JPH0370268A - データ圧縮方式 - Google Patents

データ圧縮方式

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JPH0370268A
JPH0370268A JP1206078A JP20607889A JPH0370268A JP H0370268 A JPH0370268 A JP H0370268A JP 1206078 A JP1206078 A JP 1206078A JP 20607889 A JP20607889 A JP 20607889A JP H0370268 A JPH0370268 A JP H0370268A
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茂 吉田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 文字コードデータと画像データとをデータ圧縮するデー
タ圧縮方式に関し、 1つの符号器でデータ圧縮することを目的とし、行単位
に従って順次読み取られていく文字コードデータから、
文字コードのコード単位と同しビット長をもつデータを
処理単位データとして切り出す処理単位データ切出手段
と、走査ラインに従って順次読み取られていく画像デー
タの符号化を、画像データの統計的性質を利用しつつ処
理単位データのビット長により表現される固定長の符号
コードに従って実行する固定長符号手段と、文字コード
データを符号化するときには、処理単位データ切山手段
により切り出されていく処理単位データの時系列データ
をユニバーサル符号化するとともに、画像データを符号
化するときには、固定長符号手段により求められていく
固定長の符号コードの時系列データをユニバーサル符号
化するユニバーサル符号器とを備えるよう槽底する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、文字コードデータと画像データとを1つの符
号器に従ってデータ圧縮するよう処理するデータ圧縮方
式に関するものである。
ファクシミリや光デイスクファイルシステム等で扱われ
る文書では、文字コードデータと画像データとが混在す
ることが多い、このような場合、文字コードデータと画
像データでは2櫃化されたデータとしての性質が大きく
異なるという実情に鑑みて、従来では異なる符号化方式
を採る符号器を用いて別々に符号化しているというのが
現状である。しかるに、文字コードデータと画像データ
とが同一の符号器により符号化できるようになれば極め
て便利なものとなる。これから、データ圧縮率の向上を
図りつつ、文字コードデータと画像データとを同一の符
号器で符号化していくような手段を講じていく必要があ
るのである。
〔従来の技術〕
従来、2値化された画像データの国際標準の1次元圧縮
方式としてMH符号化(Modified Huffa
nCoding)方式があり、2値化された画像データ
の国際標準の2次元圧縮方式としてMMR符号化(Mo
dified  ModifiedREIative 
 Address  DesignateCoding
)方式がある。
このMH符号化方式は、主走査線に沿う白または黒の連
続する長さ(ランレングス)をハフマン符号で可変長符
号化して一データ圧縮を行うものである。このハフマン
符号は、符号語数を減らすために、第4図に示すように
、64以下の長さを表すターミネイティング符号と64
の倍数を表すメイクアップ符号とで構成されるもので、
このMH符号化方式により通常の画像データは数分の1
に圧縮できる。
そして、MMR符号化方式は、同一主走査線において前
の画素と色(白あるいは黒)が変化する画素を変化画素
と定義するとともに、隣接する主走査線上の変化画素の
位置関係からパスモードと垂直モードと水平モードとい
う3種類のモードを定義して、このモードに従って符号
化することでデータ圧縮を行うものである。第5図に変
化画素の定義、第6図にモードの定義、第7図に符号表
を図示する。このMMR符号化方式により、通常の画像
データは数分の1から10数分の1に圧縮できる。なお
、第7図から分かるように、MMR符号化方式において
も、水平モードについてはMH符号化方式を用いること
になる。また、MMR符号化方式と同様に用いられてい
るMR符号化(Madified Re1ative 
Address Designate Coding)
方式は、符号伝送時の誤りの影響を少なくするために、
一定ライン毎にMH符号化方式の符号化を挿入しながら
MMR符号化方式による符号化を実行する方式である。
