JPH0368836A - 熱機械分析装置 - Google Patents

熱機械分析装置

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JPH0368836A
JPH0368836A JP20495889A JP20495889A JPH0368836A JP H0368836 A JPH0368836 A JP H0368836A JP 20495889 A JP20495889 A JP 20495889A JP 20495889 A JP20495889 A JP 20495889A JP H0368836 A JPH0368836 A JP H0368836A
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JP
Japan
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sample
force
displacement
temperature
measured
Prior art date
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Pending
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JP20495889A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sugiyama
毅 杉山
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MC SCI KK
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MC SCI KK
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Publication date
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  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は熱機械分析装置に関するもので、更に詳細に
は、試料に機械的力を加えつつ試料の種々の温度におけ
る熟的性質を分析する熱機械分析装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来のこの種の熱機械分析装置として、一般に、一端を
固定した試料の他端側に検出体の一端を結合又は接触さ
せ、この検出体の他端側から上記試料に引張り力又は押
圧力を加えつつ上記試料の種々の温度における上記検出
体の変位量を観測することにより上記試料の熱機械的性
質を分析するものが知られている゛(特公昭53−26
982号公報参照)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のこの種の装置においては、測
定対象となる試料の両端に引張り力若しくは押圧力を加
えることができるものであることが前提となるため、温
度変化に応じて次第に軟化若しくは固化するような試料
についてその全過程についての熱機械分析に必要な情報
を得ることが事実上不可能であった。すなわち、上述の
ように、最後に完全に溶融して液状になるような試料、
あるいは、測定の初めにおいては液状をなすような試料
等については、上記前提が崩れてしまうがらである。
上記問題を解決する手段として、例えば繊維状担体に試
料を含浸させ、この繊維状担体に捩じり応力を加え、そ
のときに繊維状担体に生ずる捩じれ変形量を測定するな
どの装置も考えられる。
しかしながら、この種の装置においては、測定結果に繊
維状担体の熱機械的性質による影響が含まれることにな
るため、必ずしも試料の正確な熱機械的性質を測定する
ことができなかった。しかも、捩じり応力を印加し、捩
じれ変形量を求めるという原理を実際に適用する場合に
は、極めて複雑な構造・機構が必要となると共に、複雑
な測定手段も必要となる。すなわち、例えば上記繊維状
担体の下端に錘を吊るし、この繊維状担体上端部から捩
じり応力を加えたときに生ずる錘の捩じり減衰振動を各
温度で測定し、この測定結果を解析するなどの極めて煩
雑な測定及び解析が必要であった。
したがって、簡単なWa造・機構により温度変化に応じ
て完全に溶解若しくは固化するような試料についてその
全過程についても容易に測定できる熱機械分析装置の開
発が望まれている。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、この発明の熱機械分析装置
は、試料の温度を変化させつつ試料の熱機械的性質を分
析するものであって、少なくとも上記試料を挾持状に保
持する保持体と、この保持体にて保持される上記試料内
に挿入される測定部材と、上記測定部材を一定方向に往
復移動する検出棒とを具備し、上記検出棒に力検出手段
と変位検出手段とを連結すると共に、上記保持体の周囲
には温度制御手段を配設し、かつ、上記力検出手段及び
変位検出手段からの信号と温度制御手段への信号を比較
測定手段にて測定するものである。
この発明において、上記保持体は少なくとも試料を挾持
状に保持するものであれば任意のものでよく、例えば試
料が温度変化に応じて固体あるいは固溶体を維持するも
のである場合には適宜間隔をおいて対峙する一対の保持
板にて形成され、試料が液体あるいは温度変化に応じて
液状になる場合には容器にて形成される。
上記測定部材は上記保持体にて保持される試料内に押入
されて上記検出棒の往復移動により試料内を往復動する
ものであれば棒状のものであっても差支えないが、好ま
しくは試料との接触面積が可及的に広くなるような形態
、例えば板状、放射板状、筒状等のものにて形成する方
がよい。
上記検出棒は上記測定部材を一定方向に往復移動するも
のであれば、その往復駆動手段や往復案内手段等は任意
のものであっても差支えなく、例えば往復駆動手段を、
