JPH0370083A - Cad/cae一体型システム - Google Patents

Cad/cae一体型システム

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Publication number
JPH0370083A
JPH0370083A JP1205378A JP20537889A JPH0370083A JP H0370083 A JPH0370083 A JP H0370083A JP 1205378 A JP1205378 A JP 1205378A JP 20537889 A JP20537889 A JP 20537889A JP H0370083 A JPH0370083 A JP H0370083A
Authority
JP
Japan
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analysis
shape
cad
mesh
cae
Prior art date
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Pending
Application number
JP1205378A
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English (en)
Inventor
Keiji Kawasaki
川崎 敬二
Ritsuko Hirata
平田 律子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH0370083A publication Critical patent/JPH0370083A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、コンピュータを利用した設計システム(以
下、CADシステムと言う)およびコンピュータを利用
した解析システム(以下、CAEシステムと言う)に係
り、特にCADシステムおよびCAEシステムを有機的
に一体化したCAD/CAE一体型システムに関する。
〈従来の技術〉 従来、CAEシステムはCADシステムと分離して存在
している。そのため、CADシステムによって作成され
た形状データをCAEシステムによって解析する際には
、その解析対象の形状データに基づく形状を三角形ある
いは四角形の要素(以下、メツシュと言う)に細かく分
割し、夫々のメツシュに対してその形状データが表現し
ようとする物体の持つ物性値(例えば、熱伝導率など)
およびメツシュの境界条件(例えば、表面温度など)を
予め設定しておき、それらの物性値および境界条件等を
用いて、その形状データが表現しようとする物体の例え
ば熱伝導等の解析を行うのである。解析結果はポストプ
ロセッサで表示する。
解析結果を表示する際において上記物体の断面を表示し
たい場合には、予め断面の指示等をメツシュに設定した
後に解析を行うのである。また、ユーザが解析結果を見
て、解析結果に精度の悪い箇所を見いだした場合には、
その箇所を対話的に再分割してメツシュの再作成を行い
、再作成されたメツシュを再度解析して解析結果を表示
するのである。
その際に、上述のように、CAEシステムはCADシス
テムと分離して存在しているので、cAEシステムによ
る解析を行うためにはCADシステムによって作成され
た形状データをCAEシステム用のデータに変換する必
要がある。また、CAEシステムによる解析の結果形状
変更したい箇所が存在する場合には、−旦CAEシステ
ムによる解析を終了する。そして、CADシステムを起
動して形状データを変更して形状変更を行い、変更した
形状データをCAEシステム用のデータに変換する。そ
の後、再度CAEシステムを起動して上述のメツシュの
作成、物体の物性値の設定、境界条件設定および解析の
順に解析動作を実行する。
〈発明が解決しようとする課題〉 このように、従来、上記CADシステムとCAEシステ
ムとは分離して設けられているので、CAEシステムに
よって解析を行う際には、ユーザは形状データをCAE
システム用データに変換しなけばならないとう煩わしさ
がある。また、解析結果に基づく形状変更を行う際には
、CAEシステム終了、CADシステムの起動、形状デ
ータの変更、形状データのCAEシステム用データへの
