JPH0369417A - 減圧保存装置 - Google Patents

減圧保存装置

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JPH0369417A
JPH0369417A JP18316189A JP18316189A JPH0369417A JP H0369417 A JPH0369417 A JP H0369417A JP 18316189 A JP18316189 A JP 18316189A JP 18316189 A JP18316189 A JP 18316189A JP H0369417 A JPH0369417 A JP H0369417A
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JP
Japan
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pressure
container
reducing device
lid
airtight container
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JP18316189A
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English (en)
Inventor
Toyohiko Takatsuki
豊彦 高槻
Atsushi Kirimoto
桐本 厚
Toshiyuki Nanba
利行 難波
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Zojirushi Corp
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Zojirushi Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は減圧保存装置、具体的には、密閉容器内に飲食
品その他の物品を収納し、その内部を威圧して保存する
装置に関する。
(従来の技術) 一般に、真空中若しくは減圧下では、酸化や分解あるい
は細菌の繁殖による腐敗が防止されるため、食品その他
の腐敗し易い物に減圧保存が利用され、例えば、缶詰、
レトルト食品等に採用されている。しかしながら、缶詰
装置やしトルト装置は、少量の食品を保存するには大き
過ぎて、一般家庭で気軽に減圧保存を行うことは困難で
ある。
しかも、これらの装置は、処理する食品の量が少なくな
ればなるほど、その運転効率が低下するという問題があ
る。
このため、食品をポリエチレン袋などの柔軟な袋に入れ
、空気抜きした後、気密的にシールする、食品の袋詰め
装置が開発されている。この装置は袋詰め食品を容易に
作ることができるが、袋内に多量の空気が残留するため
、食品を長期にわたって保存することは困難である。し
かも、この装置では液状食品を保存することは困難であ
る。
このような問題を解決するため、本出願人は、特願昭6
3−47654号にて、排気ポンプを備えた装置本体と
、その台上に気密的に配置され収納空間を形成する蓋体
とからなり、前記収納空間内に、逆止弁を備えた排気口
を有する密閉容器を収納し、排気ポンプで収納空間内を
減圧することによって密閉容器内の空気を排出させて減
圧し、減圧完了後、収納空間内に空気を満たして蓋体を
外し、減圧された密閉容器を取り出し、適当な場所に保
存できるようにした減圧保存装置を提案した。この装置
を使用する場合、まず、保存しようとする食品を密閉容
器に入れ、蓋をした後、これを装置本体と蓋体との間に
形成される収納空間に置き、密閉容器内の空気を排気ポ
ンプで排気を行う。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記減圧保存装置では、密閉容器内の空
気は、密閉容器と収納空間との圧力差によって排気され
る。従って、密閉容器に比へて著しく容量の大きな収納
空間内の空気を排気することが必要であるため、排気効
