JPH0368899A - 劣化重水中の放射性核種除去装置 - Google Patents

劣化重水中の放射性核種除去装置

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JPH0368899A
JPH0368899A JP20379189A JP20379189A JPH0368899A JP H0368899 A JPH0368899 A JP H0368899A JP 20379189 A JP20379189 A JP 20379189A JP 20379189 A JP20379189 A JP 20379189A JP H0368899 A JPH0368899 A JP H0368899A
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cartridge filter
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dehumidifier
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JP20379189A
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Satoshi Morita
聡 森田
Taizo Kato
加藤 泰三
Mikiya Fujii
幹也 藤井
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Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は劣化重水中の放射性核種除去装置に関するもの
である。
(従来技術) 新型転換炉等冷却材又は減速材として重水を使用した原
子力発電所において、その重水を浄化するためにイオン
交換樹脂が使用される。イオン交換樹脂を重水系内で使
用する場合、使用前に重水化と称する商品中の重水分を
重水と置換する操作及び廃棄時には軽水化と称するトリ
チウムを含む重水を軽水に置換する操作が必要となる。
廃棄時の操作において重水と軽水の混った劣化重水が生
じるが、この劣化重水中にはトリチウムの他に浄化時に
吸着した放射性核種が混入する。劣化重水は、アップグ
レイダーと称する同位体濃縮装置で99.8%程度に濃
縮され回収される。
従来アップグレイダーの前処理系は劣化重水中のCo−
60イオンを除去し、さらにフィルターで固形状のCo
−60を除去する構成となっている。この装置では使用
するイオン交換樹脂は重水分を含んだま)廃棄すること
ができないので、軽水化操作を実施する必要があり、こ
の時イオン交換樹脂の2〜3倍量の劣化重水が生じる。
更に使用済みイオン交換樹脂の移送は通常水移送で行な
われるので、5〜6倍量の放射性核種を含む廃水が生じ
る。
又廃棄イオン交換樹脂は通常雑固体の焼却炉で焼却する
ことが困難であり、貯蔵タンクに貯蔵される。なお、フ
ィルターは乾燥処理後雑固体として貯蔵される。即ちイ
オン交換樹脂による従来の方式では、使用済イオン交換
樹脂及び使用前後の処理時の大量の放射性の廃水が生じ
るという問題がある。
(発明により解決しようとする課題) 本発明は上記アップグレイダーにおけるAI量の蓄積防
止を目的として行う劣化重水中のCo−60等の放射性
核種の除去装置をコンパクト化し、かつ取扱い易くする
ことを目的とするものである。
(発明による課題の解決手段) 劣化重水中のCo−60金属性の放射性核種の除去にお
いて、オキシンを添着した活性炭を充填したカートリッ
ジフィルタを通して劣化重水中のイオン及び固形物を除
去する回路と、該回路内の前記カートリッジフィルタ内
の重水分を含んだ活性炭を乾燥させるため脱湿器及び加
熱器を備えた乾燥回路とを有することを特徴とする。
(実施例) 図に基いて説明する。劣化重水1を配管aから粉末オキ
シン添着活性炭のカートリッジフィルタ2に通水し、こ
SでCo−60の放射性核種を除去し、配管すでアップ
グレイグー3に移送する。
粉末オキシン添着活性炭のカートリッジフィルタ2は本
出願と同時に本出願人が出願したもので、第2図又は第
3図に示すように、Co−60イオン除去に有効なオキ
シンを活性炭に添着した可燃性の粉末オキシン炭12で
粒度分布を50〜200メツシユに調整したものをカー
トリッジ11内又は11aとllbとの間に充填し、処
理原液の入口15に100μ重程度のプレフィルタ13
を、処理液の出口に数μmのポストフィルタ14a、 
14bを装着したものである。
オキシン添着炭カートリッジフィルタ2の使用後、弁を
開いてカートリッジフィルタ2内の重水を配管Cを経て
劣化重水回収タンク4にドレインする。
しかるのち、圧縮機10を起動して脱湿器(例えばモレ
キュラーシーブ充填器)5により乾燥した空気を加熱器
6により加熱して配管d、e系によりカートリッジフィ
ルタ2に送気して、オキシン添着活性炭の重水分を空気
側に移す。この空気中の重水分は脱湿器5に吸着され、
再び乾燥空気としてカートリッジフィルタ2に送気する
次に脱湿器5にて吸着された重水は、圧力差又は温度差
を利用して再生される。重水を含む再生ガスは配管fを
へて凝縮器7に送られ、こ)で冷却されて、劣化重水と
して劣化重水タンク4に回収される。8はブラインチリ
ングユニットである。
脱湿器5は2塔用意して交互に使用することにより、連
続してオキシン炭カートリッジフィルタ2を乾燥するこ
とができる。これらの脱湿器5は公知のものを使用する
ので、詳細は省く。
乾燥空気による乾燥が終了すると、オキシン炭カートリ
ッジフィルタ2は取り外し、その全て又は大部分を交換
する。そして取り外したオキシン炭カートリッジフィル
タ2の全て、又は大部分は焼却して減容される。
劣化重水回収タンク4に回収された劣化重水はポンプ9
によりオキシン炭カートリッジフィルタ2に再び通水し
た後、アクプグレイダーに移送される。
以上説明したように、オキシン炭カートリッジフィルタ
2によって劣化重水中のCo−60等の金属性放射性核
種のイオン及び固形物(クラッド)を除去し、次に放射
性核種を吸着し、重水分を含むオキシン炭カートリッジ
フィルタを乾燥し、乾燥完了後にカートリッジフィルタ
を取外し、全て又はその大部分を焼却して減容処理する
ようにした。
(効果) l)従来Go−60等金属性核種のイオン及び固形物を
各々の機能を持つ別々の装置で処理していたが、これを
オキシン炭カートリッジフィルタ1つで両機能を持たせ
て処理できるようにしたので、装置の簡略化が可能とな
った。
2)オキシン炭カートリッジフィルタを乾燥処理するこ
とにより、更に低濃度で多量の劣化重水の発生をなくす
ることができる。
3)乾燥後、焼却減容することにより廃棄物の発生を低
減できる。
4)従来の如く使用済吸着剤の移送によって生じていた
放射性核種を含む廃水の発生をなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を示す。 第2図と第3図はカートリッジフィルタの2つの例を示
す。 図において; 1 劣化重水 2 カートリッジフィルタ 3 アップグレイダー 4 劣化重水回収タンク 5 脱湿器     6 加熱器 71縮器 8 ブラインチリングユニット 9 ポンプ     10  圧縮機 11  カートリッジ  12  粉末オキシン炭13
  プレフィルタ 14a、14b  ボストフィルタ 15  (原液処理液の)入口 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 劣化重水中のCo−60等金属性の放射性核種の除去装
    置において、オキシンを添着した活性炭を充填したカー
    トリッジフィルタを通して劣化重水中のイオン及び固形
    物を除去する回路と、該回路内の前記カートリッジフィ
    ルタ内の重水分を含んだ活性炭を乾燥させるため脱湿器
    及び加熱器を備えた乾燥回路とを有することを特徴とす
    る劣化重水中の放射性核種除去装置。
JP20379189A 1989-08-08 1989-08-08 劣化重水中の放射性核種除去装置 Expired - Fee Related JPH0740078B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100451058B1 (ko) * 2002-02-16 2004-10-02 (주)세영엔디씨 라돈 제거장치

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