JPH0366824A - 場所打ち杭等基礎杭の掘孔方法及びその装置 - Google Patents

場所打ち杭等基礎杭の掘孔方法及びその装置

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JPH0366824A
JPH0366824A JP20363589A JP20363589A JPH0366824A JP H0366824 A JPH0366824 A JP H0366824A JP 20363589 A JP20363589 A JP 20363589A JP 20363589 A JP20363589 A JP 20363589A JP H0366824 A JPH0366824 A JP H0366824A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、構築物を支える場所打ち杭等基礎杭の掘孔方
法とその装置に関する。
C従来の技術] 場所打ち杭工法には、アースドリル工法、ベノトエ注、
リバース工注等があるが、いずれの上広も、アースドリ
ルなど掘孔機で所定地盤を所定の径で所定の深さまで掘
孔し、掘孔機を地上に引き上げた後に孔内にトレミー管
を吊り下ろして孔底のスライム等を除去し、芯材鉄筋籠
を孔内先端部まで吊り下ろし、トレミー管を地上に引き
上げながら孔内に生コンクリートを打設し、コンクリー
トを硬化して場所打ち杭を造成する。また、上記鉄筋籠
に代えて、掘孔内に杭周固定7夜や根固め液等を充填し
た後にコンクリート杭などの既製杭を仲人設置すれば、
既製杭を用いた基礎杭が造成される。
[発明が解決しようとする課題] 一般に、構築物を支える基礎杭の支持力は、場所打ち杭
であれ、既製杭を用いる基礎杭であれ、下記のように設
計し、定められる。
通常、所定地盤上に構築される構築物の大きさ・形状な
どが定まると、それを支える基礎杭に働く鉛直荷重や水
平力が定まり、所定地盤の地質調査を基として、上記荷
重、力に耐える基礎杭が検討され、基礎杭の種類、例え
ば、場所打ち杭の杭径や長さ(深度)及び設計支持力な
どが定められる。
ところが、上記基礎杭の実際の支持力は杭が打設される
地盤の土質性状、施工方法などによって大きく相違し、
特に場所打ち杭にあっては、場所打ち杭造成時、即ち、
アースドリル等による掘孔時に、掘孔機の孔内での上下
などにより孔壁地盤を緩めたり崩壊させたり、或は、孔
底の先端地盤を乱したり緩めたりし、更には、掘底への
スライムの沈積等、地盤の耐力を低下させ、その結果抗
の支持力を低下させ、設計どおりの安全な場所打ち杭を
造成できない欠点があった。
場所打ち杭を造成するベノトエ法等にあっては、施工時
の孔壁地盤の崩壊を防止する目的で、ケーシングを用い
て施工することも行われているが、積極的に孔壁地盤を
押圧して締め固めるなど強化しないものであるから、ケ
ーシングの引き上げ時などに孔壁地盤を緩め、崩壊させ
る危険があり、場所打ち杭の支持力特性である周面摩擦
力を大きく低下させる欠点があった。
また、上記のように、場所打ち杭では地盤性状により相
違するが、上部構造物荷重の多くは杭の周面支持力によ
り支えられるが、周面支持力を増大させるための、例え
ば、孔壁地盤を押圧強化したり、孔壁面を掘孔内深度方
向で先細のテーパ状にしたり、或は、杭の引き抜き抵抗
を増す目的で上記と逆のテーパ状にしたりすることは全
く行われていなかった。特に、テーパ状に形成する場合
には、造成しようとする地盤の地質により相違するが、
微少なテーパ度(例えば1〜2%)となり、テーパ状に
形成することが杭の周面支持力からみて有利とされてい
ても、これを施工造成する手段がなかった。
更に、杭の周面支持力や摩擦抵抗力を増すために、杭の
周面に凸部を設けた場所打ち杭なども、単に掘孔機によ
る掘削のみでは孔壁地盤が崩壊して所定の形状に形成で
きず、また、杭先端地盤の緩みや乱れについても、予め
掘削した掘孔内の先端地盤に重錘を落下したり、子抗や
ブロックを圧入したり、或は、別の圧入装置を掘孔内に
沈設させて先端地盤を強化しようとするが、掘孔後、重
錘や圧入装置を掘孔内へ沈設する作業や沈設までの間に
孔壁を崩壊させたり、孔壁や先端J1jH盤を緩めたり
して、充分な先端支持力を得られない欠点があった。ま
た、子抗の圧入や、圧入装置による先端地盤の締め固め
に際しても、先端地盤を強化するに足る反力がなく、充
分に押圧し得ない欠点があった。