変換、CAEシステムの起動、物体の物性値および境界
条件設定、解析という繁雑な処理を行う必要があり、処
理に膨大な時間が掛かるという問題がある。
さらに、解析の際には、各メツシュ上に夫々物性値およ
び境界条件を設定しなければならず、このような物性値
および境界条件を何百何千というメツシュ上にユーザが
設定するには限度があり、解析対象となる形状もある程
度制限されたものとなるという問題がある。
加えて、ユーザには、CAEシステムによる解析結果か
ら解析誤差を判断し、この判断結果に基づいてメツシュ
を再作成するための特別な技術が要求されるので、誰で
も簡単にCAEシステムを使用できないという問題もあ
る。
そこで、この発明の目的は、CADシステムによって作
成した形状データをそのまま使用でき、精度の良い解析
結果が早く得られ、ユーザが望む形状が早く得られ、雄
でも容易に利用することが可能なCAD/CAE一体型
システムを提供することにある。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この発明のCAD/CAE一
体型システムは、物体の形状を構築して形状データを生
成するモデリングシステムと、上記モデリングシステム
によって生成された形状データに基づく形状を、夫々に
物性条件が設定された複数の多角形の要素に細分割する
プリプロセッサシステムと、上記プリプロセッサシステ
ムによって細分割された上記要素に基づいて、上記物体
の物性を解析する解析システムと、上記解析システムに
よる解析結果を表示するポストプロセッサシステムと、
上記各モデリングシステム、プリプロセッサシステム、
解析システムおよびポストプロセッサシステムを制御し
て、設計/解析動作を行う制御部を備えたことを特徴と
している。
また、上記CAD/CAE一体型ノステムにおける上記
プリプロセッサシステムは、上記モデリングシステムに
よって形状データを生成する際に設定される物性値およ
び形状拘束に基づいて、上記形状を上記物性条件か設定
された要素に自動的に細分割することが望ましい。
また、上記CAD/CAE一体型ンステムのいずれかに
おける上記解析システムは、解析結果に基づいて上記要
素単位で解析誤差を算出し、この解析誤差が所定値以上
であるか否かを判定し、上記プリプロセッサシステムは
、解析誤差か所定値以上であるという情報を上記解析シ
ステムから受けて解析誤差が所定値以上である要素を自
動的に再分割し、より最適に細分割された要素を得るこ
とが望ましい。
また、上記CAD/CAE一体型システムのいずれかに
おける上記モデリングシステムは、上記ポストプロセッ
サシステムにおける表示結果に基づいて形状変更の必要
があると判定された場合に、一度構築した形状をパラメ
ータを変更することによって自動的に変更することが望
ましい。
また、上記CAD/CAE一体型システムのいずれかに
おける上記ポストプロセッサシステムは、上記解析シス
テムによる解析結果を対話的に表示することが望ましい
〈作用〉 モデリングシステムによって物体の形状が構築されて形
状データが生成される。そうすると、上記モデリングシ
ステムと制御部を介して有機的に結合されたプリプロセ
ッサシステムによって、上記形状データに基づく形状が
、夫々に物性条件が設定された複数の多角形の要素に細
分割される。
そして、上記モデリングシステムおよびプリプロセッサ
システムと上記制御部を介して有機的に結合された解析
システムによって、上記細分割された要素に基づいて上
記物体の物性か解析される。
そして、上記モデリングシステム、プリプロセッサシス
テムおよび解析システムと上記制御部を介して有機的に
結合されたポストプロセッサシステムによって、上記解
析システムによる解析結果が・表示される。
このように、CADシステムを構成する上記モデリング
システムとCAEシステムを構成する上記プリプロセッ
サシステム、解析システムおよびポストプロセッサシス
テムとは、上記制御部を介して有機的に一体に結合され
ているのでCADシステムによって生成された形状デー
タに基づいてCAEシステムによって解析を行う際に、
データの変換を必要とはしないのである。
また、上記CAD/CAE一体型システムにおいて、上
記プリプロセッサシステムは、上記モデリングシステム
によって形状データが生成される際に設定される物性値
