JPH0371181B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0371181B2
JPH0371181B2 JP58502858A JP50285883A JPH0371181B2 JP H0371181 B2 JPH0371181 B2 JP H0371181B2 JP 58502858 A JP58502858 A JP 58502858A JP 50285883 A JP50285883 A JP 50285883A JP H0371181 B2 JPH0371181 B2 JP H0371181B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sulfide
flotation
copper
ore
cyanide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58502858A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59501539A (ja
Inventor
Arufuretsudo Perushi Baagasu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUROTETSUKU SAABISU Inc
Original Assignee
FUROTETSUKU SAABISU Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUROTETSUKU SAABISU Inc filed Critical FUROTETSUKU SAABISU Inc
Publication of JPS59501539A publication Critical patent/JPS59501539A/ja
Publication of JPH0371181B2 publication Critical patent/JPH0371181B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03DFLOTATION; DIFFERENTIAL SEDIMENTATION
    • B03D1/00Flotation
    • B03D1/02Froth-flotation processes
    • B03D1/06Froth-flotation processes differential
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03BSEPARATING SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS
    • B03B1/00Conditioning for facilitating separation by altering physical properties of the matter to be treated
    • B03B1/04Conditioning for facilitating separation by altering physical properties of the matter to be treated by additives
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03DFLOTATION; DIFFERENTIAL SEDIMENTATION
    • B03D1/00Flotation
    • B03D1/001Flotation agents
    • B03D1/002Inorganic compounds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03DFLOTATION; DIFFERENTIAL SEDIMENTATION
    • B03D1/00Flotation
    • B03D1/001Flotation agents
    • B03D1/004Organic compounds
    • B03D1/0043Organic compounds modified so as to contain a polyether group
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03DFLOTATION; DIFFERENTIAL SEDIMENTATION
    • B03D1/00Flotation
    • B03D1/001Flotation agents
    • B03D1/004Organic compounds
    • B03D1/006Hydrocarbons
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03DFLOTATION; DIFFERENTIAL SEDIMENTATION
    • B03D1/00Flotation
    • B03D1/001Flotation agents
    • B03D1/004Organic compounds
    • B03D1/008Organic compounds containing oxygen
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03DFLOTATION; DIFFERENTIAL SEDIMENTATION
    • B03D1/00Flotation
    • B03D1/02Froth-flotation processes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03DFLOTATION; DIFFERENTIAL SEDIMENTATION
    • B03D2201/00Specified effects produced by the flotation agents
    • B03D2201/02Collectors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03DFLOTATION; DIFFERENTIAL SEDIMENTATION
    • B03D2201/00Specified effects produced by the flotation agents
    • B03D2201/04Frothers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03DFLOTATION; DIFFERENTIAL SEDIMENTATION
    • B03D2203/00Specified materials treated by the flotation agents; Specified applications
    • B03D2203/02Ores

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Description

請求の範囲 1 硫化鉱を含む卑金属硫化物のパルプから鉱物
成分を連続的に浮選する鉱物成分の分離方法であ
つて、 (a) 鉱石を研磨して鉱石パルプを形成するととも
にこの鉱石パルプと硫化物イオン及びシアン化
物イオンとを混合し、それらイオンの量は、 () 最初に浮揚する金属の硫化物以外の硫化
鉱を抑制するとともにパルプ中に含まれる他
の全ての卑金属硫化物の浮揚を抑制するのに
充分な量であり、かつ、 () 他の卑金属硫化物の過剰抑制を生じるの
に不十分な量であり、 しかも、上記イオンは浮選の前に上記パル
プに所定時間、所定回数混合されており、上
記硫化物イオンの割合はパルプ1トンにつき
8〜82gであり、上記シアン化物イオンの割
合はパルプ1トンにつき11〜110gとされ、 (b) 上記イオンが混合されたパルプに、上記工程
(a)()で抑制されない金属硫化物のための捕
収剤を混合し、 (c) 上記工程(a)()で抑制されない金属硫化物
を浮揚させ、かつ、この浮選工程は、PHに実質
的影響を与えるアルカリ性または酸性の調節剤
を添加することなく、上記パルプの組成とパル
プの生成に使用される水の成分とによつて決定
されるPH約5.5〜8.5の条件で行われることを特
徴とする鉱物成分の分離方法。 2 上記硫化物イオンは上記上記鉱石の研磨の間
