JPH0368206A - 弾性表面波装置 - Google Patents

弾性表面波装置

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JPH0368206A
JPH0368206A JP20431489A JP20431489A JPH0368206A JP H0368206 A JPH0368206 A JP H0368206A JP 20431489 A JP20431489 A JP 20431489A JP 20431489 A JP20431489 A JP 20431489A JP H0368206 A JPH0368206 A JP H0368206A
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JP
Japan
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electrode
surface acoustic
acoustic wave
propagation path
encoding
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JP20431489A
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Takeshi Okamoto
猛 岡本
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はスペクトラム拡散通信(SSC) 、レーダ等
の分野において相関、パルス圧縮を行う弾性表面波装置
に関する。
[従来の技術] 弾性表面波(SA14)装置は、基本的にはトランスバ
ーサル形フィルタであるため、信号処理用に広く利用さ
れている9例えば、SAWのタップ付き遅延線(TDL
)は、SSCやレーダの分野において利用され、重要な
構成素子の一つとなっている。
−船釣な5AW−TDLとして、第2図に示す如く、圧
@体基板10上に、金属膜から成る入力トランスジュー
サ11及び符号化トランスジューサ12を形成したもの
がある。符号化トランスジューサ12は、符号化電極指
対12a、 12b、 t2c、 12d、 12eを
備えており一@@指対12a、 12b、 12dと電
極指対12c、 12eとは180°の位相差がある。
この入力トランスジューサ11にインパルス信号が印加
されると、符号化トランスジューサ12からはt極指対
t2a、 12b、 12c。
12d、 12eの符号に応じた位相シフトキーイング
(PSK)波が出力される。また、この5A14−TD
Lは、電極指対12a、12b、12c、12d、t2
e ノ符号に対応しティるPSK波に対するマツチドフ
ィルタとしても作動する。従って、5A14−TDLに
よれば、パルス伸長及びパルス圧縮の機能を非常に簡単
に実現することが可能である。
しかしながら、この種の5AW−TDLをSSCに用い
た場合、狭帯域妨害波に関する問題が生じる。即ち、5
AW−TDLによって生成したPSK波は符号化電極指
間隔に対応した帯域幅を有しており、SSC等において
はその帯域幅が情報信号の帯域幅よりはるかに広い帯域
を占有するため、通常の狭帯域通信の信号が妨害となっ
てしまうのである。また、相手の通信を意図的に妨害す
るいわゆるジャミングが存在するようなこともあり得る
。従って、SSCではこのような狭帯域妨害波を抑圧す
る機能を受信側に設けることが望まれる。
第2図に示した5IV−T[)LをSSC受信機の相r
IJJ器として、即ちマツチドフィルタとして用いた場
合の動作について説明する。今、第3図に示すスペクト
ラム拡散信号(SS波)に狭帯域妨害波信号(C−波)
が重畳されてなるスペクトラム拡散信号(CW+SS波
)が、5AW−TDLに入力したとする。ただし、狭帯
域妨害波信号をここでは単一周波数fjを有する0M波
とする。
5jV−TDLの符号化電極は、一般に、同相分と逆相
分とが互いに等しくなるように構成されている。
従って、CI4波の周波数fjが5A14−TDLの中
心周波数fOにほぼ等しい場合、C−波入力に対するS
/V−TDLの応答は、同相分と逆相分とがほぼ等しい
ために非常に小さい、しかし、CI4波の周波数fjが
5AW−TDLの中心周波数foから離れるにつれて、
同相と逆相とのバランスがくずれるのでC−波応答出力
が大きくなる。これは、妨害波の周波数fjが5A14
−TDLの中心周波数fOに等しい場合にはこの妨害波
を抑圧できるが、周波数fjがSA14−TDLの中心
周波数f。
から離れるにつれて、その抑圧度が低下することを意味