および形状拘束に基づいて、上記形状を上記物性条件が
設定された要素に自動的に細分割するようにすれば、上
記物体の形状の如何に拘わらず物性条件が設定された要
素が自動的に得られる。
また、上記CAD/CAE一体型システムのいずれかに
おいて、上記解析システムは、上記要素単はで解析誤差
を算出して、この解析誤差が所定値以上であるか否かを
判別し、上記プリプロセッサシステムは、解析誤差が所
定値以上である要素を自動的に再分割するようにすれば
、常により最適に細分割された要素か得られる。
また、上記CAD/CAE一体型システムのいずれかに
おいて、上記モデリングシステムは、上記プリプロセッ
サシステムにおける表示結果に基づいて形状変更の必要
かある場合に、一度構築した形状をパラメータを変更す
ることによって自動的に変更ずろようにすれば、ユーザ
が望む形状が容易に得られる。
〈実施例〉 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図はこの発明のCAD/CAE一体型システムのブ
ロック図、第2図は上記CAD/CAE一体型システム
の構成図である。このCA D/CAE一体型システム
は、第2図に示すようにモデリングシステムl、プリプ
ロセッサシステム2.解析システム3およびポストプロ
セッサシステム4から構成される。
第1図および第2図において、上記モデリングシステム
lは形状作成機能と対話的なパラメトリック形状変更機
能を有し、物体形状の各頂点間の寸法、各稜線間の寸法
1体積2面積および重心等のパラメータを設定し、これ
らのパラメータに基づいて形状を決定する。上記プリプ
ロセッサシステム2は自動メツシュ作成機能とメツシュ
の自動最適化機能と境界条件設定機能を有し、物性値お
よび境界条件が設定されたメツシュを自動的に作成する
と共に、解析誤差が大き11と判定されたメツシュに対
しては自動的に再分割を行って最適なメツシュを作成す
る。
上記解析システム3は解析機能および解析誤差判定機能
を有し、解析誤差が大きいと判定したメツシュを再分割
するためにそのメツシュを表すデータ(以下、メツシュ
データと言う)をプリプロセッサシステム2にフィード
バックする。ポストプロセッサシステム4は内点データ
計算機能、任意断面のコンタ(等高線)表示機能および
グラフ表示機能を有する。
上記モデリングシステム1で物性値を含んで作成された
形状は、プリプロセッサシステム2でメッツュに分割さ
れる。その際に、作成された物性値を含む形状に境界条
件を直接設定した後に自動的にメツシュ作成を行うこと
によって、個々に物性値および境界条件等の物性条件が
設定されたメッツュに自動的に分割できるのである。こ
うして作成されたメッツュに対して解析システム3によ
って解析が実行され、解析結果がポストブロセッ→ノ゛
システム4によって任意断面のコンタ表示あるいはグラ
フ表示等が行われる。その後、解析誤差の判定が自動的
に行われ、解析誤差の大きなメツシュのメツシュデータ
がプリプロセッサシステム2にフィードバックされる。
一方、ポストプロセッサシステム4による表示の結果、
形状変更を必要とする場合にはその解析結果データがモ
デリングシステム1にフィードバックされ、このフィー
ドバックされた解析結果データに基づいて対話的に形状
変更か行われる。そして、この変更が行われた後の形状
データが再度プリプロセッサシステム2に送出されてメ
ツシュ作成が行われるのである。その際に、プリプロセ
ッサシステム2は以前に設定した物性値および境界条件
を記憶しているので、再度付は直す必要はないのである
上記モデリングシステム!、プリプロセッサシステム2
およびポストプロセッサシステム4は、第1図に示すよ
うに制御部6を介して汎用マンマシンインターフェース
5に接続されており、上記各システムのマンマシンイン
ターフェースは統一されている。したがって、各システ
ムに対する指示の与え方が同じ方法によって実施できる
第3図はモデリングシステム!、プリプロセッサシステ
ム2.解析システム3およびポストプロセッサシステム
4と上記各システムに係るデータおよび属性との関係を
示した図である。パラメトリック幾何形状データはモデ
リングシステムlで作成/変更が行われてパラメトリッ
ク幾何形状データ・ファイル7に格納され、その形状デ
ータはプリプロセッサシステム2および解析システム3