に導入され、上記研磨が湿式研磨であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 上記シアン化物イオンは上記硫化物イオンの
導入の後に導入されることを特徴とする特許請求
の範囲第2項記載の方法。 4 上記シアン化物イオンは上記湿式研磨につづ
いて条件化操作において上記パルプのなかに導入
されることを特徴とする特許請求の範囲第3項記
載の方法。 5 上記プロセスは、いかなるアルカリ性のPH調
節剤をも添加されることなく、上記パルプの組成
とパルプの生成に使用される水の成分とによつて
決定されるPHの条件で行われることを特徴とする
特許請求の範囲第1項による方法。 6 上記鉱物が銅−モリブデン鉱石であり、その
プロセスはさらに銅捕収剤及び起泡剤をもつて上
記パルプの条件化のつぎに銅−モリブデン選鉱物
の浮選を行うことを特徴とする特許請求の範囲第
4項記載の方法。 7 上記硫化物イオンが硫化ナトリウム、硫化カ
リウム、硫化水素ナトリウムからなる群より選ば
れた1つによつて与えられることを特徴とする特
許請求の範囲第6項記載の方法。 8 上記シアン化物イオンがシアン化ナトリウ
ム、シアン化カリウム、シアン化カルシウムから
なる群より選ばれた1つによつて与えられること
を特徴とする特許請求の範囲第7項記載の方法。 9 上記硫化物イオンが硫化ナトリウムによつて
与えられることを特徴とする特許請求の範囲第7
項に記載の方法。 10 上記シアン化物イオンがシアン化ナトリウ
ムによつて与えられることを特徴とする特許請求
の範囲第9項の記載の方法。 11 上記硫化ナトリウムの消費範囲が約20から
200g/tonの間にあることを特徴とする特許請求
の範囲第9項に記載の方法。 12 上記シアン化ナトリウムの消費の範囲が約
25から100g/ton量の間であることを特徴とする
特許請求の範囲第10項に記載の方法。 13 上記プロセスは、アルカリ性のPH調整剤を
添加されることなく、上記パルプの組成とパルプ
の生成に使用される水の成分とによつて決定され
るPHの条件で行われることを特徴とする特許請求
の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の方
法。 14 上記鉱石は少なくとも鉛、銅、銀、亜鉛、
鉄の二つの金属を含む錯塩の卑金属混合硫化物鉱
石であり、さらにそのプロセスは捕収剤及び起泡
剤による上記パルプの条件化のつぎに鉛−〔銀〕:
銅:亜鉛:鉄の順序で上記鉱石の価値ある鉱物成
分の直接選択浮選によつて行うことを特徴とする
特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに
記載の方法。 15 上記プロセスは、いかなるアルカリ性のPH
調整剤をも添加されることなく、上記パルプの組
成とパルプの生成に使用される水の成分とによつ
て決定されるPHの条件で行われることを特徴とす
る特許請求の範囲第14項による方法。 16 上記硫化物イオンが硫化ナトリウム、硫化
カリウム、硫化水素ナトリウムからなる群より選
ばれた1つによつて与えられることを特徴とする
特許請求の範囲第15項記載の方法。 17 上記シアン化物イオンがシアン化ナトリウ
ム、シアン化カリウム、シアン化カルシウムから
なる群より選ばれた1つによつて与えられること
を特徴とする特許請求の範囲第16項記載の方
法。 18 上記硫化物イオンが硫化ナトリウムによつ
て与えられることを特徴とする特許請求の範囲第
17項に記載の方法。 19 上記シアン化物イオンがシアン化ナトリウ
ムによつて与えられることを特徴とする特許請求
の範囲第18項の記載の方法。 20 上記硫化ナトリウムの消費範囲が約20から
200g/tonの間にあることを特徴とする特許請求
の範囲第18または第19項に記載の方法。 21 上記シアン化ナトリウムの消費の範囲が約
25から100g/ton量の間であることを特徴とする
特許請求の範囲第20項に記載の方法。 発明の分野 本発明は浮選による鉱石の選鉱方法に関する。
さらに詳しくは本発明は卑金属硫化物及び/又は
部分的に酸化された硫化物(以後そのような混合
物を混合硫化物(mixed sulfides)という)をア
ルカリ及び酸のようなPH調節剤不在で直接的すな
わち直線的な抑制及び選択的浮選(以後連続浮選
という)に関するものであり、それは塩基や酸の
添加剤の費用を招くことなしに通常又はそれ以上
に良い等級及び回収を得ることを許す。本発明方
法の応用は卑金属鉱石の選鉱に限られず、僅少成
分として卑金属混合硫化物を含む石炭のような非
金属鉱石及び岩石を包含するところの他の鉱石の
処理に対してもまた拡張される。 発明の背景 通常、経済的に重要な卑金属鉱石沈澱物は全世
界的に混合硫化物を含有している。そのような鉱
石選鉱の通常の方法はまづ個々の鉱石の特性に依
存する金属硫化物の大部分の浮選及び/又は各金
属硫化物の連続的選択浮選を包含する。通常、酸
化された硫化物は酸化されていない硫化物から選
択的に回収される(“連続浮選”)。硫化物は硫化
剤(sulfidizer)による前処理のあと以外には硫
化物の表面を疏水性にするので容易に浮選されな
いのである。そのような前処理ののちに酸化され
た硫化物は浮選により回収できる。 鉱物硫化物粒子の通常の選択的浮選は自由にす
るのに必要な大きさにするため鉱石を研磨するこ
と、鉱石パルプを生成すること、適切な抑制剤、
活性剤、補収剤及び起泡剤を添加すること及び多
段階における連続浮選することが要求される。 硫化物金属鉱物は若干の最も普通の卑金属鉱石
の成分である。硫化金属鉱物は一般に抑制するの
が困難であり、通常比較的に高いアルカリ性媒体
を必要とする故、浮選での硫化金属鉱物の存在は
望ましくはない。結果的に大多数の工業的規模の
浮選分離はパルプにPH調節剤、たとえば石灰、ソ
ーダ灰等々を添加して、アルカリ性PHで(以後、
“アルカリ性浮選”という)行われる。不幸にも、
アルカリ性浮選はそのような調整剤を相当量消費
することになり、しばしば後の工程で、PH中和剤
が必要となり、PH中和剤の相当量を消費すること
になる。さらに、アルカリ性が高いのでしばしば
他の価値ある成分を過剰に抑制して、分離の選択
性と有効性を減少させ、大量の活性剤、補収剤を
必要とし、処理費用を増大せしめる結果となる。 高アルカリ性浮選媒体の使用が普及した結果、
そのような媒体における硫化物の浮選挙動は広汎
な研究の主題となつてきた。その研究はそのよう
な浮選の理論的、実際的観点の両方から位置づけ
られた多量の文献を生じた。この題目について刊
行された研究の概説についてはレジヤ ジエ
(Leja J.)の1982年のフロス浮選の表面化学、
642−659頁プレニウムプレス ニユーヨーク及び
スタフ(Staff)の1982年の浮遊選鉱レビユー、
マイニング エンジニヤ 34巻3号、4号、275
頁−279頁、377−381頁を見よ。しかしながら、
比較的僅かな研究がPH調節剤の不在で主として特
別な鉱石組成物及び給水の質によつて決定される
硫化物の浮選に専念されてきた。 可溶性シアン化物(ナトリウムやカリウムのよ
うな)及び硫化ナトリウム、硫化水素、多硫化物
等のような可溶性硫化物は通常次のようにしてア
ルカリ性浮選に使用される。シアン化物は錯塩化
及び抑制化剤として使用される。可溶性硫化物は
(a)酸化物及び酸化された酸化物のための硫化剤と
して(酸化物の連続浮選);(b)抑制剤のため硫化
物として(後のバルク浮選及び/又は選択的浮選
の前)、(c)浮選分画の補収にひきつづいて放出す
る補収剤として使用される。もしも硫化ナトリウ
ムを用いるならば、すべての上の使用に対して硫
化ナトリウムの必要量は鉱石に対して1.000g/
tonの程度又はそれ以上である。 硫化ナトリウムの稀釋溶液(例えば0.1Mの程
度)は歴史的に研究者によつて基礎的研究に要求
されるような実験条件を、注意深く調節するため
にそして硫化物鉱物から元素硫黄及び他の表面酸
化生成物を置換するためにマイクロ浮選の研究に
さきだつて鉱物表面を前処理するのに用いられて
きた。しかしながら、そのような表面はマイクロ
浮選試験が事実上行われる前に徹底的に水洗され
る。 ワイ.ナカヒロ(Y.Nakahiro)によりそのよ
うな基礎的研究、即ち閃亜鉛鉱の銅活性の障害に
及ぼす硫化ソーダの効果(Effect of Sodium
Sulfide on the Prevention of Copper
Activation for Sphalerite)Mem.Fac.Engr.
