つの対1−3及び6−8は、あいまいさがな
いよ にという要件にそむかずに、それらをシーケンス
に挿入することができる方法はないので、認められない
。このため、対1−4及び5−8が、利用可能な最も左
の組合せ及び最も右の組合せを表わすことになる。図の
デジタル・コード・シーケンスから分るように、1つの
番号だけがあるコードから別のコードに変化することが
可能であり、変化する番号は、隣接する境界において交
互に生じなければならない。3つの未使用のコードの組
合せが残される、すなわち、対1−5.2−7、及び、
4−8である。境界において隣接した各対は、共通した
値を1つ備えていなければならないという制限条件があ
るので、該要件にそむかずに、他の未使用の対を挿入す
ることはできない。従って、第32図のパターンは、こ
うした制約下で見出すことの可能な最大長、すなわち、
16の組合せになる。ただし、16のコードの組合せか
らなるこの特定の構成は、唯一のものではない。所定の
制約を満たす、これら16のコードの順序に関する多数
の並べ換えの可能性があるが、それらは、全て、同じ組
合せに再配列を施したものにすぎない。
対1−5. 2−7、及び、4−8を省略した第32図
におけるコードの組合せのセットは、満足のゆく唯一の
セットではない。コードの組合せの研究によって、それ
ぞれ、未使用のままになる可能性のある、3つのコード
の組合せに関する他の3つのグループが存在することと
、やはり、16の長さのコードが得られるということが
明らかになった。セットになったコードについて、やは
り、多数の再配列が可能である。第34図には、対1−
7.2−5、及び、4−8を省略する場合に可能性のあ
るコード構成の1つが示されている。第35図には、対
1−8,2−5、及び、4−7を省略する場合に可能性
のあるコード構成の1つが示されている。これらの組合
せの再配列についても、多くの可能性がある。しかしな
がら、コード・グループの他のセットを利用し”C1制
約条件にそむかない長さが16のシーケンスを得ること
はできないし、16を超える長さのシーケンスは、可能
性がない。多くの異なる再配列が可能であるが、可能性
のある長さが16のコードは、第32図〜第35図に示
された組合せセットの1つを用いなければならない。こ
れらのコードは、わずか11μmの幅で、コード長を1
6にすることができ、あいまいさの問題がないので、第
31図に示すものに比べて明らかに優れている。
長さが16のコードは、 トラッキングコードの長さ、
おそらくは3または4をかけることによって、その組合
せの全体としての分解能が得られるので、おそらく十分
である。従って、 トラッキングコードの期間に基づい
て、48〜64のトラック範囲内までトラック位置を分
解することになる。
それ以上の分解能が必要な場合、可能性のある位置の数
を1だけ増すと乙によって、上記コードの拡張が可能に
なり、それによって、幅が12μmに広がり、コード長
が最大の24位置に延長されることになる。第36図に
は、長さが24の最大値を生じる可能性のある構成の1
つが示されている。未使用のコードの組合せは2つしか
ない、すなわち、対3−5及び5−7である。組合せの
研究によって、これが、長さ24の最大限度に達するこ
とが可能な唯一のコードセットであることが分った。も
ちろん、最大長のコードは、どれでも、所望に応じて、
1つ以上のコードポイントを削除することにより、任意
に短縮することができる。
第37図に示すように、4つのエツジのうち3つを変え
ることができるようにし、セクタ毎に2μmずつ節約し
て、わずか9μmの全輪で最大コード長の16が得られ
るようにすることにより、効率を増すことが可能になる
。 (これらは、サンプルの例示のための公称値であり
、実際の節約は、用いられる正確な幅及びステップサイ
ズによって決まる。)1度に3つずつ、8つの位置につ
いて可能性のある56の組合せが選択される。ただし、
そのほとんどは、最小幅及び最小間隔が2単位(示され
た例の場合、マイクロメートル)という要件にそむくこ
とになるので、用いることができない。該制約条件に対
し、利用可能な18の組合せが残ることになる。4つの
コード構成で、長さが18になくが、それらは、全て、
第31図に示されているように、同じエツジに隣接する
2つのステップを有することによって生じるあいまいさ
の問題を含んでいる。ステップが隣接しないようにする
ため、コードの組合せのうち2つは、利用しないままに
しておく必要がある。第37図には、トリプレット1−
3−7、及び2−8−8が省略されたパターンが示され
ている。第38図には、トリプレブト1−3−8、及び