率が悪く、所定の圧力まで減圧するには長時間を要する
という問題がある。また、この減圧保存装置は卓上で使
用できるが、テーブル表面のかなりの面積を占めるため
、使用時あるいは不使用時に多大のスペースを必要とす
るという問題があった。
従って、本発明は、減圧保存装置の減圧効率を高めると
同時に、小型化を図ることを技術的課題とするものであ
る。
また、本発明は構造が簡単で操作の容易な減圧保存装置
を得ることを技術的課題とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前記課題を解決するための手段として、逆止
弁を備えた排気口を有する密閉容器と、該密閉容器内の
空気を前記排気口を介して排出する排気ポンプを備えた
減圧装置とで減圧保存装置を構成し、前記密閉容器およ
び減圧装置のいづれか一方に減圧装置の吸気口を密閉容
器の排気口に気密的に接続する接続手段を設け、前記減
圧装置および密閉容器のいづれかを他方の上に搭載する
ことにより両者を気密的に、かつ、着脱自在に接続する
ようにしたものである。
前記密閉容器の排気口は、減圧装置を密閉容器に搭載す
る場合には蓋に設けられ、減圧装置に密閉容器を搭載す
る場合には容器本体の底に設けられるが、減圧装置の小
型化を図る上では蓋に排気口を設けるのが好ましい。こ
の場合、蓋の中央部に排気口を設けるのが望ましく、ま
た、蓋に前記減圧装置の位置決めを行う溝を設ける一方
、減圧装置の底部にその吸気口よりも外側にあって前記
溝に係合する突起部を設けるのが望ましい。この突起部
は前記溝がない場合あるいは浅い場合、気密性を保証す
るため、その下端がシールリングの下端よりも短い長さ
にするのが好ましい。また、蓋に溝がある場合には、前
記突起部は、その下端がシールリングの下端よりも下に
位置し、減圧装置を平坦な場所に置いてもシールリング
は地上から浮いた状態にし、ゴミの付着や、損傷から保
護するのが望ましい。さらに、突起部は、人体などに吸
いつかないよう吸気口に近づけるのが望ましい。突起部
の形状は円弧状、環状、棒状の脚など任意の形状にする
ことができる。前記溝は任意の形状に形成することがで
きるが、環状にするのが好適である。
前記減圧装置の吸気口と密閉容器の排気口とを気密的に
接続する接続手段としては、一端側で減圧装置に当接し
てその吸気口を包囲し、他端側で密閉容器に当接してそ
の排気口を包囲する円筒状部材が採用されるが、シリコ
ンゴムその他の弾性材料からなるシールリングを用いる
のか好適である。
前記密閉容器は、減圧後、減圧装置を外してそのまま保
存することも可能であるが、不用意に逆止弁に触ったり
、蓋が開いて漏れが生じるのを防止するため保護カバー
を設けることが望ましい。
また、保護カバーを設ける代わりに、蓋にバルブハウジ
ングと、該バルブハウジングに螺合されるキャップを設
けても良い。この場合、バルブのステム上部をキャップ
に取り付け、そのステム下部を蓋の排気口でガイドする
ようにするのが好ましい。
減圧装置の排気ポンプは、手動式でも電動式でも良いが
、装置の小型化を図るようにするため、排気ポンプを電
動式とするのか好ましい。また、常に、一定の圧力まで
減圧できるようにするため、密閉容器内の圧力を検知し
、該圧力が設定値に達したときに排気ポンプを停止させ
る感圧式スイッチ機構を設けるのが望ましい。
(作用) 本発明の減圧保存装置は、例えば、容器本体内に飲食品
その他の保存物を入れ、逆止弁を備えた排気口を有する
蓋て容器本体を密閉した後、その蓋の」二に減圧装置を
置くと、減圧装置の自重により気密的接続手段により密
閉容器の排気口が減圧装置の吸気口に自動的に接続され
る。この場合、蓋に位置決め溝か設けてある場合には、
それに係合する減圧装置の突起部の作用により自動的に
位置が定まるか、位置決め溝が無い場合には手動で位置
合わせして、密閉容器の」二に減圧装置を載せれば良い
。この状態で、1J1.気ポンプを作動させると、減圧
装置側の負圧力により逆止弁が開閉され、排気口を介し
て密閉容器内部の空気か排気される。
密閉容器内が所定の圧力にまで減圧された後、排気ポン