一方、従来、文字コードデータのデータ圧縮には、Zi
v−1、empel符号に代表されるユニバーサル符号
化方式が用いられている。 Ziv−Lempel符号
では、ユニバーサル型と増分分解型という2つのアルゴ
リズム(詳しくは、例えば、宗像清治:ZiシーLem
pelのデータ圧縮法、情報処理、Vol、26.No
、1 (1985))が提案されている。
ZiシーLempel符号のユニバーサル型のアルゴリ
ズムは、符号化データを過去のデータ系列の任意の位置
から一致する最大長の系列に区切り、過去の系列の複製
として符号化する方法である。具体的には、第8図に示
すように、符号化済みの人力データを格納するPバッフ
ァと、これから符号化するデータを格納するQバッファ
とを備え、Qバッファのデータ系列とPバッファのデー
タ系列のすべての部分系列とを照合して、Pバッファ中
で一致する最大長の部分系列を求める。そして、Pバッ
ファ中でこの最大長の部分系列を指定するために、「そ
の最大長の部分系列の開始位置」と「−致する長さ」と
「不一致をもたらした次のシンボル」との組を符号化す
る。次に、Qバッファ内の符号化したデータ系列をPバ
ッファに移して、Qバッファ内に符号化したデータ系列
分の新たなデータ系列を入力する。以下、同様の処理を
繰り返していくことで、データを部分系列に分解して符
号化を実行していくのである。
このZiv−Le+npel符号のユニバーサル型のア
ルゴリズムでは、高いデータ圧縮率が得られるものの演
算量が多いという欠点がある。そこで、入力データの系
列を増分分解して符号化するというZiv−Lempe
 l符号の増分分解型のアルゴリズムが考えられたので
ある。このZiv−Les+pel符号の増分分解型の
アルゴリズムでは、入力データの系列を、x=aaba
babaa −−・− とするならば、このX′を既成分の右端のシンボルを取
り除いた最長の列に従って、 x=a−ab−aba−b−aa− と増分分解して、この増分分解された各成分系列を、既
成分系列に従って「成分の出た順番のインデックス」と
1次のシンボル」とで表現して符号化することになる。
上述の例で説明するならば、入力データの系列X″は、
成分系列″X”X=XoX+XtXsX−Xs” ” 
’x0#λ、X+−Xoa、Xt=X+b。
Xs−Xta、X4−Xsb、X5mLa。
但しλは空刺 た に分解さちくとになる。
これらのユニバーサル符号化方式では、処理対象となる
データを既成分に分解して表現することを特徴としてい
る。これに対して、文字コードデータにはバイト単位で
の周期的な規則性がある。
これから、ユニバーサル符号化方式により文字コードデ
ータを符号化すると、周期的に繰り返される長い文字コ
ードのピントパターンが有効に符号化されていくことで
、文字コードデータが効率的にデータ圧縮されるように
なるのである。
従来では、画像データについては、MH符号化方式やM
MR符号化方式に従ってデータ圧縮が実行され、他方、
文字コードデータについては、ユニバーサル符号化方式
に従ってデータ圧縮が実行されるという構成がとられて
いた。すなわち、ユニバーサル符号化方式は情報保存型
のデータ圧縮方法であり、データ圧縮時に情報源の統計
的な性質を予め仮定しないために種々のデータのデータ
圧縮に適用できるとされているが、画像データではシン
ボルの境界がないために、種々のパターンが均等に出現
することになって有効な圧縮率が得られないということ
になる。また、MMR符号化方式が画像データの2次元
の相関を利用してデータ圧縮しているのに対して、既存
のユニバーサル符号化方式では、1次元の相関を利用し
ているに過ぎないことから圧縮率が落ちるということに
なる。これから、従来では、画像データについてはユニ
バーサル符号化方式を用いずに、より高い圧縮率を実現
できるMH符号化方式やMMR符号化方式に従ってデー
タ圧縮を実行していたのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来技術では、上述のように、文字コードデータのデー
タ圧縮のためのユニバーサル符号器と、画像データのデ
ータ圧縮のためのMH符号器(あるいはMMR符号器)
という2種類の符号器を用意しなければならないという
問題点があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、画
像データに対して前処理を施すことで、文字コードデー
タとの間の統計的な性質の差異を整合させるようにして
、1つのユニバーサル符号器により有効なデータ圧縮を
実行できるようにする新たなデータ圧縮方式の提供を目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本発明のデータ圧縮方式で