、2−f3−8が省略されたパターンが示されている。
第39図には、トリプレット1−3−8、及び、 1−
6−8が省略されたパターンが示されている。第40図
には、トリプレット1−3−7、及び、 1−e−sが
省略されたパターンが示されている。従って、対をなす
1−3−7こ1−3−8の一方は、省略しなければなら
ず、また、対をなす1−8−8と2−6−8の一方も、
省略しなければならない。第32図及び第35図に示す
2つのエツジの場合のように、利用し得る3つのエツジ
と8つの位置で、最大長の16を得るために用いること
が可能なコード組合せは、4セツトしか存在しない。こ
れらの3つのエツジコードの効率がよくなるほど、それ
らは極めて望ましいものになる。
前述のように、長さが16のコードは、トラッキングコ
ードの期間に従って、48〜64トラツクまでの分解能
が得られるので、おそらく十分である。必要とされる分
解能が高くなると、2つのストライプと3つエツジによ
るコードの幅を1つだけ拡張することができる。9つの
位置と、10μmの幅のコードからなる理論的長きは、
32であるが、隣接ステップの問題によって、より少な
いコード長に制限される。同様に、3エツジのコードは
、7つの位置で、8μmの幅に短縮することができるが
、コード長が7しかなく、便利な、または、実用的な数
ではない。第38図〜第40図に示す幅が8μmで、長
さが16の、3つのエツジと、8つの位置からなるコー
ドが、おそらく、最良の選択である。第41図には、4
列、4相のトラッキングコードに関連した第37図のコ
ードが示されている。トラッキングコードの各期間毎に
1度、グレイコードが変化するここと、変化するポイン
トに調整を加え、4つのトラックの各グループにおける
中心が、1つのグレイコードの間隔内に位置するように
するということに留意されたい。
本発明は、フォトリソグラフィの処理によって簡単に得
ることができ、利用可能なレーザの波長が短くなるほど
、トラック密度が大幅に増すようになる潜在能力を付与
することができる、構成のサイズ及び間隔が大きいセク
タ・サーボ・トラッキング及びグレイ・コードのパター
ンを提供する。
これらのパターンは、スポットのサイズや、構成のサイ
ズ及び間隔における変動に影響されない。
それらには、シーク動作時におけるトラック位置及びヘ
ッドの移動方向に関するあいまいさはない。
それらは、また、用いられるディスクのスペースに関し
て極めて効率がよい。グループ構造からノイズを除去す
ることによって、おそらく、セクタ・サーボ・パターン
の挿入によって生じる損失を回復するのに十分な高密度
化が可能になる。シーク動作及びトラック捕捉の信頼性
が増し、欠陥の影響を受けなくなることは、重大な利点
である。
トラック追従サーボ−パターンは、3列または4列の構
成を利用し、3相または4相システムによって、長さ及
び間隔がトラック間距離を超えるように構成される。こ
れは、直角位相をなすように構成された2つの2相シス
テムを用いるより、はるかに効率がよい。対置する、エ
ツジのバランスをとることによって、対抗する変動じ対
して小さな内側の対をなすエツジと、外側の対をなすエ
ツジのいずれかを用いることで、構成のサイズ変動に関
したトラックの中心におけるサーボ利得の独立性が得ら
れる。冗長TESによって、媒体に欠陥が存在する場合
のトラッキング・エラーが減少する。明確に、トラック
捕捉時におけるヘッドとディスクの相対運動の方向に関
するあいまいさを伴うことなく、必ず、サーボ期間内に
おけるスポット位置を見つけ出すことができる。
グレイコードは、内径から外径まで中断のないエツジを
用いるので、マークの有無の検出に関連した、媒体の欠
陥による分解能の問題及び信頼性の問題が回避されるこ
とになる。1つ以−にの直線エツジによってタイミング
の基準が与えられ、2つ以上のエツジが、用いられる位
置の数、及び、挿入される構成の輻に合わせて、トラッ
ク位置決め能力の範囲内で最大の効率が得られるように
する、グレイコードに基づく離散的位置の位置決めを行
なう。いくつかの望ましいクラスのコードについて、最
大コード長を達成する可能性のある全ての構成が識別さ
れる。
F1発明の効果 本発明によれば、フォトリソ−グラフィで作りやすく、
高トラツク密度でサイズに対する許容性があり、効率の
良い光ディスクのためのセクタ・サーボ・パターンが提
供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、光ディスクの記録トラックをシークし、追従
するためのヘッド位置決めサーボ・システムを示す高レ
ベルのブロック図である、第2図は、サーボ・セクタ及