プを停止させ、減圧装置を密閉容器から離脱させると、
大気圧の作用により逆止弁が閉じられ、密閉容器の減圧
状態が維持される。なお、感圧式スイッチ機構が設けて
ある場合、密閉容器内部の圧力が所定の設定値、例えば
、0.5気圧にまて低下すると、それを感圧式スイッチ
機構が感知し、排気ポンプを停止させる。
密閉容器保存時は、蓋を覆う保護カバーをすることによ
り、不用意に触れて逆止弁が開いたり、蓋と容器本体と
間のシールが不良となるのが防止される。
また、バルブハウジングを設け、これにキャップを螺合
させる構造にした場合、減圧装置を密閉容器から外した
後、キャップを閉めるようにすることに漏れが防止され
る。
以下、本発明の実施例について添付の図面を参照して説
明する。
(実施例) 第1図〜第3図は、本発明に係る減圧保存装置の一実施
例を示し、該装置は密閉容器1と、密閉容器1内の空気
を排出する減圧装置10とからなり、減圧装置10は密
閉容器」一に着脱自在に載置されている。
密閉容器1は、円筒状の容器本体2とM3とで構成され
、蓋3には容器本体2との嵌合部にシリコンゴムその他
の弾性材料からなるシールリング4か装着され、蓋3で
容器本体2の開口部を気密的に閉鎖するようにしである
。蓋3の中央部には排気口5が形成され、その排気口5
にきのこ状の逆止弁6が配設されている。また、M3の
」二部には、その中心を同軸に環状構7か形成され、後
述する減圧装置10の突起部と係合して密閉容器1に対
する減圧装置10の位置決めを行うようにしである。
減圧装置10は、吸気口11を有するベース12と、該
ベース12に配設された電動式す1気ポンプ13と、前
記ベース12にネジ止めされる胴部14と、該胴部14
に螺合されるキャンプ15とからなり、胴部14は排気
ポンプ13を収納するスペースと、電池16を収納する
スペースとに区画されている。
ベース12の底部には、環状リブ17と複数の位置決め
用の脚19が設けられ、環状リブ17はベース12の吸
気口11を包囲して逆止弁6の傘部よりも若干大径に形
成され、その下端のフランジ部には、吸気口11と排気
口5とを気密的に接続する気密的接続手段としてのシー
ルリング18が装着されている。
脚19は、密閉容器1の蓋3に設けられた溝7に対応す
る位置に円弧状に設けられ、減圧装置lOを密閉容器1
に載置した際、溝7の内側側壁に係合して密閉容器lに
対する減圧装置10の位置決めを自動的に行う。この脚
19の高さは、減圧装置10が密閉容器1に搭載されて
いない状態でシールリング18の下端よりも所定長だけ
短く設定され、減圧装置10を密閉容器1に搭載した際
、吸気口11と排気口5とが気密的に連結されるのを保
証するようにしである。
また、ベース12は、その上部の中央部に、吸気口11
から上方に伸張した吸気筒2oが形成され、その上端に
は排気ポンプ20の始動スイッチ20が装着されている
。吸気筒2oは、その」二部に排気口21が設けられ、
該排気口21は、第2図に示すように、フレキシブルチ
ューブ等の接続パイプ22、感圧スイッチ機構25およ
び接続パイプ23を介して排気ポンプ13の吸気口24
に接続されている。
前記感圧スイッチ機構25は、ベース12に設けられた
環状リブ26に装着された弾性材料製キャップ27と、
該キャップ27の上部に固定され、その伸縮に応じて上
下動する1字状アーム28と、モータ駆動回路用基板3
0に配設されたスイッチSW、とて構成されている。
前記排気ポンプ13は、シリンダ33とピストン34と
からなる公知シリンダ機構のもので、ピストン34はク
ランクシャフト32を介して電動モータ31により駆動
される。この電動モータ31は、例えば、第3図に示す
ような駆動回路で制御1 される。
この駆動回路は、吸気筒20の頂部に配設された始動ス
イッチSW1を押すことによりコンデンサC6に充電し
た後、その充電された電気量によってトランジスタTr
l、Tr2をオンさせて、リレーRyの常閉接点Noを
閉成させ、モータ31を駆動させるようにしたものであ
る。即ち、始動スイッチSW1を押すと、リレーRyの
常閉接点Noを介してコンデンサC2に電源16の電圧
