JPH036824B2 - - Google Patents

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JPH036824B2
JPH036824B2 JP57111320A JP11132082A JPH036824B2 JP H036824 B2 JPH036824 B2 JP H036824B2 JP 57111320 A JP57111320 A JP 57111320A JP 11132082 A JP11132082 A JP 11132082A JP H036824 B2 JPH036824 B2 JP H036824B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire
scanning
nozzle
concave mirror
source
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57111320A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS592760A (ja
Inventor
Yoshifusa Saito
Hiroshi Nakayama
Hisao Fukui
Naoya Matsuoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
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Publication date
Application filed by Hochiki Corp filed Critical Hochiki Corp
Priority to JP11132082A priority Critical patent/JPS592760A/ja
Publication of JPS592760A publication Critical patent/JPS592760A/ja
Publication of JPH036824B2 publication Critical patent/JPH036824B2/ja
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)
  • Fire Alarms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、焦電素子等の火災検出センサで検出
した火源の方向に放水ノズルを向けて消火剤を放
射するようにした消火ロボツトに関する。
本願発明者等は、この種の消火ロボツトとして
例えば第1図に示すようなものを提案している。
第1図において、架台1の上部には水平回転走
査用のパルスモータ2が設けられ、パルスモータ
2の回転軸にセンサ回転台3を取り付け、センサ
回転台3上に垂直回転走査用のパルスモータ4を
設け、またセンサ回転台には赤外線を検知する焦
電素子5を備えた凹面鏡6と放水ノズル7が設置
され、パルスモータ2によるセンサ回転台3の水
平回転で凹面鏡6及び放水ノズル7を水平回転走
査し、一方、パルスモータ4により凹面鏡6及び
放水ノズル7を垂直回転走査できるようにしてい
る。
その動作は、定常時にはパルスモータ2,4に
よる水平及び垂直方向の回転走査で火災を監視し
ており、監視走査中に凹面鏡6の焦電素子5で火
源よりの赤外線が検出されると、火源の検出方向
に向けて放水ノズル7の向きをセツトし、消火ロ
ボツト8の起動により消火剤タンク9よりの消火
剤を火源に向けて放射するようにしている。
しかしながら、このような消火ロボツトにおい
ては、火災検出用の凹面鏡6と放水ノズル7が同
じパルスモータ2,4により水平及び垂直方向に
駆動走査されるようにしていたため、凹面鏡6の
火災検出角度と放水軌道を考慮した放水ノズル7
の放射角度が相違することから検出火源に向けて
放水ノズル7をセツトした消火剤の放射中には、
凹面鏡6の焦電素子5による消火の確認ができ
ず、そのため、放水ノズル7による消火剤の放射
を一定時間行なつて停止し、消火剤の放射を停止
した状態で凹面鏡6を検出火源に向けて消火を確
認するようにしており、消火と確認が同時に行な
えないために、必要以上に消火剤を放出したり、
あるいは、消火が完了していない段階で確認のた
め一時的に消火剤の放出る停止するため、火が燃
え広がつてしまう恐れがあつた。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされた
ので、火災検出センサの駆動走査機構と放水ノズ
ルの駆動走査機構を個別に設けることにより、消
火剤の放射中であつても火源の監視を同時に行な
つて消火を確認でき、更に検出火源の近傍の監視
走査により火災の延焼状況を放水と同時に検出し
て放水ノズルの方向を変えることのできる消火能
力の高い消火ロボツトを提供することを目的とす
る。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明の一実施例を示した斜視図であ
る。まず構成を説明すると、10は据付け用の基
台であり、基台10の内部に制御回路部11、消
火ポンプ12及び消火剤タンク13が内蔵され
る。
基台10に載置した架台14上には水平回転走
査用のパルスモータ15a,15bが並設され、
パルスモータ15aの回転軸にはセンサ回転台1
6が取付けられ、また、パルスモータ15bの回
転軸にはノズル回転台26が取付けられる。セン
サ回転台16には垂直回転走査用のパルスモータ
18aが設けられ、プーリ19a、ベルト20a
及びプーリ21aを介して軸22に回転を伝え、
回転軸22には赤外線を検出する焦電素子25を
備えた凹面鏡24が軸着される。一方、パルスモ
ータ15bのノズル回転台26には、同じく垂直
回転走査用のパルスモータ18bが設けられ、プ
ーリ19b、ベルト20b及びプーリ21bを介
し放水ノズル27を垂直方向に回転走査するよう
に構成している。
第3図は第2図の実施例における制御回路部1
1の一実施例を示したブロツク図である。
まず構成を説明すると、30はマイクロコンピ
ユータであり、マイクロコンピユータには、パル
スモータ15a,18aにより火災検出センサ、
すなわち焦電素子25を備えた凹面鏡24を水平
及び又は垂直方向に回転走査するセンサ走査プロ
グラム、火災検出時に火源の検出方向に放水ノズ
ル27を向けるためにパルスモータ15b,18
bを駆動するためのノズル制御プログラム等が予
め記憶されている。
このマイクロコンピユータ30には、焦電素子
25の検出出力が入力インタフエース31を介し
て入力接続され、また出力インタフエース32
a,32bを介してセンサ走査用のパルスモータ
15a,18a及びノズル走査用のパルスモータ
15b,18bに対し制御出力が与えられ、更に
出力インタフエース33を介して消火ポンプ用モ
ータ34に制御出力を与えている。
次に第4図の動作フローを参照して本発明の作
用を説明する。
まず消火ロボツトの電源を投入すると、ブロツ
クaに示す初期設定が第3図のマイクロコンピユ