びデータ・セクタの構成をさらに詳細に示す、第1図の
光ディスクの一部に関する拡大図である、 第3図は、ステップのエツジからの距離の関数として、
半無限ステップからの反射率を示すグラフである。 第4図は、横座標がエツジ間の中心線からの距離であり
、連続した曲線が異なるエツジの離隔距離に関するもの
である、エツジの1つの反射率を後続のエツジの反射率
から引くことによって形成される反射率の異なる関数を
示すグラフである。 第5図は、2つのエツジ間における中心線からの距離の
関数として、第2図の曲線に関する導関数を示すグラフ
である、 第6図は、内側の対と外側の対に対し交互に加える場合
の、3相サーボのための大形の凹部を備えた単純、なサ
ーボパターンを示す図である、第7図は、走査半径の関
数として、列Aにおける走査の中心から得られる反射率
を表わしたグラフである、 第8図は、内側エツジの対と外側エツジの対の間で交互
に加えらさる3相サーボに関する、それぞれ、列A、 
 B1  及び、Cにおける走査の中心から得られる反
射率を示すグラフである、第9図は、内側エツジの対と
外側エツジの対の間で交互に作用する3相システムに関
する1つのトラックエラー信号を形成する、反射率の差
A〜Cのグラフである、 第10図は、内側エツジの耐乏外側エツジの対の間で交
互に作用する3相システムに関する、全部で3つの反射
率の差の組合せA−C,B−A。 及び、C−Bのグラフである、 第11図は、内側の対を備えた3相サーボパターンを示
す図である、 第12図は、内側の対に対する場合の、3相サーボに関
する列Aの反射率のグラフである、第13図は、内側の
対に対する場合の、3相サーボに関する列A、  B、
  及び、Cの反射率のグラフである、 第14図は、内側の対に対する場合の、3相サーボシス
テムに関する反射率の差B−Cのグラフである、 第15図は、内側エツジの対を用いる3相サーボシステ
ムに関する全部で3つの反射率の差の組合せA−C,B
−A、C−Bのグラフである、第16図は、外側の対と
一定の勾配を備えた3相サーボパターンを示す図である
、 第17図は、外側の対に対する場合の、3相サーボに関
する列Aの反射率のグラフである、第18図は、外側の
対に対する場合の、3相サーボに関する列A、  B、
  及び、Cの反射率のグラフである、 第19図は、外側エツジの対を用いる3相サーボシステ
ムに関する反射率の差A−Cのグラフである、 第20図は、外側エツジの対を用いる3相サーボシステ
ムに関する全部で3つの反射率の差の組合せA −C,
B −A、  及び、C−Hのグラフである、 第21図は、3列をなす4相サーボパターンを示す図で
ある、 第22図は、4列をなす4相サーボパターンを示す図で
ある、 第23図は、長さが2 、5 u ITb  間隔が3
.571mの、第22図の4相サーボパターンに関する
列Aの反射率のグラフである、 第24図は、長さが2.5μm1  間隔が3.5μm
の、4相サーボシステムに関する列A、  B、  C
,及び、Dの反射率のグラフである、 第25図は、長さが2.5μm1  間隔が3.5μm
の、4相サーボシステムに関する反射率の差A−Bのグ
ラフである、 第26図は、長さが2.5μm1  間隔が3.5μm
の、4相ザーボシステムに関する反射率の差A −B。 B−C,C−D、  及び、D−Aのグラフであり、ト
ラックエラー信号を示す図である、 第27図は、長さが2.8μm1  間隔が3.2μm
の、4相サーボに関する列A、  B、  C,及び、
Dの反射率のグラフである、 第28図は、長さが2゜8μm1  間隔が3.2μm
の、4相サーボに関する反射率の差のグラフであり、合
計されたトラックエラー信号の対を示す図であ第29図
は、スポットのオフセットの関数として、合計された勾
配を示すグラフである、第30図は、スポットのオフセ
ットの関数として、単一対の勾配を示すグラフである、
第31図は、単純な長さが8のコードパターンの例を示
す図である、 第32図は、2つのエツジと8つの位置からなる第1の
セットをなす長さが16のコードパターンを示す図であ
る、 第33図は、2つのエツジと8つの位置からなる第2の
セットをなす長さが16のコードパターンを示す図であ
る、 第34図は、2つのエツジと8つの位置からなる第3の
セットをなす長さが16のコードパターンを示す図であ
る、 第35図は、2つのエツジと8つの位置からなる第4の
セットをなす長さが16のコードパターンを示す図であ
る、 第36図は、2つのエツジと9つの位置からなる長さが
24のコードパターンを示す図である、第37図は、3
つのエツジと8つの位置からなる第1のセットをなす長