は、行単位に従って順次読み取られていく文字コードデ
ータから、文字コードのコード単位と同じビット長をも
つデータを処理単位データとして切り出す処理単位デー
タ切出手段4と、走査ラインに従って順次読み取られて
いく画像データの符号化を、画像データの統計的性質を
利用しつつ処理単位データのビット長により表現される
固定長の符号コードに従って実行する固定長符号手段5
と、文字コードデータを符号化するときには、処理単位
データ切出手段4により切り出されていく処理単位デー
タの時系列データをユニバーサル符号化方式に従って符
号化するとともに、画像データを符号化するときには、
固定長符号手段5により求められていく固定長の符号コ
ードの時系列データをユニバーサル符号化方式に従って
符号化するユニバーサル符号器6とを備えるよう構成す
る。
そして、固定長符号手段5は、MH符号化方式のランレ
ングスコードに固定長の符号コードを割り付けて符号化
を実行する構成を採るとか、MMR符号化方式若しくは
MR符号化方式のランレングスコード及びモード種別に
固定長の符号コードを割り付けて符号化を実行する構成
を採ることが好ましい。
〔作用〕
本発明では、ワードプロセッサ等により作成される文字
コードデータをデータ圧縮するときには、文字コードデ
ータを処理単位データ切出手段4に対して入力するよう
処理する。この文字コードデータを受は取ると、処理単
位データ切出手段4は、文字コードのコード単位である
バイト単位のビット長に従って文字コードデータから処
理単位データとなるビットパターンを順次切り出して、
ユニバーサル符号器6に対して入力し、ユニバーサル符
号器6は、この処理単位データの時系列データをユニバ
ーサル符号化方式に従って符号化する。
この処理により、文字コードデータが持つバイト単位で
の周期的な規則性を利用して、文字コードデータに対し
て高効率なデータ圧縮を実行できることになる。
一方、画像データをデータ圧縮するときには、ラインイ
メージセンサ等により読み取られる画像データを固定長
符号手段5に対して入力するよう処理する。この画像デ
ータを受は取ると、固定長符号手段5は、例えばMH符
号化方式のランレングスコードに固定長の符号コードを
割り付けるとか、MMR符号化方式若しくはMR符号化
方式のランレングスコード及びモード種別に固定長の符
号コードを割り付けるとかいうように、画像データの統
計的な性質が反映される形式で入力されてくる画像デー
タに対して固定長の符号コードを割り付ける処理を行う
、そして、固定長符号手段5は、この順次割り付けてい
く固定長の符号コードをユニバーサル符号器6に対して
入力し、ユニバーサル符号器6は、この固定長の符号コ
ードの時系列データをユニバーサル符号化方式に従って
符号化する。この処理により、画像データより抽出され
た固定長の符号化コードが持つ周期的な規則性を利用し
て、画像データに対して高効率なデータ圧縮を実行でき
ることになる。
〔実施例〕
以下、実施例に従って本発明の詳細な説明する。
第1図に、本発明の一実施例を示す。図中、1は原稿で
あって、書画を含んだ画像データが記載されているもの
、2は画像データ読取手段であって、例えばラインイメ
ージセンサにより原稿1上の画像データを主走査ライン
方向に従って順次読み取るよう処理するもの、3は文書
データ作成手段であって、文字コードにより記述される
文書を作成するもの、4は処理単位データ切出手段であ
って、文書データ作成手段3により作成された文字コー
ドデータから、文字コードのビット幅(例えば8ビツト
)と同じビット長を持つデータを処理単位データとして
順次切り出すもの、5は固定長符号手段であって、第1
のシフトレジスタ51と第2のシフトレジスタ52とラ
ンレングス計数手段53とモード検出手段54とメモリ
手段55とを備えることで、画像データ読取手段2によ
り読み取られていく画像データの符号化を文字コードの
ビット幅と同しビット長により表現される固定長の符号
コードに従って実行するものである。
この第1のシフトレジスタ51は、符号化対象となるl
947分の画像データの白黒情報を格納し、第2のシフ
トレジスタ52は、前の処理サイクルにおいて第1のシ
フトレジスタ51に格納されていた画像データの白黒情
報を格納し、ランレングス計数手段53は、第1のシフ
トレジスタ51から現ラインの画素の白黒情報を1画素
ずつ入力して白あるいは黒の連続するランレングスを計
数し、モード検出手段54は、第1のシフトレジスタ5
1と第2のシフトレジスタ52との変化画素の接続関係
から、処理対象としている第1のシフトレジスタ51の