Kyoto Univ.,Part4,Oct.1978;241−257頁が
行われた。それは閃亜鉛鉱の銅活性に及ぼす硫化
ナトリウム及び/又はシアン化ナトリウムの効果
に関する研究であつた。試験される試料は極端に
純粋な銅/硫化亜鉛であり、高い等級の試料から
さらに石英、方鉛鉱、黄鉄鉱及び他の不純物を消
去するために処理されたものである。その結果は
注意深く調整された試料及び系において小量の硫
化ソーダが閃亜鉛鉱の抑制剤としての効果を有
し、それはシアン化ナトリウムの銅イオン錯塩化
作用によつて高められた。しかしながら、この効
果にはPH依存性があつた。著者はPH8.1以上のア
ルカリ性で亜鉛から銅を分離することを推奨して
いる。かくしてナカヒロの研究は限定された範囲
と応用に関するものであり、その結果、選択的浮
選を改良するのにPH調節が有利であることに言及
している。 アメリカ特許1469042はヘルストランド
(Hellstrand)に対して1923年9月25日に発行さ
れ、鉛−鉄(又は鉛−鉄−銅)の濃縮物の(非選
択)のバルク浮選にむけられていて、濃縮物の成
分の浮選を加速するために(活性化するが抑制し
ない)、亜鉛の浮選を妨害するために湿式研磨段
階の間で粉砕供給のトン当り1から7ポンドの硫
化ナトリウムを用いている。したがつて、このこ
とは真の選択的浮選のプロセスではなくそれは一
度に一つの金属成分の浮選にかかわり、他の金属
成分の浮選以前にそれを除去するものである。そ
の上、用いられる硫化ナトリウムの量は本発明の
プロセスにおけるよりもさらに多くなり、ヘルス
ランドの方法は酸化された硫化物(同時でない例
えば連続浮選)に適用されないし、混合硫化物の
浮選なる術語はこの特許で用いられているが、い
くつかの金属の硫化物の簡単な浮選を意味してお
り、たとえば、バルクの選鉱物として工業におい
て今日公知である。 アメリカ特許1916196はアイヤ(Ayer)に対し
て1933年7月4日に発行されたものであり、たと
えば硫化ナトリウムのような可溶性硫化物を用い
て混合した銅硫化物(硫化物、酸化された硫化
物、及び炭酸塩)の同時浮選プロセスに向けられ
ている。そのときの条件下の添加物として、他の
硫化剤と共に、注意深くPHの範囲を4.8〜6.5に調
節して行ない、その目的は硫化を増進すること、
硫化物としてそれの回収及び溶液から銅イオンの
沈澱、及びすべての金属の鉱物粒子のバルクの浮
選である。 一つの方法は、費用を減少し、及び/又は選択
的卑金属鉱石の浮選の効果を増大し、とくに大き
な資本の支出、すなわち新しい施設の建設、又は
存在する施設の広汎な変更というような要求を避
けることが考えられた。したがつて、一つの方法
は浮選段階の数を減少し、試薬の消費を減少し、
浮選選択性を増大することが考えられた。 発明の目的 本発明の目的は石灰及び酸のようなPH調節剤の
使用を消去することを可能とするPHを調節しない
で行なう浮選による鉱石濃縮法を提供するもので
ある。 本発明の他の目的は天然の(たとえば調節しな
い)PH値で行なう卑金属混合硫化物の抑制及び選
択連続浮選法を提供するものである。 本発明の他の目的はプロセスの試薬、装置の費
用を減少させ、プロセス選択性又は生成物の等級
及び回収を犠牲にすることなしに個々金属の混合
硫化物の効果的な回収法を提供するものである。 本発明の他の目的はPH調節剤(アルカリ、及び
酸)の不在で、他の通常のタイプの試薬(補収
剤、起泡剤、抑制剤、活性剤等々の)及び現存す
る装置、プラント施設を利用して、卑金属混合硫
化物の回収法を提供するものである。 本発明のこれらの目的は次の記述、添付図面、
請求の範囲から当業者にとつて明かになるであろ
う。 発明の要約 本発明は浮選による鉱石成分の分離方法からな
るものであり、その方法はパルプを形成するため
に鉱石を研磨し、上記パルプを硫化物イオン及び
シアン化物イオンと共に混合し、上記硫化物イオ
ンの濃度は卑金属混合硫化物を抑制するのにすく
なくとも充分な水準までしかし硫化金属鉱物を実
質的に活性化するには不充分な水準までに調節
し、シアン化物イオンの濃度は上記浮選で抑制さ
せるのに必要とする上記鉱石の鉱物成分を補助的
に抑制するのにすくなくとも充分な水準にしかし
上記鉱物成分の超過抑制するには不充分な水準に
調節し、上記硫化物イオン及びシアン化物イオン
が所定時間でそして所定連続においてパルプに導
入する方法である。
【発明の詳細な説明】
本発明を卑金属混合硫化物の浮選法の概略的フ
ローシートを示す第1図、モリブデン−銅硫化物
の浮選法の概略的フローシートを示す第2図、第
3図に関連して望ましい実施例をもつて詳細に説
明する。 混合硫化物、脈石物質等々からなる複雑な卑金
属鉱石は通常の破砕をうけ、そののち、価値ある
金属成分の粒子を自由にするのに必要な大きさに
変えるため湿式で細かな粒子に研磨する。この湿
式研磨の段階は−工程又はそれ以上の工程で通常
の装置(棒、ボール又は、製粉機)を用いて鉱石
パルプ(“ore pulp”)をつくりだすために処理す
る。本発明による前浮選の条件化は湿式研磨段階
ではやくも開始し、湿式研磨のわずか前で、連続
的に第1の浮選の前においておそくとも終了する
ことがでる。第1図において前浮選の条件化は
段階と段階を含み、第1図のフローダイアグラ
ムの1の点から2の点の部分を含む。 そのような前浮選の条件化の一つの観点は小量
の硫化物イオン(クレンザー/主要抑制剤)を鉱
石に添加することを含み、湿式研磨段階でよりよ
き混合と表面接触を達成させるために他のある添
加剤をパルプのなかに導入する前が最も望まし
い。この湿式研磨段階で、水に不溶な補収剤の添
加はしばしば全体の補収剤の消費を減少するのに
望ましく、通常硫化物イオンの作用に影響しな
い。 本発明の前浮選条件化の他の観点は前浮選条件
化の間で小量のシアン化物の添加をパルプに加え
ることである。シアン化物イオンは湿式研磨の後
に加えるのが望ましい。 一般的に、硫化物及びシアン化物の特殊な量が
用いられているがこれらの導入の連続及び時間と
同じく、各場合、各鉱石の特殊な特性(金属及び
非金属の成分)に依存し、この処理に用いられる
水質(鉱物的含量及び温度)に依存するので、選
択的に決定されることに注意すべきである。かく
して多くの卑金属硫化物鉱石は硫化物イオンが最
初湿式研磨の間で加えられるのが望ましく、つづ
いて前浮選条件下ののこりの間にシアン化物を加
える。しかしながら、シアン化物は、また硫化物
とともに同時に加えられるかまたは湿式研磨の終
了後ただちに加えることもでき、または硫化物の
添加の前でさえも又は多段階においても加えるこ
とができる。従つて、特殊な鉱石に対する大規模
応用の現在の処理前には実験室的バツチ浮選の検
討が行なわれるべきである。これらの試験はまづ
第1の試みとして硫化物及びシアン化物の濃度を
以前の実験において同じ鉱石の適当であることを
示した濃度にもとづいて行う。又はもしも前もつ
て実験をしないならば、いろいろと濃度を変化さ
せて一つの傾向を確立するまでここに開示した一
般的範囲を基にして行う。浮選選択性、回収の増
加等々のような最適結果を生ずるような濃度範囲
又は濃度が見い出されるまでその傾向を追求する
のである。 適当な硫化物又はシアン化物イオン源にはプロ
セス条件において直接的に又は反応に準拠して水
溶液中に硫化物イオン又はシアン化物イオンを放
出するような或る試薬が含まれる。硫化ナトリウ
ム及びハイドロサルフアイトが好ましく硫化ナト
リウムが最も好ましい。可溶性シアン化物につい
てシアン化ナトリウム及びシアン化カリウムが好
ましく、シアン化ナトリウムが最も好ましい。 第1図の段階の間で、行われる硫化物イオン
の添加は研磨の間鉱石粒子の清浄化に作用する。
その清浄化とは混合硫化物粒子の表面を選択的に