している。
従って、従来のSSC受信機では、相関を行う前段階で
このような狭帯域妨害波を抑圧する手段を設けている。
狭帯域妨害波を抑圧するための技術として、第4図に示
す如き5A14リミツタを受信側に設ける方法が知られ
ている0例えば、エム、エフ、ルイス(H,F、 Le
vis)による「弾性表面波周波数領域リミッタ(Su
rface−^coustic−Wave Frequ
ency−DonainLilter)」、エレクトロ
ニクスレター(Electronics  Lette
rs)  、1985.6.20  、  Vol、2
1  No、13 pp573−574である。この方
法は、圧電体であるニオブ酸リチウム基板13上に、同
一形状の傾斜形チャープトランスジューサ14及び15
を平行に形成したリミッタを用いるものである。トラン
スジューサ14及び15は、同一形状であるから非分散
形遅延線であるが、第4図から明らかのように伝搬路上
でSAWの周波数成分が異なっている。即ち、伝搬路の
第4図における上方では高周波成分が伝搬し下方では低
周波成分が伝撮するように、伝搬路の横方向に周波数が
一様に変化して分配される。これは、空間的に、周波数
分解されることを意味する。このリミッタに第3図に示
すような狭帯域妨害波成分子CIA波)の重畳されたス
ペクトラム拡散信号< CW+SS波)が印加されると
、このスペクトラム拡散信号(SS波)自体は、基板1
3の線形領域で動作しなから伝搬路を伝撮しトランスジ
ューサ15から出力される。これに対して狭帯域妨害波
成分(ch波〉は、SA−伝搬路の一部を伝搬する際、
飽和させられて抑圧されてしまう、即ち信号レベルが高
いので基板13は非線形領域で動作することとなり、あ
るレベル以上の狭帯域妨害波成分(C−波)は飽和する
のである。
狭帯域妨害波を抑圧するための他の従来技術として、第
5図に示す如き回路を受信側に設ける方法が知られてい
る。即ち、第3図に示すような信号が印加されると、こ
の信号は線16を介してフーリエ変換器17に入力して
スペクトル分析され、妨害波検出器18で妨害波の位置
が検出される。次のゲート19ではこの位置で遮断を行
って妨害波を除去し、フーリエ逆変換器20で逆変換を
行って妨害波の除去された信号を線21を介して得る。
[発明が解決しようとする課題] 第4図で説明した従来の技術は、圧電体の非線形領域で
の動作を利用するものであるため、妨害波の信号レベル
がかなり大きくないと非線形領域に達せず抑圧効果が生
じない、逆に言えば、抑圧後もかなり大きなレベルまで
妨害波が残ってしまうという不都合がある。
また、第5図で説明した従来の他の技術は、フーリエ変
換器及びフーリエ逆変換器を用いるので構成が非常に大
規模となってしまう問題がある。
さらに、妨害波をゲートで遮断するタイミングを非常に
厳密に制御する必要があるため、外部のコントローラに
よる制御を要しその分構成が複雑となってしまい実現性
に乏しい。
本発明の目的は、スペクトラム拡散信号に重畳された狭
帯域妨害波成分を確実に除去できると共に簡易な構成で
安価に実現でき、実用性のある高性能な弾性表面波装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成する本発明の特徴は、くし形!極から
成る入力トランスジューサ及び出力トランスジューサを
圧電性を有する基板上に設けた弾性表面波装置であって
、入力トランスジューサ及び出力トランスジューサの少
なくとも一方は交差幅方向に2分割されてなる2つの伝
搬路を備えており、該2つの伝搬路は弾性表面波の伝搬
方向に当該弾性表面波装置の中心周波数における弾性表
面波の波長の半分だけ互いにずらして配置した電極指対
を備えていることにある。
[作用1 このように、本発明では、相関動作を行う前段階に狭帯
域妨害波を抑圧する手段を別個に設けるのではなく、弾
性表面波装置自体に狭帯域妨害波を抑圧する機能を与え
ている。
例えば、出力トランスジューサ側に伝搬路を設けた場合
、このトランスジューサが交差幅方向に2分割されて2
つの伝搬路全構成しているので、5AWGよこれら2つ
め伝搬路に沿って伝搬する。各伝搬路は通常のSA14
−TDLの伝搬路を構成しており、従ってPSK波に対
するマツチドフィルタとなる。
各マツチドフィルタの出力は加算され、弾性表面波の同
相での和に対応する信号が出力される。
周波数が本発明の弾性表面波装置の中心周波数fOに等
しい狭帯域妨害波(CI4波)に対しては、各伝搬路は
、従来のものと同様の抑圧度を有する。
一方、周波数が中心周波数fOと異なる場合、各伝搬路
はその中心周波数fOにおける弾性表面波の波長λ0の