ータ30で行なわれ、次いでブロツクbの監視走
査を開始する。
この監視走査は、パルスモータ15a及び18
aの駆動により焦電素子25を備えた凹面鏡24
を水平及び又は垂直方向に回転走査するもので、
例えば、略水平に向けた凹面鏡24を基準位置か
ら360゜水平回転して基準位置へ戻つたときに下向
きに一定角度だけ垂直回転し、次いで逆方向に
360°水平回転して基準位置に戻し、以下同様に水
平及び又は垂直の各回転走査を最も下向きになる
位置まで繰り返して初期位置に戻し、これを繰り
返すことで消火ロボツトの設置点を中心とした
360゜方向を監視している。
このような監視走査中に、凹面鏡24の焦電素
子25が火源からの赤外線を検出したとすると、
火源検出時の垂直走査角を保つたまま凹面鏡24
を水平回転の基準位置に戻して再び回転走査し、
火源を検出したときの水平走査角をパルスモータ
15aの駆動パルスの計数等により求める。
次に、火源方向となる水平走査角を保つたまま
パルスモータ18aの駆動で凹面鏡24を最も下
向きとなる方向(垂直基準位置)にセツトした後
に上向きに回転走査し、火源を検出したときの垂
直走査角をパルスモータ18aの駆動パルス数の
計数等により求める。
このようにブロツクdで検出された火源の方向
を示す水平走査角及び垂直走査角に基づいてブロ
ツクeでパルスモータ15b,18bの駆動走査
が行なわれ、ブロツクdで検出した火源の方向に
放水軌道を考慮した放射角度で放水ノズル27を
セツトし、セツト完了後に消火ポンプ12を起動
して火源に向けて消火剤タンク13よりの消火剤
の放出を開始する。
一方、放水ノズル27の制御とは別に、凹面鏡
24の焦電素子25による火源の監視が並行して
行なわれ、火源の状況をリアルタイムで検出し、
消火が確認されると放水ノズル27による消火剤
の放水を停止し再びブロツクbに戻つて監視走査
を行なうようになる。
尚、ブロツクgにおける放水中の火源監視とし
ては、凹面鏡24を検出火源の方向に固定的に向
けておかず、検出火源の方向を中心とした一定の
検出領域内で凹面鏡24を水平及び垂直方向に駆
動走査し、最初に検出した火源の近傍も併せて監
視することで火災の拡大を検知し、放水ノズルの
セツト方向での消火が確認されたら消火中に検出
された他の火源の方向に放水ノズルをセツトして
延焼を食い止めるようにすることが望ましい。
また、第2図の実施例では、架台14の上部に
凹面鏡24と放水ノズル27を横に配設して個別
に駆動走査するようにしているが、他の実施例と
して凹面鏡24と放水ノズル27を縦方向に配設
し、凹面鏡24の監視領域と放水ノズル27の放
出方向が相互に妨げられないようにすることが望
ましい。
更に、上記の実施例は固定的に設置される消火
ロボツトを例にとるものであつたが、本発明はこ
れに限定されず、走行駆動機構を有する自走式の
消火ロボツトについても同様に適用することがで
きる。
以上説明してきたように、本発明によれば、火
災検出センサの駆動走査により検出した火源の方
向に放水ノズルを向けて消火剤を放射する消火ロ
ボツトに於いて、火災検出センサの駆動走査機構
と放水ノズルの駆動走査機構とを個別に設けるよ
うにしたため、検出した火源に向けてセツトした
放水ノズルによる消火中に同時に火源の状況を監
視することができ、検出した火源より赤外線が検
出されなくなるまで消火剤を放出し続けるので、
火源の規模に応じた適量の消火剤の放出で消火で
き、消火剤を必要以上に使うことがなく、また、
消火中にも火源を監視しているので、火源が燃え
広がつても火源の広がり方向に放水ノズルをセツ
トして延焼を確実に食い止めることができるとい
う効果が得られる。
更に迅速な消火活動が可能となり、また初期消
火が可能となる効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明者等が提案している消火ロボ
ツトの一例を示した斜視図、第2図は本発明の一
実施例を示した斜視図、第3図は本発明の制御回
路部の一実施例を示したブロツク図、第4図は本
発明による動作フローを示したフローチヤート図
である。 10……基台、11……制御回路部、12……
消火ポンプ、13……消火剤タンク、14……架
台、15a,15b,18a,18b……パルス
モータ、16……センサ回転台、19a,19
b,21a,21b……プーリ、20a,20b
……ベルト、24……凹面鏡、25……焦電素
子、26……ノズル回転台、27……放水ノズ
ル、30……マイクロコンピユータ、31……入
力インタフエース、32a,32b,33……出
力インタフエース、34……消火ポンプ用モー
タ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 火災検出センサの駆動走査により検出した火
    源の方向に放水ノズルを向けて消火剤を放射する
    消火ロボツトに於いて、 前記火災検出センサと放水ノズルを水平及び又
    は垂直方向に回転走査する駆動機構を個別に設
    け、 通常時は前記火災センサを前記駆動機構にて回
    転走査し、該火災検出センサにて火災を検出した
    際に、該火災検出センサの火源検出情報に基づき
    前記放水ノズルを火源方向に制御する制御手段を
    設けたことを特徴とする消火ロボツト。
JP11132082A 1982-06-28 1982-06-28 消火ロボツト Granted JPS592760A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11132082A JPS592760A (ja) 1982-06-28 1982-06-28 消火ロボツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11132082A JPS592760A (ja) 1982-06-28 1982-06-28 消火ロボツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS592760A JPS592760A (ja) 1984-01-09
JPH036824B2 true JPH036824B2 (ja) 1991-01-31

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ID=14558225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11132082A Granted JPS592760A (ja) 1982-06-28 1982-06-28 消火ロボツト

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Families Citing this family (3)

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JPS592760A (ja) 1984-01-09

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