JPH0368683A - ブライン組成物 - Google Patents

ブライン組成物

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Publication number
JPH0368683A
JPH0368683A JP1204608A JP20460889A JPH0368683A JP H0368683 A JPH0368683 A JP H0368683A JP 1204608 A JP1204608 A JP 1204608A JP 20460889 A JP20460889 A JP 20460889A JP H0368683 A JPH0368683 A JP H0368683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brine
ethylene glycol
weight
corrosion inhibitor
range
Prior art date
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Pending
Application number
JP1204608A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Tokuno
吉宣 徳野
Hiroshi Otsuka
大塚 宏
Kazuo Yamauchi
和夫 山内
Seiji Kuroda
黒田 征司
Tsuneyoshi Fujii
藤井 恒良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO FINE CHEM KK
Nippon Shokubai Co Ltd
Tokyo Fine Chemical Co Ltd
Original Assignee
TOKYO FINE CHEM KK
Nippon Shokubai Co Ltd
Tokyo Fine Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by TOKYO FINE CHEM KK, Nippon Shokubai Co Ltd, Tokyo Fine Chemical Co Ltd filed Critical TOKYO FINE CHEM KK
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Publication of JPH0368683A publication Critical patent/JPH0368683A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はブライン組成物に関する。詳しくは化学工業、
食品工業薬品工業、化粧品工業、空調設備の冷凍設備お
よび冷却設備の伝熱媒体に使用するブライン組成物に関
するものである。
(従来の技術) 従来、化学工業、食品工業、機械工業、薬品工業、化粧
品工業、空調設備の冷凍設備および冷却設備の伝熱媒体
は、フロン、アンモニアを直接使用する方法と、塩化カ
ルシウム水溶液、エチレングリコール、プロピレングリ
コールを間接的に使用する方法が知られている。
(発明が解決しようとする問題点〉 伝熱媒体であるブラインとして塩化カルシウム水溶液が
一般的に使用されているが冷凍設備および冷却設備を構
成する金属を腐食するため装置の耐久性が短い問題があ
る。これに対して伝熱媒体であるブラインとして、エチ
レングリコールおよびプロピレングリコールは塩化カル
シウム水溶液に比較し耐蝕性に優れいる。しかしブライ
ンとして、2〜20重量%の低濃度のエチレングリコー
ルを長期にわたって使用する冷凍設備および冷却設備の
ブラインは細菌、バクテリア、微生物等により分解、酸
化等にによりブラインの性能の劣化と共に悪臭の発生が
顕著となり、作業環境が悪化する。さらに冷凍設備およ
び冷却設備を構成する金属を腐食するため装置の耐久性
が短い問題がある。
本発明は2〜20重量%の低濃度のエチレングリコール
を長期にわたって使用する冷凍設備および冷却設備のブ
ラインが冷凍設備および冷却設備を構成する金属を腐食
させない、しかも腐敗および悪臭を発生させないブライ
ンを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は2〜20重量%のエチレングリコール水溶液か
らなるブラインにおいて、 (A)イソチアゾリン系化合物 (B)防蝕剤 を含有し、pHが7.0〜11.0の範囲であることを
特徴とするブライン組成物に関するものである。
−a的に使用されるエチレングリコールとしてはモノエ
チレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール等が単独あるいは混合して用いられている
。これらの中で特にモノエチレングリコールを主剤とす
るブラインが使用される。
モノエチレングリコール水溶液の濃度は2〜20重量%
、好ましくは3〜10重量%の範囲である。
モノエチレングリコール水溶液の場合、2重量%で−0
,6°Cl2O重量%で−8,0℃までの凍結防止効果
が得られる。
エチレングリコールは空気と接触することにより、また
細菌、バクテリア、微生物等により酸化され、酸性のア
ルコール類またはエチレングリコールの酸化物が生成す
る。この酸性のエチレングリコールは冷凍設備および冷
却設備を構成する各種金属の腐食を著しく促進する。冷
凍設備および冷却設備を構成する各種金属の腐食は腐食
生成物析出(−1着による熱伝導率の低下あるいは管部
の閉塞等の起こす原因となる。
本発明に用いるイソチアゾリン系化合物としては、2−
メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−
2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、1.2−
ベンズイソチアゾリン−3−オン、2−オクチル−4−
イソチアゾリン−3−オンなる群から選ばれる少なくと
も1種が使用できる。
本発明に用いるイソチアゾリン系化合物は抗菌力を有し
ており、ブラインに少量添加するだけで、腐敗性有機物
に起因する悪臭、腐食等の諸問題が解決される。また、
同時に金属腐食性が極めて少ないので発錆を防ぐ面から
も大変有利となる。
したがって本発明のイソチアゾリン系化合物および臭素
化合物を含有するブラインは長期にわたって使用が可能
であり冷凍設備および冷却設備を構成する金属を腐食し
ないため装置の耐久性が向上する。さらに作業環境の改
善に役立つものである。
イソチアゾリン系化合物の使用量はブライン使用時の濃
度として10重量ppm以上、10〜2000ppmで
あれば良いが、特に100〜11000ppの濃度範囲
が長期間にわたって抗菌力を発揮する。
また本発明のイソチアゾリン系化合物を含有するブライ
ンは使用前の保存においても腐敗による変質を防ぐこと