半分λ0/2だけ互いにずらして配置されておりこの空
間的オフセット量が周波数依存性を有しているため、両
転搬路で検出された出力の和は中心周波数fOからのず
れに応じて減衰することになる。
このように、本発明の弾性表面波装置は、5AW−TD
LのSS波に対するマツチドフィルタの機能を維持しつ
つ狭帯域妨害波の抑圧機能をも備えているのである。
[実施例] 以下実施例により本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例として、5A14−TDLの
全体の構成を概略的に示しており、第6図は第1図の部
分拡大図である。
第1図において、22はニオブ酸リチウム、タンタル酸
リチウム、四ホウ酸リチウム、又は水晶等から成る圧電
体基板を示している。この圧電体基板22上にアルミニ
ウム等の金属膜から成るくし形の電極23及び24が形
成されている0本実施例において、電極23は入力トラ
ンスジューサとして機能し、電極24は符号化トランス
ジューサ(出力トランスジューサ)として機能する。
符号化量i!ff!24は、SA−の伝搬方向と垂直の
方向に、即ち電極指の交差方向に、2分割されて形成さ
れた第1の伝搬路24aと第2の伝Wii 24bとを
備えている。第1の伝搬路24aはバスパー25及び2
6間に形成されており、第2の伝搬路24bはバスパー
26及び27間に形成されている。バスパー25及び2
6間には、PSK符号に対応した位相を生成するように
、SA−の伝搬方向に等間隔で配置された符号化IS極
指対28a、29a、30a、31a、32aが設けら
れている。バスパー26及び27間には、同様に、PS
K符号に対応した位相を生成するように、SAWの伝搬
方向に等間隔で配置された符号化電極指対28b、29
b、 30b、 31b、 32bが設けられている。
ただし、符号化電極指対28b、29b、3Qb、31
b、32bは、符号化電極指対28a、 29a、 3
0a、 31a、 32aに対してSAWの伝搬方向に
λ0/2だけずれている。ここで、5A14−TDLの
中心周波数foにおける弾性表面波の波長をλOとする
符号化電極指対28b、 29b、 30b、 31 
b、 32bと符号化を後指対28a、 29a、 3
0a、 31a、 32aとの相対的な位置関係につい
ては第6図に明瞭に示されている。即ち、符号化電極指
対28bが符号化電極指対28aより5A14の伝搬方
向についてλ0/2だけ後方に位置している。
各符号化電極指対28a、 29a、 30a、 31
a、 32aの一方のt後指はバスパー25に電気的に
接続されており、他方のt %指はバスパー26に電気
的に接続されている。また、各符号化電極指対28b、
29b、30b、31b。
32bの一方の電極指はバスパー26に電気的に接続さ
れており、他方の電極指はバスパー27に電気的に接続
されている。バスパー25及び27は接地されており、
バスパー26は出力端子33に接続されている。従って
、出力端子33には、第1の伝搬路24aの符号化電極
指対28a、 29a、 30a、 31a、 32a
からの信号と、第2の伝搬# 24bの符号化電極指対
28b、 29b、 301)、 31 b、 321
)からの信号との和に相当する出力電気信号が得られる
第1図の入力端子34にPSK変調されたスペクトラム
拡散信号が印加されると、電極23は同図の矢印に示す
如く右方向に進むSA−を発生する。電極23が第1の
伝搬路24aと第2の伝搬路24bとにまたがってSA
−を発生するため、伝搬路24a中のSA崎と伝搬路2
4b中の5AI4とは同相となる。これらのSA−は伝
搬方向にλ0/2だけずれている符号化電極指対28a
、 29a、 30a、 31a、 32aと符号化電
極指対28b、29b、30b、31b、32bとによ
り検出される。ここで、第1の伝搬路24aにおける各
符号化電極指対28a、 29a、 30a、 31a
、 32aのうちバスパー26に接続された電極指は、
第2の伝搬路24bにおける各符号化電極指対28b、
29b、30b、31b、32bのうちバスパー26に
接続された電極指と、PSK波のキャリア(fo)に対
して同相となっている。従って、PSK波に対しては、
両転搬路24a及び24bからの検出信号を同相で加算
した和に相当する電気信号が出力端子33から得られる
。その結果、PSK波に対しては、マツチドフィルタと
して動作することとなる。
以上の動作を数式で表すと次の如くなる。
周波数f(角周波数ω・2πf)のCu波が入力端子3
4に印加された際の符号化電@24の第1の伝搬路24
aにおける応答をA1とすると、第2の伝搬路24bに