でメツシュ作戊あるいは解析の際に使用される。
また、メツシュデータはプリプロセッサシステム2で作
成/変更が行われ、解析結果データは解析システム3で
作成/変更が行われて夫々メツシュデータ/解析結果デ
ータ・ファイル8に格納され、そのデータはポストプロ
セッサシステム4で解析結果表示の際に使用される。
異なった物性値をもつ物体間の接続属性および物性値属
性はモデリングシステムlで設定/変更が行われ、プリ
プロセッサシステム2においてメツシュ作戊時に使用さ
れる。また、境界条件属性はプリプロセッサシステム2
で設定/変更が行われてメツシュ作戚時に使用される。
上記パラメトリック幾何形状データ・ファイル7とメツ
シュデータ/解析結果データ・ファイル8とは夫々独立
して存在している。こうすることによって各システムが
同時に両ファイル7.8をアクセスすることが可能にな
り、以下に述べるようなことが可能となる。すなわち、
ポストプロセッサシステム4においては、パラメトリッ
ク幾何形状データに基づく断面と解析システム3による
解析結果に基づく断面とを同時表示することによって、
解析結果をより早く正しく判断できる。さらに、解析計
算を実際に行っていない形状の内点の物性値計算にパラ
メトリック幾何形状データを利用することによって、メ
ツシュデータに基づいて内点の計算を行うより高速に計
算できる。また、プリプロセッサシステム2においては
、パラメトリック幾何形状データの物体を構成する面、
稜線。
頂点単位で境界条件を与えることが可能になり、パラメ
トリック幾何形状データに境界条件等のリスト、を持た
せることによって、後に作成されたメツシュに境界条件
を設定する必要がなく自動メツシュ作成を実行する際の
高速化が可能になる。
以下、モデリングシステム1.プリプロセッサシステム
2.解析システム3およびポストプロセッサシステム4
の動作について詳細に述べる。
第4図はモデリングシステム1において実施される形状
作成動作のフローチャートである。ここで、ポストプロ
セッサシステム4による表示結果に基づく形状変更を行
う場合には、ポストプロセッサシステム4からの解析結
果データがモデリングシステムlにフィードバックされ
て形状作成動作がスタートする。
ステップS1で、物体が持つ物性値が汎用マンマシンイ
ンターフェース5を介して対話的に設定される。
その際に、上記形状変更の場合であって、既に設定しで
ある物性値に変更がなければ物性値の設定を行う必要は
ない。
ステップS2で、物体の形状を構築して行く際に、各頂
点間の寸法値、各稜線間の寸法値3体積。
面積および重心値等の形状を規定するパラメータが汎用
マンマシンインターフェース5を介して対話的に設定さ
れる。
ステップS3で、上記ステップS2において設定された
パラメータに基づいて、モデリングシステムlが自動的
に形状を規定するのに必要十分な数の寸法拘束方程式が
作成される。
ステップS4で、上記ステップS3において作成された
寸法拘束方程式は非線形であるので、この方程式はニュ
ートン・ラフラン法によって解かれて形状が規定される
ステップS5で、上記ステップS4において規定された
形状に対して、対話的に立体集合演算、移動、複写およ
び回転等が行われて物体の物性値を含む形状が構築され
て行くのである。その際に、作成されたパラメトリック
幾何形状データおよび設定された異なった物性値を持つ
物体間の接続属性のデータは、プリプロセッサシステム
2に送出されてメツシュ形成の際に用いられる。また、
パラメトリック幾何形状データはパラメトリック幾何形
状データ・ファイル7に格納される。
その際に、ポストプロセッサシステム4における解析結
果から形状変更の必要があると判定された場合には、変
更すべきパラメータを上記ステップS2において変更し
、以下ステップ83〜ステツプS5において自動的に形
状を再構築していくのである。
上記ステップS5において実施される形状構築は次のよ
うにして実施される。すなわち、形状を構築して行く際
の立体集合演算、移動、複写9回転および面取り等の実
施手順が履歴として以下に例示するように記憶されてい
る。
履歴1:形状C−形状A十形状B 履歴2:形状E=形形状C構形状 但し、+は立体集合演算における和を示し、*は立体集
合演算における積を示す。
すると、この場合には第5図に示すように形状Aと形状
Bについて履歴l(すなわち、立体集合演算“和”)が