ができるので商品安定剤としても効果がある。
エチレングリコールを主成分とするブラインはエチレン
グリコールそのものに防食効果がないため腐食抑制剤が
添加される。
本発明に用いる防食剤としては、有機系の塩や無機系の
塩が使用される。たとえば、硼酸塩、亜硝酸塩、硝酸塩
、リン酸塩、硅酸塩、安息香酸塩、メルカプトベンゾチ
アゾールのナトリウム塩、ベンゾトリアゾール、メチル
ベンゾトリアゾール、トリエタノールアミン、ジェタノ
ールアミン、モノエタノールアミン、トリイソグロバノ
ールアミン、ジイソプロパノールアミン、モノイソグロ
バノールアミン、シクロヘキシルアミン、エチレンジア
ミン、ヒドラジン、ピリジン、モルホリン等から選ばれ
る少なくとも一種添加したものが使用される。これらの
中で代表的なものは、硼酸塩、亜硝酸塩、硝酸塩、安息
香酸塩、リン酸塩、ベンゾトリアゾールを挙げることが
できる。
本発明の硼酸塩としては、ナトリウム、カリウム等のア
ルカリ金属の塩を用いることができる。
添加量は使用時の濃度として0.01〜0.40重量%
、好ましくは0.02〜0.30重量%の範囲である。
本発明の亜硝酸塩としては、ナトリウム、カリウム等の
アルカリ金属の塩を用いることができる。
添加量は使用時の濃度として0.005〜0.40重量
%、好ましくはo、oi〜0.30重量%の範囲である
本発明の安息香酸塩としては、ナトリウム、カリウム等
のアルカリ金属の塩を用いることができる。添加量は使
用時の濃度として0.01〜0゜80重量%、好ましく
は0.05〜0.60重量%の範囲である。
本発明のリン酸類としては、リン酸およびその塩類が挙
げられる。正リン酸のほかにリチウム、ナトリウム、カ
リウム等のアルカリ金属の第1〜第3塩を用いることが
できる。添加量は使用時の濃度として0.01〜3.0
重量%、好ましくは0.03〜2.01量%の範囲であ
る。
本発明のプライン組成物のPH調整は通常の塩基性物質
が使用できるが、pH調整のアルカリ物質としては、好
ましくはナトリウム、カリウム等のアルカリ金属の水酸
化物が用いられる。PHの調整範囲としては7.0〜1
1゜0、好ましくは7.5〜10.5の範囲である。
本発明のプライン組成物はシリコンオイル、高級脂肪酸
エステル等の消泡剤を添加することができる。
本発明のプライン組成物は−8,0’Cから50℃まで
の広い温度範囲で各種間接熱交換器による熟aまたは冷
媒として使用できる。たとえば化学工業、食品工業、機
械工業、薬品工業、化粧品工業、空調設備の冷凍設備お
よび冷却設備の冷媒、冷凍倉庫、貯蔵タンク、アイスス
ケート場の冷媒、冷凍設備の霜取り用、冷却塔不凍液、
融水剤、融氷設備の熱媒、低温恒温槽の冷媒、寒冷地の
セントラルヒーティングシステム用熱媒、氷蓄熱システ
ムの冷熱媒等の分野に使用できる。
表−1のプライン組成物に種菌(腐敗液)を1mJ/1
接種した後、30℃で30日間培養を行ない、腐敗によ
る外観変化および生菌数を測定した。
(実 施 例) 次に本発明のプライン組成物について実施例を挙げてさ
らに詳細に説明するが、本発明はこれだけに限定される
ものではない。
〈金属腐食試験方法〉 JIS−に−2234(不凍液)に準じて35℃で33
6時間、空気の吹き込みは毎分100mjで試験前後の
各金属片の質量を測定し質量の変化を求めた。試験片の
材質はJIS−に−2234に規定したもので、アルミ
ニウム板はJIS−H−4000に規定のA3003P
を用いた。
試験片の質量の変化はmm/年に換算した。
〈腐敗試験方法) 実施例 1〜2 表−1の配合物を水道水96重量部またはモノエチレン
グリコール4f!量部に表−1の配合比にて溶解し、両
液を混合した。
各サンプルについてつぎの金属腐食試験および腐敗試験
測定を行なった。
結果は表−1の通りであった。
比較例 1〜4 表−1の配合物を水道水96重量部またはモノエチレン
グリコール4重量部に表−1の配合比にて溶解し、両液
を混合した。
各サンプルについてつぎの金属腐食試験および腐敗試験
測定を行なった。
結果は表−1の通りであった。
(発明の効果) 2〜20重量%のエチレングリコール水溶液からなるブ
ラインにおいて、 (A)イソチアゾリン系化合物 (B)防蝕剤 を含有し、P Hが7.0〜11.0の範囲であるブラ
イン組成物は冷凍設備および冷却設備のブラインが冷凍
設備および冷却設備を構成する金属を腐食させない、し
かも腐敗および悪臭を発生させない効果が著しく改善さ
れるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2〜20重量%のエチレングリコール水溶液から
    なるブラインにおいて、 (A)イソチアゾリン系化合物 (B)防蝕剤 を含有し、pHが7.0〜11.0の範囲であることを
    特徴とするブライン組成物。
JP1204608A 1989-08-09 1989-08-09 ブライン組成物 Pending JPH0368683A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1204608A JPH0368683A (ja) 1989-08-09 1989-08-09 ブライン組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1204608A JPH0368683A (ja) 1989-08-09 1989-08-09 ブライン組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0368683A true JPH0368683A (ja) 1991-03-25

Family

ID=16493284

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1204608A Pending JPH0368683A (ja) 1989-08-09 1989-08-09 ブライン組成物

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JP (1) JPH0368683A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0368682A (ja) * 1989-08-08 1991-03-25 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd ブライン組成物

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0368682A (ja) * 1989-08-08 1991-03-25 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd ブライン組成物

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