脱酸化し、新鮮に露出した表面の酸化を妨げるの
に役立つのである。このことは後の段階の間で混
合硫化物粒子の浮選能力を促進する。その添加の
第2の理由である硫化物の主要な抑制剤として働
く硫化物イオンの能力は亦この前浮選条件化処理
の間でその添加により高められる。 シアン化物イオンの作用は硫化物イオンの作用
を補つて完全にするものと考えられ、望ましい鉱
物の選択的補助的抑制を増大させるものと考えら
れる。つけ加えて、シアン化物イオンは溶液中で
金属イオンを錯化するのに役立つ。 上述のように、卑金属硫化物において、表面清
浄効果と主要な混合硫化物を抑制する効果の両方
を得るのに必要とする硫化物イオンの量は(水質
に対するのと同じく)ほとんど鉱石の特性に存在
する。もしも硫化物イオン源として硫化ナトリウ
ムが用いられるならば、通常、必要な量はたいて
いの卑金属硫化物鉱石に対して20〜200g/ton
(すなわち、硫化物イオンの割合では8〜82g/
tonとなる)の間の範囲である。ごく小量の硫化
物イオンでは抑制剤としては効果がなく(より小
量では亦表面清浄剤としては効果がない)、余り
にも多量の硫化物イオンでは或る硫化物、主要な
黄鉄鉱、或る場合には銅、それらは一般に選択的
浮選プロセスにのぞましくないものであるが、経
済的には魅力のないものであり、それらの活性化
を時機尚早にせしめるであろう。前述したように
各特殊な応用に対する硫化物イオンの量はバツチ
浮選試験によつて示される最適化をうける。プロ
セスの運転には最小量の硫化物イオンを用いるこ
とが最も望ましいことであり、(もしこ硫化ナト
リウムが使用されるならば、普通約20から50g/
tonの間が)望しい結果を与える。硫化ナトリウ
ムをより大量に用いるのは単に不必要であるばか
りでなく(価格的に)、事実、現プロセスの有効
性に対して上述したように抑制の逆転を生ずるこ
とにより有害となる。 湿式研磨の段階から自由にさせられたパルプ分
画は第1図において「段階」と呼ばれ、前浮選
の条件化の第2部分からなる条件化段階を受け
る。そこで、そのパルプはシアン化物イオンのぞ
ましくはシアン化ナトリウムによつて条件化さ
れ、シアン化ナトリウムは主として黄鉄鉱に対し
て他の鉱物を超過抑制することなしに補助的抑制
剤として役立つ。シアン化ナトリウムの消費条件
は通常約20〜200g/ton(すなわち、シア化物イ
オンの割合では11〜110g/tonとなる)の範囲に
あり、硫化ナトリウムの消費条件についての場合
と同じように鉱石の特性及び処理条件に依存す
る。好ましいシアン化ナトリウムの消費量は約20
−100g/tonの範囲にある。極端にばね土に似た
鉱石では(珪酸ナトリウムのような)分散剤の添
加をシアン化物と共に添加することは有効であ
る。 段階からのパルプはさらに段階の新式の選
択浮選のため通常の実施により起泡剤及び補収剤
をもつて条件化される。卑金属混合硫化物の選択
的浮選は本発明によれば直接バルク浮選段階なし
に開始される。 かくして本プロセスは真に連続的(選択的)浮
選のプロセスである。そのような選択的浮選は鉱
物組成に依存して、次の左から右への順で行われ
る。 鉛−〔銀〕:銅:亜鉛:鉄 第1図の図式によれば、又は第2図、第3図の
図式によれば、モリブデン:銅:鉄 である。 各金属成分は特殊な活性剤の適当量をもつて活
性化され、特殊な補収剤(及び起泡剤)の適当量
の添加の後に浮選される。そのプロセスは非浮選
物が得られるまで繰返される。もし望むならば、
本質的に硫化物を無くすことができる。本発明の
浮選方法では先行技術の浮選プロセスと比較する
とより小量の活性剤、補収剤及び起泡剤が必要で
ある。もし亜鉛が複雑な混合硫化物鉱石のなかに
存在するならば、例えば硫酸銅をもつて浮選の前
に活性化しなければならない。もしも亜鉛と銅が
共に存在するならば、硫化亜鉛は銅イオンによつ
て覆われるのが好ましい。銅イオンは通常亜鉛か
ら銅の優先浮選法を困難にする。しかしながら、
本発明のプロセスはまた錯塩化及び/又は亜鉛硫
化物の表面から銅イオンを脱離化によつてこの問
題を解決する。 硫化物/シアン化物イオンの組み合せの抑制効
果は過渡的である。金属成分が浮選され、除去さ
れたら次のものは連続的に通常の浮選図式を用い
ることにより、すみやかに浮選される。硫化物イ
オンの作用の過渡的なものはシアン化物イオンの
それと同じように硫化物イオンの導入の時間を調
整することが望ましい。しかしながら上述によう
にこれはただ場合、場合によつて根拠にもとづい
て達成できる。 本発明の利点は次のようである。(1)PH調節剤を
使用しないことにより、比較的小量の硫化物イオ
ン及びシアン化物イオンの使用及び/又は補収
剤、活性剤及び起泡剤の減少量の使用により試薬
費用の減少。(2)プロセス及び装置費用の減少さら
に試薬費用の減少を許す浮選の選択性の改良。(3)
通常の方法以上の回収の改良。(4)得られた選鉱物
の等級の改良。(5)条件化及び浮選に対する滞留時
間の減少。(6)有害効果の消去又は減少。その有害
効果とは浮選試薬の高い消費が他の鉱物(例えば
カルシウムイオンの存在はすず石の連続浮選に作
用することが知られている)のさらに分離すると
きに起る。 つけ加えて本発明は通常の方法では普通失われ
てしまう極端に細かい混合硫化物粒子(スライ
ム)の回収を増加することができる。 本発明はパルプに石灰のようなPH調節剤を加え
ることが事実望ましいことでなく不必要にする。
石灰は習慣的に卑金属鉱石の湿式研磨段階で加え
られてきた。(PHを増加させるための)石灰の添
加は事実、或る段階の最適な亜鉛活性を妨害する
のが知られてきた。石灰ないし亜鉛鉱物粒子の上
に銅イオンを最大に吸着するようにPHの範囲で操
作することができる。 これらの最大限活用の考察とは離れて、一般的
に本プロセスを操作すること及び自然の約5.5か
ら約8.5の間の範囲にある一つのPHで大きな経費
節約の利益を得ることができる。浮選系の非調節
PHは鉱石組成及び局所的水質により変化できる。
ここで重要なことはPHが厳密に調節される必要も
なく、また監視される必要もないことであり、か
くして本プロセスは相対的に、PHに関係しない。 本プロセスは変化に富んだ卑金属混合硫化物鉱
石に適用できるし、その鉱石は亜鉛、鉛−亜鉛、
鉛−亜鉛−銀、鉛−亜鉛−銅、銅−亜鉛、及び銅
−モリブデンに限定されない。また小量成分とし
て硫化物を含む石炭のような岩又は他の鉱石にも
適用できる。 特に本プロセスは銅からモリブデンを分離する
ことを可能とし、残留銅鉱物の連続浮選及び輝水
鉛鉱−銅−モリブテン豊富選鉱物の選択的浮選に
よつて可能である。 良く知られているように、銅−リブデンの組み
合せ選鉱物は正規には一工程の主要浮選において
浮選され、つづいて他の装置に送られさらに分離
される。標準的な方法はそのような分離に対し
て、銅を抑制し、モリブデンを浮選する。普通に
使用される抑制剤はこの第2の浮選回路において
硫化水素ナトリウム、シアン化鉄、シアン化ナト
リウム、ノークス試薬(Nokes reagent(水酸化
ナトリウム中の5硫化リン)及び砒素ノークス
(arsenic Nokes)(硫化ナトリウム中の三酸化ヒ
素)の単独又はその組み合せを含んでいる。その
ような抑制剤の消費は一般的に非常に高く約10か
ら約50Kg/tonの範囲にある。 不幸にも、銅を抑制する試薬はまたモリブデン
を抑制する。結果的に銅−モリブデン分離では比
較的多数の段階を必要とする。銅−モリブデン分
離回路において供給物になる銅−モリブデン選鉱
物が主要回路から補収物によつて汚染されるとい
う事実から他の困難性を生じる。主要回路は後の
銅抑制を妨害し、多量の銅抑制剤の使用を必要と
する。 抑制効果性を増大させ、第2の回路の試薬消費
を制御するために、銅鉱物粒子の表面エネルギー
を変化させるために多数の方法即ちパルプを蒸し
たり、焙焼したり、熟成したりして補収剤の被覆
を無害なものとならしめるか除去することが行わ
れてきた。 さらに本発明の使用は鉱石に含有するモリブデ
ンとの関係で上に列挙した利点を与え、多かれ少
かれ通常のすべての主要浮選回路に共通であるば
かりでなく、(a)ごく僅かの銅含量及び(b)銅補収剤
がない銅−モリブデンの選鉱物の浮選を可能とす
るものである。このことは第2の分離が(a)よりす
くない数の洗剤段階を必要とし、簡単化され(及
び/又はよりよい選鉱物等級と回収を生じる)、
(b)さらに試薬量を低くし(全体的にも段階的に
も)、小規模の処理装置を効果的に要求される費
用に実質的にするであろう。 かくして本発明が使用されるとき、銅−モリブ
デン含有鉱石の前処理において、第2図と第3図
で概要を示しているように銅の浮選工程に一つの
選択方法が用いられる。 (1) 補収剤は第2図の点21で共通の最近の実施に
従つて銅モリブデン選鉱物の実質的量の浮選を
得るために後で加えることができる。この方法
はすでに上に列挙した利点を与えるであろう。
かくして得られた銅−モリブデン選鉱物は大部
分のモリブデンを含み、実質的部分の銅(約90
%の銅と供給物中に含まれるモリブデンと同じ
程度)を含み、しかしモリブデンの等級は非常
に低い。選鉱物はさらに分離するために通常の
銅−モリブデン分離装置に送られねばならな
い。 (2) 第3図を特別に参照して銅の補収剤を省略す
ることができる。その場合、銅−モリブデン選
鉱物のごく小量は自然に浮選される。そのとき
31の点で起泡剤の単純添加が要求されるがシア
ン化物イオンと共に同時に加えることもできる
し、或る場合には浮選32の後で加えることも
できる。 モリブデンの回収は(1)と同じであるが、たと
えばそれが低くあつたとしても、モリブデン選
鉱物の等級は実質的にはより高く(上の、(1)の
それの10倍位であり)、選鉱物の容積は実質的
には(1)よりは低く残留する。この選鉱物は、ま
た、さらに処理されるために分離装置に送る必
要がある。しかし、そのような処理は直接的に
行うことができ(補収物を除去することなし
に)段階の数をよりすくなくし、処理装置を小
規模にし、実質的にはより小量の銅−モリブデ
ン分離の抑制剤を必要とする。 ひきつづき第3図のようにして、まだ回収可
能なモリブデン量を含んでいる非浮選物33は
補収剤をもつて通常の方法によつて条件化され
る。かくして、さらに銅−モリブデン選鉱物3
4は得られ、それは通常な分離方法を受ける。 かくして本発明の使用は銅−モリブデン含有
鉱石の濃度に関連して、先行技術の方法以上に
(第1の銅−モリブデン選鉱物32の範囲内で
は関係している)進歩が加えられる。 本発明による代表的な銅−モリブデン鉱石の
第1の浮選に要求される硫化物イオン量は水の
質及び特殊な鉱石組成と共に変化することによ
り決定されてきた。もしも硫化ナトリウムが硫
化物イオンの源として用いられるならば通常必
要とされる量は、約5から30g/tonの間の範
囲であり、たとえば一般的に鉛−亜鉛のような
他の卑金属混合硫化物鉱石の濃度に対して必要
とされるよりもかなり低い。さらに同じ硫化物
イオンはモリブデン浮選物がとりのぞかれた
後、銅鉱物を再び反応性にするのに使用され
る。シアン化物イオンの消費は一般的に他の硫
化物鉱石の前処理におけるのと同じである。 銅−モリブデン含有鉱石において硫化物/シ
ア化物導入のタイミングと連続に関して、シア
ン化物の導入は硫化物の導入の後にするのがの
ぞましく、プロセスの別な工程を含むのが一般
的である。 本発明の他の経済的な有利な応用は石炭の浮
選である。石炭はしばしば硫化物によつて汚染
されている。その硫化物はある場合にはアルカ
リ性浮選を用いる通常のプロセスで石炭を浮選
してのぞかれる。本発明は、アルカリ性浮選を
消去させ、混合硫化物を抑制させ、安く選択性
の高く石炭を浮選することができる。 実施例 本発明及びその技術的、経済的利点はさらに次
の実施例により説明される。これらの実施例は本
発明の範囲を何ら限定するものではない。 実験室的試験は、異なつた鉱石試料の1−10Kg
を使用して、標準的実験室の施設を用いて上述し
た(段階−段階)の一般的方法に従つて行わ
れた。 本発明の実施を試験するため種々の場所で種々
の鉱石に対して水質のような種々の局所的条件の
下で試験は行われた。 異なる段階の間で得られたPH値は記録された。
PHを変化させ調節するこころみはなされなかつ
た。得られたその値は全く鉱石組成及び水の特
性、最小であるある試薬又は添加物の硬果によ
り、それらの低い量によるものである。 以下記載される試験において得られたPH値は
5.5と8.5の範囲であり、(一般的に承認される考
え及び実際とは逆に)プロセスの操業性、とくに
PH変化に対して本質的な範囲にわたり敏感でない
ことを示している。結果はさらに一般的に、上の
範囲の終端のPHより低いほうが好都合であつた。 次の実施例は本発明の使用によつて混合硫化物
鉱石の安い費用の浮選回収が酸化されていない硫
化物鉱石と同じく商業的選鉱物を生ずるのを可能
とするのを示している。以下再現されるデータは
行われた試験の代表的なものであり、初期の試験
も含まれ、とくに選考されなかつた。次に、ほか
と比較して満足できない最終値は本発明とは関係
のない実験者の経験の欠除のような要因によるも
のである。 鉱石A 高度の等級の酸化された貯蔵所からの試
料 (Sample)は約35%の黄鉄鉱、25%の銀を含
有する方鉛鉱、15%の閃亜鉛鉱、25%の珪岩の脈
石を含んでいる(ビラゾン−モージエリア、ポト
シ、ボリビア(Villazon−Mojo Area.Potosi、
Bolivia))。 次の試験は若干の酸化された貯蔵所から慣例の
工場計画に対して可能性ある供給物と考えられる
分離された鉛−銀及び亜鉛選鉱物を得るために行
われた研究を示す。 貯蔵所の材料の過剰な酸化及び多量の石灰は黄
鉄鉱を抑制するために必要とされてきたものであ
るが、本発明を使用する前では鉱石を処理するの
を困難にし、その開発を非営利的にするものであ
る。 80%が150メツシユを通過する試料の細かく砕
いた試験結果は以下の表1に集約されている。
(鉛−銀未加工選鉱物に含まれる亜鉛は浮選回路
のなかに再循環される)すべての成分にとつて高
い浮選選択性及び回収を示している。
【表】 ノート:上のデータは亜鉛から鉛を完全に分離
することを要求されていない必要条件を充分に投
影している。それ故、上の結果は最適化分離の生
成物でない。 鉱石B 酸化された貯蔵所からの試料は約30%の
黄鉄鉱、8%の閃亜鉛鉱−鉄閃亜鉛鉱、1%のす
ず石、0.5%の銅−硫化物とシリカを含む脈石を
含有するミルニ マイン ラ パズ ポリビア
(Milluni Mine、La、Paz、Bolivia)。 次の試験は後の錫(酸化第2錫)の浮選分離の
ため亜鉛と黄鉄鉱とを分離するために実施され
た。 硫化ナトリウムの存在における選択的湿式研磨
は(105ミクロンの)150メツシユを80%通過する
試料を得るためすなわち錫(酸化第2錫)を遊離
するのに受け入れられ実行された。 試薬の消費と結果は、以下の表2に示されてい
る。その結果は通常方法を使用によつては可能で
なかつた鉱石成分の本質的分離を示している。
【表】 上述の計画は本発明の使用によつて経済的に魅
力のあるものになつた。装置費用において処理費
用と同じく実質的な減少を生じている。 鉱石C 混合硫化物の実験の試料は20%の閃亜鉛
鉱−鉄閃亜鉛鉱、30%の黄鉄鉱と他の鉄硫化物、
2%のブーランジユ鉱と毛鉱(鉛−銀硫化鉱物)
及び白雲母−珪岩−脈石を含む(フアリ−フアリ
マイン、ポトシ、ボリビア(Huari−Huari
Mine、Potosi、Bolivia)。 80%が150メシユを通過するように硫化ナトル
ムの存在下で湿式研磨された。この鉱石の試験法
は鉛/銀硫化鉱物−亜鉛選鉱物−黄鉄鉱の選択分
離によつて行われた(表4)。連続試験において
組み合せ選鉱物(硫化鉱物及び亜鉛)の浮選は黄
鉄鉱の浮選に続き効果的であつた(表5)。 使用された試薬は以下の表3に要約される。
【表】
【表】 ノート すべて上の試験の浮選のPH値は6.5及び
5.5の範囲にある。 組み合せ選鉱物はこの例では最近の装置のフロ
ーシートが硫化鉱物−亜鉛の選択的分離を許さな
いために得られた。かくして本結果はそのような
選択的分離に影響するために本方法の能力につい
て何ら反映していない。しかしながら、実質的な
回収を誘起しているため本方法の能力は示されて
いる。
【表】
【表】 上の表4及び5に示された結果にもとづいてそ
の系は日産200トン(200TPD)のドン デイエ
ゴ ポトシ(ボリビア)(Don Diego、Potosi
(Bolivia)に建設された処理プラントで商用規模
にて試験され第1図のフローダイヤグラムを使用
した。 石灰の省略及び残留試験の僅小な調節、硫化ナ
トリウムの添加よりほか始めるために特殊な要求
は必要としなかつた。 連続試験の二日の後、その商用試験で得られた
結果は以下の表6に示す。
【表】 ノート 平均PH値は5.8から6.2の範囲であつた。 同一プラントにおける本発明の系と通常の系と
の間の比較は表−7に説明する。通常の石灰系で
の数字は1982年1月2日から3月24日までの平均
を表わしており、一方、本発明の数字は上述した
2日連続実験の平均を表わす。統計的基礎におけ
るこの不一致は以下の表7での結果が試験された
時が考慮されるべきである。
【表】 ナトリウ

【表】 上の結果の評価にもとづいて生成物の等級及び
回収を犠牲にすることなしに節約された本質的な
費用を示すが(表8及び表10を見よ)、本発明は
このポトシ プラントで1982年5月以来連続、商
用的に使用され行われたものである。最後の記載
は21日間操業の後の累積的平均を示す。
【表】
【表】 試薬消費における観察された変動は開始の小事
件として予想された。その変動は本発明とは関係
のない操作者が新しい方法についてなじまないた
めに起つたものであり、この理由について以下表
9で説明するが、最近の平均の試薬消費がより大
きい要因である。硫化ナトリウムの消費は表9を
表7に比較すると56%の減少を示している。つけ
加えて最適条件での系は他の試薬の消費を減少し
ている。PH値の厳密な監視はもはやプラント操業
において必要なく、PH測定装置及び設備は本発明
では使用される装置から除去できる。
【表】
【表】 1982年6月から10月の商用試験にもとづいた上
のプラントに対する最新情報データ及び通常の
(石灰)回路鉱石の実施に対して本発明の方法を
使用する回路の実施の比較は以下の表10に説明す
る。
【表】 礦石D 混合硫化物の実験試料は20%の閃亜鉛
鉱、3%の方法鉛(6オンス銀/トン)、40%の
起鉄鉱及びシリカを含む脈石を含有する。亜鉛を
自由にするための大きさは80%が100メシユを通
過するものである(ポルコ マイン、ポトシ、ボ
リビア(Porco Mine、Potosi、Bolivia))。 優先浮選の効果(鉛−亜鉛)は予備試験で観察
された。しかしながら上述の鉱石Cの場合のよう
にそのような分離はプラントにおいて必要とされ
る装置の欠除によるとは考えられない。 組み合せ選鉱物(鉛+銀+亜鉛)は調節されな
いPH6.5で表11に要約された条件下で黄鉄鉱と脈
石から浮選された。 その結果を以下説明する。
【表】
【表】 補収剤はZ−200であつた。起泡剤はダウフロ
ース(Dowfroth)250でありダウケミカル社より
この商標をつけて市販されているポリグリコール
エーテル(ポリプロピレン エーテル)であつ
た。 各々消費は40g/tonであつた。 条件化及び浮選時間はそれぞれ5から10分/1
段階であつた。 等級上げ試験は行われなかつた。 上の結果は本質的な浮選の選択性と回収を最適
に又は最適に近く硫化ナトリウム、シアン化ナト
リウム及び硫酸銅の濃度を示し、5日間、日産
400トンのプラント実験プログラムを基礎に次の
結果をもつて形成された。
【表】 比較目的のため最後欄は通常(石灰)系の下で
1982年3月のあいだ(月平均)に得られたプラン
トデータを示す。 鉱石E メキシコからの未知の混合酸化物試料は
1982年2月にマウンテン ステート研究所
(Mountain States Laboratories)で試験され
た。
【表】
【表】 試料は約2%の鉛、2オンス銀/トン、32%の
亜鉛及び10%の鉄を含有する。 予備試験の条件及び結果は上の表13に要約す
る。 上の結果の評価でこれが盲試験(blind test)
であつたという事実は実質的な重みを与えた。 上の結果は外挿により正規の操業において工業
的規模の応用のこれらを評価するのに使用でき
る。さらに実験室的試験は亜鉛未加工選鉱物と共
に捕収された黄鉄鉱の量をさらに減少するために
なされた。上の結果は当業者の経験によつて調整
され得る銅による過剰活性化を示している。 鉱石F:鉱山の混合硫化物の試料は約0.18%の
鉛、8.4%の亜鉛及び10−12%の硫化鉄(重量%
で)を含有する。試験法は85%が64%メシユを通
過するまで湿式研磨される。用いられた試薬、試
験法及び結果は以下表14−17に要約する。それは
本質的な回収と選択性を示している。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 表17は石灰の使用により得られた結果を示し上
との比較目的のために説明する。 鉱石G:ドンジエゴ、ポトシ、ボリビア(DOn
Diego、Potosi、Bolivia)で得られた亜鉛堆積
物は35%の閃亜鉛鉱、20%の黄鉄鉱を含有する。
第1図により処理された。天然鉱石のPHは5.5で
あつた。
【表】 試薬 消費:硫化ナトリウム75g/t;シアン化
ナトリウム149g/t;硫酸銅1088g/t:Z−
200 75g/t;z−6 103g/t;起泡剤34
g/t 銅−モリブデンの選鉱に対する本発明の特別な
応用をさらに次の追加的実施例により説明する。 鉱石H:試料は黄鉄鉱、輝水鉛鉱、黄銅鉱及び
石英モンゾニ岩斑岩銅鉱のなかにこまかく分散し
た輝銅鉱からなつている。 鉱石はすべての試験の間、チーラふるいの100
メシユを80%が通過するまで研磨された。はじめ
の二つの試験は結果と条件とを以下の表18、表19
に説明するが第2図により一つは石灰なしで一つ
は石灰によつて誘起される浮選を包含し、最後の
二つの試験は結果と条件とを以下の表20、表21、
表22に説明するが、第3図により硫化ナトリウ
ム、シアン化ナトリウムの組み合せて用い補収剤
なしを包含している。本発明を用いる補収剤なし
の浮選は優良等級のモリブデン未加工選鉱物を与
える。 最後に表23は比較目的のためにシアン化ナトリ
ウムの使用なし、補収剤なしの浮選を要約する。
表23は優良なモリブデン−銅分離を示すがしかし
貧弱な銅−黄鉄鉱分離を示している。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 理論的計算 先行技術による銅−モリブデン含有鉱石の代表
的濃度の銅0.7%及びモリブデン0.015%の日産
20000トンを処理する。主要な浮選は日産476トン
の25%の銅及び0.536%のモリブデンを含有する
バルク銅−モリブデン選鉱物を生ずる。モリブデ
ンの回収は85%を示している。第3図による主要
な浮選法は3%のモリブデンと3%の銅を含有し
ている日産85トンの輝水亜鉛鉱浮選物を生ずるの