実行されて形状Cが求められ、次に形状Cと形状りにつ
いて履歴2(すなわち、立体集合演算“積”)が実行さ
れて形状Eが求められるのである。
この場合、第4図のフローチャートのステップS2にお
いてパラメータが再設定され、ステップS3およびステ
ップS4で形状が再規定された結果、形状Bが形状B゛
に変更された場合には、ステップS5においては記憶し
ている形状Bの形状データを自動的に形状B゛の形状デ
ータに置き換え、再度履歴1および履歴2を実行して形
状E゛を構築するのである。すなわち、ユーザはステッ
プS2において形状を規定するパラメータを変更するの
みで新しい形状を自動的に得ることができるのである。
したがって、ユーザが望む形状を容易に早く得ることが
できる。
第6図はプリプロセッサシステム2におけるメツシュ作
成動作およびメツシュの自動最適化動作のフローチャー
トである。モデリングシステム1によって作成されたパ
ラメトリック幾何形状データ。
異なった物性値を持つ物体間の接続属性のデータおよび
物性値属性のデータが入力されると、ステップS12で
、汎用マンマシンインターフェース5を介して対話的に
境界条件の設定が行われる。
その際に、プリプロセッサシステム2はモデリングシス
テムlと一体に結合されているため、モデリングシステ
ムlで作成されたパラメトリック幾何形状データに対し
てその形状データによる形状が持つ要素(頂点、稜線1
面、物体)単位で境界条件が設定できる。したがって、
以後に実行される自動メツシュ作成によって境界条件が
設定されたメツシュが自動的に得られ、自動メツシュ作
戊がが高速に行えるのである。また、従来のように、ユ
ーザが何百何千というメツシュに物性値および境界条件
を設定する必要がなく、そのため解析対象となる形状も
制限されない。すなわち、精度よく解析を行うことがで
きるのである。
ステップS12で、モデリングシステム1において設定
された異なった物性値を持つ物体間の接続関係属性のデ
ータに基づいて、二つの物体を接続している面および稜
線の箇所が同じメツシュに属するように、自動的に面の
分離とそれに伴う稜線の生成が行われる。
ステップS13で、」二記、ステップ51.2において
行われた面の分離とそれに伴う稜線の生成の結果に基づ
いてメツシュの自動作成が行われる。その結果生成され
たメツシュは解析システム3に送出されると共に、その
メツシュのメツシュデータはメツシュデータ/解析結果
データ・ファイル8に格納される。
ステップS14で、解析システム3から解析誤差の大き
いメツシュのメツシュデータがフィードバックされ、こ
のメツシュデータに係るメツシュの再分割が行われて最
適メツシュが作成される。そして、得られたメツシュが
再度解析システム3に送出される。
第7図は第6図のフローチャートにおけるステップS1
3の自動メツシュ作成動作の更に詳細なフローチャート
である。上述のステップS12において異なる物体間の
接続状態に基づいて物体の面が分離されて、実際の稜線
ではない仮稜線が生成されて、ステップS 131に入
る。
ステップS 131で、上記ステップS12において生
成された仮稜線を含む物体の全稜線上に一定間隔で節点
が発生される。
次に、物体を構成している各曲面に対して、ステップS
 132〜ステツプ5(35の処理が実行される。
すなわち、 ステップ8132で、稜線上(境界線上)の節点をパラ
メトリック曲線(UV平面)に写像して境界ループが生
成される。
ステップ5133で、上記ステップ5132において生
成された境界ループを格子平面上にあると考え、各節点
を格子平面上の最も近い格子点にl対lで対応付け、格
子点ループが設定される(第8図(a)参照)。
その際に、格子平面における格子間隔は、UV平面にお
ける節点間隔の平均値に設定される。
ステップ5134で、上記ステップS 133において
設定された格子点ループの内部にある格子点がUV平面
上における境界ループ内部に写像される。
そして、本ステップにおいて格子点を写像して得られた
節点および上記ステップ8132で写像された境界線上
の節点に基づいてメツシュが生成される(第8図(b)
参照)。
ステップ5135で、上記ステップ5134において生
成されたメツシュが実空間上に写像され、曲面上にメツ
シュが生成される(第8図(C))。
ステップS 136で、未処理の面があるか否かが判別
され、その結果未処理の面があればステップS H2に
戻って次の面の処理に入る。一方、そうでなければメツ
シュが解析システム3に送出される。
第9図に第6図のフローチャートにおけるステップ51
3(すなわち、第7図のフローチャートにおけるステッ
プS 131〜ステツプS 135)の自動メツシュ作
成によって作成された3次元物体の実空間上におけるメ
ツシュの一例を示す。
第1O図は解析システム3における解析動作および解析
誤差判定動作のフローチャートである。
ブリプロセッシステム2によって作成されたメツシュが
人力されると、 ステップS21で、メツシュに基づいて解析計算が行わ
れる。
ステップS22で、個々のメツシュに対して解析誤差が
求められる。
ステップS23で、上記ステップS22における解析誤
差計算結果に基づいて解析誤差の大きいメツシュが決定
される。
ミニで、上記ステップS22およびステップS23にお
いて実施される解析誤差の大小判定は次のようにして行
われる。すなわち、メツシュを構成する複数の頂点での
解析結果の平均値とそのメツシュの重心での解析結果と
の差が求められ、この求められた差の値が許容値よりも
大きければ解析誤差の大きなメツシュであるとするので
ある。
ステップS24で、解析誤差の大きなメツシュが有るか
否かが判別され、その結果有る場合にはプリプロセッサ
システム2に解析誤差の大きなメッ7ュのメツシュデー
タがフィードバックされ、そうでなければ解析結果デー
タがメツシュデータ/解析結果データ・ファイル8に格
納されると共に、ポストブロッセサ4に送出される。
・ 次に、第1O図のフローチャートにおけるステップ
S24で解析誤差の大きなメツシュであると判定された
メツシュに対して、第6図のフローチャートにおけるス
テップS14で実施されるメツシュの再分割方法につい
て、第11図にしたがって詳細に述べる。
まず、解析誤差の大きなメツシュ(第11図中、星のマ
ークで示したメツシュ10.II)を構成するエツジの
中間点に新しい頂点を設定する。そして、この新しく設
定された頂点に基づいてメツシュ10.11を第11図
(b)に示すようにして再分割する。すなわち、例えば
メツシュ10の場合には、新しく設定された頂点21.
頂点22およびメ・ノシュ11と共用の頂点23を新し
いエツジで結び4つのメツシュに再分割するのである。
解析誤差の大きいメツシュ11についても同様にして再
分割する。また、それに連れて、解析誤差の大きいメ・
ブシュ10,11に隣接してエツジを共用するメッシs
12,13.’14.15(第11図(a)参照)も新
しく設定された頂点21,22,24.25(第!I図
(b)参照)に基づいて再分割する。すなわち、例えば
メツシュ13の場合には新しく設定された頂点21とそ
の頂点21に対向している既に設定されている頂点28
とを結ぶエツジによって2つに再分割するのである。
このように、本実施例におけるメツシュの再分割方広に
おいては、解析誤差の大きいメツシュとそれに隣接する
メツシュのみを自動的に再分割するので、再分割される
メツシュの数を最小限にすることができる。また、隣接
するメッツュとの隣接関係を保ちつつ再分割することが
できる。したがって、常に最適なメツシュを自動的に作
成することができ、精度のよい解析結果を得ることがで
きる。
上述のように、本実施例のCAD/CAE一体型システ
ムでは、モデリングシステムlからなるCADシステム
とプリプロセッサシステム2.解析システム3およびポ
ストプロセッサシステム4からなるCAEシステムとを
、汎用マンマシンインターフェース5および制御部6を
介して有機的に一体に結合してCAD/CAE一体型シ
ステムを形成している。したがって、CADシステムで
あるモデリングシステムlによって形状を構築した際の
パラメトリック幾何形状データをそのまま使用してCA
Eシステムによって解析を行うことができる。したがっ
て、CADシステムおよびCAEシステム間におけるデ
ータの送受が容易であり、従来のように解析結果に伴う
形状変更の際に膨大な時間が掛かるということは全くな
く解析結果を早く得ることができる。そして、その際に
プリプロセッサシステム2は、モデリングシステムlに
よって作成されたパラメトリック幾何形状データ、物性
値および境界条件に基づいて、簡単に自動的に物性値お
よび境界条件が設定されたメツシュを得ることができる