さが16のコードパターンを示す図である、 第38図は、3つのエツジと8つの位置からなる第2の
セットをなす長さが16のコードパターンを示す図であ
る、 第39図は、3つのエツジと8つの位置からなる第3の
セットをなす長さが16のコードパターンを示す図であ
る、 第40図は、3つのエツジと8つの位置からなる第4の
セットをなす長さが16のコードパターンを示す図であ
る、 第41図は、4相のトラッキングコードを備えたt6の
位置のグレイコードを示す図である。 !9・・・キャリヤ、20・・・アクセスアーム、2I
・・・光学ヘッド、23・・・光ディスク、24・・・
駆動スピンドル、 25・・・ マーキングトラック、 センサ、28・・・アクセスモータ、 カウンタ、    31132・・・ANDゲート、イ
ンバータ、 トラック・シーク回路、 トラック追従回路、 アドレスレジスタ、

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板と前記基板上にあって平面を形成し、複数の
    サーボセクタとデータセクタに細分される複数の同心記
    録トラックを有する光学記録層から構成され、 前記サーボセクタが、フォトリソグラフィによって形成
    された多相サーボパターンを有しており、このサーボパ
    ターンが、前記記録層の平面とは異なる平面における複
    数列の領域から成ることと、前記領域はある長さを有し
    ており、かつ前記トラックの幅を超える間隔だけ離され
    ていることと、を特徴とする、データ記憶用光ディスク
  2. (2)前記サーボパターンの相数が3相以上であること
    を特徴とする、請求項1に記載の光ディスク。
  3. (3)前記サーボパターンを構成する前記領域の列数が
    3以上であることを特徴とする、請求項1に記載の光デ
    ィスク。
  4. (4)3列の前記領域から成る前記サーボパターンの相
    数が、3であることを特徴とする、請求項1に記載の光
    ディスク。
  5. (5)3列の前記領域から成る前記サーボパターンの相
    数が、4であることを特徴とする、請求項1に記載の光
    ディスク。
  6. (6)4列の前記領域から成る前記サーボパターンの相
    数が、4であることを特徴とする、請求項1に記載の光
    ディスク。
  7. (7)前記サーボパターンのパターン期間が、1列内に
    おいて、トラック幅の3倍以上になることを特徴とする
    、請求項1に記載の光ディスク。
  8. (8)前記領域間におけるエッジの離隔距離が、読取り
    レーザのスポットサイズをちょうど超える程であり、こ
    れによって、スポットサイズまたは領域長によるトラッ
    クエラー信号の勾配の変動が、最小限におさえられるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の光ディスク。
  9. (9)前記領域間におけるエッジの離隔距離が読取りレ
    ーザのスポットサイズをちょうど超える程であることと
    、4つの列全ての反射率を合計して、その勾配及び結果
    としてのサーボ利得が、スポットサイズ、領域の長さ、
    及び、トラックのオフセット位置における変動に影響さ
    れないトラックエラー信号が形成されることを特徴とす
    る、請求項6に記載の光ディスク。
  10. (10)4相パターンが冗長トラックエラー信号を発生
    し、これによって、サーボセクタ領域における欠陥が補
    償またはバイパスされ、トラッキングエラーが回避され
    ることを特徴とする、請求項6に記載の光ディスク。
  11. (11)前記サーボセクタ内に、前記層の平面とは異な
    る平面において列をなす領域から形成され、妨げられる
    ことなく、前記ディスクの内径から外径まで延びるデジ
    タルグレイコードが含まれていることを特徴とする、請
    求項1に記載の光ディスク。
  12. (12)前記グレイコードは、トラックのグループを規
    定するということと、前記サーボパターンを解読して、
    あるグループ内における特定のトラックが識別されるの
    で、前記グレイコードに用いられる前記領域の列数が最
    小限におさえられることを特徴とする、請求項11に記
    載の光ディスク。
  13. (13)前記グレイコードが、グレイコードによる指定
    位置に配置された少なくとも1つの直線エッジと2つ以
    上のエッジを形成しており、最小ストライプ幅及び間隔
    が、グレイコードの隣接する指定のエッジ位置間におけ