おける応答をA2は以下の如くなる。
^2=AI −exp(−jωλo/2v)     
(1)ただし、■はSA−の速度である。
最終応答出力Aは、A1とA2との和であるから、^冨
A1+^2 =AI −(1+ exp(−jωλo/2v))  
 ■となり、その絶対値IAIは、 ^1=l^11−15in(πf/2fo)I   ■
となる。この第0式のsin項の周波数特性を第7図に
示す。
第0式及び第7図から明らかのように、C−波入力に対
する5jV−TDLの応答は、1つの伝搬路、例えば伝
搬路24aによる応答lAl1に、5A14−TDLの
中心周波数fOにピークを有する正弦波状の重み(第7
図)を掛けた如き特性となる。1つの伝搬路による応答
1^11は、前述したように従来の5A14−TDLの
応答特性と同様であり、また5AW−TOLの符号の正
負も一般的にほぼ同一であるので、中心周波数fOにお
ける最終的な応答は非常に小さくなる。即ち、本実施例
によれば、5AI4−TDLの中心周波数以外でも第7
図に示す正弦波状の特性で狭帯域妨害波を抑圧すること
ができる。
なお、上述の実施例において、入力電極23にバランス
トランスを介して電気信号を入力するように構成するこ
とも可能である。このように構成すれば、入力トランス
ジューサ及び符号化トランスジューサ間の直達波(フィ
ードスルー)を低減することができる。
第8図は本発明の他の実施例における5AW−TDL、
の全体の構成を概略的に示している。この実施例は、空
間的なオフセット量λo/2を有する2つの伝搬路を、
第1図の実施例の如く符号化トランスジューサ側に設け
るのではなく入力トランスジューサ側に設けたものであ
る。
第8図において、入力トランスジューサを構成する入力
電極35は、SA−の伝搬方向と垂直の方向に、即ち、
電極指の交差方向に2分割されて形成された第1の伝搬
路35aと第2の伝搬路35bとを備えている。第1の
伝搬路35aはバスパー36及び37間に形成されてお
り、第2の伝搬路35bはバスパー37及び38間に形
成されている。バスパー36及び37間及びバスパー3
7及び38間には、それぞれ複数の電極指対が設けられ
ている。ここで、第2の伝搬路35bの電極指対は第1
の伝搬路35aの電極指対に対してSAWの伝搬方向に
λo/2だけずれている(λOは5IV−TDLの中心
周波数foにおける弾性表面波の波長)。
バスパー37は接地されており、バスパー36及び38
へは、バランストランス39よりバスパー37に関して
逆相の電気信号が印加される。第1の伝搬路35aと第
2の伝搬路35aとが空間的なオフセット量λo/2を
有しているため、これら両転搬路で発生ずるSA−は中
心周波数foにおいて同相であり、符号化量[!40へ
伝搬する。従って、この第8図の実施例においても第1
図の実施例と同様の機能を得ることができる。この実施
例においても、バランストランス39を介して電気信号
が入力するように構成されているため、入力トランスジ
ューサ及び符号化トランスジューサ間の直達波(フィー
ドスルー)を低減することができる。
このように、本実施例によれば、狭帯域妨害波の抑圧及
びフィードスルー抑圧を行うことができ、高性能な5A
W−TDLを実現することができる。
第9図は本発明のさらに他の実施例における5AW−T
DLの全体の構成を概略的に示している。この実施例に
おいて、圧電体基板41上には第8図の実施例と同様に
、入力トランスジューサを構成する入力電極35が形成
されており、この入力型1if135には第8図の実施
例と同様のバランストランス39が接続されている。圧
電体基板41上にはさらに、符号化電極42か形成され
ている。
符号化電極42は、SAWの伝搬方向と垂直の方向に、
即ち、i4極指の交差方向に2分割されて形成された第
1の伝搬路42aと第2の伝搬路42bとを備えている
。第1の伝搬路42aはバスパー43及び44間に形成
されており、第2の伝搬路42bはバスパー44及び4
5間に形成されている。バスパー43及び44間には、
PSに符号に対応した位相を生成するようにSAWの伝
搬方向に等間隔で配置された符号化電極指対46a、 
47a、 48a、 49a、 50aが設けられてい
る。バスパー44及び45間には、SA−の発生、検出
を全く行わないダミー電極指対46b、47b、48b
、49b。
5(lbと、PSK符号に対応した位相を生成するよう
にSA−の伝搬方向に等間隔で配置された符号化電極指
対51b、52b、 53b、54bが設けられている
。符号化電極指対46a、 47a、 48a、 49
a、 50aとダミー電極指対46b、47b、48b