。したがって、解析対象となる形状に制限がなく形状の
如何に拘わらず精度の良い解析結果が得られる。
また、上記プリプロセッサシステム2は、解析システム
3による解析結果に基づいて、解析誤差が大きい場合に
は自動的にメツシュを再分割するので、常に最適なメツ
シュを作成することができ、精度の良い解析結果を得る
ことができる。
さらに、ポストプロセッサシステム4に表示された解析
システム3による解析結果より形状を変更する必要があ
ると判定された場合には、モデリングシステム1におい
て上記解析結果に基づいてパラメータを変更するだけで
形状を自動的に変更できるので、ユーザが望む形状を容
易に早く得ることがてきる。
さらに、本実施例のCAD/CAE一体型システムは、
CADシステムおよびCAEンステムを有機的に一体化
することによって、メツシュ作成解析結果の判定、メッ
ツュの再分割および形状変更を自動的に実行できるよう
にしたので、ユーザは解析結果の判定やメソシュの再分
割等に特別の技術を必要どせず、誰でも容易に利用する
ことができる。
上記実施例においては、プリプロセッサシステム2にお
ける物性値と境界条件が設定されたメツシュの自動作成
機能、解析システム3とプリプロセッサシステム2とに
おけるメッツュの自動最適化機能、モデリングシステム
!における対話的な自動形状変更機能を備えているが、
かならずしもこれらの機能を総て備える必要はなく、い
ずれか一つあるいはその相み合わせを備えもよいことは
言うまでしない。
〈発明の効果〉 以上より明らかなように、この発明のCAD/CAE一
体型システムは、物体の形状を構築するモデリングシス
テムと、上記形状を物性条件が設定された要素に細分割
するプリプロセッサシステムと、上記要素に基づいて上
記物体の物性を解析する解析システムと、解析結果を表
示するポストプロセッサシステムとを制御部によって制
御して設計/解析動作を実施するので、CADシステム
である上記モデリングシステムによって作成された形状
データをそのまま用いて、上記プリプロセッサシステム
、上記解析システムおよびポストプロセッサシステムで
構成されるCAEシステムによって物体の物性を容易に
解析できる。
また、上記CAD/CAE一体型システムにおけるプリ
プロセッサシステムは、上記形状を上記物性条件が設定
された要素に自動的に細分割できるので、どのような形
状であっても物性条件が設定された要素に細分割でき、
解析対象となる形状が限定されず精度の良い解析結果が
早く得られる。
また、上記CAD/CAE一体型システムのいずれかに
おいて、上記解析システムは、要素単位で解析誤差を算
出し、この解析誤差が所定値以上である要素に対して上
記プリプロセッサシステムによって自動的に再分割する
ので、常に最適に細分割された要素が自動的に得られて
精度の良い解析結果が早く得られる。
また、上記CAD/CAE一体型システムのいずれかに
おけるモデリングシステムは、上記ポストプロセッサシ
ステムにおける表示結果に基づいて形状変更が必要と判
定された場合には、一度構築した形状を自動的に変更す
るので、ユーザが望む形状が早く得られる。
すなわち、上記CAD/CAE一体型システムは、CA
DシステムおよびCAEシステムを有機的に一体に結合
することによって、メツシュ作戊あるいは解析結果の判
定あるいはメツシュの再分割あるいは形状変更を自動的
に実行できるようにしたので、誰でも簡単に使用できる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のCAD/CAE一体型システムにお
ける一実施例の概略ブロック構成図、第2図は第1図に
おける構成図、第3図は第1図におけるモデリングシス
テム、プリプロセッサシステム、解析システムおよびポ
ストプロセッサシステムとこの各システムに係るデータ
および属性との関係図、第4図はモデリングシステムに
よる形成作成動作のフローチャート、第5図は第4図の
フローチャートにおける形状の構築動作の説明図、第6
図はプリプロセッサシステムによるメツシュ作戊動作の
フローチャート、第7図は第6図のフローチャートにお
ける自動メツシュ作成動作のさらに詳細なフローチャー
ト、第8図は自動メツシュ作戊の説明図、第9図は自動
メツシュ作成によって作成された3次元物体のメツシュ
の一例を示ず図、第10図は解析システムによる解析動