が印加され、コンデンサC6が充電される。始動スイッ
チSWIが常閉接点NC側へ復帰すると、コンデンサC
7が電源として機能し、その電位が抵抗R9をトランジ
スタTr、のベースに印加されるため、トランジスタT
r、がオンし、それによってトランジスタTr、がター
ンオンされ、リレーRyが励磁される。このためモータ
回路が閉成され、排気ポンプ13が駆動され、密閉容器
1から逆止弁6を介して空気が排気される。
密閉容器内の圧力が低下するにつれてキャップ27と共
にアーム28が降下し、所定圧力にまで2 低下すると、スイッチSW、をオフさせるため、コンデ
ンサC6が完全に放電され、モータ31が停止する。な
お、密閉容器1から排気ポンプ13に至る流体路にリー
クがあった場合、コンデンサC1の電荷が抵抗R3を介
して放電されることにより自動的に停止される。この場
合の時間は、コンデンサC3と抵抗R9とにより定まる
時定数により決定される。
前記構成の減圧保存装置を使用する場合、容器本体1内
に飲食品その他の保存物を入れ、蓋3で容器本体1を密
閉した後、その蓋3の上に減圧装置lOを載せると、そ
の底部に設けた突起部19と溝7との作用により自動的
に位置決めされ、減圧装置の自重により気密的接続手段
としてのシールリング18が蓋3に押圧され、密閉容器
1の排気口5が減圧装置10の吸気口11に気密的に接
続される。
この状態で、ブツシュオンタイプの始動スイッチSW1
を押すと、前記駆動回路の働きにより排気ポンプ13が
動作し、吸気筒20内を減圧さぜるため、逆止弁6が解
放され、排気口5を介して密閉容器1内部の空気か排気
される。密閉容器1内の圧力が所定の圧力、例えば、0
.5気圧にまで減圧されると、前記感圧スイッチ機構2
5の作用により、モータ駆動回路が停止され、排気ポン
プ13が停止する。
減圧装置10が停止した後、減圧装置10を持ち」二げ
て密閉容器1から離脱させると、大気圧を受けて逆止弁
6が蓋3に押し付けられ排気口を密閉し、密閉容器を減
圧状態に維持する。このまま密閉容器1を保存すればよ
いか、保存時に誤って逆止弁6が開けられたり、転倒そ
の他の理由で蓋3が開いたりするのを防止するため、必
要に応じて、容器本体2に設けたネジ8に保護カバーを
螺合させて、逆止弁6およびシールリング4を保護した
のち、保存するのが望ましい。
食品を取り出す場合、逆止弁6の傘部を持ち上げて隙間
をつくり、密閉容器内の圧力を常圧にまであげた後、蓋
をはずせばよい。
第4図および第5図は、本発明に係る減圧保存装置の他
の実施例を示し、この実施例では、蓋3を容器本体2に
螺合させるようにする一方、その中央にバルブハウシン
グ40を設け、これにキャップ41を螺合させるように
したものである。シリコンゴムなどの弾性材料で形成さ
れた逆止弁6は、そのステム上部6bがキャップ41に
装着される一方、そのステム下部6cがM3の排気n5
てガイドされるようにしである。また、減圧装置の底に
環状リブ12bと同軸に環状の脚12aを設け、脚12
aの下端はシールリング42の下端よりも下に位置する
ようにしである。
使用に際しては、保存する食品を容器本体2に入れ、蓋
3を容器本体2の頂部に螺合する。このとき、容器本体
2と蓋3とはシールリング4でシールされる。次いて、
キャップ41を反時計方向に所定角度だけ回して該キャ
ップ41に設けた印(図示せず)、例えば、三角マーク
を蓋3に設けた排気位置を示す印(図示せず)、例えば
、三角マークに合わせる。これによりキャップ41は、
第5図に示す状態となり、その内面と逆止弁6の上面5 との間にギャップができ、逆止弁のフラップ部6aの」
二下動が可能となり、逆止弁6を介して密閉容器1内の
空気の排気が可能となる。次に、減圧装置10を蓋3の
所定位置に載せると、排気ポンプ13の吸気口が密閉容
器1の排気口に気密的に接続される。
キャップ15の中央部15aを押して始動スイッチSW
1を押し下げ、排気ポンプ13を作動させると、前記実
施例の場合と同様に、密閉容器1内の圧力が所定圧力に
減圧されるまて密閉容器1から空気か排気される。
排気か完了した後、減圧装置10を密閉容器lから外す