画素がMMR符号化方式におけるバスモード・垂直モー
ド・水平モードのいずれのモードにあるのかを検出し、
メモリ手段55は、ランレングス計数手段53により計
数されるランレングス値とモード検出手段54により検
出されるモード種別とにより特定される固定長の符号コ
ードの続出処理を実行する。
6はユニバーサル符号器であって、処理単位データ切出
手段4により切り出されていく処理単位データの時系列
データか、メモリ手段55から読み出されていく固定長
の符号コードの時系列データのいずれか一方をZiv−
Lempel符号等のユニバーサル符号化方式に従って
符号化するもの、7は切換手段であって、文字コードデ
ータを符号化するときには、処理単位データ切出手段4
により切り出されていく処理単位データをユニバーサル
符号器6に入力し、画像データを符号化するときには、
固定長符号手段5から出力されていく固定長の符号コー
ドをユニバーサル符号器6に入力していくものである。
第2図に、メモリ手段55が管理する固定長の符号コー
ドの一実施例を図示する。この実施例では、文字コード
のビット幅が8ビツトであることを想定して、第4図(
a)で説明したMH符号化方式のハフマン符号の白ラン
のターミネイテイング符号に、 “0゛°〜゛°63°′ の固定長の符号コードを割り付け、第4図(a)で説明
したハフマン符号の黒ランのターξネイティング符号に
、 “64゛〜“127″ の固定長の符号コードを割り付け、第4図(b)で説明
したハフマン符号の白ランのメイクアップ符号に、 128″〜“167 ” の固定長の符号コードを割り付け、第4図(b)で説明
したハフマン符号の黒ランのメイクアップ符号に、 “168”〜“207” の固定長の符号コードを割り付け、第6図で説明したM
MR符号化方式の各モードに、 208′〜″216″ の固定長の符号コードを割り付けるという例を開示しで
ある。なお、水平モードについては、MH符号化方式の
ハフマン符号を用いることで水平モードであることが分
かることから、省略することも可能である。
次に、このように構成される本発明の実施例の動作処理
について説明する。
文字コードデータを符号化するときには、ユーザは、切
換手段7を処理単位データ切出手段4側にセットする。
処理単位データ切出手段4が選択されると、文書データ
作成手段3により作成された文書データの文字データコ
ードが処理単位データ切出手段4に順次入力されること
になる。・この文字コードデータを受は取ると、処理単
位データ切出手段4は、文字コードデータから文字コー
ドのビット幅である8ビツト毎に処理単位データとなる
ビットパターンを順次切り出して、ユニバーサル符号器
6に対して入力するよう処理する。
このようにして、文字コードデータから切り出される8
ピントの処理単位データが順次人力されてくると、ユニ
バーサル符号器6は、上述したZiv−Lempel符
号のユニバーサル型のアルゴリズムや増分分解型のアル
ゴリズムに従って、この処理単位データの時系列データ
をユニバーサル符号化する。このユニバーサル符号1S
6による符号化処理により、文字コードが持つバイト単
位での周期的な規則性を利用して、文字コードデータに
対して高効率なデータ圧縮が実行されることになる。
一方、環1s1の画像データを符号化するときには、ユ
ーザは、切換手段7を固定長符号手段5側にセントする
。固定長符号手段5が選択されると、画像データ読取手
段2により読み取られる画像データが固定長符号手段5
に順次入力されることになる。この画像データを受は取
ると、第1のシフトレジスタ51は、それまで処理して
いた1ライン分の画像データの白黒情報を第2のシフト
レジスタ52にシフトして、新たに受は取る1ライン分
の画像データの白黒情報を格納する。
このようにして、第1のシフトレジスフ5Iに符号化対
象となる1ライン分の画像データの白黒情報が格納され
、第2のシフトレジスタ52に前の走査ラインの画像デ
ータの白黒情報が格納されると、モード検出手段54は
、第1及び第2のシフトレジスタ51.52の格納デー
タを参照することで、第5図で説明した符号化対象の変
化画素a、とこれに隣接する変化画素との位置関係から
、MMR符号化方式のパスモードにあるのか垂直モード
にあるのか水平モードにあるのかを検出する。
このとき、水平モードにあるときには、ランレングス計
数手段53は、符号化のために必要とされるランレング
ス値を計数する。そして、メモリ手段55は、この検出
されたモード種別とランレングス値とを受は取ると、第
2図に示した固定長の符号コードの中から対応する符号
コードを特定して、ユニバーサル符号器6に対して入力