以上、場所打ち杭は、定めた設計支持力に対して極めて
不確実かつ危険な方法で施工されており、また、場所打
ち杭の支持力特性を充分に利用し得ていない欠点があっ
た。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る場所打ち杭等基礎杭の掘孔方性は、前記の
目的を達成するために、外周部に水平押圧装置を設けた
ケーシングを、掘孔機で地盤を掘孔して沈設圧入し、該
水平押圧装置で掘孔内孔壁地盤を任意の形状に押圧形成
することを特徴とする。
押圧形成する孔壁の形状は、掘孔内深度方向でテーパ状
であってもよいし、孔壁面に1ないし複数の凹凸部を設
けた形状であってもよい。
先端外周部に下圧装置を設けたケーシングを、掘孔機で
地盤を掘孔して沈設圧入し、所定深度に達したら、先端
地盤を下圧装置と掘孔機の下面とで押圧してもよい。
本発明に係る場所打ち杭等基礎杭の掘孔装置は、先端外
周部に下圧装置を設けたケーシングと、地盤を掘孔する
掘孔機とがケーシング軸方向に移動するように、ケーシ
ングと掘孔機間に係合手段を設けたことを特徴とす゛る
[作 用コ 本発明に係る場所打ち杭等基礎杭の掘孔方法は、掘孔機
による地盤の掘孔と同時に孔壁地盤を押圧形成するもの
であって、孔壁地盤を積極的に強化することができる。
特に押圧形成する孔壁の形状を掘孔内深度方向でテーパ
状にしたり、孔壁面に1ないし複数の凹凸部を設けたり
すれば、杭の周面支持力、引抜き抵抗力が増大する。
本発明に係る他の場所打ち杭等基礎杭の掘孔方法では下
圧装置と掘孔機の下面とで先端地盤を押圧するから、先
端地盤を積極的に強化することができる。
先端外周部に下圧装置を設けたケーシングと、地盤を掘
孔する掘孔機とがケーシング軸方向に移動するように、
ケーシングと掘孔機間に係合手段を設けた本発明に係る
掘孔装置は、ケーシングと掘孔機とが係合した状態で先
端地盤の全面を同時に押圧することができる。
[丈施例] まず、第1図〜第4図を参照して本発明の第1実施例に
係る掘孔装置を説明する。
1はケーシングであって、掘孔深さ全長を掘孔径と略同
径とする。或は、先端部のみ同径とし、それより上部を
細く形成してもよい。
Sは、ケーシング1の先端部に設けられた掘孔内の地盤
を押圧強化する地盤押圧装置である。
この地盤押圧装置Sは、孔壁地盤を押圧する水平押圧装
置S1と先端地盤を押圧する下圧装置S2より構成され
ている。
水平押圧装置S1は、ケーシングlの外周部に複数個(
例えば4分割)に分割された2重管構造で形成され、分
割された箱型の押圧フレーム5が・水平シリンダー3の
作動により分割された室内のガイド板6をガイドとして
水平方向に室内を出入りする。フレームの前面、押圧面
7はケーシングと略同径の円形状に形成され、複数個の
押圧面7で略円形を形成する。また、水平シリンダー3
は水平押圧装置S1の上下方向にも数段設けられており
、或は、押圧フレーム5の軸方向長さによっては1段で
もよい。以上の水平押圧装置S1は、ケーシングiの先
端部のみならず、ケーシング1の軸方向に複数段、或は
、ケーシングlの全長に設けてもよい。
下圧装置S2は、水平押圧装置S1の下方2重管部分の
下圧室12内に、箱型リング状の下圧フレーム8を上下
にスライドするように咲込み形成されている。下圧フレ
ーム8の下部の下圧盤13には、下圧室(2内に垂直方
向に設けられたコないし複数個の垂直シリンダー4が連
結され、垂直シリンダー4の作動により下圧フレーム8
が上記室内を上下に出没する。尚、下圧盤13の外径は
掘孔径と略同径とする。また、下圧フレーム8、下圧室
12は、それぞれの油圧シリンダー毎に周方向複数個に
分割して、それぞれ別個に作動するように形成してもよ
い。ただし、図示は省略する。
20は、油圧制御装置であり、油圧ポンプ21と水平シ
リンダー3、垂直シリンダー4間に設けられた油圧制御
装置でマニホールド22や電磁弁などで構成され、地上
のポンプ21の近辺に設置する。この場合には、マニホ
ールド22より各シリンダー3,4まで複数本のホース
又は管が配設され、ポンプ21とマニホールド22との
間は往復2本のメインホースとなる。或は別の方法とし
て、油圧制御装置を先端部の地盤押圧装置Sの近辺に設
置する。この場合には、ポンプ21と先端部マニホール
ド22との間の長い距離が往復2本のメインホース或い
は管となり、マニホールド22より各シリンダーまでの
短い距離は、それぞれ複数本のホース又は管が配設され