みである。つけ加えて、日産85トンは本質的に補
収剤なしであり、補収剤の除去又は変形に対する
必要を消去するものである。
JP58502858A 1982-08-20 1983-08-11 鉱石に含有する卑金属硫化物及び酸化物の選択的分離方法 Granted JPS59501539A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US41012782A 1982-08-20 1982-08-20
US410127 1982-08-20
US06/476,611 US4515688A (en) 1982-08-20 1983-03-18 Process for the selective separation of base metal sulfides and oxides contained in an ore
US476611 1983-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59501539A JPS59501539A (ja) 1984-08-30
JPH0371181B2 true JPH0371181B2 (ja) 1991-11-12

Family

ID=27020876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58502858A Granted JPS59501539A (ja) 1982-08-20 1983-08-11 鉱石に含有する卑金属硫化物及び酸化物の選択的分離方法

Country Status (17)

Country Link
US (1) US4515688A (ja)
EP (1) EP0116616B1 (ja)
JP (1) JPS59501539A (ja)
AR (1) AR231805A1 (ja)
AT (1) ATE58311T1 (ja)
AU (1) AU567492B2 (ja)
CA (1) CA1212788A (ja)
DE (1) DE3381999D1 (ja)
ES (1) ES525038A0 (ja)
FI (1) FI73370C (ja)
GR (1) GR77439B (ja)
IT (1) IT1163914B (ja)
MA (1) MA19883A1 (ja)
MX (1) MX159593A (ja)
NO (1) NO164519C (ja)
PH (1) PH23881A (ja)
WO (1) WO1984000704A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4575419A (en) * 1984-07-16 1986-03-11 Occidental Chemical Corporation Differential flotation reagent for molybdenum separation
US4606817A (en) * 1985-01-31 1986-08-19 Amax Inc. Recovery of molybdenite
JPS63500577A (ja) * 1985-07-09 1988-03-03 フロテツク サ−ビシ−ズ,インコ−ポレ−テツド 銅モリブデン鉱石の選択分離法
CA2082831C (en) * 1992-11-13 1996-05-28 Sadan Kelebek Selective flotation process for separation of sulphide minerals
AUPM969194A0 (en) * 1994-11-25 1994-12-22 Commonwealth Industrial Gases Limited, The Improvements to copper mineral flotation processes
US7491263B2 (en) * 2004-04-05 2009-02-17 Technology Innovation, Llc Storage assembly
CN114392834B (zh) * 2022-03-25 2022-06-17 矿冶科技集团有限公司 一种金矿中伴生低品位铜铅锌银的选矿方法及应用

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1429544A (en) * 1920-03-08 1922-09-19 Stevens Blamey Differential flotation process
US1469042A (en) * 1922-06-22 1923-09-25 Hellstrand Gustaf Axel Differential flotation of ores
US1833957A (en) * 1927-12-13 1931-12-01 American Cyanamid Co Method of flotation
US1916196A (en) * 1930-08-06 1933-07-04 Phelps Dodge Corp Method of treating ores
US2048370A (en) * 1932-03-29 1936-07-21 Frederic A Brinker Method of froth flotation ore separation
GB401720A (en) * 1932-05-18 1933-11-20 Stanley Tucker Improvements in or relating to the flotation concentration of ores
US2052214A (en) * 1933-10-09 1936-08-25 Frederic A Brinker Differential froth flotation
GB447521A (en) * 1934-07-21 1936-05-20 Franco Wyoming Oil Co Improvements relating to the froth flotation concentration of copper sulphides
US2231265A (en) * 1938-05-21 1941-02-11 Antoine M Gaudin Process of ore concentration
US2196233A (en) * 1938-06-18 1940-04-09 Harland F Beardslee Method of treating ores
US2195724A (en) * 1938-08-24 1940-04-02 Antoine M Gaudin Process of ore concentration
US2316743A (en) * 1939-11-09 1943-04-13 American Cyanamid Co Flotation of molybdenite
US2471384A (en) * 1946-05-16 1949-05-24 American Cyanamid Co Froth flotatation of sulfide ores
US3033364A (en) * 1958-09-05 1962-05-08 Weston David Treatment and recovery of material by flotation
US3454161A (en) * 1968-04-03 1969-07-08 Engelhard Min & Chem Froth flotation of complex zinc-tin ore
US3847357A (en) * 1971-02-16 1974-11-12 D Weston Separation of copper minerals from pyrite