    る間隔の整数倍になることを特徴とする、請求項11に
    記載の光ディスク。
  14. (14)前記コードは、長さが16であり、8つの位置
    を占めることが可能な2つの可変エッジを備えているこ
    とを特徴とする、請求項11に記載の光ディスク。
  15. (15)前記コードは、長さが16であり、8つの位置
    を占めることが可能な3つの可変エッジを備えているこ
    とを特徴とする、請求項11に記載の光ディスク。
  16. (16)前記領域が前記層における凹部であることを特
    徴とする、請求項1に記載の光ディスク。
  17. (17)前記領域が前記層における凸部であることを特
    徴とする、請求項1に記載の光ディスク。
  18. (18)データを記憶する光ディスクと、 前記光ディスクの記録表面に隣接して、半径方向に移動
    し、前記光ディスク上の同心記録トラックを検出する光
    学ヘッドアセンブリと、 前記記録トラックの1つのアドレスを一時的に記憶する
    アドレスレジスタ手段と、 前記アドレスに応答し、前記光学ヘッドアセンブリを半
    径方向に移動させて、アドレス指定された記録トラック
    のシークを行なう第1のサーボ手段と、 前記アドレスに応答し、前記光学ヘッドアセンブリを半
    径方向に移動させて、前記第1のサーボ手段がアドレス
    指定された記録トラックの上方へ前記光学ディスクヘッ
    ドアセンブリの位置決めを行なった後、そのアドレス指
    定された記録トラックに追従する第2のサーボ手段から
    構成され、前記光ディスクが、基板と、前記基板上にあ
    って、平面を形成し、複数のサーボセクタとデータセク
    タに細分される複数の同心記録トラックを有する光学記
    録層とから成ることと、 前記サーボセクタが、フォトリソグラフィによって形成
    された多相サーボパターンを有しており、このサーボパ
    ターンが、前記記録層の平面とは異なる平面における複
    数列の領域から成ることと、前記領域は長さを有してお
    り、前記トラックの幅を超える間隔だけ離されているこ
    とと、 を特徴とする、光学データ記憶システム。
  19. (19)前記光ディスクにけおる前記サーボパターンの
    相数が3相以上であることを特徴とする、請求項18に
    記載の光学データ記憶システム。
  20. (20)前記光ディスクにおける前記サーボパターンを
    構成する前記領域の列数が、3以上であることを特徴と
    する、請求項18に記載の光学データ記憶システム。
  21. (21)3列の前記領域から成る前記光ディスクにおけ
    る前記サーボパターンの相数が、3であることを特徴と
    する、請求項18に記載の光学データ記憶システム。
  22. (22)3列の前記領域から成る前記光ディスクにおけ
    る前記サーボパターンの相数が、4であることを特徴と
    する、請求項18に記載の光学データ記憶システム。
  23. (23)4列の前記領域から成る前記光ディスクにおけ
    る前記サーボパターンの相数が、4であることを特徴と
    する、請求項18に記載の光学データ記憶システム。
  24. (24)前記光ディスクにおける前記サーボパターンの
    パターン期間が、1列内において、トラック幅の3倍以
    上になることを特徴とする、請求項18に記載の光学デ
    ータ記憶システム。
  25. (25)前記光ディスクにおける前記領域間でのエッジ
    の離隔距離が、読取りレーザのスポットサイズをちょう
    ど超える程であり、これによって、スポットサイズまた
    は領域長によるトラックエラー信号の勾配の変動が、最
    小限におさえられることを特徴とする、請求項18に記
    載の光学データ記憶システム。
  26. (26)前記光ディスクにおける前記サーボセクタ内に
    、前記相の平面とは異なる平面において列をなす領域か
    ら形成され、妨げられることなく、前記光ディスクの内
    径から外径まで延びるデジタルグレイコードが、さらに
    含まれていることを特徴とする、請求項18に記載の光
    学データ記憶システム。
  27. (27)前記領域が前記層における凹部であることを特
    徴とする、請求項18に記載の光学データ記憶システム
  28. (28)前記領域が前記層における凸部であることを特
    徴とする、請求項18に記載の光学データ記憶システム
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