る。
24a、 24bは、上記水平シリンダー3、垂直シリ
ンダー4に送られる/rh(流体)の圧力を測定するた
めの圧力計もしくは圧力センサーで、マニホールド22
や電磁弁の近辺に設けるか、押圧全針7]11J装置り
内に設けられ、計apI値を電気信号に変換して押圧量
計測装置りに送信する。
25a、25bは、上記水平シリンダー3、垂直シリン
ダー4に送られる浦(流体)の量をAl1定するための
流量計で、マニホールド22や電磁弁の近辺に設けるか
、押圧量計測装置り内に設けられ、計測値を電気信号に
変換して押圧量計測装置りに送信する。この装置は、送
られた流体の量より上記各シリンダー3,4の伸縮量、
即ち、押圧部分の移動量、言い替えれば地盤の変位量を
計14FIするもので、別個に下記のような変位計を設
置してもよい。
28aは、上記水平シリンダー3の伸縮作動により、本
体支持力計測装置Sの外周より水平方向に張り出して、
孔壁地盤を押圧する押圧フレーム5の移動量、即ち、孔
壁地盤の変位量を計測する位置センサーで、例えば差動
トランス形、リニアゲージ形、歪ゲージ形等の変位計で
ある。
変位計は周方向複数個に分割された押圧フレーム5のそ
れぞれの移動量が計測できるように複数個設けられ、ま
た、後記するように押圧部分が軸方向複数段ある場合に
もそれぞれに設けられる。
28bは、上記垂直シリンダー4の伸縮作動により、下
圧装置S2より下方に突出して孔底の先端地盤を押圧す
る下圧フレーム8の移動量、即ち、先端地盤の変位量を
計測する位置センサーで、上記と同様に差動トランス形
、リニアゲージ形、歪ゲージ形等の変位計である。
27は、先端に支持力計測装置Sを取り付けたケーシン
グ1の上下の移動量を地上や計i(+11する変位計で
、地上不動点28よりケーシング1の管の軸方向移動量
を計11−1する。これは、後記のように、孔壁地盤を
押圧した状態で押圧フレーム5を上下に移動させる場合
、孔壁地盤を押圧しながら先端地盤を押圧する場合等に
於て、孔壁押圧部分が滑り、ケーシング1が上下に移動
するかどうかを計測するものである。
Dは押圧量針71JII装置であって、上記流量計25
a、25b 、位置センサー26a、 28b及び変位
計27より送られる信号を受信して、押圧力、押圧時の
地盤の変位量等を計測解析するものである。
第5図、第6図及び第6a図は、地盤を掘孔しながら上
記ケーシング1を沈設圧入する掘孔機にの実施例を示す
Kはアースドリル機等の掘孔機であって、掘削パケット
31の先端下面に先端掘削刃34が設けられている。掘
削パケット31の下面は一部開口し、先端掘削刃34で
掘削した土砂が掘削パケット31内に入り掘削される。
32は、ビン33により掘削パケット31の側壁に開閉
自在に取り付けられた複数の拡径刃であって、シリンダ
ー36で開閉し、リング状地盤押圧装置Sの下面土砂を
掘孔する。第7図及び第8図に示すように、回転軸30
(内孔はモルタル、掘削水等の送通孔としてもよい。)
の回転、即ち、掘削パケット31の回転の正進により拡
径刃32を開閉させてもよい。
第9図及び第10図は、上記ケーシング1を沈設圧入す
るための他の掘孔機の実施例を示す。
Kはアースオーガー機、リバース機などの地盤を掘孔す
る掘孔機であって、30は中空の回転軸(内孔はモルタ
ル、掘削水等の送通孔とする)、35は2〜4gの先端
掘削刃、32は先端掘削刃35にピン33で取り付けた
前記と同様の拡径刃32であって、回転軸30の回転方
向の正逆により開閉する。37は、掘孔機Kをケーシン
グi内のセンターにセットするための振れ止めである。
9は排水パイプで、掘孔内泥水を排出したり、給水した
り、必要な場合には、パイプを介して掘孔内孔壁地盤に
生コンクリートを打設充填するものである。
次に、本発明に係る施工方法を説明する。
本発明では第5図或は第9図に示すように、前記ケーシ
ング1内に挿入セットした掘孔機にで、地盤を掘孔して
ケーシング1を沈設圧入し、ケーシングlに設けた水平
押圧装置Slで掘孔内孔壁地盤を押圧して、孔壁地盤を
テーパ状等任意の形状に形成しようとするものである。
本発明の施工方法を第5図の掘孔機Kを用いた例で第1
1図を用いて説明する。
ケーシング1内にアースドリル機など掘孔機Kをセット
した状態で所定地盤上に建て込み、地上のパワージヤツ
キJ又はケーシングドライバー等でケーシングlをJI
!1着し、回転軸30の上部は減速モーター(図示省略
)に連結する。
掘孔機Kを回転させると、掘削パケット31がケーシン
グ1下方の地盤を掘孔し、パワージヤツキJ等を作動さ
せて掘孔a内に沈設、圧入する。ケーシングlの所定長
の沈設、即ち、ケーシングlの先端部分に設けた地盤押
圧装置Sの長さLが沈設されれば、水平押圧装置Sl内
の水平シリンダー3を作動させ、押圧フレーム5をケー
シングlより外周方向に張り出し、孔壁地盤すを押圧す
る。
この場合、水平シリンダー3による押圧力は圧力センサ
ー24aにより計測され(計411j値X)、水平シリ
ンダー3の伸び量(変位)、或は、押圧フレーム5の水
平方向の変位、即ち、孔壁地盤すの変位は位置センサー
26aにより計測される(計測値Y)。尚、水平シリン
ダー3の伸び量(変位)は、流量計25aで計測しても
よい。
各計lpj値X、Yは電気的信号に変換されて、地上に
設置された押圧量計測装置りに送信される。
本発明では、孔壁地盤すを押圧して、孔壁地盤すの形状
をテーパ状等任意の形状に形成しようとするものである
が、そのために、押圧力(X)及び押圧による孔壁地盤
の変位(Y)は、予め設定された値に従って押圧量計測
装置りにより計3111 、判断しながら行うものとし
、水平シリンダー3の作動も押圧量計測装置りにより制
御されている。押圧力(X)にあっては、例えば、その
深度における静止上圧に相当する程度、もしくは、受動
土圧を越えない範囲で押圧する。
孔壁地盤すの変位は、造成しようとする場所打ち杭の任
意の形状に合わせて押圧するものとし、例えば、先細の
テーパ状tに形成する場合には、水平押圧装置Sl内の
上下に設けた複数個の水平シリンダー3の伸び量を変え
、上段にいくほど伸び量を大きくして押圧し、上記と逆
のテーパ状tに形成する場合には、下段にいくほど伸び
量を大きくして押圧するものとする。
孔壁地盤すへの所定の押圧、押圧による孔壁の形状の形
成が終われば、掘孔機にで次の単位長りの掘孔を行い、
ケーシングiを沈めて上記と同様に孔壁地盤すの押圧、
計測制御を行い、所定の深度まで上記を繰り返し、孔壁
地盤すを押圧強化、形状の形成を行い、例えば、第11
図(C)に示す深度方向に径が小さくなるテーパ状tの
孔壁地盤すが形成される。
孔壁地盤の押圧、形状の形成が終われば、即ち、掘孔a
内の先端地盤に於ける押圧が終われば、第11図(c)
に示すように下圧装置S2と掘孔機にの底面で孔底の先
端地盤の押圧強化を行う。
水平シリンダー3を作動させて押圧フレーム5を外周に
張り出し、周辺地盤を押圧した状態で、下圧装置S2内
の垂直シリンダー4を作動させて下圧フレーム8を下降
させる。この場合、図に示すように、掘孔機にの掘削パ
ケット31は、拡径刃32が下圧フレーム8の下方で開
いた状態で、ケーシングl内の先端部にあり、下圧フレ
ーム8の下降にともない、下圧盤13と拡径刃32とが
係止して(第6図、第6a図)、垂直シリンダー4によ
る下方への押圧力、即ち、下圧力が掘削パケット31に
伝えられ、下圧盤13の下面と掘削パケット31の下面
とで先端地盤を押圧強化する。即ち、孔壁地盤すを押圧
することで得られた摩擦抵抗を反力として、孔底地盤を
押圧強化する。垂直シリンダー4の押圧力は圧力センサ
ー24bで計測され、更に、下圧盤13の移動量、即ち
、先端地盤の変位は位置センサー26bなどで計測され
、地上の押圧量計測装置りに送信される。
尚、掘孔内光端部における孔壁地盤の押圧時に、押圧フ
レーム5を作動させる複数の水平シリンダー3の内、下
方のシリンダーの伸びを大きくなるように押圧すれば、
孔壁の形状が逆テーパ状となり、孔底地盤が拡径された
場所打ち杭が造成される。また、上記では孔壁地盤すの
押圧による摩擦力を反力として先端地盤を押圧したが、
ケーシングlの上部を地上施工機などで固定して行って
もよい。また、上記における孔壁地盤す及び先端地盤の
押圧は、押圧、押圧力の解放、押圧と数回繰り返して行
う場合がある。
更に、上記では孔壁地盤すの押圧、形状の形成を、ケー
シング1の沈設圧入にともない行ったが、掘孔機Kによ
り所定の深度まで掘孔してケーシング1をその深度まで
沈設させ、先端地盤の押圧計測後のケーシングtの引き
上げ時に、掘孔内光端部より順に上方に向けて孔壁地盤
すの押圧、形状の形成行ってもよい。また、本発明での
孔壁地盤すの押圧、形状の形成は、予め掘削した掘孔孔
内にケーシング1を沈設圧入することにより実施するこ
ともでき、この場合には、リバース機などの掘孔機も用
いることが出来る。
以上、孔壁地盤すの押圧、形状の形成、計Al1jと先
端地盤の押圧、計a+++が終われば、ケーシング1及
び掘孔機Kを引き上げた後、掘孔孔内に(従来の)芯材
鉄筋籠N及びトレミー管Tを孔内先端部まで吊り下ろし
、孔内に生コンクリートを打設すれば、抗の側壁がテー
パ状などの任意の形状の場所打ち抗Mが造成される。ま
た、掘孔孔内に注入パイプ等を挿入し、掘孔孔内に根固
め用、周辺固結用等モルタルなど硬化材を充填し、孔内
にコンクリート杭、鋼管杭等を挿入設置すれば、壁面が
テーパ状等の任意の形状の既製杭を用いた基礎杭が造成
される。
造成しようとする場所打ち杭の杭長が長い場合に、杭に
負荷する軸力を考慮して、第12図(1)に示すように
所定の深度までテーパ状t1を形成し、その深度で径を
大きくして上部の杭径に戻しく異径部r)、それより下
方をテーパ状t2に形成してもよい。この場合、異径部
rで杭の引き抜き抵抗力も増す。尚、上記のように掘孔
内の孔壁地盤をテーパ状に形成する場さ、地盤の土質に
より相違するが、数%の傾斜か望ましく、大きな周面支
持力が得られる。
また、上記と逆の方向のテーパ状tで押圧する場合には
、第12図(2) 、(3)に示すような孔壁地盤すと
なり、構築物などの転倒を防止する引き抜き抵抗力の大
きい場所打ち杭が造成される。尚、上記孔壁地盤すのテ
ーパ度tを、地盤の粘土層、砂層等の土質や、N値等の
硬度により適宜変えてもよい。
本発明では、同図に示すように孔壁地盤すを任意の形状
に形成するが、同図(4)〜(7)の他の形状について
は後に説明する。
以上、上記ではケーシングlの先端部に一定長さLの水
平押圧装置S1を設けた装置で行うものであるが、水平
押圧装置S1をケーシング1の軸方向に複数段設ける場
合には、複数段に相当する深度まで掘孔した後に押圧、
計測を行ってもよく、ケーシングlの全長を水平押圧装
置SLとする場合には、造成する場所打ち杭の全長を掘
孔した後に押圧、計ill してもよい。
更に、本発明の他の実施例を示す。
第2実施例 第13図は水平押圧装置SLの他の実施例を示すもので
、複数個に分割された押圧フレーム5の円筒状押圧面7
を、下方で径を小さくしたテーパ面64に形成したもの
である。前記実施例では掘孔内孔壁地盤すをテーパ状t
に押圧形成するために上下の水平シリンダー3の伸び量
を調節して行ったが、本水平押圧装置Slでは、水平シ
リンダー3の伸び量を同一にして単に押圧するだけで、
第11図(d)又は第12図(1)に示すテーパ状tの
孔壁地盤すを造成できる。
この場合、テーパ状にすることで、造成される場所打ち
杭の周面摩擦力が増大し、また負の摩擦力も低減でき、
更には、基礎杭上部に働く水車力、曲げモーメントの分
布にあわせたテーパ状に形成することもてき、経済的な
場所打ち杭を造成できる。
第3実施例 第2実施例に於ける押圧面7のテーパを、第14図に示
すようにテーパを逆にし、下方で径を大きくしたテーパ
面64に形成したものである。
本水平押圧装置S1では、水平シリンダー3の伸び量を
同一にして単に押圧するだけで、第12図(2) 、(
3)に示すテーパ状tの孔壁地盤すを造成できる。
この場合、逆のテーパ状にすることで、造成される場所
打ち杭の引き抜き抵抗力が1曽し、構築物などの転倒な
どを防止するアンカー抗としての機能も合わせもつこと
となる。
第4実施例 第15図に示すように、押圧フレーム5の円筒状押圧面
7を、センタ一部分を膨らませた断面円弧状の押圧面7
としたものである。この場合、形成される孔壁地盤は第
12図(5)のような段付き杭となり、上下方向の周面
摩擦抵抗が増大する。
第5実施例 第16図及び第17図に示すように、押圧面7の上下方
向(ケーシングlの軸方向)に、1〜複数のリング状凸
部65を設けたもので、この場合に形成される孔壁地盤
すは第12図(6)のように孔壁面に凹部Cを設けた形
状となり、上記と同様で上下方向の周面の摩擦抵抗力が
増大する。リング状凸部65に代えて、第18図に示す
ように複数の半球殻状凸部66を設けてもよい。
尚、凸部65.68の断面形状は円弧に形成する。
第6実施例 第19図〜第21図に示すように、第5実施例に於ける
凸部65.66の断面形状をコ状にしたもので、この場
合に形成される孔壁地盤は第12図(4)となり、上記
と同様に上下方向の周面の摩擦抵抗力が増大する。
尚、第5.6実施例に於て、上下の水平シリンダー3の
伸び量を調節して行えば、第12図(7)に示すような
テーパ状を孔壁面にリング状などの凹部Cを設けた孔壁
地盤が形成され、周面の摩擦抵抗力の更に増大した場所
打ち杭を造成することが出来る。
第7実施例 第22図に示す実施例は、水平押圧装置S1内で押圧フ
レーム5を上下に複数個5a、5b、5cに分割したも
ので、各押圧フレーム5a、5b、5cを作動させる水
平シリンダー3a、3b、3cの押圧時の伸び量を調節
し、更に押圧面7a、7b、7cの断面形状を円弧状又
はコ状に形成すれば、上記第1〜6実施例をすべて一つ
の装置で実施できる。
第8実施例 第23図及び第24図に示すものは、水平押圧装置S1
の他の実施例を示すもので、ケーシング1の2重管構造
の内管部分50に設けた基板51に複数の水平シリンダ
ー3を設け、水平シリンダー3の作動により分割(例え
ば2分割)された押圧フレーム5がガイド板6をガイド
として水平方向に張り出し、孔壁地盤すを押圧するよう
に構成したものである。
第9実施例 上記第1〜7実施例に於ける押圧フレーム5の押圧面7
は断面略円形に形成されたものであるが、本実施例では
、第25図に示すように押圧面7を角形にしたもので、
本装置を用いれば、孔壁地盤を押圧して、角形の場所打
ち杭、地下壁等を造成できる。
第10実施例 第26図及び第27図は水平押圧装置SLの更に他の実
施例を示すもので、垂直シリンダー4の作動により、押
圧フレーム5が上下に移動できる。水平シリンダー3の
基部が固定されているスライド板6aがガイド板6に移
動可能に支持され、押圧フレーム5が上下に移動するよ
うに構成し、押圧フレーム5の押圧状態で上下に移動さ
せると一定押圧力での孔壁地盤すの摩擦力、周面摩擦抵
抗が計測できる(押圧面7は粗面に形成する)。この場
合、ケーシング1の上部を地上のパワージヤツキJ等の
施工機で固定する。
周面摩凍力の計測について更に詳細に説明する。
本実施例では、地盤押圧装置Sを用いて孔壁地盤の押圧
時に必要に応じて孔壁地盤すの周面摩擦力、抵抗力の計
fllllも行う。
計測しようとする地盤深度に於て、水平押圧装置SLで
孔壁地盤すを押圧している状態で、即ち、水平シリンダ
ー3を作動させて押圧フレーム5で孔壁地盤すを押圧し
ている状態で、ケーシング1の上部を地上のパワージヤ
ツキJ等の施工機で固定する。垂直シリンダー4を作動
させると、押圧フレーム5が上記押圧状態のまま掘孔内
軸方向にわずかに移動し、垂直シリンダー4の作動力、
即ち、押圧フレーム5の移動力を計測すれば、一定押圧
力(X)時での孔壁地盤の周面摩擦力、即ち、摩擦抵抗
力(F)が、押圧量計測装置りで計APIされる。
水平シリンダー3による押圧力(X)は圧力センサー2
4aで計測され、垂直シリンダー4の作動力、即ち、移
動力(F)は圧力センサー24bで計測され、更に押圧
フレーム5の移動量は位置センサー28bなどで計測さ
れ、地上の押圧息計測装置りに送信される。
尚、周面摩擦力の計測は掘孔内の孔壁地盤全長について
行ってもよく、更に、孔壁地盤すの壁面形状が垂直であ
っても、テーパ状など任意の形状であっても計測するこ
とができ、特に、テーパ状tもしくは壁面に凹部Cを形
成したものである場合には、従来方性では周面摩擦力を
計alll したり推定したりする手段がなく有効とな
る。また、周面摩擦力の計4pjは、上記では押圧フレ
ーム5を掘孔内軸方向に移動させて行ったが、ケーシン
グiの上部を掴着したケーシングドライバー等で、ケー
シング1をわずかに回転させて計ap+ してもよい。
第11実施例 第28図及び第29図は、先端地盤を押圧する時の押圧
方法及び装置の他の実施例を示すものである。上記施工
方法では、下圧フレーム8を下降させて地盤を押圧する
とき、掘孔機にの先端部に設けた拡径刃32に下圧盤1
3の下面を係止させ、垂直シリンダー4の押圧力掘孔機
に伝えて、掘孔機の先端下面で先端地盤を押圧していた
が、本実施例では、掘孔機にの回転軸30に設けた係止
シリンダー40を水平方向に突出させてケーシングlの
内壁に設けたリング状の係止部41に係止させて行う。
第10実施例の押圧フレーム5で孔壁を押圧した状態で
両図には不図示の垂直シリンダー4を作動させると、ケ
ーシングlの本体部分が下降し、それにつれ、ケーシン
グlに係止した掘孔機にも下降して掘孔機にの下面で先
端地盤を押圧する。42は複数の係止シリンダー40を
納めた係止フレームである。
尚、係止シリンダー40には、圧力センサ−24c1位
置センサー28c等を設けてもよい。
第12実施例 第30図〜第32図は、掘孔機にの他の実施例を示すも
ので、先端掘削刃35の上部近辺に設けた断面路コ型の
リング室60内に、移動フレーム61が上下に移動でき
るようにはめ込み形成したものである。先端地盤を押圧
する時には、複数の先端掘削刃35間に移動フレーム6
1を下降させ、移動フレーム61の下面を先端掘削刃3
5の下面と同一にして押圧する。
62は移動フレーム61を作動させる移動シリンダーで
ある。尚、本装置を用いないで先端掘削刃35のみで先
端地盤を押圧する場合には、先端掘削刃35を順に回転
させながら押圧することとなる。
第13実施例 第33図及び第34図に示すものは、上記それぞれの実
施例が、先端地盤を押圧するときに掘孔に用いた掘孔機
にの先端部で直接先端地盤を押圧していた。これに対し
本方法では、掘孔機にで地盤を掘孔し、且つ、ケーシン
グlで孔壁地盤を押圧しながらケーシングiを圧入沈設
する。地盤押圧装置Sか所定の深度に達すれば、掘孔機
Kをケーシングl内より地上に引き上げる。この後、図
に示すような先端部分を押圧する押圧装置S3をケーシ
ング(内の先端部まで吊下し、中空軸55に設けた係止
シリンダー40を係止部41に係合させ、垂直シリンダ
ー4を作動させて下圧面56で先端地盤を押圧する。
尚、上記各実施例は、地盤状況、施工条件などにより使
い分けるものとし、また、それぞれを組合せ使用するこ
とも可能である。
[発明の効果] 以上本発明では、孔壁地盤を押圧する水平押圧装置を外
周部に設けたケーシングを、掘孔機で地盤を掘孔して沈
設圧入し、沈設圧入時もしくは沈設圧入後のケーシング
の引き上げ特等ケーンングが掘孔内にある間に、該水平
押圧装置で掘孔内孔壁地盤を押圧するものであるから、
孔壁地盤を崩壊させたり緩めたりすることなく、周面支
持力性能の優れた場所打ち杭等基礎杭を造成できる効果
がある。また、孔壁地盤を押圧して、孔壁地盤をテーパ
状や壁面に凹凸部を設けた形状など、任意の形状に形成
するものであるから、要求される場所打ち杭の性能、即
ち、周面摩擦力や引き抜き抵抗力、更には、杭の上部に
働く曲げモーメント等に合わせ、最適な場所打ち杭を自
在且つ容易に造成できる。また、孔壁地盤の押圧時に、
押圧力や押圧による孔壁の変位を計測確認して行うもの
であるから、数%のテーパ度の場所打ち杭であっても、
精度よく孔壁地盤を押圧して造成することができる。
更に、水平押圧装置の押圧面をテーパ状にしたり、凹凸
部を設けることなどで、孔壁地盤を容易に任意の形状に
形成することが出来る。
また、先端地盤の押圧強化も、掘孔に用いた掘孔機の下
面と、ケーシングの先端外周部に設けた下圧装置とで、
先端地盤到達後、即座に押圧するものであるから、先端
地盤を緩めることなく強固に締め固めることができる。
先端外周部に下圧装置を設けたケーシングと、地盤を掘
孔する掘孔機とが同時にケーシング軸方向に移動するよ
うに、ケーシングと掘孔機間に保合手段を設けたものは
、先端地盤、即ち、掘孔内底面の全面にわたり容易に押
圧出来る利点がある。更に、地盤押圧装置を構成する水
平押圧装置で掘孔内光端部の孔壁地盤を押圧し、押圧に
よる摩擦力を反力として、地盤押圧装置に設けた下圧装
置で先端地盤を押圧することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る地盤押圧装置の縦断面
図、 第2図は、前図のI−1断面図、 第3図は、第1図のn−n断面図、 第4図は、第1図の地盤押圧装置に使用される油圧制御
回路の回路図、 第5図は、本発明の実施例に係る地盤押圧装置と掘孔機
とを組合せた状態を示す縦断面図、第6図は、前図のm
−m断面図、 第6a図は、前図の部分側面図、 第7図は、掘孔機の変形例を示す第6図と同様の図、 第8図は、前図の掘孔機の部分側面図、第9図は、本発
明の実施例に係る地盤押圧装置と掘孔機の変形例とを組
合せた状態を示す縦断面図、 第10図は、前図のIV−IV断面図、第11図は、本
発明の実施例に係る基礎杭の掘孔方法の工程を説明する
ための断面図、第12図は、本発明の実施例に係る基礎
杭の掘孔方法によって形成された種々の形状の掘孔の断
面図、 第13図は、地盤押圧装置の他の実施例を示す縦断面図
、 第14図は、地盤押圧装置の更に他の実施例を示す縦断
面図、 第15図は、地盤押圧装置の更に他の実施例を示す縦断
面図、 第16図は、地盤押圧装置の更に他の実施例を示す縦断
面図、 第17図は、前図のV−V断面図、 第18図は、地盤押圧装置の変形例を示す前図と同様の
図、 第19図は、地盤押圧装置の更に他の実施例を示す縦断
面図、 第20図は、前図のVl−Vl断面図、第21図は、地
盤押圧装置の変形例を示す前図と同様の図、 第22図は、地盤押圧装置の更に他の実施例を示す縦断
面図、 第23図は、地盤押圧装置の更に他の実施例と第9図の
掘孔機とを組合せた状態を示す縦断面図、 第24図は、前図の■−■断面図、 第25図は、地盤押圧装置の更に他の実施例を示す横断
面図、 第26図は、地盤押圧装置の更に他の実施例を示す縦断
面図、 第27図は、前図の■−■断面図、 第28図は、更に他の実施例に係る地盤押圧装置と掘孔
機とを組合せた状態を示す縦断面図、第29図は、前図
のIX−IX断面図、第30図は、更に他の実施例に係
る地盤押圧装置と掘孔機とを組合せた状態を示す縦断面
図、第31図は、前図のX−X断面図、 第32図は、前図の部分側面図、 第33図は、地盤押圧装置の更に他の実施例と他の押圧
装置とを組合せた状態を示す縦断面図、 第34図は、 前図の刈−℃断面図である。 符号の説明 1・・・・・・ケーシング 3・・・・・・水平シリンダー 4・・・・・・垂直シリンダー 5・・・・・・押圧フレーム 6・・・・・・ガイド板 6a・・・・・・スライド板 7・・・・・・押圧面 8・・・・・・下圧フレーム 9・・・・・・排水パイプ 12・・・・・・下圧室 13・・・・・・下圧盤 20・・・・・・油圧制御装置 21・・・・・・油圧ポンプ 22・・・・・・マニホールド 24a、24b・・・・・・圧力センサー25a、25
b・・・・・・流量計 26a  26b・・・・・・位置センサー27・・・
・・・変位計 28・・・・・・地上不動点 30・・・・・・回転軸 31・・・・・掘削パケット 32・・・・・拡径刃 33・・・・・ピン 34.35・・・・・・先端掘削刃 36・・・・・・シリンダー 37・・・・・・振れ止め 40・・・・・・係止シリンダー 41・・・・・・係止部 42・・・・・係止フレーム 45・・・・・・移動シリンダー 50・・・・・・内管部分 51・・・・・・基板 55・・・・・・中空軸 56・・・・・・下圧面 60・・・・・・リング室 61・・・・・・移動フレーム 62・・・・・・移動シリンダー 64・・・・・・テーパ面 65・・・・・・リング状凸部 66・・・・・・凸部 a・・・・・・掘孔 b・・・・・・孔壁地盤 C・・・・・・四部 r・・・・・・異径部 t・・・・・・テーパ状 D・・・・・・押圧量計ハ1す装置 J・・・・・・パワージヤツキ K・・・・・・掘孔機 M・・・・・・場所打ち抗 S・・・・・・地盤押圧装置 St・・・・・・水平押圧装置 S2・・・・・・下圧装置 S3・・・・・・押圧装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外周部に水平押圧装置を設けたケーシングを、掘孔
    機で地盤を掘孔して沈設圧入し、該水平押圧装置で掘孔
    内孔壁地盤を任意の形状に押圧形成することを特徴とす
    る場所打ち杭等基礎杭の掘孔方法。 2、押圧形成する孔壁の形状が、掘孔内深度方向でテー
    パ状である請求項1記載の場所打ち杭等基礎杭の掘孔方
    法。 3、押圧形成する孔壁の形状が、孔壁面に1ないし複数
    の凹凸部を設けた形状である請求項1記載の場所打ち杭
    等基礎杭の掘孔方法。 4、先端外周部に下圧装置を設けたケーシングを、掘孔
    機で地盤を掘孔して沈設圧入し、所定深度に達したら、
    先端地盤を下圧装置と掘孔機の下面とで押圧することを
    特徴とする場所打ち杭等基礎杭の掘孔方法。 5、先端外周部に下圧装置を設けたケーシングと、地盤
    を掘孔する掘孔機とがケーシング軸方向に移動するよう
    に、ケーシングと掘孔機間に係合手段を設けたことを特
    徴とする場所打ち杭等基礎杭の掘孔装置。
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US07/591,534 US5127270A (en) 1988-12-29 1990-10-01 Ground characteristics analyzer
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