するよう処理する。
このようにして、画像データから特定される8ビツトの
固定長の符号コードが順次人力されてくると、ユニバー
サル符号器6は、処理単位データ切出手段4より入力さ
れてくる処理単位データと同様の処理に従って、Ziν
〜Lempel符号のユニバーサル型のアルゴリズムや
増分分解型のアルゴリズムに従って、この8ピントの固
定長の符号コードの時系列データをユニバーサル符号化
する。このユニバーサル符号器6による符号化処理によ
り、画像データより抽出された固定長の符号化コードが
持つI′2FI期的な規則性を利用して、文字コードデ
ータと同様に画像データに対しても高効率なデータ圧縮
が実行されることになる。
このように、本発明では、画像データについては、文字
コードのピント幅により切り出されるビットパターンで
は周期的な規則性がなく、従って、これに対してユニバ
ーサル符号化したのではデータ圧縮率が高められないと
いうことを考慮して、周期的な規則性の反映された固定
長の符号コードにコード化してから、ユニバーサル符号
器5により符号化を実行するという構成を採るのである
すなわち、従来であれば、求められた固定長の符号コー
ドを出現し易いものについては短い符号コードに変換し
、出現し難いものについては長い符号コードに変換する
という可変長符号化処理をすることで、画像データのデ
ータ圧縮を実行していたのに対して、本発明では、求め
られた固定長の符号コードの周期性を利用して、ユニバ
ーサル符号器6により高い圧縮率のデータ圧縮を実行す
るよう構成するのである。
第1図の実施例では、固定長の符号コードとして、MM
R符号化方式の符号に対して1対1の番号を割り当てる
ものを想定して説明したが、MH符号化方式の符号に対
して1対1の番号を割り当てることで実装する場合には
、固定長符号手段5は、第2のシフトレジスタ52及び
モード検出手段54を備える必要はなく、この場合には
、メモリ手段55は、ランレングス計数手段53により
求められるランレングス値に従って対応する固定長の符
号コードを読み出していくよう処理することになる。
また、本発明では、固定長の符号コードとして、MMR
符号化方式やMH符号化方式の符号に対して1対1の番
号を割り当てるものに限られることはなく、別のランレ
ングス等の統計的性質を利用した圧縮方式の符号に対し
て1対1の番号を割り当てるものでもよいのである。こ
のとき、8ビツトでは足りないときには、第3図に示す
ように、2バイトを使用して、先頭のピントに“0”の
立つ第1バイトで、10゛°から’127°゛までのラ
ンレングス等を表し、先頭のビットにl”の立つ第2バ
イトで、“128゛から“’16383°“までのラン
レングス等を表すというように構成することで対応でき
ることになる。
以上図示実施例について説明したが、本発明はこれに限
定されるものではない。例えば、実施例では、符号化対
象のデータが文字コードデータか画像データのいずれか
一方であって、ユーザがその処理対象に合わせて切換手
段7をマニュアルで切り換えることで説明したが、ユニ
バーサル符号器6を2台備えるよう構成するとともに、
この2台に従って処理単位データ切出手段4の処理単位
データのユニバーサル符号と固定長符号手段5の符号コ
ードのユニバーサル符号とを並列して求めて、符号量の
少ない方を選択して出力するよう構成すれば、ユーザが
切換手段7を切り換える必要もなくなるとともに、文字
コードデータと画像データとが混合するようなときにも
対応できるようになる。
また、実施例では、ファクシミリ等のように画像データ
読取手段2により読み取られていく画像データに対して
適用するものを示したが、ファイルに格納されている画
像データに対してもそのまま適用できるのである。そし
て、実施例では、ユニバーサル符号器6は、Ziv−L
empel符号のユニバーサル型や増分分解型のアルゴ
リズムに従ってユニバーサル符号化処理を実行するもの
で説明したが、これ以外のユニバーサル符号化方式を用
いるものでもよく、例えばユニバーサル型のアルゴリズ
ムの改良型であるLZSS符号方式(T、C,Be1l
、’Better OPM/L Text Compr
ession”、IEEE Trans、 onCon
nun、、Vol、C0M−34,No、12. De
c、 (1986))や、増分分解型のアルゴリズムの
改良型であるLZW符号方式(T、A、 Welch、
”A Technique for High−Per
formanca Data Co5pression
”+Computer、 June(1984) )を
用いることも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、文字コードデー