と、逆止弁6が空気の密閉容器1内への侵入を阻止する
ため、密閉容器1を減圧状態に維持することができる。
次いで、キャップ41を時計方向(こ回して閉めると、
逆止弁6がキャップ41の内面で押されて、弁と弁座と
の間がシールされる。これにより食品を減圧下で長期間
保存てきる。
密閉容器1を開ける場合、キャップ41を回して、バル
ブハウジング40内の弁6か持ち」二がる6 までキャップ41を回して、空気が密閉容器1内に流入
するようにすれば良い。
前記実施例の弁は、第6図に示すように、変形すること
も可能である。この実施例では、弁は、弁部材43と、
バルブハウジング40内に配設されたコイルバネ47と
からなり、弁部材43は」二部にストッパ4.4ヲ有し
、かつ、バルブハウジング40内の部分にディスク45
を有している。また、コイルバネ47はディスク45を
下方に押圧している。弁部材43の下部にはシールリン
グ46が配設され、ディスク45と弁座との間をシール
するようにしである。この実施例の減圧保存装置は、第
5図の弁機構を用いた場合と同じ操作で使用できる。
前記実施例ては、減圧装置を密閉容器に搭載する型式に
したので、密閉容器の排気口を蓋に設けているが、必ず
しもこれに限定されるものてはなく、容器本体の底部に
排気口を設け、密閉容器を減圧装置に搭載するようにし
ても良い。この場合、密閉容器の底面積が大きくなると
、減圧装置の上部面積を大きくする必要があり、減圧装
置の小型化を図れな(なることから、装置の小型化を図
る上では、減圧装置を密閉容器に搭載する型式にするの
が望ましい。
また、減圧装置の位置決め手段として、蓋に溝を設け、
減圧装置の底部に前記溝に係合する脚を設けているが、
必ずしもこれらに限定されるものではなく、その逆に蓋
に突起を設け、減圧装置の底部に溝若しくは凹所を設け
るようにしても良く、また、溝や突起の形状も任意のも
のを採用することができる。
さらに、前記実施例では、減圧装置の吸気口と密閉容器
の排気口とを気密的に接続する接続手段として、リング
状のシール部材を採用しているが、これに限定されるも
のではなく、一端側で減圧装置に当接してその吸気口を
包囲し、他端側で密閉容器に当接してその排気口を包囲
して両者を気密的に接続することができるものであれば
、任意のものを採用できる。
また、密閉容器が所定圧力にまで減圧された時、減圧装
置を停止させる手段として、機械的な感圧式スイッチ機
構を設けているか、必ずしもこれに限定されるものでは
なく、排気ポンプから密閉容器に至るまでの通路に圧力
センサーを配設して密閉容器内の圧力をそれに対応する
電気的信号に変換し、該検出信号を予め設定された基準
圧力に対応する基準電圧とコンパレータて比較して、検
出信号が基準電圧以上若しくは以下になったとき出力さ
れる信号によりモータを停止させるようにしても良い。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、密閉容器が減圧
装置の吸気口に直接接続され、密閉容器内の空気が排気
ポンプで直接排気されるため、排気効率を著しく向上さ
せることができると同時に、減圧保存装置を小形化する
ことができる。
また、本発明によれば、排気ポンプを備えた減圧装置を
密閉容器上に載せるだけで両者間の位置決めおよび接続
を行えるので、操作が極めて簡単である。
=19 さらに、減圧後、保護カバーを装着することにより若し
くはキャップを閉めることにより、逆止弁が不用意に開
けられることがなく、漏れを生じる恐れがなく、長期に
わたって密閉容器内部か減圧状態に維持されるため、酸
化、分解を生しさせることなく、食品等を保存できる。
また、密閉容器を減圧した後、減圧装置を密閉容器から
脱着できるので、密閉容器の蓋の排気口および位置決め
溝の位置を共通化すれば、1台の減圧装置を複数の密閉
容器と組み合わせて使用でき、容器の形状の制限もない
、など優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る減圧保存装置の実施例を示す断面
図、第2図はその要部を示す概略斜視図、第3図はその