制御回路からのON、OFF信号に基いて励磁、非励磁
する励磁コイルと磁石とから成る力発生手段にて形成す
ることができ、また、往復案内手段として、例えば相対
する2組のリンクを平行四辺形に形成する平行運動機構
を用いる他、検出棒を摺動可能に案内するガイド部材等
にて形成することができる。
上記力検出手段は上記測定部材及び検出棒に負荷される
圧力を検出するもので、例えばロードセル等の圧力測定
装置にて形成することができる。
また、」−記変位検出手段は」1記測定部材及び検出棒
の往復移動変位を検出するもので、例えば固定される差
動I・ランスと検出棒に固定される可動片材とで構成さ
れる。
加えて、上記比較測定手段は操作信号を上記力発生手段
と温度制御手段に伝達すると共に、上記力検出手段及び
変位検出手段からの信号を受信して、操作信号に基くデ
ータと受信の測定値とを比較演算する中央演算処理装置
(CPU)を含む制御回路にて形成することができる。
[作用] 上記の構成において、保持体にて保持される試料内に挿
入される測定部材を検出棒を介して一定方向に往復移動
すると共に、試料に温度変化を与えると、試料の温度変
化に応じて試料の機械的性質が変化し、この試料の機械
的性質の変化に対応して測定部材及び検出棒の力変位及
び変位量が変化する。そして、上記力変位及び変位量の
検出値と温度変化とが比較演算されて、試料の熱機械的
性質を分析することができる。
[実施例コ 以下にこの発明の実施例を図面に基いて詳細に説明する
第1図はこの発明の熱機械分析装置の第一実施例の概略
椙成図、第2図は第1図のI[−n断面図が示されてい
る。
この発明の熱機械分析装置は、測定対象物である試料A
を保持する保持体1と、この保持体1にて保持される試
料A内に挿入される測定部材3と、測定部材3を一定方
向く図において垂直方向〉に往復移動する検出棒5とを
具備し、検出棒5には力検出手段4と変位検出手段16
が連結され、保持体1の周囲には温度制御手段18が配
設され、かつ、力検出手段4及び変位検出手段16から
の信号と温度制御手段18への信号が比較測定手段であ
る制御回ll1119にて比較演算処理されるようにな
っている。
上記保持体1は、第3図に示すように、断面ハツト状の
固定基板1aの対向する両側にねじ1bをもって固定さ
れる一対のステンレス製の保持板lc、lcにて形成さ
れており、これら保持板1c、lc間に熱硬化性あるい
は熱溶融性の試料A(例えば方向性のある粘性を有する
パン生地等)を挾持状に保持し得るようになっている。
また、この保持体上は固定部Elに固定された断面略半
円形状の半円葭型の支持管2の底部2aに載置されると
共に、支持管2の下方がら底部2aを貫通して保持体1
の固定基板1aにねじ結合する取付ねじ22にて固定さ
れている。
上記測定部材3は上記保持板1cより小寸法のステンレ
ス製板状基部3aと、この板状基部3aの上端側に突出
する取付片3bとで構成され、そして、取付片3bが固
定ねじ3cをもって上記検出棒5の下端部に装着された
取付部材5bに吊り下げられた状態に固定されている。
上記検出棒5はステンレス製の丸棒にて形成されており
、この検出棒5の上端部はロードセル等でI成される力
検出手段4の下端部に固定され、この力検出手段4の上
端部には連結杆5aが固定されると共に、この連結杆5
aの上端部には固定部Elに固定されているコイル6a
内に配設された棒状磁石6bが固定されている。この場
合、上記コイル6aと棒状磁石6bとによって上記測定
部材3を保持体1内に向って進退移動する力発生手段7
が構成されている。
また、上記連結杆5aは平行運動機構8に連結されて垂
直方向に確実に移動し得るようになっている。この場合
、平行運動機構8は、固定部E3に固定された支持部材
10に支点11を中心として回転自在に支持されると共
に、一端部が支点9により連結杆5aに枢着される主ビ
ーム12と、この主ビーム12と平行に配設されて、そ
の両端がそれぞれ上記支持部材10及び連結杆5aに支
点14.15をもって枢着される副ビーム13とで構成
されている。なおこの場合、上記主ビーム12の他端部
には錘12aが取り付けられると共に、錘12aが取り
付けられている端部には固定部E5に固定されたダンパ
17の可動部17aが取り付けられている。
一方、上記検出棒5には、固定部B4に固定されている
差動トランス16aの可動片材16bが固定されている
。この場合、差動トランス16aと可動片材16bとで
変位検出手段16が構成されている。
また、上記支持管2の保持体1を載置した部位の外周に
は加熱及び冷却手段等を含む温度制御手段18が配置さ
れている。
そして、上記温度制御手段18並びに変位検出手段16
の差動トランス16a、力検出手段4及び力発生手段7
を構成するコイル6aはそれぞれCPUを内蔵する比較
測定手段を構成する制御回路■9に電気的に接続されて
おり、また、この制御回路19には操作手段20及び表
示手段21が電気的に接続されている。この場合、上記
制御回路19は操作手段20から入力された各種の指令
、例えば、上記温度制御手段18をいかなる温度カーブ
で制御するか、あるいは、上記測定部材3にどのような
力を加えるかなどの指令を、上記力検出手段4の検出値
を取り入れながら上記コイル6aに流す電流及び上記温
度制御手段18に流す電流を加減するなどして実行する
と共に、この検出手段4の検出値、あるいは、上記変位
検出手段16で検出される変位量その他の観測結果を上
記表示手段21に送出して表示を行なわせるものである
次に、上記のように構成されるこの発明の熱機会分析装
置により、試料Aであるパン生地の温度変化による熱機
械的性質を測定する場合について説明する。
まず、試料Aを測定部材3の板状基部3aの両面に張り
付けると共に、2枚の保持板1c、lc間に挾持し、ね
じ1bをもって保持板1c、lcを固定基板1aに固定
する。次に、保持体lを支持管2の底部2aに載置して
下方から取付けねじ22により支持管2に固定すると共
に、固定ねじ3cにより測定部材3を検出棒5に固定す
る。