US3811569A (en) * 1971-06-07 1974-05-21 Fmc Corp Flotation recovery of molybdenite
US3919080A (en) * 1972-09-14 1975-11-11 Continental Oil Co Pyrite depression in coal flotation by the addition of sodium sulfite
US4081364A (en) * 1976-07-08 1978-03-28 Engelhard Minerals & Chemicals Corporation Froth flotation method for stibnite
SU692623A1 (ru) * 1977-06-01 1979-10-25 Всесоюзный Ордена Трудового Красного Знамени Научно-Исследовательский И Проектный Институт Механической Обработки Полезных Ископаемых Способ подготовки коллективных концентратов к флотационному разделению
US4211642A (en) * 1979-01-05 1980-07-08 Vojislav Petrovich Beneficiation of coal and metallic and non-metallic ores by froth flotation process using polyhydroxy alkyl xanthate depressants
US4231859A (en) * 1979-11-27 1980-11-04 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Interior Molybdenite flotation

Also Published As

Publication number Publication date
EP0116616A4 (en) 1987-07-23
MX159593A (es) 1989-07-07
AU567492B2 (en) 1987-11-26
GR77439B (ja) 1984-09-14
AR231805A1 (es) 1985-03-29
IT8322574A0 (it) 1983-08-18
AU1377983A (en) 1984-03-07
JPS59501539A (ja) 1984-08-30
FI73370C (fi) 1987-10-09
PH23881A (en) 1989-12-18
FI841416A0 (fi) 1984-04-10
ES8505728A1 (es) 1985-06-01
FI73370B (fi) 1987-06-30
ES525038A0 (es) 1985-06-01
NO164519C (no) 1990-10-17
DE3381999D1 (de) 1990-12-20
NO164519B (no) 1990-07-09
NO841090L (no) 1984-03-20
ATE58311T1 (de) 1990-11-15
MA19883A1 (fr) 1984-04-01
CA1212788A (en) 1986-10-14
EP0116616A1 (en) 1984-08-29
FI841416A (fi) 1984-04-10
EP0116616B1 (en) 1990-11-14
WO1984000704A1 (en) 1984-03-01
IT1163914B (it) 1987-04-08
US4515688A (en) 1985-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4283017A (en) Selective flotation of cubanite and chalcopyrite from copper/nickel mineralized rock
US5110455A (en) Method for achieving enhanced copper flotation concentrate grade by oxidation and flotation
US5171428A (en) Flotation separation of arsenopyrite from pyrite
Bulatovic Flotation behaviour of gold during processing of porphyry copper-gold ores and refractory gold-bearing sulphides
US4710361A (en) Gold recovery by sulhydric-fatty acid flotation as applied to gold ores/cyanidation tailings
JP3277532B2 (ja) モリブデン鉱物の精製方法
DE3688591T2 (de) Verfahren zur selektiven trennung von kupfer-molybdenerz.
US4256227A (en) Froth flotation method for recovering metal values from their ores by thiourea or substituted thiourea
US4229287A (en) Tin flotation
Umarova et al. Study on the enrichment of polymetallic ores of the deposit Handiza
CA2299904C (en) Separation of minerals
US2914173A (en) Method of processing phosphate ore to recover metallic minerals
CA1292814C (en) Process for increasing the selectivity of mineral flotation
US4600505A (en) Single float step phosphate ore beneficiation
JP3328950B2 (ja) 複雑硫化鉱石の選鉱方法
JPH0371181B2 (ja)
CN110026293B (zh) 一种含次生铜型高硫铜铅锌矿的浮选方法
CA1287415C (en) Beryllium flotation process
US4606817A (en) Recovery of molybdenite
US4650569A (en) Process for the selective separation of base metal sulfides and oxides contained in an ore
CN114589012A (zh) 一种铜钼铅矿浮选絮凝剂及其制备方法和絮凝浮选方法
US4588498A (en) Single float step phosphate ore beneficiation
CN113600345A (zh) 一种无酸无铵浮选被石灰抑制的黄铁矿的方法
US4351668A (en) Flotation of Cu and Pb sulfide concentrates containing carbonates
US4288315A (en) Benefication of fluorspar ores