排気ポンプの駆動回路を示す図、第4図は本発明に係る
減圧保存装置の他の実施例を示す断面図、第5図は第4
図のA部拡大断面図、第6図はその変形例を示す断面図
である。 1〜密閉容器、2〜容器本体、3〜蓋、4〜シ0 −ルリング、5〜排気口、6〜逆止弁、7〜溝、10〜
減圧装置、11〜吸気口、12〜ベース、13〜排気ポ
ンプ、14〜脚部、15〜キヤツプ、16〜電源、17
〜環状リブ、18〜シールリング(気密的接続手段)、
19〜脚(突起部)、20〜吸気筒、21〜排気口、2
2.23〜接続パイプ、25〜感圧スイッチ機構、24
〜排気ポンプの吸気口、40〜バルブハウジング、41
〜キヤソブ、6b〜ステム上部、6C〜ステム下部、4
1〜キヤツプ、42.46〜シールリング、44〜スト
ツパ、45〜デイスク、47〜コイルバネ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)逆止弁を備えた排気口を有する密閉容器と、該密
    閉容器に着脱自在に搭載され前記排気口を介して密閉容
    器内を減圧する排気ポンプを有する減圧装置とからなり
    、前記密閉容器および減圧装置のいづれか一方に減圧装
    置の吸気口を密閉容器の排気口に気密的に接続する接続
    手段を設け、前記減圧装置および密閉容器のいづれかを
    他方の上に搭載することにより両者を気密的に、かつ、
    着脱自在に接続してなることを特徴とする減圧保存装置
  2. (2)前記密閉容器が、容器本体と、中央部に排気口を
    備えた蓋とからなり、前記減圧装置がその底部の中央部
    に吸気口を備えている請求項1記載の減圧保存装置。
  3. (3)前記蓋が、減圧装置の位置決めを行う溝を有し、
    減圧装置が該減圧装置を前記密閉容器の蓋に搭載した際
    に前記溝に係合する突起部を有する請求項2記載の減圧
    保存装置。
  4. (4)前記溝が環状の溝である請求項3記載の減圧保存
    装置。
  5. (5)前記接続手段が弾性材料からなるシールリングで
    あって、減圧装置に設けてある請求項1〜4のいずれか
    一に記載の減圧保存容器。
  6. (6)前記密閉容器が、減圧後、密閉容器を漏れから防
    止する保護カバーを有する請求項1〜5のいづれか一に
    記載の減圧保存容器。
  7. (7)前記蓋がキャップを螺合されるバルブハウジング
    を有し、前記バルブがそのステム上部をキャップに取り
    付けられ、そのステム下部を蓋の排気口でガイドされる
    ようにしてなる請求項1〜5のいずれか一に記載の減圧
    保存装置。
JP18316189A 1989-04-05 1989-07-14 減圧保存装置 Pending JPH0369417A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

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JP8630089 1989-04-05
US355,017 1989-05-22
US07/355,017 US4984611A (en) 1989-04-05 1989-05-22 Vacuum storage device

Publications (1)

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JPH0369417A true JPH0369417A (ja) 1991-03-25

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ID=26427452

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JP18316189A Pending JPH0369417A (ja) 1989-04-05 1989-07-14 減圧保存装置

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