タはユニバーサル符号化により8ビット単位に圧縮し、
画像データについては、統計的性質の揃った8ビット単
位の固定長の符号コードに変換した後にユニバーサル符
号化により圧縮することで、異なる性質のデータを1つ
のユニバーサル符号器により高い圧縮率をもってデータ
圧縮できるようになる。そして、MH符号化方式若しく
はMMR符号化方式に対応付けて固定長の符号コードを
生成するようにすれば、ランレングスの類似する系列や
直前ラインとの変化画素の接続関係の類似する網点画像
等を有効にデータ圧縮できるようになるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例、 第2図はメモリ手段が管理する固定長の符号コードの一
実施例、 第3図は固定長の符号コードの構成の説明図、第4図は
ハフマン符号の説明図、 第5図はMMR符号化方式の変化画素の説明図、第6図
はMMR符号化方式のモードの説明図、第7図はMMR
符号化方式の符号表の説明図、第8図はユニバーサル型
のアルゴリズムの説明図である。 図中、1は原稿、2は画像データ読取手段、3は文書デ
ータ作成手段、4は処理単位データ切出手段、5は固定
長符号手段、6はユニバーサル符号器、7は切換手段、
51は第1のシフトレジスタ、52は第2のシフトレジ
スタ、53はランレングス計数手段、54はモード検出
手段、55はメモリ手段である。 メモリ手段が管理する固定長の符号コードの一実施例第 図 固定長の符号コードの構成の説明図 第 図 ターミネイティング符号 ハフマン符号の説明図( ) 第 図(a) 11′1 ao:符号化走査線における参照変化画素あるいは開始
変化画素、その位置は直前の符号化モードで定められる
。符号化走査線の開始(左端)では。 aoは第1画素の直前(左)に仮想的に置いた画素とす
る。 a、:符号化走査線のa。の右にある次の変化画素、こ
れはaoと反対の色であり。 その次に符号化すべき変化画素である。 a2=符号化走査線のa、のさらに右にある次の変化画
素。 b、:参照走査線にあって+ aQの右にある次の変化
画素malと同じ色。 b2:参照走査線にあってlblの右にある次の変化画
素。 *但しl ao以外のaI+ a2+ b+、 b2が
ないときには、これらはそれぞれの走査線の最後(右端
)の画素の直後(右)に仮想的に考えた画素とする。 MMR符号化方式の変化画素の説明図 第5図 )M(・)はMH符号語を示す、白黒はそれぞれの色に
従う。 11)拡張モードにおいて、XXX=111は非圧縮モ
ードを指定する。 1ii)EOLにおいて1次の走査線が1次元符号化の
ときT = 1 +2次元のときT=0゜ MMR符号化方式の符号表の説明図 筒 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)文字コードデータと画像データとを1つの符号器
    に従ってデータ圧縮するよう処理するデータ圧縮方式で
    あって、 行単位に従って順次読み取られていく文字コードデータ
    から、文字コードのコード単位と同じビット長をもつデ
    ータを処理単位データとして切り出す処理単位データ切
    出手段(4)と、 走査ラインに従って順次読み取られていく画像データの
    符号化を、画像データの統計的性質を利用しつつ上記処
    理単位データのビット長により表現される固定長の符号
    コードに従って実行する固定長符号手段(5)と、 文字コードデータを符号化するときには、上記処理単位
    データ切出手段(4)により切り出されていく処理単位
    データの時系列データをユニバーサル符号化方式に従っ
    て符号化するとともに、画像データを符号化するときに
    は、上記固定長符号手段(5)により求められていく固
    定長の符号コードの時系列データをユニバーサル符号化
    方式に従って符号化するユニバーサル符号器(6)とを
    備えることを、 特徴とするデータ圧縮方式。
  2. (2)固定長符号手段(5)は、MH符号化方式のラン
    レングスコードに固定長の符号コードを割り付けて符号
    化を実行することを、 特徴とする請求項(1)記載のデータ圧縮方式。
  3. (3)固定長符号手段(5)は、MMR符号化方式若し
    くはMR符号化方式のランレングスコード及びモード種
    別に固定長の符号コードを割り付けて符号化を実行する
    ことを、 特徴とする請求項(1)記載のデータ圧縮方式。
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