、49b、50bとは同一ピッチ、同一本数であり、5
A14の伝搬方向において互いに同じ位置に対向してい
る。このため、各伝搬路を進むSA−の伝搬速度等が互
いに等しくなる。
各符号化電極指対46a、 47a、 48a、 49
a、 50aの一方の電極指はバスパー43に電気的に
接続されており、他方の電極指はバスパー44に電気的
に接続されてイル。マタ、タミiiE極指対46b、4
7b、48b、49b、50bは全てバスパー45に電
気的に接続されている。
さらに各符号化電極指対51b、521)、53b、5
4bの一方の電極指はバスパー44に電気的に接続され
ており、他方の電極指はバスパー45に電気的に接続さ
れている。バスパー43及び45は接地されており、バ
スパー44は出力端子55に接続されている。
本実31例においては、PSにの符号を例えばNチップ
のPM符号(擬似雑音符号)とすれば、前半の(Ni2
)/2チップを第1の伝搬路42aで、後半の(Nfl
)/2チヅプを第2の伝搬路42bでそれぞれ符号化す
るように符号化電極42を構成する。たたし、Nは奇数
である。第9図では、符号化tri指対46a、47a
、48a、49a、50aがPM符号の前半を表してお
り、符号化電極指対51b、 52b、 53b、 5
4bがPN符号の後半を表しティる。即ち、符号化′r
4fi指対46a、 47a、 48a、 49a、 
50aと符号化電極指対51b、52b、 53b、5
4bとで1つのPN符号を表している。
第1の伝搬路42aと第2の伝搬路42bとを伝搬する
SA−が同相であるため、符号化t@@対46a。
47a、 48a、 49a、 50a、 51 b、
 52b、 53b、 54bより得られる応答が出力
端子55からj@次出出力れる。この場合、符号化4:
4極指対51b、52b、 53b、54bからの応答
は、符号化電極指対46a、 47a、 48a、 4
9a、 50a、 51b、 52b、 53b、 5
4bが全て同一の伝搬路にある場合よりも大きな値を示
すこととなる。即ち、5A14−TDLのインパルス応
答の振幅特性が均一化される特徴がある。
その理由は、各符号化電極指対におけるSA−の反射及
びSA−が電気信号に変換されることによる損失等が、
ダミー電極指対46b、47b、48b、49b、50
bではほとんど生じないためである。
PN符号長Nに対するインパルス応答の振幅特性が第1
0図に示されている。同図において、Tcは符号化電極
指対間の時間間隔であり、N−Tcが大きくなるにつれ
て振幅が減衰することが分る。従って、PM符号長Nが
大きいほど、本実施例の構成が有効となる。
なお、以上の説明ではPN符号長Nを奇数としているが
、これは偶数であっても同様の効果を得ることができる
第11図は本発明のまたさらに他の実施例における5A
W−TDLの全体の構成を概略的に示している。
この実施例において、圧電体基板56上には第1図の実
施例における電極23及び24と同様に、入力トランス
ジューサを構成する入力電極57及び符号化トランスジ
ューサを構成する符号化型f!5Bが形成されている。
この入力電極57を挾んで反対側にはダミー電極59と
符号化電極60とが形成されている。
符号化電極58はPM符号の前半を符号化するものであ
り、符号化を極60はPM符号の後半を符号化するもの
である。このために、符号化電極58と同一時間長、同
一電極数のダミー電極59を入力電極57を中心として
対称の位置に設け、その後に符号化電極60を設けてい
る。符号化電極58と60との出力の和をとることによ
り、1つのPN符号に対する符号化電極が構成できる0
本実施例においてもPN符号を分割して設けているため
、第9図の実施例と同様の効果を得ることができる。
以上述べた実態例において、各電極指を二重電極(ダブ
ルエレクトロード)としても良い。ダブルエレクトロー
ドとすれば、電極間反射を抑圧することが可能である。
またさらに、各符号化電極指対の間の空間を、第12図
に示すようにダミー電極61で埋めることにより、電極
間反射をより抑圧することができ、その結果、パルス伸
長波の不均一性やパルス圧縮波の相関ピーク対スプリア
ス比の劣化等の特性劣化を防止することができる。なお
、第12図において、62及び63はダブルエレクトロ
ードで形成した符号化電極指対である。この第12図に
示す如き構成は公知である0例えば、ジーダブリュ、シ
ャット(G、14.Judd)、ダブリュ、アル、ジョ
ーンズ(14,R,Jones) 、ティー、ダブリュ
ブリストル(T、14.Br1stol)による「表面
波の位相符号化遅延線用の改善されたタッピングトラン
スジューサ構造(^n Improved Tappi
ng TransducerGeoletry for
 5urface Wave Phase Coded
 DecayLineS)」、1972超音波シンポジ
ウム議事録(1972UltraSOniC3Sl/1
DO3jull Proceedir+os)、pp3
73−376で知られている。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように本発明の弾性表面波装置は、
入力トランスジューサ及び出力トランスジューサの少な
くとも一方は交差幅方向に2分割されてなる2つの伝l
l路を備えており、該2つの伝搬路は弾性表面波の伝搬
方向に当該弾性表面波装置の中心周波数における弾性表
面波の波長の半分だけ互いにずらして配置した電極指対
を備えているため、弾性表面波マツチドフィルタ自体に
狭帯域妨害波を抑圧する高性能の機能が付加されること
となる。従って、スペクトラム拡散信号に重畳された狭
帯域妨害波成分を弾性表面波装置自体で除去でき、しか
も簡易な構成で安価に実現でき、実用性が高くしかも性
能が非常に高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における5AI4−TDIの
全体の構成を概略的に示す図、第2図は従来技術におけ
る5A14−TDLの構成図、第3図は狭帯域妨害波成
分の重畳されたスペクトラム拡散信号周波数スペクトル
図、第4図は狭帯域妨害波を抑圧するための従来技術に
おけるSA−リミッタのブロック図、第5図は狭帯域妨
害波を抑圧するための他の従来技術のブロック図、第6
図は第1図の部分拡大図、第7図は5AI4−TDLの
中心周波数fOにピークを有する正弦波状の重みの周波
数特性図、第8図は本発明の他の実施例における5AW
−TDLの全体の構成を概略的に示す図、第9図は本発
明のさらに他の実施例における5IV−TDLの全体の
構成を概略的に示す図、第10図はPN符号長Hに対す
るインパルス応答の振幅特性図、第11図は本発明のま
たさらに他の実施例における5AW−TDLの全体の構
成を概略的に示す図、第12図は符号化電極指対の間の
空間にダミー電極を挿入した例の構成図である。 22.41.56・・・・・・圧電体基板、23,35
.57・・・・・・入力電極、24..40,42,5
8.60・=−・符号化電極、24a、 24b、 3
5a、35b、42a、42b−−−−−−伝搬路、2
5,26,27,36,37,38゜43、44.45
=−=−・バスバー、28a、28b、29a、29b
、30a、30b、 31a、 31b、 32a、 
32b、 46a、 47a、 48a、 49a、 
50a、 51 b、 52b、53b、54b・・・
・・・符号化電極指対、39・・・・・・バランストラ
ンス、59.61・・・・・・ダミー電極。 第1 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  くし形電極から成る入力トランスジューサ及び出力ト
    ランスジューサを圧電性を有する基板上に設けた弾性表
    面波装置であって、該入力トランスジューサ及び出力ト
    ランスジューサの少なくとも一方は交差幅方向に2分割
    されてなる2つの伝搬路を備えており、該2つの伝搬路
    は弾性表面波の伝搬方向に当該弾性表面波装置の中心周
    波数における弾性表面波の波長の半分だけ互いにずらし
    て配置した電極指対を備えていることを特徴とする弾性
    表面波装置。
JP20431489A 1989-08-07 1989-08-07 弾性表面波装置 Pending JPH0368206A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005197769A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Samsung Yokohama Research Institute Co Ltd 表面弾性波装置
WO2008100110A1 (en) * 2007-02-15 2008-08-21 Hyunmin, Inc. Apparatus and method for coding data
US7978026B2 (en) * 2007-06-20 2011-07-12 Epcos Ag Transversal filter operating using surface acoustic waves

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