作および解析誤差判実動作のフローチャート、第11図
はメツシュ再分割の説明図である。 1・・・モデリングシステム、 2・・・プリプロセッサシステム、 3・・・解析システム、 4・・・ポストプロセッサシステム、 5・・・汎用マンマシンインターフェース、6・・・制
御部、 7・・・パラメトリック幾何形状データ・ファイル、8
・・・メツシュデータ/解析結果データ・ファイル。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)物体の形状を構築して形状データを生成するモデ
    リングシステムと、 上記モデリングシステムによって生成された形状データ
    に基づく形状を、夫々に物性条件が設定された複数の多
    角形の要素に細分割するプリプロセッサシステムと、 上記プリプロセッサシステムによって細分割された上記
    要素に基づいて、上記物体の物性を解析する解析システ
    ムと、 上記解析システムによる解析結果を表示するポストプロ
    セッサシステムと、 上記各モデリングシステム、プリプロセッサシステム、
    解析システムおよびポストプロセッサシステムを制御し
    て、設計/解析動作を行う制御部を備えたことを特徴と
    するCAD/CAE一体型システム。
  2. (2)請求項1に記載のCAD/CAE一体型システム
    において、 上記プリプロセッサシステムは、上記モデリングシステ
    ムによって形状データを生成する際に設定される物性値
    および形状拘束に基づいて、上記形状を上記物性条件が
    設定された要素に自動的に細分割することを特徴とする
    CAD/CAE一体型システム。
  3. (3)請求項1または請求項2のいずれかに記載のCA
    D/CAE一体型システムにおいて、上記解析システム
    は、解析結果に基づいて上記要素単位で解析誤差を算出
    し、この解析誤差が所定値以上であるか否かを判定し、 上記プリプロセッサシステムは、解析誤差が所定値以上
    であるという情報を上記解析システムから受けて解析誤
    差が所定値以上である要素を自動的に再分割し、より最
    適に細分割された要素を得ることを特徴とするCAD/
    CAE一体型システム。
  4. (4)請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のCAD
    /CAE一体型システムにおいて、 上記モデリングシステムは、上記ポストプロセッサシス
    テムにおける表示結果に基づいて形状変更の必要がある
    と判定された場合に、一度構築した形状をパラメータを
    変更することによって自動的に変更することを特徴とす
    るCAD/CAE一体型システム。
  5. (5)請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のCAD
    /CAE一体型システムにおいて、 上記ポストプロセッサシステムは、上記解析システムに
    よる解析結果を対話的に表示することを特徴とするCA
    D/CAE一体型システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009104456A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Honda Motor Co Ltd モデル設計システム
US8405655B2 (en) 2008-04-21 2013-03-26 Hitachi, Ltd. Geometric modeling system and optimization method for geometric fitting
JP2016071818A (ja) * 2014-10-02 2016-05-09 株式会社フジタ 3次元描画データを用いた構造解析データ生成方法及びプログラム
US9458541B2 (en) 2009-08-24 2016-10-04 Atotech Deutschland Gmbh Method for electroless plating of tin and tin alloys

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