そして、上記操作手段20から所定の指令を制御回路1
9に入力することにより、制御回路19からの信号が温
度制御手段18及び力発生手段7に伝達され、温度制御
手段18により上記試料Aの温度が所望の条件に従って
変化されつつ、力発生手段7により測定部材3に所望の
押圧力及び弓張り力が加えられて、検出棒5に負荷され
る力が力検出手段4により測定されると共に、検出棒5
の変位量が変位検出手段i6により測定される。
測定された検出値は制御回路1つに送られ、この制御回
路19のCPUによって上記温度制御手段′1.8と力
発生手段7に伝達されたデータと測定された検出値とが
比較演算処理されて各温度における試料の熱機械的性質
が解析され、その値を表示手段21にて表示することが
できる。
なお、上記実施例では試料がパン生地のような固体、固
溶体の場合について説明したが、必ずしも試料は固体や
固溶体である必要はなく、液体あるいは温度変化に応じ
て液状になる試料、例えば、バター、チーズ等について
も同様に測定することができ、この場合には、第4図に
示すように、上記保持体lを測定部材3を挿入し得る容
器にて形成すればよい。このように保持体1を容器にて
形成することにより試料が固体、液体のいずれであって
も使用することができる。
また、上記測定部材3は必ずしも板状のものである必要
はなく、例えば第5図に示すように、2枚の保持板3a
、3aを十字状に組付けた放射板状にて形成することも
でき、その他、試料Aとの接触面積を広くできるような
筒状のような形態等任意のものであってもよい。
なお、第4図及び第5図において、その他の部分は一ヒ
記第−実施例と同じであるので、同一部分には同一符号
を付してその説明は省略する。
[発明の効果] 以上に説明したように、この発明の熱機械分析装置によ
れば、少なくとも試料を挾持状に保持する保持体と、こ
の保持体にて保持される試料内に挿入される測定部材と
、測定部材を一定方向に往復移動する検出棒とを具備し
、検出棒に力検出手段と変位検出手段とを連結すると共
に、保持体の周囲には温度制御手段を配設し、かつ、力
検出手段及び変位検出手段からの信号と温度制御手段へ
の信号を比較測定手段にて測定するため、簡単な′!f
4遣・機mによって温度変化に応じて完全に溶融若しく
は固化するような試料についてもその全過程の熱機械分
析を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第(図はこの発明の熱機械分析装置の一実施例の概略構
成図、第2図は第1図の■−■断面図、第3図は一実施
例にお□ける保持体と測定部材を示す斜視図、第4図は
この発明における保持体の別の実施例を示す斜視図、第
5図はこの発明における保持体のさらに別の実施例を示
す斜視図である。 符号説明 A・・・試料、1・・・保持体、2・・・支持管、3・
・・測定部材、4・・・力検出手段、5・・・検出棒、
7・・・力発生手段、16・・・変位検出手段、18・
・・温度制御手段、19・・・制御回路(比較測定手段
〉。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 試料の温度を変化させつつ試料の熱機械的性質を分析す
    るものにおいて、少なくとも上記試料を挾持状に保持す
    る保持体と、この保持体にて保持される上記試料内に挿
    入される測定部材と、上記測定部材を一定方向に往復移
    動する検出棒とを具備し、上記検出棒に力検出手段と変
    位検出手段とを連結すると共に、上記保持体の周囲には
    温度制御手段を配置し、かつ、上記力検出手段及び変位
    検出手段からの信号と温度制御手段への信号を比較測定
    手段にて測定することを特徴とする熱機械分析装置。
JP20495889A 1989-08-08 1989-08-08 熱機械分析装置 Pending JPH0368836A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20495889A JPH0368836A (ja) 1989-08-08 1989-08-08 熱機械分析装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP20495889A JPH0368836A (ja) 1989-08-08 1989-08-08 熱機械分析装置

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Publication Number Publication Date
JPH0368836A true JPH0368836A (ja) 1991-03-25

Family

ID=16499126

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20495889A Pending JPH0368836A (ja) 1989-08-08 1989-08-08 熱機械分析装置

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JP (1) JPH0368836A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5370457A (en) * 1992-10-12 1994-12-06 Seiko Instruments Inc. Thermomechanical analyzer
JP2007023145A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Achilles Corp ポリ乳酸系樹脂軟質フィルム
JP2007211063A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Kokuyo S&T Co Ltd 硬質物品の貼付方法及び転写式粘着材料

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