JPH0367423B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0367423B2 JPH0367423B2 JP62201776A JP20177687A JPH0367423B2 JP H0367423 B2 JPH0367423 B2 JP H0367423B2 JP 62201776 A JP62201776 A JP 62201776A JP 20177687 A JP20177687 A JP 20177687A JP H0367423 B2 JPH0367423 B2 JP H0367423B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- living body
- magnetic
- stimulation
- coil
- biological
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 230000004907 flux Effects 0.000 description 11
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Magnetic Treatment Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、生体表面にセツトされて生体へ渦電
流による刺激を加え、その刺激に対する生体反応
を測定するための生体用磁気刺激コイルに関する
ものである。
流による刺激を加え、その刺激に対する生体反応
を測定するための生体用磁気刺激コイルに関する
ものである。
第２図ａはこの種の従来の神経刺激用のコイル
１を示すもので、リング状の空心に同心巻きさ
れ、パルス電流を通流されて生体２内に生じる磁
束により渦電流ｉを発生させていた。この場合、
図示の磁束を囲むループについての渦電流ｉの電
流密度ｉ／Δsは、周知のように次の如くなる
（1982年１月21日電気学会発行の電気学会研究会
資料MGA−82−９）。
１を示すもので、リング状の空心に同心巻きさ
れ、パルス電流を通流されて生体２内に生じる磁
束により渦電流ｉを発生させていた。この場合、
図示の磁束を囲むループについての渦電流ｉの電
流密度ｉ／Δsは、周知のように次の如くなる
（1982年１月21日電気学会発行の電気学会研究会
資料MGA−82−９）。
ｉ／ΔS＝σrBofπcos（2πft）
（σ：生体の導電度、ｒ：ループ半径、Bo：ル
ープ内の磁束密度、ｆ：変動磁場の周波数） したがつて、コイル１の中心部下方では電流密
度が零となり、外周方向で最大となるために、第
２図ｂにＡで示すように、渦電流による刺激部位
は磁束分布に従い円筒状となり、刺激部位を集中
させ得ず、深さも設定し難い問題があつた。
ープ内の磁束密度、ｆ：変動磁場の周波数） したがつて、コイル１の中心部下方では電流密
度が零となり、外周方向で最大となるために、第
２図ｂにＡで示すように、渦電流による刺激部位
は磁束分布に従い円筒状となり、刺激部位を集中
させ得ず、深さも設定し難い問題があつた。
そこで、このコイル１を、第２図ｃに示すよう
に、生体表面に直交させてセツトすると、図示の
ような磁束が形成され、これを囲む渦電流ｉによ
る刺激部位をコイル直下に集中させ得るが、生体
２を通過しない磁束が多量に生じ、有効に生体刺
激に利用できず、効率上問題がある。
に、生体表面に直交させてセツトすると、図示の
ような磁束が形成され、これを囲む渦電流ｉによ
る刺激部位をコイル直下に集中させ得るが、生体
２を通過しない磁束が多量に生じ、有効に生体刺
激に利用できず、効率上問題がある。
よつて、本発明は高効率で、しかも刺激部位を
集中させ得る生体用磁気刺激コイルを提供するこ
とを目的とする。
集中させ得る生体用磁気刺激コイルを提供するこ
とを目的とする。
本発明は、この目的を達成するために、空芯の
同心巻コイルが、刺激部位を挟んで生体表面に向
けて互に異る極性の磁極となるように、同一面状
に２個並置して互に固定されている。
同心巻コイルが、刺激部位を挟んで生体表面に向
けて互に異る極性の磁極となるように、同一面状
に２個並置して互に固定されている。
コイルにパルス電流が供給されると、生体表面
に沿つて刺激部位を挟む一方の磁極から生体内を
通つて他方の異極性の磁極に向けて磁束が形成さ
れる。したがつて、これらの磁束を囲むように生
じる渦電流が、これらの磁極間の生体内部分に集
中的に発生する。
に沿つて刺激部位を挟む一方の磁極から生体内を
通つて他方の異極性の磁極に向けて磁束が形成さ
れる。したがつて、これらの磁束を囲むように生
じる渦電流が、これらの磁極間の生体内部分に集
中的に発生する。
第１図は本発明の一実施例による生体用磁気刺
激コイル２０を示すもので、同心状に鉄心を用い
ないで１層に巻回された２個の同心巻きコイル２
１，２１ａが同一面状に離間並置された状態で合
成樹脂２２でデイスク状にモールデイングされて
形成されている。これらのコイルは、電流通流に
より一方のコイル中心部２１ｂと他方のコイル中
心部２１ｃとに互に異極性の磁極が生体２に向け
て形成されるように、それぞれ前述のように同心
巻きされると共に、直列もしくは並列接続されて
いる。
激コイル２０を示すもので、同心状に鉄心を用い
ないで１層に巻回された２個の同心巻きコイル２
１，２１ａが同一面状に離間並置された状態で合
成樹脂２２でデイスク状にモールデイングされて
形成されている。これらのコイルは、電流通流に
より一方のコイル中心部２１ｂと他方のコイル中
心部２１ｃとに互に異極性の磁極が生体２に向け
て形成されるように、それぞれ前述のように同心
巻きされると共に、直列もしくは並列接続されて
いる。
これにより、人間の体２の表面にセツトされた
磁気刺激コイル２０に瞬間的に例えば数千アンペ
ア程度の電流が流されると、一方のコイル中心部
２１ｂから他方のコイル中心部２１ｃに向けて図
示のように生体２内に磁束が形成される。これに
より、図示のようにこれらの磁束を囲む渦電流
（一括してＩに示す）が発生し、刺激部位は双方
の同心巻きコイル２１，２１ａ間の離間部分下方
に集中する。その際、同心巻きコイル２１，２１
ａが並置されることにより相互に電磁力が発生す
るが、合成樹脂２２で固定されていることによ
り、それぞれの位置或は形状が変動することはな
い。
磁気刺激コイル２０に瞬間的に例えば数千アンペ
ア程度の電流が流されると、一方のコイル中心部
２１ｂから他方のコイル中心部２１ｃに向けて図
示のように生体２内に磁束が形成される。これに
より、図示のようにこれらの磁束を囲む渦電流
（一括してＩに示す）が発生し、刺激部位は双方
の同心巻きコイル２１，２１ａ間の離間部分下方
に集中する。その際、同心巻きコイル２１，２１
ａが並置されることにより相互に電磁力が発生す
るが、合成樹脂２２で固定されていることによ
り、それぞれの位置或は形状が変動することはな
い。
以上、本発明によれば、磁束の主要部が、生体
面に沿つて適切に離間し一方側から生体を通つて
他方側へ向けて形成される。したがつて、これら
を囲んで生じる渦電流が離間部間の下方に集中的
に発生し、この部分で生体刺激が効率良く集中的
に行われる。特に、生体の神経等の刺激に有効で
ある。空芯であることにより、軽量で、磁気飽和
の問題がなく、大きな電流を流せる。両側のコイ
ルが直並列に切換えることにより、インダクタン
スを切換えて刺激波の波形を調整できる。
面に沿つて適切に離間し一方側から生体を通つて
他方側へ向けて形成される。したがつて、これら
を囲んで生じる渦電流が離間部間の下方に集中的
に発生し、この部分で生体刺激が効率良く集中的
に行われる。特に、生体の神経等の刺激に有効で
ある。空芯であることにより、軽量で、磁気飽和
の問題がなく、大きな電流を流せる。両側のコイ
ルが直並列に切換えることにより、インダクタン
スを切換えて刺激波の波形を調整できる。
第１図は本発明の実施例による生体用磁気刺激
コイルの断面図及びその動作説明図並びに第２図
は従来の生体用磁気刺激コイルを示すもので、ａ
はその断面図及び動作説明図、ｂはその刺激部位
を説明する図及びｃはその別の使用方法による動
作説明図である。 ２……生体、２０……生体用磁気刺激コイル、
２１，２１ａ……同心巻きコイル。
コイルの断面図及びその動作説明図並びに第２図
は従来の生体用磁気刺激コイルを示すもので、ａ
はその断面図及び動作説明図、ｂはその刺激部位
を説明する図及びｃはその別の使用方法による動
作説明図である。 ２……生体、２０……生体用磁気刺激コイル、
２１，２１ａ……同心巻きコイル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 生体表面にセツトした状態でパルス電流を供
給されることにより、生体中に磁界を発生して渦
電流による生体刺激を行うための生体用磁気刺激
コイルにおいて、 空芯の同心巻コイルが、刺激部位を挟んで生体
表面に向けて互に異る極性の磁極となるように、
同一面状に２個並置して互に固定されたことを特
徴とする生体用磁気刺激コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62201776A JPS6446479A (en) | 1987-08-14 | 1987-08-14 | Magnetic stimulation coil for organism |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62201776A JPS6446479A (en) | 1987-08-14 | 1987-08-14 | Magnetic stimulation coil for organism |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6446479A JPS6446479A (en) | 1989-02-20 |
| JPH0367423B2 true JPH0367423B2 (ja) | 1991-10-22 |
Family
ID=16446750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62201776A Granted JPS6446479A (en) | 1987-08-14 | 1987-08-14 | Magnetic stimulation coil for organism |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6446479A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7520848B2 (en) | 2004-04-09 | 2009-04-21 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | Robotic apparatus for targeting and producing deep, focused transcranial magnetic stimulation |
| US8052591B2 (en) * | 2006-05-05 | 2011-11-08 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | Trajectory-based deep-brain stereotactic transcranial magnetic stimulation |
| WO2009049068A1 (en) | 2007-10-09 | 2009-04-16 | Neostim, Inc. | Display of modeled magnetic fields |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5026388A (ja) * | 1973-07-11 | 1975-03-19 |
-
1987
- 1987-08-14 JP JP62201776A patent/JPS6446479A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5026388A (ja) * | 1973-07-11 | 1975-03-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6446479A (en) | 1989-02-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |